説明

加熱調理器

【課題】タッチキーの誤検知による誤動作のない安全でより使い勝手の良い加熱調理器を提供することを目的とする。
【解決手段】鍋2を加熱する加熱手段3と、鍋2を載置するトッププレート1と、トッププレート1に設けた複数のタッチキー4と、各タッチキー4の静電容量の変化を電圧変化に変換する入力手段6と、入力手段6の出力に基づきタッチキー4の押下を検知する押下検知手段7と、押下検知手段7の出力に基づき加熱手段3の通電を制御する制御手段10と、入力手段6の出力変化速度に基づき人が指でキーを操作したのか否かを判定する操作判定手段8とを備え、操作判定手段8により人が指でキーを操作したのでないと判定した場合、押下検知手段7によるタッチキー4の受付動作を取り消すものである。これによって、タッチキー4の誤検知による誤動作のない安全でより使い勝手の良いものとなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、静電容量方式のタッチキーを用いた誘導加熱調理器などの加熱調理器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、誘導加熱調理器は安全・清潔・高効率という優れた特徴が認知され、一般家庭のキッチンや業務用等に広く普及されている。
【0003】
また、機器に搭載の静電容量式タッチキーとして、平板状パネルに電極を設けてコンデンサを形成し、パネルに人が指で触れたことに起因する前記コンデンサの静電容量変化を直流電圧の変化に変換し検知するものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、商用電源に同期して各タッチキーの電圧を逐次入力するとともに所定周期で入力順序を変更することにより、漏洩磁界の影響を受けにくくなるようにし、鍋とタッチキーが近接していることを検知するものも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【特許文献1】特開昭61−292832号公報
【特許文献2】特開2005−85667号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、前記従来の構成では、いずれも使用者が水を溢したり、鍋から吹き零れた調理物がタッチキー部にかかったりした場合、人が指でキーを操作したと誤って受け付けてしまい、調理動作を開始したり、また、調理中においては、例えば、湯沸し中や炊飯中などの自動調理中には、調理を途中で停止してしまうという課題がある。
【0006】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、タッチキーの誤検知による誤動作のない安全でより使い勝手の良い加熱調理器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、鍋を加熱する加熱手段と、前記加熱手段の上部に設け鍋を載置するトッププレートと、前記トッププレートに表裏一対で設けた電極で構成した複数のタッチキーと、前記各タッチキーの静電容量の変化を電圧変化に変換する入力手段と、前記入力手段の出力に基づきタッチキーの押下を検知する押下検知手段と、前記押下検知手段の出力に基づき前記加熱手段の通電を制御する制御手段と、前記入力手段の出力変化速度に基づいて、人が指でキーを操作したのか否かを判定する操作判定手段とを備え、前記操作判定手段により人が指でキーを操作したのでないと判定した場合、前記押下検知手段によるタッチキーの受付動作を取り消す構成としたものである。
【0008】
これによって、操作判定手段が、キーの操作が水などによるものか、人の指により操作したものかを判定し、人が指で操作したのではないと判定すると、タッチキーの受付動作を取り消すため、タッチキーの誤検知による誤動作のない安全でより使い勝手の良いものとすることができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明の加熱調理器は、タッチキーの誤検知による誤動作のない安全でより使い勝手の良いものとすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
第1の発明は、鍋を加熱する加熱手段と、前記加熱手段の上部に設け鍋を載置するトッププレートと、前記トッププレートに表裏一対で設けた電極で構成した複数のタッチキーと、前記各タッチキーの静電容量の変化を電圧変化に変換する入力手段と、前記入力手段の出力に基づきタッチキーの押下を検知する押下検知手段と、前記押下検知手段の出力に基づき前記加熱手段の通電を制御する制御手段と、前記入力手段の出力変化速度に基づいて、人が指でキーを操作したのか否かを判定する操作判定手段とを備え、前記操作判定手段により人が指でキーを操作したのでないと判定した場合、前記押下検知手段によるタッチキーの受付動作を取り消す構成とした加熱調理器とすることにより、操作判定手段が、キーの操作が水などによるものか、人の指により操作したものかを判定し、人が指で操作したのではないと判定すると、タッチキーの受付動作を取り消すため、タッチキーの誤検知による誤動作のない安全でより使い勝手の良いものとすることができる。
【0011】
第2の発明は、特に、第1の発明において、操作判定手段は、押下検知手段がタッチキーの押下と判定する第1の判定値からタッチキーが放されたと判定する第2の判定値に変化する間の時間が所定の時間以上の場合に人が指でキーを操作したのではないと判定することにより、直流電圧が第1の判定値から第2の判定値まで変化する時間を測定するだけで、誤検知を判定でき、簡単な方法で使い勝手を向上することができる。
【0012】
第3の発明は、特に、第1の発明において、操作判定手段は、入力手段の出力変化の平均値が最大変化時の値より所定の比率以下である場合に人が指でキーを操作したのではないと判定することにより、簡単な方法で、確実に人の指でキーを操作したのでないことを判定できる。
【0013】
第4の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明において、押下検知手段は、タッチキーの押下を検知してから、所定の時間以上、タッチキーが放されたことを検知しない場合に、入力手段の出力から基準判定値を変更する基準更新手段を備えたことにより、使用者が誤って、高温に加熱されたフライパンなどをタッチキー部の上に載せ、タッチキーの静電容量の変化を検知する電極や、さらに下部にある整流平滑回路やレベルシフト回路で構成されたプリント基板の温度が上昇し、回路部品の温度が上昇することにより、直流電圧が変化し、キーを受け付けなくなることがなくなる。
【0014】
第5の発明は、特に、第4の発明において、基準更新手段は、タッチキーの押下を検知してから最小電圧を記憶し、この最小電圧に基づき基準判定値を変更することにより、プリント基板の温度が低下して、回路温度が低下してもキー操作を受け付けることができない状態が保持されることがなくなり、使い勝手が向上する。
【0015】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
【0016】
(実施の形態)
図1〜図4は、本発明の実施の形態における加熱調理器を示している。
【0017】
図1は加熱調理器の例として誘導加熱調理器を示しており、トッププレート1には、被加熱物である鍋2が載置されている。また、トッププレート1は、鍋2を加熱する加熱手段3の上部に設けられている。そして、加熱手段3は、この例では整流器、加熱コイル、スイッチング素子およびインバータ回路により構成され、商用電源(図示していない)に接続されている。また、トッププレート1には複数のタッチキー4が設けられ、このタッチキー4はトッププレート1に表裏一対で設けた電極5a、5bで構成されている。
【0018】
また、本実施の形態における加熱調理器は、各タッチキー4の静電容量の変化を電圧変化に変換する入力手段6と、入力手段6の出力に基づきタッチキー4の押下を検知する押下検知手段7と、押下検知手段7の出力に基づき加熱手段3の通電を制御する制御手段10と、入力手段6の出力変化速度に基づいて、人が指でキーを操作したのか否かを判定する操作判定手段8とを備えている。そして、操作判定手段8により人が指でキーを操作したのでないと判定した場合、押下検知手段7によるタッチキー4の受付動作を取り消す構成としている。
【0019】
また、押下検知手段7がタッチキー4の押下を検知してから、所定の時間以上、タッチキー4が放されたことを検知しない場合に入力手段6の出力から基準判定値を変更する基準更新手段9を備えている。この基準更新手段9は、タッチキー4の押下を検知してから最小電圧を記憶し、この最小電圧に基づき基準判定値を変更するものである。
【0020】
また、人が指でキーを操作したのでないと判定した場合、すなわち、トッププレート1上に水などをこぼし、タッチキー4のキー操作を受け付けてしまった場合には、これを表示または報知して使用者に知らせる表示手段11も備えている。
【0021】
図2に誘導加熱調理器の一例を示すように、タッチキー4は、左ダウンキー4a、左切/入キー4b、左アップキー4c、右ダウンキー4d、右切/入キー4e、右アップキー4fの6つからなり、各々のキーが一対の電極5a、5bを備えて、トッププレート1と同一面上にて、機器の使用者が操作し易いように鍋2を載置される部位より手前(使用者側)に配置されている。
【0022】
また、図3に示すように、入力手段6は、発振器12、平滑回路部13およびレベルシフト部14で構成されている。発振器12の出力する400kHz高周波信号を基に、高周波電圧を形成して、電極5bに印加する。機器を使用する者が電極5aに指で触れていない場合には、電極5bに印加される高周波電圧は、平滑回路部13を経由して、レベルシフト部14から直流電圧として、押下検知手段7に入力される。しかし、機器を使用する者が電極5aに指で触れた場合は、電極5bに印加される高周波電圧の一部は、電極5b、トッププレート1、電極5a、指を介してアースに流れて、整流平滑部13に伝達される電圧振幅は減衰し、押下検知手段7へ入力される直流電圧は低下する。なお、6つのタッチキー4に対応する電極5a、5bの各々に対し、入力手段6を備えている。
【0023】
ここで、図1に戻り、各部の構成、動作について説明する。
【0024】
加熱手段3では、スイッチング素子を23kHzでオンオフさせて加熱コイルに高周波電流を供給し、加熱コイルと磁気結合する鍋2を加熱する。また、表示手段11は、発光ダイオード(LED)や液晶表示素子(LCD)などで構成され、水などをこぼし、タッチキー4のキー操作を受け付けてしまった場合の表示または報知に加え、加熱手段3の通電状態をも表示する。
【0025】
電極5a、5bは一対のコンデンサを形成し、入力手段6は、電極5bに400kHzの高周波電圧を印加し、電極5a、5bで形成されるコンデンサを経由して得た信号を整流・平滑して直流電圧に変換し出力する。電極5aに指が触れると、電極5a、5bで形成されるコンデンサの静電容量が変化し、入力手段6はこれを電圧変化に変換して出力する。
【0026】
また、押下検知手段7は、6つのタッチキーについて、順次AD変換して入力していく。そして、各々のタッチキーについて、入力した電圧値が判定基準値より、0.4V以上低下するのを検知して、キー押下と判定し、制御手段10へキー押下を示す信号を出力する。
【0027】
さらに、押下検知手段7は、6つのタッチキーの各々において、入力した電圧値のうち押下と判定しない範囲で、複数回読み込んだ値の平均値を求め、判定基準値として記憶する。なお、キー押下と判定する入力した電圧が判定基準値よりも0.4V以上低下という値は、回路定数によって定まるものであり、回路定数が変われば変わり、この値に限定するものではない。
【0028】
また、操作判定手段8は、押下検知手段7がキー押下と判定してから直流電圧が上昇する変化速度を測定し、人によるキー操作か否かを判定する。本実施の形態では、押下検知手段7はキーが放されたと判定する判定値を判定基準値よりも0.2V低い電圧とし、判定基準値から0.4V低い電圧から0.2V低い電圧までの時間を測定し、0.5秒以内であれば、人の指によるキー操作であると判定し、0.5秒経過しても、判定基準値より0.2V低い電圧に到達しない場合は、水がこぼれたり、調理物が吹き零れたりすることによる誤検知と判定する。
【0029】
また、制御手段10は、押下検知手段7からの入力信号に基づき、加熱手段3への通電開始/停止、および通電する電力の変更を行う。押下検知手段7からの信号により、制御手段10は加熱手段3の通電を開始し、操作判定手段8からの停止信号を受信すると、加熱手段3の通電を停止する。さらに、タッチキー4が異常であることを表示手段11で表示または報知することによって、使用者に知らせ使い勝手をよくしている。
【0030】
以上のように構成された加熱調理器について、図4を用いてさらに説明する。
【0031】
先ず、押下検知手段7の動作から説明する。通常では、図4(a)に示すように、入力手段6の出力電圧は直流電圧となり、タッチキー4に指が触れていないときは、入力手段6の出力電圧は、約3.2Vの直流電圧になる。そして、押下検知手段7は、入力手段6の出力電圧をAD変換して入力し、判定基準値として記憶する。
【0032】
その後、例えば、左切/入キー4bに指が触れると、左切/入キー4bに対応する入力手段6の出力手段は、約2.6Vの直流電圧まで低下する。そして、押下検知手段7は、左切/入キー4bに対応する入力手段6の出力電圧を入力し、判定基準値との差(3.2V−2.6V=0.6V)が0.4V以上である状態が0.1秒連続すると、左切/入キー4bが押下されていると判定する。
【0033】
しかし、例えば、図4(b)のように、調理をしていないときに、トッププレート1に水をこぼし、左切/入キー4bにかかると、左切/入キー4bに対応する入力手段6の出力手段は、約2.6Vの直流電圧まで低下し、0.1秒後に、押下検知手段7は、タッチキー4が押されたと誤検知して、制御手段10が加熱手段3の通電を開始する。
【0034】
この場合、通電を開始してから、一旦低下した直流電圧は、トッププレート1上にこぼれた水が流れて広がり、タッチキー4上にかかっている量が徐々に減少するにつれて、静電容量が変化し、少しずつ直流電圧が上昇し判定基準値に達することになる。ところが、操作判定手段8は、入力手段6の出力である直流電圧が2.8V(第1の判定値)から3.0V(第2の判定値)に上昇する時間を測定し、0.5秒経過しても3.0Vに到達しないので、制御手段10に加熱停止の信号を送り、制御手段10は加熱手段3の通電を停止する。人の指によるキー操作であれば、即座に、タッチキー4の静電容量が大きく上昇するため、水がかかった場合と判別することができる。
【0035】
すなわち、操作判定手段8は、入力手段6の出力変化の平均値が最大変化時の値より所定の比率以下であることから人が指でキーを操作したのでないことを判定するものである。人が指でタッチキー4を押下している状態では、押下状態での直流電圧の変化が少なく、また、指でタッチキー4に触れた瞬間と、指をタッチキー4から離した瞬間に最大に変化するが、トッププレート1に水がこぼれ、タッチキー4上部にかかった場合には、タッチキー4上にかかった水はトッププレートを広がり、直流電圧の変化が継続して発生するため、直流電圧の変化量の平均値は小さくなる。これによって、簡単な方法で、確実に、人の指でキーを操作したのでないことを判定できる。
【0036】
また、制御手段10が加熱手段3を通電している場合に、水をこぼしたり、調理物がふきこぼれたりして、左切/入キー4bにかかると、押下検知手段7は、加熱を停止するように制御手段10に信号を送るが、操作判定手段8により、制御手段10に加熱を再開するように信号を送るため、例えば、自動調理などがキーの誤検知により停止しても、すぐに再開する。
【0037】
以上の構成により、本実施の形態における加熱調理器は、タッチキーの誤検知による誤動作を防ぎ、安全性と、使い勝手を向上させることができる。
【0038】
また、本実施の形態では、押下検知手段7がキー押下中と判断すると基準判定値を更新しなくなるが、キー押下状態が、3分以上が続いた場合、判定基準値を現在の入力手段6の出力電圧に、0.4V加算した値を基準判定値として変更する。これによって、高温のフライパンや鍋がタッチキー4に載せられ、回路部品の温度特性により、入力手段6の出力する直流電圧が変化した場合にも、タッチキー4を受け付けなくなるという不具合がなくなる。
【0039】
さらに、本実施の形態では、基準更新手段9は、押下判定中の直流電圧の最小電圧を記憶し、この値に0.4Vを加算した値を基準判定値に変更するため、温度が低下している場合にも、確実に、タッチキー4の受付動作を再開できる。
【0040】
なお、従来のように、静電容量を直流電圧に変換するものでは、鍋を介して導かれた加熱手段の発生する漏洩磁界に起因するリップル電圧が重畳してしまい、人が指でキー操作しても受け付けにくくなる、または受け付けなくなり、使い勝手が悪くなるという課題があるが、本実施の形態では、そのような課題も解決できる。
【産業上の利用可能性】
【0041】
本発明の加熱調理器は、タッチキーの誤検知による誤動作のない安全でより使い勝手の良いものとすることができるので、誘導加熱調理器、高周波加熱調理器およびハロゲン調理器などのタッチキーを有する調理器などの用途に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明の実施の形態における加熱調理器のブロック図
【図2】同加熱調理器の平面図
【図3】同加熱調理器の入力手段のブロック図
【図4】(a)同加熱調理器の人のキー押下による入力手段の出力電圧の動作図(b)同加熱調理器の水がタッチキーにかかった場合の入力手段の出力電圧の動作図
【符号の説明】
【0043】
1 トッププレート
2 鍋
3 加熱手段
4 タッチキー
5a、5b 電極
6 入力手段
7 押下検知手段
8 操作判定手段
9 基準更新手段
10 制御手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
鍋を加熱する加熱手段と、前記加熱手段の上部に設け鍋を載置するトッププレートと、前記トッププレートに表裏一対で設けた電極で構成した複数のタッチキーと、前記各タッチキーの静電容量の変化を電圧変化に変換する入力手段と、前記入力手段の出力に基づきタッチキーの押下を検知する押下検知手段と、前記押下検知手段の出力に基づき前記加熱手段の通電を制御する制御手段と、前記入力手段の出力変化速度に基づいて、人が指でキーを操作したのか否かを判定する操作判定手段とを備え、前記操作判定手段により人が指でキーを操作したのでないと判定した場合、前記押下検知手段によるタッチキーの受付動作を取り消す構成とした加熱調理器。
【請求項2】
操作判定手段は、押下検知手段がタッチキーの押下と判定する第1の判定値からタッチキーが放されたと判定する第2の判定値に変化する間の時間が所定の時間以上の場合に人が指でキーを操作したのではないと判定する請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項3】
操作判定手段は、入力手段の出力変化の平均値が最大変化時の値より所定の比率以下である場合に人が指でキーを操作したのではないと判定する請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項4】
押下検知手段は、タッチキーの押下を検知してから、所定の時間以上、タッチキーが放されたことを検知しない場合に、入力手段の出力から基準判定値を変更する基準更新手段を備えた請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱調理器。
【請求項5】
基準更新手段は、タッチキーの押下を検知してから最小電圧を記憶し、この最小電圧に基づき基準判定値を変更する請求項4に記載の加熱調理器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2007−141541(P2007−141541A)
【公開日】平成19年6月7日(2007.6.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−331073(P2005−331073)
【出願日】平成17年11月16日(2005.11.16)
【出願人】(000005821)松下電器産業株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】