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Fターム[2G060AA10]の内容

Fターム[2G060AA10]に分類される特許

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【課題】 母材の抵抗率が未知であっても鋼材の焼き入れ深さを簡単に精度良く測定することのできる焼き入れ深さ測定装置を提供する。
【解決手段】 焼き入れ処理した鋼材の表面の任意の2点間に電流を流す1対の通電電極針と、この通電に伴って前記鋼材に生じる電位分布の、互いに異なる部位間での電位差をそれぞれ検出する少なくとも3対の電位検出針と、上記各電位検出針によりそれぞれ検出された電位差、該電位差をそれぞれ検出した部位の情報(針の間隔)、および前記通電電極針間に流した電流に従って、前記鋼材に生じた電位分布を示す特性式に基づいて前記鋼材の焼き入れ深さを算出する演算手段とを備える。 (もっと読む)


【課題】
電位差法を用いて欠陥の進展,発生をモニタリングする小型の装置を提供する。
従来技術では、電位差を測定するための端子や電流を供給する端子を被測定物へ接続する手段が複雑かつ大型であるため、被測定物が狭隘部または被覆材で覆われている場合には適用が困難であった。
【解決手段】
電位測定用の端子,電流供給用の端子をフィルム状の基盤にプリントすることにより、被測定物が狭隘部や被覆材に覆われている場合にも本技術の適用が可能になる。また、そのフィルムを可塑性の耐熱性高分子材料を用いることにより、被測定物が高温に曝される場合も本技術の適用が可能である。
【効果】
進展,発生,電位測定用の端子,電流供給用の端子をフィルム状の基盤にプリントすることにより、装置の構造を大幅に小型化し、適用対象部が拡大される。 (もっと読む)


【課題】 良好な防食状況を維持するのに不都合な状況(例えば塗覆装の損傷など)を観測点間程度の位置精度で検知する。
【解決手段】 塗覆装および電気防食が施された埋設金属の防食状態を監視する際に、 少なくとも1箇所の計測地点で該埋設金属の防食電流の大きさ及び流れる方向を非接触で測定する直流計測装置1を防食電流に対して磁路が鎖交するように装着し、当該直流計測装置1により測定した防食電流の電流量および流れる方向を識別し、識別した防食電流の電流量および流れる方向に基づいて、計測地点での防食電位および直流電流測定値を判別し、判別した防食電位及び直流電流測定値に基づいて、塗覆装及び埋設金属の防食状態を評価する。 (もっと読む)


【課題】 被検査品のマイクロクラックを電気的に精度良く検出することができるマイクロクラック検査方法とマイクロクラック検査装置とを提供すること。
【解決手段】 ワークの検査方法は、弾性体12と、前記弾性体12上に配設された導体部11とを備えたワーク10を検査する方法において、前記弾性体12を変形させ、前記導体部11の電気出力値のパラメータに基づいてマイクロクラックの検出ができるようにした。 (もっと読む)


【課題】 腐食の程度を簡単かつ正確に評価することのできる鉄筋腐食度の評価方法を提供する。
【解決手段】 本発明は、「交流インピーダンス法において求められる静電容量と腐食の程度との間に有意な相関関係がある」といった新規な発見に基づいてなされたものであり、(a)鉄筋12を作用極として、計測点におけるコンクリート母材14の表面に対極20を設置し、(b)鉄筋12と対極20との間に二種以上の周波数の交流電圧を印加し、(c)鉄筋12と対極20との間に流れる電流の大きさと印加電圧に対する位相角とに基づいて、鉄筋12とコンクリート母材14との界面における静電容量を求め、(d)静電容量に基づく統計的手法によって鉄筋12の腐食度を評価するものである。 (もっと読む)


【課題】従来の圧力センサに用いている鉛を含む圧電体粒子による環境の汚染を防止するとともに、圧力と湿度を同時に検出でき、さらに湿度に依存しない一定感度感度のケーブル状圧力センサを実現。
【解決手段】内側電極としての芯電極11と、芯電極11に周設された可撓性感圧体12と、可撓性感圧体12の表面に周設された外側電極13と、外側電極13の表面に周設された湿度によって特性が変化する感湿体14と、感湿体14の表面に周設された補助電極15と、補助電極15の表面に周設された被覆16と、感湿体14の特性変化によって湿度を検出する湿度検出手段19とからケーブル状圧力センサを構成することにより、圧力と同時に雰囲気湿度も検知することができ、湿度に依存しない一定感度感度のケーブル状圧力センサを実現することができる。 (もっと読む)


【課題】 被測定物の肉厚変化を簡便でかつ精度よく測定できる、非破壊検査方法を提案する。
【解決手段】 被測定物表面に複数の電位差測定用端子をマトリックス状に所定の間隔で離隔して配置し、該複数の電位差測定用端子を挟んで設けられた一対の電極を介して該被測定物表面に電流を供給しながら、各電位差測定用端子間に生じる電位差または電位差変化率を測定し、測定領域における電位差分布または電位差変化率分布を求め、予め関連づけられた電位差分布または電位差変化率分布と肉厚変化との関係を参照して、被測定物の肉厚変化の位置および肉厚変化量、肉厚変化領域の形状、さらには該肉厚変化領域の進展状況を検知・測定する。なお、供給する電流は、複数方向について測定することが好ましい。電流は、直流または直流パルスとすることが好ましい。また、肉厚変化以外の要因による電位差変化を消去するために、被測定物と同種材料の参照板上に複数の参照用端子を配設し、参照板を被測定物と同じ環境下に設置して測定することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 幾何的な形状を有した被検査体表面のき裂に対しても、電位差法を用いてき裂深さを高精度に測定することである。
【解決手段】 導電性の被検査体の表面に接触して被検査体に電流を供給する一対の電流供給端子13a、13bと、被検査体の表面に接触して一対の電流供給端子13a、13bから供給された電流に起因して発生する被検査体の電位差を取り込むための一対の電圧測定端子14a、14bとを有し、一対の電流供給端子13a、13bおよび一対の電圧測定端子14a、14bは、その配置位置が変化しないように柔軟性を有した保持部21で保持される。そして、被検査体の表面形状に合わせて、保持部21が被検査体の表面に接触するように変形する伸縮性を有した本体部20が保持部21の背面部に設けられる。 (もっと読む)


【課題】 塩分等のコンクリートへの進入を引き起こすことなく、美観を損なわず簡易かつ低コストで、鉄筋の腐食を測定することができる腐食センサ、シース管、シース管継ぎ手部材および腐食センサユニットを提供する。
【解決手段】 コンクリート構造物中に埋設される鋼材の腐食進行状況を診断するのに用いる腐食センサであって、測定対象物または測定対象物の近傍に敷設される検出用部材を有し、金属製の検出用部材の腐食を、検出用部材の電気的特性を測定することにより検出する腐食検出部と、腐食の検出結果を読取装置に対して無線送信するための無線通信部と、を備える。これにより、電気的特性の変化から検出用部材の腐食を検出することができ、鉄筋、PC鋼線、鋼製シース管等の鋼材の腐食が生じているかどうかを予想することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】 長尺の超電導ケーブルの臨界電流を簡便に測定できる超電導ケーブルの臨界電流測定方法と測定システムを提供する。
【解決手段】 複数本の送電路を有する超電導ケーブルの臨界電流を測定する超電導ケーブルの臨界電流測定方法である。これら複数本の送電路のうち、測定対象となる一本の送電路(ケーブルコア10A)に一方向の電流を、他の一本の送電路(ケーブルコア10B)に逆方向の電流を流して往復通電を行い、測定対象の送電路の臨界電流Icを求める。この構成により、送電路自体がリード線の機能を兼ねることができる。そのため、長尺のリード線を用いる必要がなく、それに伴うリード線の引き回しの問題や、大容量の直流電源を必要とするといった問題を全て解消することができる。 (もっと読む)


【課題】 埋設管の腐食や損傷等の欠陥の発生、およびその発生位置を確実に直接的に把握して、その埋設管の管理を十分に行うことができ、また測定も労力を要さず簡単に行うことができるようにする。
【解決手段】 この発明の配管診断装置100は、配管(埋設管)20の腐食、損傷等による欠陥の有無を診断する装置であり、埋設管20の2カ所に配置する、それぞれ先端に電極端子1a,2aを有する2本のケーブル1,2と、2本のケーブル1,2の電極端子1a,2a間に交流電圧を印加し電極端子1a,2a間のインピーダンスを計測するインピーダンス計測手段31と、そのインピーダンス計測手段31の計測結果から埋設管20の腐食、損傷等による欠陥の有無を推定する欠陥有無推定手段32と、を備えることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】 集積化ライブラリ成膜時において、プラズマの荷電粒子により基板損傷を生じることなく、膜厚、抵抗値などの各種物性値を測定することができるコンビナトリアルマテリアル評価基板を提供する。
【解決手段】 荷電粒子を含む成膜手段により基板上に成膜試料群を作製して、その物性等を評価するコンビナトリアルマテリアルの評価方法において、該基板上に設けられた絶縁・剥離層を介して設けられ、該基板および該成膜試料と絶縁される接地層において、成膜時の荷電粒子が接地され中性化され、ついで該基板上に到達して成膜された後に、該絶縁・剥離層を除去して、この除去部分に該基板表面を露出させ、該絶縁・剥離層以外の部分に成膜試料群を作製し、この成膜試料群の物性等を該基板に設けられたセンサ用端子を用いて評価する。 (もっと読む)


【課題】部分放電開始電圧の合格基準をクリアするためのコイル傷の大きさ・距離を知見すること、及び、上記相関関係を考慮した管理基準を設定することを可能とする検査方法と、この検査方法を実施するための検査装置を提案する。
【解決手段】互いに絶縁される複数のコイルを取り付けたコイル製品1を収容する容器2と、前記容器内に設けられる電極2aと、前記電極2aと接続される電源装置4と、前記電極2aに通電される電流値を測定するための電流測定装置5と、前記コイル製品1の複数のコイルと各別に接続される端子(端子群7・8)と、前記端子と接続され、前記各コイル間で通電が開始される電圧を測定する部分放電開始電圧測定装置6と、を具備するコイルの品質検査装置とする。 (もっと読む)


【課題】 現在の減肉腐食速度を合理的な基準に基づいて推定し、産業資源を有効に利用できる技術を提供する。
【解決手段】 土壌3中から立設される鉄筋7コンクリート9製の建築物と、土壌3中から建築物内に引き込まれる配管5とを有して構成され、配管5の一部が鉄筋7と電気的に接続し、アノード部としての配管5と鉄筋7との間に土壌3を介して形成されるマクロセルにより、配管5に発生する腐食の減肉腐食速度の推定するに、鉄筋7と配管5との間に発生している電位差ΔEと、マクロセルの電気的抵抗Rとを測定する測定工程を実行し、測定された電位差ΔE、マクロセルの電気的抵抗R及び前記土壌3の土壌比抵抗ρとに基づいて減肉腐食速度を推定する。 (もっと読む)


【課題】 現在の減肉深さ、腐食検討対象物周りに存する媒質の比抵抗、さらに余寿命を合理的な基準に基づいて推定し、産業資源を有効に利用できる技術を提供する。
【解決手段】 土壌等の媒質中に配設され、腐食検討対象物である埋設管のアノード部とコンクリート建物内の鉄筋であるカソード部との間に形成されるマクロセルにより発生する腐食を推定するに、腐食を腐食検討対象物の深さ方向断面で半回転楕円状に減肉が進む楕円状腐食と見なし、現在の減肉深さrと媒質の比抵抗ρとを求め、求められた現在の減肉深さrと前記媒質の比抵抗ρとに基づいて、腐食検討対象物の余寿命T−tを求める。 (もっと読む)


機械的ストレス、損失および劣化を検出するために、鉄道レールやドリルパイプなどの強磁性鋼構造におけるパラメータを測定する方法。必要に応じて、モニタリング領域に電磁石などの磁化あるいは消磁用装置が設置される。電流供給のための2つ以上の電極により、パルス状電圧が印加される。別の対の電極において電位降下が測定される。この電圧降下は既知の測定条件で測定された別の電圧降下と比較され、あるいは当該物体に関する較正データと比較される。これらの電圧間の偏差は相対偏差または絶対偏差を定量し、それに基づいて鋼構造の状態を評価すべく分析される。装置は、1つ以上の磁化曲線に関して過渡電圧曲線を測定でき、鋼材料中の機械的ストレス、および/または疲労、および/またはクラック、および/または金属損失を決定するための電圧反応曲線の分析のためのアルゴリズムを含む。
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【課題】利用者によって視覚的に波形を解析する必要をなくし、高精度に損傷点を検出することができる被覆損傷解析装置を提供する。
【解決手段】被覆損傷解析装置は、地表面電位分布の波形において複数の連続する区間を設定し(ステップS205)、設定された各区間別に地表面電位分布の波形の傾きを導出し(ステップS207)、各区間別に導出された傾きの傾向から損傷点を検出する。 (もっと読む)


【課題】 腐食状態を精度よく測定することができる腐食状態測定装置及びトロリ線の腐食状態測定装置を提供する。
【解決手段】 抵抗測定部8は、測定対象物Wの抵抗を低電圧で測定する装置であり、抵抗測定部9は測定対象物Wの抵抗を高電圧で測定する装置である。腐食状態判定部10は、抵抗測定部8,9の測定結果に基づいて測定対象物Wの腐食状態を判定する。腐食状態判定部10は、例えば、抵抗測定部8,9の測定結果に基づいて測定対象物Wの腐食の程度を判定する。腐食状態判定部10は、低電圧で加圧したときの抵抗値がほぼゼロであり高電圧で加圧したときの抵抗値もほぼゼロであるときには、測定対象物Wの通電状態が良好であり測定対象物Wが腐食しておらず、測定対象物Wが良好であると判定する。 (もっと読む)


【課題】 電車の加重・振動を掛けた状態で踏切部などの電食の状態を判定する簡単な構成のレールの電食状態判定システムを提供することである。
【手段】 レールの電食状態判定システムは、レール1の踏切部3の両端に且つレールの真下に設置された第一磁気センサ4と第二磁気センサ5、第一磁気センサ4の検出信号から交流分を除去して第一検出信号H1を出力する第一フィルタ6、第二磁気センサ5の検出信号から交流分を除去して第二検出信号H2を出力する第二フィルタ7、及び信号処理装置とで構成されている。信号処理装置の信号処理部8は、第一検出信号H1と第二検出信号H2の差の信号に基づいて漏洩電流値iを算出する。信号処理装置の出力部9は、漏洩電流値iを液晶パネルに表示し、又はプリンタでプリントする。 (もっと読む)


【課題】被覆鋼管の被覆損傷有無の検出精度と計測の応答速度を向上させる。
【解決手段】計測区間毎のコンダクタンスを移動平均して損傷有無を判定する短期、中期、長期移動平均データの時系列データを作成する。模擬欠陥信号が入力したときに選択した短期移動平均データと他の移動平均データの時系列データから損傷コンダクタンスの時系列データを作成し、模擬欠陥の信号成分とノイズとのSN比から基準値となる移動平均データの最適データ平均個数を計測区間毎に選択する。選択された最適データ平均個数の基準値を使用して計測値である短期移動平均データのデータ平均個数を変化させて応答速度が最小となる短期移動平均データの最適データ平均個数を計測区間毎に選択し、選択した最適データ平均個数で移動平均した基準値と計測値により損傷コンダクタンスの時系列データを作成して被覆鋼管の損傷有無を評価する。 (もっと読む)


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