説明

電子レンジ用容器

【課題】 電子レンジ用の容器は、合成樹脂製の容器であって、容器体に被嵌する蓋体との間に、その嵌合部が冷却中は固いハメアイがされていて、高温になるに従い膨張し、発生する容器中の空気及び蒸気を抜くために嵌合部を緩くなるように形成されているが、この隙間を沸騰する蒸気圧力で蓋体を押し開き、煮汁等が飛散して電子レンジ内を汚損することがあったのを解決する。
【解決手段】 容器体20の中央で凹状に形成する食品収納部の外周に幅狭のフランジ23Aと、幅広のフランジ23Bを連続一体的に形成し、蓋体30は前記容器体20と外形を同じとし、蓋体30の幅広のフランジ33Bには上方に凸状とした指掛け部34と、該指掛け部34を除くフランジ33内部にリブ35を設けて,その蓋体30を嵌め込み組み合わせることで、指掛け部34とフランジ23B面とで長手方向に連通する蒸気通路40を形成するようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般家庭でも多用されるようになった合成樹脂製ランチトレーに係り、該ランチトレーを使用して電子レンジで食品を温めるときに使用し、保存用にも使用できる合成樹脂製容器に関する。
【背景技術】
【0002】
ランチトレーは、レストランでも広く使用されている。たとえば、皿状のランチトレーには飯や副食物等が並べられ、和食、洋食の区別なく、広く使用されている。このランチトレーの食物を電子レンジで温めるとき、一般的にはフィルム状のラップで食物を覆い、皿状のランチトレーを包み込むように、ラップの端部を該トレーの下方に回し込んでいる。そのため、電子レンジで温めていると、空気が膨張してラップを引き裂くような破裂音が発生することもあり、そしてまた、内部にたまった煮汁がラップの内部を伝って皿状の下部に導かれ、電子レンジの内部を汚損してしまう。
【0003】
容器に食品を入れ、その食品を保存ができ、電子レンジで食品を温めることもできるようにしたものとして、容器本体の開口縁の外周に環状溝を設けて、その容器本体に被嵌される蓋体には前記環状溝に嵌合される嵌合縁を設けて、この環状溝と嵌合縁とを嵌合し、この両者の嵌合位置を変化させることにより蓋体を被嵌した容器本体内を密閉又は通気可能に作用部を形成した食品保存用蓋付き容器が存在する(下記特許文献1参照)。
【0004】
また、電子レンジで加熱したとき容器内部で発生する水蒸気の圧力によって部分的にコーナー部の嵌合を解除して通気路を生じせしめると共に発生した水蒸気を外部に放出し、その後加熱をやめることによって容器内部の温度が低下しても、自然に蓋体で容器が密閉されることなく通気路を通して容器内部に逆流する空気を取り込むことができるようにした包装用容器もある(下記特許文献2参照)。
【0005】
容器体の周縁部内側に蓋体の周鍔部を嵌合可能な蓋嵌合部を設け、蓋嵌合部は蓋体の周鍔部を載置可能な載置面部及び載置面から蒸気抜き凹部を除いて立ち上がる立上壁部にその蓋体の載置面部からの蒸気による浮上を許容可能な係止凹部を設けた電子レンジ用食品容器も提案されている(下記特許文献3参照)。
【0006】
さらには、電子レンジで加熱調理する際、蒸気を自動的に制御して容器本体と蓋体の嵌合が蒸気圧により外れたりせず、しかも、煮汁を一切容器外に漏らすことがない電子レンジ調理用システム容器も提案されている(下記特許文献4参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】実開昭62−96343号公報
【特許文献2】特開2001−97436号公報
【特許文献3】特開2004−35051号公報
【特許文献4】特開2004−305716号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上記特許文献1ないし4に記載された電子レンジ用の容器は、いずれも容器体と蓋体とは耐熱性の合成樹脂で製造されているが、容器本体の環状溝と嵌合縁とを嵌合し、この両者の嵌合位置を変化させ、容器体を密閉又は通気可能にする(特許文献1参照)が、この通気可能に嵌合位置を変化させるのは取扱者がするため、これを忘れると沸騰する煮汁が蓋を押し開けて、電子レンジ内を汚損する恐れがある。
【0009】
また、容器本体は浅底ではあるが、少なくとも蓋体はシート状の薄い材料で成形され、容器本体と蓋体とは蓋体に設けた係合部(嵌合部)で結合され、容器本体に蓋をしてその内部が高温になるに従い膨張、あるいは、冷却するに従い縮小し、内部に発生した蒸気を放出して縮小するようにした(特許文献2,3及び4参照)ことにあり、シート状の薄い材料で成形され、温度変化に伴って変形するのであり、この点から見て蓋体は、容器本体に蓋体は取り付けにくく、電子レンジのように短時間で高温化する場合、内部の収納物が急激に沸騰して蓋体を押し開け煮汁をあふれさせ、前記と同様に電子レンジの内部をおそんする恐れがある。
【0010】
すなわち、合成樹脂で成形されたランチトレー(以下、「容器体」という)に対して、その容器体に適した合成樹脂製の蓋体を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0011】
この目的を達成するための手段として本発明は、次のような構成を採用する。
【0012】
本発明の容器は、中央には食品を収納する凹状の収納部を設け、該凹所の上部で水平な幅広のフランジと、幅狭フランジで一体的に耐熱性合成樹脂材料で成形した外観皿形状の容器体と、その容器体と外形状を同一として耐熱性合成樹脂で成形した蓋体とで構成され、その蓋体の幅狭のフランジに続く広幅のフランジの中央には上方に向かって凸状とした指掛け部を設け、前記容器体に該蓋体を被嵌することによって相互のフランジ部で重ねられ、前記指掛け部は、容器体のフランジ面とで長手方向に連通する蒸気通路を形成することを第一の特徴とする。
【0013】
上記容器体は、一般的にレストランでも使用され、一般家庭でも使用されているものである。この容器体は、中央に食品を収納する凹所があり、幅広のフランジと幅狭のフランジが一体に成形された容器体であり、その幅広のフランジは、本来手持ちすることと、装飾のためのデザインを施す箇所ともなっている。これに、単に蓋体を載せ、または、取り外すときであっても、容器体の外周のフランジ部は平坦であることにより、かえってその位置合わせがし難くなっている。それを解決するために、蓋体の広幅部分に指掛け部を設け、その指掛け部に指をかけて蓋体を持ち、容器体の外形に合わせるように容器体のフランジに載置すると被嵌でき、指掛け部と容器体の幅広部分のフランジとで蒸気通路を形成する。この蒸気通路は、電子レンジで調理するときの高温化に伴う蒸気を逸早く放出し、さらに高温化して飛沫のように煮汁がはね上がっても幅広部分があるから、その飛沫による汚濁は容器体の幅広のフランジ部にとどまる。
【0014】
そして、蓋体は、上底面から斜め外側に傾斜する姿勢で立ち下がる側面と、側面の全周縁に沿って水平方向に帯状に形成する蓋体側のフランジ面と、凸状に形成した指掛け部を除く蓋体側フランジ面の内周に沿って形成されるリブによって容器体と蓋体は嵌め込まれ組合せをすることを第二の特徴としている。
【0015】
蓋体に設けたリブは、蓋としての強度を維持するだけでなく、被嵌する容器体に対しては緩い嵌め込みではあるが、その嵌め込み時の案内と、容器体と蓋体とを組み合わせて持ち歩くときの横滑りを防止し、電子レンジを使用中は、煮汁が沸騰したとき飛沫のように跳ね上がっても、その結露と共に容器体内にリブが案内し、容器体のフランジ部にはね上がるのは広幅のフランジの蒸気通路部分であって、幅狭のフランジ部分へは垂下したリブが浸入を防止している。
【0016】
さらには、蓋体は、半透明な耐熱性樹脂で成形し、少なくとも上底面から内部が透視可能としたことを第三の特徴としている。
【0017】
容器体に蓋体を被嵌しても、内部が見えるように少なくとも上底面から透視可能なようにすることが望ましい。すなわち、目視による食欲の向上とともに、電子レンジで調理するようなときでも、その外部から状態を観察するときに確認をし易くしている。
【発明の効果】
【0018】
本発明の合成樹脂製の蓋体には、その幅広としたフランジ部で指掛け部を設けているので、容器体の幅広のフランジ部に重ね合わされて両側に連通する蒸気通路が構成され、電子レンジ内で加温調理するとき、食品から出る飛沫のような煮汁の飛散を、容器体の幅広のフランジ内に留めることになるから、電子レンジ内の汚損はない。そして、容器体と蓋体とを組み合わせた状態で運搬するとき、指掛け部の上面と、容器体のフランジ下面とに間隔のある厚みがあるため、指をかけて把持力を加え易いので,運搬の安全性が保証される。
【0019】
また、蓋体には、蓋体の指掛け部を除くフランジ部内周に沿って設けたリブとそのフランジによって、指掛け部で蓋体を持ちながら容器体と蓋体とを重ね嵌め合わされ、このときの蓋体のリブは、十分に隙間のある嵌め込みではあるが容器体に対して位置決めとして機能し、そして電子レンジで調理中は、容器体内の食品から発生する水蒸気が結露しても、その結露を容器体内に戻し、さらには、電子レンジによる調理に際しては、食品から出る飛沫状の水滴を、蒸気通路を除く重ね合わされたフランジの間への浸入を防止している。
【0020】
蓋体は、容器体と同様な板厚で成形されているから、重さがあるので遊合関係にある嵌め合いでありながら安定しており、自動食器洗浄機の使用にも耐えることができ、レストラン、一般家庭を問わず衛生的に、使い捨てすることなく繰り返し使用でき、エコ化の一助ともなる。また、容器体と蓋体を組んだ状態で運搬するとき、指掛け部の上面とその容器体のフランジ下面とに間隔があるから、それぞれに指をかけ把持力が加え易くなっているので、安定した運搬ができる。
【0021】
すなわち、容器体と蓋体とは、ガタのある組合せであるが、指掛け部に指をかけて持ち、フランジ同士で突き合わせながらリブの案内によって嵌め込み易く、また、外し易くなっており、指掛け部は、その容器体の幅広としたフランジ部で空気通路を形成しているから電子レンジ使用時の蒸気抜け路として機能する。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明の容器体に蓋体を組み込んだ実施の形態を示す斜視図。
【図2】上記実施の形態に示す容器体の平面図と要部の断面図。
【図3】上記実施の形態に示す蓋体の平面図と要部の断面図。
【図4】上記実施の形態に示す容器体に蓋体を嵌め込み組んだ中央位置全断面図
【図5】上記実施の形態に示す容器体と蓋体との組んだ要部の断面図。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下図面を引用しながら本発明の合成樹脂製の容器体と、それに嵌め込み組み込む蓋体の実施の形態を説明する。
【0024】
容器10は、耐熱性合成樹脂で成形した容器体20と、蓋体30とからなる(図1)。容器体20の樹脂材料は、PET樹脂、PBT樹脂またはABS樹脂、等の材料を用いて成形し、容器としての装飾性の向上のため、内部及び外部をウレタン樹脂塗料等で塗装する。このPET樹脂は、リサイクルされたペットボトルの粉砕物を用いてもよく、この樹脂にPBT樹脂あるいはABS樹脂を混合すると、その混合率によって成形上がり状態において、色・艶がよくなり、その樹脂の特性が表れ、樹脂の結晶性、塗装性も向上するので好適である。
【0025】
蓋体30は、勿論ではあるが上記耐熱性合成樹脂で成形してもよいが、、半透明な耐熱性合成樹脂であるPP樹脂で成形している。これは、蓋体30を開放しなくとも容器10内の食品が見え、また、電子レンジでの作動中にも内部を監視し、確認できるようにするためである。なお、容器体20の成形厚みT1、蓋体30の成形厚みT2を参考までに述べると、それぞれは1,5mmから3mm程度で、強度に関係ないところは、できるだけ板厚は薄く設計してある。
【0026】
容器体20の外形は、底面21と、底面21から斜め外側に傾斜姿勢で立ち上がる側面22と、側面22の全周縁部には水平方向に幅狭のフランジ23Aと、幅広のフランジ23Bが連続してフランジ23は形成されている(図2(A)、(B))。容器体20の内部は、容器体20と一体に成形される逆V字形の中仕切り24…によって、図示例では、主食(飯)収納部2Aと、三箇所の副食物(惣菜)収納部2B…とに区画されている。
【0027】
容器体20は、主食収納部2Aと副食物収納部2Bの収納部を中心として設計されている。すなわち、図2に示した収納部は、長方形の角部を丸め、直線部分を円弧状にした形状を基本として、幅広のフランジ23B、幅狭のランジ23Aを一体な外形に形成する。この収納部は、円形あるいは多角形でも設計はでき、蓋体30は、容器体20の収納部及びその全体の外形状を基本として設計されている。
【0028】
なお、このような形態の容器体20は、多数枚を上下に重ねてスタッグができるようにして、保存できるようにしている(図示せず)。また、容器体20の底面21の裏面側の四隅には、脚リブ25…が形成されている。この脚リブ25…は、テーブル上に安定的に定置させる本来の機能の他、多数の容器10を積み重ねる際に、下側の容器10の蓋体30上における位置決め機能をも兼ね、容器10に収納した食品を貯蔵する際に利用される(図4、図5参照)。
【0029】
蓋体30の外形は、容器体20の収納部を基本に設計されるので,その外形は容器体20と略同形の外観形状であり、上底面31と、上底面31から斜め外側に傾斜する姿勢で立ち下がる側面32と、側面32の全周縁部に沿って水平方向に帯状に形成されるフランジ33は、幅狭のフランジ33Aと広幅のフランジ33Bとを一連に形成してフランジ33面としている。この幅広の両フランジ33B面の中央には、そのフランジ33B面に対して上方に凸形状とした指掛け部34を一体に成形する(図3(A)、(B)、(C))。
【0030】
なお、上底面31は、側面32の上端から僅かに下がった位置に設定され、この結果、上底面31の外周部は、立ち下がり段3Aが形成されている。さらには、上述した容器体20の脚リブ25は、容器10を積み重ねスタッグした際に、この立ち下がり段3Aによって位置決めされる。
【0031】
蓋体30のフランジ33の内側には、両フランジ33Bの指掛け部34を除いて、そのフランジ33面に下垂状態でリブ35が設置され、容器体20に蓋体30を被嵌すると、両フランジ33Bの長手方向中央にある指掛け部34と、容器体20のフランジ23B面とで蒸気通路40が形成される。
【0032】
蓋体30は、PP樹脂を用いて成形し、側面32、フランジ33は成形の時に彫刻のような模様を同時に成形、あるいは成形後に塗装することもあるが、少なくとも上底面31は半透明を維持するようにしている。図示していないが、このような蓋体30は、蓋体30のみを多数枚重ねてスタッグできるようになっている。
【0033】
上記容器体20と蓋体30とは、蓋体30の指掛け部34に指をかけて持ち、容器体20のフランジ23面上に蓋体30のフランジ33面を重ねるように組み合わされる。すなわち、幅狭のフランジ23A,33A及び幅広のフランジ23B,33Bに相対向して、そのフランジ23,33の外形を合わせるとリブ35とが、容器体20の側面21の内側に嵌り込むように組み合わされる。このハメアイは、遊合する余裕のある嵌め込みである。
【0034】
従って、容器体20と蓋体30との組合せは、指掛け部34に指を掛け、蓋体30を持ち上げることができる者であれば、誰でもその組合せ、組外しができる。そして、リブ35が容器体20内に案内し、指掛け部34は、組み合わせられるだけで対向するフランジ23Bとで蒸気通路40を形成できる(図1,図5)。
【0035】
この蒸気通路40は、容器体20のフランジ23B部分を凹状に窪ませて設定することもできるが、容器体20が皿状でフランジ23がその底面からの高さがない場合は、収納物の関係もあり、蓋体30側に設定した方が有利である。
【0036】
この容器体20と蓋体30とを組んだ状態の容器10は、指掛け部34の頂部とフランジ23Bの下面とは間隔を有した厚みがあり、この部分で手持ちするとき、指先に把持力を加え易くなるので、持ち運び及び電子レンジを使用するときの出し入れに当たって、容器10を安全に処理できる。
【0037】
また、容器10を電子レンジに入れて調理するとき、蓋体30の内部に溜まる結露は、リブ35を伝って容器体20の内部に滴下され、飛沫のようにはねる煮汁は蓋体30内部に当たり、結露と共に容器体20内に滴下される。また、蒸気通路40では、飛沫のようにはねた煮汁は、その容器体20のフランジ23Bにはね上がるが、フランジ23Bは広幅部分であるため長さがあり、その外部への放出がされないので、電子レンジ内を汚損するようなことはない。
【0038】
すなわち、蓋体20に簡単な凸状の指掛け部34を設けることによって、蓋体30を容器体20に取り付け易く、扱い易くして至便性が向上し、蒸気通路40が形成され、容器体20と蓋体30との嵌め込み組合せが遊合の関係にありながら、容器体20の外部には汚損原因となる煮汁のようなものを飛散させることがない。
【符号の説明】
【0039】
2A 主食収納部
2B 副食物収納部
10 容器
20 容器体
23 フランジ
23A (幅狭の)フランジ
23B (幅広の)フランジ
24 中仕切り
30 蓋体
31 上底面
32 側面
33 フランジ
33A (幅狭の)フランジ
33B (幅広の)フランジ
34 指掛け部
35 リブ
40 蒸気通路

【特許請求の範囲】
【請求項1】
容器は、中央には食品を収納する凹状の収納部を設け、該凹所の上部で水平な幅狭のフランジと、幅広のフランジとを一体的に耐熱性合成樹脂材料で成形した外観皿形状の容器体と、その容器体と外形状を同一として耐熱性合成樹脂材料で成形した蓋体とで構成され、該蓋体の幅狭としたフランジに続く広幅のフランジの中央には上方に向かって凸状とした指掛け部を設け、前記容器体に該蓋体を被嵌することによって相互のフランジで重ねられ、前記指掛け部は容器体のフランジ面とで長手方向に連通する蒸気通路を形成することを特徴とする、
電子レンジ用容器。
【請求項2】
前記蓋体は、上底面から斜め外側に傾斜する姿勢で立ち下がる側面と、側面の全周縁に沿って水平方向に帯状に形成する蓋体側のフランジ面と、凸状に形成された指掛け部を除くフランジの内周に沿って形成されたリブによって容器体内に嵌め込み組み合わせられることを特徴とする、
請求項1記載の電子レンジ用容器。
【請求項3】
前記蓋体は、半透明な耐熱性合成樹脂材料で成形し、少なくとも上底面は内部が透視可能であることを特徴とする、
請求項2記載の電子レンジ用容器。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−168311(P2011−168311A)
【公開日】平成23年9月1日(2011.9.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−34511(P2010−34511)
【出願日】平成22年2月19日(2010.2.19)
【出願人】(592058876)株式会社タカノ (8)
【Fターム(参考)】