説明

薬剤包装装置の自由形状錠剤の自動排出器及び錠剤供給方法

多様な形状の錠剤を自動包装させ、錠剤供給を清潔で正確に投与するようにし、迅速に錠剤供給を行える薬剤包装装置の自由形状錠剤の自動排出器及び錠剤供給方法に関するものである。薬剤包装装置の自由形状錠剤の自動排出器は、内部に錠剤が収容される空間部が設けられ、空間部に収容された錠剤の移送をガイドするものであって、上向きに形成された案内トラックを備える本体と、本体の空間部に収容された錠剤が、案内トラックに沿って上部に移送されるように、本体を振動させる駆動部と、を備えることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、薬剤包装装置に備えられる自由形状錠剤の自動排出器及び錠剤供給方法に係り、より詳細には、多様な形状の錠剤を振動を用いて移送させ、自動で包装させる薬剤包装装置の自由形状錠剤の自動排出器及び錠剤供給方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、薬剤包装装置は、病院、薬局などで医師または薬師によって処方された処方箋に基づいて薬を調剤する時、自動で薬剤を包装させる装置である。
【0003】
従来の薬剤包装装置は、大きく手動包装機と自動包装機とに区別されうる。前記手動包装機と自動包装機は、薬剤を供給する方式で差があり、供給された薬剤を包装部で自動で包装して外部に排出するという点では同一である。
【0004】
すなわち、前記手動包装機は、円型または四角形などの分配トレーを備え、前記分配トレーは、多数の収容溝が形成される。調剤者は、手作業で前記収容溝に錠剤を投入し、通常一つの収容溝には、一回分の錠剤が収容される。このように、収容溝に収容された錠剤は、下部に設けられた包装部で包装されて外部に排出される。
【0005】
また、前記自動包装機は、引き出し式またはドラム式に配列された多数のカセットを上部に配置し、前記カセットにそれぞれ錠剤を収容させる。前記カセットに収容された錠剤は、インターフェースされたコンピュータの入力データに基づいてカセットから排出される。このように排出された錠剤は、下部に設けられたホッパーに集結され、前記ホッパーの下部に配された包装部で包装される。
【0006】
前記手動包装機は、小型で生産可能であって、小型薬局または病院で使われ、前記自動包装機は、大型で生産するのに適して、薬剤の使用量が多い大型薬局または病院などで使われている。また、前記手動包装機と自動包装機との混合形態も使われている。
【0007】
しかし、従来の自動包装機に設けられるカセットは、半錠の錠剤のような切片錠剤や特殊形状の錠剤を自動排出できない構造を有した。したがって、切片錠剤や特殊形状の錠剤は、手動包装機を用いて手作業で錠剤を供給するしかなかった。これにより、従来の薬剤包装装置は、薬の調剤時間が遅延され、薬剤を超過投与するか、未投与するなどの間違いによって薬調剤の信頼性が落ちる問題点があった。
【0008】
一方、従来の薬剤包装装置は、人が薬箱に入っている薬を直接手で取って分配したために、人の手または媒介体によって細菌感染の危険があった。このように、薬を移す過程で汚染される微量の細菌は、人の口を通じて体内に吸収されるために、免疫が落ちている重患者には致命的な損傷をもたらしうる問題点があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、前記従来の問題点を解決するために案出されたものであって、多様な形状の錠剤を自動包装させ、錠剤供給を清潔で正確に投与するようにし、迅速に錠剤供給を行える薬剤包装装置の自由形状錠剤の自動排出器及び錠剤供給方法を提供するところにその目的がある。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の使用状態を示した薬剤包装装置の構成図である。
【図2】本発明の一実施形態による斜視図である。
【図3】前記図2の側面図である。
【図4】本発明の他の実施形態による斜視図である。
【図5】本発明による数量調節モジュールの斜視図である。
【図6】前記図5の側面図である。
【図7】本発明による数量調節モジュールの作動状態を示した断面図である。
【図8】本発明による数量調節モジュールの作動状態を示した断面図である。
【図9】本発明による数量調節モジュールの作動状態を示した断面図である。
【図10】本発明のまた他の実施形態による斜視図である。
【図11】本発明のまた他の実施形態による数量調節モジュールの分解斜視図である。
【図12】本発明のまた他の実施形態による数量調節モジュールの作動状態を示した断面図である。
【図13】本発明のまた他の実施形態による数量調節モジュールの作動状態を示した断面図である。
【図14】本発明のまた他の実施形態による数量調節モジュールの作動状態を示した断面図である。
【図15】本発明のまた他の実施形態による数量調節モジュールの断面図である。
【図16】案内トラックがセンサーを備えたことを示した自由形状錠剤の自動排出器の斜視図である。
【図17】センサーを備えた案内トラックの平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、添付した図面によって、本発明の望ましい実施形態による技術的構成を詳しく説明すれば、次の通りである。
【0012】
図1は、本発明の使用状態を示した薬剤包装装置の構成図であり、図2は、本発明の一実施形態による斜視図であり、図3は、前記図2の側面図である。
【0013】
図1に示されたように、薬剤包装装置200は、上部に多段で多数配列設置されて、錠剤が収納されたカセット110と、前記カセット110の下部に形成されて、錠剤が集結されるホッパー120と、前記ホッパー120に錠剤を供給させる自由形状錠剤の自動排出器100と、前記ホッパー120の下部に錠剤を包装して外部に排出させる包装部130とを含んでなる。
【0014】
自由形状錠剤の自動排出器100は、錠剤を1錠または2錠または所望の数量ほどずつホッパー120に供給して、カセット110から供給される錠剤とともに包装部130で包装されるようにする。
【0015】
図2及び図3に示されたように、本発明による自由形状錠剤の自動排出器100は、本体10と、駆動部20とを備える。
【0016】
本体10は、内部に錠剤が収容される空間部が設けられ、案内トラック11を備える。前記案内トラック11は、前記空間部に収容された錠剤の移送をガイドするものであって、上向きに形成される。
【0017】
駆動部20は、前記本体10の一側に設けられて、本体10内の錠剤が、前記案内トラック11に沿って上部に移送されるように本体10を振動させる役割を果たす。前記駆動部20は、本体10の下部に連結されることが望ましい。前記駆動部20は、一定角度ずつ回転して振動を起こす。駆動部20が起こす振動は、非常に微細な回転振動であって、前記本体10と接触されて本体10を回転振動させる。この場合、前記駆動部20による振動でノイズが発生しないようにする。
【0018】
前記本体10は、多様な形状に製作可能であるが、上部が開放されて下部が閉鎖された円筒形容器の形状からなることが望ましい。本体10の材質は、合成樹脂で採択することが良いが、それ以外の他の材質を選択することができる。本体10の材質は、比較的軽量でなされながらも、強度に優れたものを選ぶ。前記本体10は、開放された上部を通じて錠剤を薬箱ごとに注ぎ込む方式で充填されうる。しかし、前記本体10は、上部が閉鎖されて別途の投入ホールを備えて、前記投入ホールに錠剤が供給されることもある。
【0019】
前記案内トラック11は、前記空間部の内壁に沿って本体10の底部12から上部まで螺旋状に連続的に形成される。本体10の内部に収容された錠剤は、本体10の底部12に積層され、前記底部12に位置した錠剤は、案内トラック11に沿って一列に上部に移送される。このように、案内トラック11は、本体10内の錠剤を一列に整列させて上部に移動するように案内する役割を果たす。
【0020】
前記案内トラック11は、別途に製作されて本体10の内壁に付着させるか、本体10と一体に形成させることができる。案内トラック11の螺旋の傾きは、錠剤が駆動部20の振動によって円滑に上部に移送されることができる程度に形成させる。例えば、本体10の高さが約10cmに形成される時、案内トラック11は3回程度巻取られる程度が適当である。一方、案内トラック11は、出口側端部に下部から上部まで移送された錠剤が排出されるトラック出口13を備える。
【0021】
前記駆動部20は、本体10に着脱されるように形成される。このように、本体10と駆動部20とを着脱自在になるように構成させることによって、本体10の使用及び維持補修を容易にする。
【0022】
前記本体10は、底部12の中央を上部に突設させることが望ましい。したがって、本体10内に投与される錠剤が底部12の縁部に円滑に移動して、錠剤が案内トラック11の出口に移動する時間が短縮される。
【0023】
前記案内トラック11は、狭小部14を少なくとも一つ備えることが望ましい。前記狭小部14は、案内トラック11の幅方向に凹入させて形成して、錠剤を一列に移動させる機能を果たす。前記狭小部14は、案内トラック11の適所に形成されるものであって、案内トラック11を幅方向に凹入させて相対的に他の所に比べて薄い幅からなる。このように、薄い幅に形成される狭小部14は、案内トラック11に沿って移動する錠剤を1錠ずつ一列に移動させる作用を行う。
【0024】
すなわち、半錠またはサイズが小さな錠剤が案内トラック11に沿って上部に案内される場合、2つの錠剤が同時に移動する場合が発生することがある。したがって、2つの錠剤が、前記狭小部14を経れば、自然的に2つの錠剤のうち、一つの錠剤は押されて再び本体10の底部12に落ちる。
【0025】
前記のような構造からなる本発明による自由形状錠剤の自動排出器100の作動を説明すれば、次の通りである。
【0026】
まず、包装しようとする錠剤が、本体10の上部に投与されて本体10の底部12に集まる。この際、本体10の下部に設けられた駆動部20によって本体10が回転振動すれば、錠剤は遠心力によって空間部の外側に移動する。このように、移動する錠剤は、本体10の内周面に形成された案内トラック11に沿って上部に移動してトラック出口13側に排出される。
【0027】
したがって、本発明による自由形状錠剤の自動排出器100は、錠剤を一回に本体10内に注ぎ込めば、錠剤が自動で一列に整列されて1錠ずつ供給されるので、人の手で錠剤を1錠ずついちいち投与する方式に比べて薬の調剤時間を短縮させる。
【0028】
特に、本発明による自由形状錠剤の自動排出器100は、1/2切片、1/4切片などの切片錠剤またはデコボコした形状、長めな形状、多角状などの多様な形状の錠剤を自動供給して包装させうる。なぜならば、本発明による自由形状錠剤の自動排出器100は、錠剤を別途の駆動部20を用いて案内トラック11に沿って移送させ、該移送された錠剤を案内トラック11の出口から自由落下させるためである。
【0029】
すなわち、本発明による自由形状錠剤の自動排出器100は、錠剤を別途の装置と接触させずに駆動部20の振動力と地球の重力とを用いて移送及び排出されるために、多様な形状の錠剤を供給可能で錠剤が破損されない。
【0030】
図4は、本発明の他の実施形態による斜視図であり、図5は、本発明による数量調節モジュールの斜視図であり、図6は、前記図5の側面図である。
【0031】
図4ないし図6に示されたように、本発明による自由形状錠剤の自動排出器100は、数量調節モジュール50をさらに備えることが望ましい。数量調節モジュール50は、前記案内トラック11の出口から落下する錠剤の個数を制御して、薬剤包装装置200のホッパー120側に供給させる。
【0032】
前記数量調節モジュール50は、前記本体10の一側に設けられるものであって、案内トラック11から一列に移送された錠剤を1錠または所望の数量ほど一定にその数を制御して、ホッパー120側に供給させる。すなわち、前記数量調節モジュール50は、本体10の案内トラック11から一列に移送されて、落下する錠剤の個数をカウント(count)する。このように、カウントされた錠剤の個数が1錠または所望の数量を満足する時、ホッパー120側に排出されて供給され、カウントされた錠剤の数が1錠または所望の数量を満足することができない時、回収して再使用するか、外部に排出させる。
【0033】
本発明の望ましい実施形態によれば、数量調節モジュール50は、モジュール本体60と、検出センサー70、及び制御部とを備える。
【0034】
モジュール本体60は、投入口61と、ホッパー側供給部62と、回収部63とからなる。前記投入口61は、案内トラック11の出口から落下する錠剤が投入される通路である。前記ホッパー側供給部62は、錠剤をホッパー120側に供給させる。前記回収部63は、錠剤を前記本体10に回収させる。
【0035】
検出センサー70は、前記モジュール本体60の内部適所に形成されて、前記投入口61に投入された錠剤の数を数える。望ましくは、前記検出センサー70は、投入口61と隣接した位置に形成させる。検出センサー70は、投入される錠剤を漏れることなしに感知しなければならない。
【0036】
前記検出センサー70は、図示していないが、光を照射する少なくとも一つの発光部と前記発光部から照射された光を受信して、錠剤の通過有無を感知する少なくとも一つの受光部とを備えることが望ましい。このように構成される検出センサー70は、発光部から照射された光源を受光部で受信して、発光部と受光部との間を通過する物体、すなわち、錠剤の数を数える。さらに望ましくは、前記発光部と受光部は、一対一対応させる。したがって、発光部と受光部とを通過する錠剤をさらに精密に感知することができる。
【0037】
制御部は、前記検出センサー70で検出された錠剤の個数を設定された基準量と比べて、検出された錠剤の数が基準量と一致する時、錠剤を前記ホッパー側供給部62に移動させ、検出された錠剤の数が基準量と一致しない時、錠剤を前記回収部63に移動させる。
【0038】
制御部は、前記検出センサー70とインターフェースされて、検出センサー70でカウントされた錠剤の個数と外部のキー(Key)操作などを通じて入力された設定された基準量とを比べる過程を行う。以後に、検出センサー70で感知された錠剤の数と基準量とが一致する場合、錠剤はホッパー120側に移動して包装部130で包装排出される。しかし、検出センサー70で検出された錠剤の数と基準量とが一致しない場合、錠剤は再び本体10内に回収されて再使用されるようにフィードバック(feed back)される。
【0039】
また、前記数量調節モジュール50は、基部51をさらに備えて、底から安定的に支持されることが望ましい。
【0040】
本発明の望ましい実施形態によれば、前記ホッパー側供給部62は、ホッパー側通路62aと、前記ホッパー側通路62aを開閉する第1ドア62b、及び前記第1ドア62bを駆動させる第1ソレノイド62cとで構成される。また、前記回収部63は、回収通路63aと、前記回収通路63aを開閉する第2ドア63b、及び前記第2ドア63bを駆動させる第2ソレノイド63cとで構成される。
【0041】
ホッパー側通路62aは、投入口61に投入された錠剤がホッパー120に供給されるように形成される。第1ドア62bは、前記ホッパー側通路62aの一側にヒンジで回動されるように形成され、第1ソレノイド62cによってホッパー側通路62aを開閉する。回収通路63aは、投入口61に投入された錠剤が再び本体10内に回収されるように形成される。第2ドア63bは、前記回収通路63aの一側にヒンジで回動されるように形成され、第2ソレノイド63cによって回収通路63aを開閉する。
【0042】
この際、前記本体10は、側面下部に本体10の空間部と内通されるように回収桶15が備えられる。前記回収部63から移動する錠剤は、前記回収桶15に回収されて本体10の空間部に再流入される。
【0043】
また、前記回収部63は、一側に排出部64をさらに備えることができる。前記排出部64は、錠剤を外部に排出させるための第3ドア64a、及び前記第3ドア64aを駆動させる第3ソレノイド64bで構成される。
【0044】
一方、前記制御部は、前記検出センサー70で錠剤が感知される前までは、前記駆動部20の振動速度を増加させ、検出センサー70で感知された錠剤の個数が基準量と一致する時、駆動部20の振動速度を一定に維持させ、検出センサー70で感知された錠剤の個数が基準量と一致しない時、駆動部20の振動速度を低めるように錠剤の移動速度を制御することができる。
【0045】
したがって、最初に本体10内に錠剤が投入された後、駆動部20が振動し始める時、錠剤は、案内トラック11の入口から出口まで比較的迅速に移動して、錠剤の移送時間を短縮することができる。一方、最初の錠剤がトラック出口13から落ちて検出センサー70によって感知される時、落ちた錠剤の個数が基準量と一致すれば、駆動部20の振動速度は一定に維持される。しかし、もし、検出センサー70で感知された錠剤の個数が基準量を超過する場合には、駆動部20の振動速度を低める。すなわち、検出センサー70で感知された錠剤の個数が基準量を超過する現象は、錠剤の移動速度があまりにも早いために発生する。したがって、意図していない錠剤の追加落下を減らすため、駆動部20の振動速度を落として、錠剤を1錠ずつ落下させる。
【0046】
一方、前記案内トラック11は、出口側に錠剤の到達有無を感知する補助センサーをさらに備え、前記制御部は、前記補助センサーが錠剤を感知する時、駆動部20の振動速度を一定に維持させるように構成させることができる。
【0047】
このように、補助センサーを備えることによって、検出センサー70で最初の錠剤を感知する時、駆動部20の振動速度を一定に維持させる方式に比べてさらに効果的に錠剤の移動速度を制御することができる。すなわち、補助センサーは、案内トラック11に形成されて検出センサー70より先に錠剤が案内トラック11の出口側に到逹した時点を感知する。したがって、投入口61に錠剤が落下する以前にあらかじめ錠剤の移動速度を制御することができる。
【0048】
また、前記数量調節モジュール50は、ストッパーをさらに備えることができる。前記ストッパーは、検出センサー70が錠剤を感知する時、前記案内トラック11の出口側端部に引っ掛かった錠剤を迅速に投入口61に落とし、後続する錠剤の追加落下を防止する。
前記ストッパーは、案内トラック11のトラック出口13側に形成されるか、別途に形成される。望ましくは、ストッパーを案内トラック11の出口端部を開閉するドア形態で形成させ、前記出口端部の片に引っ掛った錠剤は迅速に投入口61に落とし、後続する錠剤はそれ以上投入口61に落ちないように遮断させることが良い。このように、ストッパーは、意図していない錠剤の案内トラック11からの追加落下を基本的に防止すると同時に、検出センサー70で錠剤を感知するのに必要な時間を短縮させる。
【0049】
本発明の望ましい実施形態によって、前記数量調節モジュール50の作動を、図7、図8、図9を参照して説明すれば、次の通りである。但し、制御部で設定された基準量は、1錠と仮定する。図7、図8、図9は、本発明による数量調節モジュールの作動状態を示した断面図である。
【0050】
まず、図7に示されたように、検出センサー70で検出された錠剤90の数が1つである時、制御部は、ホッパー側供給部62を開放して錠剤90がホッパー120側に移動するように制御する。このように、条件を満足した錠剤90は、薬剤包装装置200のカセット110から排出された錠剤とともにホッパー120に集結されて包装部130で包装がなされる。
【0051】
一方、図8に示されたように、検出センサー70で感知された錠剤90’、90”の数が2つである時、すなわち、前述したように、意図していない錠剤90”の投入口61への追加落下の場合、または錠剤90’、90”どうしで貼り付いて落ちる場合に、制御部は、回収部63を開放して錠剤90’、90”を再使用するように回収させる。
【0052】
また、薬剤包装装置200の作動を停止させて本体10内の錠剤を外部に回収しなければならない場合に、図9に示されたように、回収部63を開放した状態で排出部64を開放して錠剤90'''を容易に外部に排出させることができる。
【0053】
以下、添付した図面によって、本発明のまた他の実施形態による数量調節モジュール50の技術的構成を詳しく説明する。
【0054】
添付した図10は、本発明のまた他の実施形態による斜視図であり、図11は、本発明のまた他の実施形態による数量調節モジュールの分解斜視図である。
【0055】
図10及び図11に示されたように、前記モジュール本体60は、回転部材80、及びモータ85を備える。
【0056】
回転部材80は、前記投入口61の下部に配され、放射形に形成される羽根81、82、83を備える。前記回転部材80は、前記羽根81、82、83の間に前記投入口61から落ちる錠剤90を収容し、回転方向に沿って前記ホッパー側供給部62または回収部63に錠剤90を選択的に排出させる。
【0057】
モータ85は、前記制御部の制御によって、前記回転部材80を時計回り方向または逆時計回り方向に正転または逆転させる。
【0058】
すなわち、前記回転部材80は、モータ85に連結されてモジュール本体60内で時計回り方向または逆時計回り方向に正転または逆転される。前記回転部材80は、多数の羽根81、82、83を備える。前記羽根81、82、83は、風車または水車のように放射形に形成される。例えば、後方モジュール本体60’の背面にモータ85を装着し、前記モータ85の軸に回転部材80を連結した後、前方モジュール本体60”を前記後方モジュール本体60’に締結して組み立てを完成させる。前記回転部材80の下部には、ホッパー側供給部62と回収部63とを両側に形成させ、前記回転部材80に落ちた錠剤をホッパー120側に排出させるか、または本体10の回収桶15に回収させる。
【0059】
この場合、前記羽根81、82、83は、120゜の等間隔で形成されることが望ましい。このように、羽根81、82、83を120゜の間隔で三等分すれば、効率的に錠剤を収容して排出する機能を行うことができる。しかし、それ以外にも、羽根の間隔は、90゜ないし120゜の間隔で多様に形成させるということは自明である。
【0060】
前記数量調節モジュール50の作動を、図12ないし図14を参照して詳しく説明する。
【0061】
図12は、本体10のトラック出口13から落下する錠剤90が検出センサー70によってカウントされた後、その個数が設定された基準量と一致する時、ホッパー側供給部62に排出されることを示した図である。すなわち、トラック出口13から落下した錠剤90は、検出センサー70を経て回転部材80の第1羽根81と第2羽根82との間に落ちる。この際、検出センサー70で検出された錠剤90の数が基準量と一致するので、回転部材80は時計回り方向に120゜回転されて、第1羽根81と第2羽根82との間に収容された錠剤がホッパー側供給部62に排出される。
【0062】
図13は、本体10のトラック出口13から落下する錠剤90が検出センサー70によってカウントされた後、その個数が設定された基準量と一致しない時、回収部63に回収されることを示した図である。すなわち、トラック出口13から落下した錠剤90は、検出センサー70を経て回転部材80の第1羽根81と第2羽根82との間に落ちる。この際、検出センサー70で検出された錠剤90の数が基準量と一致しないので、回転部材80は逆時計回り方向に120゜回転されて、第1羽根81と第2羽根82との間に収容された錠剤が回収部63に排出される。
【0063】
この場合、前記モジュール本体60は、前記回収部63側に移動した錠剤90を外部に排出させるための排出部64をさらに備えることができる。また、前記排出部64は、一側に錠剤90を外部に排出させるためのドア64a及び前記ドア64aを駆動させるソレノイド64bを備えることが望ましい。
【0064】
図14は、本体10のトラック出口13から落下する錠剤90が検出センサー70によってカウントされた後、その個数が設定された基準量と一致しない時、または錠剤供給器100の使用をいずれも終えた時、錠剤を排出部64を通じてすべて外部に排出させることを示した図である。すなわち、トラック出口13から落下した錠剤90は、検出センサー70を経て回転部材80の第1羽根81と第2羽根82との間に落ちる。この際、数量調節モジュール50が排出モードに設定されていれば、回転部材80は、逆時計回り方向に120゜回転されてソレノイド64bと連結されたドア64aが開かれられて錠剤90は外部に排出される。
【0065】
このように、ドアが回転式に具現されて、駆動が柔らかくてノイズを発生させない。そして、錠剤が排出される過程で、錠剤がモジュール本体60の内壁に貼り付いて停滞される現象を防止するので、誤作動を阻むことができる。また、回転部材80の第1羽根81、第2羽根82、第3羽根83が回転される時、ただ一回の回転によって第1羽根81と第2羽根82との間に落ちた錠剤は、ホッパー側供給部62または回収部63に排出されると同時に、第3羽根83は連続して投入口61に落下する錠剤を収容する準備をするので、構造的に非常に安定され、エネルギー効率を高める長所を有する。
【0066】
図15は、本発明のまた他の実施形態による数量調節モジュールの断面図である。
【0067】
図15に示されたように、前記回転部材80は、2つの羽根8182からなることもできる。前記2つの羽根8182の間に収容された錠剤は、時計回り方向または逆時計回り方向に回転されて、錠剤をホッパー側供給部62または回収部63に選択的に排出させる。
図16は、案内トラックがセンサーを備えたことを示した自由形状錠剤の自動排出器の斜視図であり、図17は、センサーを備えた案内トラックの平面図である。
【0068】
図16及び図17に示されたように、前記本体10は、センサー30及び制御部を備える。
【0069】
センサー30は、前記案内トラック11の出口側に配されるものであって、移送される錠剤が、前記案内トラック11の出口側に位置したか否かを感知する。すなわち、前記センサー30は、錠剤の通過有無を感知して、錠剤が前記案内トラック11のトラック出口13側に位置したか否かを判断することができる。前記センサー30は、複数個設けられる。前記センサー30は、光を照射する発光部と照射された光を受信する受光部などからなりうる。前述したように、前記本体10内に収容された錠剤は、前記駆動部20の振動によって前記案内トラック11に沿って上部に移送される。この際、前記センサー30は、錠剤が前記案内トラック11のトラック出口13まで到着したか否かを判断する役割を果たす。
【0070】
制御部は、前記駆動部20を制御する。すなわち、前記制御部は、前記駆動部20の振動を速くまたは遅くして、前記案内トラック11に沿って移送する錠剤の移送速度を制御する。前記制御部は、センサー30が錠剤を感知するまで、錠剤の移送速度を増加させるように、前記駆動部20を制御する。一方、前記制御部は、センサー30が錠剤を感知して、錠剤が案内トラック11のトラック出口13に位置したと判断すれば、錠剤の移送速度を減少させるように、前記駆動部20を制御する。
【0071】
前記案内トラック11に沿って移送される錠剤の移送速度は、あまりにも大きいか小さければならない。錠剤の移送速度があまりにも大きくなれば、錠剤が前記案内トラック11のトラック出口13を通じて意図されないように2錠または3錠ずつ固まって排出されるか、前記駆動部20の作動が止めても慣性力によって後続の錠剤が押し流されて排出される場合が発生する。また、錠剤の移送速度があまりにも遅ければ、錠剤の排出が遅くなって薬の調剤時間が遅延される短所がある。
【0072】
したがって、前記案内トラック11に沿って移送される錠剤の移送速度は、適正なレベルに維持されなければならない。もし、錠剤の移送速度が等速度で一定に維持されれば、前記駆動部20を最初作動させる時、錠剤が前記本体10の底部から出口13まで移送される時間が長くなる。しかし、本発明では、前記センサー30及び制御部を構成させ、錠剤の出発地点である案内トラック11の入口から到着地点であるトラック出口13までの移送に必要な時間を短縮させることができる。
【0073】
一方、前記センサー30は、第1センサー31及び第2センサー33で構成することができる。前記第1センサー31は、前記案内トラック11の出口13から所定距離ほど離隔配される。一方、前記第2センサー33は、前記第1センサー31と一定距離離隔されるが、前記案内トラック11の入口側方向に離隔される。前記第1センサー31及び第2センサー33は、錠剤の通過有無を感知して、その間に錠剤が位置しているか否かを判断することができる。
【0074】
また、前記センサー30は、前記第1センサー31と第2センサー33との間に中間センサー32をさらに備えることができる。前記中間センサー32は、錠剤の通過有無をさらに精密に感知する役割を果たす。前記中間センサー32は、複数個設けられることもある。
【0075】
一方、本発明による錠剤供給方法は、駆動段階と、センシング段階及び制御段階とを含む。
【0076】
駆動段階は、駆動部20が本体10を振動させる段階である。前記本体10に収容された錠剤は、案内トラック11に沿って上部に移送される。
【0077】
センシング段階は、錠剤が案内トラック11のトラック出口13側に位置するか否かを感知して、本体10の底部から案内トラック11のトラック出口13の近所まで到着したかを判断する。錠剤の感知は、案内トラック11のトラック出口13側に配される少なくとも一つのセンサー30が遂行する。
【0078】
制御段階は、前記案内トラック11に沿って移送される錠剤の移送速度を制御する段階である。すなわち、前記センサー30が錠剤を感知するまでは、制御部が、前記駆動部20の振動を速くして錠剤の移送速度を増加させる。一方、前記センサー30が錠剤を感知した後には、制御部が、前記駆動部20の振動を遅くして錠剤の移送速度を減少させる。
本発明は、図面に示された実施形態を参考にして説明されたが、これは例示的なものに過ぎず、当業者ならば、これより多様な変形及び均等な他実施形態が可能であるという点を理解できるであろう。したがって、本発明の真の技術的保護範囲は、特許請求の範囲の技術的思想によって決定されるべきである。
【符号の説明】
【0079】
10 本体
11 案内トラック
12 底部
13 トラック出口
14 狭小部
15 回収桶
20 駆動部
50 数量調節モジュール
51 基部
60 モジュール本体
61 投入口
62 ホッパー側供給部
63 回収部
64 排出部
62a ホッパー側通路
62b 第1ドア
62c 第1ソレノイド
63a 回収通路
63b 第2ドア
63c 第2ソレノイド
64a 第3ドア
64b 第3ソレノイド
70 検出センサー
80 回転部材
81 第1羽根
82 第2羽根
83 第3羽根
85 モータ
100 自由形状錠剤の自動排出器
200 薬剤包装装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
外部から投入された錠剤を自動包装する薬剤包装装置に備えられるものであって、
内部に錠剤が収容される空間部が設けられ、前記空間部に収容された錠剤の移送をガイドするものであって、上向きに形成された案内トラックを備える本体と、
前記本体の空間部に収容された錠剤が、前記案内トラックに沿って上部に移送されるように、前記本体を振動させる駆動部と、を備えることを特徴とする薬剤包装装置の自由形状錠剤の自動排出器。
【請求項2】
前記本体は、円筒形に形成され、前記案内トラックは、前記空間部の内壁に沿って螺旋形に形成されることを特徴とする請求項1に記載の薬剤包装装置の自由形状錠剤の自動排出器。
【請求項3】
前記駆動部は、前記本体に着脱可能であることを特徴とする請求項2に記載の薬剤包装装置の自由形状錠剤の自動排出器。
【請求項4】
前記本体は、底部の中央が上部に突設されたことを特徴とする請求項2に記載の薬剤包装装置の自由形状錠剤の自動排出器。
【請求項5】
前記案内トラックは、幅方向に凹入させて形成して、錠剤を一列に移動させる狭小部を少なくとも一つ備えることを特徴とする請求項2に記載の薬剤包装装置の自由形状錠剤の自動排出器。
【請求項6】
前記案内トラックの出口から落下する錠剤の個数を制御して、薬剤包装装置のホッパー側に供給させる数量調節モジュールをさらに備えることを特徴とする請求項1ないし請求項5のうちいずれか一項に記載の薬剤包装装置の自由形状錠剤の自動排出器。
【請求項7】
前記数量調節モジュールは、
前記案内トラックの出口から落下する錠剤が投入される投入口と、錠剤を前記ホッパー側に供給させるホッパー側供給部と、錠剤を前記本体に回収させる回収部とを備えたモジュール本体と、
前記投入口に投入された錠剤の数を数える検出センサーと、
前記検出センサーで検出された錠剤の数を設定された基準量と比べて、検出された錠剤の数が基準量と一致する時、錠剤を前記ホッパー側供給部に移動させ、検出された錠剤の数が基準量と一致しない時、錠剤を前記回収部に移動させる制御部と、を備えることを特徴とする請求項6に記載の薬剤包装装置の自由形状錠剤の自動排出器。
【請求項8】
前記ホッパー側供給部は、
ホッパー側通路と、
前記ホッパー側通路を開閉する第1ドア、及び前記第1ドアを駆動させる第1ソレノイドとを備え、
前記回収部は、
回収通路と、
前記回収通路を開閉する第2ドア、及び前記第2ドアを駆動させる第2ソレノイドとを備えることを特徴とする請求項7に記載の薬剤包装装置の自由形状錠剤の自動排出器。
【請求項9】
前記回収部は、一側に錠剤を外部に排出させるための第3ドアと、前記第3ドアを駆動させる第3ソレノイドとを備える排出部をさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の薬剤包装装置の自由形状錠剤の自動排出器。
【請求項10】
前記制御部は、前記検出センサーで錠剤が感知される前までは、前記駆動部の振動速度を増加させ、検出センサーで感知された錠剤の個数が基準量と一致する時、駆動部の振動速度を一定に維持させ、検出センサーで感知された錠剤の個数が基準量と一致しない時、駆動部の振動速度を低めるように錠剤の移動速度を制御することを特徴とする請求項7に記載の薬剤包装装置の自由形状錠剤の自動排出器。
【請求項11】
前記案内トラックは、出口側に錠剤の到達有無を感知する補助センサーをさらに備え、
前記制御部は、前記補助センサーが錠剤を感知する時、駆動部の振動速度を一定に維持させることを特徴とする請求項10に記載の薬剤包装装置の自由形状錠剤の自動排出器。
【請求項12】
前記本体は、側面下部に前記空間部と内通されるように回収桶が備えられ、前記回収部から移動する錠剤が、前記回収桶に回収されて、前記空間部に再流入されることを特徴とする請求項7に記載の薬剤包装装置の自由形状錠剤の自動排出器。
【請求項13】
前記検出センサーが錠剤を感知する時、前記案内トラックの出口側端部に引っ掛った錠剤を迅速に前記投入口に落とし、後続する錠剤の追加落下を防止するストッパーをさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の薬剤包装装置の自由形状錠剤の自動排出器。
【請求項14】
前記モジュール本体は、
前記投入口の下部に配されるものであって、放射形に形成される羽根を備えて、前記羽根の間に前記投入口に落下する錠剤を収容し、該収容された錠剤を回転方向に沿って前記ホッパー側供給部または回収部に選択的に排出させる回転部材と、
前記制御部の制御によって、前記ホッパー側供給部または回収部を選択的に開放するように、前記回転部材を正転または逆転させるモータと、を備えることを特徴とする請求項7に記載の薬剤包装装置の自由形状錠剤の自動排出器。
【請求項15】
前記羽根は、120゜の等間隔で形成されることを特徴とする請求項14に記載の薬剤包装装置の自由形状錠剤の自動排出器。
【請求項16】
前記モジュール本体は、前記回収部側に移動した錠剤を外部に排出させるための排出部をさらに備えたことを特徴とする請求項14に記載の薬剤包装装置の自由形状錠剤の自動排出器。
【請求項17】
前記排出部は、
一側に錠剤を外部に排出させるためのドアと、
前記ドアを駆動させるソレノイドとを備えることを特徴とする請求項16に記載の薬剤包装装置の自由形状錠剤の自動排出器。
【請求項18】
前記本体は、
前記案内トラックの出口側に配されるものであって、移送される錠剤が、前記案内トラックの出口側に位置したか否かを感知する複数のセンサーと、
前記センサーが錠剤を感知する時、錠剤の移送速度が減少するように、前記駆動部を制御する制御部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の薬剤包装装置の自由形状錠剤の自動排出器。
【請求項19】
前記制御部は、前記センサーが錠剤を感知しない時、錠剤の移送速度が増加するように、前記駆動部を制御することを特徴とする請求項18に記載の薬剤包装装置の自由形状錠剤の自動排出器。
【請求項20】
前記センサーは、
前記案内トラックの出口側端部から離隔配される第1センサーと、
前記第1センサーから前記案内トラックの入口側方向に離隔配される第2センサーと、を備えることを特徴とする請求項18に記載の薬剤包装装置の自由形状錠剤の自動排出器。
【請求項21】
前記センサーは、前記第1センサーと第2センサーとの間に、錠剤の通過有無を精密に感知するための少なくとも一つの中間センサーをさらに備えることを特徴とする請求項20に記載の薬剤包装装置の自由形状錠剤の自動排出器。
【請求項22】
本体に収容された錠剤が案内トラックに沿って移送されるように、駆動部が前記本体を振動させる駆動段階と、
前記案内トラックの出口側に配される少なくとも一つのセンサーを通じて錠剤が案内トラックの出口側に位置するか否かを感知するセンシング段階と、
前記センサーが錠剤を感知するまで、前記駆動部の振動を速くし、前記センサーが錠剤を感知した後に、前記駆動部の振動を遅くして、錠剤の移送速度を調節する制御段階と、を含むことを特徴とする薬剤包装装置の錠剤供給方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【公表番号】特表2010−535683(P2010−535683A)
【公表日】平成22年11月25日(2010.11.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−520949(P2010−520949)
【出願日】平成20年9月19日(2008.9.19)
【国際出願番号】PCT/KR2008/005546
【国際公開番号】WO2009/038378
【国際公開日】平成21年3月26日(2009.3.26)
【出願人】(510040318)クレテム カンパニー,リミテッド (2)
【氏名又は名称原語表記】CRETEM CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】2Fl.,934−8beonji,Gwanyang−dong,Dongan−gu,Anyang−si,Gyeonggi−do,431−060 Republic of Korea
【Fターム(参考)】