説明

車両の床部構造

【課題】車両の床部構造を改良することで、運転者の視界をより広くするとともに床部への乗降性を向上させ、更に、各種部品、小物等の収納空間を拡大することにある。
【解決手段】 フロントフレーム12とシート25を支持するシートフレームとの間に且つロアサイドフレーム42よりも高い位置に床部32を支持するサブフレーム73を設け、ロアサイドフレーム42の側方にステップ31を支持するステップ支持フレーム103を設けることで、床部32をステップ31よりも一段高くした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の床部構造の改良に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の車両の床部構造として、乗員が運転中などに足を載せる床部を、乗降用ステップとほぼ同じ高さに設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開昭63−20284号公報
【0003】
特許文献1を以下に説明する。なお、符号については同公報に記載されているものを使用した。
特許文献1の第2図及び第3図には、メインフレーム1を構成する左右のサイドパイプ1a,1a間にフロアプレート14を設け、サイドパイプ1a,1aのそれぞれの車幅方向外側にステップ取付用フレーム5を取付け、これらのステップ取付用フレーム5,5にそれぞれステップ15を取付け、フロアプレート14を、ステップ15とをほぼ同じ高さとしたことが記載されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
左右のサイドパイプ1a,1a上に、フロアプレート14を設けてフロアを形成しているので、床下のスペースが小さく、車両の構成部品等を配置することが困難であった。
一般に、床下の空間には、各種ハーネス、駆動系部品、補機類等の部品が配置されるが、この空間がより大きければ、上記の部品の配置が容易になり、他に小物等を収納する空間も確保でき、都合がよい。
【0005】
本発明の目的は、ロアフレームより一段高い位置にサブフレームを設け、サブフレーム上にフロアを形成することで床下空間を設け、収納空間を確保することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に係る発明は、前輪用サスペンションを支持するとともに操舵部材を備えるフロントフレームと、このフロントフレームの後部に結合したロアフレームと、シートを支持するためにロアフレームの上部に設けたシートフレームとを備え、ロアフレームの上方に足置き用の床部を設け、この床部の車幅方向外側に乗降用のステップを配置した車両の床部構造において、フロントフレームとシートフレームとの間に且つロアフレームよりも高い位置に床部を支持するサブフレームを設け、ロアフレームの側方にステップを支持するステップ支持フレームを設けることで、床部をステップよりも一段高くしたことを特徴とする。
【0007】
請求項2に係る発明は、上記の構成において、好ましくは、ステップを、ロアフレームとほぼ同一高さに設けたことを特徴とする。
【0008】
請求項3に係る発明は、上記の構成において、好ましくは、ステップを、床部の側方から、シートよりも後方まで延ばしたことを特徴とする。
【0009】
請求項4に係る発明は、上記の構成において、好ましくは、サブフレームとロアフレームとの間に収納空間を設けたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1に係る発明では、床部をステップよりも一段高くして、シート座面位置をあげることにより運転者の視界を向上させるとともに、ステップによって床部への乗降性を向上させることができる。また、ロアフレームよりも高い位置にサブフレームを設けたことで、サブフレームとロアフレームとの間に空間を形成することができ、この空間にハーネス、駆動系部品、補機類等を配置することができ、更に、小物、ツール等を収納する収納空間をも確保することができる。
【0011】
請求項2に係る発明では、ステップを、ロアフレームとほぼ同一高さに設けたので、ロアフレームの側方にステップ支持部材を突出させて、ステップを容易に形成することができる。
【0012】
請求項3に係る発明では、ステップを、床部の側方から、シートよりも後方まで延ばしたことで、ステップを広くすることができ、乗降性をより一層向上させることができる。
【0013】
請求項4に係る発明では、サブフレームとロアフレームとの間に収納空間を設けたので、サブフレームとロアフレームとの間にハーネス、駆動系部品、補機類等を容易に配置することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る床部構造を採用した車両の側面図であり、車両10は、車体フレーム11をフロントフレーム12、センタフレーム13及びリヤフレーム14から構成し、フロントフレーム12に左右の前輪16を懸架する前輪用サスペンション(不図示)を取付けるとともに前輪16を操舵する操舵部材(ステアリングシャフト17、このステアリングシャフト17の上端に取付けたハンドル18等)を備え、センタフレーム13にパワーユニット21(エンジン22及びこのエンジン22に一体的に取付けた変速機23からなる。)、燃料タンク24、左右のシート25,26(手前側の符号25のみ示す。)を取付け、リヤフレーム14に左右の後輪27を懸架する後輪用サスペンション(不図示)を取付けるとともに傾斜可能とした荷台28を取付けた不整地走行車両である。
【0015】
センタフレーム13は、乗員が乗降する際に足を掛ける左右一対のステップ31,31(手前側の符号31のみ示す。)と、このステップ31よりも一段高くした床部32とを備え、この床部32に、シート25,26に着座した乗員が足を載せる。なお、36はフロントフレーム12とセンタフレーム13とに取付けたロールバー、37は変速機23から前方に延ばしたドライブシャフト、38はドライブシャフト37の先端に連結したリダクションケースである。
【0016】
図2は本発明に係る車両の平面図であり、車両10のセンタフレーム13にシートフレーム41を取付け、このシートフレーム41でシート25,26を支持し、これらのシート24,25の下方であって車両前後方向に延ばした左右一対のロアサイドフレーム42,42の間にパワーユニット21を配置し、このパワーユニット21の前方で且つシート25,26の下方に車幅方向に延びるように燃料タンク24を配置したことを示す。
【0017】
図3は本発明に係る車体フレーム及びステップフレームを示す斜視図である。
車体フレーム11のフロントフレーム12は、ロアサイドフレーム42,42の前端に取付けたフロント第1クロスメンバ51と、このフロント第1クロスメンバ51から前方に延ばした左右一対のフロントロアサイドフレーム52,52と、これらのフロントロアサイドフレーム52,52から立ち上げた左右一対の断面コ字状のフロント第1起立フレーム53,53及び左右一対のかぎ針形状としたフロント第2起立フレーム54,54と、これらのフロント第1起立フレーム53及びフロント第2起立フレーム54のそれぞれの先端に連結した左右一対のフロント中間フレーム56,56と、左右のフロント第1起立フレーム53,53に渡して取付けたフロント第2クロスメンバ57と、左右のフロント第2起立フレーム54,54間に渡して取付けたフロント第3クロスメンバ58及びフロント第4クロスメンバ59と、左右のフロント中間フレーム56,56間に渡して取付けたフロント第5クロスメンバ62と、これらのフロント第3クロスメンバ58及びフロント第5クロスメンバ62のそれぞれの間に渡して取付けた連結フレーム63,63とからなる。
【0018】
フロントロアサイドフレーム52は、フロントロアブラケット66を取付けた部材であり、このフロントロアブラケット66と前述のフロント第1起立フレーム53の下部とで前輪用サスペンションを構成するロアアームを支持する。
【0019】
また、フロント中間フレーム56は、フロントアッパブラケット67を取付けた部材であり、このフロントアッパブラケット67と前述のフロント第1起立フレーム53の上部とで、前輪用サスペンションを構成するアッパアームを支持する。
【0020】
センタフレーム13は、左右一対のロアサイドフレーム42,42と、これらのロアサイドフレーム42,42のそれぞれの後部から立ち上げた左右一対のセンタ起立フレーム71,71と、これらのロアサイドフレーム42及びセンタ起立フレーム71のそれぞれに渡して取付けた左右一対の屈曲フレーム72,72と、屈曲フレーム72及びフロント第2起立フレーム54のそれぞれに渡して取付けた左右一対のサブフレーム73,73と、これらのサブフレーム73,73の後部から立ち上げたシート支持ポスト74,74と、これらのシート支持ポスト74,74の上端に取付けたシート支持バー76と、左右のサブフレーム73,73に渡して取付けたセンタ第1クロスメンバ77と、左右のロアサイドフレーム42,42に渡して取付けたセンタ第2クロスメンバ78と、左右のセンタ起立フレーム71,71に渡して取付けたセンタ第3クロスメンバ81と、センタ起立フレーム71,71のそれぞれの後部に取付けた左右一対の連結フレーム82,82と、リヤフレーム14にセンタフレーム13を着脱可能に連結するために連結フレーム82に取付けた左右一対の連結ブラケット83,83と、これらの連結ブラケット83,83に渡して取付けたセンタ第4クロスメンバ84,84とからなる。
シート支持バー76は、左右の屈曲フレーム72,72と共に、図2に示したシートフレーム41を介してシート25,26を支持する部材である。
【0021】
ロアサイドフレーム42,42及びサブフレーム73,73は、ステップ31(図1参照)及び床部32(図1参照)を支持する左右一対のステップフレーム90,90を取付けた部材である。
【0022】
ステップフレーム90は、ロアサイドフレーム42から車両側方へ延ばしたロア第1サイドフレーム91、ロア第2サイドフレーム92及びロア第3サイドフレーム93と、これらのロア第1サイドフレーム91、ロア第2サイドフレーム92、ロア第3サイドフレーム93のそれぞれの先端に取付けたコ字状のサイドコ字フレーム94と、ロア第3サイドフレーム93の中間部から立ちあげたサイド起立フレーム96と、サブフレーム73から車両側方へ延ばしそして車両後方へ延ばすとともに先端をサイド起立フレーム96に連結したL字状のアッパサイドL字フレーム97と、サブフレーム73から車両側方へ延ばすとともに先端をアッパサイドL字フレーム97に連結したアッパサイドフレーム98と、ロア第1サイドフレーム91及びアッパサイドL字フレーム97のそれぞれに渡して取付けた第1支柱101,101と、ロア第2サイドフレーム92及びアッパサイドフレーム98のそれぞれに渡して取付けた第2支柱102,102とからなる。
【0023】
ロア第1サイドフレーム91、ロア第2サイドフレーム92、ロア第3サイドフレーム93及びサイドコ字フレーム94は、前述のステップ31を載せるステップ支持フレーム103を構成する部材である。
サブフレーム73,73、アッパサイドL字フレーム97,97、アッパサイドフレーム98,98は前述の床部32を載せる床部支持フレーム104を構成する部材である。
【0024】
リヤフレーム14は、連結フレーム82,82に連結ブラケット83,83を介して取付けた左右一対のリヤアッパフレーム111,111及び左右一対のリヤロアフレーム112,112と、リヤアッパフレーム111及びリヤロアフレーム112のそれぞれに傾斜させて取付けた左右一対のリヤ傾斜フレーム113,113と、リヤアッパフレーム111及びリヤロアフレーム112のそれぞれの後端部に渡して取付けた左右一対のリヤ起立フレーム114,114と、左右のリヤ傾斜フレーム113,113に渡して取付けたリヤ中間第1クロスメンバ115と、これらのリヤ傾斜フレーム113及びリヤ起立フレーム114に渡して取付けた左右一対のリヤ中間フレーム116,116と、左右のリヤアッパフレーム111,111に渡して取付けたリヤアッパクロスメンバ117と、左右のリヤロアフレーム112,112に渡して取付けたリヤロア第1クロスメンバ118及びリヤロア第2クロスメンバ121と、左右のリヤ起立フレーム114,114に渡して取付けたリヤ中間第2クロスメンバ122とからなる。
【0025】
リヤロアフレーム112は、リヤロアブラケット126,127を取付けた部材であり、これらのリヤロアブラケット126,127で後輪用サスペンションを構成するロアアームを支持する。
【0026】
リヤ中間フレーム116は、リヤアッパブラケット131,132を取付けた部材であり、これらのリヤアッパブラケット131,132で後輪用サスペンションを構成するアッパアームを支持する。
【0027】
図4は本発明に係る車体フレームの要部を示す平面図であり、左右のステップ31,31及び床部32を斜線を施して示す。
ステップ31は、車幅方向ではアッパサイドL字フレーム97よりも外側でサイドコ字フレーム94までの範囲で、車両前後方向ではサイドコ字フレーム94の前後長の範囲の部分であり、ステップ31の後端31aはシート25,26よりも後方に位置する。
【0028】
床部32は、車幅方向では左右のアッパサイドL字フレーム97を含め、これらの内側の範囲であり、車両前後方向では燃料タンク24よりも車両前方で、フロントフレーム12(図1参照)のフロント第2起立フレーム54(図1参照)より車両後方に位置する図示せぬダッシュボードとの境界を前端とする範囲の部分である。燃料タンク24が中央で車両前方へ膨出しているために、床部32の後縁32aは、前方に突出しているが、シート25,26間なので、特に乗員の足元が狭くなる心配はない。
【0029】
図5は本発明に係るステップ及び床部を示す斜視図であり、センタフレーム13及びステップフレーム90にステップ31及び床部32を設けたことを示す。
このように、ステップ31と、このステップ31よりも一段高い床部32とを設けたことで、床部32に直接に上がるよりも、ステップ31に足を掛けて床部32に上がった方が、乗降はより楽になる。
【0030】
更に、高い床部32によって、床部32の下方で且つロアサイドフレーム42よりも上方(即ち、サブフレーム73とロアサイドフレーム42との間にほぼ相当する。)に、ハーネス、補機類、小物、ツール等を収納可能な空間135を形成することができる。
【0031】
以上の図1、図4及び図5で説明したように、本発明は第1に、前輪用サスペンションを支持するとともに操舵部材としてのステアリングシャフト17、ハンドル18を備えるフロントフレーム12と、このフロントフレーム12の後部に結合したロアフレームとしてのロアサイドフレーム42,42と、シート25,26を支持するためにロアサイドフレーム42,42の上部に設けたシートフレーム41(図2参照)とを備え、ロアサイドフレーム42,42の上方に足置き用の床部32を設け、この床部32の車幅方向外側に乗降用のステップ31,31を配置した車両10の床部構造において、フロントフレーム12とシートフレーム41との間(詳しくは、フロントフレーム12のフロント第2起立フレーム54と、センタフレーム13の屈曲フレーム72との間)に且つロアサイドフレーム42よりも高い位置に床部32を支持するサブフレーム73,73を設け、ロアサイドフレーム42,42の両側方にステップ31を支持するステップ支持フレーム103,103を設けることで、床部32をステップ31よりも一段高くしたことを特徴とする。
【0032】
床部32をステップ31よりも一段高くして、シート25,26の座面位置を上げることにより運転者の視界を向上させるとともに、ステップ31によって床部32への乗降性を向上させることができる。また、ロアサイドフレーム42よりも高い位置にサブフレーム73を設けたことで、サブフレーム73とロアサイドフレーム42との間に空間135を形成することができ、この空間135にハーネス、駆動系部品、補機類等を配置することができ、更に、小物、ツール等を収納する収納空間をも確保することができる。
【0033】
本発明は第2に、上記の構成において、好ましくは、ステップ31を、ロアフレームとしてのロアサイドフレーム42とほぼ同一高さに設けたことを特徴とする。
ステップ31を、ロアサイドフレーム42とほぼ同一高さにしたので、ロアサイドフレーム42の側方にステップ支持部材としてのステップ支持フレーム103(ロア第1サイドフレーム91、ロア第2サイドフレーム92、ロア第3サイドフレーム93及びサイドコ字フレーム94からなる。)を突出させて、ステップ31を容易に形成することができる。
【0034】
本発明は第3に、上記の構成において、好ましくは、ステップ31を、床部32の側方から、シート25,26よりも後方まで延ばしたことを特徴とする。
ステップ31を、床部32の側方から、シート25,26よりも後方まで延ばしたことで、ステップ31を広くすることができ、乗降性をより一層向上させることができる。
【0035】
本発明は第4に、上記の構成において、好ましくは、サブフレーム73とロアサイドフレーム42との間に収納空間としての空間135を設けたことを特徴とする。
サブフレーム73とロアサイドフレーム42との間に空間135を設けたので、サブフレーム73とロアサイドフレーム42との間にハーネス、駆動系部品、補機類等を容易に配置することができる。
【産業上の利用可能性】
【0036】
本発明の床部構造は、四輪車に好適である。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明に係る床部構造を採用した車両の側面図である。
【図2】本発明に係る車両の平面図である。
【図3】本発明に係る車体フレーム及びステップフレームを示す斜視図である。
【図4】本発明に係る車体フレームの要部を示す平面図である。
【図5】本発明に係るステップ及び床部を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0038】
10…車両、12…フロントフレーム、16…前輪、17,18…操舵部材(ステアリングシャフト、ハンドル)、25,26…シート、31…ステップ、32…床部、41…シートフレーム、42…ロアフレーム(ロアサイドフレーム)、73…サブフレーム、103…ステップ支持フレーム、135…収納空間(空間)。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
前輪用サスペンションを支持するとともに操舵部材を備えるフロントフレームと、このフロントフレームの後部に結合したロアフレームと、シートを支持するために前記ロアフレームの上部に設けたシートフレームとを備え、前記ロアフレームの上方に足置き用の床部を設け、この床部の車幅方向外側に乗降用のステップを配置した車両の床部構造において、
前記フロントフレームと前記シートフレームとの間に且つ前記ロアフレームよりも高い位置に前記床部を支持するサブフレームを設け、
前記ロアフレームの側方に前記ステップを支持するステップ支持フレームを設けることで、床部をステップよりも一段高くしたことを特徴とする車両の床部構造。
【請求項2】
前記ステップは、ロアフレームとほぼ同一高さに設けられたことを特徴とする請求項1記載の車両の床部構造。
【請求項3】
前記ステップは、前記床部の側方から、前記シートよりも後方まで延ばしたことを特徴とする請求項1記載の車両の床部構造。
【請求項4】
前記サブフレームと前記ロアフレームとの間に収納空間を設けたことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の車両の床部構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−103368(P2006−103368A)
【公開日】平成18年4月20日(2006.4.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−289050(P2004−289050)
【出願日】平成16年9月30日(2004.9.30)
【出願人】(000005326)本田技研工業株式会社 (23,863)
【Fターム(参考)】