説明

画像記録材料、及び新規化合物

【課題】レーザ露光による書き込みが可能であり、感度、現像除去性、及び耐キズ性に優れた画像記録材料を提供すること。
【解決手段】支持体上に、(A)エチレン性不飽和結合を1つ以上有する化合物、及び、(B)重合開始剤を含有する画像記録層上に、(a)少なくとも1種のイオン架橋可能な官能基を有するポリマーと、(b)少なくとも1種のイオン架橋可能な官能基を有する低分子化合物と、によって形成される架橋体を含有する保護層を有することを特徴とする画像記録材料。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
支持体上に、(A)エチレン性不飽和結合を1つ以上有する化合物、及び、(B)重合開始剤を含有する画像記録層上に、(a)少なくとも1種のイオン架橋可能な官能基を有するポリマーと、(b)少なくとも1種のイオン架橋可能な官能基を有する低分子化合物と、によって形成される架橋体を含有する保護層を有することを特徴とする画像記録材料。
【請求項2】
前記画像記録層が、更に、(C)バインダーポリマー、及び、(D)300〜1200nmに吸収極大を有する色素を含有することを特徴とする請求項1に記載の画像記録材料。
【請求項3】
前記(C)バインダーポリマーが、分子内にアルカリ可溶性基を有するポリマーであることを特徴とする請求項2に記載の画像記録材料。
【請求項4】
前記(b)少なくとも1種のイオン架橋可能な官能基を有する低分子化合物が、有機多価オニウム化合物であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像形成材料。
【請求項5】
有機多価オニウム化合物が、有機多価アンモニウム化合物であることを特徴とする請求項4に記載の画像形成材料。
【請求項6】
前記(a)少なくとも1種のイオン架橋可能な官能基を有するポリマーが、変性ポリビニルアルコールであることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像記録材料。
【請求項7】
前記変性ポリビニルアルコールが、カルボン酸アニオン又はスルホン酸アニオンを有する変性ポリビニルアルコールであることを特徴とする請求項6に記載の画像形成材料。
【請求項8】
前記(B)重合開始剤がオニウム塩であることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の画像記録材料。
【請求項9】
カルボン酸アニオン或いはスルホン酸アニオンを側鎖及び/又は主鎖末端に有する変性ポリビニルアルコールと、下記一般式(1)で表される化合物と、をイオン結合によって架橋してなる化合物。
【化1】

(一般式(1)中、R〜Rは、各々独立に、水素原子、アルキル基、又はアリール基を表し、Aは2価の連結基を表す。)
【請求項10】
前記一般式(1)で表される化合物が、下記一般式(2)で表される化合物であることを特徴とする請求項9に記載の化合物。
【化2】

(一般式(2)中、R〜R10は、各々独立に、水素原子、アルキル基、又はアリール基を表し、Aは2価の連結基を表す。)

【公開番号】特開2008−145607(P2008−145607A)
【公開日】平成20年6月26日(2008.6.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−331121(P2006−331121)
【出願日】平成18年12月7日(2006.12.7)
【出願人】(306037311)富士フイルム株式会社 (25,513)
【Fターム(参考)】