複合材構造化有機薄膜
共有結合性有機骨格として配列した、複数のセグメントと複数の連結基とを含む、追加機能性を備えた構造化有機薄膜であって、構造化有機薄膜は、複数セグメントの厚さの構造化有機薄膜とすることができる。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
共有結合性有機骨格(COF)として配列した、複数のセグメントと複数の連結基とを含む、複合材構造化有機薄膜(SOF)であって、前記SOFは、実質的に欠陥のない薄膜であり、二次的成分を含んでいることを特徴とする構造化有機薄膜。
【請求項2】
前記二次的成分は、導電性試剤、半導体試剤、電子輸送試剤、正孔輸送試剤、p型材料、n型材料、疎水性試剤、親水性試剤、衝撃改質剤、強化用繊維、滑剤、帯電防止剤、結合剤、湿潤剤、防曇剤、難燃剤、紫外線安定剤、酸化防止剤、殺生物剤、染料、顔料、着臭剤、防臭剤、および核形成剤から成る群より選ばれることを特徴とする、請求項1に記載の構造化有機薄膜。
【請求項3】
前記二次的成分は、前記SOFの傾向または固有の性質を強めることを特徴とする、請求項1に記載の構造化有機薄膜。
【請求項4】
前記二次的成分は、前記SOFの傾向または固有の性質を弱めることを特徴とする、請求項1に記載の構造化有機薄膜。
【請求項5】
前記二次的成分は、前記SOFに共有結合していないことを特徴とする、請求項1に記載の構造化有機薄膜。
【請求項6】
前記SOFは、複数セグメントの厚さの単一層であることを特徴とする、請求項1に記載の構造化有機薄膜。
【請求項7】
前記SOFは、単一セグメントの厚さの単一層であることを特徴とする、請求項1に記載の構造化有機薄膜。
【請求項8】
複数の前記セグメントは同一の構造を持つセグメントを含み、複数の前記連結基は同一の構造を持つ連結基を含み、前記SOFの縁にない前記セグメントは、連結基によって少なくとも3つの他のセグメントに結合していることを特徴とする、請求項1に記載の構造化有機薄膜。
【請求項9】
複数の前記セグメントは、構造の異なる、少なくとも第1セグメントと第2セグメントとを含み、前記第1セグメントは、前記SOFの縁にない場合、連結基によって少なくとも3つの他のセグメントに結合していることを特徴とする、請求項1に記載の構造化有機薄膜。
【請求項10】
前記SOFは、炭素ではない元素の少なくとも1つの原子を含んでいることを特徴とする、請求項1に記載の構造化有機薄膜。
【請求項11】
炭素ではない元素の少なくとも1つの前記原子は、水素、酸素、窒素、ケイ素、リン、セレン、フッ素、ホウ素、および硫黄から成る群より選ばれることを特徴とする、請求項10に記載の構造化有機薄膜。
【請求項12】
前記SOFは、1cm2当たりに含まれる、直径約250nmを超えるピンホール、細孔、またはギャップが10個未満であることを特徴とする、請求項1に記載の構造化有機薄膜。
【請求項13】
複合材構造化有機薄膜(SOF)の製造法であって、
前記製造法は、
(a)二次的成分と、
それぞれが1つのセグメントといくつかの官能基とを含む、複数の分子構成要素と、
を含んでいる、液体を含む反応混合物を調製する工程と、
(b)前記反応混合物をウェットフィルムとして堆積する工程と、
(c)前記ウェットフィルムの変化を促進し、前記二次的成分を組み込んだ乾燥SOFを生成する工程と、
を含むことを特徴とする、複合材構造化有機薄膜の製造法。
【請求項14】
前記官能基の反応を促進する工程を更に含み、前記官能基の反応の結果として揮発性副生物が生成することを特徴とする、請求項13に記載の製造法。
【請求項15】
前記SOFは、前記ウェットフィルムに、オーブン乾燥または赤外線(IR)乾燥、あるいは、オーブン乾燥およびIR乾燥を行った後に生成することを特徴とする、請求項13に記載の製造法。
【請求項16】
前記反応混合物は、ウェットフィルムとして基材上に堆積することを特徴とする、請求項13に記載の製造法。
【請求項17】
前記基材は、SOF基材であることを特徴とする、請求項16に記載の製造法。
【請求項18】
前記乾燥SOFを、共有結合またはイオン結合のいずれかによって前記SOF基材に化学的に付着させる工程を更に含むことを特徴とする、請求項17に記載の製造法。
【請求項19】
複合材構造化有機薄膜(SOF)の製造法であって、
前記製造法は、
(a)それぞれが1つのセグメントといくつかの官能基とを含む、複数の分子構成要素を含んでいる、液体を含む反応混合物を調製する工程と、
(b)前記反応混合物をウェットフィルムとして堆積する工程と、
(c)前記ウェットフィルムの表面に二次的成分を分散させる工程と、
(d)前記ウェットフィルムの変化を促進し、前記二次的成分を組み込んだ乾燥SOFを生成する工程と、
を含むことを特徴とする、複合材構造化有機薄膜の製造法。
【請求項20】
前記ウェットフィルムの表面への二次的成分の分散により、前記二次的成分のパターンができることを特徴とする、請求項19に記載の製造法。
【請求項1】
共有結合性有機骨格(COF)として配列した、複数のセグメントと複数の連結基とを含む、複合材構造化有機薄膜(SOF)であって、前記SOFは、実質的に欠陥のない薄膜であり、二次的成分を含んでいることを特徴とする構造化有機薄膜。
【請求項2】
前記二次的成分は、導電性試剤、半導体試剤、電子輸送試剤、正孔輸送試剤、p型材料、n型材料、疎水性試剤、親水性試剤、衝撃改質剤、強化用繊維、滑剤、帯電防止剤、結合剤、湿潤剤、防曇剤、難燃剤、紫外線安定剤、酸化防止剤、殺生物剤、染料、顔料、着臭剤、防臭剤、および核形成剤から成る群より選ばれることを特徴とする、請求項1に記載の構造化有機薄膜。
【請求項3】
前記二次的成分は、前記SOFの傾向または固有の性質を強めることを特徴とする、請求項1に記載の構造化有機薄膜。
【請求項4】
前記二次的成分は、前記SOFの傾向または固有の性質を弱めることを特徴とする、請求項1に記載の構造化有機薄膜。
【請求項5】
前記二次的成分は、前記SOFに共有結合していないことを特徴とする、請求項1に記載の構造化有機薄膜。
【請求項6】
前記SOFは、複数セグメントの厚さの単一層であることを特徴とする、請求項1に記載の構造化有機薄膜。
【請求項7】
前記SOFは、単一セグメントの厚さの単一層であることを特徴とする、請求項1に記載の構造化有機薄膜。
【請求項8】
複数の前記セグメントは同一の構造を持つセグメントを含み、複数の前記連結基は同一の構造を持つ連結基を含み、前記SOFの縁にない前記セグメントは、連結基によって少なくとも3つの他のセグメントに結合していることを特徴とする、請求項1に記載の構造化有機薄膜。
【請求項9】
複数の前記セグメントは、構造の異なる、少なくとも第1セグメントと第2セグメントとを含み、前記第1セグメントは、前記SOFの縁にない場合、連結基によって少なくとも3つの他のセグメントに結合していることを特徴とする、請求項1に記載の構造化有機薄膜。
【請求項10】
前記SOFは、炭素ではない元素の少なくとも1つの原子を含んでいることを特徴とする、請求項1に記載の構造化有機薄膜。
【請求項11】
炭素ではない元素の少なくとも1つの前記原子は、水素、酸素、窒素、ケイ素、リン、セレン、フッ素、ホウ素、および硫黄から成る群より選ばれることを特徴とする、請求項10に記載の構造化有機薄膜。
【請求項12】
前記SOFは、1cm2当たりに含まれる、直径約250nmを超えるピンホール、細孔、またはギャップが10個未満であることを特徴とする、請求項1に記載の構造化有機薄膜。
【請求項13】
複合材構造化有機薄膜(SOF)の製造法であって、
前記製造法は、
(a)二次的成分と、
それぞれが1つのセグメントといくつかの官能基とを含む、複数の分子構成要素と、
を含んでいる、液体を含む反応混合物を調製する工程と、
(b)前記反応混合物をウェットフィルムとして堆積する工程と、
(c)前記ウェットフィルムの変化を促進し、前記二次的成分を組み込んだ乾燥SOFを生成する工程と、
を含むことを特徴とする、複合材構造化有機薄膜の製造法。
【請求項14】
前記官能基の反応を促進する工程を更に含み、前記官能基の反応の結果として揮発性副生物が生成することを特徴とする、請求項13に記載の製造法。
【請求項15】
前記SOFは、前記ウェットフィルムに、オーブン乾燥または赤外線(IR)乾燥、あるいは、オーブン乾燥およびIR乾燥を行った後に生成することを特徴とする、請求項13に記載の製造法。
【請求項16】
前記反応混合物は、ウェットフィルムとして基材上に堆積することを特徴とする、請求項13に記載の製造法。
【請求項17】
前記基材は、SOF基材であることを特徴とする、請求項16に記載の製造法。
【請求項18】
前記乾燥SOFを、共有結合またはイオン結合のいずれかによって前記SOF基材に化学的に付着させる工程を更に含むことを特徴とする、請求項17に記載の製造法。
【請求項19】
複合材構造化有機薄膜(SOF)の製造法であって、
前記製造法は、
(a)それぞれが1つのセグメントといくつかの官能基とを含む、複数の分子構成要素を含んでいる、液体を含む反応混合物を調製する工程と、
(b)前記反応混合物をウェットフィルムとして堆積する工程と、
(c)前記ウェットフィルムの表面に二次的成分を分散させる工程と、
(d)前記ウェットフィルムの変化を促進し、前記二次的成分を組み込んだ乾燥SOFを生成する工程と、
を含むことを特徴とする、複合材構造化有機薄膜の製造法。
【請求項20】
前記ウェットフィルムの表面への二次的成分の分散により、前記二次的成分のパターンができることを特徴とする、請求項19に記載の製造法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【公表番号】特表2012−519758(P2012−519758A)
【公表日】平成24年8月30日(2012.8.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−553084(P2011−553084)
【出願日】平成22年3月3日(2010.3.3)
【国際出願番号】PCT/US2010/026082
【国際公開番号】WO2010/102027
【国際公開日】平成22年9月10日(2010.9.10)
【出願人】(596170170)ゼロックス コーポレイション (1,961)
【氏名又は名称原語表記】XEROX CORPORATION
【Fターム(参考)】
【公表日】平成24年8月30日(2012.8.30)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年3月3日(2010.3.3)
【国際出願番号】PCT/US2010/026082
【国際公開番号】WO2010/102027
【国際公開日】平成22年9月10日(2010.9.10)
【出願人】(596170170)ゼロックス コーポレイション (1,961)
【氏名又は名称原語表記】XEROX CORPORATION
【Fターム(参考)】
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