説明

コンテンツ配信システムと方法、WEBサーバ、メールサーバおよびIP電話機

【課題】携帯電話機ユーザが日常的にダウンロードして使用しているコンテンツ配信を、IP電話機でも利用できるようにできるシステムを提供する。
【解決手段】WEBサーバは、メールを配信するあて先アドレスとともにデータベースに格納されている所定のコンテンツをメール配信する内容の信号を受信すると、メールサーバに対して、所定のコンテンツのデータをあて先アドレスにメール配信するように指示するコンテンツ配信指示信号を送出し、メールサーバは、コンテンツ配信指示信号を受け付けると、所定のコンテンツのデータをデータベースより取得してあて先アドレスにメール配信し、IP電話機は、メール配信されたコンテンツのデータを記憶するコンテンツデータ記憶部と、着信時にコンテンツデータ記憶部に記憶されているコンテンツデータによる動作を実行する制御部と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は携帯電話やPHSで使用されているコンテンツ配信をオフィス等で使用しているブラウザやメール機能を搭載したIP電話機へ利用するコンテンツ配信システムに関する。
【背景技術】
【0002】
携帯電話は単なる通話を行う以外にも使用され、例えば、メールの送受信やインターネットはほとんどの機種で利用でき、ユーザには定着している機能である。またWEBサイトからのダウンロードやメール配信により入手可能な自分の好きな着信メロディを設定することも定着したサービスおよび機能である。
【0003】
一方、固定電話登録は携帯電話の普及に反して減衰しており、近年オフィス等を中心に急速に普及している音声データ通信VoIP(Voice Over Internet Protocol)を用いたIP電話機が浸透しはじめている。
【0004】
特許文献1(特開2002-14682号公報)、「曲情報の付加配信システムおよび曲情報の付加配信方法」には、インターネットを介した着信メロディ配信サービスは携帯電話やPHSに対する付加サービスとして説明されており、WEBブラウザやメールの送受信機能を搭載したIP電話機に対する着信メロディ配信サービスは開示されていない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
現在でもオフィスではPBXや電話交換機を介したデスクトップ型の多機能電話機が使いやすさから見ても主流である。呼び出し音や着信音はPBX等のセンター側により、予め準備されている昔ながらのオーソドックスなものが全ての電話機に同じように設定されているか、せいぜい数種類のオーソドックスな着信音から選べる程度である。
【0006】
PBXや電話交換機システムにおいてもVoIP対応が進み、従来の多機能電話機に変わり、イーサネットを使用したIP電話機が接続可能なシステムが多く見られるようになってきている。同時にIP電話機自体も従来の通話や保留・転送機能等にとどまらず、イーサネット接続されているメリットより、WEBブラウザやメールの送受信機能を搭載したIP電話機も多く見かけるようになった。
【0007】
しかし、着信音に関しては従来と同じ誰の番号が鳴動しているのかわからないオーソドックスなものであり、携帯電話の着信メロディに慣れたユーザにとっては使いづらさすら感じるわけだが、そもそも実現できるパワーが十分であるIP電話機への着信メロディ配信システムが無いことと、IP電話機が着信メロディファイル形式に未対応であることが携帯電話のような着信メロディ配信システムを実現する阻害要因となっている。
【0008】
本発明は上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、IP電話機に対して着信メロディを配信することのできるシステムを実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明のコンテンツ配信システムは、ネットワークにより接続された、コンテンツのデータベースを備えるWEBサーバと、メールサーバと、IP電話機と、からなるコンテンツ配信システムであって、
前記WEBサーバは、メールを配信するあて先アドレスとともに前記データベースに格納されている所定のコンテンツをメール配信する内容の信号を受信すると、前記メールサーバに対して、所定のコンテンツのデータを前記あて先アドレスにメール配信するように指示するコンテンツ配信指示信号を送出し、
前記メールサーバは、前記コンテンツ配信指示信号を受け付けると、前記所定のコンテンツのデータを前記データベースより取得して前記あて先アドレスにメール配信し、
前記IP電話機は、メール配信されたコンテンツのデータを記憶するコンテンツデータ記憶部と、着信時に前記コンテンツデータ記憶部に記憶されているコンテンツデータによる動作を実行する制御部と、を備えることを特徴とする。
【0010】
この場合、コンテンツが着信メロディ、または、着信動画であってもよい。
【0011】
本発明のIP電話機はネットワークにより接続された、コンテンツのデータベースを備えるWEBサーバと、メールサーバとともにコンテンツ配信システムを構成するIP電話機であって、
前記メールサーバによりメール配信された、前記データベースに格納されている所定のコンテンツを記憶するコンテンツデータ記憶部と、着信時に前記コンテンツデータ記憶部に記憶されているコンテンツデータによる動作を実行する制御部と、を備えることを特徴とする。
【0012】
本発明のメールサーバは、ネットワークにより接続された、コンテンツのデータベースを備えるWEBサーバとともにコンテンツ配信システムを構成するメールサーバであって、
前記WEBサーバよりメールを配信するあて先アドレスとともに前記データベースに格納されている所定のコンテンツをメール配信する内容の前記コンテンツ配信指示信号を受け付けると、前記所定のコンテンツのデータを前記データベースより取得して前記あて先アドレスにメール配信することを特徴とする。
【0013】
本発明のWEBサーバは、ネットワークにより接続された、メールサーバとともにコンテンツ配信システムを構成する、コンテンツのデータベースを備えるWEBサーバであって、
メールを配信するあて先アドレスとともに前記データベースに格納されている所定のコンテンツをメール配信する内容の信号を受信すると、前記メールサーバに対して、所定のコンテンツのデータを前記あて先アドレスにメール配信するように指示するコンテンツ配信指示信号を送出することを特徴とする。
【0014】
本発明のコンテンツ配信方法は、ネットワークにより接続された、コンテンツのデータベースを備えるWEBサーバと、メールサーバと、IP電話機と、からなるコンテンツ配信システムで行われるコンテンツ配信方法であって、
前記WEBサーバが、メールを配信するあて先アドレスとともに前記データベースに格納されている所定のコンテンツをメール配信する内容の信号を受信したときに、前記メールサーバに対して、所定のコンテンツのデータを前記あて先アドレスにメール配信するように指示するコンテンツ配信指示信号を送出するステップと、
前記メールサーバが、前記コンテンツ配信指示信号を受け付けて、前記所定のコンテンツのデータを前記データベースより取得して前記あて先アドレスにメール配信するステップと、
前記IP電話機が、メール配信されたコンテンツのデータによる動作を、着信時に実行するステップと、を備えることを特徴とするコンテンツ。
【0015】
キャリア等により提供されたIP電話サービスより、PBXや電話交換機システム以外でもIP電話機は一般家庭やオフィスで単純接続して最小限の設定のみで使用できるようになったことより、着信音に関してより柔軟な設定が許される場面も多い。
【0016】
本発明のIP電話機は携帯電話やPHSの標準的な着信音データフォーマットを識別・保存して着信音として指定・再生できるメリットがあることにより、WEB上の着信メロディ配信サイトへの新たなサービス付加も発明に含まれる。つまり携帯電話の着信メロディをフリーで提供しているWEBサイトに関してはIP電話機からWEBブラウザにてダウンロードすることができるので、本発明によればメールの送受信可能なIP電話機への着信メロディ配信サービスにおいて、携帯電話に対して有料コンテンツとして着信メロディ配信している場合、メールによる配布がポピュラーであるので、有料着信メロディサイトにWEBアクセスして購入した着信メロディをメール受信し着信音として指定・再生することが可能である。
【0017】
本発明によるIP電話機によって着信メロディを提供するWEBサイトは、携帯電話による有料着信メロディ配布メールのWEB上のあて先設定の際に複数送信を可能とすることで、携帯電話とIP電話機への同じ楽曲送信が可能である。
【発明の効果】
【0018】
本発明によるIP電話機着信メロディシステムによれば着信メロディ配信WEBサイトより任意の着信メロディを選択、ダウンロードして携帯電話機同様、IP電話機の音源として使用することができ、有料コンテンツに関してもメールにて受信して着信メロディとして使用することができる。
【0019】
同様な手順で適用できる着信動画に関しても特にデスクトップ型のIP電話機に着信動画を適用することでより親しみやすく、また耳の不自由なユーザ対し、従来の着信LEDの点灯に加えて着信していることがわかりやすくなる効果がある。
【発明の実施の形態】
【0020】
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0021】
図1は本発明によるIP電話機の一実施形態の構成を示すブロック図である。
【0022】
本発明によるIP電話機10は図1に示すように、イーサネットインターフェイス部100、制御部101、操作部102、表示部103、音声信号/メロディ処理部104、ROM105、RAM106、着信メロディデータ記憶部107、メールデータ記憶部108、ハンドセット109、スピーカ110、マイク111とから構成されている。
【0023】
イーサネットインターフェイス部100は音声パケットや着信メロディデータやメールの送受信をインターネットを介して行うためのインターフェイスである。
【0024】
操作部102はダイヤルキーや各種ファンクションキーを備えている。表示部103は操作部102から入力される各種操作情報や送受信情報やメール情報やWEBブラウザによる各種WEBサイト等を表示する。
【0025】
音声信号/メロディ処理部104は音声信号や着信メロディデータの符号化/複合化を行う。着信メロディデータ記憶部107はダウンロードした着信メロディデータを格納する。
【0026】
メールデータ記憶部108は送受信したメールを格納する。ROM105は制御部が実行するためのアプリケーションソフトウェアを格納する。RAM106はROM105のアプリケーションソフトウェアを展開して制御部が実際に実行するために使用される。
【0027】
制御部101は各部と接続するもので、RAM106に展開されたアプリケーションソフトウェアによりIP電話機10を構成する各部の動作を制御する。
【0028】
ハンドセット109は音声の入出力を行う。マイク111はハンズフリー通話の音声が入力される。スピーカ110はハンズフリー音声や着信音や着信メロディを出力する。
【0029】
図2は本発明のIP電話機着信メロディシステムの概要を示す図である。WEBブラウザを装備し、メールの送受信可能なIP電話機201とIP電話機202はVoIP対応の電話交換機200に管理されており、電話交換機200を介してインターネット210を介してのIP通信が可能である。
【0030】
PC(パーソナルコンピュータ)204はインターネット210に接続可能なパーソナルコンピュータであり、WEBブラウザを装備している。
【0031】
電子メールの送受信可能なIP電話機203はインターネット210上の図には示さないIP電話機管理サーバによって管理されており、PBXや電話交換機を必要とせずインターネットに接続可能なIP電話機である。
【0032】
PHS206は基地局であるCS205を介してインターネット210に接続してWEB閲覧やメールの送受信が可能である。
【0033】
携帯電話機207はインターネット210に接続してWEB閲覧やメールの送受信が可能な一般的な通常の携帯電話機である。WEBサーバ208は着信メロディ(着信メロディ)データベース211を備え、インターネット210上に着信メロディWEBサイトを運営・管理している。
【0034】
メールサーバ209はインターネット210を介したメールサーバであり、WEBサーバ208が運営する着信メロディWEBサイトよりメール送信要求があった時は着信メロディデータベース211より着信メロディデータを添付して送信する。
【0035】
図3は、IP電話機300がWEBサーバ301が発信する着信メロディWEBサイトにより着信メロディをダウンロードする状態を示す図である。
【0036】
図3に示すように、IP電話機300(図1におけるIP電話機10)がWEBサーバ301が発信する着信メロディWEBサイトにアクセスすると、着信メロディWEBサイトから送られてくる画像がIP電話機300の表示部(図1における表示部103)に表示される。まず、表示303のようなWEBブラウザが示される。表示303としては図示するように、おすすめの着信メロディとして、着信メロディA〜Dが表示されている。
【0037】
この後、IP電話機300の利用者が着信メロディBをダウンロードする旨の入力を行うと、着信メロディダウンロードリクエスト302がWEBサーバ301(図2におけるWEBサーバ208)に送信され、WEBサーバ301は着信メロディBをIP電話機300へ送信する着信メロディBダウンロード304を行う。
【0038】
着信メロディBをダウンロードしたIP電話機300では、ダウンロードした着信メロディBのデータを着信メロディデータ記憶部(図1における着信メロディデータ記憶部107)に保存し、表示部に表示306として着信メロディのリストを表示する。
【0039】
IP電話機300は携帯電話等にてポピュラーな着信メロディファイル形式に対応しており、また従来無かった着信メロディ設定メニューを表示することにより、着信メロディデータ記憶部107に保存してある中で好みの着信メロディファイルを選択・指定することができる。
【0040】
図4は本発明のIP電話機着信メロディシステムにより、WEBサイトより有料着信メロディを購入した場合の動作を示す図であり、IP電話機400(図1におけるIP電話機10)とWEBサーバ401(図2におけるWEBサーバ208)との間での伝送を示す図である。
【0041】
図4(a)に示すように、IP電話機400の表示部(図1における表示部103)に、WEBサーバ401が発信する着信メロディWEBサイト(有料)のWEBブラウザが表示403として表示されている。この状態で、着信メロディFを選択する旨の信号402がIP電話機400からWEBサーバ401へ送信されると、図4(b)に示すように、WEBサーバ401は、次画面として、自分のIP電話機400の配布先メールアドレス、登録ID、パスワードの入力を要求する表示405を表示させる。ここで入力する登録ID、パスワードは有料コンテンツの決済を行うためにIP電話機400の利用者がWEBサーバ401に予め登録してあるもので、これによりポータルサイト等でポピュラーなクレジットカード等による電子決済が可能であるものとする。
【0042】
IP電話機400の利用者は、上記の必要事項を入力後に、これらを送信する旨の「進む」ボタンをクリックすることにより、必要事項入力内容を示す信号406がWEBサーバ401に送信される。IP電話機400による必要事項入力作業は、図6に示すようなダイヤルキー600を用いた、携帯電話のメール作成などで一般的なダイヤルキー操作によるタイプ入力である。
【0043】
続いて、図5に示すように、WEBサーバ401はIP電話機400によって入力された登録ID、パスワードの認証を行い、予め登録されているものと適合するものであれば、メールサーバ502(図2におけるメールサーバ209)に対して着信メロディFのデータを含むメールをIP電話機400へ送信することを要求する旨の信号503を送信する。
【0044】
信号503を受信したメールサーバ502は、WEBサーバ401の着信メロディデータベースから対象となる着信メロディFのデータを取得する送受信504を行い、取得した着信メロディFのデータをメールとともにIP電話機400へ信号505として送信する。
【0045】
メールサーバ502はメール送信が完了すると、WEBサーバ401にメールの送信が完了した旨の信号506を送信し、信号506を受けたWEBサーバ401はIP電話機400の表示部にメールの送信が完了した内容を表示させる信号507を送信し、この結果、IP電話機400の表示部にはメールの送信が完了した内容の表示508が表示される。
【0046】
IP電話機400は、図1に示したメールデータ記憶部108に保存されている受信メールを表示部103に表示し、添付されているファイルが着信メロディファイル形式であれば、着信メロディファイルを着信メロディデータ記憶部107に保存する。着信メロディデータ記憶部107に保存されている着信メロディを選択・指定すると、制御部101は着信時に指定されている着信メロディをスピーカ110より送出する。
【0047】
図7は本発明のIP電話機への着信メロディ配信システムによる有料着信メロディ複数配信サービスを示す図であり、携帯電話機700(図2における携帯電話機207)とWEBサーバ701(図2におけるWEBサーバ208)との間での伝送を示す図である。
【0048】
図7に示すように、携帯電話機700は、携帯電話機700が装備する表示部に、WEBサーバ701が発信する着信メロディWEBサイト(有料)のWEBブラウザを表示する。
【0049】
携帯電話機700の利用者は、上記のWEBブラウザへ入力を行うことにより、WEBサーバ701に、着信メロディの選択後の配信メールアドレスを入力する表示を行わせる信号702を送信させることができる。この結果、携帯電話機700の表示部には登録ID、パスワード、配信先のメールアドレスに加えて、必要であればその他の配信先メールアドレスを入力するための表示703が表示される。
【0050】
ここで、入力する登録ID、パスワード、配信先メールアドレスは有料コンテンツの決済を行うために携帯電話機700の利用者がWEBサーバ701に予め登録してあるもので、携帯電話機700の利用者が各必要事項の項目を入力後に「進む」ボタンをクリックすることにより、各項目の内容を含む信号704がWEBサーバ701に送信される。
【0051】
信号704を受信したWEBサーバ701は、図8に示すように、携帯電話機700によって入力された登録ID、パスワードの認証を行い、予め登録されているものと適合するものであればメールサーバ702(図2に示したメールサーバ209)に対して着信メロディのデータを含むメールを信号704に示される配信先メールアドレス(本実施形態の場合には携帯電話機700およびIP電話機805のメールアドレス)へ送信することを要求する旨の信号803を送信する。
【0052】
信号803を受信したメールサーバ702はWEBサーバ701の着信メロディデータベースから対象となる着信メロディのデータを取得する送受信804を行い、取得した着信メロディのデータをメールとともに携帯電話機700およびその他の配信先メールアドレスであるIP電話機805へ信号806、807としてそれぞれ送信する。
【0053】
メールサーバ702は信号806、807の送信が完了すると、WEBサーバ701にメールの送信が完了した旨の信号808を送信し、信号808を受信したWEBサーバ701は携帯電話機700のWEBブラウザにメールの送信が完了した旨を示す表示を行わせる信号809を送信し、この結果、携帯電話機700の表示部にはメールの送信が完了したことを示す表示810が表示される。
【0054】
携帯電話やPHSによる着信メロディ購入と同様な手続きを行う際に複数配布先を指定できるようにすることによって、自分の携帯電話やPHSで使用したい気に入った着信メロディをIP電話機や他の携帯電話やPHSにも自動的に配布することができる。これより配信先のWABコンテンツ側は一例としては、複数配信については¥△△増しとか、▽パーセント増しとか、複数配信しても料金同一等のバリエーションの設定ができる。
【0055】
ここまで着信メロディに関して説明したが、着信動画に関してもデータ自体が大きくなるが、同様の手順でIP電話機に配信・適用することができる。この場合には、着信動画データ記憶部を設け、制御部101は着信時に着信動画データ記憶部に記憶され、着信動画として指定されている着信動画データによる動画を表示部103に表示させることとすればよい。
【図面の簡単な説明】
【0056】
【図1】本発明のIP電話機の主要構成を示すブロック図である。
【図2】本発明のIP電話機着信メロディシステムの概要を示す図である。
【図3】本発明のIP電話機着信メロディシステムによりWEBサイトよりフリーの着信メロディを購入した場合の一例を示す図である。
【図4】本発明のIP電話機着信メロディシステムによりWEBサイトより有料着信メロディを購入した場合の一例を示す図である。
【図5】本発明のIP電話機着信メロディシステムによりWEBサイトより有料着信メロディを購入した場合の一例を示す図である。
【図6】ダイヤルキーの一例を示す図である。
【図7】本発明のIP電話機着信メロディシステムによる有料着信メロディ複数配信サービスの一例を示す図である。
【図8】本発明のIP電話機着信メロディシステムによる有料着信メロディ複数配信サービスの一例を示す図である。
【符号の説明】
【0057】
100 イーサネットインターフェイス部
101 制御部
102 操作部
103 表示部
104 音声信号/メロディ処理部
105 ROM
106 RAM
107 着信メロディデータ記憶部
108 メールデータ記憶部
109 ハンドセット
110 スピーカ
111 マイク
200 電話交換機
10、201、202、203、300、400、805 IP電話機
204 PC
205 CS
206 PHS
207、700 携帯電話機
208、301、401、701 WEBサーバ
209、502 メールサーバ
210 インターネット
211 着信メロディデータベース
303、305、403、405、508、703、810 表示
600 IP電話機ダイヤルキー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワークにより接続された、コンテンツのデータベースを備えるWEBサーバと、メールサーバと、IP電話機と、からなるコンテンツ配信システムであって、
前記WEBサーバは、メールを配信するあて先アドレスとともに前記データベースに格納されている所定のコンテンツをメール配信する内容の信号を受信すると、前記メールサーバに対して、所定のコンテンツのデータを前記あて先アドレスにメール配信するように指示するコンテンツ配信指示信号を送出し、
前記メールサーバは、前記コンテンツ配信指示信号を受け付けると、前記所定のコンテンツのデータを前記データベースより取得して前記あて先アドレスにメール配信し、
前記IP電話機は、メール配信されたコンテンツのデータを記憶するコンテンツデータ記憶部と、着信時に前記コンテンツデータ記憶部に記憶されているコンテンツデータによる動作を実行する制御部と、を備えることを特徴とするコンテンツ配信システム。
【請求項2】
コンテンツが着信メロディであるコンテンツ配信システム。
【請求項3】
コンテンツが着信動画であるコンテンツ配信システム。
【請求項4】
ネットワークにより接続された、コンテンツのデータベースを備えるWEBサーバと、メールサーバとともにコンテンツ配信システムを構成するIP電話機であって、
前記メールサーバによりメール配信された、前記データベースに格納されている所定のコンテンツを記憶するコンテンツデータ記憶部と、着信時に前記コンテンツデータ記憶部に記憶されているコンテンツデータによる動作を実行する制御部と、を備えることを特徴とするIP電話機。
【請求項5】
ネットワークにより接続された、コンテンツのデータベースを備えるWEBサーバとともにコンテンツ配信システムを構成するメールサーバであって、
前記WEBサーバよりメールを配信するあて先アドレスとともに前記データベースに格納されている所定のコンテンツをメール配信する内容の前記コンテンツ配信指示信号を受け付けると、前記所定のコンテンツのデータを前記データベースより取得して前記あて先アドレスにメール配信することを特徴とするメールサーバ。
【請求項6】
ネットワークにより接続された、メールサーバとともコンテンツ配信システムを構成するにコンテンツのデータベースを備えるWEBサーバであって、
メールを配信するあて先アドレスとともに前記データベースに格納されている所定のコンテンツをメール配信する内容の信号を受信すると、前記メールサーバに対して、所定のコンテンツのデータを前記あて先アドレスにメール配信するように指示するコンテンツ配信指示信号を送出することを特徴とするWEBサーバ。
【請求項7】
ネットワークにより接続された、コンテンツのデータベースを備えるWEBサーバと、メールサーバと、IP電話機と、からなるコンテンツ配信システムで行われるコンテンツ配信方法であって、
前記WEBサーバが、メールを配信するあて先アドレスとともに前記データベースに格納されている所定のコンテンツをメール配信する内容の信号を受信したときに、前記メールサーバに対して、所定のコンテンツのデータを前記あて先アドレスにメール配信するように指示するコンテンツ配信指示信号を送出するステップと、
前記メールサーバが、前記コンテンツ配信指示信号を受け付けて、前記所定のコンテンツのデータを前記データベースより取得して前記あて先アドレスにメール配信するステップと、
前記IP電話機が、メール配信されたコンテンツのデータによる動作を、着信時に実行するステップと、を備えることを特徴とするコンテンツ配信方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2007−201808(P2007−201808A)
【公開日】平成19年8月9日(2007.8.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−17856(P2006−17856)
【出願日】平成18年1月26日(2006.1.26)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.イーサネット
【出願人】(000227205)NECインフロンティア株式会社 (1,047)
【Fターム(参考)】