説明

コルチコトロピン放出因子拮抗作用を有する三環系化合物及びそれらを含有する医薬組成物

【課題】CRF受容体拮抗作用を有する式(I’)の化合物もしくはその塩、またはそのプロドラッグ、およびその用途を提供する。
【解決手段】



[式中、Xは窒素またはCRx(Rxは水素等)を示し、Rは、置換されていてもよい炭化水素基等を示し、Rは、置換されていてもよい炭化水素基等を示し、環Aは、5〜8員複素環等を示し、Y、YおよびYは、それぞれ、置換されていてもよい炭素または窒素等を示す。]


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I’):
【化1】


{式中、Xは、窒素またはCRx[式中、Rxは、水素またはC1−9アルキルを示す(但し、Xが二重結合を形成する場合、Rxは存在しない。)。]を示し;
は、
(1) 置換されていてもよい炭化水素基、
(2) アシル、
(3) 置換されていてもよい複素環基、
(4) 置換されていてもよいアミノ、
(5) ニトロ、
(6) 置換されていてもよいヒドロキシ、
(7) 置換されていてもよいメルカプト、
(8) シアノ、または
(9) ハロゲンを示し;
は、
(1) 置換されていてもよい炭化水素基、
(2) アシル、
(3) 置換されていてもよい複素環基、または
(4) 置換されていてもよいアミノ
(但し、メチル、エチル、プロピルおよびメトキシメチルは除く。)を示し;
環Aは、置換されていてもよい5〜8員複素環を示し;および
、YおよびYは、それぞれ、置換されていてもよい炭素または窒素を示す。}で表される化合物
[(i) YおよびYがそれぞれ窒素であり、Rがアミノであり、Rが置換されていてもよいアルキルである化合物、
(ii) 2,4,7−トリクロロ−9−(4−メチルフェニル)−6,7,8,9−テトラヒドロピリミド[2,1−f]プリン、
(iii) N−アセチル−N−(8−アセチル−7,8−ジヒドロ−6H−イミダゾ[2,1−f]プリン−4−イル)アセトアミド、および
(iv) RおよびRが、それぞれ同時に
【化2】


である化合物を除く。]、またはその塩。
【請求項2】
式(I):
【化3】


[式中、Rは、
(1) 置換されていてもよい炭化水素基、
(2) アシル、
(3) 置換されていてもよい複素環基、
(4) 置換されていてもよいアミノ、
(5) ニトロ、
(6) 置換されていてもよいヒドロキシ、
(7) 置換されていてもよいメルカプト、
(8) シアノ、または
(9) ハロゲンを示し;
は、
(1) 置換されていてもよい炭化水素基、
(2) アシル、
(3) 置換されていてもよい複素環基、または
(4) 置換されていてもよいアミノ
(但し、メチルを除く。)を示し;
環Aは、置換されていてもよい5〜8員複素環を示し;および
、YおよびYは、それぞれ、置換されていてもよい炭素または窒素を示す。]
で表される化合物
[(i) YおよびYが、それぞれ窒素であり、Rがアミノであり、Rが置換されていてもよいアルキルである化合物、
(ii) 2,4,7−トリクロロ−9−(4−メチルフェニル)−6,7,8,9−テトラヒドロピリミド[2,1−f]プリン、および
(iii) N−アセチル−N−(8−アセチル−7,8−ジヒドロ−6H−イミダゾ[2,1−f]プリン−4−イル)アセトアミド
を除く。]、またはその塩。
【請求項3】
環Aが置換されていてもよい5〜7員複素環である、請求項1記載の化合物。
【請求項4】
、YおよびYが、それぞれ、置換されていてもよい炭素である、請求項1記載の化合物。
【請求項5】
、YおよびYが、それぞれ独立して、ハロゲン、シアノ、置換されていてもよいC1−9アルキル、置換されていてもよいC1−6アルコキシおよびC3−6シクロアルキルから選択される置換基で置換されていてもよい炭素である、請求項1記載の化合物。
【請求項6】
が、ハロゲンで置換されていてもよい炭素である、請求項1記載の化合物。
【請求項7】
が、ニトロ、ハロゲン、シアノ、カルボキシ、置換されていてもよいカルバモイル、アシル、置換されていてもよいC1−9アルキル、置換されていてもよいC2−6アルケニル、置換されていてもよいアミノ、または置換されていてもよいN結合性5もしくは6員複素環基である、請求項1記載の化合物。
【請求項8】
が、
(1) モノもしくはジ−C1−6アルキルアミノ、または
(2) ハロゲン、ヒドロキシ、C3−6シクロアルキル、置換されていてもよいC1−6アルコキシ、C1−6アルキル−カルボニルオキシ、C3−6シクロアルキル−カルボニルオキシ、および置換されていてもよいC3−6シクロアルキルオキシから選択される置換基で置換されていてもよいC1−9アルキル
である、請求項1記載の化合物。
【請求項9】
が、置換されていてもよいC6−10アリール、または置換されていてもよい5〜10員複素環基である、請求項1記載の化合物。
【請求項10】
が、置換されていてもよいフェニル、置換されていてもよいピリジル、または置換されていてもよいピリミジニルである、請求項1記載の化合物。
【請求項11】
が、置換されていてもよいアミノ、シアノ、ハロゲン、置換されていてもよいC1−9アルキル、および置換されていてもよいC1−6アルコキシから選択される置換基でそれぞれ置換されていてもよい、フェニル、ピリジルまたはピリミジニルである、請求項1記載の化合物。
【請求項12】
式(I’)が、以下の式:
【化4】


(式中、R、R、Y、YおよびYは請求項1で定義した通りであり、環Aaはさらに置換されていてもよい。)
から選択される、請求項1記載の化合物。
【請求項13】
式(I’)が、以下の式:
【化5】


(式中、RおよびRは請求項1で定義した通りであり、Rbは、水素、ハロゲン、シアノ、置換されていてもよいC1−9アルキル、置換されていてもよいC1−6アルコキシ、またはC3−6シクロアルキルを示す。)
である、請求項1記載の化合物。
【請求項14】
が、
(1) モノもしくはジ−C1−6アルキルアミノ、または
(2) ハロゲン、ヒドロキシ、C3−6シクロアルキル、置換されていてもよいC1−6アルコキシ、C1−6アルキル−カルボニルオキシ、C3−6シクロアルキル−カルボニルオキシ、および置換されていてもよいC3−6シクロアルキルオキシから選択される置換基で置換されていてもよいC1−9アルキルであり;Rが、置換されていてもよいフェニル、置換されていてもよいピリジル、または置換されていてもよいピリミジニルである、請求項13記載の化合物。
【請求項15】
式(I’)が以下の式:
【化6】


(式中、RおよびRは請求項1で定義した通りであり、Rbは請求項13で定義した通りである。)
である、請求項1記載の化合物。
【請求項16】
が、
(1) モノもしくはジ−C1−6アルキルアミノ、または
(2) ハロゲン、ヒドロキシ、C3−6シクロアルキル、置換されていてもよいC1−6アルコキシ、C1−6アルキル−カルボニルオキシ、C3−6シクロアルキル−カルボニルオキシ、および置換されていてもよいC3−6シクロアルキルオキシから選択される置換基で置換されていてもよいC1−9アルキルであり;Rが、置換されていてもよいフェニル、置換されていてもよいピリジル、または置換されていてもよいピリミジニルである、請求項15記載の化合物。
【請求項17】
が、ハロゲン、ヒドロキシ、C3−6シクロアルキル、置換されていてもよいC1−6アルコキシ、C1−6アルキル−カルボニルオキシ、C3−6シクロアルキル−カルボニルオキシ、および置換されていてもよいC3−6シクロアルキルオキシから選択される置換基で置換されていてもよいC1−9アルキルであり;
が、
(1) ハロゲン、ハロゲン化されていてもよいC1−6アルコキシ、およびハロゲン化されていてもよいC1−9アルキルから選択される置換基で置換されていてもよいフェニル、
(2) ハロゲン、ハロゲン化されていてもよいC1−9アルキル、C3−6シクロアルキル、およびハロゲン化されていてもよいC1−6アルコキシから選択される置換基で置換されていてもよいピリジル、または
(3)C1−9アルキル、ハロゲン化されていてもよいC1−6アルコキシ、およびC3−6シクロアルキルから選択される置換基で置換されていてもよいピリミジニルであり;および
Rbが水素、ハロゲン、またはC1−6アルコキシである、請求項15記載の化合物。
【請求項18】
式(I’)が以下の式:
【化7】


(式中、RおよびRは請求項1で定義した通りであり、Rbは請求項14で定義した通りである。)
である、請求項1記載の化合物。
【請求項19】
が、
(1) モノもしくはジ−C1−6アルキルアミノ、または
(2) ハロゲン、ヒドロキシ、C3−6シクロアルキル、置換されていてもよいC1−6アルコキシ、C1−6アルキル−カルボニルオキシ、C3−6シクロアルキル−カルボニルオキシ、および置換されていてもよいC3−6シクロアルキルオキシから選択される置換基で置換されていてもよいC1−9アルキルであり;および
が、置換されていてもよいフェニル、置換されていてもよいピリジル、または置換されていてもよいピリミジニルである、請求項18記載の化合物。
【請求項20】
式(Ix):
【化8】


(式中、Y、Y、Y、Rおよび環Aは、請求項1で定義した通りである。)
で表される化合物[Rが、ニトロ、メチル、ハロゲン、または式:
【化9】


(式中、ベンゼン環は置換されていてもよい。)
の基である化合物を除く。]またはその塩。
【請求項21】
9−クロロ−6−[1−(ジフルオロメトキシ)−2,2,2−トリフルオロエチル]−1−(2−メトキシ−4,6−ジメチルピリミジン−5−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロピリミド[1,2−a]ベンズイミダゾール、またはその塩。
【請求項22】
9−クロロ−6−[1−(ジフルオロメトキシ)−2,2,2−トリフルオロエチル]−1−(2−メトキシ−4,6−ジメチルピリミジン−5−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロピリミド[1,2−a]ベンズイミダゾールが、(+)−9−クロロ−6−[1−(ジフルオロメトキシ)−2,2,2−トリフルオロエチル]−1−(2−メトキシ−4,6−ジメチルピリミジン−5−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロピリミド[1,2−a]ベンズイミダゾールである、請求項21記載の化合物。
【請求項23】
9−クロロ−6−[1−(ジフルオロメトキシ)−2,2,2−トリフルオロエチル]−1−(2−メトキシ−4,6−ジメチルピリミジン−5−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロピリミド[1,2−a]ベンズイミダゾールが、(−)−9−クロロ−6−[1−(ジフルオロメトキシ)−2,2,2−トリフルオロエチル]−1−(2−メトキシ−4,6−ジメチルピリミジン−5−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロピリミド[1,2−a]ベンズイミダゾールである、請求項21記載の化合物。
【請求項24】
9−クロロ−6−[1−(ジフルオロメトキシ)−2,2,2−トリフルオロエチル]−1−(6−メトキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロピリミド[1,2−a]ベンズイミダゾール、またはその塩。
【請求項25】
9−クロロ−6−[1−(ジフルオロメトキシ)−2,2,2−トリフルオロエチル]−1−(6−メトキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロピリミド[1,2−a]ベンズイミダゾールが、(+)−9−クロロ−6−[1−(ジフルオロメトキシ)−2,2,2−トリフルオロエチル]−1−(6−メトキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロピリミド[1,2−a]ベンズイミダゾールである、請求項24記載の化合物。
【請求項26】
9−クロロ−6−[1−(ジフルオロメトキシ)−2,2,2−トリフルオロエチル]−1−(6−メトキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロピリミド[1,2−a]ベンズイミダゾールが、(−)−9−クロロ−6−[1−(ジフルオロメトキシ)−2,2,2−トリフルオロエチル]−1−(6−メトキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロピリミド[1,2−a]ベンズイミダゾールである、請求項24記載の化合物。
【請求項27】
1−[9−クロロ−1−(2,4−ジクロロフェニル)−1,2,3,4−テトラヒドロピリミド[1,2−a]ベンズイミダゾール−6−イル]プロピル アセテート、またはその塩。
【請求項28】
1−[9−クロロ−1−(2,4−ジクロロフェニル)−1,2,3,4−テトラヒドロピリミド[1,2−a]ベンズイミダゾール−6−イル]プロピル アセテートが(+)−1−[9−クロロ−1−(2,4−ジクロロフェニル)−1,2,3,4−テトラヒドロピリミド[1,2−a]ベンズイミダゾール−6−イル]プロピル アセテートである、請求項27記載の化合物。
【請求項29】
1−[9−クロロ−1−(2,4−ジクロロフェニル)−1,2,3,4−テトラヒドロピリミド[1,2−a]ベンズイミダゾール−6−イル]プロピル アセテートが(−)−1−[9−クロロ−1−(2,4−ジクロロフェニル)−1,2,3,4−テトラヒドロピリミド[1,2−a]ベンズイミダゾール−6−イル]プロピル アセテートである、請求項27記載の化合物。
【請求項30】
9−クロロ−1−(2,4−ジクロロフェニル)−6−[1−(ジフルオロメトキシ)−2,2,2−トリフルオロエチル]−1,2,3,4−テトラヒドロピリミド[1,2−a]ベンズイミダゾール、またはその塩。
【請求項31】
9−クロロ−1−(2,4−ジクロロフェニル)−6−[1−(ジフルオロメトキシ)−2,2,2−トリフルオロエチル]−1,2,3,4−テトラヒドロピリミド[1,2−a]ベンズイミダゾールが、(+)−9−クロロ−1−(2,4−ジクロロフェニル)−6−[1−(ジフルオロメトキシ)−2,2,2−トリフルオロエチル]−1,2,3,4−テトラヒドロピリミド[1,2−a]ベンズイミダゾールである、請求項30記載の化合物。
【請求項32】
9−クロロ−1−(2,4−ジクロロフェニル)−6−[1−(ジフルオロメトキシ)−2,2,2−トリフルオロエチル]−1,2,3,4−テトラヒドロピリミド[1,2−a]ベンズイミダゾールが、(−)−9−クロロ−1−(2,4−ジクロロフェニル)−6−[1−(ジフルオロメトキシ)−2,2,2−トリフルオロエチル]−1,2,3,4−テトラヒドロピリミド[1,2−a]ベンズイミダゾールである、請求項30記載の化合物。
【請求項33】
1−[9−クロロ−1−(6−メトキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロピリミド[1,2−a]ベンズイミダゾール−6−イル]プロピル アセテート、またはその塩。
【請求項34】
1−[9−クロロ−1−(6−メトキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロピリミド[1,2−a]ベンズイミダゾール−6−イル]プロピル アセテートが、(+)−1−[9−クロロ−1−(6−メトキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロピリミド[1,2−a]ベンズイミダゾール−6−イル]プロピル アセテートである、請求項33記載の化合物。
【請求項35】
1−[9−クロロ−1−(6−メトキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロピリミド[1,2−a]ベンズイミダゾール−6−イル]プロピル アセテートが、(−)−1−[9−クロロ−1−(6−メトキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロピリミド[1,2−a]ベンズイミダゾール−6−イル]プロピル アセテートである、請求項33記載の化合物。
【請求項36】
1−[9−クロロ−1−(2,4−ジクロロフェニル)−1,2,3,4−テトラヒドロピリミド[1,2−a]ベンズイミダゾール−6−イル]プロパン−1−オール、またはその塩。
【請求項37】
1−[9−クロロ−1−(2,4−ジクロロフェニル)−1,2,3,4−テトラヒドロピリミド[1,2−a]ベンズイミダゾール−6−イル]プロパン−1−オールが、(+)−1−[9−クロロ−1−(2,4−ジクロロフェニル)−1,2,3,4−テトラヒドロピリミド[1,2−a]ベンズイミダゾール−6−イル]プロパン−1−オールである、請求項36記載の化合物。
【請求項38】
1−[9−クロロ−1−(2,4−ジクロロフェニル)−1,2,3,4−テトラヒドロピリミド[1,2−a]ベンズイミダゾール−6−イル]プロパン−1−オールが、(−)−1−[9−クロロ−1−(2,4−ジクロロフェニル)−1,2,3,4−テトラヒドロピリミド[1,2−a]ベンズイミダゾール−6−イル]プロパン−1−オールである、請求項36記載の化合物。
【請求項39】
5−[10−クロロ−7−(1−エチルプロピル)−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−[1,3]ジアゼピノ[1,2−a]ベンズイミダゾール−1−イル]−N,N,4−トリメチルピリジン−2−アミン、またはその塩。
【請求項40】
3−[9−クロロ−1−(2,4−ジクロロフェニル)−1,2,3,4−テトラヒドロピリミド[1,2−a]ベンズイミダゾール−6−イル]ペンタン−3−オール、またはその塩。
【請求項41】
1−(2,4−ジクロロフェニル)−N,N−ジエチル−9−フルオロ−1,2,3,4−テトラヒドロピリミド[1,2−a]ベンズイミダゾール−6−アミン、またはその塩。
【請求項42】
[8−クロロ−1−(2,4−ジクロロ−6−メチルフェニル)−2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[1,2−a]ベンズイミダゾール−5−イル](ジシクロプロピル)メタノール、またはその塩。
【請求項43】
ジシクロプロピル[1−(2,4−ジクロロフェニル)−9−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロピリミド[1,2−a]ベンズイミダゾール−6−イル]メタノール、またはその塩。
【請求項44】
[9−クロロ−1−(6−メトキシ−2−メチルピリジン−3−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロピリミド[1,2−a]ベンズイミダゾール−6−イル](ジシクロプロピル)メタノール、またはその塩。
【請求項45】
請求項1記載の化合物のプロドラッグ。
【請求項46】
請求項1記載の化合物、またはそのプロドラッグを含む医薬。
【請求項47】
CRF受容体の機能に関与する疾患の治療または予防のための、請求項46記載の医薬。
【請求項48】
疾患が、感情障害、うつ病または不安症である、請求項47記載の医薬。
【請求項49】
請求項1記載の化合物またはそのプロドラッグの有効量を、それを必要とする患者に投与することを含む、CRF受容体の機能に関与する疾患の治療または予防方法。
【請求項50】
CRF受容体の機能に関与する疾患の治療または予防剤を製造するための、請求項1記載の化合物またはそのプロドラッグの使用。

【公表番号】特表2011−509923(P2011−509923A)
【公表日】平成23年3月31日(2011.3.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−528624(P2010−528624)
【出願日】平成21年1月21日(2009.1.21)
【国際出願番号】PCT/JP2009/051299
【国際公開番号】WO2009/093747
【国際公開日】平成21年7月30日(2009.7.30)
【出願人】(000002934)武田薬品工業株式会社 (396)
【Fターム(参考)】