説明

スパッタリングターゲット

【課題】ターゲット割れの発生を抑制することができるスパッタリングターゲットを提供することを課題とする。
【解決手段】金属間化合物域の鋳塊を粉砕して得たInを主成分とする主粉末と、前記主粉末とは異なる成分組成の副粉末を混合、焼結して所定の成分組成となるようにして製造されるスパッタリングターゲットであり、その含有成分中の不可避的不純物であるSi、Al、Feの合計含有量が、300質量ppm以下であることを特徴とする。また、金属間化合物はInと、CoとNiから選ばれる1種以上を含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、孔開け記録方式の光情報記録媒体用の記録膜や、熱リソグラフィー用のマスク膜を形成するために用いられるスパッタリングターゲットに関するものである。尚、本明細書では、孔開け記録方式の光情報記録媒体用の記録膜の例示を中心に説明するが、熱リソグラフィー用のマスク膜の場合も同様である。
【背景技術】
【0002】
近年、光情報記録媒体として、赤色レーザーを使用した追記型光ディスクのCD−RやDVD−Rに代わり、青色レーザーを使用した次世代型と呼ばれる追記型光ディスクのBD−Rが採用され始めている。BD−Rの記録膜としては、一般にはAl、Ag、Cuなどが用いられるが、発明者らが鋭意、実験、研究を重ねてきた結果、Ni、Coから選ばれる1種類以上の元素を20〜65原子%含有したIn合金を用いることが、反射率(初期反射率)が高いうえに、8T信号の高C/N比が実現できることが解り、先に特許出願している。
【0003】
BD−Rの記録膜として、例えばCoを添加元素とするIn合金を用いた場合、Coの含有量は40原子%以上とすることが、光ディスクの特性面から考えると望ましい。しかしながら、その記録膜を形成するために用いるスパッタリングターゲットの製造に、一般に用いられる溶解法を採用すると、その溶解温度が1300℃以上となり(図1参照)、低融点のInが蒸発してしまう一方Coが溶け残り、合金組成を制御したスパッタリングターゲットの製造が不可能となってしまう問題を生じた。そのため、一般に用いられるもう一つの製造法である粉末法を適用し、スパッタリングターゲットを製造する必要がある。
【0004】
しかしながら、In自体が非常に軟らかいため、アトマイズ法(溶融後にノズルから流出する溶湯にガスを吹き付けて液滴を凝固させて粉末を作る方法)で粉末を作ろうとしても、粉末を得ることはできない。
【0005】
そこで、発明者らが考えついたのが、一旦、溶解法で、製造可能な組成域内の金属間化合物でなる鋳塊を製造し、その鋳塊を粉砕して主粉末とし、その主粉末だけでは所定の最終成分組成とするには足りない含有量分の成分(元素)を、別途準備する副粉末で補う方法である。金属間化合物は2種類以上の金属によって構成される化合物であり、成分元素と異なる特有の物理的・化学的性質を示す。例えば、In−Co系合金における金属間化合物CoIn鋳塊は高硬度を有し、粉砕することにより粒径のばらつきが小さい主粉末を得ることができる。これら主粉末と副粉末を混合し、焼結することで、所定の成分組成のスパッタリングターゲットを製造することが可能となる。
【0006】
Inを含有するスパッタリングターゲットとしては、特許文献1や特許文献2に記載されたものがあるが、その何れもが磁性特性の低下抑制効果やスパッタリング時のパーティクル抑制効果を目的として考えられた技術に基づく特許出願であり、In合金スパッタリングターゲットの割れ発生に伴う製造時の歩留まり低下の改善に着目した技術に関する特許出願ではない。
【0007】
特許文献1には、磁気メモリ用途に有用な磁気特性を有する低酸素含有合金及びこの合金で形成するスパッタリングターゲットに関する技術が記載されており、Inを含有するスパッタリングターゲットとしては、MnとInからなるスパッタリングターゲットが記載されている。また、このスパッタリングターゲットは単に溶解鋳造法により製造されたスパッタリングターゲットである。
【0008】
特許文献2には、光記録媒体用のGe−In−Sb−Te合金スパッタリングターゲットとその合金の記録膜を有する光記録媒体に関する技術が記載されているが、そのスパッタリングターゲットは、Inの成分比が1〜10原子%と低く、また、単なる粉末法により製造されたものである。
【0009】
【特許文献1】特開2006−111963号公報
【特許文献2】再公表特許WO2005/005683号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、上記従来の問題を解消せんとしてなされたもので、単なる溶解法や粉末法といった製造方法だけでは製造できない成分組成のスパッタリングターゲットの製造ができるうえに、ターゲット自体に発生する可能性のあるターゲット割れの発生を抑制することができるスパッタリングターゲットを提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
請求項1記載の発明は、金属間化合物域の鋳塊を粉砕して得たInを主成分とする主粉末と、前記主粉末とは異なる成分組成の副粉末を混合、焼結して所定の成分組成となるようにして製造されるスパッタリングターゲットであり、その含有成分中の不可避的不純物であるSi、Al、Feの合計含有量が、300質量ppm以下であることを特徴とするスパッタリングターゲットである。
【0012】
請求項2記載の発明は、Inと、CoとNiから選ばれる1種類以上を含む金属間化合物を含有することを特徴とする請求項1記載のスパッタリングターゲットである。
【0013】
請求項3記載の発明は、Coを、20〜65原子%含有することを特徴とする請求項1または2記載のスパッタリングターゲットである。
【0014】
請求項4記載の発明は、更に、Sn、Ge、Biから選ばれる1種類以上を含むことを特徴とする請求項2または3記載のスパッタリングターゲットである。
【0015】
請求項5記載の発明は、酸素含有量が3000質量ppm以下であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のスパッタリングターゲットである。
【発明の効果】
【0016】
本発明のスパッタリングターゲットによると、単なる溶解法や粉末法といった製造方法だけで製造することが困難なInを主成分とするスパッタリングターゲットの製造が確実にできるうえに、割れの起点となるSi、Al、Feといった不可避的不純物の含有量を抑制することで、ターゲット自体に発生する可能性のあるターゲット割れの発生を防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、本発明を実施形態に基づいて更に詳細に説明する。
【0018】
本発明のスパッタリングターゲットは、単に、一般のスパッタリングターゲットの製造に用いられる溶解法や粉末法といった製造法で製造するのではなく、溶解法や粉末法を組み合わせた製造法で製造する。
【0019】
例えば、Coを40原子%以上含有するIn合金のスパッタリングターゲットを製造することを考えた場合、先に説明したように溶解法で一度に製造することはできない。そのため、一旦、溶解法で製造することが可能な組成域内の鋳塊を、溶解法鋳造で製造する。次に、この鋳塊を粉砕機等で粉砕して主粉末とする。粒径の揃った主粉末を得るためには、強度を有する金属間化合物(CoIn=In−25Co)が得られる組成域の鋳塊を製造する必要がある。
【0020】
この主粉末だけでは、所定の最終成分組成のスパッタリングターゲットを製造することはできないので、不足する含有量分の成分(元素)を何らかの手段で補う必要がある。そのため、必要な成分の副粉末(例えば、Co粉末)を準備する。この主粉末に、副粉末を適宜比率だけ加え混合した後、焼結することで、所定の最終成分組成のスパッタリングターゲットを製造することができる。
【0021】
本発明のスパッタリングターゲットがInを主成分とする理由は、従来から記録膜(熱リソグラフィー用のマスク膜を含む。以下、特に断りのない限り記録膜と記載したものは熱リソグラフィー用のマスク膜を含む。)の製造に用いられているAl、Ag、Cuなどの他の金属に比べてInの融点(融点:156.6℃)が格段に低いため、形成されるIn合金の記録膜が、容易に溶融、変形し、低いレーザーパワーでも優れた記録特性を発揮することができるからである。また、青色レーザーを使用する次世代型の追記型光ディスクであるBD−Rなどへの適用を考えた場合、従来から採用されていたAl合金などでは記録マークの形成が困難となる可能性があるが、In合金ではこのような可能性は全くないからである。
【0022】
尚、スパッタリングターゲット中のInの含有量は、形成される記録膜の記録特性を十分に発揮させるには30原子%以上とすることが好ましく、またより好ましくは45原子%以上、特に好ましくは50原子%以上とする。
【0023】
Inと共に、スパッタリングターゲット中に含有させる主要な元素は、CoやNiであるが、このCoとNiのうち1種以上を含有させることにより、形成される記録膜を、反射率(特に初期反射率)が高く、且つ8T信号のC/N比が高いものとすることができる。尚、その詳細なメカニズムは明確でないが、CoやNiの含有によって、形成される記録膜の超表面平滑性、微細組織、表面張力調整が同時に実現されるものと推定される。
【0024】
スパッタリングターゲットにCoを含有させる場合、その含有量は20〜65原子%とすることが好ましい。含有量が20原子%未満では、形成される記録膜の表面平滑性が十分ではなくなるため、比較的メディアノイズが高くなってしまい十分な高C/Nが得られず、好ましいとはいえない。また、含有量が65原子%を超えると、Inの低融点の特徴を損なうこととなり、形成される記録膜の記録感度が劣化(高C/Nを得るための記録レーザーパワーが増大)するため、好ましいとはいえない。
【0025】
また、スパッタリングターゲットにNiを含有させる場合も同様のことがいえ、その含有量も20〜65原子%とすることが好ましい。複合添加する場合は、それらの合計含有量も20〜65原子%とすることが好ましい。
【0026】
尚、スパッタリングターゲットには、CoやNi以外に、他の元素を含有させることもできるが、その添加元素がPtやAuの場合、形成される記録膜の超表面平滑性に効果を発揮するものの、それらの添加によって形成される記録膜の反射率が、CoやNiの添加と比べて低くなる。また、Vを添加した場合、PtやAuを添加した場合とは逆に、形成される記録膜の高反射率は確保できるものの、記録膜の超表面平滑性がCoやNiの添加と比べて劣るものとなり、十分な高C/Nが得られなくなる。
【0027】
更に、スパッタリングターゲットには、InにCoやNiを添加した上で、Sn、Ge、Biから選ばれる1種類以上の元素を添加することもできる。それらの含有量は、19原子%以下とすることが好ましい。スパッタリングターゲットにこれらの添加元素を含有させることにより、形成される記録膜のジッター値を低減させることができる。尚、ジッター値とは、記録した信号マークエッジ位置の不確定さの指標であり、エッジの立ち上がり/立ち下り位置の分布を求め、それを正規分布としたときの分散(σ)に相当する値である。ジッター値を低減できるメカニズムは必ずしも明らかではないが、Sn、Ge、Biは、融点を上げずに低熱伝導率化による横方向の熱滲みの抑制を実現していると推察される。
【0028】
前記したように、本発明のスパッタリングターゲットは、複雑な製造方法で製造される、まず、溶解法で製造することが可能な組成域内の鋳塊を、真空溶解法などで製造することとなるが、その製造にあたって、雰囲気中のガス成分や溶解炉成分といった不可避的不純物が混入することが考えられる。また、混合、焼結時にもこれら不可避的不純物は混入することが考えられる。本発明のスパッタリングターゲットは、これらの不可避的不純物のうちSi、Al、Feの合計含有量が300質量ppm以下となるものとする。また、酸素の含有量は3000質量ppm以下とすることが好ましい。
【実施例】
【0029】
以下、本発明の発明例および比較例について説明する。尚、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に適合し得る範囲で適当に変更を加えて実施することも可能であり、それらは何れも本発明の技術範囲に含まれる。
【0030】
発明例では、製造可能な組織域内の金属化合物でなる鋳塊を製造した。製造した鋳塊の成分組成は、In−25Co−15Ni(原子%)である。この鋳塊の製造に使用した炉は真空誘導溶解炉(VIF)であり、黒鉛るつぼを用いて、不活性雰囲気のArの圧力:9.3×10Pa、温度:1290℃の条件下で、黒鉛鋳型内に鋳造した。次に、得られた鋳塊を粉砕して主粉末とした。粉砕は、ジョークラッシャーで粗粉砕した後、株式会社奈良機械製作所製のM−4型自由粉砕機で微粉砕を行うことにより実施した。
【0031】
前記したように、主粉末の成分組成はIn−25Co−15Ni(原子%)であるのに対し、製造しようとするスパッタリングターゲットの所定の最終成分組成はIn−40.3Co−11.9Ni−5.0Sn(原子%)であるので、主粉末の成分だけでは不足する含有量分の成分(元素)を補うため、副粉末としてCo粉末(UMICORE製、Co Powder 400Mesh)とSn粉末(山石金属製、AT−Sn No.200)を準備した。この主粉末に対し、副粉末であるCo粉末、Sn粉末を混合し、Vミキサーで20回転/分、45分間回転させることにより混合粉とした。尚、主粉末の成分組成で、Niの原子%が15原子%であるのに対し、製造しようとするスパッタリングターゲットの所定の最終成分組成で、Niの原子%が11.9原子%であるのは、副粉末の混合により、総原子量中のCoとSnの原子%が増えることに伴い、Niの原子%が相対的に減るためである。
【0032】
この混合粉を焼結することで、目的のスパッタリングターゲットを製造した。焼結に用いた焼結機は、住友重機械工業株式会社製の放電プラズマ焼結機SPS−3.20Mk−4であり、黒鉛製型φ210mmを使用し、加熱温度:390℃、加圧力:50KNで、スパッタリングターゲットを製造した。
【0033】
表1に示す発明例1〜4では、母合金溶解時のるつぼを黒鉛るつぼとすることで不可避的不純物であるSi、Alの含有量や、酸素の含有量を低減した。また、ジョークラッシャーでの粗粉粉砕後の磁選を行うことや微粉砕時間を極力短縮することで不可避的不純物であるFeの含有量を低減した。尚、発明例1〜4で、不可避的不純物の含有量に差があるのはこれらの製造条件を調整したためである。特に、Alの含有量で差があるのは、黒鉛るつぼを用いても、その前のバッチでアルミナるつぼから交換した場合にクリーニング状態でばらつきがでるため、その条件を想定して調整したためである。また、酸素の含有量の差は、大気中で粉砕を行うため、粉砕時の酸化度のばらつきで変動があるためである。それに対し、比較例1と2では、母合金溶解時のるつぼをアルミナ、シリカるつぼとし、ジョークラッシャーでの粗粉粉砕後の磁選を行わず、微粉砕時間も発明例1〜4より長時間とし、不可避的不純物であるSi、Al、Feの含有量や、酸素の含有量の低減のための対策を実施しなかった。
【0034】
また、発明例1〜4と、比較例1の場合、In−25Co−15Ni(原子%)の成分組成の主粉末:5400gに対し、Co粉末:910g、Sn粉末:470gを混合して混合粉とした。比較例2の場合、In−25Co−15Ni−3Sn(原子%)の成分組成の粉末にCo粉末とSn粉末を混合して主粉末とし、その主粉末:5400gに対し、Co粉末:800g、Sn粉末:240gを混合して混合粉とした。これらの混合粉を用いて夫々のスパッタリングターゲットを製造した。尚、前記の値は、スパッタ装置によって最終的なターゲット形状も変わるため、多少は変動する。
【0035】
表1には、スパッタリングターゲットの不可避的不純物のうち、Si、Al、Fe夫々の含有量と、それらの合計含有量、O(酸素)含有量を夫々示す。表1に示す各数値の単位は質量ppmであり、Siは吸光法、Alはフレームレス原子吸光法、FeはICP分析法、Oは不活性ガス融解法を用いて分析した。表1中の不等号(<)で示した数値は、上に示した夫々の分析法で分析可能な検出下限値未満であったことを示す。
【0036】
【表1】

【0037】
発明例1〜4、比較例1、2の夫々を調査したところ、Si、Al、Feの合計含有量が、300質量ppm以下の発明例1〜4ではターゲット割れが発生しなかったが、Si、Al、Feの合計含有量が、300質量ppmを超えた比較例1、2ではターゲット割れが発生した。また、同様に、酸素含有量が3000質量ppm以下の発明例1〜4ではターゲット割れが発生しなかったが、酸素含有量が3000質量ppmを超えた比較例1、2ではターゲット割れが発生した。
【0038】
ターゲット割れが発生した比較例1、2について、そのターゲット割れの発生原因を調査するため、走査型電子顕微鏡(SEM)を用いて組織観察を行った。図2に比較例1の1000倍での反射電子像写真を、図3に比較例2の1000倍での反射電子像写真を夫々示す。写真の○囲み数字で示す夫々の箇所についてEDX分析し、Si、Al、Fe、Oの含有量を調べた結果を表2に示すが、写真では黒地の○囲み数字1で示す箇所でSi、Al、Fe、Oが多量に検出された。尚、表2に示す各数値の単位も質量ppmである。
【0039】
【表2】

【0040】
ビッカーズ硬さを調べたところ、比較例1、2ともに写真の○囲み数字2〜4で示す箇所では300〜400であったのに対し、Si、Al、Fe、Oが多量に検出された写真の○囲み数字1で示す箇所では50〜100であり、密度の低い相となっていた。ターゲット割れが発生した部位のミクロ組織を光学顕微鏡で観察したところ、このSi、Al、Fe、Oが多量に検出された不純物が多い相がターゲット割れ発生の起点となっていることを確認した。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】In―Coの状態図である。
【図2】走査型電子顕微鏡(SEM)を用いて撮影した比較例1の1000倍での反射電子像写真である。
【図3】走査型電子顕微鏡(SEM)を用いて撮影した比較例2の1000倍での反射電子像写真である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
金属間化合物域の鋳塊を粉砕して得たInを主成分とする主粉末と、前記主粉末とは異なる成分組成の副粉末を混合、焼結して所定の成分組成となるようにして製造されるスパッタリングターゲットであり、
その含有成分中の不可避的不純物であるSi、Al、Feの合計含有量が、300質量ppm以下であることを特徴とするスパッタリングターゲット。
【請求項2】
Inと、CoとNiから選ばれる1種類以上を含む金属間化合物を含有することを特徴とする請求項1記載のスパッタリングターゲット。
【請求項3】
Coを、20〜65原子%含有することを特徴とする請求項1または2記載のスパッタリングターゲット。
【請求項4】
更に、Sn、Ge、Biから選ばれる1種類以上含むことを特徴とする請求項2または3記載のスパッタリングターゲット。
【請求項5】
酸素含有量が3000質量ppm以下であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のスパッタリングターゲット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2009−197310(P2009−197310A)
【公開日】平成21年9月3日(2009.9.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−43218(P2008−43218)
【出願日】平成20年2月25日(2008.2.25)
【出願人】(000001199)株式会社神戸製鋼所 (5,860)
【出願人】(000130259)株式会社コベルコ科研 (174)
【Fターム(参考)】