説明

家電機器のプログラム進化システム

【課題】利用者の嗜好に合わせて制御プログラムを進化させることができる家電機器のプログラム進化システムを提供する。
【解決手段】炊飯器2で設定されて蓄積されている炊飯時間などのデータは、携帯電話機3を介してサーバ4に送信される。サーバ4は携帯電話機3を介して送信されてきた炊飯時間などのデータをもとにして、炊飯器に内蔵されている制御プログラムを進化させて改良プログラムを生成し、携帯電話機3を介して炊飯器2に設定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、家電機器のプログラム進化システムに関し、特に、利用者の嗜好に合わせて制御プログラムを進化させる家電機器のプログラム進化システムに関する。
【背景技術】
【0002】
家電機器の一例である炊飯器や電子レンジは、利用者が操作パネルで所望のキーを操作することでメニューなどを選択して、ご飯の炊き具合や食品の加熱などを設定するようになっている。この場合、設計段階あるいは工場出荷時において、各家電機器に内蔵されているマイクロコンピュータやメモリにメニューごとのシーケンスあるいはプログラムやデータなどが予め保存されている。
【0003】
このため、利用者が例えばご飯の炊き具合を設定するのは、キーを操作してメーカなどの製造業者が特定したものの中から選択しているに過ぎない。このため、キー操作で特定された機能は、多くの利用者が自由に変更することができない。そこで、特開2005−242628号公報(特許文献1)には、制御プログラムやデータを、購入後において容易に更新できる家電機器について記載されている。すなわち、炊飯器において所望の米に関する情報が予め記憶されていなければ、情報端末から情報提供装置を経由して、該当するホームページのダウンロードページにアクセスし、該当の米に関する情報をダウンロードし、炊飯器の制御プログラムおよびデータの両方あるいは一方を自動的に更新することについて記載されている。
【特許文献1】特開2005−242628号公報(要約、図2)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されている家電機器では、制御プログラムおよびデータの両方あるいは一方をダウンロードすることができるので、米の銘柄に合わせて炊飯することは可能であるが、利用者の好みはさまざまであり、同じ銘柄の米であっても各利用者の嗜好によって柔らかく炊き上げたり、硬めに炊き上げたり、もう少し糖度を高くして炊きたいという要望がある。
【0005】
しかし、特許文献1に記載されている家電機器は、たとえプログラムをダウンロードできても、このプログラムはメーカなどの提供業者が考えたものであり、個々の利用者の嗜好に一致するものではない。製造業者側において、利用者が想定範囲外の嗜好を要求する場合もあるので、不特定多数の利用者の嗜好に合わせて制御プログラムを用意することは不可能である。さらに、炊飯器による米の炊飯では、利用者の体調に合わせて柔らかく炊飯したい場合や、年をとるにつれて柔らかく炊飯したいという要求もある。
【0006】
これは炊飯器に限らず、その他の洗濯機による洗濯加減,電磁調理器での煮炊き具合,ビデオカメラやデジタルカメラでの画像の色合い加減,電球の輝度加減などにおいても、利用者の嗜好に合わせるように制御することはきわめて困難である。
【0007】
そこで、この発明の目的は、利用者の嗜好に合わせて制御プログラムを進化させることができる家電機器のプログラム進化システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明は、内蔵している制御プログラムに基づいて機器の動作を実行する家電機器と、家電機器に対して制御プログラムを提供する情報提供装置とを備えた家電機器のプログラム進化システムであって、家電機器は、情報提供装置との間で通信を行う通信手段と、各種データを設定するための設定手段と、設定手段によって設定されたデータを蓄積するデータ蓄積装置と、通信手段を介して、データ蓄積装置に蓄積されたデータを情報提供装置に送り、当該蓄積されたデータに基づいて、進化させた改良プログラムを情報提供装置から受信し、制御プログラムに代えて改良プログラムに更新する制御手段とを含み、情報提供装置は、家電機器から送られてきた蓄積データを解析し、制御プログラムを進化させた改良プログラムを家電機器に送信する。
【0009】
好ましくは、情報提供装置は、遺伝的プログラムに基づいて、家電機器から送られてきたデータの関係を関数式で表し、この関数式をランダムに変化させて新たな関数式を生成し、生成された関数式で表される制御結果を判定し、最適な生成式で表されるプログラムを改良プログラムとして家電機器に送信する
好ましくは、情報提供装置は、関数式をファジィ、遺伝的プログラミングおよび遺伝的アルゴリズムのいずれかを用いて表す。
【0010】
好ましくは、情報提供装置は、家電機器との間で通信を行う携帯端末装置を含む。
【発明の効果】
【0011】
以上のように、この発明によれば、通信手段を介して、データ蓄積装置に蓄積されたデータを情報提供装置に送り、情報提供装置は蓄積されたデータに基づいて進化させた改良プログラムを生成して家電機器に送り、家電機器では制御プログラムに代えて改良プログラムに更新するようにしたので、利用者の嗜好に合わせてプログラムを進化させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
図1はこの発明の一実施形態における家電機器のプログラム進化システムを示す全体のブロック図である。図1において、システム1は、家電機器としての炊飯器2と、携帯端末装置としての携帯電話機3と、情報提供装置としてのサーバ4とで構成されている。炊飯器2は米の銘柄や炊飯時間などが設定可能にされており、予め各銘柄の米を炊飯するためのヒータやタイマなどを内蔵している。米の銘柄や炊飯時間などのデータは利用者自身が操作部を操作して入力するかあるいは携帯電話機3から無線で入力することが可能である。炊飯器2で設定されて蓄積されている炊飯時間などのデータは、携帯電話機3を介してサーバ4に送信される。サーバ4は携帯電話機3を介して送信されてきた炊飯時間などのデータをもとにして、炊飯器2に内蔵されている制御プログラムを進化させて改良プログラムを生成し、携帯電話機3を介して炊飯器2に設定する。
【0013】
図2は図1に示した炊飯器の具体的なブロック図である。図2において、炊飯器2は制御部11を含み、制御部11には通信部12と、操作部13と、温度検知部14と、釜検知部15と、ヒータ制御部16と、保温制御部17と、ROM18と、RAM19と、報知部20とが接続されている。
【0014】
通信部12は図1に示した携帯電話機3を介してサーバ4にデータを送信したり、サーバ4から改良されたプログラムを受信する。操作部13は、利用者が操作することにより、米の銘柄を設定したり、炊飯時間を設定したり、保温時間などの情報を含む炊飯データを設定する。温度検知部14は、温度センサ21によって検出した図示しない内釜の加熱温度を示す温度検知信号を制御部11に出力する。
【0015】
釜検知部15は接点22からの信号により、内釜が炊飯器2内に装着されていることを検知して検知信号を制御部11に出力する。ヒータ制御部16は制御部11からの制御信号に応じてヒータ23による内釜の加熱温度を制御する。保温制御部17は内釜内の炊き上げたご飯を保温するためのヒータ24による保温温度を制御する。ROM18は炊飯のための制御プログラムを記憶し、サーバ4で生成された改良プログラムの書き込みが可能なEEROMなどによって構成されている。データ蓄積装置としてのRAM19は操作部13で設定された炊飯データを記憶する。報知部20は炊飯が終了したことなどを音あるいは発光部などにより報知する。
【0016】
図3は図1に示した携帯電話機のブロック図である。図3において、携帯電話機3は制御部31を含み、制御部31には、操作部32と、送受話部33と、表示部34と、通信部35と、ROM36と、RAM37とが接続されている。操作部32は相手先の電話番号を入力し、送受話部33は相手先との通話を行うものであり、表示部34は相手先の電話番号などを表示し、通信部35は相手先との間で通信を行う。ROM36は通話のためのプログラムを記憶し、RAM37は操作部32から入力された相手先の番号を記憶する。
【0017】
図4は図1に示したサーバのブロック図である。サーバ4は制御部41を含み、制御部41には通信部42とハードディスク43とが接続されている。通信部42は図3に示した携帯電話機3と通信を行い、炊飯器2からの炊飯データを制御部41に出力する。制御部41はハードディスク43に記憶されているプログラムに基づいて、炊飯データをもとにしてプログラムを少なくともファジィ、遺伝的プログラミングおよび遺伝的アルゴリズムのいずれかを用いて進化させ、改良プログラムを作成して携帯電話機3を介して炊飯器2に設定する。
【0018】
図5は図2に示した炊飯器の動作を説明するためのフローチャートであり、図6は図3に示した携帯電話機の動作を説明するためのフローチャートであり、図7は図4に示したサーバの動作を説明するためのフローチャートであり、図8は炊飯器におけるヒータの加熱制御シーケンスを示す図である。
【0019】
まず、図5に示すフローチャートを参照して、炊飯器2で米を炊飯する動作について説明する。利用者は、炊飯器2の操作部13から、例えばササニシキ,コシヒカリ,あきたこまちなどの銘柄、カップ何杯分の米であるかを示す炊飯量、柔らかめあるいは固めに炊くかを示す水加減などの情報を含む炊飯データを入力するか、あるいは携帯電話機3を操作した後、炊飯開始を指示する。
【0020】
制御部11は、炊飯の開始を指示されたことに応じて、ROM18に記憶されているプログラムを実行する。すなわち、ステップ(図示ではSPと略称する)SP1において米の銘柄などの米情報が入力されたことを判別し、ステップSP2において炊飯量が入力されたことを判別し、ステップSP3において水加減量が入力されたことを判別する。ステップSP4において、制御部11は入力された各情報を炊飯データとしてRAM19に記憶させる。
【0021】
ステップSP5において炊飯の開始が指示されていることを判別すると、ステップSP6において、接点22が閉じられて、釜検知部15によって炊飯器本体に内釜が装着されているか否かを判別する。内釜が装着されていることを判別すると、ステップSP7において、RAM19に記憶した各情報に対応してヒータ制御部16を介してヒータ23を制御し、内釜内の米を加熱して炊飯を行う。このとき、制御部11は温度検知部14を介して温度センサ21で検知された温度情報を読み込み、制御プログラムにしたがって、銘柄,水加減などに応じてヒータ23の加熱時間および加熱温度を制御する。
【0022】
炊飯を完了すると、ヒータ23による加熱を停止するとともに、ステップSP8において、報知部20により炊飯が終了したことを知らせる。そして、ステップSP9において、温度センサ21で検知される温度が一定になるように保温制御部17によりヒータ24を制御する。この一連の動作により炊飯が行われるが、完了後のステップSP10において、通信部12を介して携帯電話機3に炊飯データを送信する。なお、通信部12を介することなく、利用者自身が携帯電話機3を操作して炊飯データを入力してもよい。
【0023】
次に、図6を参照して炊飯データを携帯電話機3からサーバ4に送信する動作について説明する。利用者は操作部32を操作して、名前や年齢などの個人情報を入力する。炊飯器2から通信部12を介して炊飯データが入力されるか、あるいは利用者が直接操作部13を操作して炊飯データを入力する。制御部31は、ステップSP21において、その利用者の個人情報が入力されたことを判別し、ステップSP22において炊飯データの入力されたことを判別し、炊飯データをRAM37に記憶する。
【0024】
このとき、その利用者の名前などの個人情報も炊飯データとともにRAM37に記憶する。制御部31は、ステップSP23において、RAM37に記憶した炊飯データと個人情報とを、通信部35を介してサーバ4に送信する。
【0025】
サーバ4は、図7に示す処理を実行して改良プログラムを生成する。すなわち、サーバ4の制御部41は、ステップSP31において、携帯電話機3から通信部42を介して、炊飯データと個人情報とを受信したか否かを判別する。受信していれば、ステップSP32において炊飯データを解析し、改良プログラムを生成する。
【0026】
すなわち、利用者によって設定された炊飯データによる炊飯器2のヒータ23の加熱制御シーケンスが図8(A)に示すように、時間t0〜t1の間はp1、時間t1〜t2の間はp2、時間t2〜t3の間はp3、時間t3〜t4〜t5の間はp4からp5に減少するようにパワーをそれぞれ供給するように設定されているものとする。制御部41は、ステップSP33において、加熱シーケンスを遺伝的プログラミングによって関数式P1(t)で表す。関数式P1(t)のパラメータは、炊き方の指示、米の銘柄ごとのパラメータ、水のパラメータなどである。この関数式P1(t)による制御プログラムで炊飯したご飯に不満があり、より良い制御プログラムを得ることを考える。
【0027】
そこで、ステップSP34において、関数式P1(t)を少しずつに変化させて、新たに様々な関数式を生成する。新たな関数式の一例、P2(t)の加熱シーケンスを図8(B)に示す。図8(A)に示した加熱シーケンスでは時間t3〜t5の期間はパワーをp4からp5まで連続して減少させていたのに対して、新たな加熱シーケンスでは、t3〜t4の期間はp4で加熱し、t4〜t5の期間はp6のパワーで加熱するように設定される。
【0028】
制御部41は、ステップSP35において、新たな関数式でシミュレーションして炊き上げられたご飯を評価し、ステップSP36において、目標を達成したか否かを判断する。この評価は、予め多数の関数式を用意しておき、それぞれの関数式でシミュレーションして、その結果炊き上げられたご飯がおいしいか、硬いか、柔らかいかあるいは糖分が多いかなどの評価をデータとしてサーバ4のハードディスク43に予め記憶しておき、新たな関数式P2(t)を生成するごとにシミュレーションして結果を評価することができる。
【0029】
目標を達成しなかったときには、ステップSP37において、評価結果に基づいて関数式を選択し、ステップSP34において、新たな関数式を生成する。再度、ステップSP35において評価し、ステップSP36において、終了条件を満たしているか否かを判別する。終了条件は、規定回数に達したか、あるいは目標値に達したかなどを判別すればよい。この処理を繰り返すことで、目標を達成する良いプログラムを生成する。
【0030】
制御部41は、シミュレーション結果が最適であると判断すると、ステップSP38において、通信部42を介して、生成した改良プログラムを最適な改良プログラムとして、携帯電話機3に送信する。携帯電話機3では、ステップSP24において、通信部35を介してサーバ4から改良プログラムを受信したか否かを判別していて、受信したことを判別すると、ステップSP25において、改良プログラムを炊飯器2に送信する。
【0031】
炊飯器2では、ステップSP11において、改良プログラムを受信したか否かを判別し、受信したことを判別すると、ステップSP12において、その改良プログラムをROM18に書き込む。以後、炊飯はこの改良プログラムによって行われる。
【0032】
上述のごとく、この実施形態によれば、炊飯器2で設定されて蓄積されている炊飯時間などのデータを、携帯電話機3を介してサーバ4に送信し、サーバ4は携帯電話機3を介して送信されてきた炊飯時間などのデータをもとにして、炊飯器2に内蔵されている制御プログラムを進化させて改良プログラムを生成し、携帯電話機3を介して炊飯器2に設定することにより、利用者の嗜好に合わせて制御プログラムを進化させることができる。したがって、利用者は、製造業者側から提供された制御プログラムによる炊飯ではなくその利用者独自の炊飯方法により、嗜好に応じたご飯を炊き上げることができる。
【0033】
なお、携帯電話機3とサーバ4との機能を一体化してもよい。
【0034】
また、上述の説明では、家電機器として炊飯器2で米を炊飯するのに適用した例を示したが、炊飯器2に限らず、この発明を適用してその他の洗濯機による洗濯加減,電磁調理器での煮炊き具合,ビデオカメラやデジタルカメラでの画像の色合い加減,電球の輝度加減などを利用者の嗜好に合わせるように制御することも可能である。したがって、この発明で言う家電機器とは、一般の家庭で用いられる、電化製品のみならず例えばAV機器などの広い概念を意味するものとする。
【0035】
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
【産業上の利用可能性】
【0036】
この発明の家電機器のプログラム進化システムは、炊飯器や電磁調理器などの制御プログラムを改良するのに利用できる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】この発明の一実施形態における家電機器のプログラム進化システムの全体のブロック図である。
【図2】図1に示した炊飯器の具体的なブロック図である。
【図3】図1に示した携帯電話機のブロック図である。
【図4】図1に示したサーバのブロック図である。
【図5】図2に示した炊飯器の動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】図3に示した携帯電話機の動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】図4に示したサーバの動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】炊飯器におけるヒータの加熱制御シーケンスを示す図である。
【符号の説明】
【0038】
1 システム、2 炊飯器、3 携帯電話機、4 サーバ、11,31,41 制御部、12,35,42 通信部、13,32 操作部、14 温度検知部、15 釜検知部、16 ヒータ制御部、17 保温制御部、18,36 ROM、19,37 RAM、20 報知部、21 温度センサ、22 接点、23,24 ヒータ、33 送受話部、34 表示部、43 ハードディスク。



【特許請求の範囲】
【請求項1】
内蔵している制御プログラムに基づいて機器の動作を実行する家電機器と、前記家電機器に対して制御プログラムを提供する情報提供装置とを備えた家電機器のプログラム進化システムであって、
前記家電機器は、
前記情報提供装置との間で通信を行う通信手段と、
各種データを設定するための設定手段と、
前記設定手段によって設定されたデータを蓄積するデータ蓄積装置と、
前記通信手段を介して、前記データ蓄積装置に蓄積されたデータを前記情報提供装置に送り、当該蓄積されたデータに基づいて、進化させた改良プログラムを前記情報提供装置から受信し、前記制御プログラムに代えて前記改良プログラムに更新する制御手段とを含み、
前記情報提供装置は、前記家電機器から送られてきた蓄積データを解析し、前記制御プログラムを進化させた改良プログラムを前記家電機器に送信する、家電機器のプログラム進化システム。
【請求項2】
前記情報提供装置は、遺伝的プログラミングに基づいて、前記家電機器から送られてきたデータの関係を関数式で表し、この関数式をランダムに変化させて新たな関数式を生成し、生成された関数式で表される制御結果を判定し、最適な生成式で表されるプログラムを改良プログラムとして前記家電機器に送信する、請求項1に記載の家電機器のプログラム進化システム。
【請求項3】
前記情報提供装置は、前記関数式をファジィ、遺伝的プログラミングおよび遺伝的アルゴリズムのいずれかを用いて表す、請求項2に記載の家電機器のプログラム進化システム。
【請求項4】
前記情報提供装置は、前記家電機器との間で通信を行う携帯端末装置を含む、請求項1から3のいずれかに記載の家電機器のプログラム進化システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2007−128452(P2007−128452A)
【公開日】平成19年5月24日(2007.5.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−322638(P2005−322638)
【出願日】平成17年11月7日(2005.11.7)
【出願人】(501321394)株式会社レイトロン (14)
【Fターム(参考)】