説明

動力出力装置およびハイブリッド車並びに駆動装置

【課題】電動機の劣化や破損をより抑制する。
【解決手段】エンジン22にダンパ24,機関用回転部材26を介して接続されたトランスミッション40の入力用回転部材42に電動機用回転部材36を介してモータ30のロータ32を接続する。また、電動機用回転部材36や電動機用回転部材36と入力用回転部材42との接続箇所の強度をモータ30のロータ32の強度に比して低くする。これらにより、モータ30のロータ32の劣化や破損をより抑制することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、動力出力装置およびハイブリッド車並びに駆動装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の動力出力装置としては、内燃エンジンと、ロータが内燃エンジンのクランクシャフトに直結されたモータジェネレータと、内燃エンジンやモータジェネレータからの動力を駆動軸に伝達するトランスミッションと、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平11−78555号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上述の動力出力装置では、モータジェネレータのロータが内燃エンジンに直結されているため、内燃エンジンからのトルク変動がモータジェネレータのロータに直接作用することにより、ロータの劣化が促進されたり、内燃エンジンから出力されるトルクの変動が通常想定される範囲を超えて大きいときにロータの破損を招いたりすることがある。
【0004】
本発明の動力出力装置およびハイブリッド車並びに駆動装置は、電動機の劣化や破損をより抑制することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の動力出力装置およびハイブリッド車並びに駆動装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0006】
本発明の動力出力装置は、
駆動軸に動力を出力する動力出力装置であって、
動力を出力する内燃機関と、
動力を入出力する電動機と、
前記内燃機関に接続された回転部材である機関用回転部材および前記電動機の回転子に接続された回転部材である電動機用回転部材と前記駆動軸とに接続され、前記内燃機関および前記電動機からの動力を前記駆動軸に伝達する動力伝達手段と、
を備え、
前記電動機用回転部材および/または該電動機用回転部材と前記動力伝達手段との接続箇所は、前記回転子の強度に比して低い強度で形成されてなる、
を備えることを要旨とする。
【0007】
この本発明の動力出力装置では、内燃機関に接続された回転部材である機関用回転部材と動力伝達手段とを接続すると共に電動機の回転子に接続された回転部材である電動機用回転部材と動力伝達手段とを接続することにより、内燃機関から出力されるトルクの変動が機関用回転部材,動力伝達手段,電動機用回転部材を介して電動機に伝達されるため、内燃機関の出力軸に電動機の回転子を直結するものに比して電動機に伝達されるトルク変動を抑制することができ、電動機の劣化や破損をより抑制することができる。また、この本発明の動力出力装置では、電動機用回転部材の強度や電動機用回転部材と動力伝達手段との接続箇所の強度を電動機の回転子の強度に比して低くすることにより、電動機の回転子に比して電動機用回転部材や電動機用回転部材と動力伝達手段との接続箇所の方が破損しやすいため、内燃機関から出力されるトルクの変動が通常想定される範囲を超えて大きいときなどには、回転部材や接続部の破損により、電動機の回転子の破損をより抑制することができる。
【0008】
こうした本発明の動力出力装置において、前記回転子と前記電動機用回転部材とは、前記回転子の内周側に形成されたスプラインと前記電動機用回転部材の外周側に形成されたスプラインとがスプライン嵌合されてなるものとすることもできる。こうすれば、電動機用回転部材の交換をより容易に行なうことが可能となる。この場合、前記回転子は、前記内周側に該回転子の軸方向の長さより短い長さで前記スプラインが形成されてなるものとすることもできる。こうすれば、内燃機関から出力されて電動機用回転部材に伝達されるトルクの変動や電動機の回転変動などを電動機用回転部材で吸収することができる。
【0009】
また、本発明の動力出力装置において、前記動力伝達手段は、前記電動機用回転部材との接続箇所が前記機関用回転部材との接続箇所に比して低い強度で形成されてなる所定の回転部材を有する手段であるものとすることもできる。
【0010】
本発明のハイブリッド車は、上述のいずれかの態様の動力出力装置、即ち、基本的には、駆動軸に動力を出力する動力出力装置であって、動力を出力する内燃機関と、動力を入出力する電動機と、前記内燃機関に接続された回転部材である機関用回転部材および前記電動機の回転子に接続された回転部材である電動機用回転部材と前記駆動軸とに接続され、前記内燃機関および前記電動機からの動力を前記駆動軸に伝達する動力伝達手段と、を備え、前記電動機用回転部材および/または該電動機用回転部材と前記動力伝達手段との接続箇所は、前記回転子の強度に比して低い強度で形成されてなる、動力出力装置を搭載し、車軸が前記駆動軸に連結されてなることを要旨とする。
【0011】
この本発明のハイブリッド車では、上述のいずれかの態様の本発明の動力出力装置を搭載するから、本発明の動力出力装置が奏する効果、例えば、電動機の回転子の劣化や破損をより抑制することができる効果などと同様の効果を奏することができる。
【0012】
本発明の駆動装置は、
駆動軸に動力を出力する動力出力装置に内燃機関と共に組み込まれる駆動装置であって、
動力を入出力する電動機と、
前記内燃機関に接続された回転部材である機関用回転部材および前記電動機の回転子に接続された回転部材である電動機用回転部材と前記駆動軸とに接続され、前記内燃機関および前記電動機からの動力を前記駆動軸に伝達する動力伝達手段と、
を備え、
前記電動機用回転部材および/または該電動機用回転部材と前記動力伝達手段との接続箇所は、前記回転子の強度に比して低い強度で形成されてなる、
ことを要旨とする。
【0013】
この本発明の駆動装置では、内燃機関に接続された回転部材である機関用回転部材と動力伝達手段とを接続すると共に電動機の回転子に接続された回転部材である電動機用回転部材と動力伝達手段とを接続することにより、内燃機関から出力されるトルクの変動が機関用回転部材,動力伝達手段,電動機用回転部材を介して電動機に伝達されるため、内燃機関の出力軸に電動機の回転子を直結するものに比して電動機に伝達されるトルク変動を抑制することができ、電動機の劣化や破損をより抑制することができる。また、この本発明の駆動装置では、電動機用回転部材の強度や電動機用回転部材と動力伝達手段との接続箇所の強度を電動機の回転子の強度に比して低くすることにより、電動機の回転子に比して電動機用回転部材や電動機用回転部材と動力伝達手段との接続箇所の方が破損しやすいため、内燃機関から出力されるトルクの変動が通常想定される範囲を超えて大きいときなどには、回転部材や接続部の破損により、電動機の回転子の破損をより抑制することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
【実施例】
【0015】
図1は、本発明の一実施例としての動力出力装置21を搭載したハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図であり、図2は、動力出力装置21の一部の断面を示す断面図である。実施例のハイブリッド自動車20は、図1に示すように、ガソリンまたは軽油等の炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関として構成されたエンジン22と、動力を入出力するモータ30と、ダンパ24を介してエンジン22から回転部材(以下、機関用回転部材という)26に出力される動力とモータ30から回転部材(以下、電動機用回転部材という)36に出力される動力とを変速して左右後輪60a,60bに連結された駆動軸46に出力するトランスミッション40と、モータ30を駆動するインバータ38を介してモータ30と電力をやりとりするキャパシタ50と、を備える。なお、実施例の動力出力装置21からエンジン22を除くと駆動装置としての構成となる。
【0016】
モータ30は、図1および図2に示すように、無方向性電磁鋼板が積層されてなり外周面に永久磁石が貼り付けられたロータ32と、無方向性電磁鋼板が積層されてなり三相コイルが巻回されたステータ34と、を有する周知の同期発電電動機として構成されている。電動機用回転部材は36は、内部を機関用回転部材26が貫通する中空の筒状部材として形成されており、エンジン22が通常運転されたときにエンジン22から出力されてダンパ24,機関用回転部材26,トランスミッション40を介して伝達されるトルクの変動を許容することができる範囲内で且つロータ32の強度に比して低い強度に、例えばカーボンなどで比較的薄い厚みに形成されている。モータ30のロータ32と電動機用回転部材36とは、ロータ32の内周側に形成されロータ32の軸方向の長さL1より短い長さL2(例えば、長さL1の2%や5%,10%程度の長さなど)のスプライン(溝)32aと電動機用回転部材36の外周側に形成されたスプライン36aとによりスプライン嵌合されている。このように、モータ30のロータ32と電動機用回転部材36とをスプライン嵌合することにより、電動機用回転部材36を交換するときに、モータ30のロータ32を取り外すことなくその交換を行なうことが可能となる。この結果、電動機用回転部材36の長さの設計変更などをより容易に行なうことができる。また、実施例では、スプライン32a,36aをロータ32の軸方向の長さL1より短い長さL2とすることにより、エンジン22から出力されて電動機用回転部材36に伝達されるトルクの変動やモータ30の回転変動などを電動機用回転部材36でより吸収することができる。
【0017】
トランスミッション40は、エンジン22やモータ30から動力が入力される入力用回転部材42を含む複数の回転部材や、クラッチやブレーキを有し、クラッチのオンオフにより、入力用回転部材42に入力される動力を6段に変速して左右後輪60a,60bに出力できるよう構成されている。入力用回転部材42は、中空の筒状部材として形成されており、機関用回転部材26との接続箇所の厚みD1に比して電動機用回転部材36との接続箇所の厚みD2が薄くなるよう、即ち、機関用回転部材26との接続箇所の強度に比して電動機用回転部材36との接続箇所の強度が低くなるよう形成されている。機関用回転部材26と入力用回転部材42とは、機関用回転部材26の外周側に形成されたスプライン26aと入力用回転部材42の内周側に形成されたスプライン42aとによりスプライン嵌合されており、電動機用回転部材36と入力用回転部材42とは、電動機用回転部材36の外周側に形成されたスプライン36bと入力用回転部材42の内周側に形成されたスプライン42bとによりスプライン嵌合されている。この電動機用回転部材36と入力用回転部材42との接続箇所は、ロータ32に比して低い強度となるよう形成されている。
【0018】
こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20では、アクセルペダルの踏み込み量に応じて、エンジン22の吸入空気量などを調整してエンジン22からトルクを出力すると共にキャパシタ50に蓄えられた電力を用いてモータ30からトルクを出力して走行する。この場合、エンジン22の燃焼爆発によるトルク変動は、ダンパ24,機関用回転部材26,トランスミッション40の入力用回転部材42,電動機用回転部材36を介してモータ30のロータ32に伝達される。このため、エンジンの出力軸にモータのロータを直結するものに比してエンジン22から出力されてロータ32に伝達されるトルクの変動が抑制されるから、ロータ32の劣化や破損をより抑制することができる。しかも、実施例では、電動機用回転部材36や電動機用回転部材36と入力用回転部材42との接続箇所の強度をロータ32の強度に比して低くしたから、エンジン22から出力されるトルクの変動が通常想定される範囲を超えて大きいときには、電動機用回転部材36や電動機用回転部材36と入力用回転部材42との接続箇所の方がモータ30のロータ32に比して破損しやすく、これらの破損により、モータ30のロータ32の破損をより抑制することができる。
【0019】
以上説明した実施例のハイブリッド自動車20によれば、エンジン22にダンパ24,機関用回転部材26を介して接続された入力用回転部材42に電動機用回転部材36を介してモータ30のロータ32を接続することにより、エンジン22から出力されてロータ32に伝達されるトルクの変動が抑制され、ロータ32の劣化や破損をより抑制することができる。また、電動機用回転部材36や電動機用回転部材36と入力用回転部材42との接続箇所の強度をモータ30のロータ32の強度に比して低くすることにより、エンジン22から出力されるトルクの変動が通常想定される範囲を超えて大きいときには、電動機用回転部材36や電動機用回転部材36と入力用回転部材42との接続箇所の破損により、モータ30のロータ32の破損をより抑制することができる。
【0020】
実施例のハイブリッド自動車20では、モータ30のロータ32の内周側に形成されロータ32の軸方向の長さL1より短い長さL2のスプライン32aと電動機用回転部材36の外周側に形成されたスプライン36aとによりモータ30のロータ32と電動機用回転部材36とをスプライン嵌合するものとしたが、図3の変形例のハイブリッド自動車120における動力出力装置121の一部の断面を示す断面図に例示するように、モータ130のロータ132の内周側全体に形成されたスプライン132aと電動機用回転部材136の外周側に形成されたスプライン136aとによりロータ132と電動機用回転部材136とをスプライン嵌合するものとしてもよい。また、モータ30のロータ32と電動機用回転部材36とを溶接などにより一体化させるものとしてもよい。
【0021】
実施例のハイブリッド自動車20では、入力用回転部材42における機関用回転部材26との接続箇所の厚みD1に比して入力用回転部材42における電動機用回転部材36との接続箇所の厚みD2を薄くする(入力用回転部材42における機関用回転部材26との接続箇所の強度に比して入力用回転部材42における電動機用回転部材36との接続箇所の強度を低くする)ものとしたが、これらの厚み(強度)を略等しくするものとしてもよい。
【0022】
実施例のハイブリッド自動車20では、電動機用回転部材36および電動機用回転部材36と入力用回転部材42との接続箇所の強度をモータ30のロータ32の強度に比して低くするものとしたが、これらのうちいずれか一方だけをモータ30のロータ32の強度に比して低くするものとしてもよい。
【0023】
また、こうしたハイブリッド自動車に適用するものに限定されるものではなく、自動車以外の車両や船舶,航空機などの移動体に搭載される動力出力装置の形態や建設設備などの移動しない設備に組み込まれた動力出力装置の形態としても構わない。
【0024】
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、エンジン22が「内燃機関」に相当し、モータ30が「電動機」に相当し、入力用回転部材42を含むトランスミッション40が「動力伝達手段」に相当する。ここで、「内燃機関」としては、ガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関に限定されるものではなく、水素エンジンなど、動力を出力するものであれば如何なるタイプの内燃機関であっても構わない。「電動機」としては、同期発電電動機として構成されたモータ30に限定されるものではなく、誘導電動機など、動力を入出力するものであれば如何なるタイプの電動機としても構わない。「動力伝達手段」としては、入力用回転部材42を含むトランスミッション40に限定されるものではなく、内燃機関に接続された回転部材である機関用回転部材および電動機の回転子に接続された回転部材である電動機用回転部材と駆動軸とに接続され、内燃機関および電動機からの動力を駆動軸に伝達するものであれば如何なるものとしても構わない。なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための最良の形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
【0025】
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
【産業上の利用可能性】
【0026】
本発明は、動力出力装置やハイブリッド車の製造産業などに利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明の一実施例としての動力出力装置21を搭載したハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。
【図2】動力出力装置21の一部の断面を示す断面図である。
【図3】変形例のハイブリッド自動車120における動力出力装置121の一部の断面を示す断面図である。
【符号の説明】
【0028】
20,120 ハイブリッド自動車、21,121 動力出力装置、22 エンジン、24 ダンパ、26 機関用回転部材、30 モータ、32 ロータ、32a スプライン、34 ステータ、36 電動機用回転部材、36a,36b スプライン、38 インバータ、40 トランスミッション、42 入力用回転部材、42a,42b スプライン、46 駆動軸、50 キャパシタ、60a,60b 後輪、130 モータ、132 ロータ、132a スプライン、136 電動機用回転部材、136a スプライン。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
駆動軸に動力を出力する動力出力装置であって、
動力を出力する内燃機関と、
動力を入出力する電動機と、
前記内燃機関に接続された回転部材である機関用回転部材および前記電動機の回転子に接続された回転部材である電動機用回転部材と前記駆動軸とに接続され、前記内燃機関および前記電動機からの動力を前記駆動軸に伝達する動力伝達手段と、
を備え、
前記電動機用回転部材および/または該電動機用回転部材と前記動力伝達手段との接続箇所は、前記回転子の強度に比して低い強度で形成されてなる、
動力出力装置。
【請求項2】
前記回転子と前記電動機用回転部材とは、前記回転子の内周側に形成されたスプラインと前記電動機用回転部材の外周側に形成されたスプラインとがスプライン嵌合されてなる請求項1記載の動力出力装置。
【請求項3】
前記回転子は、前記内周側に該回転子の軸方向の長さより短い長さで前記スプラインが形成されてなる請求項2記載の動力出力装置。
【請求項4】
前記動力伝達手段は、前記電動機用回転部材との接続箇所が前記機関用回転部材との接続箇所に比して低い強度で形成されてなる所定の回転部材を有する手段である請求項1ないし3のいずれか1つの請求項に記載の動力出力装置。
【請求項5】
請求項1ないし4のいずれか1つの請求項に記載の動力出力装置を搭載し、車軸が前記駆動軸に連結されてなるハイブリッド車。
【請求項6】
駆動軸に動力を出力する動力出力装置に内燃機関と共に組み込まれる駆動装置であって、
動力を入出力する電動機と、
前記内燃機関に接続された回転部材である機関用回転部材および前記電動機の回転子に接続された回転部材である電動機用回転部材と前記駆動軸とに接続され、前記内燃機関および前記電動機からの動力を前記駆動軸に伝達する動力伝達手段と、
を備え、
前記電動機用回転部材および/または該電動機用回転部材と前記動力伝達手段との接続箇所は、前記回転子の強度に比して低い強度で形成されてなる、
駆動装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−64610(P2010−64610A)
【公開日】平成22年3月25日(2010.3.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−232687(P2008−232687)
【出願日】平成20年9月10日(2008.9.10)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【Fターム(参考)】