説明

複合式火災警報器

【課題】 燻焼などの火災を早期に、かつ正確に感知でき、煙濃度とCO濃度に応じて事前に状態を報知する複合式火災警報器を提供する。
【解決手段】 予め2次元平面上に火災領域、非火災領域及びこれら領域の間に火災注意領域A、B、CとCO注意領域がそれぞれ設定され、煙感知部3及びCO感知部4により感知された煙濃度とCO濃度から何れかの領域を判別する感知状態判別部21と、感知状態判別部21により火災領域と判別されたとき火災発生を報知し、複数の注意領域の何れかが判別されたときはその領域に応じて報知する警報報知部24とを備えた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、煙感知部及びCO感知部が内蔵された複合式火災警報器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
この種の警報器として、感熱センサ、煙センサ、COセンサ等を備えたものがある。この従来の警報器は、感熱センサにより検知された熱量が閾値を超えたときに初期火災と判断し、その熱量が閾値以下であっても煙センサにより検知された煙の量が閾値を超えていた場合、前記と同様に初期火災と判断し、熱量及び煙量がそれぞれ閾値以下のときは非火災と判断する。初期火災と判断したときは、COセンサにより検知されたCO濃度が第1閾値を超えているかどうかを判定し、CO濃度が第1閾値を超えたときに本格火災と判断する(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特許第3325526号(第3頁、図1及び図3)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
前述した従来の警報器は、煙とCOが同時に発生する木材や布団等の燻焼火災の場合では早期に火災と判断するが、例えば煙とCOが同時に急激に増えるタバコ等の場合でも火災と判断してしまい、誤作動を起こすことがあった。
本発明は、かかる課題を解決するためになされたもので、燻焼などの火災を早期に、かつ正確に感知でき、煙濃度とCO濃度に応じて事前に状態を報知する複合式火災警報器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明に係る複合式火災警報器は、煙感知部及びCO感知部を有する複合式火災警報器において、予め2次元平面上に火災領域、非火災領域及びこれら領域の間に注意領域が設定され、煙感知部及びCO感知部の両出力から何れかの領域を判別する感知状態判別手段と、感知状態判別手段により火災領域と判別されたとき火災発生を報知し、注意領域と判別されたときはその旨を報知する警報報知手段とを備えたものである。
【発明の効果】
【0005】
本発明においては、予め2次元平面上に火災領域、非火災領域及びこれら領域の間に注意領域を設定し、煙感知部及びCO感知部の両出力から何れかの領域を判別し、火災領域と判別したときは火災発生を報知し、注意領域と判別したときはその旨を報知するようにしたので、火災の早期発見が可能になると共に、非火災の誤報を低減できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
図1は本発明の実施の形態に係る複合式火災警報器の概略構成を示すブロック図、図2は2次元平面上に設定された火災領域、非火災領域、CO注意領域及び複数の火災注意領域を示す一例図である。
本実施の形態の複合式火災警報器1は、感知状態判別部21、積算部22、火災判定部23及び警報報知部24の各機能を有するマイコン2と、煙感知部3と、CO感知部4と、LED5と、スピーカ6とを備えている。
【0007】
このマイコン2は、例えば図2に示すように、横軸を煙濃度、縦軸をCO濃度とする2次元平面上に設定された火災領域、非火災領域、CO注意領域、火災注意領域A、火災注意領域B及び火災注意領域Cをデータとして、また、各領域に対してそれぞれ設定された判定値Dfをデータとして内蔵のメモリ(図示せず)に有している。また、このメモリには、各判定値Dfに対応して設定された報知用の音声情報が格納されている。なお、非火災領域に対する判定値Dfには音声情報が設定されていない。煙感知部3及びCO感知部4の各出力(煙濃度及びCO濃度)から何れかの領域を判別し、領域を判別した際には判定値Dfを特定する。
【0008】
領域が非火災領域の場合は、Df=0の判定値を特定して、煙感知部3及びCO感知部4により感知される煙濃度とCO濃度を繰り返し読み込み、火災領域の場合は、Df=1の判定値を特定して、この判定値Dfに設定された火災発生の音声情報をスピーカ6から発すると共に、例えばLED5を点滅して知らせる。また、領域が火災注意領域A、B、Cの何れかの場合は、該当する判定値Dfを特定し、この判定値Dfに設定された火災注意の音声情報をスピーカ6から発すると共に、LED5を点滅する。火災注意領域AにはDf=0.7、火災注意領域BにはDf=0.8、火災注意領域CにはDf=0.9の判定値が設定されている。この3区画の火災注意領域で判定値Dfが順に大きくなっているのは、煙濃度が高くなるにつれ火災確度が高くなるので、これに対応して設定している。判別した領域がCO注意領域の場合は、Df=0.5の判定値を特定して、この判定値Dfに設定されたCO注意の音声情報をスピーカ6から発すると共に、LED5を点滅する。
【0009】
また、煙感知部3の煙濃度及びCO感知部4のCO濃度を読み込む毎に火災注意領域A、B、Cの何れかに入っているときは、領域に設定された判定値Dfを積算し、この積算値が第1閾値以上になったときは、火災可能性ありと判断して、その旨の音声情報をスピーカ6から発すると共に、LED5を点滅する。また、煙感知部3の煙濃度及びCO感知部4のCO濃度を読み込む毎にCO注意領域に入っているときは、その領域に設定された判定値Dfを積算し、この積算値が第2閾値以上になったときは、CO濃度が高いと判断して、その旨の音声情報をスピーカ6から発すると共に、LED5を点滅する。
【0010】
さらに、火災注意領域A、B、C又はCO注意領域における判定値Dfの積算中に、煙濃度及びCO濃度が非火災領域に入り、その領域の判定値Dfを特定したときは積算値を「0」にクリアする。積算値を「0」にクリアしたときは、火災注意又はCO注意が解かれたことをスピーカ6から知らせるようにしている。なお、火災発生や、火災注意などを報知した際、LED5を点滅するようにしているが、その都度、点滅周期を変えるようにしてもよいし、同一の周期で点滅するようにしてもよいし、また、単に点灯するだけでもよい。
【0011】
次に、本実施の形態の複合式火災警報器の動作を図3、図4及び図5に示すフローチャートに基づいて説明する。
マイコン2は、煙感知部3及びCO感知部4を通じて煙濃度とCO濃度を読み込むと(S1)、2次元平面のデータにアクセスして非火災領域に入っているかどうかを判定する(S2)。煙濃度とCO濃度が非火災領域に入っているときは、その非火災領域に設定された判定値Df(=0)をセットすると共に、判定値Dfの積算値を「0」にクリアする(S3)。この動作は、煙濃度とCO濃度が非火災領域に入っている間、繰り返し行う。この動作を繰り返し行っているときに、煙濃度とCO濃度が火災領域に入ると(S4)、その領域に設定された判定値Df(=1)をセットし(S5)、かつ判定値Dfに設定された火災発生の音声情報をスピーカ6から発し、LED5を点滅して報知し(S6)、S1に戻る。
【0012】
また、煙濃度とCO濃度が火災注意領域Aに入ったときは(S21)、その領域Aに設定された判定値Df(=0.7)をセットし(S22)、かつ判定値Dfに設定された火災注意の音声情報をスピーカ6から発し、LED5を点滅して報知する(S23)。そして、判定値Dfの「0.7」を積算値とし(S24)、火災注意領域B、Cで積算した判定値Dfの積算値があるかどうかを判定する(S25)。積算値があるときはB及びCの積算値とS24で積算した値とを加算して全積算値を算出し(S26)、第1閾値と比較する(S27)。また、積算値がないときはS24で積算した積算値と第1閾値とを比較する(S27)。積算値(又は全積算値)が第1閾値よりも小さいときはS1に戻る。
【0013】
一方、煙濃度とCO濃度が非火災領域に入ることなく火災注意領域Aに留まっているときは、S21に戻って、前述した動作を繰り返し行う(S21〜S27)。この動作を繰り返し行っているうちに積算値が第1閾値以上になったときは、その判定値Df(0.7)に設定された火災可能性ありの音声情報をスピーカ6から発し、LED5を点滅して報知し(S28)、S1に戻る。この場合は、例えば布団などの燻焼や灯油燃焼によるもので、その後、煙濃度とCO濃度が高くなって火災発生を報知するようになる。火災注意領域Aに一旦入り、その後、煙濃度とCO濃度が非火災領域に入っていると判断したときは(S2)、前記の積算値を「0」にクリアにすると共に、非火災領域に設定された判定値Df(=0)をセットし(S3)、S1に戻る。この時の現象は、例えば線香の燻焼やタバコの煙などによるもので、短時間で煙濃度とCO濃度が低下し空気中に消えた状態である。
【0014】
また、S21〜S27の動作を繰り返し行っているときに、煙濃度とCO濃度が火災注意領域Aに入っていないと判断したときは、火災注意領域Bに入ったかどうかを判定する(S41)。煙濃度とCO濃度が火災注意領域Bに入っていないときは、火災注意領域Cかどうかを判定するが(S61)、火災注意領域Bに入っていると判断したときは、その領域Bに設定された判定値Df(=0.8)をセットし(S42)、かつ判定値Dfに設定された火災注意の音声情報をスピーカ6から発し、LED5を点滅して報知する(S43)。その後は、火災注意領域Aを検知しているときと同様に、判定値Df(=0.8)を積算し(S44)、火災注意領域A、Cで積算した判定値Dfの積算値があるかどうかを判定する(S45)。積算値があるときはそれぞれの積算値とS44で積算した値とを加算して全積算値を算出し(S46)、第1閾値と比較する(S47)。また、積算値がないときはS44で積算した積算値と第1閾値とを比較する(S47)。積算値が第1閾値より低いときは、S1に戻る。火災注意領域Bに一旦入り、その後、煙濃度とCO濃度が非火災領域に入っていると判断したときは(S2)、前記の積算値を「0」にクリアにすると共に、非火災領域に設定された判定値Df(=0)をセットし(S3)、S1に戻る。この時の現象は、例えば線香の燻焼やタバコの煙、野菜炒め調理時の湯気などによるもので、比較的短い時間で煙濃度とCO濃度が低下し空気中に消えた状態である。
【0015】
一方、煙濃度とCO濃度が非火災領域に入ることなく火災注意領域Bに留まっているときは、S41に戻って、前述した動作を繰り返し行う(S41〜S47)。この動作を繰り返し行っているうちに積算値が第1閾値以上になったときは、火災可能性ありの音声情報をスピーカ6から発し、LED5を点滅して報知し(S48)、S1に戻る。この場合の現象は、例えば焼き肉の煙などによるものであるが、煙濃度が大変濃くこれを放置していた場合には火災の発生が高いと判断する。
【0016】
また、S41において、煙濃度とCO濃度が火災注意領域Bに入っていないと判断したときは、火災注意領域Cかどうかを判定する(S61)。煙濃度とCO濃度が火災注意領域Cに入っていると判断したときは、火災注意領域Cに設定された判定値Df(=0.9)をセットし(S62)、かつ判定値Dfに設定された火災注意の音声情報をスピーカ6から発し、LED5を点滅して報知する(S63)。その後は、判定値Df(=0.9)を積算し(S64)、火災注意領域A、Bで積算した判定値Dfの積算値があるかどうかを判定する(S65)。これ以降の動作については、火災注意領域A、Bを検知しているときと同じ動作を繰り返す(S61〜S68)。火災注意領域Cを検知しているときは、調理中の肉や魚などの焼きすぎによる煙で、これを放置していた場合には火災発生と判断することになる。
【0017】
また、S61において、煙濃度とCO濃度が火災注意領域Cに入っていないと判断したときは、CO注意領域かどうかを判定する(S81)。煙濃度とCO濃度がCO注意領域に入っていないときはS1に戻るが、CO注意領域に入っていると判断したときは、その領域に設定された判定値Df(=0.5)をセットする(S82)。そして、その判定値Dfに設定されたCO注意の音声情報をスピーカ6から発し、LED5を点滅して報知する(S83)。その後は、判定値Df(=0.5)を積算し(S84)、その積算値と第2閾値と比較する(S85)。積算値が第2閾値より低いときは、S1に戻る。この時、煙濃度とCO濃度が非火災領域に入っていると判断したときは(S2)、前記の積算値を「0」にクリアにすると共に、非火災領域に設定された判定値Df(=0)をセットし(S3)、S1に戻る。この時の現象は、タバコの煙に含まれているCOによるもので、短時間で煙濃度とCO濃度が低下し空気中に消えた状態である。S81〜S85の動作を繰り返し行っているときに、積算値が第2閾値以上になると(S85)、判定値Dfに設定された音声情報、例えばCO濃度が高くなっている旨、換気扇で換気させる旨のメッセージをスピーカ6から発し、LED5を点滅して報知し(S86)、S1に戻る。
【0018】
以上のように本実施の形態によれば、2次元平面上に火災領域、非火災領域、CO注意領域、火災注意領域A、火災注意領域B及び火災注意領域Cをそれぞれ設定し、煙感知部3及びCO感知部4によって感知された煙濃度とCO濃度から何れかの領域を判別するようにしたので、火災の早期発見が可能になると共に、非火災の誤報を低減できる。
【0019】
また、火災注意領域A、B、Cの何れかに煙濃度とCO濃度が入っているとき、それぞれ判定値Dfを積算し、この積算値が第1閾値に達したときは火災可能性ありと判断するようにしたので、事前に危険を知らせることが可能になり、早期発見が可能になる。
【0020】
また、CO注意領域に煙濃度とCO濃度が入ったとき、CO注意を報知し、その領域に設定された判定値Dfの積算値が第2閾値に達したときは、CO濃度が高くなっている旨を報知するようにしたので、事前に危険を知らせることが可能になり、CO中毒を防止することができる。
【0021】
なお、前記の実施の形態では、火災注意領域A、B、Cにおける判定値Dfの積算中に非火災領域が検知されたときは、その積算値を「0」にクリアするようにしたが、これに代えて、その積算値を所定値で減算するようにしてもよい。このように積算値を減算した場合、再び火災注意領域A、B、Cの何れかを検知した際、判定値Dfの積算値による火災発生の可能性、CO濃度が高くなっている旨を比較的早く報知することができ、より安全性が向上する。
【0022】
また、前記の実施の形態では、2次元で領域を火災注意領域A、B、CとCO注意領域に区分しているが、区分の仕方は自由に選択できる。また、単純に煙感知部3とCO感知部4の両出力で2次元を形成し、領域を区分しているが、主成分分析のように、煙感知部3とCO感知部4の両出力や各感知部のそれぞれの差分値などの多次元のデータを2次元に集約して表現し、そこに領域を設け、火災領域、火災注意領域及びCO注意領域と区分してもよい。
【0023】
また、火災注意領域A、B、Cの何れかを検知したときに火災注意を報知するようにしたが、積算値が第1閾値に達する前の段階で、積算値に応じた火災注意、例えば火災確度が高くなっている旨を報知するようにしてもよい。このようにした場合、さらに状態が把握でき速やかに対処できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明の実施の形態に係る複合式火災警報器の概略構成を示すブロック図である。
【図2】2次元平面上に設定された火災領域、非火災領域、CO注意領域及び複数の火災注意領域を示す一例図である。
【図3】本実施の形態の複合式火災警報器の動作を示すフローチャートである。
【図4】図3に続くフローチャートである。
【図5】図4に続くフローチャートである。
【符号の説明】
【0025】
1 複合式火災警報器、2 マイコン、21 感知状態判別部、22 積算部、
23 火災判定部、24 警報報知部、3 煙感知部、4 CO感知部、5 LED、
6 スピーカ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
煙感知部及びCO感知部を有する複合式火災警報器において、
予め2次元平面上に火災領域、非火災領域及びこれら領域の間に注意領域が設定され、前記煙感知部及びCO感知部の両出力から何れかの領域を判別する感知状態判別手段と、
前記感知状態判別手段により火災領域と判別されたとき火災発生を報知し、注意領域と判別されたときはその旨を報知する警報報知手段と
を備えたことを特徴とする複合式火災警報器。
【請求項2】
前記注意領域は、CO注意領域及び複数の火災注意領域に分割され、
前記警報報知手段は、前記感知状態判別手段によりCO注意領域と判別されたときCO注意を報知し、複数の火災注意領域の何れかが判別されたときはその領域に応じた火災注意を報知することを特徴とする請求項1記載の複合式火災警報器。
【請求項3】
前記感知状態判別手段は、火災領域、非火災領域、CO注意領域及び複数の火災注意領域に対してそれぞれ判定値が設定され、前記煙感知部及びCO感知部の両出力から何れかの領域を判別した際に判定値を特定し、
前記警報報知手段は、前記感知状態判別手段により特定された非火災領域を除く判定値に応じて報知することを特徴とする請求項2記載の複合式火災警報器。
【請求項4】
前記感知状態判別手段により複数の火災注意領域の何れかの判定値が特定される毎に積算する積算手段と、
前記積算手段の積算値が予め設定された第1閾値以上かどうかを判定し、積算値が第1閾値以上のときは、火災可能性ありと判断して前記警報報知手段から報知させる火災判定手段と
を備えたことを特徴とする請求項3記載の複合式火災警報器。
【請求項5】
複数の火災注意領域に対し、煙感知部の出力が低い方から高い方にかけて火災確度が高くなるようにそれぞれ判定値が設定されていることを特徴とする請求項4記載の複合式火災警報器。
【請求項6】
前記積算手段は、前記感知状態判別手段によりCO注意領域の判定値が特定される毎に積算し、
前記火災判定手段は、前記積算手段の積算値が予め設定された第2閾値以上かどうかを判定し、積算値が第2閾値以上のときは、CO中毒の可能性ありと判断して前記警報報知手段から報知させることを特徴とする請求項4又は5記載の複合式火災警報器。
【請求項7】
前記積算手段は、判定値の積算中に非火災領域の判定値が特定されたとき積算値をゼロにクリアすることを特徴とする請求項4乃至6の何れかに記載の複合式火災警報器。
【請求項8】
前記積算手段は、判定値の積算中に非火災領域の判定値が特定されたとき積算値から所定値を減算することを特徴とする請求項4乃至6の何れかに記載の複合式火災警報器。
【請求項9】
前記警報報知手段は、火災注意領域における積算値が第1閾値に達する前の段階で、積算値に応じた火災注意を報知することを特徴とする請求項4乃至8の何れかに記載の複合式火災警報器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−146843(P2006−146843A)
【公開日】平成18年6月8日(2006.6.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−339845(P2004−339845)
【出願日】平成16年11月25日(2004.11.25)
【出願人】(000190301)新コスモス電機株式会社 (112)
【出願人】(000233826)能美防災株式会社 (918)
【Fターム(参考)】