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Fターム[4F205HB12]の内容

Fターム[4F205HB12]に分類される特許

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【課題】フープ層に生じうる段差に起因してヘリカル層が損傷するという事態を抑制する。
【解決手段】タンクのFRP層が、ライナ20の外周に繊維束70が巻回されて形成されるヘリカル層と、段差抑制部材を含むフープ層とから形成されている。段差抑制部材は例えばシート繊維71であり、この場合、FRP層は、ライナ20の外周に繊維束70が巻回されて形成されるヘリカル層と、該ヘリカル層とともに積層されたシート繊維71からなるフープ層とから形成されている。シート繊維71からなるフープ層が、ヘリカル層の少なくとも一つに対して内層側と外層側とに設けられて当該ヘリカル層を挟んでいることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】樹脂製ライナの熱劣化を防止できるタンクの製造方法を提供する。
【解決手段】熱伝導率が0.03W/m・K以下の断熱材により樹脂製ライナの外周面を被覆する断熱材被覆工程S11と、熱硬化性樹脂とその熱硬化性樹脂を含浸した繊維とを含む樹脂含浸繊維により上記断熱材の外周面を被覆するFRP被覆工程S12と、上記熱硬化性樹脂を加熱により硬化する熱硬化工程S13とを含むタンクの製造方法。 (もっと読む)


【課題】ドーム状の側部のバースト強度と胴部のバースト強度との双方を両立させるFRPタンク及びその製造方法を提供する。
【解決手段】ライナ(20)と、ライナ(20)の外周に繊維(F)が巻回されて形成されたフープ層(24)及びヘリカル層(22、23)からなるFRP層(21)と、を備え、FRP層(21)の内側層(210)は、ヘリカル層(22、23)のみで構成されているFRPタンク(1)を構成する。 (もっと読む)


【課題】ガスタンクを重量化することなく、ガスタンクの強度を確保する。
【解決手段】高圧ガスタンク2は、円筒状の胴部2aと、胴部2aの両側に接続され先端側が縮径するドーム部2bを有し、外周面に複数層からなるFRP層21が形成されている。胴部2aとドーム部2bとの境界部Rには、FRP層21を貫通するピン30が設けられている。ピン30は、境界部RのFRP層21の表面を覆う弾性体の台座31に固定されている。 (もっと読む)


【課題】所望の形状および強度を有する複合容器の製造方法及び複合容器の製造装置を提供する。
【解決手段】トウプリプレグ20の樹脂を、トウプリプレグ20がライナ5に巻装される前に加熱装置6によって加熱して、樹脂の粘度を加熱前の粘度よりも低下させておく。その後、トウプリプレグ20をライナに巻装しながらトウプリプレグ20の樹脂を冷却して、低下した樹脂の粘度を再び高める。 (もっと読む)


【課題】引き抜き荷重に対して高い強度を有する繊維強化プラスチック構造体および繊維強化プラスチック構造体の接続方法を提供する。
【解決手段】繊維強化プラスチックにより形成される外皮部材2と、外皮部材2の内部に配置され、かつ外部の対象物を接続するために外皮部材2の外部から内部へ延設される接続部材5と連結されるインサート部材4と、を有する繊維強化プラスチック構造体1である。インサート部材4は、外皮部材2と離隔して形成されて接続部材5が連結される離隔面8と、接続部材5から離れて形成されて外皮部材2と接する接触部9と、を有している。 (もっと読む)


【課題】熱硬化工程においてFRPタンク表面に気泡が発生することを抑制するFRPタンクの製造装置及び製造方法を提供する
【解決手段】FRPタンク製造装置は、ライナの外周に樹脂を含浸した繊維を複数層巻回する巻回手段と、この繊維の巻回の際の巻回張力を設定する張力設定手段とを備える。この張力設定手段は、巻回張力を、前記繊維の層数の増加とともに減少させていき、前記繊維の最外層の特定部分の巻回において再び増加させるようにする。 (もっと読む)


【課題】FRPと金属の接合部に形成される形状変化部の強度を低コストで高める。
【解決手段】板状の金属1の端部と、金属1よりも厚い厚さの板状を有し且つ端部に向かって肉厚が減少するテーパ面3を備えたコア材2の端部とが接近配置され、コア材2から金属1の一部に亘るように表裏に繊維強化材6,7が配置され、樹脂含浸によりFRPを形成して得られるFRPと金属1が一体化した接合部8を有するFRP成形物であって、テーパ面3によって接合部8に形成されるくの字状の形状変化部9に、FRP成形によって補強するようにしたFRP補強層100を設ける。 (もっと読む)


【課題】品質の向上および成形時間の短縮を図ることができるCFRPパネルの組立構造およびその製造方法を提供する。
【解決手段】CFRPパネルの組立構造(L字状組立構造)10は、一対のCFRPパネル1、2をL字状に当接させ、一対のCFRPパネル1、2の隅部Aに当接する断面略三角形状のコーナー心材3を、隅部Aに配置する。そして、一対のCFRPパネル1、2の双方の所定範囲とコーナー心材3とを覆うGFRP(ガラス繊維強化プラスチック)布4を、手積み成形によって一体接合する。また、L字状のCFRPパネル1、2の角部Cを包みこむように、一対のCFRPパネル1、2の双方の所定範囲を覆うGFRP(ガラス繊維強化プラスチック)布5を、手積み成形によって一体接合してなる。 (もっと読む)


一体型ヒートパイプを有するマンドレルは、フィラメントを巻き付けたパイプセグメントおよび容器の製造に使用され、加熱および硬化プロセス中にパイプまたは容器の内部の均一な加熱を行う。ヒートパイプの伝熱特性を使用して加熱または冷却を行うことができる。
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一軸性複合材料に適合した端部連結構造を形成するためのインサートであり、例えば風車のローターハブなどに用いられるものである。このインサート(30)はスリーブにより構成され、該スリーブは多軸配向とされた複数の繊維を含んでいる。該スリーブはその内周面の少なくとも一部にねじ部が形成されている。該スリーブにねじ切り加工を施してねじ部を形成するようにしてもよく、或いは、該スリーブをマンドレル(112、301)上において形成するようにしてもよい。このインサートは、螺旋ねじ溝型インサート部材(300、301)を備えたものとするのもよく、そうすることによって、容易に再使用することができる。 (もっと読む)


【課題】良好な生産性が得られると共に、芯材を中心部分に配置させた高品質のゴム被覆網状成形体を得ること。
【解決手段】補強芯材12を網目状に配置した未加硫ゴム体11上に載せる工程(図1(a),(b))と、未加硫ゴム体11の左右両端を内側に丸めて当該未加硫ゴム体11で補強芯材12をくるむ工程(図1(c))と、補強芯材12を未加硫ゴム体11でくるんだ状態で、未加硫ゴム体11を加硫成形する工程(図1(d))を有する。 (もっと読む)


【課題】フランジのエリアにおいて均一かつ規定の繊維構造と、フランジの壁厚みの柔軟な設定とを備えた繊維複合材製の一体フランジを有する中空シャフトを簡単かつコスト効率良く製造する。
【解決手段】繊維複合材製の一体的なフランジ12を有する中空シャフトの製造方法において、繊維材料で作られた複数の交差巻回部13が、シャフト部11の内側のコア20に適用される。コア20は半径方向の拡張リング22を有し、巻回部13は、それぞれの拡張リング22の外周部23上に固定される。繊維材料製の1つ以上のインサート15が、巻回部13間の拡張リング22のエリアに挿入される。次に、巻回部13の部分は、ストリッパ30を用いてエッジ25上の拡張リング22の外周部から剥がされ、拡張リング22の軸受面24上に載置されて、フランジ12の一部分を形成する。 (もっと読む)


【課題】高い引き抜き強度を持つインサート構造を備える、低熱膨張特性を有する先進グリッド構造体を提供する。
【解決手段】インサート付先進グリッド構造体は、それぞれ第一のテーププリプレグ群、第二のテーププリプレグ群および第三のテーププリプレグ群と同方向であるとともにグリッド群のそれぞれ一辺を構成する第1のグリッドサイド群、第二のグリッドサイド群、および第三のグリッドサイド群の中で、第二のグリッドサイド群と第三のグリッドサイド群とが交差する領域の中心点と当該交差する領域に最近接の第二のグリッドサイド群と第三のグリッドサイド群とが交差する領域の中心点との間隔でグリッドサイド幅を除算して得られる構造比が所定の範囲内であるとともに、3つのグリッドサイド群によって囲まれたインサート部材が炭素繊維強化プラスチック構造であることにより、熱膨張係数が−0.9ppm/K以上且つ0.9ppm/K以下である。 (もっと読む)


本発明に係る方法は、内部に、複数のアンダーカット補剛要素(107)を有する、複雑な一体化された(単体の)繊維複合構成要素を、除去可能なコア(11−13、26−29、56、75)を用いて製造することを可能にする。連結要素が必要なくなるため、従来の、別個の部品からの組立て(ディファレンシャル工法)の場合のような、連結に必要なリベット及びリベットフランジ等が不要となり、軽量化の可能性が高くなる。
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【課題】繊維終端部を樹脂繊維層内に織り込む処置を行わずに、繊維終端部を樹脂繊維層に固着する。
【解決手段】タンク2の製造方法であって、熱硬化性の樹脂を含浸させた樹脂繊維Fをライナ3の外周面に巻き付けて、ライナ3の外層に樹脂繊維層Aを形成する工程と、樹脂終端部Faを、樹脂の熱硬化温度Tよりも高い融点を有するクリップ30により樹脂繊維層Aに固定する工程と、その後、クリップ30が融解しない熱硬化温度Tで、樹脂繊維層A中の樹脂を熱硬化させる工程と、その後、クリップ30を融解させる工程と、その後、クリップ30を固化させる工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】樹脂製容器の外周部に繊維強化樹脂を巻き付けてなる高圧ガスタンクにおいて、高圧ガスが高圧ガスタンクを透過する際の異音の発生を抑制する。
【解決手段】高圧水素タンクの製造工程において、(a)樹脂製容器を用意する工程と、(b)熱硬化性樹脂が含浸された繊維強化樹脂層を、樹脂製容器の外周部に形成する繊維強化樹脂層形成工程と、(c)繊維強化樹脂層形成工程によって形成された繊維強化樹脂層の最外周部に形成された熱硬化性樹脂層を、溶剤によって溶かす工程と、(d)繊維強化樹脂層を熱硬化する工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】十分な強度を確保しつつ高濃度のガスの短時間での流出を抑制することが可能な
ガスタンクを提供する。
【解決手段】口金部材16が取り付けられたライナー12の外周側を繊維強化樹脂層13
で覆ったガスタンク11であって、繊維強化樹脂層13の内層部分に、含有する繊維間に
生じた軸方向に連通する微細な空隙を有する通気層31が設けられている。 (もっと読む)


【課題】繊維の巻き付け工程を簡略化できるタンクの製造方法を提供する。
【解決手段】タンク1の製造方法において、口金部3、4が取り付けられたライナ2の外周面に繊維Fを巻き付けて、ライナ2の外層に繊維強化樹脂層を形成する工程を有する。前記繊維強化樹脂層を形成する工程では、繊維Fの巻き始めの先端部Faを、口金部3の外周面に設けられた金属端子3aに固定し、その後ライナ2の外周面に繊維Fを巻き付ける。 (もっと読む)


【課題】
複合圧力容器のプラグ部分の突出量を抑制し、又複合圧力容器をプラグを装着したままで落下させたとしても、プラグ部分から局部的な衝撃力が伝達されない様にし、落下によりライナが損傷することを防止する。
【解決手段】
両端部にボス部4,5が形成された金属製のライナ2と、該ライナの外層に繊維強化プラスチック層3が形成され、一方のボス部5がプラグ8によって封止される複合圧力容器1であって、前記プラグのフランジ8aの外径が前記ボス部の外径より大きく、前記プラグの前記フランジの前記ボス部より張出した部分が前記ボス部の周囲に形成される前記繊維強化プラスチック層に当接する。
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