説明

加熱装置

【課題】加熱装置の加熱炉内の清浄度を確保しつつ、高精度な温度制御が可能で、加熱装置のランニングコストを低減することができるとともに、加熱装置の小型化、メンテナンス性の向上を図る加熱装置を提供することを目的とするものである。
【解決手段】被加熱物6を加熱炉内で加熱する電子部品などの製造用の加熱装置において、ベース熱源にガス燃焼方式を用いるチューブヒータ1、温度微調整用熱源に電気ヒータ2を用いる構成とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子部品などの製造時に使用する加熱装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の加熱装置の断面図を図5に示す。図5において、台板31の上に被加熱物32が載せられて搬送され、加熱炉33内を移動する。予熱部34はガスバーナ35で加熱され、温度コントロールの必要な本加熱部36は電気炉方式で被加熱物32を加熱する。ガスバーナ35は、耐火物製のマッフル37と炉壁38で囲まれた燃焼室39に設置されており、ガスバーナ35の燃焼ガスが加熱炉33内に流入するのを防止するため、マッフル37と炉壁38の気密性を保持するかあるいは燃焼ガスを排気する排気装置(図示せず)を設置する。
【0003】
なお、この出願に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
【特許文献1】特開平4−222387号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ガスバーナ35の燃焼ガスが加熱炉33内に流入するのを防止するためには、マッフル37と炉壁38の気密性を保持するか、あるいは排気装置を設置しなければならない。気密性を確保するには、マッフル37と炉壁38の組み付けを高精度に行わなければならず、高精度な加工部品が必要で、コストが高くなるとともに、メンテナンスが困難であるという課題を有していた。また、排気装置を設置する場合、装置が大型になり、複雑になるとともに、排気装置の運転コストがかかり、ランニングコストが高くなるという課題を有していた。また、本加熱部36は電気炉方式を取っているため、消費電力が多く、製造用として使用する加熱装置のランニングコストが高くなるという課題を有していた。
【0005】
本発明は、前記課題を解決しようとするものであり、加熱装置の加熱炉内の清浄度を確保しつつ、高精度な温度制御が可能で、製造用として使用する加熱装置のランニングコストを低減することができるとともに、加熱装置の小型化、メンテナンスを容易にすることができることを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するために、本発明は以下の構成を有するものである。
【0007】
本発明の請求項1に記載の発明は、特に、被加熱物を加熱炉内で加熱する加熱装置において、ベース熱源としてガス燃焼方式を用いるチューブヒータ、温度微調整用熱源として電気ヒータを用いるという構成を有しており、これにより、ベース熱源にガス燃焼方式を用いるチューブヒータを使用するため、ガスをチューブ内で燃焼し、マッフルと炉壁を密閉することあるいは燃焼ガスの排気装置を設けることなく、燃焼ガスの加熱装置内への流入を防止することができ、被加熱物の品質の低下を防止することができるとともに、加熱装置の小型化、コストダウンを図り、メンテナンスを容易にすることができる。また、加熱装置の必要エネルギーの大部分をガス燃焼方式を用いるチューブヒータで供給するため、消費エネルギーを削減することができ、加熱装置のランニングコストを低減することができるだけでなく、電気ヒータを並用して用いているため高精度な温度分布を得ることができるという作用効果を有する。
【0008】
本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、特に、チューブヒータに有したチューブの両端に蓄熱体を備えたバーナーを配置し、前記チューブの両側から交互に燃焼させる構成を有しており、これにより、チューブヒータの消費エネルギーを削減することができ、加熱装置のランニングコストを低減することができるという作用効果を有する。
【0009】
本発明の請求項3に記載の発明は、特に、被加熱物を搬送する搬送部と、上記被加熱物を加熱する予熱槽と、本加熱槽を有した加熱部とからなる加熱装置において、予熱槽の熱源としてガス燃焼方式を用いるチューブヒータと、本加熱槽のベース熱源としてガス燃焼方式を用いるチューブヒータと、温度微調整用熱源として電気ヒータを備えた構成を有しており、これにより、予熱槽と高精度な温度コントロールが必要な本加熱槽とに、ガス燃焼方式を用いるチューブヒータを使用するため、ガスはチューブ内で燃焼し、燃焼ガスが加熱装置内に流入しないための排気装置等の特別な装置は不要で、加熱装置の小型化、コストダウンを図ることができ、メンテナンス性も向上することができる。また、加熱装置の消費エネルギーの大部分を占める本加熱槽のベース熱源にガス燃焼方式を用いるチューブヒータを用いるため、加熱装置の消費エネルギーを削減することができ、加熱装置のランニングコストを低減することができるとともに、温度微調整用熱源に電気ヒータを用いるため、高精度な温度制御が可能で、加熱装置の温度分布の安定化を図ることができ、被加熱物の品質の向上を図ることができるという作用効果を有する。
【0010】
本発明の請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、特に、チューブヒータに有したチューブの両端に蓄熱体を備えたバーナーを配置し、前記チューブの両端から交互に燃焼させる構成を有しており、これにより、チューブヒータの消費エネルギーを削減することができ、加熱装置のランニングコストを低減することができるという作用効果を有する。
【発明の効果】
【0011】
本発明の加熱装置は、被加熱物を加熱炉内で加熱する加熱装置において、ベース熱源としてガス燃焼方式を用いるチューブヒータ、温度微調整用熱源として電気ヒータを用いるという構成であり、ベース熱源にガス燃焼方式を用いるチューブヒータを使用するため、ガスの燃焼はチューブ内で行われ、マッフルと炉壁を密閉することあるいは燃焼ガスの排気装置を設けることなく、燃焼ガスの加熱装置内への流入を防止することができ、被加熱物の品質の低下を防止することができるとともに、加熱装置の小型化、コストダウンを図り、メンテナンスを容易にすることができる。また、加熱装置の必要エネルギーの大部分をガス燃焼方式を用いるチューブヒータで供給するため、消費エネルギーを削減することができ、加熱装置のランニングコストを低減することができるだけでなく、電気ヒータを用いているため高精度な温度分布を得ることができるという効果を有する。
【0012】
また、被加熱物を搬送する搬送部と、上記被加熱物を加熱する予熱槽と本加熱槽を有した加熱部とからなる加熱装置において、予熱槽の熱源としてガス燃焼方式を用いるチューブヒータ、本加熱槽のベース熱源としてガス燃焼方式を用いるチューブヒータ、温度微調整用熱源として電気ヒータを用いるという構成であり、予熱槽および高精度な温度コントロールが必要な本加熱槽にガス燃焼方式を用いるチューブヒータを使用するため、ガスの燃焼はチューブ内で行われ、燃焼ガスが加熱装置内に流入しないための排気装置等の特別な装置は不要で、加熱装置の小型化、コストダウンを図ることができ、メンテナンス性も向上することができる。また、加熱装置の消費エネルギーの大部分を占める本加熱槽のベース熱源にガス燃焼方式を用いるチューブヒータを用いるため、加熱装置の消費エネルギーを削減することができ、加熱装置のランニングコストを低減することができるとともに、温度微調整用熱源に電気ヒータを用いるため、高精度な温度制御が可能で、加熱装置の温度分布の安定化を図ることができ、被加熱物の品質の向上を図ることができるという効果を有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、実施の形態1を用いて、本発明の特に請求項1および2に記載の発明について図面を参照しながら説明する。
【0014】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における加熱装置の断面模式図である。
【0015】
図1において、加熱装置は、炉壁22で囲まれた構造で、炉壁22の内部にプレート7が設置され、プレート7の下側にラジアントチューブヒータ1、上側に電気ヒータ2が配置され、電気ヒータ2の上方に循環ファン5が設置されている。
【0016】
図2は、本発明の実施の形態1におけるラジアントチューブヒータの概略図である。ラジアントチューブヒータ1は、チューブヒータのチューブ13の両端に蓄熱体を備えたバーナー23を配置し、交互に燃焼させる構成としたものである。図2において、ラジアントチューブヒータ1は、チューブ13の両端にバーナー23が設置されており、バーナー23には、蓄熱体8a、8bが備え付けられている。蓄熱体8a、8bの先には排気ガス管9および空気供給管10が接合されており、チューブ13の蓄熱体8a、8bの手前にはガス供給管11が接合されている。排気ガス管9、空気供給管10、ガス供給管11は、それぞれ1つの管から枝分かれした構造となっており、枝分かれした排気ガス管9、空気供給管10、ガス供給管11はそれぞれ蓄熱体8a側、8b側につながっている。排気ガス管9、空気供給管10、ガス供給管11の分岐点には三方弁12が取り付けられている。
【0017】
次に本発明の実施の形態1における具体的な動作について説明する。図1において、被加熱物6は、プレート7上に設置されており、被加熱物6の加熱は、ラジアントチューブヒータ1および電気ヒータ2により行い、循環ファン5で、炉壁22内の空気を循環させることで、加熱装置の温度を均一に保つことができる。ラジアントチューブヒータ1のチューブ13は密閉されており、チューブ13内でガス燃焼が行われ、排気ガス16、チューブ13供給用のガス18がラジアントチューブヒータ1から外に出ることはない。そのため、加熱装置に排気装置をつけたり、複雑な密閉構造にしたりすることなく、排気ガス16と被加熱物6との接触を防止することができ、被加熱物6の品質の低下を防止することができるとともに、加熱装置の小型化、コストダウン、メンテナンス性の向上を図ることができる。また、ラジアントチューブヒータ1は装置内の基本的な熱となるベース熱源であり、加熱容量が大きく、加熱装置の消費エネルギーの大部分を供給し、熱源はガス燃焼であるため、エネルギーコストを低減することができ、電気ヒータ2は温度微調整用熱源であり、加熱容量は小さいが、温度制御性が高いので、ラジアントチューブヒータ1の温度ばらつきを補正し、加熱装置の温度ばらつきを低減することができる。このように、ラジアントチューブヒータ1と電気ヒータ2を組み合わせることで、電気熱源のクリーンな環境と温度コントロール性の良さを維持しつつ、ガス熱源のエネルギーコストの低さを併せ持つ加熱装置を提供することができ、加熱装置の消費エネルギーを削減し、ランニングコストを削減することができる、また、温度分布の安定化、均一化を図り、加熱装置の品質の向上を図ることができる。
【0018】
図3(a)は、時刻t1でのラジアントチューブヒータ1の動作イメージ図である。排気ガス管9の三方弁12は蓄熱体8b側が開き、蓄熱体8a側が閉じている。空気供給管10およびガス供給管11の三方弁12はどちらも蓄熱体8a側が開き、蓄熱体8b側が閉じている。空気17、ガス18が蓄熱体8a側から供給され、点火装置(図示せず)によりガス18が燃焼し、燃焼ガス19が発生する。燃焼後の排気ガス16は蓄熱体8bに移動し、蓄熱体8bを通過して、排気ガス管9を通って、開いた排気ガス管9の三方弁12から排出される。蓄熱体8bを排気ガス16が通過する際、蓄熱体8bは排気ガス16により加熱される。図3(b)は、時刻t1から数十秒後のラジアントチューブヒータ1の動作模式図である。排気ガス管9の三方弁12は蓄熱体8a側が開き、蓄熱体8b側が閉じている。空気供給管10およびガス供給管11の三方弁12はどちらも蓄熱体8b側が開き、蓄熱体8a側が閉じている。空気17、ガス18が蓄熱体8b側から供給され、点火装置(図示せず)によりガス18が燃焼し、燃焼ガス19が発生する。燃焼後の排気ガス16は蓄熱体8aに移動し、蓄熱体8aを通過して、排気ガス管9を通って、開いた排気ガス管9の三方弁12から排出される。蓄熱体8aを排気ガス16が通過する際、蓄熱体8aは排気ガス16により加熱され、ガス18が燃焼するのに使用される空気17は、加熱され蓄熱体8bを通過する際、加熱される。数十秒ごとに排気ガス管9、空気供給管10およびガス供給管11の三方弁12が交互に切り替えられ、図3(a)と図3(b)の状態が交互に繰り返される。空気17は蓄熱体8aまたは蓄熱体8bにより加熱されるため、空気17がチューブ13内に供給された際に、空気17によるチューブ13の温度低下を防止することができ、単純なガス燃焼による加熱に比べて消費エネルギーを削減することができ、加熱装置のランニングコストを削減することができる。
【0019】
次に、実施の形態2を用いて、本発明の請求項3および4に記載の発明について、図面を参照しながら説明する。
【0020】
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2における予熱槽、本加熱槽からなる加熱装置の断面図である。図4において、加熱装置は、搬送部3、加熱部4で構成されており、加熱部4は予熱槽20と本加熱槽21で構成されている。予熱槽20は、被加熱物6の上下にラジアントチューブヒータ1が配置され、本加熱槽21は、高精度な温度コントロールが必要であり、被加熱物6の下側にラジアントチューブヒータ1、上側に電気ヒータ2が配置されている。予熱槽20、本加熱槽21とも最上方には循環ファン5が設置されている。被加熱物6は搬送部3で搬送され、加熱部4の入口14から加熱装置内に供給され、予熱槽20で予熱したあと、本加熱槽21で本加熱され、加熱部4の出口15から搬出される。予熱槽20および本加熱槽21では、ガス燃焼方式のチューブヒータとして、ラジアントチューブヒータ1を用いるため、チューブ13内でガス18の燃焼が行われ、排気ガス16を処理するための排気装置や、加熱部4の構造を密閉構造にするために複雑な構造にする必要がなく、加熱装置の小型化、メンテナンス性の向上を図ることができるとともに、装置コストの削減を図ることができる。予熱槽20は、ラジアントチューブヒータ1により加熱を行うため、他のガス燃焼方式のヒータよりも消費エネルギーを削減することができ、加熱装置のランニングコストの削減を行うことができる。本加熱槽21は、ラジアントチューブヒータ1と電気ヒータ2を有した構成で、高精度な温度制御ができるとともに、消費エネルギーの削減を行うことができ、加熱装置のランニングコストの低減を図ることができる。
【産業上の利用可能性】
【0021】
本発明にかかる加熱装置は、被加熱物を加熱する製造用の加熱装置において、ベース熱源にガス燃焼方式を用いるチューブヒータ、温度微調整用熱源に電気ヒータを用いるという構成であり、ベース熱源にガス燃焼方式を用いるチューブヒータを使用するため、ガスの燃焼はチューブ内で行われ、マッフルと炉壁を密閉する機構あるいは燃焼ガスの排気装置を設けることなく、燃焼ガスの加熱装置内への流入を防止することができ、被加熱物の品質の低下を防止することができるとともに、加熱装置の小型化、コストダウンを図り、メンテナンスを容易にすることができる。また、加熱装置の必要エネルギーの大部分を、ガス燃焼方式を用いるチューブヒータで供給するため、消費エネルギーを削減することができ、加熱装置のランニングコストを低減することができるだけでなく、本加熱槽では、電気ヒータを用いているため高精度な温度分布を得ることができるという効果を有し、電子部品の加熱装置などの用途として有用である。
【0022】
また、被加熱物を搬送する搬送部と、上記被加熱物を加熱する予熱槽、本加熱槽に分かれた加熱部からなる加熱装置において、予熱槽の熱源にガス燃焼方式を用いるチューブヒータ、本加熱槽のベース熱源にガス燃焼方式を用いるチューブヒータ、温度微調整用熱源に電気ヒータを用いるという構成であり予熱槽、本加熱槽にガス燃焼方式を用いるチューブヒータを使用するため、チューブ内でガスを燃焼させることで、排気装置を設ける等の燃焼ガスが加熱装置内に流入しないための特別な装置は不要で、加熱装置の小型化、コストダウンを図り安価に構成することができ、メンテナンス性も向上することができる。また、加熱装置の消費エネルギーの大部分を占める高精度な温度コントロールが必要な本加熱槽のベース熱源にガス燃焼方式を用いるチューブヒータを用いるため、加熱装置の消費エネルギーを削減することができ、加熱装置のランニングコストを低減することができるとともに、温度微調整用熱源に電気ヒータを用いるため、高精度な温度制御が可能で、加熱装置の温度分布の安定化を図ることができ、被加熱物の品質の向上を図ることができるという効果を有し、電子部品の加熱装置などの用途として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の実施の形態1における加熱装置の断面模式図
【図2】本発明の実施の形態1におけるラジアントチューブヒータの概略図
【図3】(a)時刻t1でのラジアントチューブヒータの動作模式図、(b)時刻t1から数十秒後のラジアントチューブヒータの動作模式図
【図4】本発明の実施の形態2における予熱槽、本加熱槽からなる加熱装置の断面図
【図5】従来の加熱装置の断面図
【符号の説明】
【0024】
1 ラジアントチューブヒータ
2 電気ヒータ
3 搬送部
4 加熱部
5 循環ファン
6 被加熱物
7 プレート
8a、8b 蓄熱体
9 排気ガス管
10 空気供給管
11 ガス供給管
12 三方弁
13 チューブ
14 入口
15 出口
16 排気ガス
17 空気
18 ガス
19 燃焼ガス
20 予熱槽
21 本加熱槽
22 炉壁
23 バーナー
31 台板
32 被加熱物
33 加熱炉
34 予熱部
35 ガスバーナ
36 本加熱部
37 マッフル
38 炉壁
39 燃焼室

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被加熱物を加熱炉内で加熱する加熱装置において、ベース熱源としてガス燃焼方式を用いるチューブヒータ、温度微調整用熱源として電気ヒータを用いることを特徴とする加熱装置。
【請求項2】
チューブヒータに有したチューブの両端に蓄熱体を備えたバーナーを配置し、前記チューブの両端から交互に燃焼させることを特徴とする請求項1に記載の加熱装置。
【請求項3】
被加熱物を搬送する搬送部と、上記被加熱物を加熱する予熱槽と、本加熱槽を有した加熱部とからなる加熱装置において、予熱槽の熱源としてガス燃焼方式を用いるチューブヒータと、本加熱槽のベース熱源としてガス燃焼方式を用いるチューブヒータと温度微調整用熱源として電気ヒータを備えたことを特徴とする加熱装置。
【請求項4】
チューブヒータに有したチューブの両端に蓄熱体を備えたバーナーを配置し、前記チューブの両端から交互に燃焼させることを特徴とする請求項3に記載の加熱装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2008−39284(P2008−39284A)
【公開日】平成20年2月21日(2008.2.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−214086(P2006−214086)
【出願日】平成18年8月7日(2006.8.7)
【出願人】(000005821)松下電器産業株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】