説明

シート類の外形寸法測定装置

【課題】コンベア上を移動中するシート類を、精度良く寸法測定する装置を、安価で小型なものを提供する。
【解決手段】コンベア上に2台のカメラを配置し、コンベア上を搬送するシート類寸がカメラ直下に到達したときに初回の撮影を行い、被測定部材が離脱したときに2回目の撮影を行う。2台のカメラ間隔測定データと、初回から2回目の撮影の間のシート類移動量計測データと、4つの画像データを演算することにより、シート類の移動方向寸法、幅寸法およびシート類の角度計測可能にした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンベアで搬送する四角形に裁断された印刷物や出版物などの縦寸法、横寸法および角度を測定するシート類寸法測定装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ベルトコンベアで搬送するシート類100の外形検査する装置は、図11で示すように、コンベアと、該コンベア上部にCCD二次元イメージセンサを搭載する画像入力装置82,83,84,85(以下、カメラ)が配置され、4台のカメラ82,83,84,85には、コンベアベルト80,81を挟んで対向した位置にストロボが配置される。
【0003】
カメラ82,83,84,85とストロボは、ベルトコンベアで搬送されるシート類100の大きさに合わせて撮影位置を調整できる構造となっている。カメラの調整位置は、ベルトコンベアで搬送されるシート類100が、コンベア中央に配置された先端位置検出センサ86直下に搬送された場合に、シート類100の4隅がカメラ82,83,84,85のほぼ撮影中央部で撮影可能な位置に調整される。
【0004】
コンベア上のシート類100が、先端位置検出センサ86直下に到達すると、前記先端位置検出センサ86より、撮影トリガが発生され4台のストロボが同調発光する。カメラ82,83,84,85は、シート類100の陰影に対応した画像データをカメラ内82,83,84,85のメモリーに記憶し、順次演算処理部にデータ転送を行う。演算処理部は、4台のカメラ82,83,84,85からの画像データを受信し、全ての画像データを取り込むと、画像の演算処理を開始する。
【0005】
シート類100の4隅がカメラ82,83,84,85のほぼ撮影中央部で撮影可能な位置に調整されているが、コンベア上のシート100は、コンベア搭載方式によるばらつきや移動時の振動などにより、搬送位置が不安定となっていて、中央位置には存在しない。このため演算処理部は、4台のカメラ82,83,84,85からの画像データより、シート100の各コーナー座標を計算し、1つのコーナ座標を基準になるよう設定し、この基準位置からの傾き補正を行い、搬送方向寸法、幅寸法および直角度を演算により求める。この演算方法は、特開平6−147836に開示されている。演算より得られた、搬送方向の寸法、幅寸法および直角度は、あらかじめ設定された許容値と比較して良否判定が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平6−147836号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
解決しようとする問題点は、4台のカメラを必要とし、被測定物の大きさに合わせて、4台のカメラの位置調整機構を必要とするため、高額で大型な装置となる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、1つの被測定部材が通過するときに、カメラ2台が2回の撮影を行い、カメラ4台使用する方式と同様に被測定部材の4角の画像データを取得する。第1回目の撮影は、被測定部材が前記カメラ直下に到達したとき、第2回目の撮影は、被測定部材が前記カメラ直下から離脱したときに行う。第1回目と第2回目の撮影の間に移動するシート類の移動量を計測する手段を設けることにより、被測定部材の搬送方向の寸法、幅寸法およびシート類の4角の角度を計測可能にしたことを主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明のシート類寸法測定装置は、カメラ2台でカメラ4台の方式と同等の外形寸法計測が可能となり、シート類の搬送方向にカメラの配置が不要になるため、安価で小型化な装置が提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
ベルトコンベアで搬送する出版物や鋼板などの外形の検査工程において、移動方向寸法、幅寸法および直角度測定という目的を、シート類移動量を計測する手段とカメラの組合せにより、従来使用していたカメラを4台から2台に半減し、小型な装置を実現した。
【実施例1】
【0011】
図1は、本発明装置の第1実施例の斜視図であって、印刷物や書籍など(以下、シート類10)は、主コンベアベルト11および副コンベアベルト12,13,14,15によりX方向に搬送される。前記、コンベアベルトが動作したときロータリエンコーダ16によりの搬送量に比例したパルスが出力される。
【0012】
前記コンベアの上方向に、カメラ32,33が配置されている。カメラ32,33は、位置調整台20に固定したサーボモータ24とサーボモータ24の回転軸に左ねじボールねじ22、右ねじボールねじ21がカップリング23で連結され、サーボモータ24の回転動作により、カメラ間隔を変更できる。
【0013】
図2のCPU60は、電源立ち上げ時にカメラ32,33の原点復帰指示をサーボコントローラ65に指令し、カメラ32,33を装置中央方向に移動するよう動作させ、図1の原点センサ26がカメラ取付台突起部28を検知し、サーボモータ24を停止する。図2のサーボコントローラ65は、内臓する位置カウンタをリセットし、原点復帰動作を完了する。
【0014】
原点復帰動作完了後、CPU60は、許容データ64格納された被測定物のY方向の寸法と同等もしくは同等以上の間隔に相当する位置決めパルス数を計算し、サーボコントローラ65に指令し、サーボモータ24を動作させる。
サーボモータ24を動作により、カメラ32,33は、概略被測定物のY方向の間隔を離した位置に停止する。
【0015】
移動したカメラの間隔の位置データは、サーボモータ24に直結するロータリーエンコーダ25のパルスにより、サーボコントローラ26に内臓される位置カウンタで計数され、CPU60に入力され演算処理により求められる。
【0016】
図1の副コンベアベルト12と副コンベアベルト14隙間にストロボ35が配置され、副コンベアベルト13と副コンベアベルト15隙間にストロボ34とレーザ発光器30が配置されている。ストロボ34、35は、上部のカメラ32、33に対向して配置され、カメラ撮影視野より大きな領域の発光面となっている。カメラ32,33の移動量が大きい場合は、ストロボ34、35をカメラ32,33直下に移動できる構造とする。
【0017】
レーザ発光器30は、上部のレーザ受光センサ31に対向して配置され、レーザ発光器30から放射される光束は、コンベア上を搬送されるシート類10により遮断される構造となっている。
【0018】
図2のブロック図を用いて、シート類10がコンベアを移動するときの動作を説明する。レーザ発光器30からの光束がシート類により遮断されるとレーザ受光センサ31は、CPU60とトリガ発生回路52とゲート56に、ワーク検出信号51を出力する。
【0019】
CPU60は、ワーク検出信号51の立ち上がりを検知すると、内部メモリを初期化する。トリガ発生回路52は、ワーク検出信号51と該ディレイ信号51dの排他的論理和をとることにより、10ms程度のトリガパルス53をカメラ33、33に出力する。ワーク検出信号51とディレイ信号51dとトリガパルス53aのタイミングは、図8のようになる。
【0020】
トリガパルス53aを入力した図2のカメラ32,33は、同調発光信号54a、54bをストロボ34,35に出力し、ストロボ34,35を発光させ、シート類10先端面の2角の陰影画像撮影を行い、取得した画像データを画像メモリ61,62に取込みCPU60に順次転送する。CPU60は、カメラ32からの画像データを第1の映像データ、カメラ33からの画像データを第2の映像データとして保存する。
【0021】
シート類10後端面がカメラ直下を通過すると、レーザ受光センサ31は、遮光から受光状態に変化し、ワーク検出信号51がHからLとなる。トリガ発生回路52は、ワーク検出信号51がHからLに変化するとき、ワーク検出信号51と該ディレイ信号51dの排他的論理和をとることにより、2回目のトリガパルス53bをカメラ33、33に出力する。
【0022】
トリガパルス53bの入力により、カメラ32,33は、初回同様、ストロボを同調発光させ、シート類10後端面の2角の陰影画像の撮影を行い、取得した画像データを画像メモリ61,62に取込みCPU60に順次転送する。
カメラ32から取得した画像データは、第3映像データとして、カメラ33から取得した画像データは、第4映像データとして保存される。
【0023】
図2のゲート56は、ワーク検出信号51がHからLに変化すると、エンコーダ16からの搬送パルス55を遮断する。図8に示すように、ワーク検出信号51がHの区間、搬送パルス55を通過させ、シート長に比例したパルス列57を通過させカウンタ58により計数し、その計数結果を計数値120とする。
【0024】
CPU60は、ワーク検出信号51がHからLに変化すると、カウンタ58により計数された計数値120を内部に取り込み、後述する演算処理に使用する。計数値120は、カメラ32,33の初回の撮影から2回目の撮影の間にシート類10が移動した距離と比例した値となる。
【0025】
CPU60は、第1、第2、第3と第4の画像データと、カウンタ58で計数した計数値120と、サーボコントローラ65からのカメラ間距離の情報から後述する計算により、移動方向寸法、幅寸法およびシート類の角度を演算し、あらかじめ設定した許容データ64と比較する。その結果、寸法と角度が許容範囲内であれば、良否判定信号に「良」、範囲外であれば「否」を出力する。良否判定出力66は、ブザー音出力、パイロットランプ出力、画面表示出力、通信出力や後続の振分装置への出力などがある。
【0026】
図3は、カメラ33直下にシート類10が侵入して撮影した映像データ72を示したもので、シート類10の角部(図1の10b)付近の陰影をハッチングしたものであり、カメラ原点110からの座標108,109を求める方法を次に示す。
【0027】
エッジ検出ライン111、112は、あらかじめ設定された比較演算を実施するためのメモリのアドレスを示す。座標109は、エッジ検出ライン111の始点111aから終点111bに向かって、順次画素データを比較演算することにより、明暗の変化点を探し、座標をも求める。座標108も同様にエッジ検出ライン112の明暗変化点を求める。他の3つの映像データ73、74,75も同様な方式で座標を計算できる。
【0028】
図4は、カメラ32の初回映像データ71とカメラ33初回映像データ72,カメラ32の2回目の初回映像データ73,カメラ33の2回目の映像データ74を仮想配置したものであり、映像データ71と72,映像データ73と74は、カメラ中心間距離Ypに相当する間隔を離し、映像データ71と73,映像データ72と74は、シート類移動距離Xpに相当する間隔を離してある。
【0029】
カメラ中心間距離Ypは、CPUがサーボコントローラ65に位置指令した距離であり、サーボコントローラ65に接続するロータリーエンコーダ25からの位置計測により、指令した位置にカメラ32,33を移動させる。シート類移動距離Xpは、カウンタ58で計数した計数値120に、パルス定数Pk(mm/pulse)を乗じた数値となる。
【0030】
映像データ71では、シート類10のエッジ座標104、105を、映像データ73では、シート類10のエッジ座標102,103を、映像データ74では、シート類10のエッジ座標106,107の合計8個の座標を取得できる。前記8個の座標は、映像データ左下をカメラ原点としたローカル座標となっている。
【0031】
映像データ73のカメラ原点101を図4の仮想配置全体の原点(以下、全体原点101と呼ぶ)に変更した場合に、映像データ73の領域の座標102,103は、そのままの値が使用できる。映像データ71の領域の座標104,105は、ローカル座標にシート類移動距離Xpを加算した値が、全体原点101からの新座標になる。映像データ74の領域の座標106,107は、ローカル座標にカメラ中心間距離Ypを加算した値が、全体原点101からの新座標になる。映像データ72の領域の座標108,109は、ローカル座標にシート類移動距離Xpとカメラ中心間距離Ypを加算した値が、全体原点101からの新座標になる。
【0032】
図5は、全体原点101からの座標8点から最終測定結果を求める演算を説明する図である。全体原点101からの座標102を(X1,Y1)、座標104を(X2,Y2)、座標105を(X3,Y3)、座標109を(X4,Y4)、座標108を(X5,Y5)、座標106を(X6,Y6)、座標107を(X7,Y7)、座標103を(X8,Y8)と定義して、シート類10の移動方向寸法Xa、幅寸法Ya、4つの角度θa、θb、θcおよびθdを求める。
【0033】
シート類の4辺の傾きθ1、θ2、θ3、θ4を、次の式より求める。
θ1=arctan{(Y2−Y1)/(X2−X1)} (rad)
θ2=arctan{(X4−X3)/(Y4−Y3)} (rad)
θ3=arctan{(Y6−Y5)/(X6−X5)} (rad)
θ4=arctan{(X8−X7)/(Y8−Y7)} (rad)
【0034】
シート類4角θa、θb、θc、θdは、次の式より演算する。
θa=π/2+θ1−θ4 (rad)
θb=π/2+θ2−θ1 (rad)
θc=π/2+θ3−θ2 (rad)
θd=π/2+θ4−θ3 (rad)
【0035】
移動方向寸法Xaおよび幅寸法Yaは、シート類10がコンベア上を斜めに搬送するための補正の例を示す。
Xa={(X4−X7)+(X3−X8)}/2 *(cosθ2+cosθ4)/2
Ya={(Y5−Y2)+(Y6−Y1)}/2 *(cosθ1+cosθ3)/2
【実施例2】
【0036】
図6は、本発明装置の第2実施例の斜視図であって、実施例1のシート類10の搬送部が、透明コンベアベルト18により構築されている。ストロボ34,35は光量の減衰を抑えるため、透明コンベアベルト18内部に設置される。シート類10は、コンベア上部に配置された、反射式レーザセンサ19により検知される。カメラ32、33の位置調整と寸法検知は、実施例1と同じ方式のため、説明を省略する。
【0037】
透明コンベアベルト18は、ポリウレタンエラストマー組成物やポリエステルエラストマー(白色)、ポリエステル帆布、メッシュシート類などの光学的に透過率の高い材料を使用する。
【0038】
本例では、演算処理を高速化するために、エッジ検出ラインを用いて画像データから8つの座標を抽出したが、高速演算処理を装備するCPUを搭載し、全面を演算しシートの角部の4座標を検出し、該4座標から計測結果を演算処理しても良い。今回の例では、ストロボ34,35を下面から上面に向け照射し、上面のカメラ32,33に陰影画像を取込む配置としたが、ストロボ34,35を上面から下面に向かって照射し、カメラ32,33に陰影画像を取込む配置に変更しても良い。
【0039】
図7は、コンベア11〜15とカメラ32,33と第1のワーク検出光軸38の後方にXsの間隔で離し設置された第2のワーク検出光軸39の配置図示したものである。第1のワーク検出光軸38は、図2のレーザ発光器30から発光され、レーザ受光センサ31に到達する光軸を示し、第2のワーク検出光軸39は、図2のレーザ発光器67aから発光される光軸でレーザ受光センサ67bに到達する光軸を示す。
【0040】
図9のタイミングチャートは、シート類が第1のワーク検出光軸38を遮光するときにワーク検出信号51がHとなり、第2のワーク検出光軸39を遮光するときに補助ワーク検出信号68がHとなる。
【0041】
図2のカウンタ58は、図9のワーク検出信号51の立ち上がりから計数を開始し、補助ワーク検出信号68立ち上がりを検出したときに、計数値121をラッチし、計数を継続する。ワーク検出信号51の立ち下がりに計数を終了し計数値120を保存する。
シート類移動距離Xpは、次の式で得られる。
Xp= (距離Xs) × (計数値120)/(計数値121)
【0042】
同様にシート類移動距離Xpを求める方法として、図10の補助ワーク検出信号68の立ち上がりから計数を開始し、ワーク検出信号51立ち下がりを検出したときに計数値131をラッチし、計数を継続する。補助ワーク検出信号68の立ち下がりに計数を終了し計数値130を保存する。
シート類移動距離Xpは、次の式でも得られる。
Xp= (距離Xs) × (計数値130)/(計数値130−計数値131)
【0043】
このように補助ワーク検出信号68を用いることにより、ベルトテンションや経年変化によるパルス定数Pk(mm/pulse)の変動を軽減することが出来る。理想状態の計数値121もしくは計数値132は、被測手物の大きさに関係なく一定であるため、計数値121もしくは計数値132が、許容を超える増加の場合は、ベルトのすべりが増加するなど、機能低下したと判断し、警告を発することも可能となる。
【産業上の利用可能性】
【0044】
本発明は、出版物の裁断工程後の検査、工程での印刷用紙の検査、鋼鈑の裁断外形の検査に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】シート類寸法測定装置の実施方法を示した説明図である。(実施例1)
【図2】シート類寸法測定装置の実施方法を示したブロック図である。
【図3】映像データの座標を取得方法の説明図
【図4】シート類10の外形寸法を演算するための仮想配置となっている。
【図5】座標から寸法を演算ための説明図である。
【図6】透明ベルト用いたシート類寸法測定装置の実施方法を示した説明図である。(実施例2)
【図7】コンベアとカメラとセンサの位置関係を示す配置図である。
【図8】実施例1のタイミングチャートである。
【図9】実施例3のタイミングチャートである。
【図10】実施例3のタイミングチャートである。
【図11】従来のシート類寸法測定装置の実施方法を示した説明図である。
【符号の説明】
【0046】
10 シート類
11 主コンベアベルト
16、25 ロータリエンコーダ
18 透明コンベアベルト
24 サーボモータ
30 レーザ発光器
31 レーザ受光センサ
32、33 カメラ
34、35 ストロボ
60 CPU
101 全体原点、映像データ73のカメラ原点
Xp シート類移動距離
Yp カメラ中心間距離
Xa 移動方向寸法、
Ya 幅寸法

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンベア上を移動するシート類の寸法を測定する装置において、コンベア上を移動するシート類の移動距離を測定する移動量測定手段と、シート類の先端と後端を検出するシート前後端検出手段と、該シート前後端検出手段からの信号によりシート類の角部を撮影する2つのカメラと、該2つのカメラ間隔を測定するカメラ間寸法検出手段と、該2つのカメラ間隔を変更する位置調整手段と、演算手段と演算結果出力手段を備えたことを特徴とするシート類寸法測定装置
【請求項2】
透過特性を持つコンベアベルトを用いた請求項1のシート類寸法測定装置
【請求項3】
シート類の先端と後端を検出するシート前後端検出手段から、シート類移送方向に、一定間隔を隔てて第2のシート検出手段を配置し、シート類移動距離を算出すること特徴とする請求項1のシート類寸法測定装置

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2011−38909(P2011−38909A)
【公開日】平成23年2月24日(2011.2.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−186994(P2009−186994)
【出願日】平成21年8月12日(2009.8.12)
【出願人】(596001014)富士油圧精機株式会社 (15)
【Fターム(参考)】