説明

殺虫性縮環式アリール類

【課題】優れた殺虫効果を示す新規な殺虫性縮環式アリール類の提供。
【解決手段】式:


で表わされる縮環式アリール誘導体及びそれの殺虫剤としての利用。代表的化合物:


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)
【化1】

式中、Xは独立してハロゲン、置換されてもよいアルキル、置換されてもよいハロアルキル、ニトロ、シアノ、置換されてもよいアルコキシ、置換されてもよいハロアルコキシ、置換されてもよいアルキルチオ、置換されてもよいアルキルスルフィニル、置換されてもよいアルキルスルホニル、置換されてもよいハロアルキルチオ、置換されてもよいハロアルキルスルフィニル、置換されてもよいハロアルキルスルホニル、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、置換されてもよいアルキルアミノ、置換されてもよいジアルキルアミノ、置換されてもよいアシルアミノ、置換されてもよいアルコキシカルボニルアミノ、置換されてもよいハロアルコキシカルボニルアミノ、置換されてもよいアルキルスルホニルアミノ又は置換されてもよいハロアルキルスルホニルアミノを示し、
Qはフェニル、ナフチル又は5ないし6員の芳香族複素環式基を示し、
Yは独立してハロゲン、置換されてもよいアルキル、置換されてもよいハロアルキル、置換されてもよいシクロアルキル、置換されてもよいシクロハロアルキル、ニトロ、シアノ、置換されてもよいアルケニル、置換されてもよいハロアルケニル、置換されてもよいアルコキシ、置換されてもよいハロアルコキシ、置換されてもよいアルキルチオ、置換されてもよいアルキルスルフィニル、置換されてもよいアルキルスルホニル、置換されてもよいハロアルキルチオ、置換されてもよいハロアルキルスルフィニル、置換されてもよいハロアルキルスルホニル、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、置換されてもよいアルキルアミノ、置換されてもよいジアルキルアミノ、アミノカルボニル、置換されてもよいアルキルアミノカルボニル、置換されてもよいジアルキルアミノカルボニル、置換されてもよいアシルアミノ、置換されてもよいアルコキシカルボニルアミノ、置換されてもよいベンジルオキシカルボニルアミノ、置換されてもよいハロアルコキシカルボニルアミノ、置換されてもよいアルキルスルホニルアミノ、置換されてもよいハロアルキルスルホニルアミノまたは置換されてもよいトリアルキルシリルを示し、
は置換されてもよいアルキル、置換されてもよいシクロアルキル、置換されてもよいアルキルシクロアルキル、置換されてもよいシクロアルキルアルキル、置換されてもよいアルケニル、置換されてもよいアルキニル、置換されてもよいハロアルキル、置換されてもよいハロシクロアルキル又はシアノを示し、
mは0、1、2、3、4または5を示し、
nは0、1、2又は3を示し、
AはO、CH又はN−Rを示し、
は独立して水素、シアノ、ホルミル、置換されてもよいアルキル、置換されてもよいアルケニル、置換されてもよいアルキニル、置換されてもよいシクロアルキル、置換されてもよいアルキルシクロアルキル、置換されてもよいシクロアルキルアルキル、置換されてもよいハロアルキル、置換されてもよいフェニル、置換されてもよいアルキルカルボニル、置換されてもよいアルコキシカルボニル、置換されてもよいアルキルアミノカルボニル又は置換されてもよいジアルキルアミノカルボニルを示し、
、W、WおよびWは独立して単結合、CH、CH、N、O、S、CH−R、C−R、C(R、N−R、N−R、CH−R、C−R又はC=Uを示し、
は独立してヒドロキシ、アミノ、シアノ、ホルミル、ハロゲン、ニトロ、置換されてもよいアルキル、置換されてもよいアルケニル、置換されてもよいアルキニル、置換されてもよいシクロアルキル、置換されてもよいアルキルシクロアルキル、置換されてもよいシクロアルキルアルキル、置換されてもよいハロアルキル、置換されてもよいアルキルカルボニル、置換されてもよいアルコキシカルボニル、置換されてもよいアルキルアミノカルボニル、置換されてもよいジアルキルアミノカルボニル、置換されてもよいアルキルカルボニルアミノ、置換されてもよいアルキルチオカルボニルアミノ、置換されてもよいシクロアルキルカルボニルアミノ、置換されてもよいシクロアルキルアルキルカルボニルアミノ、置換されてもよいシクロアルキルチオカルボニルアミノ、置換されてもよいシクロアルキルアルキルチオカルボニルアミノ、置換されてもよいハロアルキルカルボニルアミノ、置換されてもよいハロアルキルチオカルボニルアミノ、置換されてもよいアルキルアミノカルボニルアミノ、置換されてもよいアルキルアミノチオカルボニルアミノ、置換されてもよいシクロアルキルアミノカルボニルアミノ、置換されてもよいシクロアルキルアルキルアミノカルボニルアミノ、置換されてもよいシクロアルキルアミノチオカルボニルアミノ、置換されてもよいシクロアルキルアルキルアミノチオカルボニルアミノ、置換されてもよいハロアルキルアミノカルボニルアミノ、置換されてもよいハロアルキルアミノチオカルボニルアミノ、置換されてもよいジアルキルアミノカルボニルアミノ、置換されてもよいジアルキルアミノチオカルボニルアミノ、置換されてもよいアルキルアミノカルボニルオキシ、置換されてもよいアルキルアミノカルボニルチオ、置換されてもよいシクロアルキルアミノカルボニルオキシ、置換されてもよいシクロアルキルアルキルアミノカルボニルオキシ、置換されてもよいシクロアルキルアミノカルボニルチオ、置換されてもよいシクロアルキルアルキルアミノカルボニルチオ、置換されてもよいハロアルキルアミノカルボニルオキシ、置換されてもよいハロアルキルアミノカルボニルチオ、置換されてもよいジアルキルアミノカルボニルオキシ、置換されてもよいジアルキルアミノカルボニルチオ、置換されてもよいアルコキシカルボニルアミノ、置換されてもよいシクロアルキルオキシカルボニルアミノ、置換されてもよいシクロアルキルアルキルオキシカルボニルアミノ、置換されてもよいハロアルコキシカルボニルアミノ、置換されてもよいアルキルスルホニルアミノ又は置換されてもよいハロアルキルスルホニルアミノを示し、上記シアノ、ホルミル、ハロゲン及びニトロ以外の置換基はRで置換されてよく、
は水素、ヒドロキシ、アミノ、置換されてもよいアルキル、置換されてもよいハロアルキル、置換されてもよいアルケニル、置換されてもよいアルケニルオキシ、置換されてもよいアルキニル、置換されてもよいアルキニルオキシ、置換されてもよいシクロアルキル、置換されてもよいアルキルシクロアルキル、置換されてもよいシクロアルキルアルキル、置換されてもよいアルキルアミノ、置換されてもよいジアルキルアミノ、置換されてもよいアルコキシ、置換されてもよいハロアルコキシ、ホルミル、置換されてもよいアルキルカルボニル、置換されてもよいハロアルキルカルボニル、置換されてもよいアルコキシカルボニル、置換されてもよいアルキルアミノカルボニル、置換されてもよいアルキルカルボニルアミノ、置換されてもよいハロアルキルカルボニルアミノ、置換されてもよいアルコキシカルボニルアミノ、置換されてもよいアルキルアミノカルボニルアミノ、置換されてもよいアルキルスルホニル、置換されてもよいハロアルキルスルホニル、置換されてもよいフェニルスルホニル、置換されてもよいアルキルアミノカルボニル又は置換されてもよいハロアルキルアミノカルボニルであり、上記水素およびホルミル以外の置換基はRで置換されてもよく、
は独立してフェニル又は5ないし6員の飽和又は不飽和の複素環式基を示し、それらの基はハロゲン、置換されてもよいアルキル、置換されてもよいハロアルキル、置換されてもよいシクロアルキル、置換されてもよいハロシクロアルキル、置換されてもよいアルコキシ、置換されてもよいハロアルコキシ、置換されてもよいアルキルチオ、置換されてもよいハロアルキルチオ、置換されてもよいアルキルスルフィニル、置換されてもよいハロアルキルスルフィニル、置換されてもよいアルキルスルホニル、置換されてもよいハロアルキルスルホニル、置換されてもよいアルキルアミノ、置換されてもよいハロアルキルアミノ、シアノ、ニトロ、アミノカルボニル、置換されてもよいアルキルアミノカルボニル、置換されてもよいジアルキルアミノカルボニル、置換されてもよいアルコキシカルボニル、置換されてもよいフェニルおよび置換されてもよいピリジルからなる群より選ばれる少なくとも1ヶの基によって置換されてもよく、
UはCH、O、S、N−R又はN−Rを示し、ここでR及びRは独立して、上記R及びRと同義を示し、
そして
a)W、W、WおよびWの内、同時に二つ以上は単結合でなく、
b)W、W、WおよびWの内、同時に三つ以上はO、S、N−R又はN−Rでなく、
c)W、W、WおよびWの内、同時に三つ以上はC=Uでなく、
d)W、W、WおよびWの内、同時に二つがOおよび/またはSを示すとき、それら二つは少なくとも1ヶの炭素原子を介する、また、
e)W、W、WおよびWの内、一つがCH、N、C−R又はC−Rであるとき、縮環内で二重結合を形成する、
で表される縮環式アリール類。
【請求項2】
Xが独立してハロゲン、置換されてもよいC1−12アルキル、置換されてもよいC1−12ハロアルキル、ニトロ、シアノ、置換されてもよいC1−12アルコキシ、置換されてもよいC1−12ハロアルコキシ、置換されてもよいC1−12アルキルチオ、置換されてもよいC1−12アルキルスルフィニル、置換されてもよいC1−12アルキルスルホニル、置換されてもよいC1−12ハロアルキルチオ、置換されてもよいC1−12ハロアルキルスルフィニル、置換されてもよいC1−12ハロアルキルスルホニル、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、置換されてもよいC1−12アルキルアミノ、置換されてもよいC2−24(総炭素数)ジアルキルアミノ、置換されてもよいC1−12(総炭素数)アシルアミノ、置換されてもよいC2−13(総炭素数)アルコキシカルボニルアミノ、置換されてもよいC2−13(総炭素数)ハロアルコキシカルボニルアミノ、置換されてもよいC1−12アルキルスルホニルアミノ又は置換されてもよいC1−12ハロアルキルスルホニルアミノを示し、
Qが下記Q−1〜Q−54のフェニル、ナフチル及び複素環式基を示し、
【化2】

Yが独立してハロゲン、置換されてもよいC1−12アルキル、置換されてもよいC1−12ハロアルキル、置換されてもよいC3−12シクロアルキル、置換されてもよいC3−12シクロハロアルキル、ニトロ、シアノ、置換されてもよいC2−12アルケニル、置換されてもよいC2−12ハロアルケニル、置換されてもよいC1−12アルコキシ、置換されてもよいC1−12ハロアルコキシ、置換されてもよいC1−12アルキルチオ、置換されてもよいC1−12アルキルスルフィニル、置換されてもよいC1−12アルキルスルホニル、置換されてもよいC1−12ハロアルキルチオ、置換されてもよいC1−12ハロアルキルスルフィニル、置換されてもよいC1−12ハロアルキルスルホニル、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、置換されてもよいC1−12アルキルアミノ、置換されてもよいC2−24(総炭素数)ジアルキルアミノ、アミノカルボニル、置換されてもよいC2−13(総炭素数)アルキルアミノカルボニル、置換されてもよいC3−25(総炭素数)ジアルキルアミノカルボニル、置換されてもよいC1−12(総炭素数)アシルアミノ、置換されてもよいC2−13(総炭素数)アルコキシカルボニルアミノ、置換されてもよいベンジルオキシカルボニルアミノ、置換されてもよいC2−13ハロアルコキシカルボニルアミノ、置換されてもよいC1−12アルキルスルホニルアミノ、置換されてもよいC1−12ハロアルキルスルホニルアミノまたは置換されてもよいC3−26(総炭素数)トリアルキルシリルを示し、
が置換されてもよいC1−12アルキル、置換されてもよいC3−12(総炭素数)シクロアルキル、置換されてもよいC4−24(総炭素数)アルキルシクロアルキル、置換されてもよいC4−24(総炭素数)シクロアルキルアルキル、置換されてもよいC2−12アルケニル、置換されてもよいC2−12アルキニル、置換されてもよいC1−12ハロアルキル、置換されてもよいC3−12(総炭素数)ハロシクロアルキル、又はシアノを示し、
mが0、1、2、3、4または5を示し、
nが0、1、2又は3を示し、
AがO、CH又はN−Rを示し、
が独立して水素、シアノ、ホルミル、置換されてもよいC1−12アルキル、置換されてもよいC2−12アルケニル、置換されてもよいC2−12アルキニル、置換されてもよいC3−12(総炭素数)シクロアルキル、置換されてもよいC4−12(総炭素数)アルキルシクロアルキル、置換されてもよいC4−24(総炭素数)シクロアルキルアルキル、置換されてもよいC1−12ハロアルキル、置換されてもよいフェニル、置換されてもよいC2−13(総炭素数)アルキルカルボニル、置換されてもよいC2−13(総炭素数)アルコキシカルボニル、置換されてもよいC2−13(総炭素数)アルキルアミノカルボニル又は置換されてもよいC3−25(総炭素数)ジアルキルアミノカルボニルを示し、
、W、WおよびWが独立して単結合、CH、CH、N、O、S、CH−R、C−R、C(R、N−R、N−R、CH−R、C−R又はC=Uを示し、
は独立してヒドロキシ、アミノ、シアノ、ホルミル、ハロゲン、ニトロ、置換されてもよいC1−12アルキル、置換されてもよいC2−12アルケニル、置換されてもよいC2−12アルキニル、置換されてもよいC3−12シクロアルキル、置換されてもよいC4−24アルキルシクロアルキル、置換されてもよいC4−24シクロアルキルアルキル、置換されてもよいC1−12ハロアルキル、置換されてもよいC2−13(総炭素数)アルキルカルボニル、置換されてもよいC2−13(総炭素数)アルコキシカルボニル、置換されてもよいC2−13(総炭素数)アルキルアミノカルボニル、置換されてもよいC3−25(総炭素数)ジアルキルアミノカルボニル、置換されてもよいC2−13(総炭素数)アルキルカルボニルアミノ、置換されてもよいC2−13(総炭素数)アルキルチオカルボニルアミノ、置換されてもよいC4−13(総炭素数)シクロアルキルカルボニルアミノ、置換されてもよいC5−25(総炭素数)シクロアルキルアルキルカルボニルアミノ、置換されてもよいC4−13(総炭素数)シクロアルキルチオカルボニルアミノ、置換されてもよいC5−25(総炭素数)シクロアルキルアルキルチオカルボニルアミノ、置換されてもよいC2−13(総炭素数)ハロアルキルカルボニルアミノ、置換されてもよいC2−13(総炭素数)ハロアルキルチオカルボニルアミノ、置換されてもよいC2−13(総炭素数)アルキルアミノカルボニルアミノ、置換されてもよいC2−13(総炭素数)アルキルアミノチオカルボニルアミノ、置換されてもよいC4−13(総炭素数)シクロアルキルアミノカルボニルアミノ、置換されてもよいC5−25(総炭素数)シクロアルキルアルキルアミノカルボニルアミノ、置換されてもよいC4−13(総炭素数)シクロアルキルアミノチオカルボニルアミノ、置換されてもよいC5−25(総炭素数)シクロアルキルアルキルアミノチオカルボニルアミノ、置換されてもよいC2−13(総炭素数)ハロアルキルアミノカルボニルアミノ、置換されてもよいC2−13(総炭素数)ハロアルキルアミノチオカルボニルアミノ、置換されてもよいC3−25(総炭素数)ジアルキルアミノカルボニルアミノ、置換されてもよいC2−25(総炭素数)ジアルキルアミノチオカルボニルアミノ、置換されてもよいC2−13(総炭素数)アルキルアミノカルボニルオキシ、置換されてもよいC2−13(総炭素数)アルキルアミノカルボニルチオ、置換されてもよいC4−13(総炭素数)シクロアルキルアミノカルボニルオキシ、置換されてもよいC5−25(総炭素数)シクロアルキルアルキルアミノカルボニルオキシ、置換されてもよいC4−13(総炭素数)シクロアルキルアミノカルボニルチオ、置換されてもよいC5−25(総炭素数)シクロアルキルアルキルアミノカルボニルチオ、置換されてもよいC2−13(総炭素数)ハロアルキルアミノカルボニルオキシ、置換されてもよいC2−13(総炭素数)ハロアルキルアミノカルボニルチオ、置換されてもよいC3−25(総炭素数)ジアルキルアミノカルボニルオキシ、置換されてもよいC3−25(総炭素数)ジアルキルアミノカルボニルチオ、置換されてもよいC2−13(総炭素数)アルコキシカルボニルアミノ、置換されてもよいC4−13(総炭素数)シクロアルキルオキシカルボニルアミノ、置換されてもよいC5−25(総炭素数)シクロアルキルアルキルオキシカルボニルアミノ、置換されてもよいC2−13(総炭素数)ハロアルコキシカルボニルアミノ、置換されてもよいC1−12アルキルスルホニルアミノ又は置換されてもよいC1−12ハロアルキルスルホニルアミノを示し、上記シアノ、ホルミル、ハロゲン及びニトロ以外の置換基はRで置換されてよく、
は水素、ヒドロキシ、アミノ、置換されてもよいC1−12アルキル、置換されてもよいC1−12ハロアルキル、置換されてもよいC2−12アルケニル、置換されてもよいC2−12アルケニルオキシ、置換されてもよいC2−12アルキニル、置換されてもよいC2−12アルキニルオキシ、置換されてもよいC3−12シクロアルキル、置換されてもよいC4−24アルキルシクロアルキル、置換されてもよいC4−24シクロアルキルアルキル、置換されてもよいC1−12アルキルアミノ、置換されてもよいC2−24(総炭素数)ジアルキルアミノ、置換されてもよいC1−12アルコキシ、置換されてもよいC1−12ハロアルコキシ、ホルミル、置換されてもよいC2−13(総炭素数)アルキルカルボニル、置換されてもよいC2−13(総炭素数)ハロアルキルカルボニル、置換されてもよいC2−13(総炭素数)アルコキシカルボニル、置換されてもよいC2−13(総炭素数)アルキルアミノカルボニル、置換されてもよいC2−13(総炭素数)アルキルカルボニルアミノ、置換されてもよいC2−13(総炭素数)ハロアルキルカルボニルアミノ、置換されてもよいC2−13(総炭素数)アルコキシカルボニルアミノ、置換されてもよいC2−13(総炭素数)アルキルアミノカルボニルアミノ、置換されてもよいC1−12(総炭素数)アルキルスルホニル、置換されてもよいC1−12(総炭素数)ハロアルキルスルホニル、置換されてもよいフェニルスルホニル、置換されてもよいC2−13(総炭素数)アルキルアミノカルボニル又は置換されてもよいC2−13(総炭素数)ハロアルキルアミノカルボニルであり、上記水素およびホルミル以外の置換基はRで置換されてもよく、
は、下記R−1〜R−83のフェニル及び複素環式基を示し、
【化3】


GはO、S又はNを示し、また各基は、上記フェニル及び複素環式基中、水素、ハロゲン、置換されてもよいC1−12アルキル、置換されてもよいC1−12ハロアルキル、置換されてもよいC3−12シクロアルキル、置換されてもよいC3−12ハロシクロアルキル、置換されてもよいC1−12アルコキシ、置換されてもよいC1−12ハロアルコキシ、置換されてもよいC1−12アルキルチオ、置換されてもよいC1−12ハロアルキルチオ、置換されてもよいC1−12アルキルスルフィニル、置換されてもよいC1−12ハロアルキルスルフィニル、置換されてもよいC1−12アルキルスルホニル、置換されてもよいC1−12ハロアルキルスルホニル、置換されてもよいC1−12アルキルアミノ、置換されてもよいC1−12ハロアルキルアミノ、シアノ、ニトロ、アミノカルボニル、置換されてもよいC2−13(総炭素数)アルキルアミノカルボニル、置換されてもよいC2−25(総炭素数)ジアルキルアミノカルボニル、置換されてもよいC1−13アルコキシカルボニル、置換されてもよいフェニル及び置換されてもよいピリジルから成る群より選ばれる少なくとも1ヶの基によって置換されてもよく、
UはCH、O、S、N−R又はN−Rを示し、ここでR及びRは独立して、上記R及びRと同義を示し、
そして
a)W、W、WおよびWの内、同時に二つ以上は単結合でなく、
b)W、W、WおよびWの内、同時に三つ以上はO、S、N−R又はN−Rでなく、
c)W、W、WおよびWの内、同時に三つ以上はC=Uでなく、
d)W、W、WおよびWの内、同時に二つがOおよび/またはSを示すとき、それら二つは少なくとも1ヶの炭素原子を介する、また
e)W、W、WおよびWの内、一つがCH、N、C−R又はC−Rであるとき、縮環内で二重結合を形成する、
で表される請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
Xが独立してハロゲン、置換されてもよいC1−6アルキル、置換されてもよいC1−6ハロアルキル、ニトロ、シアノ、置換されてもよいC1−6アルコキシ、置換されてもよいC1―6ハロアルコキシ、置換されてもよいC1−6アルキルチオ、置換されてもよいC1−6アルキルスルフィニル、置換されてもよいC1−6アルキルスルホニル、置換されてもよいC1−6ハロアルキルチオ、置換されてもよいC1−6ハロアルキルスルフィニル、置換されてもよいC1−6ハロアルキルスルホニル、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、置換されてもよいC1−6アルキルアミノ、置換されてもよいC2−12(総炭素数)ジアルキルアミノ、置換されてもよいC1−6(総炭素数)アシルアミノ、置換されてもよいC2−7(総炭素数)アルコキシカルボニルアミノ、置換されてもよいC2−7(総炭素数)ハロアルコキシカルボニルアミノ、置換されてもよいC1−6アルキルスルホニルアミノ又は置換されてもよいC1−6ハロアルキルスルホニルアミノを示し、
Qが下記Q−1〜Q−54のフェニル、ナフチル及び複素環式基を示し、
【化4】

Yが独立してハロゲン、置換されてもよいC1−6アルキル、置換されてもよいC1−6ハロアルキル、置換されてもよいC3−6シクロアルキル、置換されてもよいC3−6シクロハロアルキル、ニトロ、シアノ、置換されてもよいC2−6アルケニル、置換されてもよいC2−6ハロアルケニル、置換されてもよいC1−6アルコキシ、置換されてもよいC1−6ハロアルコキシ、置換されてもよいC1−6アルキルチオ、置換されてもよいC1−6アルキルスルフィニル、置換されてもよいC1−6アルキルスルホニル、置換されてもよいC1−6ハロアルキルチオ、置換されてもよいC1−6ハロアルキルスルフィニル、置換されてもよいC1−6ハロアルキルスルホニル、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、置換されてもよいC1−6アルキルアミノ、置換されてもよいC2−12(総炭素数)ジアルキルアミノ、アミノカルボニル、置換されてもよいC2−7(総炭素数)アルキルアミノカルボニル、置換されてもよいC2−13(総炭素数)ジアルキルアミノカルボニル、置換されてもよいC1−6(総炭素数)アシルアミノ、置換されてもよいC2−7(総炭素数)アルコキシカルボニルアミノ、置換されてもよいベンジルオキシカルボニルアミノ、置換されてもよいC2−7ハロアルコキシカルボニルアミノ、置換されてもよいC1−6アルキルスルホニルアミノ、置換されてもよいC1−6ハロアルキルスルホニルアミノまたは置換されてもよいC3−26(総炭素数)トリアルキルシリルを示し、
が置換されてもよいC1−6アルキル、置換されてもよいC3−6(総炭素数)シクロアルキル、置換されてもよいC4−12(総炭素数)アルキルシクロアルキル、置換されてもよいC4−12(総炭素数)シクロアルキルアルキル、置換されてもよいC2−6アルケニル、置換されてもよいC2−6アルキニル、置換されてもよいC1−6ハロアルキル、置換されてもよいC3−6(総炭素数)ハロシクロアルキル、又はシアノを示し、
mが0、1、2、3、4または5を示し、
nが0、1、2又は3を示し、
AがO、CH又はN−Rを示し、
が独立して水素、シアノ、ホルミル、置換されてもよいC1−6アルキル、置換されてもよいC2−6アルケニル、置換されてもよいC2−6アルキニル、置換されてもよいC3−6(総炭素数)シクロアルキル、置換されてもよいC4−12(総炭素数)アルキルシクロアルキル、置換されてもよいC4−12(総炭素数)シクロアルキルアルキル、置換されてもよいC1−6ハロアルキル、置換されてもよいフェニル、置換されてもよいC2−7(総炭素数)アルキルカルボニル、置換されてもよいC2−7(総炭素数)アルコキシカルボニル、置換されてもよいC2−7(総炭素数)アルキルアミノカルボニル又は置換されてもよいC3−13(総炭素数)ジアルキルアミノカルボニルを示し、
、W、WおよびWが独立して単結合、CH、CH、N、O、S、CH−R、C−R、C(R、N−R、N−R、CH−R、C−R又はC=Uを示し、
は独立してヒドロキシ、アミノ、シアノ、ホルミル、ハロゲン、ニトロ、置換されてもよいC1−6アルキル、置換されてもよいC2−6アルケニル、置換されてもよいC2−6アルキニル、置換されてもよいC3−6シクロアルキル、置換されてもよいC4−12アルキルシクロアルキル、置換されてもよいC4−12シクロアルキルアルキル、置換されてもよいC1−6ハロアルキル、置換されてもよいC2−7(総炭素数)アルキルカルボニル、置換されてもよいC2−7(総炭素数)アルコキシカルボニル、置換されてもよいC2−7(総炭素数)アルキルアミノカルボニル、置換されてもよいC3−13(総炭素数)ジアルキルアミノカルボニル、置換されてもよいC2−7(総炭素数)アルキルカルボニルアミノ、置換されてもよいC2−7(総炭素数)アルキルチオカルボニルアミノ、置換されてもよいC4−7(総炭素数)シクロアルキルカルボニルアミノ、置換されてもよいC5−13(総炭素数)シクロアルキルアルキルカルボニルアミノ、置換されてもよいC4−7(総炭素数)シクロアルキルチオカルボニルアミノ、置換されてもよいC5−13(総炭素数)シクロアルキルアルキルチオカルボニルアミノ、置換されてもよいC2−13(総炭素数)ハロアルキルカルボニルアミノ、置換されてもよいC2−7(総炭素数)ハロアルキルチオカルボニルアミノ、置換されてもよいC2−7(総炭素数)アルキルアミノカルボニルアミノ、置換されてもよいC2−7(総炭素数)アルキルアミノチオカルボニルアミノ、置換されてもよいC4−7(総炭素数)シクロアルキルアミノカルボニルアミノ、置換されてもよいC5−13(総炭素数)シクロアルキルアルキルアミノカルボニルアミノ、置換されてもよいC4−7(総炭素数)シクロアルキルアミノチオカルボニルアミノ、置換されてもよいC5−13(総炭素数)シクロアルキルアルキルアミノチオカルボニルアミノ、置換されてもよいC2−7(総炭素数)ハロアルキルアミノカルボニルアミノ、置換されてもよいC2−7(総炭素数)ハロアルキルアミノチオカルボニルアミノ、置換されてもよいC3−13(総炭素数)ジアルキルアミノカルボニルアミノ、置換されてもよいC2−13(総炭素数)ジアルキルアミノチオカルボニルアミノ、置換されてもよいC2−7(総炭素数)アルキルアミノカルボニルオキシ、置換されてもよいC2−7(総炭素数)アルキルアミノカルボニルチオ、置換されてもよいC4−7(総炭素数)シクロアルキルアミノカルボニルオキシ、置換されてもよいC5−7(総炭素数)シクロアルキルアルキルアミノカルボニルオキシ、置換されてもよいC4−7(総炭素数)シクロアルキルアミノカルボニルチオ、置換されてもよいC5−13(総炭素数)シクロアルキルアルキルアミノカルボニルチオ、置換されてもよいC2−7(総炭素数)ハロアルキルアミノカルボニルオキシ、置換されてもよいC2−7(総炭素数)ハロアルキルアミノカルボニルチオ、置換されてもよいC3−13(総炭素数)ジアルキルアミノカルボニルオキシ、置換されてもよいC3−13(総炭素数)ジアルキルアミノカルボニルチオ、置換されてもよいC2−7(総炭素数)アルコキシカルボニルアミノ、置換されてもよいC4−7(総炭素数)シクロアルキルオキシカルボニルアミノ、置換されてもよいC5−13(総炭素数)シクロアルキルアルキルオキシカルボニルアミノ、置換されてもよいC2−7(総炭素数)ハロアルコキシカルボニルアミノ、置換されてもよいC1−6アルキルスルホニルアミノ又は置換されてもよいC1−6ハロアルキルスルホニルアミノを示し、上記シアノ、ホルミル、ハロゲン及びニトロ以外の置換基はRで置換されてよく、
は水素、ヒドロキシ、アミノ、置換されてもよいC1−6アルキル、置換されてもよいC1−6ハロアルキル、置換されてもよいC2−6アルケニル、置換されてもよいC2−6アルケニルオキシ、置換されてもよいC2−6アルキニル、置換されてもよいC2−6アルキニルオキシ、置換されてもよいC3−6シクロアルキル、置換されてもよいC4−12アルキルシクロアルキル、置換されてもよいC4−12シクロアルキルアルキル、置換されてもよいC1−6アルキルアミノ、置換されてもよいC2−12(総炭素数)ジアルキルアミノ、置換されてもよいC1−6アルコキシ、置換されてもよいC1−6ハロアルコキシ、ホルミル、置換されてもよいC2−7(総炭素数)アルキルカルボニル、置換されてもよいC2−7(総炭素数)ハロアルキルカルボニル、置換されてもよいC2−7(総炭素数)アルコキシカルボニル、置換されてもよいC2−7(総炭素数)アルキルアミノカルボニル、置換されてもよいC2−7(総炭素数)アルキルカルボニルアミノ、置換されてもよいC2−7(総炭素数)ハロアルキルカルボニルアミノ、置換されてもよいC2−7(総炭素数)アルコキシカルボニルアミノ、置換されてもよいC2−7(総炭素数)アルキルアミノカルボニルアミノ、置換されてもよいC1−6(総炭素数)アルキルスルホニル、置換されてもよいC1−6(総炭素数)ハロアルキルスルホニル、置換されてもよいフェニルスルホニル、置換されてもよいC2−7(総炭素数)アルキルアミノカルボニル又は置換されてもよいC2−7(総炭素数)ハロアルキルアミノカルボニルであり、上記水素およびホルミル以外の置換基はRで置換されてもよく、
は、下記R−1〜R−83のフェニル及び複素環式基を示し、
【化5】


GはO、S又はNを示し、また各基は、上記フェニル及び複素環式基中、水素、ハロゲン、置換されてもよいC1−6アルキル、置換されてもよいC1−6ハロアルキル、置換されてもよいC3−6シクロアルキル、置換されてもよいC3−6ハロシクロアルキル、置換されてもよいC1−6アルコキシ、置換されてもよいC1−6ハロアルコキシ、置換されてもよいC1−6アルキルチオ、置換されてもよいC1−6ハロアルキルチオ、置換されてもよいC1−6アルキルスルフィニル、置換されてもよいC1−6ハロアルキルスルフィニル、置換されてもよいC1−6アルキルスルホニル、置換されてもよいC1−6ハロアルキルスルホニル、置換されてもよいC1−6アルキルアミノ、置換されてもよいC1−6ハロアルキルアミノ、シアノ、ニトロ、アミノカルボニル、置換されてもよいC2−7(総炭素数)アルキルアミノカルボニル、置換されてもよいC2−13(総炭素数)ジアルキルアミノカルボニル、置換されてもよいC1−7アルコキシカルボニル、置換されてもよいフェニル及び置換されてもよいピリジルから成る群より選ばれる少なくとも1ヶの基によって置換されてもよく、
UはCH、O、S、N−R又はN−Rを示し、ここでR及びRは独立して、上記R及びRと同義を示し、
そして
a)W、W、WおよびWの内、同時に二つ以上は単結合でなく、
b)W、W、WおよびWの内、同時に三つ以上はO、S、N−R又はN−Rでなく、
c)W、W、WおよびWの内、同時に三つ以上はC=Uでなく、
d)W、W、WおよびWの内、同時に二つがOおよび/またはSを示すとき、それら二つは少なくとも1ヶの炭素原子を介する、また
e)W、W、WおよびWの内、一つがCH、N、C−R又はC−Rであるとき、縮環内で二重結合を形成する、
で表される請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれかに記載の化合物を有効成分として含有する殺虫剤。
【請求項5】
請求項1〜3のいずれかに記載の化合物を有効成分として含有する動物寄生虫防除剤。

【公開番号】特開2009−286773(P2009−286773A)
【公開日】平成21年12月10日(2009.12.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−208394(P2008−208394)
【出願日】平成20年8月13日(2008.8.13)
【出願人】(302063961)バイエル・クロツプサイエンス・アクチエンゲゼルシヤフト (524)
【Fターム(参考)】