説明

レブリン酸アミド類を用いたレジスト剥離剤、溶剤、洗浄剤

【課題】レジスト剥離の性能に優れるレジスト剥離剤及び優れた溶解力を有する溶剤及び洗浄剤を提供する。
【解決手段】下記式で表されるレブリン酸アミド類、又はこのレブリン酸アミド類と水を含むレジスト剥離剤。
CH−CO−CHCH−CO−NR
(式中、R及びRはそれぞれ独立に水素原子又は炭素数1〜6の炭化水素基であり、互いに同一であっても異なっていてもよく、さらに互いに結合して環構造を形成してもよい。)

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、レブリン酸アミド類を用いたレジスト剥離剤、溶剤、及び洗浄剤に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、アミド系有機溶剤は、優れた溶解力と、水に容易に溶解する性質を有することから、水によるリンスが可能であり、溶剤又は洗浄剤として望ましい性能を有している。また、最近では、ハロゲン系溶剤がオゾン層を破壊する等環境汚染をもたらすおそれがあること等から、アミド系溶剤は、従来のハロゲン系溶剤を代替する傾向にある。
【0003】
このようなアミド系溶剤としては、例えばホルムアミド、モノメチルホルムアミド、ジメチルホルムアミド、モノエチルホルムアミド、ジエチルホルムアミド、アセトアミド、N、N−ジメチルホルムアミド等が知られている。
このアミド系溶剤は、溶解性が優れていることから、ほとんどの溶剤及び化合物を溶解し、洗浄剤としても好適に使用することができる。しかしながら、アミド系溶剤はパラフィン類との相溶性が無いので、その応用が大きく制限されている。
その一方で、パラフィン類との相溶性を示すものとして、特許文献1に開示されたβ−アルコキシプロピオンアミド類が知られている。
【0004】
半導体又は液晶パネル製造時における微細加工は露光現像によりパターン形成されたレジスト膜を介して下地の絶縁膜・半導体膜・金属膜をエッチングすることにより行われている。エッチングが完了した後にはマスクに用いたレジスト膜は基板表面から除去する必要があり、この工程に有機溶剤系又は水系剥離剤が使用されている。しかしながら、剥離性能等で改善すべき課題が多く新たな薬剤の出現が望まれている。
【0005】
特許文献1に開示されたβ−アルコキシプロピオンアミド類は、溶剤や洗浄剤としては優れているが、天然資源の有効活用の点で配慮されていない。
他のレジスト剥離剤としては、特許文献2に示されるようなジメチルスルホキシド、ジエチレングリコールモノアルキルエーテル及び含窒素有機ヒドロキシ化合物等のアルカリ系の有機溶剤を使用したものや特許文献3に開示されているようなアルカノールアミン化合物、スルホン又はスルホキシド化合物からなる組成物が開示されているが、いずれも剥離性能が不十分であったり金属膜面に対して腐食性があるという課題があった。
さらに特許文献4では、有効成分として1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノンを使用したレジスト剥離剤が開示されているが、短期的な金属腐食の問題はないが十分な剥離能を有するに至っていなかった。
【特許文献1】特開2005−47885号公報
【特許文献2】特開昭64−42653号公報
【特許文献3】特開平05−281753号公報
【特許文献4】特開平9−311467号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、レジスト剥離の性能に優れ、かつ基板配線金属に対してダメージを与えないレジスト剥離剤、並びにパラフィン等にも相溶する、優れた溶解力を有する溶剤及び洗浄剤を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によれば、以下のレジスト剥離剤、溶剤、洗浄剤が提供される。
1.下記式で表されるレブリン酸アミド類、又はこのレブリン酸アミド類と水を含むレジスト剥離剤。
CH−CO−CHCH−CO−NR
(式中、R及びRはそれぞれ独立に水素原子又は炭素数1〜6の炭化水素基であり、互いに同一であっても異なっていてもよく、さらに互いに結合して環構造を形成してもよい。)
2.前記レブリン酸アミド類を60〜100重量%、水を0〜40重量%含む1記載のレジスト剥離剤。
3.下記式で表されるレブリン酸アミド類からなる溶剤。
CH−CO−CHCH−CO−NR
(式中、R及びRはそれぞれ独立に水素原子又は炭素数1〜6の炭化水素基であり、互いに同一であっても異なっていてもよく、さらに互いに結合して環構造を形成してもよい。)
4.下記式で表されるレブリン酸アミド類からなる洗浄剤。
CH−CO−CHCH−CO−NR
(式中、R及びRはそれぞれ独立に水素原子又は炭素数1〜6の炭化水素基であり、互いに同一であっても異なっていてもよく、さらに互いに結合して環構造を形成してもよい。)
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、レジスト剥離の性能に優れ、かつ基板配線金属に対してダメージを与えないレジスト剥離剤、並びにパラフィン等にも相溶する、優れた溶解力を有する溶剤及び洗浄剤が提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明で用いるレブリン酸アミド類は下記式で表される。
CH−CO−CHCH−CO−NR
式において、R及びRはそれぞれ独立に水素原子又は炭素数1〜6の炭化水素基であり、互いに同一であっても異なっていてもよく、さらに互いに結合して環構造を形成してもよい。
【0010】
及びRは、好ましくは、水素、炭素数1〜6のアルキル基又はRとRが互いに結合してNを含む5員環を形成する基である。
好ましいアルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基である。
好ましいRとRの組み合わせは、ジメチル、又はジエチルである。水への相溶性の観点から、これらの組み合わせが好ましい。
とRが互いに結合してNを含む5員環を形成する基としてピロリジンが挙げられる。
【0011】
上記のレブリン酸アミド類は、以下のようにして製造できる。
例えば、糖、でんぷん、セルロースを酸の触媒の存在下、150℃以上に加熱することによりレブリン酸が得られる。
尚、レブリン酸は市販されているものも使用できる。
【0012】
次に、レブリン酸又はレブリン酸の酸クロライドと、第一級又は第二級アルキルアミン化合物を反応させることにより対応するレブリン酸アミドを得ることができる。反応させるアミンの種類を変更することで、様々な種類のN,N−ジアルキルレブリン酸アミドを得ることができる。
このようにレブリン酸アミド類は、バイオマスから得られるレブリン酸を原料として製造することができるので、環境に配慮した物質であるといえる。
【0013】
上記のレブリン酸アミド類は、短時間でレジストを剥離でき、また、基板配線金属に対して腐食等のダメージを与えないため、レジスト剥離剤として使用することができる。本発明のレジスト剥離剤は、半導体又は液晶パネル製造時等に使用できる。
【0014】
レブリン酸アミド類をレジスト剥離剤として使用するとき、水を加えて使用することができる。水と混合することにより、引火する危険性がなくなり、安全性に優れるようになる。
レブリン酸アミド類をレジスト剥離剤として使用する場合、水を添加しない方が、レジスト剥離能が高いが、水を添加しても、十分なレジスト剥離能を有する。また、レジスト剥離能に優れる液状剥離剤が得られることは、産業上の利用性への寄与が大きい。
【0015】
水の含量が50重量%以下、好ましくは40重量%以下であれば、十分なレジスト剥離能を有する。また、30重量%以下であれば、室温においても十分なレジスト剥離能を有する。
【0016】
上記のレブリン酸アミド類を剥離剤として使用するとき、レブリン酸アミド類単体、又はレブリン酸アミド類と水の混合液を使用できるが、微細隙間まで十分浸透するように、下記の添加剤を界面活性剤として添加してもよい。
【0017】
添加剤としては、硫酸アルキル塩、硫酸アルキルポリオキシエチレン塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、α―オレフィンスルホン酸塩、モノアルキルリン酸塩等の陰イオン界面活性剤、アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩、アルキルアンモニウム塩、アルキルベンジルジメチルアンモニウム塩等の陽イオン界面活性剤、アミノ酸型両性界面活性剤、アルキルカルボキシベタイン、アルキルスルホベタイン等のベタイン型両性界面活性剤、イミダゾリン型両性界面活性剤に代表される両性界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、脂肪酸ジエタノールアミド、アルキルジメチルアミンオキシド等の非イオン界面活性剤が挙げられる
【0018】
界面活性剤の配合量は、レジスト剥離剤に対して、好ましくは0.1〜5重量%である。
【0019】
本発明のレジスト剥離剤は、保存安定性を高めるために、酸化防止剤を必要に応じて添加してもよい。酸化防止剤としては、2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール、2,5−ジ−tert−ブチルヒドロキノン、2,6−ジ−tert−ブチル−α−ジメチルアミノ−p−クレゾール等のモノフェノール系化合物、4,4‘−ビス(2,6−ジ−tert−ブチルフェノール)、4,4‘−メチレン−ビス(2,6−ジ−tert−ブチルフェノール)、2,2‘−メチレン−ビス(4−メチル−6−tert−ブチルフェノール)、4,4‘−メチレン−ビス(2,6−ジ−tert−ブチルフェノール)、4,4’−ブチリデン−ビス(3−メチル−6−tert−ブチルフェノール)等のビスフェノール化合物、4,4‘−チオビス(3−メチル−6−tert−ブチルフェノール)、2,2’−チオビス(6−tert−ブチル−o−クレゾール)、2,2‘−チオビス(4−メチル−6−tert−ブチルフェノール)等のチオビスフェノール系化合物、テトラキス[メチレン−3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン、トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−tert−ブチル−フェノール)ブタン等のトリスフェノール系化合物、トリフェニルフォスファイト、トリスノニルフェニルフォスファイト、トリス(モノ及びジ−ノニルフェニル)ホスファイト等のホスファイト系酸化防止剤、ジラウリルジプロピオネート、ジステアリルチオジプロピオネート等の硫黄系酸化防止剤等が挙げられる。
【0020】
上記酸化防止剤は単独で用いても、2以上の混合物で用いてもよい。酸化防止剤の使用量は、好ましくは、レジスト剥離剤に対して0.01〜1.0重量%である。
【0021】
また、上記のレブリン酸アミド類は、種々の化合物に対してアミド系溶剤とほぼ同等の溶解力を有しており、さらにパラフィン類とも相溶することから、溶剤及び洗浄剤として使用することができる。本発明の溶剤及び洗浄剤は、精密機器部品の洗浄、プリント配線基板洗浄等に使用できる。
【0022】
レブリン酸アミド類を溶剤として使用するとき、必要により他の溶剤、例えばトルエン、ジエチレングリコールモノアルキルエーテル、イソパラフィン、水等を加えて混合液として使用することができる。
また、レブリン酸アミド類を洗浄剤として使用するとき、必要により他の溶剤、例えば、イソプロパノール、エタノール、メタノール、水等を加えて混合液として使用することができる。
【0023】
レブリン酸アミド類を溶剤として使用するとき、レジスト剥離剤と同様に酸化防止剤等を添加できる。また、レブリン酸アミド類を洗浄剤として使用するとき、界面活性剤等を添加できる。
【実施例】
【0024】
実施例1
[N,N−ジメチルレブリン酸アミドの合成]
攪拌装置、冷却管、温度計を備えた2リットル三口フラスコにジメチルアミンの50重量%水溶液500mlを仕込んだ。次にフラスコを氷冷しながらレブリン酸とチオニルクロライドから合成したレブリン酸クロライド336g(2.5モル)をゆっくりと滴下した。滴下終了後、減圧により余剰の揮発分を留去した後、クロロホルムで抽出し、減圧蒸留によりN,N−ジメチルレブリン酸アミドを311g(87%)得た。生成物はH−NMRで構造を確認した。
【0025】
[レジスト剥離能の測定]
合成したN,N−ジメチルレブリン酸アミド(DMLA)について、以下に示す測定方法によりレジスト剥離能を評価した。
評価に使用したレジスト残渣は、ナフトキノンジアジド/ノボラク樹脂(ポジ型レジスト)をガラス板上に塗布し、光照射した後、130℃でポストベークしたものを用いた。
レジスト剥離液(N,N−ジメチルレブリン酸アミド)を攪拌しながら20℃に保ち、この中にレジスト残渣が塗布されているガラス板を10秒入れた。ガラス板を取り出した後、ろ紙でガラス板表面に付着する大部分の液体を除いて水でリンス・乾燥させて表面を目視で観察し、以下の基準でレジスト剥離能を評価した。結果を表1に示す。
○ 完全にレジストが除去された。
△ レジストの一部が残存しているのが見られた。
× 大部分のレジストが残存していた。
【0026】
実施例2
N,N−ジメチルレブリン酸アミド80重量%及び水20重量%からなる混合液をレジスト剥離液として使用し、レジスト残渣が塗布されているガラス板を混合液に30秒入れた他は、実施例1と同様に行いレジスト剥離能を評価した。結果を表1に示す。
【0027】
実施例3
N,N−ジメチルレブリン酸アミド70重量%及び水30重量%からなる混合液をレジスト剥離液として使用し、レジスト残渣が塗布されているガラス板を混合液に50秒入れた他は、実施例1と同様に行いレジスト剥離能を評価した。結果を表1に示す。
【0028】
実施例4
混合液の温度を40℃に設定し、レジスト残渣が塗布されているガラス板を混合液に30秒入れた他は、実施例3と同様に行いレジスト剥離能を評価した。結果を表1に示す。
【0029】
実施例5
N,N−ジメチルレブリン酸アミド60重量%及び水40重量%からなる混合液をレジスト剥離液として使用し、混合液の温度を40℃に設定し、レジスト残渣が塗布されているガラス板を混合液に60秒入れた他は、実施例1と同様に行いレジスト剥離能を評価した。結果を表1に示す。
【0030】
比較例1
ジメチルスルホキシド(DMSO)30重量%、モノエタノールアミン(MEA)70重量%の混合液をレジスト剥離液として使用し、レジスト残渣が塗布されているガラス板を混合液に30秒入れた他は、実施例1と同様に行いレジスト剥離能を評価した。結果を表1に示す。
【0031】
比較例2
水30重量%、ジエチレングリコールモノブチルエーテル(BDG)30重量%、MEA40重量%の混合液をレジスト剥離液として使用し、レジスト残渣が塗布されているガラス板を混合液に30秒入れた他は、実施例1と同様に行いレジスト剥離能を評価した。結果を表1に示す。
【0032】
【表1】

【0033】
実施例6
[腐食性]
実施例1で合成したN,N−ジメチルレブリン酸アミドについて以下の方法で金属に対する腐食性について評価した。
(1)アルミ配線体
図1に示すように、ガラス基板上にMo−Al−Moの三層構造の配線体を作製し(Al層は幅90μm、厚み200nm、Mo層は幅90μm、厚み50nm)、40℃で5分間N,N−ジメチルレブリン酸アミドに浸漬させた。イソプロピルアルコール(IPA)、アセトン,水の順でリンスし、50℃30分間乾燥した。その後、図1の点線で示すように、サンプルをカットして走査型電子顕微鏡(SEM)で観察し、以下の基準で評価した。結果を表2に示す。
○ アルミニウム配線体の腐食は全く見られなかった。
△ 一部腐食が見られた。
× 激しい腐食が見られた。
(2)銅配線
表面を研磨した銅線をN,N−ジメチルレブリン酸アミドに室温で1週間浸漬させた後、状態を目視で観察し、以下の基準で評価した。結果を表2に示す。
○ 剥離液の着色も無く銅線も腐食されていない。
△ 剥離液の着色がみられる。
× 銅線の腐食が見られる。
【0034】
比較例3
N,N−ジメチルレブリン酸アミドの代わりに、DMSO30重量%、MEA70重量%の混合液を使用した他は実施例6と同様に行い混合液の金属に対する腐食性を評価した。結果を表2に示す。
【0035】
比較例4
N,N−ジメチルレブリン酸アミドの代わりに、水30重量%、BDG30重量%、MEA40重量%の混合液を使用した他は実施例6と同様に行い混合液の金属に対する腐食性を評価した。結果を表2に示す。
【0036】
【表2】

【0037】
実施例8
[溶解性試験]
実施例1で合成したN,N−ジメチルレブリン酸アミドについて、下記の方法で溶解性試験を行った。
水0.5gとn−ヘキサン0.5gを容器に入れ、N,N−ジメチルレブリン酸アミドを添加し、均一(無色透明)になるまでのN,N−ジメチルレブリン酸アミド(DMLA)の添加量から溶解度を以下に示す式から算出した。
溶解度(%)
=(n−ヘキサンと水の総量(g))/(DMLAの添加量(g))×100
この結果、溶解度は36%であった。
【0038】
比較例5
N,N−ジメチルレブリン酸アミドの代わりに、N−メチルピロリドンを使用した他は実施例8と同様にして溶解性実験を行った。
この結果、溶解度は10%であった。
【0039】
上記のように、N,N−ジメチルレブリン酸アミドを使用した場合、少量の添加で水とヘキサンの均一溶液を形成することができ、優れた溶剤、洗浄剤であることが示された。
【産業上の利用可能性】
【0040】
本発明のレジスト剥離剤は、半導体又は液晶パネル製造時等に使用できる。また、本発明の溶剤及び洗浄剤は、精密機器部品の洗浄、プリント配線基板洗浄等に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】実施例6のアルミ配線体に対する腐食性試験を説明するための図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記式で表されるレブリン酸アミド類、又はこのレブリン酸アミド類と水を含むレジスト剥離剤。
CH−CO−CHCH−CO−NR
(式中、R及びRはそれぞれ独立に水素原子又は炭素数1〜6の炭化水素基であり、互いに同一であっても異なっていてもよく、さらに互いに結合して環構造を形成してもよい。)
【請求項2】
前記レブリン酸アミド類を60〜100重量%、水を0〜40重量%含む請求項1記載のレジスト剥離剤。
【請求項3】
下記式で表されるレブリン酸アミド類からなる溶剤。
CH−CO−CHCH−CO−NR
(式中、R及びRはそれぞれ独立に水素原子又は炭素数1〜6の炭化水素基であり、互いに同一であっても異なっていてもよく、さらに互いに結合して環構造を形成してもよい。)
【請求項4】
下記式で表されるレブリン酸アミド類からなる洗浄剤。
CH−CO−CHCH−CO−NR
(式中、R及びRはそれぞれ独立に水素原子又は炭素数1〜6の炭化水素基であり、互いに同一であっても異なっていてもよく、さらに互いに結合して環構造を形成してもよい。)

【図1】
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【公開番号】特開2008−15218(P2008−15218A)
【公開日】平成20年1月24日(2008.1.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−186209(P2006−186209)
【出願日】平成18年7月6日(2006.7.6)
【出願人】(000183646)出光興産株式会社 (2,069)
【Fターム(参考)】