説明

ステージ装置

【課題】一の水平方向に移動可能な第1のテーブル上にて支持された第2のテーブルの振動を制振する。
【解決手段】装置1は、X方向に移動可能なXY軸テーブル2と、XY軸テーブル2上にて支持部3で支持されたZ軸テーブル4と、X方向に互いに離れて配置されZ軸テーブル4のZ方向速度を検出する一対のスケール10a,10bと、X方向に互いに離れて配置されZ軸テーブル4を鉛直方向に駆動する一対のモータ11a,11bと、検出されたZ方向速度に基づいてモータ11a,11bの駆動を制御するコントローラ12と、を備え、スケール10a,10bでZ方向速度を検出することでZ軸テーブル4のピッチング振動挙動を求め、モータ11a,11bを駆動し、ピッチング振動が相殺されるようにZ軸テーブル4をピッチング方向Pに回転する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ステージ装置に関し、特に、半導体、液晶等の分野において用いられるステージ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のステージ装置としては、一の水平方向に移動可能な第1のテーブル(XYテーブル)と、第1のテーブル上にて支持手段(Z軸部材)により支持された第2のテーブル(ウェハ保持部材)と、を具備するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2007−27659号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上述したようなステージ装置では、第1のテーブルが一の水平方向に移動されると、例えば加速力による影響のために、一の水平方向及び鉛直方向に交差する軸回り回転方向(以下、「ピッチング方向」という)に第2のテーブルが振動してしまうおそれがある。
【0004】
そこで、本発明は、一の水平方向に移動可能な第1のテーブル上にて支持された第2のテーブルの振動を制振できるステージ装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、本発明に係るステージ装置は、一の水平方向に移動可能な第1のテーブルと、第1のテーブル上にて支持手段により支持された第2のテーブルと、を具備するステージ装置であって、一の水平方向に互いに離れて配置され、第2のテーブルの鉛直方向の位置又は速度を検出する一対の検出器と、一の水平方向に互いに離れて配置され、第2のテーブルを鉛直方向に駆動する一対のモータと、一対の検出器で検出された第2のテーブルの鉛直方向の位置又は速度に基づいて、一対のモータの駆動を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0006】
このステージ装置では、一対の検出器及び一対のモータが一の水平方向に互いに離れて配置されている。よって、例えば、一の水平方向に第1のテーブルを移動する際に、第2のテーブルがピッチング方向に振動(以下、「ピッチング振動」という)する場合、第2のテーブルの一の水平方向に沿った各位置の鉛直方向の位置又は速度を、一対の検出器でそれぞれ検出することで、第2のテーブルのピッチング方向の傾き角度やその角速度等を求めることができ、第2のテーブルのピッチング振動の挙動を把握することが可能となる。そして、一対のモータを駆動することで、ピッチング振動が相殺されるように第2のテーブルをピッチング方向に回転でき、ピッチング振動を制振することが可能となる。従って、一の水平方向に移動可能な第1のテーブル上にて支持される第2のテーブルの振動を制振することができる。
【0007】
ここで、一対の検出器及び一対のモータは、第2のテーブルにおいて支持手段による支持箇所を中心に一の水平方向に対称な位置にそれぞれ設けられている場合がある。また、制御手段は、具体的には、一対のモータを駆動し、一の水平方向及び鉛直方向に交差する軸回りの第2のテーブルの角速度を制御する場合がある。
【0008】
また、第2のテーブルは、鉛直方向に移動可能に構成され、制御手段は、第2のテーブルの鉛直方向の位置を制御することが好ましい。この場合、第2のテーブルを、一の水平方向に移動させつつ鉛直方向に移動することが可能となる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、一の水平方向に移動可能な第1のテーブル上にて支持された第2のテーブルの振動を制振することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0011】
図1は本発明の一実施形態に係るステージ装置を示す概略図である。本実施形態のステージ装置は、例えば半導体、液晶、磁気・光記憶装置等の検査用又は製造用装置として用いられるものである。図1に示すように、ステージ装置1は、XY軸テーブル(第1のテーブル)2と、このXY軸テーブル2上にて支持部(支持手段)3により支持されたZ軸テーブル(第2のテーブル)4と、を備えている。
【0012】
XY軸テーブル2は、定盤20上にて例えばエアベアリング等(不図示)により非接触で支持されており、定盤20上をX方向(一の水平方向、紙面左右方向)及びY方向(紙面垂直方向)に移動可能に構成されている。Z軸テーブル4は、その上面に真空チャック等からなる吸着部33(図2参照)により対象物Wが吸着されて載置される。
【0013】
支持部3は、回転支持部6とZ軸支持部7とを含んで構成されている。回転支持部6は、XY軸テーブル2上に設けられ、ベアリング6aを介してZ軸支持部7を支持しており、これにより、Z軸支持部7が回転支持部6に対しZ軸回りに相対回転可能になっている。Z軸支持部7は、上方に開口するガイド穴8aを有するガイド部8と、Z方向(鉛直方向、紙面上下方向)に長尺状のZ軸部材9とを含んで構成され、ガイド穴8aにZ軸部材9がエアー等で鉛直方向に摺動可能に嵌合している。そして、このZ軸部材9は、Z軸テーブル4の下面中央部に接続されている。これにより、Z軸テーブル4は、Z方向に移動可能になっている。
【0014】
ここで、ステージ装置1は、一対のスケール(検出器)10a,10b、一対のモータ11a,11b及びコントローラ(制御手段)12を備えている。
【0015】
スケール10a,10bは、Z軸テーブル4のZ方向速度を検出する。ここでは、スケール10a,10bとして、例えば、レーザ光の干渉を利用するリニアエンコーダ等が用いられている。これらのスケール10a,10bは、Z軸テーブル4において支持部3による支持箇所(ここでは、Z軸部材9の軸線L)を中心にX方向に対称な位置にそれぞれ設けられている。つまり、スケール10a,10bは、X方向に互いに離れて(オフセットされて)配置されている(換言すると、スケール10a,10bは、Y方向から見てX方向に並設されている)。この「対称」とは、完全対称だけでなく、略対称を含むものであり、例えば寸法公差や製造上の誤差等によるばらつきを含むものである(以下、同じ)。
【0016】
具体的には、図2(a)に示すように、スケール10aは、Z軸部材9のY方向に交差する一方の側面31aにおけるX方向一端側に設けられ、スケール10bは他方の側面31bのX方向他端側に設けられている。また、これらのスケール10a,10bは、Z軸部材9を介して互いに対向するようにそれぞれ設けられており、Z軸テーブル4のZ軸部材9が接続された部分(中央部分)との間のX方向における各距離が、互いに等しくされている。そして、スケール10a,10bは、Z軸テーブル4におけるX方向両端側の各位置のZ方向速度を検出する。スケール10a,10bには、図1に示すように、コントローラ12がそれぞれ接続されている。
【0017】
モータ11a,11bは、Z軸テーブル4をZ方向に駆動する。ここでは、モータ11a,11bとして、コイルモータが用いられている。これらのモータ11a,11bは、Z軸テーブル4において支持部3による支持箇所を中心にX方向に対称な位置にそれぞれ設けられている。つまり、モータ11a,11bは、X方向に互いに離れて配置されている(換言すると、モータ11a,11bは、Y方向から見てX方向に並設されている)。
【0018】
具体的には、図2(a)に示すように、モータ11aはZ軸部材9のX方向に交差する一方の側面32aのY方向中央に設けられ、モータ11bは他方の側面32bのY方向中央に設けられている。また、モータ11a,11bは、Z軸部材9を介して互いに対向するようにそれぞれ設けられており、Z軸テーブル4のZ軸部材9が接続された部分との間のX方向における各距離が、互いに等しくされている。そして、モータ11a,11bは、回転支持部6上に設けられたマグネット13の間に上方から挿入されるようにそれぞれ構成され、これにより、Z軸テーブル4のX方向両端側にて当該Z軸テーブル4をZ方向に駆動する。モータ11a,11bには、図1に示すように、コントローラ12がそれぞれ接続されている。
【0019】
コントローラ12は、例えばCPU、ROM、及びRAM等から構成され、スケール10a,10bで検出されたZ軸テーブル4のZ方向速度に基づいて、モータ11a,11bに印加する駆動電流を制御し、モータ11a,11bの駆動を制御する(具体的な処理動作は、後述する)。
【0020】
以上に説明したステージ装置1において、例えばZ軸テーブル4のZ方向上方に搭載されたカメラ等の光学系(不図示)により対象物Wを検査する場合、対象物Wを観察しながらXY軸テーブル2をX方向に並進移動(スキャン動作)し、これに併せて、光学系のピント(焦点)が対象物Wに合うようにZ軸テーブル4をZ方向に並進移動(フォーカス動作)する。続いて、XY軸テーブル2をY方向に所定距離だけ並進移動して、対象物Wの観察点をY方向に並進移動させる。その後、再び、対象物Wを観察しながらスキャン動作を行いつつフォーカス動作を実施し、XY軸テーブル2をY方向に所定距離だけ並進移動する。そして、これらの動作を繰り返し行い、対象物Wの検査が完了する。
【0021】
ここで、スキャン動作を行いつつフォーカス動作を実施する際、一対のスケール10a,10bにより、Z軸テーブル4において支持箇所を中心にX方向に対称となる各位置のZ方向速度v1,v2が検出され、Z方向速度v1,v2がコントローラ12に入力される。そして、コントローラ12により、Z方向速度v1,v2に基づいてモータ11a,11bが互いに協働するように駆動され、Z軸テーブル4のピッチング方向Pの角速度が0となるように制御される共に、Z軸テーブル4のZ方向位置が所定位置(例えば、光学系のピントが対象物Wに合う位置)となるように制御される。具体的には、コントローラ12により以下の制御が実行される。
【0022】
すなわち、まず、入力されたZ方向速度v1,v2の差が減算器12aで求められ、Z軸テーブル4におけるピッチング方向Pの角速度ωが求められる。続いて、ピッチング方向Pの角速度の指令値として入力された指令角速度ω0(ここでは、ω0=0)と角速度ωとの差が減算器12bで求められ、PID補償器12cに入力される。そして、PID補償器12cからピッチング方向推力指令値Fθが出力される。
【0023】
また、入力されたZ方向速度v1,v2の和が加算器12dで求められ、この和が演算器12eで1/2とされ、Z方向速度v1,v2の速度平均値vnが演算される。続いて、変換器12fで速度平均値vnがZ方向位置平均値znに変換され、Z方向位置の指令値として入力された指令Z方向位置z0とZ方向位置平均値znとの差が減算器12gで求められ、PID補償器12hに入力される。一方、指令Z方向位置z0がFF補償器12iに入力される。そして、PID補償器12hの出力値とFF補償器12iの出力値とが加算器12jで加算され、Z方向推力指令値Fzが算出される。
【0024】
続いて、Z方向推力指令値Fzとピッチング方向推力指令値Fθとの和が、加算器12kで推力指令値Faとして求められると共に、Z方向推力指令値Fzとピッチング方向推力指令値Fθとの差が、減算器12lで推力指令値Fbとして求められる。そして、これらの推力指令値Fa,Fbが、各アンプ12m,12nを通じて、モータ11a,11bに駆動電流値としてそれぞれ出力される。これにより、モータ11a,11bが互いに協働するように駆動され、Z軸テーブル4のピッチング方向Pの角速度が0となるように当該Z軸テーブル4がピッチング方向Pに回転される共に、Z軸テーブル4のZ方向位置が所定位置となるように当該Z軸テーブル4がZ方向に並進移動されることとなる。
【0025】
以上、本実施形態のステージ装置1によれば、スケール10a,10b及びモータ11a,11bがX方向に互いに離れて配置されていることから、Z軸テーブル4のX方向に沿った各位置のZ方向の速度v1,v2がスケール10a,10bにより検出されることで、Z軸テーブル4のピッチング振動の挙動(ここでは、Z軸テーブル4のピッチング方向Pの角速度)が求められる。そして、モータ11a,11bが駆動され、ピッチング振動が相殺される(ピッチング方向Pの角速度が0となる)ようにZ軸テーブル4がピッチング方向Pに回転される。よって、Z軸テーブル4のピッチング振動を、短い整定時間で制振することが可能となり、ひいては、ステージ装置1の単位時間当たりの処理能力(いわゆる、スループット)を向上させることができる。
【0026】
すなわち、ステージ装置1は、モータ11a,11bを独立し且つ協働して制御することにより、XY軸テーブル2の移動の影響で発生するピッチング方向Pの揺れであるピッチング振動を制御可能にするものといえる。また、XY軸テーブル2の高速移動化に伴い、XY軸テーブル2の加速力が増大しピッチング振動も大きくなるため、XY軸テーブル2が高速移動する場合においては、上記効果、すなわちピッチング振動を短い整定時間で制振するという効果は顕著となる。
【0027】
また、本実施形態では、上述したように、Z軸テーブル4のX方向における両端側の位置のZ方向速度がスケール10a,10bで検出されるため、検出するZ軸テーブル4の角速度の分解能を高めることができる。また、上述したように、Z軸テーブル4のX方向における両端側の位置にて、モータ11a,11bがZ軸テーブル4をZ方向に駆動するため、比較的小さなモータ推力でZ軸テーブル4をピッチング方向Pに回転することができる。
【0028】
また、本実施形態では、上述したように、ガイド穴8aにZ軸部材9がエアー等で摺動可能に嵌合していることから、剛に支持されている場合に比べて、ピッチング振動が大きくなり易いため、ピッチング振動を短い整定時間で制振するという上記効果が特に有効となる。
【0029】
また、本実施形態では、上述したように、Z軸テーブル4において支持部3による支持箇所を中心にX方向対称位置に、一対のスケール10a,10b及び一対のモータ11a,11bがそれぞれ設けられているため、Z軸テーブル4のピッチング振動の挙動を好適に把握できると共に、Z軸テーブル4をピッチング方向に好適に回転させることができる。
【0030】
なお、本実施形態では、スケール10a,10bによりZ軸テーブル4のZ方向速度を検出したが、Z軸テーブル4のZ方向位置を検出してもよい。また、コントローラ12によりZ軸テーブル4のピッチング方向Pの角速度を制御したが、Z軸テーブルのピッチング方向の角度(位置)を制御してもよい。
【0031】
ちなみに、本実施形態のように、Z軸テーブル4が中央部にて支持部3で支持され、Z軸テーブル4において支持部3による支持箇所を中心にX方向対称位置に、一対のスケール10a,10b及び一対のモータ11a,11bがそれぞれ設けられている場合、Z軸テーブル4の中心位置のZ方向速度及び位置を好適に検出することができる。
【0032】
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
【0033】
例えば、上記実施形態では、図2(a)に示すように、各スケール10a,10bを、Z軸部材9の各側面31a,31bにそれぞれ設けたが、図2(b)に示すように、各スケール10a,10bを、一方の側面31aにともに設ける場合もある。また、上記実施形態では、モータ11a,11bをZ軸部材9の側面32a,32bのY方向中央に設けたが、Y方向一端側と他端側とに設ける場合もある。つまり、一対のスケール及び一対のモータは、Z軸テーブルにX方向に互いに離れて配置されればよい。
【0034】
また、上記実施形態では、XYテーブル2上に設けられた回転支持部6に対しZ軸支持部7がZ軸回りに相対回転可能とされると共に、このZ軸支持部7でZ軸テーブル4がZ方向に移動可能に支持されている。すなわち、上記実施形態では、Z軸テーブル4をXYZ方向に移動可能且つZ軸回りに回転可能に構成したいわゆるXYZθステージとしたが、Z軸テーブルをXYZ方向に移動可能に構成したXYZテーブルとしてもよく、Z軸テーブルをXZ(YZ)方向に移動可能且つZ軸回りに回転可能に構成したいわゆるXZθ(YZθ)ステージとしてもよく、Z軸テーブルをXZ(YZ)方向に移動可能に構成したいわゆるXZ(YZ)ステージとしてもよい。要は、一の水平方向に移動する第1のテーブル上に、第2のテーブルが支持されていればよい。
【0035】
また、上記実施形態では、XY軸テーブル2をX方向に並進移動しつつZ軸テーブル4をZ方向に並進移動したが、このZ軸方向の並進移動に代えて、若しくは加えて、Z軸支持部をZ軸回りに相対回転してZ軸テーブルをZ軸回りに回転駆動してもよい。また、Z軸テーブルをZ方向に並進移動しない場合もある。また、上記実施形態では、Z軸テーブル4をその中央部一箇所で支持したが、中央部でなくともよく、また、複数箇所で支持してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明の一実施形態に係るステージ装置を示す概略図である。
【図2】図1のステージ装置を上方から見た概略図である。
【符号の説明】
【0037】
1…ステージ装置、2…XYテーブル(第1のテーブル)、3…支持部(支持手段)、4…Z軸テーブル(第2のテーブル)、12…コントローラ(制御手段)、10a,10b…スケール(検出器)、11a,11b…モータ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一の水平方向に移動可能な第1のテーブルと、前記第1のテーブル上にて支持手段により支持された第2のテーブルと、を具備するステージ装置であって、
前記一の水平方向に互いに離れて配置され、前記第2のテーブルの鉛直方向の位置又は速度を検出する一対の検出器と、
前記一の水平方向に互いに離れて配置され、前記第2のテーブルを前記鉛直方向に駆動する一対のモータと、
前記一対の検出器で検出された前記第2のテーブルの前記鉛直方向の前記位置又は前記速度に基づいて、前記一対のモータの駆動を制御する制御手段と、を備えることを特徴とするステージ装置。
【請求項2】
前記一対の検出器及び前記一対のモータは、前記第2のテーブルにおいて前記支持手段による支持箇所を中心に前記一の水平方向に対称な位置にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1記載のステージ装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記一対のモータを駆動し、前記一の水平方向及び前記鉛直方向に交差する軸回りの前記第2のテーブルの角速度を制御することを特徴とする請求項1又は2記載のステージ装置。
【請求項4】
前記第2のテーブルは、前記鉛直方向に移動可能に構成され、
前記制御手段は、前記第2のテーブルの前記鉛直方向の位置を制御することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項記載のステージ装置。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2009−71178(P2009−71178A)
【公開日】平成21年4月2日(2009.4.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−239901(P2007−239901)
【出願日】平成19年9月14日(2007.9.14)
【出願人】(000002107)住友重機械工業株式会社 (2,241)
【Fターム(参考)】