説明

インドールおよびその治療的使用

式(I)の化合物は、炎症状態の治療にとりわけ有用なCRTH2受容体のリガンドである。式中、Xは−SO−または−SONR−であり、ここで、アスタリスクが付いている結合はArと結合しており;Rは、水素、フルオロ、クロロ、CNまたはCFであり;Rは、水素、フルオロまたはクロロであり;Rは、水素、C〜CアルキルまたはC〜Cシクロアルキルであり;Arは、フェニル、またはフラニル、チエニル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、ピリジニル、ピリダジニル、ピリミジニルおよびピラジニルから選択される5もしくは6員のヘテロアリール基であり、ここで、該フェニルまたはヘテロアリール基は、フルオロ、クロロ、CN、C〜Cシクロアルキル、−O(C〜Cアルキル)またはC〜Cアルキルから独立に選択される1個または複数の置換基で必要に応じて置換されており、後者の2個の基は、1個または複数のフルオロ原子で必要に応じて置換されており;Arは、フェニル、またはピロリル、フラニル、チエニル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、ピリジニル、ピリダジニル、ピリミジニルおよびピラジニルから選択される5もしくは6員のヘテロアリール基であり、ここで、該フェニルまたはヘテロアリール基は、フルオロ、クロロ、CN、C〜Cシクロアルキル、−O(C〜Cアルキル)またはC〜Cアルキルから独立に選択される1個または複数の置換基で必要に応じて置換されており、後者の2個の基は、1個または複数のフルオロ原子で必要に応じて置換されている。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)のインドール誘導体である化合物、または薬学的に許容されるその塩
【化1】

[式中、Xは−SO−または−SONR−であり、ここで、アスタリスクが付いている結合はArと結合しており、
は、水素、フルオロ、クロロ、CNまたはCFであり、
は、水素、フルオロまたはクロロであり、
は、水素、C〜CアルキルまたはC〜Cシクロアルキルであり、
Arは、フェニル、またはフラニル、チエニル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、ピリジニル、ピリダジニル、ピリミジニルおよびピラジニルから選択される5もしくは6員のヘテロアリール基であり、ここで、前記フェニルまたはヘテロアリール基は、フルオロ、クロロ、CN、C〜Cシクロアルキル、−O(C〜Cアルキル)またはC〜Cアルキルから独立に選択される1個または複数の置換基で必要に応じて置換されており、後者の2個の基は、1個または複数のフルオロ原子で必要に応じて置換されており、
Arは、フェニル、またはピロリル、フラニル、チエニル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、ピリジニル、ピリダジニル、ピリミジニルおよびピラジニルから選択される5もしくは6員のヘテロアリール基であり、ここで、前記フェニルまたはヘテロアリール基は、フルオロ、クロロ、CN、C〜Cシクロアルキル、−O(C〜Cアルキル)またはC〜Cアルキルから独立に選択される1個または複数の置換基で必要に応じて置換されており、後者の2個の基は、1個または複数のフルオロ原子で必要に応じて置換されている]。
【請求項2】
が水素であり、Rがフルオロまたはクロロである、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
Xが−SONR−であり、ここで、アスタリスクが付いている結合はArと結合している、請求項1または請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
前記基ArSO−またはArN(R)SO−が、残りの分子とのArの結合点に対して、環Arのメタまたはパラ位にある、前記請求項のいずれかに記載の化合物。
【請求項5】
前記基ArSO−またはArN(R)SO−が、残りの分子とのArの結合点に対して、環Arのオルト位にある、請求項1から3のいずれかに記載の化合物。
【請求項6】
Arがフェニルであり、Arが、ピロリル、フラニル、チエニル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、ピリジニル、ピリダジニル、ピリミジニルおよびピラジニルから選択される、前記請求項のいずれかに記載の化合物。
【請求項7】
Arが、フラニル、チエニル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、ピリジニル、ピリダジニル、ピリミジニルおよびピラジニル、フェニルから選択され、Arがフェニルである、請求項1から5のいずれかに記載の化合物。
【請求項8】
環Arがヘテロアリールである場合、Arは、チエニル、ピリジニル、ピリミジニル、チアゾリル、イソチアゾリルおよびイミダゾリルから選択される、前記請求項のいずれかに記載の化合物。
【請求項9】
環Arがヘテロアリールである場合、Arは、チエニル、ピリジニルおよびピリミジニルから選択される、前記請求項のいずれかに記載の化合物。
【請求項10】
ArおよびAr中の任意選択の置換基が、クロロ、フルオロ、−CNおよびメチルから選択される、前記請求項のいずれかに記載の化合物。
【請求項11】
本明細書における実施例のいずれかの対象または薬学的に許容されるその塩である、請求項1に記載の化合物。
【請求項12】
前記請求項のいずれかに記載の化合物および薬学的に許容される担体を含む、医薬組成物。
【請求項13】
喘息、慢性閉塞性肺疾患、鼻炎、アレルギー性気道症候群またはアレルギー性鼻気管支炎の治療用の組成物の製造のための、請求項1から11のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項14】
乾癬、アトピー性および非アトピー性皮膚炎、クローン病、潰瘍性大腸炎または過敏性腸疾患の治療用の組成物の製造のための、請求項1から11のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項15】
喘息、慢性閉塞性肺疾患、鼻炎、アレルギー性気道症候群またはアレルギー性鼻気管支炎に罹患している患者に、有効量の請求項1から11のいずれかに記載の化合物を投与するステップを含む、そのような疾患の治療方法。
【請求項16】
乾癬、アトピー性および非アトピー性皮膚炎、クローン病、潰瘍性大腸炎または過敏性腸疾患に罹患している患者に、有効量の請求項1から11のいずれかに記載の化合物を投与するステップを含む、乾癬、アトピー性および非アトピー性皮膚炎、クローン病、潰瘍性大腸炎または過敏性腸疾患の治療方法。

【公表番号】特表2011−506415(P2011−506415A)
【公表日】平成23年3月3日(2011.3.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−537514(P2010−537514)
【出願日】平成20年12月12日(2008.12.12)
【国際出願番号】PCT/GB2008/004107
【国際公開番号】WO2009/077728
【国際公開日】平成21年6月25日(2009.6.25)
【出願人】(510161174)プルマジェン セラピューティクス (アズマ) リミテッド (2)
【Fターム(参考)】