説明

ウェーハカセット

【課題】複数枚の半導体ウェーハ間のばらつきを抑制し、自動搬送等の搬送を可能にするウェーハカセットを提供する。
【解決手段】一対の側板2を対向させ、一対の側板2の上下端部間に底板5と天板6を架設して一対の開口を形成し、正面の開口を半導体ウェーハW用の出し入れ口8とするとともに、背面の開口を流通口9とし、出し入れ口8から収納した半導体ウェーハWを起立させた状態で液体中に浸されるウェーハカセット1であって、一対の側板2に配列形成され、半導体ウェーハWの周縁部両側を支持する複数のティース3と、起立した半導体ウェーハWの周縁部下端を保持する保持溝10とを備える。そして、相対する一対のティース3と起立した半導体ウェーハWの接触点を通る直線を半導体ウェーハWの中心よりも下方に位置させ、各保持溝10を非対称の断面略V字形に形成してその傾斜角の大きい傾斜面に起立した半導体ウェーハWの周縁部下端を接触させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、収納した半導体ウェーハを縦に起立させた状態で液体中に浸漬されるウェーハカセットに関するものである。
【背景技術】
【0002】
薄く丸くスライスされた半導体ウェーハは、エッジの面取り工程から両面研磨工程、洗浄工程が終了するまでの間、水槽のウェット確保液等からなる液体に浸漬されるが、この際、ウェーハカセットに複数枚が収納された状態で浸漬される。この種のウェーハカセットは、図示しないが、相対向する一対の側板と、この一対の側板の前端部間に架設された正面板と、一対の側板の後端部間に架設された背面板とを備え、開口した上部が半導体ウェーハ用の出し入れ口とされるとともに、開口した狭い下部が液体用の流通口とされており、複数枚の半導体ウェーハを起立させた状態で横一列に整列収納し、液体中に浸漬される(特許文献1参照)。
【0003】
一対の側板は、上方から下方に向かうに従い内方向に徐々に狭まる断面略く字形にそれぞれ屈曲形成され、内面には半導体ウェーハの周縁部両側を接触支持する複数のティースが前後方向に所定のピッチで並設されており、各ティースが半導体ウェーハの周縁部側方に沿う形に屈曲形成されている。また、出し入れ口は半導体ウェーハの出し入れが可能な大きさに形成され、流通口は半導体ウェーハの出し入れが不可能な大きさに形成されている。
【特許文献1】特開2005‐64530号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来におけるウェーハカセットは、以上のように構成され、一対の側板の内面に複数のティースが所定のピッチで単に並設されるに止まるので、複数枚の半導体ウェーハを起立させて整列収納すると、半導体ウェーハが整列方向に傾くことにより、複数枚の半導体ウェーハにおける上部間の間隔が大きくばらつき、浸漬後の自動搬送を困難にするという問題がある。
【0005】
本発明は上記に鑑みなされたもので、複数枚の半導体ウェーハ間のばらつきを抑制し、自動搬送等の搬送を可能にするウェーハカセットを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明においては上記課題を解決するため、半導体ウェーハを収納可能な間隔を空けて一対の側板を対向させ、この一対の側板の両端部間に第一、第二の対向板をそれぞれ架設して相対する一対の開口を形成し、この一対の開口のうち一方の開口を半導体ウェーハの出し入れが可能な出し入れ口とするとともに、他方の開口を半導体ウェーハの出し入れが不可能な大きさに形成して液体用の流通口とし、出し入れ口から収納した複数枚の半導体ウェーハを起立させた状態で液体中に浸されるものであって、
一対の側板にそれぞれ形成され、半導体ウェーハの周縁部両側を支持する複数のティースと、起立した半導体ウェーハの周縁部下端を保持する保持溝とを含み、複数のティースと起立した半導体ウェーハとの接触点を通る直線を半導体ウェーハの中心よりも下方に位置させ、保持溝を非対称の断面略V字形に形成してその傾斜角の大きい傾斜面に起立した半導体ウェーハの周縁部下端を接触させるようにしたことを特徴としている。
【0007】
なお、一対の側板の下端部間に第一の対向板を架設して底板とし、一対の側板の上端部間に第二の対向板を架設して天板とし、正面を出し入れ口とするとともに、背面を流通口とすることができる。
【0008】
また、一対の側板をそれぞれ断面略く字形に形成し、この一対の側板の前端部間に第一の対向板を架設して正面板とし、一対の側板の後端部間に第二の対向板を架設して背面板とし、開口した上部を出し入れ口とするとともに、開口した下部を流通口とし、複数のティースの下部間を保持溝とすることもできる。
また、第一、第二の対向板の間に、他方の開口を分割する規制板を架設することにより流通口を形成し、規制板の内面に複数の保持溝を並べて形成することができる。
【0009】
ここで、特許請求の範囲における半導体ウェーハには、少なくとも口径150mmタイプ、200mmタイプ、300mmタイプ、450mmタイプ等が含まれる。この半導体ウェーハは、起立する際、垂直に起立するものでも良いが、僅かな傾斜角度、例えば1°〜5°の傾斜角度で傾斜しながら起立するものでも良い。また、液体には、少なくともウェット確保液や洗浄液等が含まれる。規制板は単数複数を特に問うものではない。
【0010】
複数のティースと保持溝とは、複数のティースに保持される半導体ウェーハの厚さ方向の中心部が保持溝の谷部を通る鉛直線よりも傾斜角度の小さい傾斜面側にずれる関係であることが好ましい。さらに、ウェーハカセットは、透明、半透明、不透明を特に問うものではなく、又液体に浸される際、横に倒されるタイプでも良いし、そうでなくても良い。
【0011】
本発明によれば、液体中に半導体ウェーハを浸たす場合には、複数枚の半導体ウェーハの姿勢を横一列として各半導体ウェーハを縦に起立させ、液体中にウェーハカセットを沈めれば、ウェーハカセットの出し入れ口や流通口から液体が流入し、液体に各半導体ウェーハを浸たすことができる。
この際、起立した半導体ウェーハは、整列方向に揺れて傾くことがあるが、最終的に非対称で断面略V字形の保持溝の険しい傾斜面ではなく、緩やかな傾斜面に下端部が接触して保持されるので、ウェーハカセットの静置により略縦に支持されることとなる。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、一対の側板にそれぞれ形成され、半導体ウェーハの周縁部両側を支持する複数のティースと、起立した半導体ウェーハの周縁部下端を保持する保持溝とを含み、複数のティースと起立した半導体ウェーハとの接触点を通る直線を半導体ウェーハの中心よりも下方に位置させ、保持溝を非対称の断面略V字形に形成してその傾斜角の大きい傾斜面に起立した半導体ウェーハの周縁部下端を接触させるので、複数枚の半導体ウェーハ間のばらつきを抑制し、自動搬送等の搬送を可能にするウェーハカセットを提供することができるという効果がある。
【0013】
また、第一、第二の対向板の間に、他方の開口を分割する規制板を架設することにより流通口を形成すれば、規制板により半導体ウェーハの脱落を招くことなく、取り出し用の突き出し治具の進入を許容することができ、半導体製造の自動化に資することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態を説明すると、本実施形態におけるウェーハカセット1は、図1ないし図10に示すように、複数枚(例えば13枚、25枚、26枚)の半導体ウェーハWを整列収納可能な間隔を空けて対向する左右一対の側板2と、この一対の側板2の下端部間に架設される底板5と、一対の側板2の上端部間に架設される天板6とを備えて前後方向に相対する一対の開口を形成し、この一対の開口のうち正面の開口を半導体ウェーハWの出し入れが可能な出し入れ口8とするとともに、背面の開口を液体用の流通口9とし、水槽の液体中に浸漬される際、横に倒されて正面の出し入れ口8を上方に向け、収納した複数枚の半導体ウェーハWを起立させるようにしている。
【0015】
半導体ウェーハWは、図1、図7ないし図9に示すように、例えば薄く丸くスライスされた口径200mmや300mmのタイプからなり、周縁部のエッジが丸く面取りされており、エッジの面取り工程から両面研磨工程、及び洗浄工程が終了するまでの間、水槽に貯えられた液体、例えばウェット確保液に浸漬される。
【0016】
一対の側板2は、図1、図2、図6に示すように、その内面に半導体ウェーハWの周縁部両側を略水平に点接触で支持する左右一対のティース3が配設され、この左右一対のティース3が側板2の上下方向に所定のピッチで並設されており、各側板2が断面略円弧形に形成される。各側板2における複数のティース3は、その間が底面の傾斜した整列溝4に形成され、各ティース3が細長い先細りの断面略三角形に形成される。
【0017】
相対する一対のティース3と起立した半導体ウェーハWとの接触点を通る直線SLは、図7に示すように半導体ウェーハWの中心Wcよりも下方に位置し、起立した半導体ウェーハWの周縁部下端がその厚さ方向、言い換えれば、複数枚の半導体ウェーハWの整列方向にスライドしたり、揺動するのを容易化する。
【0018】
底板5と天板6との間には図1、図2、図5、図6に示すように、背面の開口を周方向に分割する細長い一対の規制板7が並べて縦に架設され、この一対の規制板7の架設により、半導体ウェーハWの出し入れが不可能な流通口9が複数形成されており、この複数の流通口9が水槽の液体をウェーハカセット1の内外に流通させたり、半導体ウェーハW取り出し用の突き出し治具の進入を許容するよう機能する。
【0019】
各規制板7は、断面略円弧形の縦長に形成され、内面の上下方向には、一対のティース3に位置的に対応する複数の保持溝10が並べて形成されており、各保持溝10が半導体ウェーハWの周縁部奥側、言い換えれば、起立した半導体ウェーハWの周縁部下端を嵌合保持するよう機能する。
【0020】
保持溝10は、図8や図9に示すように、単なる断面略U字形や略V字形ではなく、一対の傾斜面10a・10bが非対称の断面略V字形、換言すれば、傾斜した断面略L字形に形成されており、傾斜角が大きく緩やかな傾斜面10aに、僅かな傾斜角度で傾斜しながら起立した半導体ウェーハWの周縁部下端が点接触する。
【0021】
複数の保持溝10は一対のティース3に位置的に対応するが、これら一対のティース3と複数の保持溝10は、図8に示すように、ウェーハカセット1が水平に置かれた際、一対のティース3により保持される半導体ウェーハWの厚さ方向の中心部CLが保持溝10の下方の谷部10cを通る鉛直線PLよりも僅かに傾斜角が小さく急峻な傾斜面10b側にずれるような位置関係を形成する。
【0022】
底板5と天板6とは、半導体ウェーハWよりも一回り大きい肉厚の略円板形に形成され、底板5には複数の位置決め具11が平面略Y字を描くよう一体形成されており、この複数の位置決め具11の凹んだV溝が半導体製造用の加工装置の位置決めピンに上方からそれぞれ嵌入支持されることにより、加工装置上にウェーハカセット1が位置決め固定される(図1、図4参照)。
【0023】
上記において、ウェーハカセット1に半導体ウェーハWを収納する場合には、図1のウェーハカセット1の出し入れ口8に半導体ウェーハWを搬送ロボットにより挿入して左右一対のティース3に略水平に支持させ、各保持溝10に半導体ウェーハWの周縁部奥側(半導体ウェーハWが起立した場合の周縁部下端)を嵌合保持させれば、ウェーハカセット1に半導体ウェーハWを収納することができる。そして、この作業を繰り返すことにより、ウェーハカセット1に複数枚の半導体ウェーハWを縦一列に整列収納することができる。
【0024】
また、水槽の液体中に半導体ウェーハWを図10に示すように浸漬する場合には、図1や図2のウェーハカセット1を横に寝かせて正面の出し入れ口8を上方に向け、縦一列に整列収納した複数枚の半導体ウェーハWの姿勢を横一列に変更して各半導体ウェーハWを縦に起立させ、水槽にウェーハカセット1を搬送して沈めれば、ウェーハカセット1の出し入れ口8や各流通口9から液体が流入し、液体に各半導体ウェーハWを浸漬することができる。
【0025】
係るウェーハカセット1の搬送や沈降の際、起立した半導体ウェーハWは、振動や液体の液流で整列方向に揺れて大きく傾くことがあるが、ウェーハカセット1の静置に伴い縦に支持されることとなる。この点について説明すると、一対のティース3とこれら3に対応する複数の保持溝10の位置関係は、ウェーハカセット1が水平に置かれた際、一対のティース3により保持される半導体ウェーハWの厚さ方向の中心部CLが各保持溝10の谷部10cを通る鉛直線PLよりも急峻な傾斜面10b側にずれる関係となる。
【0026】
係る関係により、整列方向に傾いた半導体ウェーハWは、保持溝10の急峻な傾斜面10bからなだらかな傾斜面10aに下端部が自然にずれて(図8の矢印参照)点接触し、円滑に位置決めガイドされることになるので、ウェーハカセット1の静置に伴い縦に支持される。
【0027】
上記構成によれば、保持溝10の傾斜面10aが位置決め機能を発揮するので、複数枚の半導体ウェーハWの上部間の間隔が大きくばらついたり、隣接する半導体ウェーハWの上部同士が接触することがない。したがって、半導体ウェーハWの縦置き時におけるピッチ精度を大幅に向上させることができ、浸漬後の自動搬送が実に容易となる。また、各側板2における複数のティース3の間が単なるU字形の溝ではなく、底面の傾斜した整列溝4に形成されるので、側板2の厚さ方向に傾いた底面を利用して複数枚の半導体ウェーハWを整然と整列させることができる。
【0028】
さらに、ウェーハカセット1を縦横に使用可能な構造に構成し、しかも、底板5に複数の位置決め具11を配設するので、ウェーハカセット1の汎用性を高めたり、加工装置にウェーハカセット1を簡易に位置決め固定することができる。
【0029】
なお、上記実施形態ではPBT等の成形材料を使用してウェーハカセット1を射出成形したが、何らこれに限定されるものではなく、例えば組み立て式でも良い。また、ウェーハカセット1にRFIDシステムのRFタグを装着して半導体ウェーハWの自動識別に資するようにしても良い。
【0030】
また、左右一対のティース3に半導体ウェーハWの周縁部両側を点接触で支持させても良いが、起立した半導体ウェーハWの周縁部下端を容易にスライドさせることができるのであれば、半導体ウェーハWの周縁部両側を線接触で支持させても良い。また、ウェーハカセット1の底板5と天板6との間に一対の規制板7を並べて架設したが、何らこれに限定されるものではなく、必要に応じて規制板7を増減することも可能である。例えば、規制板7を1本とすることも可能である。
【0031】
さらに、上記実施形態では前後の開口したウェーハカセット1を示したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、上下の開口したウェーハカセット1でも良い。この場合には、相対向する左右一対の側板2と、この一対の側板2の前端部間に架設された正面板と、一対の側板2の後端部間に架設された背面板とを備え、開口した上部を半導体ウェーハW用の出し入れ口8とし、一対の側板2を、上方から下方に向かうに従い内方向に徐々に狭まる断面略く字形にそれぞれ屈曲形成してその下部を半導体ウェーハWの下部側に位置させるとともに、各側板2の内面に半導体ウェーハWの周縁部両側に沿いながら接触支持する複数のティース3を前後方向に所定のピッチで並設し、この複数のティース3の下部間を非対称の断面略V字形の保持溝10とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明に係るウェーハカセットの実施形態を模式的に示す斜視説明図である。
【図2】本発明に係るウェーハカセットの実施形態を模式的に示す正面説明図である。
【図3】本発明に係るウェーハカセットの実施形態を模式的に示す平面説明図である。
【図4】本発明に係るウェーハカセットの実施形態を模式的に示す底面説明図である。
【図5】本発明に係るウェーハカセットの実施形態を模式的に示す背面説明図である。
【図6】本発明に係るウェーハカセットの実施形態を模式的に示す断面説明図である。
【図7】本発明に係るウェーハカセットの実施形態における起立した半導体ウェーハの収納状態を模式的に示す説明図である。
【図8】本発明に係るウェーハカセットの実施形態におけるティース、保持溝、及び起立した半導体ウェーハとの関係を模式的に示す説明図である。
【図9】本発明に係るウェーハカセットの実施形態における保持溝と起立した半導体ウェーハとの関係を模式的に示す説明図である。
【図10】本発明に係るウェーハカセットの実施形態における起立した複数枚の半導体ウェーハの整列収納状態を模式的に示す説明図である。
【符号の説明】
【0033】
1 ウェーハカセット
2 側板
3 ティース
4 整列溝
5 底板
6 天板
7 規制板
8 出し入れ口
9 流通口
10 保持溝
10a 傾斜面
10b 傾斜面
10c 谷部
11 位置決め具
CL 半導体ウェーハの厚さ方向の中心部
PL 保持溝の谷部を通る鉛直線
SL 直線
W 半導体ウェーハ
Wc 半導体ウェーハの中心


【特許請求の範囲】
【請求項1】
半導体ウェーハを収納可能な間隔を空けて一対の側板を対向させ、この一対の側板の両端部間に第一、第二の対向板をそれぞれ架設して相対する一対の開口を形成し、この一対の開口のうち一方の開口を半導体ウェーハの出し入れが可能な出し入れ口とするとともに、他方の開口を半導体ウェーハの出し入れが不可能な大きさに形成して液体用の流通口とし、出し入れ口から収納した複数枚の半導体ウェーハを起立させた状態で液体中に浸されるウェーハカセットであって、
一対の側板にそれぞれ形成され、半導体ウェーハの周縁部両側を支持する複数のティースと、起立した半導体ウェーハの周縁部下端を保持する保持溝とを含み、複数のティースと起立した半導体ウェーハとの接触点を通る直線を半導体ウェーハの中心よりも下方に位置させ、保持溝を非対称の断面略V字形に形成してその傾斜角の大きい傾斜面に起立した半導体ウェーハの周縁部下端を接触させるようにしたことを特徴とするウェーハカセット。
【請求項2】
一対の側板の下端部間に第一の対向板を架設して底板とし、一対の側板の上端部間に第二の対向板を架設して天板とし、正面を出し入れ口とするとともに、背面を流通口とした請求項1記載のウェーハカセット。
【請求項3】
第一、第二の対向板の間に、他方の開口を分割する規制板を架設することにより流通口を形成し、規制板の内面に複数の保持溝を並べて形成した請求項1又は2記載のウェーハカセット。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate


【公開番号】特開2008−112804(P2008−112804A)
【公開日】平成20年5月15日(2008.5.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−293939(P2006−293939)
【出願日】平成18年10月30日(2006.10.30)
【出願人】(000190116)信越ポリマー株式会社 (1,394)
【Fターム(参考)】