説明

血液脳関門を通過する薬剤のカリウムチャネル媒介性送達

本発明は、脳腫瘍および異常脳組織を特徴とする疾患または障害を含む悪性腫瘍の処置または診断のための薬学的組成物、方法およびキットを含む。本発明の一実施形態において、治療剤、予防剤または診断剤を哺乳動物被験体の異常脳領域に供給するための方法が開示される。この方法は、上記異常脳領域の細胞に血液を送達する毛細血管または細動脈の、治療剤、予防剤または診断剤に対する透過性を高めるのに十分な条件下で、かつ十分な量で、ATP感受性カリウムチャネルの1種以上のアクチベータをカルシウム活性化カリウムチャネルの1種以上のアクチベータと組み合わせて投与する工程;および上記治療剤または診断剤が異常脳領域の細胞に選択的に送達されるように上記治療剤、予防剤または診断剤を上記被験体に投与する工程による方法である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
哺乳動物被験体において異常脳領域に治療剤、予防剤または診断剤を送達するための方法であって、該方法は、該治療剤、予防剤、または診断剤が該異常脳領域の細胞に選択的に送達されるように、ATP感受性カリウムチャネルの1種以上のアクチベータをカルシウム活性化カリウムチャネルの1種以上のアクチベータと組み合わせて、該異常脳領域の細胞に血液を送達する毛細血管もしくは細動脈の該治療剤、予防剤または診断剤に対する透過性を高めるのに十分な条件下で、かつ十分な量を投与する工程;および該治療剤または診断剤を該被験体に投与する工程もまた包含する、方法。
【請求項2】
前記ATP感受性カリウムチャネルの前記アクチベータが、直接的アゴニストである、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記直接的アゴニストが、ミノキシジルまたは硫酸ミノキシジルである、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記直接的アゴニストが、クロマカリム、レブクロマカリム、エマカリム、ビマカリム、セリカリム、リマカリム、ピナシジル、アプリカリム、ピカルタミド、ジアゾキシドまたはニコランジルである、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記ATP感受性カリウムチャネルのアクチベータが、間接的アクチベータである、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記間接的アクチベータが、アデニリルシクラーゼのアクチベータである、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記アデニリルシクラーゼのアクチベータが、ホルスコリンである、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記カルシウム活性化カリウムチャネルのアクチベータが、直接的アゴニストである、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記カルシウム活性化カリウムチャネルの直接的アゴニストが、NS1619、NS−1608、NS−04、NS−08またはEBIOである、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記カルシウム活性化カリウムチャネルのアクチベータが、間接的アクチベータである、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記間接的アクチベータが、可溶性グアニリルシクラーゼのアクチベータである、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記可溶性グアニリルシクラーゼのアクチベータが、一酸化窒素である、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記可溶性グアニリルシクラーゼのアクチベータが、可溶性グアニリルシクラーゼのNO非依存性アクチベータである、請求項10に記載の方法。
【請求項14】
前記可溶性グアニリルシクラーゼのNO非依存性アクチベータが、一酸化炭素、ポルフィリン、金属ポフィリン、YC−1、BAY−2272、BAY 41−2272、BAY 41−8543である、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記異常脳領域が腫瘍組織の領域である、請求項1に記載の方法。
【請求項16】
前記腫瘍組織が悪性である、請求項1に記載の方法。
【請求項17】
前記異常脳領域が、脳卒中によって生理学的に侵された脳組織の領域である、請求項1に記載の方法。
【請求項18】
前記異常脳領域が、細菌、ウィルスまたはプリオンの感染によって生理学的に侵された脳組織の領域である、請求項1に記載の方法。
【請求項19】
前記異常脳領域が、神経変性によって生理学的に侵された脳組織の領域である、請求項1に記載の方法。
【請求項20】
前記異常脳領域が、損傷または外傷によって生理学的に侵された脳組織の領域である、請求項1に記載の方法。
【請求項21】
前記治療剤が抗増殖剤である、請求項1に記載の方法。
【請求項22】
前記抗増殖剤が、カルボプラチンまたはシスプラチンである、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
前記治療剤が抗脳卒中剤である、請求項1に記載の方法。
【請求項24】
前記治療剤が、精神安定剤、抗けいれん薬、抗神経変性剤、アドレナリン作動剤、サイトカイン、治療的タンパク質、免疫毒素、免疫抑制薬、DNA発現ベクター、ウィルス粒子または治療的オリゴヌクレオチドである、請求項1に記載の方法。
【請求項25】
前記哺乳動物がヒトである、請求項1に記載の方法。
【請求項26】
前記治療剤または診断剤が、前記アクチベータと実質的に同時に前記哺乳動物被験体に投与される、請求項1に記載の方法。
【請求項27】
前記アクチベータが、静脈内注入もしくは動脈内注入または静脈内注射もしくは動脈内注射によって投与される、請求項1に記載の方法。
【請求項28】
前記アクチベータが、頸動脈内注入または頸動脈内注射によって投与される、請求項1に記載の方法。
【請求項29】
哺乳動物被験体における異常脳領域に治療剤、予防剤または診断剤を送達するための方法であって、該方法は、該治療剤、予防剤、または診断剤が該異常脳領域の細胞に選択的に送達されるように、ATP感受性カリウムチャネルの直接的アゴニストをカルシウム活性化カリウムチャネルの直接的アゴニストと組み合わせてか、またはカルシウム活性化カリウムチャネルの直接的アゴニストと交互に、該異常脳領域の細胞に血液を送達する毛細血管もしくは細動脈の該治療剤、予防剤または診断剤に対する透過性を高めるのに十分な条件下で、かつ十分な量を投与する工程;および該治療剤または診断剤を該被験体に投与する工程を包含する、方法。
【請求項30】
前記ATP感受性カリウムチャネルの直接的アゴニストが、ミノキシジルまたは硫酸ミノキシジルである、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
前記ATP感受性カリウムチャネルの直接的アゴニストが、クロマカリム、レブクロマカリム、エマカリム、ビマカリム、セリカリム、リマカリム、ピナシジル、アプリカリム、ピカルタミド、ジアゾキシドまたはニコランジルである、請求項29に記載の方法。
【請求項32】
前記カルシウム活性化カリウムチャネルの直接的アゴニストが、NS1619、NS−1608、NS−04、NS−08またはEBIOである、請求項29に記載の方法。
【請求項33】
前記異常脳領域が良性または悪性の腫瘍組織である、請求項29に記載の方法。
【請求項34】
前記異常脳領域が、脳卒中によって生理学的に侵された脳組織の領域である、請求項29に記載の方法。
【請求項35】
前記異常脳領域が、細菌、ウィルスまたはプリオンの感染によって生理学的に侵された脳組織の領域である、請求項29に記載の方法。
【請求項36】
前記異常脳領域が、神経変性によって生理学的に侵された脳組織の領域である、請求項29に記載の方法。
【請求項37】
前記異常脳領域が、損傷または外傷によって生理学的に侵された脳組織の領域である、請求項29に記載の方法。
【請求項38】
前記薬剤が抗増殖剤である、請求項29に記載の方法。
【請求項39】
前記抗増殖剤が、カルボプラチンまたはシスプラチンである、請求項38に記載の方法。
【請求項40】
前記哺乳動物がヒトである、請求項29に記載の方法。
【請求項41】
前記治療剤または診断剤が、前記直接的アゴニストと実質的に同時に前記哺乳動物被験体に投与される、請求項29に記載の方法。
【請求項42】
前記直接的アゴニストが、静脈内注入もしくは動脈内注入または静脈内注射もしくは動脈内注射によって前記哺乳動物被験体に投与される、請求項29に記載の方法。
【請求項43】
前記直接的アゴニストが、静脈内注入もしくは動脈内注入または静脈内注射もしくは動脈内注射によって前記哺乳動物被験体に投与される、請求項29に記載の方法。
【請求項44】
哺乳動物被験体における悪性腫瘍に治療剤、予防剤または診断剤を送達するための方法であって、該方法は、該治療剤、予防剤、または診断剤が異常脳領域の細胞に選択的に送達されるように、ATP感受性カリウムチャネルの1種以上のアクチベータをカルシウム活性化カリウムチャネルの1種以上のアクチベータと組み合わせて、該悪性腫瘍の細胞に血液を送達する毛細血管もしくは細動脈の該治療剤、予防剤または診断剤に対する透過性を高めるのに十分な条件下で、かつ十分な量を投与する工程;および該治療剤または診断剤を該被験体に投与する工程を包含する、方法。
【請求項45】
前記悪性腫瘍が脳に局在する、請求項44に記載の方法。
【請求項46】
前記悪性腫瘍が、前記哺乳動物被験体の乳房、骨、前立腺、肝臓、肺、喉頭、胆嚢、頭部、頚部、胃、腎臓、皮膚、子宮頚部、結合組織、副腎、膵臓、脊柱、胸郭、腹膜、腸、結腸、直腸、またはリンパ系に局在する請求項44に記載の方法。
【請求項47】
前記哺乳動物がヒトである、請求項44に記載の方法。
【請求項48】
前記ATP感受性カリウムチャネルのアクチベータが、直接的アゴニストである、請求項44に記載の方法。
【請求項49】
前記直接的アゴニストが、ミノキシジルまたは硫酸ミノキシジルである、請求項48に記載の方法。
【請求項50】
前記直接的アゴニストが、クロマカリム、レブクロマカリム、エマカリム、ビマカリム、セリカリム、リマカリム、ピナシジル、アプリカリム、ピカルタミド、ジアゾキシドまたはニコランジルである、請求項48に記載の方法。
【請求項51】
前記カルシウム活性化カリウムチャネルのアクチベータが、直接的アゴニストである、請求項44に記載の方法。
【請求項52】
前記直接的アゴニストがNS1619、NS−1608、NS−04、NS−08またはEBIOである、請求項51に記載の方法。
【請求項53】
前記ATP感受性カリウムチャネルのアクチベータが、間接的アクチベータである、請求項44に記載の方法。
【請求項54】
前記間接的アクチベータが、アデニリルシクラーゼのアクチベータである、請求項53に記載の方法。
【請求項55】
前記アデニリルシクラーゼのアクチベータがホルスコリンである、請求項54に記載の方法。
【請求項56】
前記カルシウム活性化カリウムチャネルのアクチベータが、間接的アクチベータである、請求項44に記載の方法。
【請求項57】
前記間接的アクチベータが、可溶性グアニリルシクラーゼのアクチベータである、請求項56に記載の方法。
【請求項58】
前記可溶性グアニリルシクラーゼのアクチベータが、一酸化窒素である、請求項57に記載の方法。
【請求項59】
前記可溶性グアニリルシクラーゼのアクチベータがNO非依存性可溶性グアニリルシクラーゼアクチベータである、請求項57に記載の方法。
【請求項60】
前記可溶性グアニリルシクラーゼのNO非依存性アクチベータが、一酸化炭素、ポルフィリン、金属ポフィリン、YC−1、BAY−2272、BAY 41−2272、BAY 41−8543である、請求項59に記載の方法。
【請求項61】
前記薬剤が抗増殖剤である、請求項44に記載の方法。
【請求項62】
前記抗増殖剤が、カルボプラチンまたはシスプラチンである、請求項61に記載の方法。
【請求項63】
前記治療剤または診断剤が、前記アクチベータと実質的に同時に前記哺乳動物被験体に投与される、請求項44に記載の方法。
【請求項64】
前記アクチベータが、静脈内注入もしくは動脈内注入または静脈内注射もしくは動脈内注射によって前記哺乳動物被験体に投与される、請求項44に記載の方法。
【請求項65】
前記アクチベータが、静脈内注入もしくは動脈内注入または静脈内注射もしくは動脈内注射によって前記哺乳動物被験体に投与される、請求項44に記載の方法。
【請求項66】
哺乳動物における異常脳領域に治療剤、予防剤または診断剤を送達するために、該異常脳領域の細胞に血液を送達する毛細血管もしくは細動脈の該治療剤、予防剤、または診断剤に対する透過性を高めるのに十分な条件下で、かつ十分な量での、ATP感受性カリウムチャネルの1種以上のアクチベータのカルシウム活性化カリウムチャネルの1種以上のアクチベータと組み合わせた使用であって、該治療剤、予防剤または診断剤が該異常脳領域の細胞に選択的に送達される、使用。
【請求項67】
前記ATP感受性カリウムチャネルのアクチベータが、直接的アゴニストである、請求項66に記載の使用。
【請求項68】
前記直接的アゴニストが、ミノキシジルまたは硫酸ミノキシジルである、請求項66に記載の使用。
【請求項69】
前記直接的アゴニストが、クロマカリム、レブクロマカリム、エマカリム、ビマカリム、セリカリム、リマカリム、ピナシジル、アプリカリム、ピカルタミド、ジアゾキシドまたはニコランジルである、請求項66に記載の使用。
【請求項70】
前記ATP感受性カリウムチャネルのアクチベータが、間接的アクチベータである、請求項66に記載の使用。
【請求項71】
前記間接的アクチベータが、アデニリルシクラーゼのアクチベータである、請求項70に記載の使用。
【請求項72】
前記アデニリルシクラーゼのアクチベータが、ホルスコリンである、請求項70に記載の使用。
【請求項73】
前記カルシウム活性化カリウムチャネルのアクチベータが、直接的アゴニストである、請求項66に記載の使用。
【請求項74】
前記カルシウム活性化カリウムチャネルの直接的アゴニストが、NS1619、NS−1608、NS−04、NS−08またはEBIOである、請求項66に記載の使用。
【請求項75】
前記カルシウム活性化カリウムチャネルのアクチベータが、間接的アクチベータである、請求項66に記載の使用。
【請求項76】
前記間接的アクチベータが、可溶性グアニリルシクラーゼのアクチベータである、請求項75に記載の使用。
【請求項77】
前記可溶性グアニリルシクラーゼのアクチベータが、一酸化窒素である、請求項76に記載の使用。
【請求項78】
前記可溶性グアニリルシクラーゼのアクチベータが可溶性グアニリルシクラーゼのNO非依存性アクチベータである、請求項77に記載の使用。
【請求項79】
前記可溶性グアニリルシクラーゼのNO非依存性アクチベータが、一酸化炭素、ポルフィリン、金属ポフィリン、YC−1、BAY−2272、BAY 41−2272、BAY 41−8543である、請求項78に記載の使用。
【請求項80】
前記異常脳領域が腫瘍組織の領域である、請求項66に記載の使用。
【請求項81】
前記腫瘍組織が悪性である、請求項66に記載の使用。
【請求項82】
前記異常脳領域が、脳卒中によって生理学的に侵された脳組織の領域である、請求項66に記載の使用。
【請求項83】
前記異常脳領域が、細菌、ウィルスまたはプリオンの感染によって生理学的に侵された脳組織の領域である、請求項66に記載の使用。
【請求項84】
前記異常脳領域が、神経変性によって生理学的に侵された脳組織の領域である、請求項66に記載の使用。
【請求項85】
前記異常脳領域が、損傷または外傷によって生理学的に侵された脳組織の領域である、請求項66に記載の使用。
【請求項86】
前記治療剤が抗増殖剤である、請求項66に記載の使用。
【請求項87】
前記抗増殖剤が、カルボプラチンまたはシスプラチンである、請求項66に記載の使用。
【請求項88】
前記治療剤が抗脳卒中剤である、請求項66に記載の使用。
【請求項89】
前記治療剤が、精神安定剤、抗けいれん薬、抗神経変性剤、アドレナリン作動剤、サイトカイン、治療的タンパク質、免疫毒素、免疫抑制薬、DNA発現ベクター、ウィルス粒子または治療的オリゴヌクレオチドである、請求項66に記載の使用。
【請求項89】
前記哺乳動物がヒトである、請求項66に記載の使用。
【請求項90】
前記治療剤または診断剤が、前記アクチベータと実質的に同時に前記哺乳動物被験体に投与される、請求項66に記載の使用。
【請求項91】
前記アクチベータが、静脈内注入もしくは動脈内注入または静脈内注射もしくは動脈内注射によって投与される、請求項66に記載の使用。
【請求項92】
前記アクチベータが、頸動脈内注入または頸動脈内注射によって投与される、請求項66に記載の使用。
【請求項93】
哺乳動物における異常脳領域に治療剤、予防剤または診断剤を送達するために、該異常脳領域の細胞に血液を送達する毛細血管もしくは細動脈の該治療剤、予防剤、または診断剤に対する透過性を高める薬剤の製造において十分な条件下で、かつ十分な量での、ATP感受性カリウムチャネルの1種以上のアクチベータのカルシウム活性化カリウムチャネルの1種以上のアクチベータと組み合わせた使用であって、該治療剤、予防剤または診断剤が該異常脳領域の細胞に選択的に送達される、使用。
【請求項94】
前記ATP感受性カリウムチャネルのアクチベータが、直接的アゴニストである、請求項93に記載の使用。
【請求項95】
前記直接的アゴニストが、ミノキシジルまたは硫酸ミノキシジルである、請求項94に記載の使用。
【請求項96】
前記直接的アゴニストが、クロマカリム、レブクロマカリム、エマカリム、ビマカリム、セリカリム、リマカリム、ピナシジル、アプリカリム、ピカルタミド、ジアゾキシドまたはニコランジルである、請求項94に記載の使用。
【請求項97】
前記ATP感受性カリウムチャネルのアクチベータが、間接的アクチベータである、請求項94に記載の使用。
【請求項98】
前記間接的アクチベータが、アデニリルシクラーゼのアクチベータである、請求項97に記載の使用。
【請求項99】
前記アデニリルシクラーゼのアクチベータが、ホルスコリンである、請求項98に記載の使用。
【請求項100】
前記カルシウム活性化カリウムチャネルのアクチベータが、直接的アゴニストである、請求項94に記載の使用。
【請求項101】
前記カルシウム活性化カリウムチャネルの直接的アゴニストが、NS1619、NS−1608、NS−04、NS−08またはEBIOである、請求項94に記載の使用。
【請求項102】
前記カルシウム活性化カリウムチャネルのアクチベータが、間接的アクチベータである、請求項94に記載の使用。
【請求項103】
前記間接的アクチベータが、可溶性グアニリルシクラーゼのアクチベータである、請求項102に記載の使用。
【請求項104】
前記可溶性グアニリルシクラーゼのアクチベータが、一酸化窒素である、請求項103に記載の使用。
【請求項105】
前記可溶性グアニリルシクラーゼのアクチベータが、可溶性グアニリルシクラーゼのNO非依存性アクチベータである、請求項104に記載の使用。
【請求項106】
前記可溶性グアニリルシクラーゼのNO非依存性アクチベータが、一酸化炭素、ポルフィリン、金属ポフィリン、YC−1、BAY−2272、BAY 41−2272、BAY 41−8543である、請求項105に記載の使用。
【請求項107】
前記異常脳領域が腫瘍組織の領域である、請求項94に記載の使用。
【請求項108】
前記腫瘍組織が悪性である、請求項94に記載の使用。
【請求項109】
前記異常脳領域が、脳卒中によって生理学的に侵された脳組織の領域である、請求項94に記載の使用。
【請求項110】
前記異常脳領域が、細菌、ウィルスまたはプリオンの感染によって生理学的に侵された脳組織の領域である、請求項94に記載の使用。
【請求項111】
前記異常脳領域が、神経変性によって生理学的に侵された脳組織の領域である、請求項94に記載の使用。
【請求項112】
前記異常脳領域が、損傷または外傷によって生理学的に侵された脳組織の領域である、請求項94に記載の使用。
【請求項113】
前記治療剤が抗増殖剤である、請求項94に記載の使用。
【請求項114】
前記抗増殖剤が、カルボプラチンまたはシスプラチンである、請求項94に記載の使用。
【請求項115】
前記治療剤が抗脳卒中剤である、請求項94に記載の使用。
【請求項116】
前記治療剤が、精神安定剤、抗けいれん薬、抗神経変性剤、アドレナリン作動剤、サイトカイン、治療的タンパク質、免疫毒素、免疫抑制薬、DNA発現ベクター、ウィルス粒子または治療的オリゴヌクレオチドである、請求項94に記載の使用。
【請求項117】
前記哺乳動物がヒトである、請求項94に記載の使用。
【請求項118】
前記治療剤または診断剤が、前記アクチベータと実質的に同時に前記哺乳動物被験体に投与される、請求項94に記載の使用。
【請求項119】
前記アクチベータが、静脈内注入もしくは動脈内注入または静脈内注射もしくは動脈内注射によって投与される、請求項94に記載の使用。
【請求項120】
前記アクチベータが、頸動脈内注入または頸動脈内注射によって投与される、請求項94に記載の使用。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【公表番号】特表2007−505142(P2007−505142A)
【公表日】平成19年3月8日(2007.3.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−526362(P2006−526362)
【出願日】平成16年9月10日(2004.9.10)
【国際出願番号】PCT/US2004/029787
【国際公開番号】WO2005/025511
【国際公開日】平成17年3月24日(2005.3.24)
【出願人】(398062149)セダーズ−シナイ メディカル センター (34)
【Fターム(参考)】