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Fターム[5E040NN17]の内容

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【課題】HDDR磁粉を用いて、希少な重希土類元素の使用を極力抑えつつ、高い保磁力をもったバルク状のR−T−B系永久磁石を製造する方法を提供する。
【解決手段】まずHDDR法によって作製されたR−T−B系HDDR磁石粉末を準備する。R’とAlからなり、かつ、Alが2原子%以上65原子%以下であるR’−Al系合金粉末を準備する。R−T−B系HDDR磁石粉末とR’−Al系合金粉末とを、R−T−B系HDDR磁石粉末に対するR’−Al系合金粉末の質量比が1/50以上1/10以下となるように混合して混合粉末を準備する。混合粉末を成形して圧粉体を準備する。この圧粉体をR’−Al系合金粉末の液相滲み出し境界温度T(TはR’−Al系合金の選択された組成における固相線温度から105℃低い温度)超、900℃以下の温度で熱間圧縮成形して熱間圧縮成形体を準備する。 (もっと読む)


【課題】磁気特性及び生産性に優れる磁性部材、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】軟磁性金属粉末20と、希土類元素の水素化合物の相とFe含有物の相とが存在する多相粒子から構成される多相粉末30とを成形用金型100Aに供給して両粉末10,20を同時に加圧圧縮して、粉末成形体10Aを形成する。粉末成形体10Aに熱処理を施して、多相粒子から水素を分離し、希土類元素とFe含有物とが結合した再結合合金を生成する。この工程により、軟磁性領域2Aと、再結合合金(希土類元素とFeとを含有する合金)から構成される磁石領域3Aとを具える磁性部材1Aを形成する。両粉末10,20を同時に成形することで工程数が少なく、生産性に優れる。磁性部材1Aは、軟磁性部材と磁石とを別部材にする場合に生じ得る微小なギャップが無く、当該ギャップに起因する磁気特性の低下を抑制して、磁気特性に優れる。 (もっと読む)


【課題】従来よりもさらに希土類元素の使用量を削減し、かつ、保持力の高い磁石を提供すること、及びその磁石を製造するために必要な処理液を提供することを目的とする。
【解決手段】希土類鉄系磁石の表面に第1の膜を形成する第1の溶液と、前記第1の膜が形成された希土類鉄系磁石の表面に第2の膜を形成する第2の溶液と、で処理液を構成する。前記第1の溶液は有機金属化合物を含有し、前記第2の溶液は重希土類元素及びフッ素を含有し、前記第1の溶液が含有する有機金属化合物の分解が開始する温度は、前記第2の溶液が含有するフッ素を含む酸フッ素化合物の形成が開始する温度よりも低い。 (もっと読む)


【課題】 磁気冷凍材料でマイクロチャネル熱交換器を形成する製造方法を提供する。
【解決手段】 溝13を形成した磁気冷凍材料21に、水素(H)雰囲気中(約200℃〜300℃、1気圧)で熱処理を施し、水素を含浸させた。磁気冷凍材料21における溝13の周辺に位置する第1面15に、エポキシ系接着剤19を薄く延ばして塗布した。その上に水素含浸工程を経た別の磁気冷凍材料21の第2面17が当たるように積層した。同様に複数の磁気冷凍材料21を積層し、最上部には溝の形成されていない磁気冷凍材料11を積層して上述した接着剤により接合した。 (もっと読む)


【課題】希土類磁石前駆体の焼結体を形成する磁性粉体の製造方法に関し、組織内に粗大粒を含まない磁性粉体を精緻かつ効率的に選別し、最適なナノサイズの結晶粒からなる組織を有する磁性粉体を製造することのできる希土類磁石前駆体の焼結体を形成する磁性粉体の製造方法を提供する。
【解決手段】ナノ結晶組織のNd-Fe-B系の主相である結晶粒と粒界相からなる焼結体Sであって、焼結体Sに異方性を与える熱間塑性加工が施され、保磁力を向上させる合金が拡散されて形成される希土類磁石の前駆体である焼結体Sを形成する磁性粉体pの製造方法であり、金属溶湯を冷却ロールR上に吐出して急冷リボンBを製作し、50μm〜1000μmの粒度範囲内に粉砕して0.0003mg〜0.3mgの質量範囲の磁性粉体を製作し、該質量範囲の磁性粉体が2mT以下の表面磁束密度を有する磁石に吸着するか否かを検査し、吸着しない磁性粉体pを選別して焼結体Sを形成する磁性粉体とする。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は希土類磁石の希土類元素使用量を低減し、最大エネルギー積及び保磁力の増加を満足した焼結磁石を提供することにある。
【解決手段】NdFeB系結晶とFeCo系結晶が粒界を介して存在する焼結磁石において、前記FeCo系結晶内の中心部から外周部にかけてCoの濃度が減少し、前記FeCo系結晶内の中心部と外周部とでCo濃度に2原子%以上の差があり、前記NdFeB系結晶内の粒界近傍にCo及び重希土類元素が偏在する。 (もっと読む)


【課題】ナノ構造を有し、球状の硬磁性体を高密度で備えており、高い記録密度を有する磁気記録材料を提供する。
【解決手段】絶縁性非磁性体からなるマトリックス中に、平均粒子径が2.5nm〜25nmである球状の硬磁性体が三次元的且つ周期的に分散配置しており、繰り返し構造の一単位の長さの平均値が1nm〜100nmである三次元的周期構造を有しているナノヘテロ構造磁気記録材料。 (もっと読む)


【課題】 亀裂や割れ等のダメージの発生を抑制できる、流路が磁気冷凍材料により形成されたマイクロチャネル熱交換器の製造方法を提案する。
【解決手段】 中央に円柱形状の空隙を有するカーボン製のダイ21の空隙部分に円柱形状のカーボン製の台座23を配置し、台座23に設けた溝にスペーサ11を差し込んで取り付け、LaFe13系磁気冷凍材料粉末25を充填した。ダイ21の空隙の上下端部に、カーボン製のパンチ33を配置し、スペーサ11、台座23、および材料粉末25をダイ21とパンチ33とによって固定した後、放電プラズマ焼結装置にセットして、上下のパンチ33を介して加圧および通電加熱を行い一体焼結した。その後、焼結体からスペーサ11を引き抜いて除去し、流路を形成した。 (もっと読む)


【課題】ネオジム磁石(NdFe14B)で代表される希土類磁石において、磁気特性、特に保磁力を高めることができる熱処理方法を用いた製造方法を提供する。また、新規なナノ結晶組織希土類磁石を提供する。
【解決手段】下記の工程を含む、結晶粒及び粒界相を有するナノ結晶組織希土類磁石の製造方法とする:希土類磁石組成の溶湯を急冷して、ナノ結晶組織を有する急冷薄片を形成する工程、急冷薄片を焼結して焼結体を得る工程、粒界相の拡散又は流動を可能とするのに十分高く、かつ結晶粒の粗大化を防止するのに十分低い温度で、焼結体に熱処理を施す工程、及び熱処理された焼結体を、50℃/分以上の冷却速度で200℃以下の温度まで急冷する工程。 (もっと読む)


【課題】 高機能な永久磁石材料の製造方法であって、鉄-白金系合金の保磁力を増大させることができ、しかも、増大させる保磁力の大きさや増大させる部位についても容易に制御できる保磁力に優れた鉄-白金系磁性合金の製造方法を提供すること。
【解決手段】 本発明では、鉄-白金系磁性合金の製造する際、熱処理を行う前に、鉄-白金系合金にNイオンビームを照射して窒素原子を直接注入する工程を採用したことにより、従来の反応性スパッタ法よりも窒素元素の添加量を大幅に増やすことが可能となる。 (もっと読む)


【課題】薄帯を所定の長さに切断、または任意形状に打抜加工できるB(硼素)-richナノコンポジット磁石は、保磁力が小さいため磁気安定性に課題があり、他方ではNd2TM14B化学量論組成付近のB(硼素)量6〜8原子%の組成では長さ数mmの薄片状となり、粉末化して樹脂とともに任意形状のボンド磁石とするほかない。
【解決手段】長さ10mm未満の薄片の含有を20%未満とした、保磁力600kA/m以上の結晶化薄帯を、樹脂との複合薄帯とし、所定の長さに切断、曲げ、または任意形状に打抜加工し、所定形状のα-Fe/R2TM14B系ナノコンポジット磁石とする。更に好ましくは、14〜15m/secで移動する、直径500mm以上のCu製単ロールの鉛直方向(頂点)に、1300℃以上の溶湯合金パドルを形成し、ロール表面接触距離10〜15mmにて急冷凝固し、平板状シュータにて捕集した、平均厚さ40〜45μmの結晶化薄帯を用いる。 (もっと読む)


【課題】磁石特性の低下を防止することが可能となった希土類永久磁石及び希土類永久磁石の製造方法を提供する。
【解決手段】磁石原料を磁石粉末に粉砕し、粉砕された磁石粉末と脂肪酸メチルエステル或いは一定の条件を満たすモノマーの重合体又は共重合体或いはそれらの混合物からなるバインダーとを混合することにより混合物を生成する。そして、生成した混合物をシート状に成形し、グリーンシートを作製する。その後、作製されたグリーンシートを非酸化性雰囲気下でバインダー分解温度に一定時間保持することによりバインダーを解重合反応等によりモノマーに分解し飛散させて除去し、バインダーを除去したグリーンシートを焼成温度に温度を上昇して焼結を行うことによって永久磁石1を製造するように構成する。 (もっと読む)


【課題】HDDR処理を用いて希土類磁石を製造する際に、従来よりも高い磁化を実現できる製造方法を提供する。
【解決手段】RFe14B粉末を作成する工程;
上記RFe14B粉末に水素化分解処理を施してNdH、Fe、FeBの3相に分解する工程;
上記3相の粉末に別のRFe14B粉末を混合する工程;
得られた混合粉末を磁場中で圧粉成形する工程;
次いで加圧成形する工程;および
脱水素再結合処理を行なう工程
を含むことを特徴とする希土類磁石の製造方法。 (もっと読む)


【課題】磁気特性に優れる窒化鉄:α"Fe16N2を主成分とする窒化鉄粉末、及びこの窒化鉄粉末を生産性よく製造可能な製造方法を提供する。
【解決手段】磁場を印加した状態で鉄粉をカルボン酸溶液中で溶解してゲルを作製し、ゲルを乾燥してゲルから鉄錯体を生成する。鉄錯体の有機成分を除去して酸化鉄を生成する。更に、酸化鉄を還元・窒化して、窒化鉄:α"Fe16N2を生成することで、窒化鉄粒子からなる窒化鉄粉末が得られる。原料にマイクロオーダーの鉄粉を利用可能であるため、経時的に変質し難く、原料粉末のハンドリング性に優れる上に、安定して窒化鉄を生成可能であり、生産性に優れる。得られた窒化鉄粒子は、微細で、アスペクト比が大きく、形状磁気異方性により磁気特性に優れる。 (もっと読む)


【課題】R−T−B系焼結磁石と保持部材とが溶着せずに一回あたりの処理量を増加させ、生産効率を向上させるとともに、不純物ガスによるR−T−B系焼結磁石の磁気特性低下や重希土類元素RHの拡散によるR−T−B系焼結磁石の磁気特性向上効果が阻害されることを防止する、R−T−B系焼結磁石の製造方法の提供。
【解決手段】RH拡散源とR−T−B系焼結磁石体とを保持部材を介して交互に積層し、積層体を構成する工程と、前記積層体を処理容器内に配置する工程と、前記処理容器内の少なくとも一箇所にゲッターを配置する工程と、前記処理容器内を0.1Pa以上50Pa以下、800℃以上950℃以下の雰囲気にしてRH供給拡散処理を行う工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】α"Fe16N2を主成分とする鉄窒化物粒子の含有量が多い窒化鉄材、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】α"Fe16N2を主成分とし、短軸の平均長さが100nm以下の鉄窒化物粒子からなる原料粉末とバインダとを混合して、平均粒径1μm以上の造粒粉を作製する。造粒粉を成形型に充填した後、加圧成形して成形体(窒化鉄材)を作製する。加圧成形は、成形型内を0.9気圧以下に排気しながら、バインダの分解温度±20℃の温度に加熱した状態、かつ2T以上の磁場を印加した状態で行う。加熱により溶融したバインダの存在下で強磁場を印加すると、鉄窒化物粒子の移動や回転を容易にして結晶方位を特定の方向に配向でき、加熱及び排気によりバインダを除去すると、鉄窒化物粒子の充填率を高められる。この製造方法は、鉄窒化物粒子の含有量が多く、配向組織を有する窒化鉄材が得られ、この窒化鉄材は、磁気特性に優れる。 (もっと読む)


【課題】α”Fe16N2相の含有量が多い窒化鉄材が得られる窒化鉄材の製造方法、及び窒化鉄材を提供する。
【解決手段】この製造方法は、純鉄や鉄合金、鉄化合物といったFeを含有する母材に磁場を印加した状態で、窒素雰囲気といった窒素元素含有ガス雰囲気下で上記母材を加熱してα”Fe16N2相を生成する工程を具える。印加する磁場Hは、母材の形状から規定される反磁界係数をNf(Nf=0〜1)とするとき、H=(7/3)+2×Nf以上の強磁場とする。H=(7/3)+2×Nf以上の強磁場を母材に印加することで、Feの基本格子が印加する磁界方向(一方向)に伸び、Nの侵入位置をこの一方向に規制し易い。そのため、過剰窒化を抑制し、磁気特性に優れるα”Fe16N2相を生成し易く、α”Fe16N2相の含有量が多い窒化鉄材を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】磁気特性に優れる希土類磁石が得られる希土類-鉄-窒素系合金材及びその製造方法、上記希土類磁石の原料に適した希土類-鉄系合金材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】希土類-鉄系合金粉末を水素含有雰囲気で熱処理して、鉄含有物の相2中に希土類元素の水素化合物の相3が離散して存在する多相粉末1を作製する。多相粉末1を圧縮成形して得られた粉末成形体4を真空中、3T以上の磁場を印加した状態で熱処理して、希土類-鉄系合金材5を形成する。希土類-鉄系合金材5を窒素雰囲気中、3.5T以上の磁場を印加した状態で熱処理して、希土類-鉄-窒素系合金材6を形成する。希土類-鉄系合金材5は、希土類-鉄系合金の結晶がc軸方向に配向した組織を有する。この配向組織の希土類-鉄系合金材5に磁場を印加した状態で窒化することで、希土類-鉄-窒素系合金材6は、理想的な窒化物により構成され、磁気特性に優れる希土類磁石7が得られる。 (もっと読む)


【課題】HDDR法を用いて良好な角型性と高い保磁力を有するR−T−B系永久磁石を提供する。
【解決手段】50%体積中心粒径が1μm以上10μm未満であり、R214B相を含むR−T−B系合金粉末(RはNdおよび/またはPrを50原子%以上含む希土類元素、TはFe、またはFeとCo)と、粒径75μm未満のR’(R’はNd、Pr、Dy、Tbから選ばれる1種以上)、またはR’−M系合金(MはAl、Ga、Cu、Co、Ni、Cr、Fe、Si、Geから選ばれる1種以上)の粉末との混合粉末の圧粉体を200℃以上600℃以下の水素雰囲気中で熱処理を施す第一熱処理工程と、圧粉体に対し水素雰囲気中で650℃以上1000℃以下の温度で熱処理を施す第二熱処理工程と、真空または不活性雰囲気中で圧粉体に対し650℃以上1000℃以下の温度で熱処理を施す第三熱処理工程とを実行する。 (もっと読む)


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