説明

シート貼付装置及び貼付方法

【課題】装置自体の部品点数を減少させ、装置の小型化を図ることができ、接着シートと被着体との間に空間を介在させることなく接着シートを貼付するシート貼付装置及び貼付方法を提供すること。
【解決手段】被着体Wを臨む位置に配置された接着シートSとで被着体Wを収容可能な第1空間C1を形成する第1ケース13と、第1空間の圧力を制御可能な第1圧力制御手段P1と、接着シートSを間に挟んで第1空間の反対側に接着シートSとで密閉された第2空間C2を形成する第2ケース12と、第2空間C2の圧力を制御可能な第2圧力制御手段P2と、接着シートSを被着体Wに押圧する押圧手段とを備えている。第1及び第2圧力制御手段P1、P2は、第1及び第2空間C1、C2の圧力を制御し、第1空間C1の圧力に比較して第2空間C2の圧力を相対的に高い圧力とすることで、接着シートSの中央部を被着体Wに最も接近させる初期接着部S1を形成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はシート貼付装置及び貼付方法に係り、更に詳しくは、半導体ウエハ等の被着体に接着シートを貼付する際に、当該接着シートと被着体との間に空間を介在させることなく貼付することのできるシート貼付装置及び貼付方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、半導体ウエハ(以下、単に、「ウエハ」と称する場合がある)には、その回路面を保護するための保護シートを貼付したり、裏面にダイシングテープやダイボンディング用の接着シートを貼付したりすることが行われている。
【0003】
特許文献1には、ウエハと接着シートとの間に空間を介在させないため、接着シートに押圧力を付与する部材として、中央部が外周側よりも相対的に突出する曲面形状を備えた押圧部材を用いた構成が開示されている。この押圧部材は、エアシリンダのロッドの先端に固定され、接着シートを貼付する際に、ロッドを伸長させて押圧部材による押圧力を付与することで、接着シートを凸状に変形させて中央部から外側に向かって次第に貼付するようになっている。
また、特許文献2には、上ケースと下ケースとにより構成されたケース内に弾性シートを配置して上部減圧室と下部減圧室とを形成するとともに、弾性シートの上方に粘着シート(接着シート)とウエハとを配置し、上下の減圧室を減圧した後に、下部減圧室を大気圧に近づけるように制御することで、弾性シートを凸状に変形させて粘着シートをウエハの中央部から外側に向かって貼付する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第2945089号公報
【特許文献2】特開平10−233430号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1、2に開示されたシート貼付装置にあっては、押圧部材や弾性シートを使用して接着シートを凸状に変形させることで当該接着シートをウエハの中央部から外側に向かって貼付するように構成するものであるため、部品点数が多くなるとともに、装置が大型化するという不都合がある。
【0006】
[発明の目的]
本発明の目的は、装置自体の部品点数を減少させ、装置の小型化を図ることができ、しかも、接着シートと被着体との間に空間を介在させることなく確実に接着シートを貼付することができるシート貼付装置及び貼付方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するため、本発明は、被着体を支持するテーブルと、前記被着体を臨む位置に接着シートを配置するとともに、当該接着シートとで前記被着体を収容可能な密閉された第1空間を形成する第1ケースと、前記第1空間の圧力を制御可能な第1圧力制御手段と、前記接着シートを間に挟んで前記第1空間の反対側に前記接着シートとで密閉された第2空間を形成する第2ケースと、前記第2空間の圧力を制御可能な第2圧力制御手段と、前記接着シートを被着体に押圧して貼付する押圧手段とを備え、前記第1圧力制御手段及び第2圧力制御手段は、前記第1空間及び第2空間の圧力を相互に制御し、前記第1空間の圧力に比較して前記第2空間の圧力を相対的に高い圧力とすることで、前記接着シートの中央部を、前記被着体に最も接近した初期接着部として形成可能に設けられる、という構成を採っている。
【0008】
本発明において、前記初期接着部に前記被着体の中央部を当接させる当接手段を含むことが好ましい。
【0009】
また、前記第1ケースは、前記被着体よりも外側となる位置で前記接着シートを前記第2ケースに押し付ける押付手段を備える、という構成を採るとよい。
【0010】
更に、前記被着体は外周側に環状の凸部を備え、前記第2ケースは、前記凸部との間に前記接着シートを挟み込んで前記第2空間の中に密閉された第3空間を形成するとともに、前記第1空間の中に密閉された第4空間を形成可能に設けられる、という構成を採ることができる。
【0011】
また、本発明は、被着体を支持する工程と、前記被着体を臨む位置に接着シートを配置するとともに、当該接着シートとで前記被着体を収容可能な密閉された第1空間を形成する工程と、前記接着シートを間に挟んで前記第1空間の反対側に前記接着シートとで密閉された第2空間を形成する工程と、前記第1空間及び第2空間の圧力を相互に制御し、前記第1空間の圧力に比較して前記第2空間の圧力が相対的に高い圧力とすることで、前記接着シートの中央部を、最も前記被着体に接近した初期接着部として形成する工程と、前記接着シートを被着体に押圧して貼付する工程と、を含むという手法を採っている。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、第1、第2圧力制御手段が第1、第2空間の圧力を相互に制御し、接着シートの中央部が最も被着体に接近する初期接着部を形成するように設けられているので、特許文献1のように押圧部材をケース内に設けたり、特許文献2のように凸部形成用の弾性シートを設けたりする必要性はなく、部品点数を減少させて装置の小型化を図ることができる。しかも、接着シートを中央部から外側に向かって被着体に貼付するため、被着体と接着シートとの間に空間を介在させることなく確実に接着シートを貼付することができる。
また、当接手段を含む構成とした場合には、接着シートに初期接着部を形成する際の変形量を小さくすることができ、当該接着シートに過大な張力を付与することなく貼付可能となり、シート貼付後の残留応力を軽減して被着体の反り変形を防止することができる。
更に、押付手段を設けることにより、接着シートを介在させた状態でケースを閉塞したときの密閉性を担保することができる。
また、第2ケースが凸部を有する被着体に対応して第3、第4空間を形成可能に設けられているので、凸部の内周面に接着シートを確実に貼付することができる。
なお、本明細書において、減圧は真空をも含む概念とする。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本実施形態に係るシート貼付装置の概略断面図。
【図2】接着シートに初期接着部を形成した状態を示す概略断面図。
【図3】減圧下で被着体に接着シートが貼付された状態を示す概略断面図。
【図4】大気圧下で被着体に接着シートが貼付された状態を示す概略断面図。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0015】
図1において、シート貼付装置10は、被着体としてのウエハWを支持するテーブル11と、ウエハWを臨む位置に接着シートSを配置するとともに、当該接着シートSとでウエハWを収容可能な密閉された第1空間C1を形成する下部ケース(第1ケース)13と、第1空間C1の圧力を制御可能であって、図示しない減圧ポンプ、エアレギュレータ、電磁弁等によって構成された第1圧力制御手段P1と、接着シートSを間に挟んで第1空間C1の反対側に接着シートSとで密閉された第2空間C2(図2参照)を形成する上部ケース(第2ケース)12と、第2空間C2の圧力を制御可能であって、図示しない減圧ポンプ、エアレギュレータ、電磁弁等によって構成された第2圧力制御手段P2と、接着シートSにウエハWを当接させる当接手段16とを備えて構成されている。なお、第2圧力制御手段P2は押圧手段としても機能する。ここで、本実施形態におけるウエハWは、裏面研削によって外周に環状の凸部W1が形成されたものが採用されている。
【0016】
前記テーブル11は、図示しない保持手段を介して上面側でウエハWを保持可能に形成されている。このテーブル11は、下部ケース13内に支持された当接手段16である駆動機器としての直動モータ20の出力軸21の上端に固定され、当該出力軸21の進退により昇降可能となっている。なお、直動モータ20は押圧手段としても機能する。
【0017】
前記上部ケース12は平面視円形の平坦な板状体により形成されているとともに、図示しない駆動機器を介して上下に移動可能に設けられている。この上部ケース12の中央部には、厚み方向に貫通するパイプ23が設けられ、当該パイプ23に接続された配管25が第2圧力制御手段P2に接続されている。上部ケース12の下面外周縁部には、弾性体からなる円環状の外側弾性部材26が配置されており、その内側の同心円上には、ウエハWの凸部W1に相対する位置に配置可能な弾性体からなる内側弾性部材27が配置されている。これら外側弾性部材26、内側弾性部材27及び上部ケース12の各下面は、面一に連なるように設けられているが、各弾性部材26、27の下面位置が上部ケース12の下面位置に対して相対的に上下方に突没するように構成してもよい。
【0018】
前記下部ケース13は、上部開放型の有底円筒形状に設けられ、支持手段15を有している。下部ケース13の底壁13Aには、厚み方向に貫通するパイプ31が設けられ、当該パイプ31に接続された配管33が第1圧力制御手段P1に接続されている。
【0019】
前記支持手段15は、接着シートSによって開口部が閉塞されたリングフレームRFを支持するフレーム支持部35と、ウエハWの外周より外側であってリングフレームRFより内側の接着シートS部分を支持するシート支持部36とにより構成されている。本実施形態では、フレーム支持部35は、下部ケース13を構成する周壁13Bにより構成され、その上面に載置されたリングフレームを位置決めして保持する図示しない保持手段が設けられている。シート支持部36は、フレーム支持部35の内周側に配置された筒体38と、当該筒体38の上端面に配置され、外側弾性部材26と同形状に設けられた弾性体からなる押付手段としての受け側弾性部材40とにより構成されている。この受け側弾性部材40は、フレーム支持部35の上面にリングフレームRFを載置したときに、その上面がリングフレームRFの上面と同じ高さ位置となるように設定されている。なお、受け側弾性部材40の上面は、接着シートSの接着剤が付着しないように、フッ素樹脂等がコーティングされた非接着処理面として形成されている。また、外側、内側弾性部材26、27及び受け側弾性部材40を構成する弾性体は、ゴム、樹脂等が例示できる。更に、リングフレームRFの厚みに合わせてフレーム支持部35とシート支持部36とを相対的に昇降させる駆動機器を設けてもよい。
【0020】
次に、本実施形態におけるシート貼付方法について、図2ないし図4をも参照しながら説明する。
【0021】
図1に示されるように、下部ケース13に対して上部ケース12を離間させた開放状態において、図示しない搬送手段を介してウエハWをテーブル11上に載置し、図示しない保持手段で当該ウエハWを保持する。その後、接着シートSによって開口部が閉塞されたリングフレームRFを図示しない搬送手段でフレーム支持部35上に載置する。
【0022】
次いで、外側弾性部材26が受け側弾性部材40とで接着シートSを上下から挟み込むように上部ケース12を下降させると、下部ケース13の上部開放部が接着シートSによって閉塞されて密閉された第1空間C1が形成されるとともに、上部ケース12と接着シートSとで密閉された第2空間C2が形成される。その後、第1、第2圧力制御手段P1、P2を介して第1、第2空間C1、C2内が同じ減圧率で減圧され、第1、第2空間C1、C2内は、最終的に同じ所定の内圧状態とされる。そして、第2圧力制御手段P2を介して第2空間C2内だけに大気を導入し、当該第2空間C2内の圧力を第1空間C1内の圧力に比べて相対的に高い圧力とすることで、図2に示されるように、接着シートSが下方に膨らみ、その中央部を、最もウエハWに接近した初期接着部S1として形成する。なお、第1圧力制御手段P1を介して第1空間C1内だけを更に減圧したり、第2圧力制御手段P2及び第1圧力制御手段P1を介して第2空間C2内だけに大気を導入し、且つ、第1空間C1内だけを更に減圧したりすることで、第2空間C2内の圧力を第1空間C1内の圧力に比べて相対的に高い圧力として初期接着部S1を形成してもよい。
【0023】
初期接着部S1が形成された後、図2中二点鎖線で示されるように、直動モータ20を駆動してテーブル11を上昇させると、先ず初めにウエハWの上面中央部に初期接着部S1が接触し、その後もテーブル11を上昇させることで、図3に示されるように、ウエハWの凸部W1と内側弾性部材27とで接着シートSを挟み込む状態となり、テーブル11の上昇を停止させる。このとき、第2空間C2の中であって、接着シートSと内側弾性部材27の内側との間に密閉された第3空間C3が形成されるとともに、第1空間C1の中であって、接着シートSとウエハWの凸部W1との間に密閉された第4空間C4が形成される。その後、第2圧力制御手段P2を介して第3空間C3内が徐々に大気圧となるように、当該第3空間C3内に大気が導入されると、図4に示されるように、第4空間C4は、第3空間C3の大気圧に押されて消滅する。このとき、直動モータ20と第2圧力制御手段P2とが押圧手段として機能する。
【0024】
この後、第1圧力制御手段P1を介して第1空間C1が徐々に大気圧となるように、当該第1空間C1内に大気が導入され、第1空間C1内が大気圧になったときに、上部ケース12を上昇させる。その後、接着シートSに貼付されたウエハWは、図示しない搬送手段によって取り出され、別工程へ搬送されることとなり、以降上記同様の動作が繰り返される。
【0025】
従って、このような実施形態によれば、接着シートSに初期接着部S1を形成して当該接着シートSをウエハWに貼付する構成なので、従来用いられていた押圧部材や、弾性シート等を用いる必要がなくなり、装置自体の部品点数を減少させ、装置の小型化を図ることができる。しかも、初期接着部S1によって接着シートSをウエハWの中央部から外側に向かって貼付することができるため、接着シートSとウエハWとの間に空間を介在させることなく確実に接着シートSを貼付することができる。
【0026】
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施形態に対し、形状、位置若しくは配置等に関し、必要に応じて当業者が様々な変更を加えることができるものである。
【0027】
例えば、前記実施形態では、ウエハWが外周に凸部W1を備えた形状としたが、凸部W1を有しないウエハや、電極としてのバンプを有するウエハを対象とすることもできる。この場合、内側弾性部材27は省略してもよい。
【0028】
また、上部ケース12及び下部ケース13は、上下を反転させた配置としてもよく、横向きに開閉する配置としてもよい。更に、前記実施形態では、上部ケース12が上下に移動可能としたが、下部ケース13を上下に移動可能としたり、上部、下部ケース12、13がそれぞれ移動可能としたりすることもできる。また、外側弾性部材26と内側弾性部材27とを一体の部材で構成してもよいし、上部ケース12の下面側全面に、弾性体を設けてもよい。
【0029】
また、ウエハWに貼付される接着シートSは、リングフレームRFに支持された状態で上部、下部ケース12、13間に配置する構成に限らず、リングフレームを用いることなく帯状に連なる接着シートを上部、下部ケース12、13間に配置し、当該接着シートに初期接着部を形成しつつ、ウエハWに貼付する構成も採用することができる。
【0030】
更に、本発明における被着体は半導体ウエハWに限定されるものではなく、ガラス板、鋼板、または、樹脂板等、その他の被着体も対象とすることができ、半導体ウエハは、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハであってもよい。
また、前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダ及びロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
【符号の説明】
【0031】
10 シート貼付装置
11 テーブル
12 上部ケース(第2ケース)
13 下部ケース(第1ケース)
16 当接手段
20 直動モータ(押圧手段)
40 受け側弾性部材(押付手段)
C1 第1空間
C2 第2空間
C3 第3空間
C4 第4空間
P1 第1圧力制御手段
P2 第2圧力制御手段(押圧手段)
S 接着シート
S1 初期接着部
W 半導体ウエハ(被着体)
W1 凸部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被着体を支持するテーブルと、
前記被着体を臨む位置に接着シートを配置するとともに、当該接着シートとで前記被着体を収容可能な密閉された第1空間を形成する第1ケースと、
前記第1空間の圧力を制御可能な第1圧力制御手段と、
前記接着シートを間に挟んで前記第1空間の反対側に前記接着シートとで密閉された第2空間を形成する第2ケースと、
前記第2空間の圧力を制御可能な第2圧力制御手段と、
前記接着シートを被着体に押圧して貼付する押圧手段とを備え、
前記第1圧力制御手段及び第2圧力制御手段は、前記第1空間及び第2空間の圧力を相互に制御し、前記第1空間の圧力に比較して前記第2空間の圧力を相対的に高い圧力とすることで、前記接着シートの中央部を、前記被着体に最も接近した初期接着部として形成可能に設けられていることを特徴とするシート貼付装置。
【請求項2】
前記初期接着部に前記被着体の中央部を当接させる当接手段を含むことを特徴とする請求項1記載のシート貼付装置。
【請求項3】
前記第1ケースは、前記被着体よりも外側となる位置で前記接着シートを前記第2ケースに押し付ける押付手段を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載のシート貼付装置。
【請求項4】
前記被着体は外周側に環状の凸部を備え、前記第2ケースは、前記凸部との間に前記接着シートを挟み込んで前記第2空間の中に密閉された第3空間を形成するとともに、前記第1空間の中に密閉された第4空間を形成可能に設けられていることを特徴とする請求項1、2又は3記載のシート貼付装置。
【請求項5】
被着体を支持する工程と、
前記被着体を臨む位置に接着シートを配置するとともに、当該接着シートとで前記被着体を収容可能な密閉された第1空間を形成する工程と、
前記接着シートを間に挟んで前記第1空間の反対側に前記接着シートとで密閉された第2空間を形成する工程と、
前記第1空間及び第2空間の圧力を相互に制御し、前記第1空間の圧力に比較して前記第2空間の圧力が相対的に高い圧力とすることで、前記接着シートの中央部を、最も前記被着体に接近した初期接着部として形成する工程と、
前記接着シートを被着体に押圧して貼付する工程と、を含むことを特徴とするシート貼付方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−38879(P2012−38879A)
【公開日】平成24年2月23日(2012.2.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−177004(P2010−177004)
【出願日】平成22年8月6日(2010.8.6)
【出願人】(000102980)リンテック株式会社 (1,750)
【Fターム(参考)】