説明

サポートフレームの締結構造

【課題】 本発明は、車体の剛性を向上させたサポートフレームの締結構造を提供する。
【解決手段】 サポートフレームの締結構造29は、車両の前後に延びる車体フレームに矩形形状のサポートフレーム51を下方より取付け、サポートフレーム51の後端を車体フレームのリヤフレーム46に締結し、サポートフレームの前端を車体フレームのフロアフレーム33,34に締結した。フロアフレームとリヤフレームとを接続する車幅方向に延びるミドルフロアクロスメンバ35を配置し、サポートフレームの前端をフロアフレームとクロスメンバとが交差する位置に締結した。フロアフレームとクロスメンバとでカラー123を狭持し、カラーに、サポートフレームを通したボルトを貫通させてサポートフレームを締結した。サポートフレームの前端と後端との間に中間締結部104を形成し、中間締結部104をリヤフレームに締結した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車体の後部の一部をなし、後の懸架装置などの装置を取付ける矩形形状のサポートフレームの締結構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
サポートフレームの締結構造は、車体フレームの後側に矩形形状のサポートフレームを下方より取付けるための構造で、サポートフレームは、例えば、後の懸架装置や水素タンクを取付けるフレームとして用いられている(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開2003−291857公報(第5−6頁、図3−4)
【0003】
特許文献1を次図に基づいて説明する。
図8(a),(b)は、従来の技術の基本構成を説明する図であり、従来の車体構造301は、前後に延びる左右のサイドフレーム(サイドシル)302,303と、サイドフレーム302,303に内側に配置したフロアフレーム304,305と、サイドフレーム302,303の後側を占めるリアフレーム306,307と、矩形形状のサポートフレーム(サブフレーム)308と、を備え、サポートフレーム308は、後の懸架装置(サスペンションユニット)309,309を連結し、水素タンク311,312を載せるもので、フレームの一部を兼ねる。
【0004】
リアフレーム306,307は、下部にリヤブラケット313,314を備え、リヤブラケット313,314にバンパビーム315を取付けた。
その結果、バンパービーム315に入力された後方からの衝撃荷重をリアフレーム306,307を介してサイドフレーム(サイドシル)302,303に矢印a1,a2のように伝え、フロアフレーム304,305に矢印a3,a4のように伝えることで、分散させて、後方からの衝撃荷重に対する剛性を高めることができるというものである。
【0005】
しかし、特許文献1の車体構造301では、バンパービーム315に加わる衝撃を、バンパービーム315を取付けたリヤブラケット313,314と上部のリアフレーム306,307とで吸収しつつ前方に伝えるので、懸架装置(サスペンションユニット)309,309が位置するリアフレーム306,307の中央は場合によっては大きく変形するおそれがあり、より剛性の高い構造が望まれていた。
【0006】
また、車体構造301では、リアフレーム306,307の前端317,317にサポートフレーム(サブフレーム)308の前端318,318を連結したので、後方からサポートフレーム(サブフレーム)308に加わる力は、カラーナット319,319を溶接した底壁321に集中し、結果的に、たわみやすく、より剛性の高い構造が望まれていた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、車体の剛性を向上させたサポートフレームの締結構造を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1に係る発明は、車両の前後に延びる車体フレームに矩形形状のサポートフレームを下方より取付けたサポートフレームの締結構造において、サポートフレームの後端を車体フレームのリヤフレームに締結し、サポートフレームの前端を車体フレームのフロアフレームに締結したことを特徴とする。
【0009】
請求項2に係る発明は、フロアフレームとリヤフレームとを接続する車幅方向に延びるクロスメンバを配置し、サポートフレームの前端をフロアフレームとクロスメンバとが交差する位置に締結したことを特徴とする。
【0010】
請求項3に係る発明は、フロアフレームとクロスメンバとでカラーを狭持し、カラーに、サポートフレームを通したボルトを貫通させてサポートフレームをフロアフレームに締結したことを特徴とする。
【0011】
請求項4に係る発明は、サポートフレームの前端と後端との間に中間締結部を形成し、中間締結部をリヤフレームに締結するとともに、燃料タンクを中間締結部と後端との間に配置したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
請求項1に係る発明では、車両の前後に延びる車体フレームに矩形形状のサポートフレームを下方より取付けたサポートフレームの締結構造において、サポートフレームの後端を車体フレームのリヤフレームに締結し、サポートフレームの前端を車体フレームのフロアフレームに締結したので、車体後方からサポートフレームに伝わった力は、サポートフレームから直接フロアフレームに伝わるので、フロアフレームに力を分散して車体の各部位に加わる力(応力)を小さくすることができる。従って、車体の剛性を向上させることができるという利点がある。
【0013】
請求項2に係る発明では、フロアフレームとリヤフレームとを接続する車幅方向に延びるクロスメンバを配置し、サポートフレームの前端をフロアフレームとクロスメンバとが交差する位置に締結したので、車体後方からサポートフレームに伝わった力は、サポートフレームから直接フロアフレームとクロスメンバに伝わるので、フロアフレームとクロスメンバに力を分散して車体の各部位に加わる力(応力)を小さくすることができる。従って、車体の剛性をより向上させることができるという利点がある。
【0014】
請求項3に係る発明では、フロアフレームとクロスメンバとでカラーを狭持し、カラーに、サポートフレームを通したボルトを貫通させてサポートフレームをフロアフレームに締結したので、フロアフレームが溝形であっても、カラーによって、ボルトに所望の軸力を付与することができるとともに、フロアフレームとクロスメンバとサポートフレームの前端を所望の軸力で一体的に締結することができる。従って、車体の剛性をより向上させることができるという利点がある。
【0015】
請求項4に係る発明では、サポートフレームの前端と後端との間に中間締結部を形成し、中間締結部をリヤフレームに締結するとともに、燃料タンクを中間締結部と後端との間に配置したので、燃料タンクを大きくし、かつ、前端と中間締結部との間に装置、例えば、蓄電池を配置しても、サポートフレームの前端と後端との間の強度を高めることができ、結果的に、車体の剛性を向上させることができるという利点がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は前方を向いた運転者から見た方向を示す。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
【0017】
図1は、本発明のサポートフレームの締結構造を採用した車両の側面図であり、透視した状態を示す。
車両11は、車体フレームであるところの車体12を備え、車体12はアンダボデー13と、サイドボデー14,14と、ルーフ15と、リヤボデー16と、を備える。21は燃料タンクであるところの水素タンク、22は水素タンク21の前方に配置したキャパシタ(蓄電器)、23は後のサスペンション装置、24はリヤシート、25は車体後部構造、26はバンパービーム、27は車室、28は車輪、29はサポートフレームの締結構造を示す。
【0018】
図2は、本発明のサポートフレームの締結構造を採用した車両の背面図であり、透視した状態を示す。
図3は、本発明のサポートフレームの締結構造を採用した車両の平面図であり、透視した状態を示す。図1を併用して説明する。
アンダボデー13は、車両11の前後に延しかつ、車両11の左右に配置したサイドフレーム31,32と、サイドフレーム31,32の内側に配置したフロアフレーム33,34と、フロアフレーム33,34の上に載せたクロスメンバであるところのミドルフロアクロスメンバ35と、これらのフロアフレーム33,34並びにミドルフロアクロスメンバ35に載せたフロントフロア36と、サイドフレーム31,32の後に載せたリヤフロア37と、を備える。
【0019】
図1の41はリヤシート24のシートフレーム、42はシートフレーム41とリヤフロア37間に取付けた隔壁、43はリヤバンパビーム、CLは対称中心線を示す。
【0020】
サイドフレーム31は、前にサイドシル45を形成し、サイドシル45に連ねて後にリヤフレーム46を形成したものである。
サイドフレーム32は、対称中心線CLを基準にサイドフレーム31と対称であり、サイドシル47と、サイドシル47に連ねてリヤフレーム48を形成した。
【0021】
リヤフレーム46,48は、下に取付けたサポートフレーム51を有する。
サポートフレーム51は、矩形の形状を左右のビーム部材52,53と前後のビーム部材54,55とコーナー部材56〜59とで形成し、中央に中央ビーム61を取付けたものである。
【0022】
リヤフレーム46には、ボックス部材63を取付け、リヤフェンダ64を取付けた。
リヤフレーム48には、ボックス部材65を取付け、リヤフェンダ66を取付けた。
リヤボデー16は、ボックス部材63,65の上に取付けたパーセルフレーム71と、リヤエンドパネル72を有する。
【0023】
サスペンション装置23は、サポートフレーム51にロッド74・・・(・・・は複数を示す。以下同様。)で連結し、ショックアブソーバ75の上端76をリヤフレーム46に直接取付けた。右のリヤフレーム48にも同様にストラット75の上部76を取付けた。77はコイルスプリングを示す。
【0024】
図4は、本発明のサポートフレームの締結構造の分解図である。図1を併用して説明する。
リヤフレーム46は、具体的には、サイドシル45に連なる前部81を形成し、前部81に連ねて中央を上方に膨出させたアーチ状の湾曲部82を形成し、湾曲部82と前部81との境界近傍にフレーム中間締結部83を形成し、湾曲部82の下壁84にショックアブソーバ75の上端76を取付ける接続部85を形成し、湾曲部82に連ねて後部86を形成し、湾曲部82と後部86との境界近傍にフレーム後締結部87を形成した。
【0025】
また、リヤフレーム46は、後部86の下壁88に前後方向に延びる左のリヤフレームロア91を一体的に取付けるとともに、リヤフレームロア91の前端92をサポートフレーム51の後端93に対向し、かつ、近接して配置し、ブラケット94で接続し、リヤフレーム46の後端89並びにリヤフレームロア91に一体的に後端ブラケット95を取付け、後端ブラケット95に車幅方向に延びるバンパービーム26を取付けたものである。
リヤフレーム48は、対称中心線CLを基準にリヤフレーム46と対称であり、リヤフレーム48の説明を省略する。
【0026】
バンパービーム26は、本体96の下壁97にバンパービームロア98,98を、リヤフレームロア91,91に対応するように取付けた。101,101はバンパービームロア98にねじ込むボルト、102,102はバンパービーム26の本体96にねじ込むボルトを示す。
【0027】
サポートフレーム51は、具体的には、前のビーム部材54にコーナー部材56,57を溶接で取付け、後のビーム部材55にコーナー部材58,59を溶接で取付け、左のビーム部材52にコーナー部材56,58を溶接で取付け、右のビーム部材53にコーナー部材57,59を溶接で取付け、左右のビーム部材52,53の中央に中央ビーム61を溶接で取付け、左のビーム部材52の中央に中間締結部104を湾曲部82近傍の左のフレーム中間締結部83に取付けるように形成し、右のビーム部材53の中央に中間締結部105を湾曲部82近傍の右のフレーム中間締結部83に取付けるように形成し、左右のビーム部材53,54側にサスペンション装置23のロッド74・・・を連結する連結ブラケット106・・・を取付け、コーナー部材58,59にそれぞれ規制部107,107を成形したフレームである。
【0028】
フロアフレーム33は、溝状のものを長尺に成形した部材で、第1〜第3壁部111,112,113を成形し、第2・第3壁部112,113に連ねて第1フランジ部114,114を成形し、後端部115を高さH1(図5参照)で成形し、後端部115の縁に連ねて第2フランジ部116を成形した部材である。
フロアフレーム34は、対称中心線CLを基準にフロアフレーム33と対称であり、フロアフレーム34の説明を省略する。
【0029】
ミドルフロアクロスメンバ35は、角管状のものを長尺に成形した部材で、第1・第2Z形部材117,118を成形し、第1・第2Z形部材117,118を溶接で一体的に合わせ、中央側をフロアフレーム33,34の後端部115,115に接続し、両端をリヤフレーム46,48に接続し、前にフロントフロア36を取付けた部材である。また、第1Z形部材117の内面にナット122,122を溶接で固定し、第1Z形部材117の外面にカラー123,123を溶接で固定し、第1Z形部材117の外面にフロアフレーム33,34の後端部115,115に接続することで、カラー123,123を挟む。
【0030】
ここで、サポートフレームの締結構造29を主体に説明する。
サポートフレームの締結構造29は、サポートフレーム51の後端93,93を車体フレーム(車体)12のリヤフレーム46,48にボルト141,141で締結し、サポートフレーム51の前端126,126を車体12のフロアフレーム33,34にボルト127,127で締結したものである。
【0031】
また、サポートフレームの締結構造29は、図3にも示すように、フロアフレーム33,34とリヤフレーム46,48とを接続する車幅方向に延びるクロスメンバ(ミドルフロアクロスメンバ)35を配置し、サポートフレーム51の前端126,126をフロアフレーム33,34とクロスメンバ(ミドルフロアクロスメンバ)35とが交差する位置(フレーム前締結部131,131)に締結した。
【0032】
さらに、サポートフレームの締結構造29は、図1にも示すように、サポートフレーム51の前端126,126と後端93,93との間に左右の中間締結部104,105を形成し、中間締結部104,105を、それぞれのリヤフレーム46,48のフレーム中間締結部83,83にボルト132,132で締結するとともに、燃料タンクであるところの水素タンク21を中間締結部104,105と後端93,93との間に配置した。
【0033】
図5は、図3の5−5線断面図である。図3、図4を併用して説明する。
アンダボデー13はまた、中央のミドルフロアクロスメンバ35とフロアフレーム33,34と、ナット122,122と、カラー123,123と、からなるフレーム前締結部131,131を備える。
フレーム前締結部131は、ミドルフロアクロスメンバ35とフロアフレーム33,34にサポートフレーム51の前端126を一体的に締結するための部位である。
【0034】
ミドルフロアクロスメンバ35は、前述したように、長尺な第1・第2Z形部材117,118を溶接で一体的に合わせ、第1Z形部材117の内面にナット122,122を溶接で固定し、第1Z形部材117の外面にカラー123,123を溶接で固定し、フロアフレーム33,34の上に載せたものである。
【0035】
図6は、図3の6−6線断面図であり、フロアフレーム33及びフロアフレーム33,34の上に載せたミドルフロアクロスメンバ35の左の端側を示す。図3、図4を併用して説明する。
ミドルフロアクロスメンバ35はまた、前述したように、左の端をサイドフレーム31のリヤフレーム46に溶接で接続し、同様にミドルフロアクロスメンバ35の右の端をサイドフレーム32のリヤフレーム48に溶接で接続した。
【0036】
図7は、本発明のサポートフレームの締結構造の作用図である。図1、図3、図4を併用して説明する。
まず、バンパービーム26に車体後方から荷重が加わると、リヤフレーム46,48並びにリヤフレームロア91,91に伝わり、リヤフレーム46,48並びにリヤフレームロア91,91からサポートフレーム51に伝わる。
【0037】
サポートフレームの締結構造29では、サポートフレーム51に伝わった力は、サポートフレーム51の前端126,126からフレーム前締結部131,131に伝わる。具体的には、サポートフレーム51の前端126,126に加わる力Fs1,Fs2は、それぞれフロアフレーム33にFf1として伝わり、ミドルフロアクロスメンバ35にFc1として伝わり、フロアフレーム34にFf2として伝わり、ミドルフロアクロスメンバ35にFc2として伝わるので、アンダボデー13の各部位に加わる力(応力)を小さくすることができる。従って、車体12の剛性を向上させることができる。
【0038】
また、サポートフレームの締結構造29では、フロアフレーム33,34とクロスメンバ(ミドルフロアクロスメンバ)35とでカラー123,123を狭持し、カラー123,123に、サポートフレーム51の前端126,126を通したボルト127,127を貫通させてサポートフレーム51をフロアフレーム33,34に締結したので、カラー123,123によって、ボルト127,127に所望の軸力を付与することができるとともに、フロアフレーム33,34とクロスメンバ(ミドルフロアクロスメンバ)35とサポートフレーム51の前端126,126を所望の軸力で一体的に締結することができる。従って、車体12の剛性をより向上させることができる。
【0039】
尚、本発明のサポートフレームの締結構造は、実施の形態では四輪車に適用したが、三輪車にも適用可能であり、一般の車両に適用することは差し支えない。
サポートフレームの締結構造は、実施の形態では水素燃料自動車に適用したが、ガソリンを燃料とする車両にも適用可能であり、一般の車両に適用することは差し支えない。
【産業上の利用可能性】
【0040】
本発明のサポートフレームの締結構造は、懸架装置や水素タンクなどの燃料タンクなど、所望の部品(装置を含む。)をサポートフレーム(サブフレーム)に搭載した燃料電池自動車などの自動車に好適である。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明のサポートフレームの締結構造を採用した車両の側面図
【図2】本発明のサポートフレームの締結構造を採用した車両の背面図
【図3】本発明のサポートフレームの締結構造を採用した車両の平面図
【図4】本発明のサポートフレームの締結構造の分解図
【図5】図3の5−5線断面図
【図6】図3の6−6線断面図
【図7】本発明のサポートフレームの締結構造の作用図
【図8】従来の技術の基本構成を説明する図
【符号の説明】
【0042】
11…車両、12…車体フレーム(車体)、21…燃料タンク(水素タンク)、29…サポートフレームの締結構造、31…左のサイドフレーム、32…右のサイドフレーム、33,34…フロアフレーム、35…クロスメンバ(ミドルフロアクロスメンバ)、46…左のリヤフレーム、51…サポートフレーム、83…フレーム中間締結部、93…サポートフレームの後端、104…中間締結部、123…カラー、126…サポートフレームの前端、127…サポートフレームを通したボルト、131…フレーム前締結部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両の前後に延びる車体フレームに矩形形状のサポートフレームを下方より取付けたサポートフレームの締結構造において、
前記サポートフレームの後端を前記車体フレームのリヤフレームに締結し、前記サポートフレームの前端を車体フレームのフロアフレームに締結したことを特徴とするサポートフレームの締結構造。
【請求項2】
前記フロアフレームと前記リヤフレームとを接続する車幅方向に延びるクロスメンバを配置し、前記サポートフレームの前端をフロアフレームとクロスメンバとが交差する位置に締結したことを特徴とする請求項1記載のサポートフレームの締結構造。
【請求項3】
前記フロアフレームと前記クロスメンバとでカラーを狭持し、該カラーに、前記サポートフレームを通したボルトを貫通させてサポートフレームをフロアフレームに締結したことを特徴とする請求項2記載のサポートフレームの締結構造。
【請求項4】
前記サポートフレームの前端と後端との間に中間締結部を形成し、該中間締結部をリヤフレームに締結するとともに、燃料タンクを中間締結部と後端との間に配置したことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載のサポートフレームの締結構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2006−240451(P2006−240451A)
【公開日】平成18年9月14日(2006.9.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−57819(P2005−57819)
【出願日】平成17年3月2日(2005.3.2)
【出願人】(000005326)本田技研工業株式会社 (23,863)
【Fターム(参考)】