説明

後払い情報通信システムにおける前払いセキュリティ機構

本発明は、以下の能力を含むリアルタイム課金のための方法およびシステムを提供する。すなわち、加入者毎またはグループ基準でのリアルタイムの使用量情報の計算および記憶;構成設定可能な閾値のリアルタイム基準評価;加入者/口座所有者へのリアルタイム閾値通知;外部システム、テキスト・メッセージング、およびIVR(Interactive Voice Response:対話型音声応答)セッションを介して、グループの何れのメンバーに対しても特定の呼およびイベントを制限するための加入者/口座所有者対話能力、である。これらの4つの主要な能力が結合されそして設定されると、後払い環境において前払いの機能性が形成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
<CROSS REFERENCE TO RELATED APPLICATION:関連出願に対する相互参照>
本発明は、2006年5月26日に出願された米国特許仮出願第60/808,995号の利益を請求し、参照することにより、そのすべての内容および開示を本明細書の一部とする。
【0002】
本発明は、一般に無線および有線の通信ネットワークの分野に関し、ならびに特にそのようなネットワークの使用量に対して加入者に課金するためのサービスの生成および実施方法に関する。
【背景技術】
【0003】
現在世界中の無線および有線の通信ネットワークは、定義された時間期間内、通常は月毎に、加入者により累積された全体の使用量を格納することによって、後払い(post-paid)のネットワーク使用量サービスを提供する。加入者は、定義された使用量に対して固定料金を、例えば700分に対して20ドルを請求され、かつ上限を超過した使用量についてのレートを、例えば、1分あたり40セントを課金される。グループ/家族口座は、通常は月毎に支払う使用量を共有し、かつ定義された上限を超過した使用量に対して余分に課金される。典型的な家族口座は、1人の加入者と、それぞれが自身のIDコードを有する他の1人または複数のユーザとを含む場合があり、またグループ口座では、同一加入者に対して2以上のIDコードがある場合がある。
【0004】
当技術分野においては、前払い(プリペイド:pre-paid)サービスもまた知られている。例えば特許文献1は、前払いユーザによるアクセスを許可する移動体通信システムを開示する。ユーザは、ANI(Automated Number Identification code:自動番号識別符号)およびDNIS(Dialed Number Identification System code:宛先番号識別システム符号)をシステムに入力する。まず最初にANIを有効にし、そして次にクレジット残高がプラスであるかを判定するために、そのユーザに関する口座の残高情報を問い合わせる。プラスであるなら、呼を進行させることが可能である。予め定められた時間期間の経過などの、タイマ・イベントが発生した場合には、口座残高は減少させられる。口座残高はリアルタイムにおいてではなく、例えば切断またはオン−フックの、サービスの終了、または固定的時間期間の終了のみにて判定される。
【0005】
特許文献2は、固定的通信ネットワーク上のシステムにおいて実施される前払いサービスを開示する。開示されたシステムは、十分なクレジットが、すなわち金額または口座残高が有るかをチェックし、そしてクレジットを使い終わると、サービスを終了する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】米国特許第5,722,067号明細書
【特許文献2】米国特許第5,353,335号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、これらの特許は何れも動的またはリアルタイムの使用量制御を開示するものではない。そのうえ、加入者の家族またはグループに対するサービスについてはこれを利用可能とするものではない。したがって、加入者の間での口座残高の共有は許容されない。それぞれの口座は、1人の所有者または加入者を有するのみである。その結果、口座残高は、サービス・プロバイダにより、ANI所有者またはサービス加入者からの命令によって変更することのみが可能である。
【0008】
現在の技法に関する1つの問題は、口座残高を使い終わったときを、加入者または口座所持人に通知するためのリアルタイム警告機構が全くないということである。別の問題は、ユーザ対話により動作する制限機構の不足である。さらに別の問題は、家族または企業体の中などの、前払いサービスの加入者または口座所持人のグループの間での、口座残高の共有ができないことである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、加入者毎またはグループ基準でのリアルタイムの使用量情報を計算および記憶し、リアルタイムの使用量データに対してリアルタイムにて定義された制限をチェックし、加入者または口座所有者などの、指定された何れの個人に対しても様々な通知または警告の手段を提供し、かつ指定された個人との対話により口座の使用を制限するための機構を提供する、通信ネットワークRCS(Real-time Charging Service:リアルタイム課金サービス)により上の問題を解決する。上で例証したように、前払いサービスの主要な目的は、クレジットが枯渇したときに、予算化された使用の仕組みを可能にして、呼の動作またはシステムの使用を停止することである。RCSは、加入者または口座所持人に使用されたサービスの量を通知すること、および望むなら特別な着信呼および発信緊急呼を除いて、さらなる使用を停止する能力を加入者または口座所持人に提供することによって、この目的を達成する。したがって本発明のRCSは、後払い環境における前払いの機能性を提供するものである。
【0010】
従って本発明は、通信システムにおいてサービス使用量に対してリアルタイムで課金するためのシステムおよび方法を提供し、加入者からサービス要求を受信すること、およびシステムの中の加入者を有効化すること(validate)を含む。加入者は有効化されると、その加入者の加入者情報が取得される;この情報には、加入者閾値データまたは値のほかに、1人または複数の指定された個人または通知受取人が含まれる。この情報が取得された後に、要求されたサービスが開始され、そしてリアルタイムの使用量データが追跡される。リアルタイムの使用量データが加入者閾値データを超過したなら、通知受取人に通知される。RCSシステムには、少なくとも通知受取人データおよび加入者閾値データを有する加入者データベース、ならびに加入者からサービス要求を受け取り、そして加入者を有効化することが可能なホスト装置が含まれる。システムにはまた、リアルタイムの使用量データ、およびリアルタイムの使用量データが加入者閾値データを超過した場合に通知受取人に通知するための基準チェック機構が含まれる。
【0011】
本発明の前述のおよび他の目的、態様、特徴、利点は、以下の説明より、および特許請求の範囲からより明らかになるであろう。
【0012】
本発明の非制限的な例証的実施形態のために記された図面であって、その図面全体に似た参照番号が同様の部分を表す図面、を参照して詳細な記述にて本発明はさらに記述される。しかしながら理解されているべきであるように、本発明は示された配置および手段そのものに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の代表的実施形態をインストール可能な通信ネットワークのブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態における、有効化部分のステップを例証するフロー図である。
【図3】本発明の一実施形態における、呼処理部分のステップを例証するフロー図である。
【図4】本発明の一実施形態における、通知部分のステップを例証するフロー図である。
【図5】本発明の一実施形態における、制限部分のステップを例証するフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
RCS(Real-time Charging Service:リアルタイム課金サービス)の必要性に対する本発明の解決策が提示される。図1は、RCSを有する通信ネットワークを示す。サービス・プロバイダのシステム10Aは、ネットワーク接続5、6を介してサービング交換機4に接続され、その接続は何よりもシステムが接続されているネットワーク種別に依存する。ネットワーク接続は例えば、Tl、El、LAN、またはWANであり得る。サービス・プロバイダのシステム10AはホストCPU10群を含み、好適な実施形態においては、それぞれ高速のクロック速度を有するマイクロ・プロセッサ・ユニット、すなわち32または64ビットのプロセッサにより構成される。一実施形態においては、ホストCPUがタイマ21を有する。それぞれのホストCPU10は、双方向の通信、すなわちネットワーク接続5、6によるホストCPU10およびサービング交換機4の間の伝送情報、およびネットワーク化されたLAN/VAN接続7によるホストCPU10およびサービス・プロバイダのサーバ8の間の伝送情報、のために多くのネットワーク・インタフェース・カードを備える。ネットワーク・サーバ8を持つホストCPU10のこの構造は、2以上のサービス・プロバイダ(図示せず)が、接続している通信ネットワーク1、2、3の中で分散された形にて動作することを可能とする。
【0015】
さらにサーバ8は、データベース9を有し、データベース9は、加入者情報12を保持し、加入者選好(preference)または加入者閾値の値13と同様に使用量サービス情報の値または使用量14を記録するために使用される。好適な実施形態においてはデータベース9の中では、それぞれの加入者はANIにより識別される。加入者識別子はまた、MSISDN(Mobile Station Integrated Service Digital Network:移動体端末ISDN番号)、MIN(Mobile Identification Number:移動体識別番号)、IMSI(International Mobile Subscriber Identity:国際移動体加入者ID)、または別の単一のデータ識別方法、例えば加入者IDであることができる。一実施形態において、加入者によって要求されたサービスは、DNISによって識別される。DNISはまた、着信加入者ID、被呼者番号、または短縮番号(short code)として知られている。
【0016】
サービング交換機4は、携帯電話/無線のネットワーク1、固定通信線ネットワーク2、およびIPネットワーク3に対して、ネットワーク接続または地上通信線回線5、6を介して、サービス・プロバイダ10Aを接続する。サービング交換機のキャリヤには、例えば回線交換方式またはパケット交換方式の他に、任意のそのような交換方式も採用することができるかもしれない。これらのネットワーク1、2、3は、所与のサービス・プロバイダ10Aに登録された加入者に対する呼および/またはイベントの情報を伝達する。
【0017】
本発明の一実施形態におけるRCSの有効化部分のフローは、図1のネットワークに関して図2において例証される。ステップSlにて、ホストCPU10は初期状態にある。加入者は、ネットワーク1、2、3から通信メッセージまたはサービス要求11の送信を、サービング交換機4を通してホストCPU10へ開始する。サービス要求11は、イベントを開始し、そしてANIなどの加入者識別、DNISなどの命令、およびさまざまな動作を含み、それらはその時点のエンド・ユーザの装置の能力によってのみ制限され得る。
【0018】
ステップS2にて、サービス要求またはサービス表示メッセージ11を受信すると、ホストCPU10は、要求11中のイベントを処理する。この処理は、以下のように、サービス要求11における情報の読み出し、分析、および格納を伴う。ステップS3にて、着信サービス表示メッセージ11からANIを取り出す。ステップS4にてデータベース9が検索され、受け取られたANIがこのサービス・プロバイダ10Aに対して有効であるかが判定される。ANIが有効であるなら(S4=YES)、ステップS5にて加入者情報12および加入者閾値データ13が取得される。着信のANIがサービス・プロバイダのデータベース9で見付からないなら(S4=NO)、要求されたサービス11は、ステップS6にてサービス・プロバイダ10Aによって終了され、そして終話がネットワーク通信回線5、6を介してサービング交換機4に通信され、そのメッセージは要求ネットワーク1、2、3に渡される。終話表示の処理、すなわち終了表示に対応して取られる動作は、サービス・プロバイダ10Aまたはサービング交換機4にて管理することが可能である。
【0019】
ステップS5にて加入者情報12および加入者閾値データ13が取得されると、ステップS7にて、やはりデータベース9中に保持されるその時点の使用量14に対してこれらの加入者に定義された使用量閾値基準13がチェックされる。これらの加入者閾値の値13の何れかが交差、または超過したなら(S7=YES)、サービス・プロバイダ10Aは、ステップS8にて通知イベント15を加入者の登録された通知先または通知受取人へ送ることになる。通知15は、サービング交換機4へのネットワーク通信回線5、6を介して通知先に通信される。通信は、サービング交換機4を通して為すことが可能であるのみでなく、サービス・プロバイダ10Aによって選択された通知タイプに依って、ネットワーク化されたLAN/VAN接続を介して二次的アクセス機構(図示せず)に対して為すこともまた可能である。
【0020】
ステップS7にて加入者閾値の値13がチェックされ、かつ必要ならステップS8にて通知15が送られると、サービス・プロバイダ10AはステップS9にて、必要なサービスへの接続を可能とし、かつ要求サービス・イベントの開始が可能なように、サービング交換機4を介して発信ネットワーク1、2、3に継続イベントを送ることになる。
【0021】
図3は、図1のネットワークを使用する、本発明の一実施形態における、RCSの呼処理部分のフローを例証する。受信または着信サービス、例えばDNISが属するサービスへの接続を確立すると、ネットワーク1、2、3は、サービング交換機4を介してサービス・プロバイダ10Aに接続イベントを送り、これがサービス・プロバイダCPU10上にて処理される。したがってステップSl0にて、要求サービスが開始し、そしてステップS1lにてタイマ機構が始動される。タイマ機構は、サービス・プロバイダCPU10上のタイマ21、またはサービング交換機4へのタイマ・メッセージ21であるかもしれない。
【0022】
ステップS1lにてタイマ21が設定されまたは初期化されると、加入者/着信サービスからの呼イベントの終了、またはタイマ・イベントの2つの主要イベントの中の1つが予想される。システムは最初にステップS12にて呼イベントの終了をチェックし、そしてそれを受け取っていないなら(S12=NO)、システムはステップS13にてタイマ・イベントをチェックする。何れのイベントも、発信ネットワーク1、2、3からサービング交換機4を介して通信される場合がある。呼イベントの終了については後で記述される。
【0023】
タイマ・イベントが受け取られているなら(S13=YES)、ステップS14にてサービス・プロバイダCPU10は、その時間期間の間に蓄積されたサービス使用量14の値を計算する。この使用量14は、加入者によって要求されたサービスに依存する時間の単位または量の単位である場合がある。タイマ21の持続時間内の加入者に関する使用量14は、サービス・プロバイダ・データベース9中に記録される。
【0024】
サービス・プロバイダ10Aは、以下の通り動作する基準チェック機構を含む。基準チェック機構は、ステップS15にてデータベース9中に記録された閾値または加入者閾値データ13を調査し、そして加入者が閾値の値13の何れかに到達しているかを見るためにチェックする。閾値を交差しているか、または超過しているとき(S15=YES)、ステップS16にてデータベース9における加入者情報12中に記載された通知受取人または受取人群に対してサービス・プロバイダCPU10から通知15を送る。通知15は、ネットワーク接続5、6を介してサービング交換機4へ伝達され、またはネットワーク化されたLAN/WAN接続(図示せず)を介して他の外部のシステムへ伝達される。通知の伝送機構と同様に、通知は、サービス・プロバイダ・データベース9中の加入者情報12の一部として設定され、かつ記録される。伝送機構には、伝統的な地上通信線電話、テキスト・メッセージ、電子メール・メッセージ、IVR(Interactive Voice Response:対話型音声応答)、および当技術分野で既知の他のそのような機構のほかに、移動体のまたは携帯電話を用いる通信を含むことが可能である。通知処理は、さらに以下で記述される。
【0025】
次に、閾値交差(S15=YES)の何れかの通知15がステップS16にて送られたか否かに関わらずに、ステップS17にてタイマ・イベントはリセットされ、そして前の持続時間に対する使用量14が記録される。加入者は、加入者の要求サービス11を利用し続け、そしてシステム10Aは、上で記述された方法にてタイマ・イベントを動作させ、そしてステップS12にてネットワーク1、2、3からサービング交換機4を介して呼の終了またはサービス・イベントの終了の検査をすることを継続する。呼イベントの終了は、サービス要求11の無事完了を表す。サービス命令のこの終了を受信すると(S12=YES)、ステップS18にて最終的な使用量が計算され、そしてデータベース9中に格納され、ステップS19にて閾値の値13がチェックされ、そして閾値を交差しているなら(S19=YES)、ステップS20にて通知が送られる。さらにステップS21にて完了記録が書かれる。
【0026】
本発明の一実施形態におけるRCSの通知処理の流れは、図1のネットワークを使用して図4において例証される。サービス・プロバイダCPU10からのステップS22での通知メッセージ15を受け取り次第、通知の受取者、すなわち加入者情報12中に記載された通知受取人または受取人群は、ステップS23にて別の動作を実行するべきであるかを判定することが可能である。別の動作が実行されるべきである(S23=YES)なら、その動作は、例えばステップS24にて制限イベントを送ることを含むことが可能である。そうでない場合(S23=NO)においては、ステップS25にて閾値13の交差の通知を無視することが可能である。制限イベントは、エンド・ユーザの通信装置もしくはインターネットに接続された装置、または当技術分野において知られているような他の装置から送ることが可能である。制限イベントは、ネットワーク1、2、3からまたはサービング交換機4を介して、もしくはネットワーク化されたLAN/WAN接続(図示せず)を介して受け取られる。
【0027】
図5は、図1において示したネットワークを使用して制限イベントが発生した場合の流れを例証する。ステップS26にて制限イベントを受け取り次第、ステップS27にて関係する制限インジケータが指定加入者に対して設定される。制限インジケータは、システムが制限されないイベントを受信するか、またはサービス・プロバイダ10Aが設定した時間期間が経過するかの何れかまで、サービス・プロバイダのデータベース9において加入者情報12中に収納される。
【0028】
ステップS28にて制限イベントが受け取られた加入者がサービス対話中で、かつその制限がそのサービスに対するものであったなら、ステップS29にて発信ネットワーク1、2、3に向けてネットワーク接続5、6を介してサービング交換機4へ終了イベントが送られる。そうでなければ、制限イベントはステップS30にて肯定応答され、そして処理が継続する。
【0029】
本発明は多くの能力を提供する:すなわち、加入者毎またはグループ基準でのリアルタイムの使用量情報の計算および記憶;設定可能な閾値のリアルタイム基準評価;加入者/口座所有者へのリアルタイム閾値通知;外部システム、テキスト・メッセージング、および対話型音声応答セッションにより、グループの何れのメンバーに対しても特定の呼およびイベントを制限するためのユーザ対話能力、である。これらの4つの主要な能力が結合され設定されると、後払い環境において前払いと同様の機能性が形成される。
【0030】
本発明が特定の実施例において記述されているが、本発明がそのような実施形態によって限定されるものとして解釈されるべきではなく、むしろ以下の特許請求の範囲に従って解釈されるべきであるということが理解されるべきである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1人の加入者を有する通信システムにおけるサービス使用量に対するリアルタイム課金のための方法であって、
前記加入者からサービス要求を受信するステップと、
前記加入者を有効化して通知受取人データおよび加入者閾値データを取得するステップと、
前記要求されたサービスを開始してリアルタイム使用量データを追跡するステップと、
前記リアルタイム使用量データが前記加入者閾値データを超過する場合、前記通知受取人データに通知するステップと
を具備することを特徴とする方法。
【請求項2】
前記通知受取人データは、動作を実行すること、前記通知を無視すること、前記要求されたサービスを終了すること、および前記要求されたサービスを中止すること、の1つを示すことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記動作は,制限イベントを送ることであることを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記加入者は,前記通知受取人データであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
通知するステップは、移動体電話、携帯電話、地上通信線電話、テキスト・メッセージ、電子メール・メッセージ、および対話型音声応答の少なくとも1つを使用して実行されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
少なくとも1人の加入者を有する通信システムにおける使用に対するリアルタイム課金システムであって、
少なくとも通知受取人データおよび加入者閾値データを含む加入者データベースと、
前記加入者からサービス要求を受信するように、かつ前記加入者を有効化するように動作するホスト装置と、
リアルタイム使用量データと、
前記リアルタイム使用量データが前記加入者閾値データを超過する場合、前記通知受取人データに通知するように動作する基準チェック機構と
を備えることを特徴とするシステム。
【請求項7】
前記通知受取人データは、動作を実行すること、前記通知を無視すること、前記要求されたサービスを終了すること、および前記要求されたサービスを中止すること、の1つを示すことを特徴とする請求項6に記載のシステム。
【請求項8】
前記動作は、制限イベントを送ることであることを特徴とする請求項7に記載のシステム。
【請求項9】
前記加入者は、前記通知受取人であることを特徴とする請求項6に記載のシステム。
【請求項10】
前記ホスト装置が、CPUであることを特徴とする請求項6に記載のシステム。
【請求項11】
データベースが、前記加入者、前記通知受取人、および前記加入者閾値データを含むことを特徴とする請求項6に記載のシステム。
【請求項12】
通知することは、移動体電話、携帯電話、地上通信線電話、テキスト・メッセージ、電子メール・メッセージ、および対話型音声応答の少なくとも1つを使用して実行されることを特徴とする請求項6に記載のシステム。
【請求項13】
リアルタイム課金システムを実行するためのコンピュータ上で動作するためのコンピュータで読み込み可能なプログラムを有するコンピュータ読み込み可能な媒体であって、前記プログラムが、
加入者からサービス要求を受信するステップと、
前記加入者を有効化して通知受取人データおよび加入者閾値データを取得するステップと、
前記要求されたサービスを開始してリアルタイム使用量データを追跡するステップと、
前記リアルタイム使用量データが前記加入者閾値データを超過する場合、前記通知受取人データに通知するステップと
を前記コンピュータに実行させる命令を備えることを特徴とするプログラム。
【請求項14】
前記通知受取人データが、動作を実行すること、前記通知を無視すること、前記要求されたサービスを終了すること、および前記要求されたサービスを中止すること、の1つを示すことを特徴とする請求項13に記載のプログラム。
【請求項15】
前記動作が、制限イベントを送ることであることを特徴とする請求項14に記載のプログラム。
【請求項16】
前記加入者が、前記通知受取人データであることを特徴とする請求項13に記載のプログラム。
【請求項17】
通知するステップが、移動体電話、携帯電話、地上通信線電話、テキスト・メッセージ、電子メール・メッセージ、および対話型音声応答の少なくとも1つを使用して実行されることを特徴とする請求項13に記載のプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2009−538588(P2009−538588A)
【公表日】平成21年11月5日(2009.11.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−513228(P2009−513228)
【出願日】平成19年5月24日(2007.5.24)
【国際出願番号】PCT/US2007/012606
【国際公開番号】WO2007/145804
【国際公開日】平成19年12月21日(2007.12.21)
【出願人】(399047921)テルコーディア テクノロジーズ インコーポレイテッド (61)
【Fターム(参考)】