説明

A1アデノシン受容体のアロステリック調節剤

【化1】


本発明は式(I)の化合物を提供し、式中のR、R、R、R及びQは本明細書中で定義されているような意味を有している。式(I)の化合物はAアデノシン受容体のアロステリック調節剤であるので、Aアデノシン受容体が介在する疾患を治療するために用いることができる。従って、式(I)の化合物は、疼痛、特に神経障害性疼痛のような慢性疼痛;心不整脈、例えば発作性上室頻拍、狭心症、心筋梗塞及び発作のような心臓病又は心疾患;神経疾患又は損傷、睡眠障害;てんかん;及びうつ病の治療に用いることができる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)
【化103】

[式中の、Rは、水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、シクロアルキル、又は置換シクロアルキルであり;
、R、及びRは、互いに独立して、水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、シクロアルキル、置換シクロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、アルコキシ、又は置換アルコキシであり;
Qは、
【化104】

(式中の、Rは、水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、シクロアルキル、置換シクロアルキル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、置換ヘテロアラルキル、アシル、又は置換アシルであり;
、及びRは、互いに独立して、水素、C−Cアルキル、又はC−C置換アルキルであるか、又は
、及びRが同じ炭素原子に結合している場合は、これらに結合している炭素原子とアルキレン結合して3〜7員のスピロシクロ環を形成し;
、R、R10、R11、R12、及びR13は、互いに独立して、水素、C−Cアルキル、又はC−C置換アルキルであり;
Xは、N又はC−Hであるか、又は
Xは、C−NR1415(ここにおいて、R14及びR15は、互いに独立して、水素、C−Cアルキル、C−C置換アルキル、アリール、又は置換アリールである)であるか、又は
Xは、C−R16(ここにおいて、R16及びRは結合してカルボニル酸素である)であるか、又は
Xは、C−R16(ここにおいて、結合したR16及びRは、R16及びRに結合している炭素原子と5〜7員のスピロシクロ環を形成する式:
【化105】

(式中の、Yは酸素又は硫黄であり;
17及びR18は、互いに独立して、水素、C−Cアルキル、C−C置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、アリール、又は置換アリールであり;
nは、0、又は1若しくは2の整数である)
の2価の基である)であるか、又は
Xは、C−R16(ここにおいて、結合したR16及びRは、R16及びRに結合している炭素原子と5員のスピロシクロ環を形成する式:
【化106】

(式中の、Yは酸素又は硫黄であり;
19及びR20は、互いに独立して、水素、ハロゲン、シアノ、トリフルオロメチル、C−Cアルキル、C−C置換アルキル、又はC−Cアルコキシである)の2価の基である)よりなる群から選ばれる]:
の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項2】
が、水素、アルキル、置換アルキル、アリール、又は置換アリールである、請求項1に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項3】
Qが、
【化107】

(式中の、Rは、水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、シクロアルキル、置換シクロアルキル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、置換ヘテロアラルキル、アシル、又は置換アシルであり;
、及びRは、互いに独立して、水素、C−Cアルキル、又はC−C置換アルキルであるか、又は
、及びRが同じ炭素原子に結合している場合は、これらに結合している炭素原子とアルキレン結合して3〜7員のスピロシクロ環を形成し;
Xは、N又はC−Hであるか、又は
Xは、C−NR1415(ここにおいて、R14及びR15は、互いに独立して、水素、C−Cアルキル、C−C置換アルキル、アリール、又は置換アリールである)であるか、又は
Xは、C−R16(ここにおいて、R16及びRは結合してカルボニル酸素である)であるか、又は
Xは、C−R16(ここにおいて、結合したR16及びRは、R16及びRに結合している炭素原子と5〜7員のスピロシクロ環を形成する式:
【化108】

(式中の、Yは酸素又は硫黄であり;
17及びR18は、互いに独立して、水素、C−Cアルキル、C−C置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、アリール、又は置換アリールであり;
nは、0、又は1若しくは2の整数である)
の2価の基である)であるか、又は
Xは、C−R16(ここにおいて、結合したR16及びRは、R16及びRに結合している炭素原子と5員のスピロシクロ環を形成する式:
【化109】

(式中の、Yは酸素又は硫黄であり;
19及びR20は、互いに独立して、水素、ハロゲン、シアノ、トリフルオロメチル、C−Cアルキル、C−C置換アルキル、又はC−Cアルコキシである)の2価の基)である、請求項2に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項4】
XがNである、請求項3に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項5】
式(IA):
【化110】

(式中の、Rは、水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリールであり;
、R、及びRは、互いに独立して、水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、シクロアルキル、置換シクロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、アルコキシ、又は置換アルコキシであり;
は、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、シクロアルキル、置換シクロアルキル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、置換ヘテロアラルキル、アシル、又は置換アシルであり;
、及びRは、互いに独立して、水素、C−Cアルキル、又はC−C置換アルキルであるか、又は
、及びRが同じ炭素原子に結合している場合は、これらに結合している炭素原子とアルキレン結合して3〜7員のスピロシクロ環を形成し;
、及びRは、互いに独立して、水素、C−Cアルキル、又はC−C置換アルキルである):
の、請求項4に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項6】
が水素又はC−Cアルキルである、請求項5に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項7】
が、ハロゲン、シアノ、又はトリフルオロメチルよりなる群から選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい、単環式アリールである、請求項5に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項8】
及びRが水素である、請求項5に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項9】
がハロゲン、シアノ又はトリフルオロメチルである、請求項8に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項10】
及びRが水素である、請求項5に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項11】
がハロゲン、シアノ又はトリフルオロメチルである、請求項10に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項12】
、R、R及びRが、互いに独立して、水素、又はC−Cアルキルである、請求項5に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項13】
が、ハロゲン、シアノ、又はトリフルオロメチルよりなる群から選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい、単環式アリールである、請求項12に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項14】
及びRが水素である、請求項13に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項15】
がハロゲン、シアノ又はトリフルオロメチルである、請求項14に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項16】
が水素又はC−Cアルキルである、請求項15に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項17】
及びRが水素である、請求項13に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項18】
がハロゲン、シアノ又はトリフルオロメチルである、請求項17に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項19】
が水素又はC−Cアルキルである、請求項18に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項20】
XがC−R16であって、結合したR16及びRが、R16及びRに結合している炭素原子と5員のスピロシクロ環を形成する式:
【化111】

(式中の、Yは酸素であり;
19及びR20は、互いに独立して、水素、ハロゲン、シアノ、トリフルオロメチル、C−Cアルキル、C−C置換アルキル又はC−Cアルコキシである):
の2価の基である、請求項3に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項21】
式(IB):
【化112】

(式中の、Rは、水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリールであり;
、R、及びRは、互いに独立して、水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、シクロアルキル、置換シクロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、アルコキシ、又は置換アルコキシであり;
、R、R及びRは、互いに独立して、水素、C−Cアルキル、又はC−C置換アルキルであり;
19及びR20は、互いに独立して、水素、ハロゲン、シアノ、トリフルオロメチル、C−Cアルキル、C−C置換アルキル、又はC−Cアルコキシである):
の、請求項20に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項22】
が水素又はC−Cアルキルである、請求項21に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項23】
19及びR20が、互いに独立して、水素、ハロゲン、シアノ、トリフルオロメチル、又はC−Cアルキルである、請求項21に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項24】
及びRが水素である、請求項21に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項25】
がハロゲン、シアノ又はトリフルオロメチルである、請求項24に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項26】
及びRが水素である、請求項21に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項27】
がハロゲン、シアノ又はトリフルオロメチルである、請求項26に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項28】
、R、R及びRが水素である、請求項21に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項29】
19及びR20が、互いに独立して、水素、ハロゲン、シアノ、トリフルオロメチル、又はC−Cアルキルである、請求項28に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項30】
及びRが水素である、請求項29に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項31】
がハロゲン、シアノ又はトリフルオロメチルである、請求項30に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項32】
が水素又はC−Cアルキルである、請求項31に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項33】
及びRが水素である、請求項29に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項34】
がハロゲン、シアノ又はトリフルオロメチルである、請求項33に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項35】
が水素又はC−Cアルキルである、請求項34に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項36】
{2−アミノ−4−[(4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(4−クロロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(4−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−p−トリルピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(ピリミジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(3,4−ジクロロフェニル)−ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
4−{4−[(5−アミノ−4−(4−クロロベンゾイル)チオフェン−3−イル)メチル]ピペラジン−1−イル}ベンゾニトリル;
{2−アミノ−4−[(4−(3−クロロフェニル)−ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(2−クロロフェニル)−ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(2−フルオロフェニル)−ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
1−{4−[(5−アミノ−4−(4−クロロベンゾイル)チオフェン−3−イル)メチル]ピペラジン−1−イル}−2−(4−クロロフェニル)エタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(4−クロロベンゾイル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(ピリジン−4−イル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(ベンゾ[d]ジオキソール−5−イル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(2,3−ジクロロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(3−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(3,5−ジクロロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(4−(トリフルオロメチル)フェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
2−{4−[(5−アミノ−4−(4−クロロベンゾイル)チオフェン−3−イル)メチル]ピペラジン−1−イル}−1−(4−クロロフェニル)エタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(2,4−ジフルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(2,6−ジフルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−シクロヘキシルピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(4−クロロフェニル)ピペリジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(4−ニトロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−イソプロピルピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(ナフタレン−1−イル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(3,4−ジフルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−シクロペンチルピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−シクロペンチルピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(4−クロロベンジル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−ベンジルピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
(2−アミノ−4−{[4−(2−(4−クロロフェニル)エチル)ピペラジン−1−イル]メチル}チオフェン−3−イル)(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(4−フルオロベンジル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−シクロオクチルピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
(2−アミノ−4−{[4−[3−(4−クロロフェニル)プロピル]ピペラジン−1−イル]メチル}チオフェン−3−イル)(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(2,4−ジクロロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(2,5−ジフルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(2−(トリフルオロメチル)フェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(2,4,6−トリフルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(2−フルオロ−4−クロロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(3,5−ジフルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(2,6−ジクロロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(ピリジン−3−イル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(2,5−ジクロロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(2,3−ジフルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(4−クロロフェニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(4−(トリフルオロメチル)フェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}[3−(トリフルオロメチル)フェニル]メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(3−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}[3−(トリフルオロメチル)フェニル]メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(2,6−ジフルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}[3−(トリフルオロメチル)フェニル]メタノン;
{2−アミノ−4−(スピロ[ベンゾ[d][1,3]−ジオキソール−2,4’−ピペリジン]−1’−イルメチル)チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−(5−tert−ブチルスピロ[ベンゾ[d][1,3]−ジオキソール−2,4’−ピペリジン]−1’−イルメチル)チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−(4−フルオロスピロ[ベンゾ[d][1,3]−ジオキソール−2,4’−ピペリジン]−1’−イルメチル)チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−(4−メチルスピロ[ベンゾ[d][1,3]−ジオキソール−2,4’−ピペリジン]−1’−イルメチル)チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−(5−メチルスピロ[ベンゾ[d][1,3]−ジオキソール−2,4’−ピペリジン]−1’−イルメチル)チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(4−クロロフェニルアミノ)ピペリジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(4−クロロフェニル)メチルアミノ]ピペリジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(4−クロロフェニル)−[1,4]ジアゼパン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(7−(4−クロロフェニル)−2,7−ジアザ−スピロ[4,4]ノン−2−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(5−(4−クロロフェニル)ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(5−(4−クロロフェニル)−2,5−ジアザビシクロ[2,2,1]ヘプタ−2−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]−5−メチルチオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−5−メチル−4−[(4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−5−メチル−4−[(4−(4−(トリフルオロメチル)フェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(4−クロロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]−5−メチルチオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(4−ブロモフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]−5−メチルチオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(4−ヨードフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]−5−メチルチオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−5−メチル−4−[(4−(4−ニトロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
4−{4−[(5−アミノ−4−(4−クロロベンゾイル)−2−メチルチオフェン−3−イル)メチル]ピペラジン−1−イル}ベンゾニトリル;
{2−アミノ−4−[(4−ベンジルピペラジン−1−イル)メチル]−5−メチルチオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(4−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]−5−メチルチオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−5−メチル−4−[(4−p−トリルピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(3,4−ジクロロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]−5−メチル−チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−5−メチル−4−[(4−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(3−クロロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]−5−メチルチオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]−5−メチルチオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−5−フェニル−4−[(ピペリジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]−5−エチルチオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−5−エチル−4−[(4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(4−クロロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]−5−エチルチオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;及び
{2−アミノ−4−[(4−(3−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]−5−メチルチオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
よりなる群から選ばれる、請求項1に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項37】
{2−アミノ−4−[(4−フェニルピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
{2−アミノ−4−[(4−(4−クロロフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;及び
{2−アミノ−4−[(4−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピペラジン−1−イル)メチル]チオフェン−3−イル}(4−クロロフェニル)メタノン;
よりなる群から選ばれる、請求項1に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項38】
方法が、請求項1〜37の何れか一項に記載の化合物の治療有効量を、調節を必要とする哺乳動物に投与することを含有してなる、哺乳動物におけるAアデノシン受容体を調節する方法。
【請求項39】
方法が、請求項1〜37の何れか一項に記載の化合物の治療有効量を、治療を必要とする哺乳動物に投与することを含有してなる、哺乳動物におけるAアデノシン受容体が介在する疾患を治療する方法。
【請求項40】
アデノシン受容体が介在する疾患が、疼痛、心臓病又は心疾患、神経疾患又は損傷、睡眠障害、てんかん及びうつ病よりなる群から選ばれる、請求項39に記載の方法。
【請求項41】
疼痛が神経障害性疼痛である、請求項40に記載の方法。
【請求項42】
心臓病又は心疾患が、心不整脈、狭心症、心筋梗塞及び発作よりなる群から選ばれる、請求項40に記載の方法。
【請求項43】
請求項1〜37の何れか一項に記載の化合物の治療有効量を、1つ又はそれ以上の薬学的に許容される担体と共に含有している、医薬組成物。
【請求項44】
疼痛、心臓病又は心疾患、神経疾患又は損傷、睡眠障害、てんかん及びうつ病を治療するための、請求項43に記載の医薬組成物。
【請求項45】
疼痛が神経障害性疼痛である、請求項44に記載の医薬組成物。
【請求項46】
薬剤として用いるための、請求項43に記載の医薬組成物。
【請求項47】
アデノシン受容体が介在する疾患を治療する薬剤を製造するための、請求項43に記載の医薬組成物の使用。
【請求項48】
アデノシン受容体が介在する疾患を治療する医薬組成物を製造するための、請求項1〜37の何れか一項に記載の化合物の使用。
【請求項49】
アデノシン受容体が介在する疾患が、疼痛、心臓病又は心疾患、神経疾患又は損傷、睡眠障害、てんかん及びうつ病よりなる群から選ばれる、請求項47又は48に記載の使用。
【請求項50】
疼痛が神経障害性疼痛である、請求項49に記載の使用。
【請求項51】
薬剤として使用するための、請求項1〜37の何れか一項に記載の化合物。

【公表番号】特表2010−509402(P2010−509402A)
【公表日】平成22年3月25日(2010.3.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−537305(P2009−537305)
【出願日】平成19年11月13日(2007.11.13)
【国際出願番号】PCT/US2007/084490
【国際公開番号】WO2008/063984
【国際公開日】平成20年5月29日(2008.5.29)
【出願人】(504043015)キング・ファーマシューティカルズ・リサーチ・アンド・デベロプメント・インコーポレイティッド (17)
【Fターム(参考)】