説明

送信装置及びこの送信装置で使用される制御方法

【課題】EXCITERユニットの簡素化、コスト削減の実現を可能にする。
【解決手段】送信装置は、電力増幅部13と、送出部15と、冷却部27と、温度検出手段181と、出力電力検出手段182と、冷却制御手段183とを備えている。電力増幅部13は、伝送信号を電力増幅する。送出部15は、電力増幅部13の出力を伝送路へ送出する。冷却部17は、電力増幅部13を冷却する。温度検出手段181は、電力増幅部13の温度を検出する。出力電力検出手段182は、電力増幅部13の出力電力を検出する。冷却制御手段183は、温度検出手段181の検出結果及び出力電力検出手段182の検出結果に基づいて、冷却部17の冷却処理を制御する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、無線通信・放送システムの送信装置及びこの送信装置で使用される制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
無線通信・放送システムで使用される送信装置は、その内部に電力増幅器を設けた構成である。
【0003】
ところで、上記送信装置から送出されるRF(Radio Frequency)信号は、電力増幅器の動作温度等により変化する出力電力の劣化の影響を受ける。この場合、出力系の方向性結合器でRF信号をピックアップし、このRF信号を電力増幅器の前段に設けられる励振器(EXCITER)へ入力し、EXCITER内に設けているAGC(自動利得制御)回路を使用し出力電力を制御している。例えば、方向性結合器でピックアップしたRF信号が小さくなればEXCITERのRF出力を大きくし、出力電力を上げる方向に制御を行い、逆に方向性結合器でピックアップしたRF信号が大きくなればEXCITERのRF出力を小さくし、出力電力を下げる方向に制御を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2002−48830号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、EXCITER内にAGC回路を設けることは、EXCITER内の回路規模が大きくなり、複雑となる。
【0006】
本発明の目的は、伝送信号の出力電力の劣化を補償でき、EXCITERユニットの簡素化、コスト削減の実現が可能な送信装置及びこの送信装置で使用される制御方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態によれば、送信装置は、電力増幅部と、送出部と、冷却部と、温度検出手段と、出力電力検出手段と、冷却制御手段とを備えている。電力増幅部は、伝送信号を電力増幅する。送出部は、電力増幅部の出力を伝送路へ送出する。冷却部は、電力増幅部を冷却する。温度検出手段は、電力増幅部の温度を検出する。出力電力検出手段は、電力増幅部の出力電力を検出する。冷却制御手段は、温度検出手段の検出結果及び出力電力検出手段の検出結果に基づいて、冷却部の冷却処理を制御する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】第1の実施形態に係る送信装置の構成を示すブロック図。
【図2】第1の実施形態における電力増幅器の温度−出力電力特性を示す図。
【図3】第1の実施形態におけるTX CONTの制御処理手順を示すフローチャート。
【図4】第2の実施形態に係る送信装置の構成を示すブロック図。
【図5】第2の実施形態における温度−駆動テーブルの記憶内容の一例を示す図。
【図6】第2の実施形態におけるTX CONTの制御処理手順を示すフローチャート。
【図7】第3の実施形態における温度−駆動テーブルの記憶内容の一例を示す図。
【図8】その他の実施形態に係る送信装置の構成を示すブロック図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0010】
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る送信装置の構成を示すブロック図である。
【0011】
図1に示す送信装置は、入力されたRF信号をEXCITER11において指定のチャンネルに周波数変換する。そして、EXCITER11の出力信号は、PA IF12を介して電力増幅部13内のn個の電力増幅器131〜13nにそれぞれ供給される。n個の電力増幅器131〜13nは、互いに並列に接続され、かつ互いに独立して電源のオン/オフ切替が可能であり、RF信号を同一利得で電力増幅した後、合成部(COMB)14に出力する。
【0012】
電力増幅器131〜13nの各出力は合成部14で合成され、バンドパスフィルタ15で指定チャンネルに帯域制限された後、アンテナ16を介して送信される。
【0013】
ところで、第1の実施形態では、電力増幅器131〜13nを冷却する冷却装置(cooling system)17と、冷却装置17の動作を制御するTX CONT(送信制御部)18とを備えている。
【0014】
TX CONT18は、温度検出部181と、出力電力検出部182と、冷却制御部183とを備えている。温度検出部181は、PA IF12とのインタフェース処理により各電力増幅器131〜13nの動作温度を検出する。
【0015】
出力電力検出部182は、方向性結合器19を介して入力される合成部14の出力信号を取り込み、各電力増幅器131〜13nの出力電力を検出する。冷却制御部183は、上記温度検出部181による検出結果及び上記出力電力検出部182による検出結果に基づいて、冷却装置17の動作を制御する。
【0016】
次に、上記構成における動作について説明する。
【0017】
図2は、電力増幅器131〜13nの温度−出力電力特性を示している。すなわち、電力増幅器131〜13nの温度が高くなるほど出力電力は劣化することを示している。電力増幅器131〜13nは動作開始時に自らの発熱により温度上昇し、図2に示すように出力電力値は劣化する。
【0018】
そこで、第1の実施形態では、TX CONT18により出力電力を決める制御を実行する。図3は、TX CONT18の制御処理手順を示すフローチャートである。
【0019】
まず、TX CONT18は、温度検出部181により検出した電力増幅器131〜13nの動作温度が上昇するか否かを監視し(ステップST3a)、動作温度が上昇している場合(Yes)、出力電力検出部182により検出した合成部14の出力電力が下降しているか否かの判断を行う(ステップST3b)。ここで、合成部14の出力電力が下降しているならば(Yes)、TX CONT18は冷却装置17の冷却能力を上げる制御を行う(ステップST3c)。なお、冷却装置17が停止している状態であれば、TX CONT18は冷却装置17を起動させて冷却装置17の冷却能力を上げる制御を行う。
【0020】
冷却装置17の冷却能力を上げる制御を行ってから所定時間経過後、TX CONT18は温度検出部181により検出した電力増幅器131〜13nの動作温度が下降するか否かを監視し(ステップST3c)、下降していなければ(No)、冷却装置17の冷却能力をさらに上げる制御を行う。一方、電力増幅器131〜13nの動作温度が下降しているならば(Yes)、TX CONT18は出力電力検出部182により検出した合成部14の出力電力が上昇しているか否かの判断を行う(ステップST3e)。ここで、合成部14の出力電力が上昇していなければ(No)、TX CONT18は冷却装置17の冷却能力をさらに上げる制御を行う。
【0021】
一方、合成部14の出力電力が上昇していれば(Yes)、TX CONT18は冷却装置17の冷却能力を下げる制御を行う(ステップST3f)。
【0022】
また、TX CONT18は、冷却装置17により冷却された電力増幅器131〜13nの動作温度が例えば5℃未満になるか否かを監視し(ステップST3g)、5℃未満になるまでは上記ステップST3a乃至ステップST3gの処理を繰り返し実行し、5℃未満になった場合に(Yes)、冷却装置17の動作を停止させる(ステップST3h)。
【0023】
一方、上記ステップST3aにおいて、電力増幅器131〜13nの動作温度が上昇せず、また、上記ステップST3bにおいて、電力増幅器131〜13nの動作温度が上昇しても合成部14の出力電力が下降しなければ、TX CONT18は、冷却装置17の冷却能力を現状維持する(ステップST3i)。
【0024】
以上のように上記第1の実施形態によれば、TX CONT18において、温度検出部181により検出した電力増幅器131〜13nの動作温度と、出力電力検出部182により検出した合成部14の出力電力とに基づいて、電力増幅器131〜13nを冷却する冷却装置17の冷却処理を制御するようにしているので、EXCITER11内にAGC回路を設ける必要がなく、これによりEXCITER11の簡素化を図ることができるとともに、冷却装置17の動作を制御することで消費電力を下げることもでき、コスト削減を図ることもできる。
【0025】
また、上記第1の実施形態によれば、TX CONT18において、電力増幅器131〜13nの動作温度が閾値を下回った場合に、比較的消費電力の大きい冷却装置17を停止させることにより、システム全体の消費電力を抑えることができる。
【0026】
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、電力増幅器131〜13nの温度−出力電力特性が予めわかっているものとし、電力増幅器131〜13nの全温度変化範囲に亘る複数の温度それぞれと、冷却装置17の動作を制御する駆動値とを対応付けた温度−駆動テーブルを利用して、冷却装置17の動作を制御するようにしている。
【0027】
図4は、第2の実施形態に係る送信装置の構成を示すブロック図である。図4において、上記図1と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0028】
第2の実施形態では、合成部14の出力RF信号をTX CONT18へ出力するための方向性結合器19及び信号線路をなくし、TX CONT18に電力増幅器131〜13nの全温度変化範囲に亘る複数の温度それぞれと、冷却装置17の動作を制御する駆動値とを対応付けた温度−駆動テーブル184を設けるようにした。
【0029】
温度−駆動テーブル184には、図5に示すように、電力増幅器131〜13nの変化範囲(例えば0℃〜45℃)において、1℃間隔の各温度値に対応付けて冷却装置17の駆動値が記憶してある。
【0030】
次に、上記第2の実施形態の構成における動作について説明する。
図6は、TX CONT18の制御処理手順を示すフローチャートである。
【0031】
まず、TX CONT18は、温度検出部181により電力増幅器131〜13nの動作温度を検出し(ステップST6a)、動作温度が例えば7℃である場合に、温度−駆動テーブル184から7℃に対応する駆動値(ac)を読み出し(ステップST6b)、この読み出した駆動値(ac)で冷却装置17の動作を制御する(ステップST6c)。
【0032】
そして、TX CONT18は、冷却装置17により冷却された電力増幅器131〜13nの動作温度が例えば5℃未満になるか否かを監視し(ステップST6d)、5℃未満になるまでは上記ステップST6a乃至ステップST6dの処理を繰り返し実行し、5℃未満になった場合に(Yes)、冷却装置17の動作を停止させる(ステップST6e)。
【0033】
また、TX CONT18は、温度検出部181により検出した電力増幅器131〜13nの動作温度が例えば45℃である場合に、温度−駆動テーブル184から45℃に対応する駆動値(yy)を読み出し、この読み出した駆動値(yy)で冷却装置17の動作を制御する。このとき、冷却装置17は、最大の冷却能力で動作することになる。
【0034】
以上のように上記第2の実施形態によれば、TX CONT18において、電力増幅器131〜13nの全温度変化範囲に亘り、各温度ごとに冷却装置17の動作を制御する駆動値を温度−駆動テーブル184に記憶するようにしている。このため、温度−駆動テーブル184を利用することで、電力増幅器131〜13nの動作温度を検出するだけで、電力増幅器131〜13nの全温度変化範囲に亘って冷却装置17の動作を正確に制御することができる。
【0035】
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、TX CONT18において、電力増幅器131〜13nの全温度変化範囲を複数の温度範囲に分割し、これら分割温度範囲ごとにそれぞれ1つの代表温度と、駆動値とを対応付けた温度−駆動テーブルを利用して、冷却装置17の動作を制御するようにしている。
【0036】
図7は、第3の実施形態のTX CONT18に設けられる温度−駆動テーブル185の記憶内容を示している。温度−駆動テーブル185は、図7に示すように、電力増幅器131〜13nの変化範囲(例えば0℃〜45℃)を分割し、分割温度領域ごとにそれぞれ一つの代表温度と、冷却装置17の駆動値とを対応付けて記憶してある。
【0037】
次に、上記第3の実施形態の構成における動作について説明する。
まず、TX CONT18は、温度検出部181により電力増幅器131〜13nの動作温度を検出し、動作温度が例えば7℃である場合に、温度−駆動テーブル185から7℃に属する分割温度領域の代表温度5℃を求め、この5℃に対応する駆動値(aa)を読み出し、この読み出した駆動値(aa)で冷却装置17の動作を制御する。
【0038】
そして、TX CONT18は、冷却装置17により冷却された電力増幅器131〜13nの動作温度が例えば5℃未満になるか否かを監視し、5℃未満になった場合に、冷却装置17の動作を停止させる。
【0039】
また、TX CONT18は、温度検出部181により検出した電力増幅器131〜13nの動作温度が例えば45℃である場合に、温度−駆動テーブル185から45℃に属する分割温度領域の代表温度45℃を求め、この45℃に対応する駆動値(yy)を読み出し、この読み出した駆動値(yy)で冷却装置17の動作を制御する。このとき、冷却装置17は、最大の冷却能力で動作することになる。
【0040】
以上のように第3の実施形態によれば、電力増幅器131〜13nの全温度変化範囲を複数の温度範囲に分割し、これら分割温度範囲ごとにそれぞれ1つの代表温度と、冷却装置17の動作を制御する駆動値とを対応付けた温度−駆動テーブル185をTX CONT18に設けるようにしている。このため、代表温度に対応する駆動値で冷却装置17の動作を制御すればよく、記憶容量を大幅に低減することができ、これによりTX CONT18の小型化を図ることができる。
【0041】
(その他の実施形態)
各実施形態では、合成部14の出力段にバンドパスフィルタ15を設ける例について説明した。これに限ることなく、光ケーブルや他の有線ケーブルまたは無線ケーブルにRF信号を送出するための送出部であってもよい。
【0042】
また、上記第1の実施形態では、合成部14の出力側に方向性結合器19を設ける例について説明したが、図8に示すように、バンドパスフィルタ15の出力側に方向性結合器20を設けるものであってもよい。図8において、上記図1と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0043】
出力電力検出部182は、方向性結合器20を介して入力されるバンドパスフィルタ15の出力信号を取り込み、各電力増幅器131〜13nの出力電力を検出する。すると、冷却制御部183は、上記温度検出部181による検出結果及び上記出力電力検出部182による検出結果に基づいて、冷却装置17の動作を制御する。なお、上記出力電力検出部182は、バンドパスフィルタ15で帯域制限された各電力増幅器131〜13nの出力電力であっても、上記第1の実施形態と同様に、検出できる。
【0044】
また、合成部14の出力側に方向性結合器19を設け、バンドパスフィルタ15の出力側に方向性結合器20を設けるものであってもよい。この場合も、上記出力電力検出部182は、上記第1の実施形態と同様に、各電力増幅器131〜13nの出力電力を検出できる。
【0045】
その他、上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
【符号の説明】
【0046】
11…EXCITER、12…PA IF、13…電力増幅部、131〜13n…電力増幅器、14…合成部、15…バンドパスフィルタ、16…アンテナ、17…冷却装置、18…TX CONT、181…温度検出部、182…出力電力検出部、183…冷却制御部、184…温度−駆動テーブル、19,20…方向性結合器。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
伝送信号を電力増幅する電力増幅部と、
この電力増幅部の出力を伝送路へ送出する送出部と、
前記電力増幅部を冷却する冷却部と、
前記電力増幅部の温度を検出する温度検出手段と、
前記電力増幅部の出力電力を検出する出力電力検出手段と、
前記温度検出手段の検出結果及び前記出力電力検出手段の検出結果に基づいて、前記冷却部の冷却処理を制御する冷却制御手段とを具備することを特徴とする送信装置。
【請求項2】
前記冷却制御手段は、前記温度検出手段で検出される温度が予め決められた値を下回った場合、前記冷却部の動作を停止させることを特徴とする請求項1記載の送信装置。
【請求項3】
前記送出部は、前記電力増幅部の出力を帯域制限して伝送路へ送出するバンドパスフィルタを備えることを特徴とする請求項1記載の送信装置。
【請求項4】
伝送信号を電力増幅する電力増幅部と、
この電力増幅部の出力を伝送路へ送出する送出部と、
前記電力増幅部を冷却する冷却部と、
前記電力増幅部の温度を検出する温度検出手段と、
温度と、前記冷却部の冷却処理を制御するための駆動値とを対応付けたテーブルを記憶する記憶手段と、
前記温度検出手段による検出結果に基づいて、前記テーブルを参照し、この参照結果に基づき検出された温度に対応する駆動値を読み出して、この読み出した駆動値で前記冷却部の冷却処理を制御する冷却制御手段とを具備することを特徴とする送信装置。
【請求項5】
前記冷却制御手段は、前記温度検出手段で検出される温度が予め決められた値を下回った場合、前記冷却部の動作を停止させることを特徴とする請求項4記載の送信装置。
【請求項6】
前記送出部は、前記電力増幅部の出力を帯域制限して伝送路へ送出するバンドパスフィルタを備えることを特徴とする請求項4記載の送信装置。
【請求項7】
前記記憶手段は、前記温度検出手段により検出される全温度範囲に亘る複数の温度それぞれと、前記駆動値とを対応付けたテーブルを記憶することを特徴とする請求項4記載の送信装置。
【請求項8】
前記記憶手段は、前記温度検出手段により検出される全温度範囲を複数の温度範囲に分割し、これら分割温度範囲ごとにそれぞれ1つの代表温度と、前記駆動値とを対応付けたテーブルを記憶することを特徴とする請求項4記載の送信装置。
【請求項9】
伝送信号を電力増幅する電力増幅部と、この電力増幅部の出力を伝送路へ送出する送出部と、前記電力増幅部を冷却する冷却部とを備える送信装置で使用される制御方法において、
前記電力増幅部の温度を検出し、
前記電力増幅部の出力電力を検出し、
前記検出した温度及び前記検出した出力電力に基づいて、前記冷却部の冷却処理を制御することを特徴とする制御方法。
【請求項10】
伝送信号を電力増幅する電力増幅部と、この電力増幅部の出力を伝送路へ送出する送出部と、前記電力増幅部を冷却する冷却部とを備える送信装置で使用される制御方法において、
前記電力増幅部の温度を検出し、
温度と、前記冷却部の冷却処理を制御するための駆動値とを対応付けたテーブルをメモリに記憶し、
前記検出した温度に基づいて、前記テーブルを参照し、この参照結果に基づき検出された温度に対応する駆動値を読み出して、この読み出した駆動値で前記冷却部の冷却処理を制御することを特徴とする制御方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2013−62655(P2013−62655A)
【公開日】平成25年4月4日(2013.4.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−199278(P2011−199278)
【出願日】平成23年9月13日(2011.9.13)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】