インクジェット装置
【課題】
ヘッド洗浄機構搭載により密集して複数個配列されたヘッドの全吐出口から安定した吐出を行う事が可能となり生産性の高いインクジェット装置の提供が求められていた。
【解決手段】
複数列配置されたヘッドの洗浄機構を備えたインクジェット装置において、洗浄機構が少なくとも、ヘッドに当接しながらロール状又はシート状の洗浄部材を繰り出す洗浄手段と、前記洗浄手段に洗浄液を供給する洗浄液供給機構と、前記洗浄手段の下側にあり、繰出可能なシート状のインキ浸透防止手段と、前記インキ浸透防止手段の下側から前記洗浄手段及び前記インキ浸透防止手段を前記ヘッドに押し当てる押当手段とを備えることを特徴とするインクジェット装置を提供する。
ヘッド洗浄機構搭載により密集して複数個配列されたヘッドの全吐出口から安定した吐出を行う事が可能となり生産性の高いインクジェット装置の提供が求められていた。
【解決手段】
複数列配置されたヘッドの洗浄機構を備えたインクジェット装置において、洗浄機構が少なくとも、ヘッドに当接しながらロール状又はシート状の洗浄部材を繰り出す洗浄手段と、前記洗浄手段に洗浄液を供給する洗浄液供給機構と、前記洗浄手段の下側にあり、繰出可能なシート状のインキ浸透防止手段と、前記インキ浸透防止手段の下側から前記洗浄手段及び前記インキ浸透防止手段を前記ヘッドに押し当てる押当手段とを備えることを特徴とするインクジェット装置を提供する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、例えばカラーフィルタの色パターンを形成するのに用いるようなインクジェット装置に関する。
【背景技術】
【０００２】
カラーフィルタを例にとって説明する。液晶ディスプレイなどに用いられるカラーフィルタ（以下ＣＦ）の製造方法は従来からフォトリソグラフィーによる方法（以下フォトリソ方式）が一般的であった。この方式では感光性レジストを角型のガラス基板に塗工し、露光、現像、乾燥の工程を複数回繰り返すことで、一定の格子状カラーパターンを得ることができる。
【０００３】
しかしながら、近年基板の大型化が進むと共に、パネル価格の下落に伴ってＣＦのコストダウン要求も更に厳しくなってきている。従って次世代の２ｍ角を超えるようなサイズのＣＦ製造ラインをフォトリソ方式で構築する場合、装置自体のコストが現ライン以上に高くなるとともにサイズアップによるフットプリントの拡大によって建屋にかかるコストも嵩んでしまい、イニシャルコストの大幅なアップが予想される。また、現像される余分なインクの増加や現像液等の材料使用量の増加によりランニングコストも更に上がることが予想でき、前述したコストダウン要求を満たすことは困難である。
【０００４】
そこでフォトリソ方式に代わる新しいＣＦ製造方法の一つとしてインクジェット方式が注目されている。この方法では、インクジェットヘッドを用いてＢＭパターンに直接カラーパターンを複数色同時塗工していくため、フォトリソ方式で必要であった露光、現像等の工程を削減できるため、フットプリントを大幅に削減することが可能となる。
また塗工材料も必要最小量であり、更にフォトリソ方式で必要であった現像液等が不要となるため、ランニングコストも削減することが可能である。
【０００５】
前述のインクジェット方式においてインクを吐出する為のインクジェットヘッドは基板の大型化、生産性向上の為のタクトアップ、カラフィルターの高精細化が進むにしたがって装置に搭載するヘッドが密集しかつ複数個配列されるようになった。インクジェットはヘッド吐出面の乾きや乾きによるインキ凝集による吐出口つまりなどによって不吐出が製品の歩留を下げる要因の一つとなっていた。どうしても装置で不吐出の対策が取れない場合は人手により吐出面を拭き上げ、それでも不吐出が解消されない場合はヘッドの交換を行う必要があり、生産性を落とす結果となってしまう。良品率を上げるためにはこれら全ての吐出口から確実に吐出可能な高い信頼性をサポートするヘッド洗浄機構を搭載する必要がある。
【０００６】
特許文献は以下の通りである。
【特許文献１】特開２００４−３３８２２３号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００７】
本発明はかかる従来技術の問題点を解決するものであり、その課題とするところは、密集して複数個配列されたヘッド吐出口を常にインキの乾きなく、一定のコンディションを保持し安定した吐出が可能なヘッド洗浄機構を搭載したインクジェット装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
上記の課題を解決するための本発明の構成を以下に示す。
【０００９】
請求項１に係る発明においては、
複数列配置されたヘッドの洗浄機構を備えたインクジェット装置において、
洗浄機構が少なくとも、
ヘッドに当接しながらロール状又はシート状の洗浄部材を繰り出す洗浄手段と、
前記洗浄手段に洗浄液を供給する洗浄液供給機構と、
前記洗浄手段の下側にあり、繰出可能なシート状のインキ浸透防止手段と、
前記インキ浸透防止手段の下側から前記洗浄手段及び前記インキ浸透防止手段を前記ヘッドに押し当てる押当手段とを備えることを特徴とするインクジェット装置を提供するものである。
【発明の効果】
【００１０】
本発明にかかわるインクジェット装置によれば以下の効果を得ることができた。
【００１１】
すなわち本発明はかかる従来技術の問題点を解決するものであり、ヘッド洗浄機構搭載により密集して複数個配列されたヘッドの全吐出口から安定した吐出を行う事が可能となり生産性の高いインクジェット装置を提供することができた。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１２】
すなわち本発明は上記課題を達成するために請求項の発明では複数列配置されたヘッドの洗浄機構を備えたインクジェット装置において、
洗浄機構が少なくとも、
ヘッドに当接しながらロール状又はシート状の洗浄部材を繰り出す洗浄手段と、
前記洗浄手段に洗浄液を供給する洗浄液供給機構と、
前記洗浄手段の下側にあり、繰出可能なシート状のインキ浸透防止手段と、
前記インキ浸透防止手段の下側から前記洗浄手段及び前記インキ浸透防止手段を前記ヘッドに押し当てる押当手段とを備えることを特徴とするインクジェット装置を提供するものである。
【００１３】
この場合、ロール状又はシート状の洗浄部材は、繰出可能な浸透性の高いロール状の布やフィルムを使用することが好ましい。これは、ヘッド下面反対側の洗浄液吐出によるヘッド下面側への浸透を促進し、特にインク吐出口に付着したインクの吸収を行うためである。
【００１４】
しかしこれだけではヘッド面を洗浄部材を用いて洗浄した後は洗浄液とインキにより洗浄部材が汚れ、洗浄部材裏面の押当手段を汚して、その汚れが蓄積しまうので、洗浄手段の下側に繰出可能なシート状のインキ浸透防止手段を設ける。
【００１５】
なお、押当手段は圧縮可能な弾性体であれば、押当手段は洗浄溶剤などに耐性がないものが多い為の保護フィルムの役割を果たすため好ましい。
【００１６】
また、この様な構成にする理由は、複数列配置されたヘッドの高さが一様ではない為、フレキシブルに対応するためとヘッドへの過大な力をかけないためである。
【００１７】
さらに、これにより繰出側先頭側にヘッド下面を接触する側に触れずに裏面から少量の洗浄液をヘッド位置にのみ部分的に供給する事でヘッドへの汚染もなく、必要な量を効果的に使用することができる。
【実施例】
【００１８】
本発明のＣＦ用インクジェット装置に関しての吸引機構を中心に説明する。
【００１９】
洗浄部材の巻出１と巻取２を設けて洗浄部材３の繰出を行う。この場合の洗浄部材はロール状またはシート状である。巻出は、例えば機械式のクラッチブレーキを使用し、巻取はサーボモータ等を使用し、送り速度の調整を可能とする。送り量は送り量検知ローラ９によってローラ先に接続されたパルスカウンタ等により検知する。以上これらが洗浄手段を構成する。
【００２０】
次に、繰出側先頭側の洗浄部材３の裏面側に当接する様に洗浄液を吐出する洗浄液吐出ブロック８があり、複数列ヘッドが配列されたヘッド配列部に吐出口８ａが配置されている。洗浄液吐出ブロック８は色毎に分かれ上流側には流量計が接続されており、少流量の調整が可能である。なお洗浄液吐出ブロックは洗浄しない場合にはエアシリンダ等を使って退避する機構となっている。
【００２１】
その洗浄手段の下側にはインキ浸透防止部材６があり、これも巻出４と巻取５を有し、繰出可能な機構となっている。インキ浸透防止部材６は洗浄部材３に浸透した液が裏回りし、弾性体に付着・汚染しないようになっている。インキ浸透防止部材６の下には複数列配置されたヘッドユニット１０のヘッドに対し洗浄部材８をインキ浸透防止部材６側から押当可能な弾性体７を有して、これが押当手段を構成している。
【００２２】
次に動作について説明する。
【００２３】
ヘッド洗浄の信号が発せられるとヘッドユニット１０直下に洗浄機構が移動する。または洗浄機構上にヘッドユニット１０が移動する。移動と同時に洗浄部材巻取を駆動させ、送り量検知ローラ９によって指定送り量を繰出す。その際に洗浄液吐出ブロック８から洗浄液を吐出させ、必要箇所のみ洗浄部材に浸透させる。指定送りが完了すると弾性体７を設定時間押当を実施し、一連の動作は完了する。
【図面の簡単な説明】
【００２４】
【図１】本発明に係るインクジェット装置ヘッド洗浄機構を表した概略図である。
【図２】本発明に係るインクジェット装置ヘッド洗浄機構の側面を表した説明図である。
【図３】本発明に係るインクジェット装置ヘッド洗浄機構の上面を表した説明図である。
【符号の説明】
【００２５】
１：洗浄部材巻出
２：洗浄部材巻取
３：洗浄部材
４：インキ浸透防止部材巻出
５：インキ浸透防止部材巻取
６：インキ浸透防止部材
７：弾性体
８：洗浄液吐出ブロック
９：送り量検知ローラ
１０：ヘッドユニット
【技術分野】
【０００１】
本発明は、例えばカラーフィルタの色パターンを形成するのに用いるようなインクジェット装置に関する。
【背景技術】
【０００２】
カラーフィルタを例にとって説明する。液晶ディスプレイなどに用いられるカラーフィルタ（以下ＣＦ）の製造方法は従来からフォトリソグラフィーによる方法（以下フォトリソ方式）が一般的であった。この方式では感光性レジストを角型のガラス基板に塗工し、露光、現像、乾燥の工程を複数回繰り返すことで、一定の格子状カラーパターンを得ることができる。
【０００３】
しかしながら、近年基板の大型化が進むと共に、パネル価格の下落に伴ってＣＦのコストダウン要求も更に厳しくなってきている。従って次世代の２ｍ角を超えるようなサイズのＣＦ製造ラインをフォトリソ方式で構築する場合、装置自体のコストが現ライン以上に高くなるとともにサイズアップによるフットプリントの拡大によって建屋にかかるコストも嵩んでしまい、イニシャルコストの大幅なアップが予想される。また、現像される余分なインクの増加や現像液等の材料使用量の増加によりランニングコストも更に上がることが予想でき、前述したコストダウン要求を満たすことは困難である。
【０００４】
そこでフォトリソ方式に代わる新しいＣＦ製造方法の一つとしてインクジェット方式が注目されている。この方法では、インクジェットヘッドを用いてＢＭパターンに直接カラーパターンを複数色同時塗工していくため、フォトリソ方式で必要であった露光、現像等の工程を削減できるため、フットプリントを大幅に削減することが可能となる。
また塗工材料も必要最小量であり、更にフォトリソ方式で必要であった現像液等が不要となるため、ランニングコストも削減することが可能である。
【０００５】
前述のインクジェット方式においてインクを吐出する為のインクジェットヘッドは基板の大型化、生産性向上の為のタクトアップ、カラフィルターの高精細化が進むにしたがって装置に搭載するヘッドが密集しかつ複数個配列されるようになった。インクジェットはヘッド吐出面の乾きや乾きによるインキ凝集による吐出口つまりなどによって不吐出が製品の歩留を下げる要因の一つとなっていた。どうしても装置で不吐出の対策が取れない場合は人手により吐出面を拭き上げ、それでも不吐出が解消されない場合はヘッドの交換を行う必要があり、生産性を落とす結果となってしまう。良品率を上げるためにはこれら全ての吐出口から確実に吐出可能な高い信頼性をサポートするヘッド洗浄機構を搭載する必要がある。
【０００６】
特許文献は以下の通りである。
【特許文献１】特開２００４−３３８２２３号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００７】
本発明はかかる従来技術の問題点を解決するものであり、その課題とするところは、密集して複数個配列されたヘッド吐出口を常にインキの乾きなく、一定のコンディションを保持し安定した吐出が可能なヘッド洗浄機構を搭載したインクジェット装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
上記の課題を解決するための本発明の構成を以下に示す。
【０００９】
請求項１に係る発明においては、
複数列配置されたヘッドの洗浄機構を備えたインクジェット装置において、
洗浄機構が少なくとも、
ヘッドに当接しながらロール状又はシート状の洗浄部材を繰り出す洗浄手段と、
前記洗浄手段に洗浄液を供給する洗浄液供給機構と、
前記洗浄手段の下側にあり、繰出可能なシート状のインキ浸透防止手段と、
前記インキ浸透防止手段の下側から前記洗浄手段及び前記インキ浸透防止手段を前記ヘッドに押し当てる押当手段とを備えることを特徴とするインクジェット装置を提供するものである。
【発明の効果】
【００１０】
本発明にかかわるインクジェット装置によれば以下の効果を得ることができた。
【００１１】
すなわち本発明はかかる従来技術の問題点を解決するものであり、ヘッド洗浄機構搭載により密集して複数個配列されたヘッドの全吐出口から安定した吐出を行う事が可能となり生産性の高いインクジェット装置を提供することができた。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１２】
すなわち本発明は上記課題を達成するために請求項の発明では複数列配置されたヘッドの洗浄機構を備えたインクジェット装置において、
洗浄機構が少なくとも、
ヘッドに当接しながらロール状又はシート状の洗浄部材を繰り出す洗浄手段と、
前記洗浄手段に洗浄液を供給する洗浄液供給機構と、
前記洗浄手段の下側にあり、繰出可能なシート状のインキ浸透防止手段と、
前記インキ浸透防止手段の下側から前記洗浄手段及び前記インキ浸透防止手段を前記ヘッドに押し当てる押当手段とを備えることを特徴とするインクジェット装置を提供するものである。
【００１３】
この場合、ロール状又はシート状の洗浄部材は、繰出可能な浸透性の高いロール状の布やフィルムを使用することが好ましい。これは、ヘッド下面反対側の洗浄液吐出によるヘッド下面側への浸透を促進し、特にインク吐出口に付着したインクの吸収を行うためである。
【００１４】
しかしこれだけではヘッド面を洗浄部材を用いて洗浄した後は洗浄液とインキにより洗浄部材が汚れ、洗浄部材裏面の押当手段を汚して、その汚れが蓄積しまうので、洗浄手段の下側に繰出可能なシート状のインキ浸透防止手段を設ける。
【００１５】
なお、押当手段は圧縮可能な弾性体であれば、押当手段は洗浄溶剤などに耐性がないものが多い為の保護フィルムの役割を果たすため好ましい。
【００１６】
また、この様な構成にする理由は、複数列配置されたヘッドの高さが一様ではない為、フレキシブルに対応するためとヘッドへの過大な力をかけないためである。
【００１７】
さらに、これにより繰出側先頭側にヘッド下面を接触する側に触れずに裏面から少量の洗浄液をヘッド位置にのみ部分的に供給する事でヘッドへの汚染もなく、必要な量を効果的に使用することができる。
【実施例】
【００１８】
本発明のＣＦ用インクジェット装置に関しての吸引機構を中心に説明する。
【００１９】
洗浄部材の巻出１と巻取２を設けて洗浄部材３の繰出を行う。この場合の洗浄部材はロール状またはシート状である。巻出は、例えば機械式のクラッチブレーキを使用し、巻取はサーボモータ等を使用し、送り速度の調整を可能とする。送り量は送り量検知ローラ９によってローラ先に接続されたパルスカウンタ等により検知する。以上これらが洗浄手段を構成する。
【００２０】
次に、繰出側先頭側の洗浄部材３の裏面側に当接する様に洗浄液を吐出する洗浄液吐出ブロック８があり、複数列ヘッドが配列されたヘッド配列部に吐出口８ａが配置されている。洗浄液吐出ブロック８は色毎に分かれ上流側には流量計が接続されており、少流量の調整が可能である。なお洗浄液吐出ブロックは洗浄しない場合にはエアシリンダ等を使って退避する機構となっている。
【００２１】
その洗浄手段の下側にはインキ浸透防止部材６があり、これも巻出４と巻取５を有し、繰出可能な機構となっている。インキ浸透防止部材６は洗浄部材３に浸透した液が裏回りし、弾性体に付着・汚染しないようになっている。インキ浸透防止部材６の下には複数列配置されたヘッドユニット１０のヘッドに対し洗浄部材８をインキ浸透防止部材６側から押当可能な弾性体７を有して、これが押当手段を構成している。
【００２２】
次に動作について説明する。
【００２３】
ヘッド洗浄の信号が発せられるとヘッドユニット１０直下に洗浄機構が移動する。または洗浄機構上にヘッドユニット１０が移動する。移動と同時に洗浄部材巻取を駆動させ、送り量検知ローラ９によって指定送り量を繰出す。その際に洗浄液吐出ブロック８から洗浄液を吐出させ、必要箇所のみ洗浄部材に浸透させる。指定送りが完了すると弾性体７を設定時間押当を実施し、一連の動作は完了する。
【図面の簡単な説明】
【００２４】
【図１】本発明に係るインクジェット装置ヘッド洗浄機構を表した概略図である。
【図２】本発明に係るインクジェット装置ヘッド洗浄機構の側面を表した説明図である。
【図３】本発明に係るインクジェット装置ヘッド洗浄機構の上面を表した説明図である。
【符号の説明】
【００２５】
１：洗浄部材巻出
２：洗浄部材巻取
３：洗浄部材
４：インキ浸透防止部材巻出
５：インキ浸透防止部材巻取
６：インキ浸透防止部材
７：弾性体
８：洗浄液吐出ブロック
９：送り量検知ローラ
１０：ヘッドユニット
【特許請求の範囲】
【請求項１】
複数列配置されたヘッドの洗浄機構を備えたインクジェット装置において、
洗浄機構が少なくとも、
ヘッドに当接しながらロール状又はシート状の洗浄部材を繰り出す洗浄手段と、
前記洗浄手段に洗浄液を供給する洗浄液供給機構と、
前記洗浄手段の下側にあり、繰出可能なシート状のインキ浸透防止手段と、
前記インキ浸透防止手段の下側から前記洗浄手段及び前記インキ浸透防止手段を前記ヘッドに押し当てる押当手段とを備えることを特徴とするインクジェット装置。
【請求項１】
複数列配置されたヘッドの洗浄機構を備えたインクジェット装置において、
洗浄機構が少なくとも、
ヘッドに当接しながらロール状又はシート状の洗浄部材を繰り出す洗浄手段と、
前記洗浄手段に洗浄液を供給する洗浄液供給機構と、
前記洗浄手段の下側にあり、繰出可能なシート状のインキ浸透防止手段と、
前記インキ浸透防止手段の下側から前記洗浄手段及び前記インキ浸透防止手段を前記ヘッドに押し当てる押当手段とを備えることを特徴とするインクジェット装置。
【図１】
【図２】
【図３】
【図２】
【図３】
【公開番号】特開２００７−２６０５３３（Ｐ２００７−２６０５３３Ａ）
【公開日】平成１９年１０月１１日（２００７．１０．１１）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００６−８７４７３（Ｐ２００６−８７４７３）
【出願日】平成１８年３月２８日（２００６．３．２８）
【出願人】（０００００３１９３）凸版印刷株式会社 (10,630)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成１９年１０月１１日（２００７．１０．１１）
【国際特許分類】
【出願日】平成１８年３月２８日（２００６．３．２８）
【出願人】（０００００３１９３）凸版印刷株式会社 (10,630)
【Ｆターム（参考）】
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