説明

電動パワーステアリング装置

【課題】 本発明は軸受を用いてモータシャフトをハウジング内に支持する構成とされた電動パワーステアリング装置に関し、悪路走行時等の振動印加時においても異音の発生を防止することを課題とする。
【解決手段】 ハウジング12,13,14と、このハウジング12,13,14に移動可能に支持されると共にピニオン22と噛合したラック軸15と、モータシャフト32を介してラック軸15にアシストトルクを付与する電動モータ30と、モータシャフト32のラジアル方向に対する支持を行うラジアルベアリング34と、モータシャフト32のスラスト方向に対する支持を行うスラストベアリング33とを有しており、モータシャフト32をヨークハウジング14に対してスラスト方向(X1方向)に付勢する予圧用ゴム20を設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は電動パワーステアリング装置に係り、特に軸受を用いてモータシャフトをハウジング内に支持する構成とされた電動パワーステアリング装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、電動パワーステアリング装置は、ステアリングホイールの回転を入力軸、ピニオン軸を介してラック軸に伝達し、このラック軸の両端部に連結したタイロッドを介して左右前輪を転舵するものであり、ステアリングホイールに加えられた操舵トルクをトルクセンサによって検出し、この検出トルクに基づいてラック軸上に配置した電動モータを駆動し、ボールネジ装置を介してこの電動モータの出力トルクをラック軸に伝えることにより操舵力をアシストするようになっている。
【0003】
また、例えば特許文献1に開示される、ラック軸周りにアシスト用の電動モータを配設した構成の電動パワーステアリング装置においては、電動モータのモータシャフトにボールネジ装置を構成するナットが連結され、このナットの内周に形成されたネジ溝にラック軸上に形成されたネジ溝がボールを介して係合されている。
【0004】
図4は、特許文献1に開示された電動パワーステアリング装置の要部構成図である。また、図5は図4における矢印Bで示す部分を拡大して示す図である。
【0005】
図示されるように、電動パワーステアリング装置100は、第1のラックハウジング112,第2のラックハウジング113,及びヨークハウジング114により形成されるハウジング空間内にモータシャフト132が配設された構成とされている。モータシャフト132の図中矢印X1方向端部は、スラストベアリング133により第1のラックハウジング112に支持されている。また、モータシャフト132の図中矢印X2方向端部は、ラジアルベアリング134によりヨークハウジング114に支持されている。尚、図中符号131で示すのは、電動モータの一部を構成する駆動ステータである。
【0006】
スラストベアリング133はモータシャフト132に対しスラスト方向(図中、矢印X1,X2方向)に印加される荷重を支持するものであり、外輪133A,内輪133B,ボール133Cにより構成されている。また、ラジアルベアリング134は、モータシャフト132に対しラジアル方向(円筒形状とされたモータシャフト132の径方向)に印加される荷重を支持するものであり、外輪134A,内輪134B,ボール134Cにより構成されている。
【0007】
また、スラストベアリング133の外輪133Aは第1のラックハウジング112に固着されており、内輪133Bはモータシャフト132に固着されている。ラジアルベアリング134の外輪134AはOリング136を介してヨークハウジング114の内面に摺接しており、内輪134Bはモータシャフト132に固着された構成とされていた。
【特許文献1】特開2003−335249号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、上記構成とされた電動パワーステアリング装置100を搭載した車両が悪路走行を行った場合、車輪の振動が各ハウジング112〜114及び各ベアリング133,134を介してモータシャフト132に伝達される。従来の電動パワーステアリング装置100は、モータシャフト132がスラスト方向(図中矢印X1,X2方向)に若干量移動可能となっていた。
【0009】
即ち、スラストベアリング133においては、スラスト荷重を受けるために一般にスラスト方向に若干の移動余裕を持たせており、またラジアルベアリング134はシール用のOリング136により外輪134Aがヨークハウジング114の内壁に対して若干移動できる構成とされている。このため、上記したような悪路走行により振動が電動パワーステアリング装置100に印加されると、モータシャフト132がハウジング空間でスラスト方向(図中矢印X1,X2方向)に変位してしまい、これによりスラストベアリング133で上記の移動余裕に起因して異音が発生してしまうという問題点があった。
【0010】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、悪路走行時等の振動印加時においても異音の発生を防止しうる電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記の課題を解決するために本発明では、次に述べる各手段を講じたことを特徴とするものである。
【0012】
請求項1記載の発明に係る電動パワーステアリング装置は、
ハウジングと、
該ハウジングに移動可能に支持されると共にステアリングシャフトに接続されたピニオンと噛合したラック軸と、
前記ハウジング内のラック軸回りに配設されており、モータシャフトを介して前記ラック軸にアシストトルクを付与する電動モータと、
前記ハウジングと前記モータシャフトとの間に配設され、前記モータシャフトのラジアル方向に対する支持を行う第1の軸受と、
前記ハウジングと前記モータシャフトとの間に配設され、前記モータシャフトのスラスト方向に対する支持を行う第2の軸受とを有しており、
該モータシャフトを前記ハウジングに対して前記スラスト方向に付勢する付勢部材を設けたことを特徴とするものである。
【0013】
上記発明によれば、モータシャフトをハウジングに対してスラスト方向に付勢する付勢部材を設けたことにより、付勢部材の付勢力はモータシャフトを介して第2の軸受をスラスト方向に付勢する与圧として印加される。このため、第2の軸受がスラスト方向に対してがたついて異音が発生することを防止できる。
【0014】
また、請求項2記載の発明は、
請求項1記載の電動パワーステアリング装置において、
前記第1の軸受を前記モータシャフトに固着すると共に、前記ハウジングに対してスラスト方向に移動可能な構成とし、
前記付勢部材を前記ハウジングに固定し、
前記付勢部材が前記第1の軸受を付勢することにより、該第1の軸受を介して前記モータシャフトを前記ハウジングに対して前記スラスト方向に付勢する構成としたことを特徴とするものである。
【0015】
上記発明によれば、ハウジングに固定した付勢部材が第1の軸受を付勢することにより、第1の軸受を介してモータシャフトをハウジングに対してスラスト方向に付勢する構成としたことにより、簡単な構成で第2の軸受に対し与圧を付与することができる。
【0016】
また、請求項3記載の発明は、
請求項1または2記載の電動パワーステアリング装置において、
前記付勢部材は、ゴムであることを特徴とするものである。
【0017】
上記発明によれば、付勢部材をゴムとしたため低コストで第2の軸受に対し与圧を付与することができ、またモータシャフトとハウジングとの間で振動が伝達されるのを防止することができる。
【0018】
また、請求項4記載の発明は、
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電動パワーステアリング装置において、
前記第2の軸受は複列ベアリングであることを特徴とするものである。
【0019】
上記発明によれば、第2の軸受として複列ベアリングを用いることにより、複列ベアリングは玉(ボール)が軸方向に複数個配設されているためモータシャフトのスラスト方向荷重を確実に支持することができる。また、複列ベアリングは単列ベアリングに比べてがたつきが発生しやすいが、付勢部材を設けることによりがたつきの発生を確実に防止できる。
【発明の効果】
【0020】
上述の如く本発明によれば、付勢部材の付勢力は第2の軸受をスラスト方向に付勢する与圧として印加されるため、第2の軸受にがたつきが発生することを防止することができ、よって電動パワーステアリング装置に異音が発生することを防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面と共に説明する。
【0022】
図1乃至図3は、電動パワーステアリング装置10を示している。図1は電動パワーステアリング装置10の全体構成を示す断面図であり、図2は電動パワーステアリング装置10の要部構成を示す図であり、また図3は図2における矢印Aで示す部分を拡大して示す図である。
【0023】
電動パワーステアリング装置10は、大略するとギヤハウジング11,ラック軸15,ピニオン22,電動モータ30,及びモータシャフト32等を有した構成とされている。ギヤハウジング11は、中空円筒状の第1ラックハウジング12および第2ラックハウジング13と、これらラックハウジング12、13の間に設けられたヨークハウジング14からなり、各ハウジング12、13、14は図示しないボルトによって同軸的に結合されている。
【0024】
ギヤハウジング11には、ラック軸15が軸線方向に移動可能に貫通され、第1および第2ラックハウジング12、13より突出されたラック軸15の両端は、図示しないタイロッドを介して左右の前輪に連結される。また、第1ラックハウジング12にはステアリングシャフトに連結したピニオン22が配設されており、このピニオン22はラック軸15に形成されたラック歯16に噛合している。
【0025】
よって、運転者がステアリングホイールを操作すると、この操作力によりステアリングシャフトを介してピニオン22が回転し、ピニオン22とラック歯16の噛合によりピニオン22の回転はラック軸15の直線移動に変換され、これによりタイロッドを介して前輪の操舵が行なわれる。
【0026】
また、前記第1ラックハウジング12には、ラック軸15を挟んでピニオン22と対向する位置にシリンダ穴23がラック軸15の軸線と直交する方向に形成され、このシリンダ穴23にラック軸15の周面に接合するラックガイド24が摺動可能に収納されている。ラックガイド24はその背面側に設けられたスプリング25のばね力により、ラック軸15をピニオン22に向けて押圧している。
【0027】
電動モータ30は、ギヤハウジング11を構成するヨークハウジング14内のラック軸15の回りに配設されており、後述するようにモータシャフト32を介してラック軸15にアシストトルクを付与する機能を奏する。この電動モータ30はブラシレスDCモータであり、固定子となる駆動ステータ31と、回転子となるモータシャフト32とを有した構成とされている。駆動ステータ31はコイルが巻回されており、ヨークハウジング14の内壁に配設されている。また、モータシャフト32は中空円筒状をなし、ラック軸15の周りに同軸的に遊嵌されている。
【0028】
モータシャフト32の図中矢印X1方向端部は、第1ラックハウジング12内まで延出しており、スラストベアリング33により第1ラックハウジング12に回動可能に支持されている。また、モータシャフト32の図中矢印X2方向端部は第2のラックハウジング13内まで延出しており、この端部近傍位置はラジアルベアリング34によりヨークハウジング14に回動可能に支持されている。
【0029】
スラストベアリング33はモータシャフト32に対しスラスト方向(図中、矢印X1,X2方向)に印加される荷重を支持するものであり、外輪33A,内輪33B,ボール33Cにより構成されている。本実施例では、スラストベアリング33としてボール33Cがスラスト方向に複数個配置された複列ベアリングを用いている。このように複列ベアリングはボール33Cが軸方向に複数個配設されているため、モータシャフト32のスラスト方向荷重を確実に支持することができる。
【0030】
これに対し、ラジアルベアリング34は、モータシャフト32に対しラジアル方向(円筒形状とされたモータシャフト32の径方向)に印加される荷重を支持するものである。このラジアルベアリング34は、外輪34A,内輪34B,及びボール34Cにより構成されている。
【0031】
また、スラストベアリング33の外輪33Aは第1のラックハウジング12に固着されており、内輪33Bはモータシャフト32に固着されている。ラジアルベアリング34の外輪34AはOリング36を介してヨークハウジング14の内面に摺接しており、内輪34Bはモータシャフト32に固着された構成とされていた。
【0032】
スラストベアリング33は、スラスト荷重を受けるために一般にスラスト方向に若干の移動余裕を持たせている。また図3に拡大して示すように、ヨークハウジング14の内壁にはOリング36が配設されており、ラジアルベアリング34の外輪34AはOリング36と当接した構成とされている。
【0033】
このOリング36は、ヨークハウジング14と外輪34Aとの間を液密にシールするために設けられている。このようにヨークハウジング14と外輪34Aとの間にOリング36が配設されることにより、ラジアルベアリング34はラジアル方向に対してはヨークハウジング14に対してモータシャフト32を支持するが、スラスト方向(矢印X1,X2方向)に対してはヨークハウジング14に対して移動可能な構成となっている。
【0034】
ボールネジ装置37は、モータシャフト32の図中矢印X2方向端部に設けられている。このボールネジ装置37は、ネジ溝15B,ナット38,ネジ溝38A,及びボール39等により構成されている。ナット38は、モータシャフト32の図中矢印X2方向端部の内周位置に装着されている。
【0035】
ナット38の内周にはネジ溝38Aが形成され、このネジ溝38Aに対応するラック軸15の外周にネジ溝15Bが形成され、両ネジ溝38A、15B間にボール39が介在されている。これにより、モータシャフト32と共に回転するボールネジのナット38の回転運動をラック軸15の軸方向運動に変換するようになっている。
【0036】
上記した構成により、図略のトルクセンサ、車速センサ等からの信号が入力されるパワーステアリング用の制御装置(PSECU)により、電動モータ30への供給電力が制御され、電動モータ30が駆動される。電動モータ30の駆動によりモータシャフト32が回転すると、モータシャフト32と一体とされたボールネジ装置50を構成するナット38も回転する。これにより、ボール39を介してネジ溝15Bが形成されたラック軸15は矢印X1,X2方向に移動され、これにより操舵力がアシストされる。
【0037】
ここで、ラジアルベアリング34と第2のラックハウジング13の図中矢印X1方向の端部13Aに注目する。
【0038】
各図に示されるように、ラジアルベアリング34の外輪34Aと第2のラックハウジング13の端部13Aとの間には予圧用ゴム20が配設された構成とされている。この予圧用ゴム20は、端部13A或は外輪34Aのいずれに固定された構成としてもよいが、本実施例では組み立て性の面より第2のラックハウジング13の端部13Aに接着剤を用いて固定された構成とされている。
【0039】
この際、予圧用ゴム20は、端部13Aと外輪34Aとの間に配設された状態で、圧縮された構成とされている。また前記したように、ラジアルベアリング34の内輪34Bはモータシャフト32に固着されると共に、外輪34Aはヨークハウジング14に対して移動可能な構成とされている。このため、予圧用ゴム20は蓄成された弾性力により、ラジアルベアリング34を介してモータシャフト32をヨークハウジング14に対して図中矢印X1方向(スラスト方向)に付勢する。
【0040】
これにより、予圧用ゴム20の付勢力はラジアルベアリング34及びモータシャフト32を介して内輪33Bを図中矢印X1方向(スラスト方向)に付勢する与圧としてスラストベアリング33に印加される。よって、外輪33Aと内輪33Bとの間に若干に移動余裕が存在しても、予圧用ゴム20により印加される予圧により内輪33BはX1方向に付勢され、この移動余裕はなくなった状態となっている。
【0041】
このため、車両が悪路走行し振動が電動パワーステアリング装置10に印加されたとしても、スラストベアリング33において異音が発生することを確実に防止することができる。また、単に第2のラックハウジング13の端部13Aとラジアルベアリング34の外輪34Aとの間に予圧用ゴム20を配設するだけの簡単な構成で異音発生を抑制でするため、電動パワーステアリング装置10の構成を複雑かすることなく、また低コストで異音の発生を防止することができる。
【0042】
更に、スラストベアリング33に予圧を付勢する手段として本実施例のように予圧用ゴム20を用いることにより、ゴムよりなる予圧用ゴム20は第2のラックハウジング13とモータシャフト32との間で振動が伝達されるのを防止する機能をも奏するため、これによっても電動パワーステアリング装置10に異音が発生することを防止できる。
【0043】
尚、予圧用ゴム20に代えて、予圧をスラストベアリング33に付勢する付勢部材として他の弾性部材を用いることも可能である。例えば,端部13Aと外輪34Aとの間に皿バネを配設する構成も考えられる。この構成では、スラストベアリング33に対して予圧の付与はできるが、第2のラックハウジング13とモータシャフト32との間で振動は伝達されてしまうため、上記した実施例のように付勢部材としてはゴムを用いることが望ましい。
【0044】
また、上記した実施例では、ラジアルベアリング34の外輪34Aがヨークハウジング14に対して移動可能で、かつ内輪34Bがモータシャフト32に固定された構成であっため、付勢手段となる予圧用ゴム20を端部13Aと外輪34Aとの間に配設した。しかしながら、予圧用ゴム20の配設位置はこの位置に限定されるものではなく、スラストベアリング33が有する前記の移動余裕(異音の原因となる移動余裕)を無くする方向に予圧を印加することが可能であれば、他の位置に配設する構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】図1は、本発明の一実施例である電動パワーステアリング装置の断面図である。
【図2】図2は、本発明の一実施例である電動パワーステアリング装置の要部構成図である。
【図3】図3は、図2に矢印Aで示す部分を拡大して示す図である。
【図4】図4は、従来の一例である電動パワーステアリング装置の要部構成図である。
【図5】図5は、図4に矢印Bで示す部分を拡大して示す図である。
【符号の説明】
【0046】
10 電動パワーステアリング装置
12 第1のラックハウジング
13 第2のラックハウジング
14 ヨークハウジング
15 ラック軸
20 予圧用ゴム
22 ピニオン
30 電動モータ
31 駆動ステータ
32 モータシャフト
33 スラストベアリング
34 ラジアルベアリング
36 Oリング
37 ボールネジ装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハウジングと、
該ハウジングに移動可能に支持されると共にステアリングシャフトに接続されたピニオンと噛合したラック軸と、
前記ハウジング内のラック軸回りに配設されており、モータシャフトを介して前記ラック軸にアシストトルクを付与する電動モータと、
前記ハウジングと前記モータシャフトとの間に配設され、前記モータシャフトのラジアル方向に対する支持を行う第1の軸受と、
前記ハウジングと前記モータシャフトとの間に配設され、前記モータシャフトのスラスト方向に対する支持を行う第2の軸受とを有しており、
該モータシャフトを前記ハウジングに対して前記スラスト方向に付勢する付勢部材を設けたことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
【請求項2】
請求項1記載の電動パワーステアリング装置において、
前記第1の軸受を前記モータシャフトに固着すると共に、前記ハウジングに対してスラスト方向に移動可能な構成とし、
前記付勢部材を前記ハウジングに固定し、
前記付勢部材が前記第1の軸受を付勢することにより、該第1の軸受を介して前記モータシャフトを前記ハウジングに対して前記スラスト方向に付勢する構成としたことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
【請求項3】
請求項1または2記載の電動パワーステアリング装置において、
前記付勢部材は、ゴムであることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電動パワーステアリング装置において、
前記第2の軸受は複列ベアリングであることを特徴とする電動パワーステアリング装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate


【公開番号】特開2006−213280(P2006−213280A)
【公開日】平成18年8月17日(2006.8.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−30638(P2005−30638)
【出願日】平成17年2月7日(2005.2.7)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【Fターム(参考)】