説明

表示制御装置

【目的】同一画面上で左右の観察者に対してそれぞれ異なる第1、第2の画像を同時に提供し、かつ画面上で各画像に対応した操作が可能な表示装置の表示を制御する「表示制御装置」をより簡単な構成で提供することである。
【構成】制御部6は、ナビゲーション画像A及びDVD画像Bの水平画素数を、それぞれ表示装置11の水平画素数の1/2にして左右に連結した画像と、ナビゲーション画像Aの操作画像及びDVD画像Bの操作画像の水平画素数を、それぞれ表示装置11の水平画素数の1/2にして左右に連結した操作画像Cとを合成して画像記憶部7に記憶する(画像D)。その後、制御部6は、記憶された画像Dを順次読み出し、表示制御部10は、読み出された画像の右半分の画素8と左半分の画素9とを交互に配置して表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示制御装置に係わり、特に、同一画面上で左右の観察者に対してそれぞれ異なる第1、第2の画像を同時に提供する表示装置の表示を制御する表示制御装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、同一画面上で左右の観察者に対してそれぞれ異なる第1、第2の画像を同時に提供する表示装置として、液晶表示パネルに、光の透過領域と遮断領域とがストライプ状に形成された視差バリアを組み合わせた液晶表示装置が知られている(特許文献1参照)。
このような液晶表示装置では、第1の画像と第2の画像の画素を水平方向について交互に配置した画像を液晶表示装置に表示すれば、左右の観察者に対してそれぞれ異なる第1、第2の画像を同時に提供することができる。
【0003】
図3は、同一画面上で左右の観察者に対してそれぞれ異なる第1、第2の画像を同時に提供する表示装置(以下2画面表示装置とする)の表示を制御する表示制御装置の構成図である。なお、第1の画像は、ナビゲーション装置から生成されるナビゲーション画像であり、第2の画像は、DVDから読み取ったDVD画像である。更に、2画面表示装置及び表示制御装置は、例えば車両内のダッシュボードの中央に設置され、運転席側はナビゲーション画像を見ることができ、助手席側はDVD画像を見ることができるようになっている。
ユーザにより図示しない操作部から2画像表示を指示されると、ナビゲーション画像生成部51は、ナビゲーション画像Aを生成してナビゲーション画像制御部52に入力する。そして、ナビゲーション画像制御部52は、ナビゲーション画像Aの水平画素数を表示装置58の水平画素数の1/2に縮小してナビゲーション画像記憶部53に記憶する。これにより、ナビゲーション画像記憶部53には、画像Gに示すようなナビゲーション画像が記憶される。
更に、DVD画像生成部54は、DVD画像Bを生成してDVD画像制御部55に入力する。そして、ナビゲーション画像制御部55は、このDVD画像の水平画素数を表示装置58の水平画素数の1/2に縮小してナビゲーション画像記憶部56に記憶する。これにより、DVD画像記憶部56には、画像Hに示すようなDVD画像が記憶される。
次いで、ナビゲーション画像制御部52は、ナビゲーション画像記憶部53よりナビゲーション画像Gを読み出して表示制御部57に入力する。また、DVD画像制御部55は、DVD画像記憶部56よりDVD画像Hを読み出して表示制御部57に入力する。ここで、ナビゲーション画像制御部52及びDVD画像制御部55の読み出しは同期して行われ、表示制御部57には、ナビゲーション画像G及びDVD画像Hの同座標の画素が同時に入力される。表示制御部57は、ナビゲーション画像G及びDVD画像Hの画素を水平方向について交互に配置して2画面表示装置58に表示する。これにより、運転席側にはナビゲーション画像Iが表示され、助手席側にはDVD画像Jが表示される。なお、上記処理は、1画面毎に繰り返し行われる。
【0004】
しかし、上記表示制御装置では、ナビゲーション画像及びDVD画像を制御する2つの制御部と、ナビゲーション画像及びDVD画像を記憶する2つの記憶部と、が必要であった。このため、表示制御装置が複雑、大規模、高コストのものとなっていた。
【0005】
そこで、本願出願人により、上記課題を解決するための表示制御装置として、第1の画像及び第2の画像を、それぞれ表示装置の水平画素数の1/2にして左右に連結して記憶し、記憶された画像を順次読み出し、読み出された画像の右半分の画素と左半分の画素とを交互に配置するようにした表示制御装置が提案されている(特許文献2参照)。
図4は、上記提案されている表示制御装置の構成図である。ユーザにより図示しない操作部から2画像表示を指示されると、ナビゲーション画像生成部61は、ナビゲーション画像Aを生成して制御部63に入力する。また、DVD画像生成部62は、DVD画像Bを生成して制御部63に入力する。そして、制御部63は、ナビゲーション画像A及びDVD画像Bの水平画素数を表示装置66の水平画素数の1/2に縮小し、両画像を左右に連結した画像Kを生成し、この画像Kを画像記憶部64に記憶する。
次いで、制御部63は、画像記憶部64より画像Kをラスタ順に読み出して表示制御部65に入力する。表示制御部57は、画像Kにおいて、右半分の画素67と左半分の画素68とを水平方向に交互に配置して2画面表示装置66に入力する。これにより、運転席側にはナビゲーション画像Lが表示され、助手席側にはDVD画像Mが表示される。なお、上記処理は、1画面毎に繰り返し行われる。
上記表示制御装置によれば、ナビゲーション画像及びDVD画像を制御する制御部と、ナビゲーション画像及びDVD画像を記憶する記憶部とがそれぞれ1つであるため、簡易な構成にすることができる。
【0006】
ところで、近年、2画面表示装置にはタッチパネルが備えられており、各画像の操作を画面上で行うことができるようになっている。
図5は、タッチパネルを備えた2画面表示装置の表示を制御する表示制御装置の構成図である。
ユーザにより図示しない操作部から2画像表示を指示されると、ナビゲーション画像生成部71は、ナビゲーション画像Aを生成してナビゲーション画像合成部74に入力する。
また、ナビゲーション画像用操作画像生成部72は、経路設定やメニュー画面表示等の各種操作キー73を含むナビゲーション画像Aに対応した操作画像Nを生成してナビゲーション画像合成部74に入力する。なお、符号73は、縮尺や方角等のナビゲーション画像情報とすることもできる。そして、ナビゲーション画像合成部74はナビゲーション画像Aと操作画像Nとを合成して(ナビゲーション画像Q)、制御部79に入力する。一方、DVD画像生成部75は、DVD画像Bを生成してナビゲーション画像合成部52に入力する。また、DVD画像用操作画像生成部76は、再生や停止等の各種操作キー77を含むDVD画像Bに対応した操作画像Pを生成してDVD画像合成部78に入力する。なお、符号77は、タイトルや再生時間等のDVD画像情報とすることもできる。そして、DVD画像合成部78はDVD画像Bと操作画像Pとを合成して(DVD画像R)、制御部79に入力する。制御部79は、ナビゲーション画像Q及びDVD画像Rの水平画素数を、それぞれ表示装置82の水平画素数の1/2に縮小し、両画像を左右に連結した画像Sを生成し、この画像Sを画像記憶部80に記憶する。
次いで、制御部79は、画像記憶部80より画像Sをラスタ順に読み出して表示制御部81に入力する。表示制御部81は、画像Sにおいて、右半分の画素84と左半分の画素85とを水平方向に交互に配置し、2画面表示装置82に入力する。これにより、運転席側にはナビゲーション画像Tが表示され、助手席側にはDVD画像Uが表示される。なお、上記処理は、1画面毎に繰り返し行われる。更に、タッチパネル83より操作キー73及び77が押下されると、各操作キーに対応した動作を行う。
【特許文献1】特開2004−302409号公報
【特許文献2】特願2005−62100号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、上記表示制御装置では、画像に対応する操作画像を生成する画像生成部及び画像と操作画像を合成する画像合成部が、ナビゲーション画像用とDVD画像用とでそれぞれ必要であった。このため、表示制御装置が複雑、大規模、高コストのものとなっていた。
従って、本発明の目的は、同一画面上で左右の観察者に対してそれぞれ異なる第1、第2の画像を同時に提供し、かつ画面上で各画像に対応した操作が可能な表示装置の表示を制御する表示制御装置をより簡単な構成で提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、同一画面上で左右の観察者に対してそれぞれ異なる第1、第2の画像を同時に提供する表示装置の表示を制御する表示制御装置であり、前記第1の画像を生成する第1画像生成部と、前記第2の画像を生成する第2画像生成部と、前記第1の画像の操作画像及び前記第2の画像の操作画像の水平画素数を、それぞれ前記表示装置の水平画素数の1/2にして左右に連結した操作画像を生成する第3画像生成部と、1画面分の画像を記憶する画像記憶部と、前記第1の画像及び前記第2の画像の水平画素数を、それぞれ前記表示装置の水平画素数の1/2にして左右に連結し、連結された画像と前記第3画像生成部により生成された操作画像を合成して前記画像記憶部に記憶し、該画像記憶部に記憶された画像を順次読み出し、読み出された画像の右半分の画素と左半分の画素とを交互に配置し、前記表示装置に表示する表示制御部と、を備えている。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、第1の画像及び第2の画像の水平画素数を、それぞれ前記表示装置の水平画素数の1/2にして左右に連結した画像を生成し、第1の画像の操作画像及び前記第2の画像の操作画像の水平画素数を、それぞれ前記表示装置の水平画素数の1/2にして左右に連結した操作画像を生成し、前記画像と前記操作画像を合成して記憶し、記憶された画像を順次読み出し、読み出された画像の右半分の画素と左半分の画素とを交互に配置して表示するように構成したため、画面上で各画像に対応した操作が可能な2画面表示装置の表示を制御する表示制御装置の構成をより簡単にすることができる。特に、各画像の操作画像を生成する画像生成部及び画像と操作画像を合成する画像合成部の構成を簡単にすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
図1は、本発明に係る2画面表示装置の表示を制御する表示制御装置の構成図である。
ユーザにより図示しない操作部から2画像表示を指示されると、ナビゲーション画像生成部1は、ナビゲーション画像Aを生成して制御部6に入力し、DVD画像生成部2は、DVD画像Bを生成して制御部6に入力する。また、操作画像生成部3は、経路設定やメニュー画面表示等の各種操作キー4を含むナビゲーション画像Aに対応した操作画像A′と再生や停止等の各種操作キー5を含むDVD画像Bに対応した操作画像B′とを生成する。なお、符号4は、縮尺や方角等のナビゲーション画像情報とすることができ、符号5は、タイトルや再生時間等のDVD画像情報とすることができる。その後、操作画像生成部3は、両操作画像A′、B′の水平画素数を、それぞれ表示装置11の水平画素数の1/2に縮小して左右に連結した操作画像Cを生成し、操作画像Cを制御部6に入力する。制御部6は、ナビゲーション画像A及びDVD画像Bの水平画素数を、それぞれ表示装置11の水平画素数の1/2に縮小し、両画像を左右に連結した画像を生成する。そして、制御部6は、この連結した画像と操作画像Cとを合成して画像記憶部7に記憶する。これにより、画像記憶部7には、画像Dに示すような画像が記憶される。
次いで、制御部6は、画像記憶部7より画像Dをラスタ順に読み出して表示制御部10に入力する。表示制御部10は、画像Dにおいて、右半分の画素8と左半分の画素9とを水平方向に交互に配置し、2画面表示装置11に入力する。これにより、運転席側にはナビゲーション画像Eが表示され、助手席側にはDVD画像Fが表示される。更に、タッチパネル12より操作キー4及び5が押下されると、各操作キーに対応した動作を行う。なお、上記処理は、1画面毎に繰り返し行われる。
【0011】
次に、表示制御部10の詳細な動作について説明する。図2は、本発明に係る2画面表示装置の表示を制御する表示制御装置の表示制御部の構成図である。なお、画像記憶部7には画像D(図1)が記憶されているものとする。
表示制御装置10は、ミックス制御部21と、第1ラインバッファ22と、第2ラインバッファ23と、バッファセレクタ24とを備えている。そして、第1ラインバッファ22と第2ラインバッファ23は、同じ内部構成であり、それぞれ第1FIFO31と第2FIFO32と、ミックスセレクタ33とを備えている。
制御部6は、画像記憶部7に記憶された画像Dの各画素をラスタ順に読み出し第1ラインバッファ22と第2ラインバッファ23に出力する。ミックス制御部21は、第1ラインバッファ22と第2ラインバッファ23を制御し、制御部6が出力する表示装置11の1水平周期毎に、交互に第1ラインバッファ22と第2ラインバッファ23の一方を書き込み用ラインバッファとする。また、1水平周期毎に、第1ラインバッファ22と第2ラインバッファ23の書き込み用ラインバッファでない方のラインバッファを読み出し用ラインバッファとする。
ここで、説明の明瞭化のために、以下では、図中に示すように画像Dの水平方向の1ラインの画素数を6画素として説明する。また、画像Dの第Nライン(Nth line)の6画素を左側の画素より、a、b、c、d、e、fで示し、画像Dの第N+1ライン(N+1th line)の6画素を左側の画素より、g、h、i、j、k、lで示す。
【0012】
制御部6から出力された画像Dの各画素は、第1ラインバッファ22と第2ラインバッファ23のうちの書き込み用ラインバッファとされている方のラインバッファに書き込まれる。すなわち、制御部6は、画像記憶部7に記憶された画像Dの第Nラインの画素を出力している第N水平周期(Nth H)に第1ラインバッファ22が書き込み用ラインバッファに設定されている場合、この第Nラインの画素a、b、c、d、e、fは順次、制御部6から第1ラインバッファ22の第1FIFO31に入力される。第1FIFO31に入力された画素は第1FIFO31、第2FIFO32の順にシフトしていく。ここで、第1FIFO31、第2FIFO32は、共に表示装置11の水平画素数の1/2の数(図示した画像Dの1ラインの画素数が6である例では3)の画素を格納可能なFIFOである。
この結果、第N水平周期終了後には、第1ラインバッファ22において、第2FIFO32には、図に示すように、第Nラインの画素a、b、cが当該順序で、第2FIFO32の出力に近い位置となるように格納される。また、第1FIFO31には、図に示すように、第Nラインの画素d、e、fが当該順序で、第1FIFO31の出力に近い位置となるように格納される。
【0013】
次に、制御部6が画像記憶部7に記憶された画像Dの第N+1ラインの画素を出力している第N+1水平周期(N+1th H)に第2ラインバッファ23が書き込み用ラインバッファに設定され、この第N+1ラインの画素g、h、i、j、k、lは順次、制御部6から第2ラインバッファ23の第1FIFO31に入力される。第1FIFO31に入力された画素は第1FIFO31、第2FIFO32の順にシフトしていく。
この結果、第N+1水平周期終了後には、第2ラインバッファ23の、第2FIFO32には、第N+1ラインの画素g、h、iが当該順序で、第2FIFO32の出力に近い位置となるように格納される。また、第1FIFO31には、図に示すように、第N+1ラインの画素j、k、lが当該順序で、第1FIFO31の出力に近い位置となるように格納される。
【0014】
一方、この第2ラインバッファ23に第N+1ラインの画素g、h、i、j、k、lが書き込まれる第N+1水平周期には、第1ラインバッファ22は、読み出し用のラインバッファとされ、以下の動作を行う。
ミックスセレクタ33は、最初の画素周期で第2FIFO32から画素を取り出しバッファセレクタ24に出力する。また、以降画素周期毎に、第1FIFO31、第2FIFO32の順に交互に画素を取り出し、バッファセレクタ24に出力する。
この結果、第N+1水平周期には、図中に示すように画像Dの左半分の第Nラインの画素a、b、cと、右半分の第Nラインの画素d、e、fとが交互になるようにミックスされた出力がバッファセレクタ24から出力される。
一方、次の第N+2水平周期には、第2ラインバッファ23が読み出し用ラインバッファとされて上記動作を行う。これにより、第N+2水平周期には、図中に示すように画像Dの左半分の第N+1ラインの画素g、h、iと、右半分の第N+1ラインの画素j、k、lとが交互になるようにミックスされた出力がバッファセレクタ24から出力される。なお、この第N+2水平周期には、第1ラインバッファ22が書き込み用ラインバッファとされて、第N+2ラインの画素が、制御部6から第1ラインバッファ22に書き込まれる。
【0015】
そして、バッファセレクタ24は、各水平周期において、ミックス制御部21の制御に従って、第1ラインバッファ22と第2ラインバッファ23のうちの読み出し用ラインバッファとなっている方の出力を選択して表示装置11に出力する。したがって、図中に示すように、第N+1水平周期には、画像Dの左半分の第Nラインの画素a、b、cと、右半分の第Nラインの画素d、e、fとが交互になるようにミックスされたラインが表示装置11に出力される。次の第N+2水平周期には、画像Dの左半分の第N+1ラインの画素g、h、iと、右半分の第N+1ラインの画素j、k、lとが交互になるようにミックスされたラインが表示装置11に出力される。
以降、各水平周期において、第1ラインバッファ22と第2ラインバッファ23を交互に書き込み用/読み込み用ラインバッファとしながら、以上の動作を行う。なお、制御部6が画像記憶部7からの画像の読み出しに同期して表示装置11の垂直同期信号を出力するものである場合には、垂直同期信号は第1ラインバッファ22と第2ラインバッファ23における画像出力の遅延を相殺するために、ミックス制御部21において1水平周期遅延して表示装置11に出力する。
これにより、表示装置11には、運転席側にはナビゲーション画像E(図1)が表示され、助手席側にはDVD画像F(図1)が表示される。
【0016】
上記構成により、画面上で各画像に対応した操作が可能な2画面表示装置の表示を制御する表示制御装置の構成をより簡単にすることができる。特に、各画像の操作画像を生成する画像生成部及び画像と操作画像を合成する画像合成部の構成を簡単にすることができる。
【0017】
上記実施例では、運転席側の画像をナビゲーション画像とし、助手席側の画像をDVD画像とに限定していたが、TV映像やCD・ラジオ等を組み合わせてもよい。
【0018】
本発明の表示制御装置及び2画面表示装置は、上記実施例のように車両内のダッシュボードの中央に設置されることが好適であるが、車両内のダッシュボードの中央以外、例えば車両の後部席の中央等に設置しても適用可能である。
【0019】
その他、表示装置の構成や制御手順等についても、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明に係る2画面表示装置の表示を制御する表示制御装置の構成図である。
【図2】本発明に係る表示制御装置の表示制御部の構成図である。
【図3】第1の従来技術に係る2画面表示装置の表示を制御する表示制御装置の構成図である。
【図4】第2の従来技術に係る2画面表示装置の表示を制御する表示制御装置の構成図である。
【図5】タッチパネルを備えた2画面表示装置の表示を制御する表示制御装置の構成図である。
【符号の説明】
【0021】
1…ナビゲーション画像生成部
2…DVD画像生成部
3…操作画像生成部
6…制御部
7…画像記憶部
10…表示制御部
11…表示装置
12…タッチパネル


【特許請求の範囲】
【請求項1】
同一画面上で左右の観察者に対してそれぞれ異なる第1、第2の画像を同時に提供する表示装置の表示を制御する表示制御装置において、
前記第1の画像を生成する第1画像生成部と、
前記第2の画像を生成する第2画像生成部と、
前記第1の画像の操作画像及び前記第2の画像の操作画像の水平画素数を、それぞれ前記表示装置の水平画素数の1/2にして左右に連結した操作画像を生成する第3画像生成部と、
1画面分の画像を記憶する画像記憶部と、
前記第1の画像及び前記第2の画像の水平画素数を、それぞれ前記表示装置の水平画素数の1/2にして左右に連結し、連結された画像と前記第3画像生成部により生成された操作画像を合成して前記画像記憶部に記憶し、該画像記憶部に記憶された画像を順次読み出し、読み出された画像の右半分の画素と左半分の画素とを交互に配置し、前記表示装置に表示する表示制御部と、
を備えたことを特徴とする表示制御装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2007−292915(P2007−292915A)
【公開日】平成19年11月8日(2007.11.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−118868(P2006−118868)
【出願日】平成18年4月24日(2006.4.24)
【出願人】(000101732)アルパイン株式会社 (2,424)
【Fターム(参考)】