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Fターム[4H059CA72]の内容

Fターム[4H059CA72]に分類される特許

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優れた熱的安定性を示し、減少した飽和度及びトランス脂肪酸値を有する水素化植物油は、活性化された水素化触媒及び/又は高せん断が組み込まれた改善された水素化方法を用いて生産される。反応器装置として水素化方法に組み込まれる高せん断機械装置の使用は、特定の反応圧力及び温度条件下で通常は不可能である反応を可能とすることが示されている。例えば、本明細書に開示される水素化方法は、現在の方法よりも水素化時間の短縮、及び低温での操作を可能とする。結果的に生じる水素化植物油は、揚げ物、焼き菓子、及び特に低トランス脂肪含有量又は高熱的安定性が望まれるその他の応用において有用である。生産される水素化油は5重量%未満のリノレン酸(C18:3)と共に10重量%未満のトランス脂肪酸を含むことが可能である。
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【課題】風味が良好で、風味安定性および酸化安定性に優れた、リノレン酸を多く含む食用油の製造法を提供する。
【解決手段】アマニ種子、エゴマ種子、シソ種子、月見草種子、ボラージ種子の様に酸化安定性の悪い多価不飽和脂肪酸を多く含む種子の中から1種以上の種子と種子の形状が近似しているゴマ種子とを同時に搾油・精製処理する、あるいは、アマニ種子、エゴマ種子、シソ種子、月見草種子、ボラージ種子の中から1種以上の種子とゴマ種子とを同時に焙煎・搾油・精製処理することにより得られる。なお、アマニ種子、エゴマ種子、シソ種子、月見草種子、ボラージ種子の中から1種以上の種子を焙煎し、別にゴマ種子を焙煎した後、両者を混合して搾油した場合も、両者を混合して焙煎・搾油した場合と同様の効果は得られる。 (もっと読む)


ディーゼル燃料又はディーゼル燃料の成分として用いることのできる炭化水素フラクションを、脂肪酸エステルを含有し、場合によって遊離脂肪酸も含有する生物由来の混合物から出発して製造する方法であって、以下の工程:1)生物由来の混合物の水素化脱酸素化工程;2)可能な精製処理後に工程(1)から生じる混合物の水素化異性化工程、該水素化異性化工程は、以下の成分:a)30〜500のSiO2/Al2O3モル比、500m2/gより大きい表面積、0.3〜1.3ml/gの細孔容積、40Åより小さい平均細孔直径を有する完全にアモルファスなマイクロ-メソポーラスシリカアルミナを含む酸性キャリア、b)VIII群の1種以上の金属を含有し、場合によってはVIB群の1種以上の金属と混合される金属成分を含む触媒システムの存在下で行われる工程を含む方法。 (もっと読む)


【課題】経日的にブツやザラが発生することなく、均一な組織を有し、可塑性、スプレッド性の良好な可塑性油脂組成物を提供すること。
【解決手段】掻き取り式チューブ冷却機(Aユニット)及び捏和装置(Bユニット)を有する連続式冷却捏和装置を用いて可塑性油脂組成物を製造する方法において、該Aユニットの最初のユニットであるA1ユニットを通過させる際の油脂組成物の平均冷却速度を、5℃/秒以上とすることを特徴とする可塑性油脂組成物の製造法。 (もっと読む)


【課題】大気中において良好に保存、使用することのできる脂肪酸エステルを生成すること。
【解決手段】油脂と、一価の低級アルコールと、アルカリ土類金属元素酸化物およびマグネシウム酸化物の少なくとも1種から成る固体触媒粉体とを、前記低級アルコールの沸点近傍の温度、若しくは摂氏50℃から80℃の温度範囲に加熱および撹拌混合して、内燃機燃料に使用可能な脂肪酸エステルを生成させる脂肪酸エステルの製造方法において、前記撹拌混合後の反応液を、得られる脂肪酸エステルの水素イオン濃度指数(pH)が、8.0以下となるように、マイクロフィルターにてろ過する。 (もっと読む)


【課題】色素及び香料を含有する植物素材から簡易な方法によって安価に色素や香料を抽出できる天然色素及び/又は香料の抽出方法を提供する。
【解決手段】抽出方法は、色素及び香料を含有する植物素材に対して凍結処理を施す凍結処理工程と、凍結処理された植物素材を有機酸水溶液、有機酸塩水溶液、有機溶剤、有機酸水溶液と有機溶剤の混合物、有機酸塩水溶液と有機溶剤との混合物、水の内のいずれか1つの液体で浸透処理を行う浸透処理工程とを備える。凍結処理工程の前又は後に、植物素材に粉砕処理を施す粉砕処理工程を設けることができる。浸透処理工程における液体の温度を30℃以上とすることが好ましい。 (もっと読む)


本発明は、イオン交換樹脂の調製物からなる不均一系化学触媒の存在下でアシル基供与体とアシル基受容体との間のエステル化反応を行い、反応液を得て、この反応液を更に脱水及び少なくとも1つの分離方法に供することにより、ジアシルグリセロール類及び/又は中鎖または長鎖脂肪酸トリアシルグリセロール類を短時間に高収率で製造することを含む、ジアシルグリセロール類、中鎖または長鎖脂肪酸トリアシルグリセロール類を含有するアシルグリセロールエステル類を含む油脂の製造に関する。 (もっと読む)


【課題】植物油からBDFを製造する場合、BDFの収率向上と排出される洗浄水中の有機物濃度を低減するため、BDF、グリセリン、洗浄水の各相を完全分離する必要がある。
【解決手段】エステル交換反応を行う第1工程の回分式反応槽3において、所定時間攪拌後静置し、分離する重液のグリセリンと軽液の粗BDFの界面を検知する界面センサー6、界面センサーより下部にグリセリン抜き出し弁7、界面センサーより上部に粗BDF抜き出し弁10を備え、洗浄を行う第2工程の回分式洗浄槽13において、静置し分離する重液の洗浄水と軽液のBDFの界面を検知する界面センサー17、界面センサーより下部に洗浄水抜き出し弁18、界面センサーより上部にBDF抜き出し弁21を備え、各工程における攪拌静置、弁の開閉等一連の操作を逐次制御するシーケンサーを有するBDF製造手段からなる装置。 (もっと読む)


【課題】動物油および/または植物油とを原料として、酸価が低いディーゼルエンジン用燃料を製造する方法を提供する。
【解決手段】水と動物油および/または植物油とを、温度150〜400℃、圧力0.5〜45MPaで加水分解し、得られた加水分解物からグリセリン及び水を除去した反応物を得る第一工程と、この第一反応物と所定のアルコールとを、温度25〜200℃で、カチオン交換樹脂と固−液接触させ、副生する水を逐次除去してエステル化反応を行う第二工程、および、第二工程で得られたエステル化反応液から脂肪酸モノエステル化物を得る第三工程とからなる。簡便に酸価の低いディーゼルエンジン用燃料を製造することができる。 (もっと読む)


脂肪又は油とアルコールのエステル交換による脂肪酸アルキルエステルの製造のための方法であって、以下のことを特徴とする方法:
− 反応は管型反応装置において固定化された不均一触媒によって触媒される;
− 温度は260℃〜420℃である;
− 圧力は5barより高い;
− 前記脂肪又は油と前記アルコールの混合物は前記管型反応装置を通って連続流で導かれる。 (もっと読む)


【課題】グリーストラップに溜まった含油脂廃水から廃油脂を分離し、取り扱い性が良好で回収作業が容易な廃油脂固化物を得ることのできる含油脂廃水の処理方法を提供すること。
【解決手段】グリーストラップ5に溜まった含油脂廃水から分離した廃油脂に、ステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸及びパラフィンからなる群から選択される少なくとも1種の油脂固化剤を添加し、該油脂固化剤の融点以上に加熱してから冷却水中に投入して冷却することにより前記廃油脂を固化させて廃油脂固化物15を得ることを特徴とする含油脂廃水の処理方法である。 (もっと読む)


【課題】水を効果的に除去でき、効率よく高品位の脂肪酸アルキルエステルの製造方法を提供すること。
【解決手段】油脂原料から脂肪酸アルキルエステルを製造する方法であって、水と反応する第二成分を、前記油脂原料を前記脂肪酸アルキルエステルに変換する反応系に加えることで、前記第二成分は、前記油脂原料に含まれる水及び/又は前記反応系で生じる水と反応し、前記第二成分が前記水と反応して生じる生成物は、前記脂肪酸アルキルエステルに変換する反応に用いられるか、前記脂肪酸アルキルエステルと分離可能であることで、効率よく高品位の脂肪酸アルキルエステルを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】石鹸廃棄物を産業廃棄物として廃棄する必要なく、資源として有効利用することができる石鹸廃棄物の資源化方法を提供する。
【解決手段】脂肪酸アルカリ塩を主成分とする石鹸廃棄物に、メタノール、エタノール、プロパノールから少なくとも1種選ばれるアルキルアルコールと、硫酸、塩酸、リン酸、過塩素酸から少なくとも1種選ばれる酸とを添加して反応させる。あるいは脂肪酸アルカリ塩を主成分とする石鹸廃棄物にアルキル化剤を添加して反応させる。石鹸廃棄物中の脂肪酸アルカリ塩を、燃料や界面活性剤などに有効再利用可能な脂肪酸アルキルエステルとして回収することができる。 (もっと読む)


本発明は、安定な液状オレインフラクションであって、該オレインフラクションのTAG種の8.6%未満が一般式SMSで表される成分であり、該オレインフラクションのTAG種の少なくとも26%が一般式SMMで表される成分である該オレインフラクションに関する(前記の一般式において、Sは飽和脂肪酸を示し、Mはモノエン脂肪酸を示す)。該オレインフラクションは、オレイン酸の含有量が高い高飽和ヒマワリ油を分別処理に付した後、液状フラクションを捕集することによって入手可能である。本発明は、オレイン酸の含有量が高い高飽和ヒマワリ油の低温分別による安定な液状オレインフラクションの調製法にも関する。 (もっと読む)


【課題】 動物油および/または植物油とを原料として、酸価が低いディーゼルエンジン用燃料および高純度のグリセリンを製造する方法を提供する。
【解決手段】水と動物油および/または植物油とを加水分解し、得られた脂肪酸にアルコールを加えてエステル化反応させ、水を分離除去後、再度エステル化反応させる。上記加水分解条件は、水の亜臨界条件であり、上記エステル化反応はアルコールの超臨界条件である。これにより触媒を使用せず、酸価の低いディーゼルエンジン用燃料を製造し、高純度のグリセリンを回収することができる。 (もっと読む)


【課題】簡便な方法で、酸価および粘度が低いディーゼルエンジン用燃料を製造する方法を提供する。
【解決手段】ROH(Rは、炭素数1〜24の飽和または不飽和の脂肪族基を示す。)で示されるアルコールと動物油および/または植物油とを、温度150〜600℃、圧力2〜100MPaで反応させて脂肪酸モノエステル化物反応液を得る第一工程、前記脂肪酸モノエステル化物反応液からグリセリン、前記アルコールおよび水を除去して脂肪酸モノエステル画分を得る第二工程、カチオン交換樹脂の存在下に前記脂肪酸モノエステル画分と前記アルコールとを接触および反応させる第三工程、および前記第三工程で得た反応液を蒸留して、脂肪酸モノエステル化物を得る第四工程とからなる。酸価の低いディーゼルエンジン用燃料を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】油を効率よく殺菌する。
【解決手段】油を加圧状態で流しながら、蒸気又は熱水を注入して直接加熱し、しかる後に油を冷却する。これにより、油の適正かつ効率的な殺菌が可能となる。 (もっと読む)


【課題】 非クロム系、非カドミウム系触媒を使用しラノリンを水素化し、高品質な還元ラノリンを容易に工業的に製造する。
【解決手段】 炭化水素系溶媒の存在下、銅−亜鉛系触媒、又は銅−カルシウム系触媒を使用し、ラノリンを水素化する。 (もっと読む)


【課題】エタノール発酵工程で発生した二酸化炭素から燃料を製造する方法であって、エタノール発酵工程で発生する未利用の二酸化炭素を固定化し有用物質に変換することにより、より効率的に二酸化炭素を有効利用して、二酸化炭素発生の少ないバイオマス燃料合成を行うことができ、しかも省エネルギー省コストで燃料を製造することができる、燃料の製造方法を提供する。
【解決手段】エタノール発酵工程で発生した二酸化炭素から燃料を製造する方法であって、前記の二酸化炭素及び水素を含む混合ガスを触媒に接触させ、該触媒上で反応させて、二酸化炭素をメタノールに転化する。このメタノールを脱水触媒存在下で反応させてジメチルエーテルを合成し、又は、このメタノールを植物油脂もしくは高級脂肪酸と反応させて高級脂肪酸メチルエステルを合成する。これにより、未利用の二酸化炭素から燃料として有用な物質を製造することが可能になる。 (もっと読む)


【課題】含酸素炭化水素化合物及び含硫黄炭化水素化合物を含有する被処理油を用いた場合に、酸素分及び硫黄分の両方が十分に低減された水素化精製油を得ることが可能な水素化精製方法を提供すること。
【解決手段】本発明の水素化精製方法は、水素の存在下、含酸素炭化水素化合物及び含硫黄炭化水素化合物を含有する被処理油と、アルミニウム、ケイ素、ジルコニウム、ホウ素、チタン及びマグネシウムから選ばれる2種以上の元素を含んで構成される多孔性無機酸化物並びに該多孔性無機酸化物に担持された周期律表第6A族及び第8族の元素から選ばれる1種以上の金属を含有する触媒とを、水素圧力2〜13MPa、液空間速度0.1〜3.0h−1、水素油比150〜1500NL/L、反応温度180〜380℃の条件下で接触させることを特徴とする。 (もっと読む)


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