説明

スルフィド染料の混合物

【課題】スルフィド染料の混合物の提供。
【解決手段】
スルフィド染料の混合物及びスルフィド染料の混合物を含む染色組成物を開示する。染料混合物は、ケラチン繊維、好ましくはヒトの毛髪等の有機材料の染色に有用である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(1)
1−(Z1r−Y1−S−Aで表わされる化合物及び式(2)
【化1】

で表わされる化合物から選択される染料の混合物であって、
式(1)で表わされる化合物の少なくとも2種、及び/又は、式(2)で表わされる化合物の少なくとも2種、及び/又は、式(1)で表わされる化合物の少なくとも1種と式(2)で表わされる化合物の少なくとも1種を含むところの混合物
[前記式中、
Aは、水素原子;式(1a)
【化2】

で表わされる基;又は式(1b)
【化3】

で表わされるチオエステル基を表わし、
ここで、
Eは、O;S;又はN−Raを表わし;
1は、−ORb;−NRbc;又は−SRbを表わし;
a、Rb及びRcは、互いに独立して、水素原子;炭素原子数1ないし12のアルキル基;炭素原子数6ないし12のアリール基;又は炭素原子数6ないし12のアリール−炭素原子数1ないし12のアルキル基を表わし;
1及びD2は、互いに独立して、式
【化4】

で表わされる基を表わし;
ここで、
1、R2及びR3は、互いに独立して、水素原子;ハロゲン原子;飽和又は不飽和の、直鎖の又は枝分かれした、置換された又は未置換の、又は、ヘテロ原子で中断された又は中断されていない炭素原子数1ないし16のアルキル基;置換された又は未置換のフェニル基;カルボン酸基;スルホン酸基;ヒドロキシ基;ニトリル基;炭素原子数1ないし16のアルコキシ基、(ポリ)−ヒドロキシ−炭素原子数2ないし4のアルコキシ基;ハロゲン原子;SO2NR3334;SR33;NR3334;OR33;SO2;COOR33;NR33COR34;又はCONR33を表わし;
1は、−N=N−;−CRd=N−;−N=CRd−;−NRd−N=CRe−;及び−RdC=N−NRe−から選択される2価の基を表わし;
1は、芳香族の又は複素環式芳香族の置換された又は未置換の化合物の2価の基を表わし;
d及びReは、互いに独立して、水素原子;未置換の又は置換された炭素原子数1ないし14のアルキル基;炭素原子数2ないし14のアルケニル基;炭素原子数5ないし10のアリール基;炭素原子数1ないし10のアルキル−炭素原子数5ないし10のアリール基;又は炭素原子数5ないし10のアリール−炭素原子数1ないし10のアルキル基を表わし;
33及びR34は、互いに独立して、水素原子;炭素原子数1ないし5のアルキル基、炭素原子数1ないし5のアルコキシ基、ヒドロキシ基又は−(CO)−Hの1つ以上で置換され得る炭素原子数1ないし12のアルキル基;−(CO)−炭素原子数1ないし5のアルキル基;フェニル基又はフェニル−炭素原子数1ないし4のアルキル基(ここで、フェニル部分は、炭素原子数1ないし5のアルキル基、炭素原子数1ないし5のアルコキシ基、ハロゲン原子、−NH2、モノ−炭素原子数1ないし5のアルキルアミノ基、ジ−炭素原子数1ないし5のアルキルアミノ基、−NO2、カルボキシ基又はヒドロキシ基の1つ以上で置換され得る。)を表わし;
4、R5及びR6は、互いに独立して、水素原子;炭素原子数1ないし5のアルコキシ基、ハロゲン原子、−NH2、モノ−炭素原子数1ないし5のアルキルアミノ基、ジ−炭素原子数1ないし5のアルキルアミノ基、−NO2又はヒドロキシ基の1つ以上で置換され得る炭素原子数1ないし20のアルキル基又は炭素原子数1ないし20のアルコキシ基;炭素原子数3ないし6のシクロアルキル基;−C(O)H;−C(O)−炭素原子数1ないし5のアルキル基;ハロゲン原子;NO2;OH;炭素原子数1ないし5のアルキル基、炭素原子数1ないし5のアルコキシ基、ハロゲン原子、−NH2、モノ−炭素原子数1ないし5のアルキルアミノ基、ジ−炭素原子数1ないし5のアルキルアミノ基、−NO2又はヒドロキシ基の1つ以上で置換され得るフェニル基;又は式−NR3536で表わされる基を表わし;
1、W2、W3及びW4は、互いに独立して、−CH−又は−N+−を表わし;ここで、W1、W2、W3又はW4の1つのみが−N+を表わし;及び、基
【化5】

はW1又はW2に結合され;
35及びR36は、互いに独立して、水素原子;炭素原子数1ないし5のアルキル基、炭素原子数1ないし5のアルコキシ基、ヒドロキシ基又は−(CO)−Hの1つ以上で置換され得る炭素原子数1ないし12のアルキル基;−(CO)−炭素原子数1ないし5のアルキル基;フェニル基又はフェニル−炭素原子数1ないし4のアルキル基(ここで、フェニル部分は、炭素原子数1ないし5のアルキル基、炭素原子数1ないし5のアルコキシ基、ハロゲン原子、−NH2、モノ−炭素原子数1ないし5のアルキルアミノ基、ジ−炭素原子数1ないし5のアルキルアミノ基、−NO2、カルボキシ基又はヒドロキシ基の1つ以上で置換され得る。)を表わし;
7、R8、R9及びR10は、互いに独立して、水素原子;炭素原子数1ないし20のアルキル基;炭素原子数1ないし20のアルコキシ基;炭素原子数3ないし6のシクロアルキル基;ハロゲン原子;NO2;OH;SH;又は式
【化6】

で表わされる基を表わし、
1は、炭素原子数1ないし18のアルキレン基;−(CO)−炭素原子数1ないし18のアルキレン炭素原子数1ないし18のアリーレン基;炭素原子数6ないし18のアリーレン−炭素原子数1ないし12のアルキレン基;又は−(OCH2CH2n2−O−を表
わし;
2は、式
【化7】

で表わされる基;又は−O−(X3sを表わし;
2は、飽和の芳香族又は複素環式芳香族基のカチオン性のビラジカル;又は式
【化8】

で表わされる基を表わし;
f、Rg及びRhは、互いに独立して、水素原子;炭素原子数1ないし14のアルキル基;炭素原子数2ないし14のアルケニル基;炭素原子数6ないし10のアリール基;炭素原子数6ないし10のアリール−炭素原子数1ないし10のアルキル基;又は炭素原子数1ないし10のアルキル(炭素原子数5ないし10のアリール)基を表わし;
2、X3及びX4は、互いに独立して、炭素原子数1ないし18のアルキレン基;−(CO)−炭素原子数1ないし18のアルキレン−炭素原子数1ないし18のアリーレン基;炭素原子数6ないし18のアリーレン−炭素原子数1ないし12のアルキレン基;又は−(OCH2CH2n−O−を表わし;
tは、0;又は1を表わし;
37は、水素原子;又は炭素原子数1ないし20のアルキル基を表わし;
38、R39及びR40は、互いに独立して、水素原子;炭素原子数1ないし20のアルキル基;炭素原子数4ないし12のシクロアルキル基;炭素原子数6ないし13のアラルキル基;フェニル−炭素原子数1ないし5のアルキル基を表わすか;又は、R38及びR39は、結合している窒素原子と一緒になって、1つ以上の−O−又は−NH−基によって中断され得る炭素原子数4ないし12員の複素環を形成し;
1は、0又は1を表わし;
pは、0;又は1を表わし;
sは、0;又は1を表わし;
tは、0;又は1を表わし;
uは、0;又は1を表わし;
11、R12及びR13は、互いに独立して、水素原子;炭素原子数1ないし5のアルコキシ基、ハロゲン原子、−NH2、モノ−炭素原子数1ないし5のアルキルアミノ基、ジ−炭素原子数1ないし5のアルキルアミノ基、−NO2又はヒドロキシ基の1つ以上で置換され得る炭素原子数1ないし20のアルキル基又は炭素原子数1ないし20のアルコキシ基;炭素原子数3ないし6のシクロアルキル基;−C(O)H;−C(O)−炭素原子数1ないし5のアルキル基;−C(O)OH;−C(O)O−炭素原子数1ないし5のアルキル基;ハロゲン原子;NO2;OH;SH;炭素原子数1ないし5のアルキル基、炭素原子数1ないし5のアルコキシ基、ハロゲン原子、−NH2、モノ−炭素原子数1ないし5のアルキルアミノ基、ジ−炭素原子数1ないし5のアルキルアミノ基、−NO2又はヒドロキシ基の1つ以上で置換され得るフェニル基;又は式−NR4142で表わされる基を表わし;
3は、−C(O)−;−C(O)O−;−OCO−;−N(Ri)−X5−;−CON(Ri)−;−(Ri)NC(O)−;−O−;−S−;−S(O)−;又は−S(O)2−を表わし;
3は、直接結合;
【化9】

又は、飽和の芳香族又は複素環式芳香族基のカチオン性のビラジカルを表わし;
i、Rk、Rlは、互いに独立して、炭素原子数1ないし14のアルキル基;炭素原子数2ないし14のアルケニル基;炭素原子数6ないし10のアリール基;炭素原子数6ないし10のアリール−炭素原子数1ないし10のアルキル基;又は炭素原子数1ないし10のアルキル(炭素原子数5ないし10のアリール)基を表わし;
41及びR42は、互いに独立して、水素原子;炭素原子数1ないし5のアルキル基、炭素原子数1ないし5のアルコキシ基、ヒドロキシ基又は−(CO)−Hの1つ以上で置換され得る炭素原子数1ないし12のアルキル基;−(CO)−炭素原子数1ないし5のアルキル基;フェニル基又はフェニル−炭素原子数1ないし4のアルキル基(ここで、フェニル部分は、炭素原子数1ないし5のアルキル基、炭素原子数1ないし5のアルコキシ基、ハロゲン原子、−NH2、モノ−炭素原子数1ないし5のアルキルアミノ基、ジ−炭素原子数1ないし5のアルキルアミノ基、−NO2、カルボキシ基又はヒドロキシ基の1つ以上で置換され得る。);又は式
【化10】

で表わされる基を表わし;ここで、R11、R12又はR13の少なくとも1つは、NO2を表わし;
43、R44及びR45は、互いに独立して、水素原子;炭素原子数1ないし14のアルキル基;炭素原子数2ないし14のアルケニル基;炭素原子数6ないし10のアリール基;炭素原子数6ないし10のアリール−炭素原子数1ないし10のアルキル基;又は炭素原子数1ないし10のアルキル(炭素原子数5ないし10のアリール)基を表わし;
5及びX6は、互いに独立して、直接結合;炭素原子数1ないし10のアルキレン基;炭素原子数5ないし10のシクロアルキレン基;炭素原子数5ないし10のアリーレン基;又は炭素原子数5ないし10のアリーレン−(炭素原子数1ないし10のアルキレン)基を表わし;
14は、N+4647を表わし;
46及びR47は、互いに独立して、水素原子;炭素原子数1ないし12のアルキル基;又は、フェニル−炭素原子数1ないし4のアルキル基を表わすか;又は、
46及び/又はR47は、それぞれ、式(1e)の炭素原子C1又はC2と結合する2価の炭素原子数3ないし6のアルキレン基を表わし、かつ結合している窒素原子と一緒になって、6ないし16員の炭素環を形成し;
15は、NR4849;又はOR48を表わし;
48及びR49は、互いに独立して、水素原子;炭素原子数1ないし12のアルキル基;又はフェニル−炭素原子数1ないし4のアルキル基を表わすか;又は、
48及びR49は、それぞれ、式(1e)の炭素原子C3又はC4と結合する2価の炭素原子数3ないし6のアルキレン基を表わし、かつ結合している窒素原子又は酸素原子と一緒になって、6ないし16員の炭素環を形成するか;又は、
48及びR49は、結合している窒素原子と一緒になって、4ないし8員の炭素環を形成し;
16、R17、R18、R19及びR20は、互いに独立して、水素原子;炭素原子数1ないし12のアルキル基;ハロゲン原子;NR5051;又は、式
【化11】

で表わされる基を表わし;
50及びR51は、互いに独立して、水素原子;炭素原子数1ないし12のアルキル基;フェニル−炭素原子数1ないし4のアルキル基;又は式
【化12】

で表わされる基を表わし;
1は、−O−;又は−NR53を表わし;
52及びR53は、互いに独立して、水素原子;又は炭素原子数1ないし5のアルキル基を表わし;
Halは、ハロゲン原子を表わし;及び、ここで、R16、R17、R18、R19及びR20の少なくとも1つは、水素原子を表わし;
2及びB3は、互いに独立して、炭素原子数6ないし10のアリール基;又は、炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数1ないし12のアルコキシ基、フェニル基、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、スルホン酸基、カルボキシレート基によって、又は、基−NR5455又は−OR56によって置換され得る5ないし7員の複素環化合物を表わし;
4は、炭素原子数6ないし10のアリーレン基、又は、炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数1ないし12のアルコキシ基、フェニル基、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、スルホン酸基、カルボキシレート基によって、又は、基−NR5455又は−OR56によって置換され得る5ないし7員の複素環化合物の2価の基を表わし;
54、R55及びR56は、互いに独立して、水素原子;又は、ヒドロキシ基又は炭素原子数6ないし10のアリール基によって置換され得る炭素原子数1ないし12のアルキル基を表わすか;又は、
54及びR55は、結合している窒素原子と一緒になって、5ないし7員の複素環を形成するか;又は、
55及びR56は、結合している窒素原子と一緒になって、式
【化13】

(ここで、
アステリスク(★)は、それぞれ、Z1又はZ2に結合され;及び、
アステリスク(★★)は、結合している窒素原子に結合される。)で表わされるピペリジン環を形成し;
21及びR22は、互いに独立して、水素原子;炭素原子数1ないし20のアルキル基;炭素原子数1ないし20のアルコキシ基;炭素原子数3ないし6のシクロアルキル基;炭素原子数5ないし10のアリール基;環化芳香族基;カルボキシレート基;又はスルホネート基を表わし;
23、R24、R25及びR26は、それぞれ互いに独立して、水素原子;未置換の又は置換された、直鎖の又は枝分かれした、単環式の又は多環式の、中断された又は未中断の炭素
原子数1ないし14のアルキル基、炭素原子数2ないし14のアルケニル基、炭素原子数6ないし10のアリール基、炭素原子数6ないし10のアリール−炭素原子数1ないし10のアルキル基又は炭素原子数5ないし10のアルキル(炭素原子数5ないし10のアリール)基を表わすか;又は、
23及びR24、及び/又は、R25及びR26は、結合している窒素原子と一緒になって、ヘテロ原子を1つ以上含み得る5ないし7員の炭素環を形成するか;又は、
23は、N+と一緒になって、C1に結合して、5ないし7員の炭素環を形成するか;又は、
24は、N+と一緒になって、C2に結合して、5ないし7員の炭素環を形成し;
7は、−O−;又は−N(R24)−;又は−S−を表わし;
27は、水素原子;又は炭素原子数1ないし5のアルキル基を表わし;
28は、式
【化14】

で表わされる基を表わすか;又は、
27及びR28は、結合している炭素原子1Cと一緒になって、所望により縮合芳香族系であり得、かつヘテロ原子を1つ以上含み得る6ないし10員の炭素環を形成し;
57、R58及びR59は、互いに独立して、水素原子;又は炭素原子数1ないし5のアルキル基を表わし;
29、R30、R31及びR32は、互いに独立して、水素原子;ヒドロキシ基;−S−H;−S−炭素原子数1ないし12のアルキル基;ハロゲン原子;炭素原子数1ないし5のアルキル基、炭素原子数1ないし5のアルコキシ基、ヒドロキシ基、−(CO)−H又は−(CO)−炭素原子数1ないし5のアルキル基の1つ以上で置換され得る炭素原子数1ないし12のアルキル基又は炭素原子数1ないし12のアルコキシ基;−NR6970;−NO2;−(CO)−H又は−(CO)−炭素原子数1ないし5のアルキル基;炭素原子数6ないし12のアリール基、炭素原子数6ないし12のアリール−炭素原子数1ないし4のアルキル基又は炭素原子数6ないし12のアリール−炭素原子数1ないし4のアルコキシ基(ここで、アリール部分は、炭素原子数1ないし5のアルキル基、炭素原子数1ないし5のアルコキシ基、−(CO)−H又は−(CO)−炭素原子数1ないし5のアルキル基の1つ以上によって置換され得る。);−NR6970;−NO2;−(CO)−H;又は−(CO)−炭素原子数1ないし5のアルキル基を表わし;
69及びR70は、互いに独立して、水素原子;ヒドロキシ基;炭素原子数1ないし12のアルキル基;ヒドロキシ−炭素原子数1ないし12のアルキル基;−(CO)−H;−(CO)−炭素原子数1ないし5のアルキル基;フェニル基又はフェニル−炭素原子数1ないし5のアルキル基(ここで、フェニル部分は、炭素原子数1ないし5のアルキル基、炭素原子数1ないし5のアルコキシ基、ハロゲン原子、−NH2、モノ−炭素原子数1ないし5のアルキルアミノ基、ジ−炭素原子数1ないし5のアルキルアミノ基、−NO2、カルボキシ基又はヒドロキシ基の1つ以上で置換され得る。)を表わし;
1及びY1は、互いに独立して、未置換の又は置換された、直鎖の又は枝分かれした、中断された又は未中断の炭素原子数1ないし10のアルキレン基;炭素原子数5ないし10のシクロアルキレン基;炭素原子数5ないし10のアリーレン基;又は、炭素原子数5ないし10のアリーレン−(炭素原子数1ないし10のアルキレン)基を表わし;
1及びZ2は、互いに独立して、
【化15】

又は、式
【化16】

で表わされる置換された又は未置換の芳香族又は複素環式芳香族化合物のカチオン性ビラジカルを表わし;
ここで、
1及びG2は、互いに独立して、N;−O−;−S−;又はCR64で表わされる基を表わし;
アステリスク★は、D1及び/又はD2への結合を表わし;
アステリスク★★は、Y1及び/又はY2への結合を表わし;
60、R61、R62、R63及びR64は、互いに独立して、水素原子;炭素原子数1ないし14のアルキル基;炭素原子数2ないし14のアルケニル基;炭素原子数6ないし10のアリール基;炭素原子数5ないし10のアリール−(炭素原子数1ないし10のアルキル)基;又は、−炭素原子数1ないし10のアルキル(炭素原子数5ないし10のアリール)基を表わし;
29、R30、R31及びR32は、互いに独立して、水素原子;ヒドロキシ基;−S−H;−S−炭素原子数1ないし12のアルキル基;ハロゲン原子;炭素原子数1ないし5のアルキル基、炭素原子数1ないし5のアルコキシ基、ヒドロキシ基、−(CO)−H又は−(CO)−炭素原子数1ないし5のアルキル基の1つ以上で置換され得る炭素原子数1ないし12のアルキル基又は炭素原子数1ないし12のアルコキシ基;−NR6566;−NO2;−(CO)−H又は−(CO)−炭素原子数1ないし5のアルキル基;炭素原子数6ないし12のアリール基、炭素原子数6ないし12のアリール−炭素原子数1ないし4のアルキル基又は炭素原子数6ないし12のアリール−炭素原子数1ないし4のアルコキシ基(ここで、アリール部分は、炭素原子数1ないし5のアルキル基、炭素原子数1ないし5のアルコキシ基、−(CO)−H又は−(CO)−炭素原子数1ないし5のアルキル基の1つ以上によって置換され得る。);−NR6768;−NO2;−(CO)−H;又は−(CO)−炭素原子数1ないし5のアルキル基を表わし;
65、R66、R67及びR68は、互いに独立して、水素原子;ヒドロキシ基;炭素原子数1ないし12のアルキル基;ヒドロキシ−炭素原子数1ないし12のアルキル基;−(CO)−H;−(CO)−炭素原子数1ないし5のアルキル基;フェニル基又はフェニル−炭素原子数1ないし5のアルキル基(ここで、フェニル部分は、炭素原子数1ないし5のアルキル基、炭素原子数1ないし5のアルコキシ基、ハロゲン原子、−NH2、モノ−炭
素原子数1ないし5のアルキルアミノ基、ジ−炭素原子数1ないし5のアルキルアミノ基、−NO2、カルボキシ基又はヒドロキシ基の1つ以上で置換され得る。)を表わし;
qは、0ないし5の数を表わし;
wは、1ないし5の数を表わし;
rは、0;又は1を表わし;及び、
Anは、アニオンを表わす。]。
【請求項2】
1及びY2が、炭素原子数1ないし5のアルキレン基を表わすところの、請求項1に記載の混合物。
【請求項3】
1及びZ2が、互いに独立して、−N(R60)−;
【化17】

を表わし;
60、R61及びqが請求項1で定義した通りであるところの、請求項1又は2に記載の混合物。
【請求項4】
Aが、式(1a)で表わされる基を表わし、
2が、D1と同じ意味を有し、
2が、Y1と同じ意味を有し、
3が、Z1と同じ意味を有するところの、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の混合物。
【請求項5】
1及びD2が、互いに独立して、式
【化18】

(式中、R1、R2、Q1、T1及びAn-は、互いに独立して、請求項1で定義した通りである。)で表わされる基を表わすところの、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の混合物。
【請求項6】
染料が、式
【化19】

(式中、
69、R70、R72及びR73は、互いに独立して、水素原子;未置換の又は置換された炭素原子数1ないし14のアルキル基;炭素原子数5ないし10のシクロアルキル基;炭素原子数2ないし14のアルケニル基;炭素原子数5ないし10のアリール−(炭素原子数1ないし10のアルキル)基;炭素原子数1ないし10のアルキル−(炭素原子数5ないし10のアリール)基;炭素原子数5ないし10のアリール基を表わし;
71は、水素原子;又は、式
【化20】

で表わされる基を表わし;
Anは、アニオンを表わし;
1は、請求項1で定義した通りである。)で表される化合物から選択されるところの、請求項1に記載の混合物。
【請求項7】
染料が、式
【化21】

(式中、
1又はW2の一方は−N+−を表わし、他方は−CHを表わし;
ビラジカル
【化22】

は、−N+に結合し;
4、R5、R6、Y1、Y2、Z1及びrは、請求項1で定義した通りである。)で表される化合物から選択されるところの、請求項1に記載の混合物。
【請求項8】
染料が、式
【化23】

(式中、R4、R5、R6、Z1、Y1、Y2、An及びrは、請求項1で定義した通りである。)で表される化合物から選択されるところの、請求項7に記載の混合物。
【請求項9】
染料が、式
【化24】

(式中、
2は、式
【化25】

で表わされる基;又は、−O−(X2sを表わし;
8は、水素原子;炭素原子数1ないし20のアルキル基;NH2;又はヒドロキシ基を表わし;
f、Q2、Z1、Y1、X2、p、r及びsは、請求項1で定義した通りである。)で表される化合物から選択されるところの、請求項1に記載の混合物。
【請求項10】
染料が、式
【化26】

(式中、
11、R12及びR13は、互いに独立して、水素原子;炭素原子数1ないし5のアルキル基;−C(O)H;−C(O)−炭素原子数1ないし5のアルキル基;−C(O)OH;−C(O)O−炭素原子数1ないし5のアルキル基;NO2;又は−NH(CO)−CH3を表わし;
1は、炭素原子数1ないし10のアルキレン基;炭素原子数5ないし10のシクロアルキレン基;炭素原子数5ないし10のアリーレン基;又は、炭素原子数5ないし10のアリーレン−(炭素原子数1ないし10のアルキレン)基を表わし;
8は、直接結合;又は炭素原子数1ないし5のアルキレン基を表わし;
3は、直接結合;又は
【化27】

を表わし;
i及びRkは、それぞれ互いに独立して、水素原子;炭素原子数1ないし14のアルキル基;炭素原子数2ないし14のアルケニル基;炭素原子数6ないし10のアリール基;炭素原子数6ないし10のアリール−炭素原子数1ないし10のアルキル基;又は炭素原子数1ないし10のアルキル(炭素原子数5ないし10のアリール)基を表わす。)で表される化合物から選択されるところの、請求項1に記載の混合物。
【請求項11】
染料が、式
【化28】

(式中、R14、R15、R16、R17、R18、R19、R20、Y1、Y2及びV1は、請求項1で定義した通りである。)で表される化合物から選択されるところの、請求項1に記載の混合物。
【請求項12】
染料が、式
【化29】

(式中、
mは、炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数1ないし12のアルコキシ基、フェニル基、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、スルホン酸基;カルボキシレート基又は基−NRno又は−ORnを表わし;
n、Ro、B1及びB2は、請求項1で定義した通りである。)で表される化合物から選択されるところの、請求項1に記載の混合物。
【請求項13】
1が、式
【化30】

で表される基から選択されるところの、請求項1に記載の混合物。
【請求項14】
染料が、式
【化31】

[式中、
31は、水素原子;炭素原子数1ないし5のアルコキシ基;ハロゲン原子;又は−NRpq(式中、Rp及びRqは、互いに独立して、水素原子;炭素原子数1ないし12のアルキル基;−(CO)−H;又は−(CO)−炭素原子数1ないし5のアルキル基を表わす。)を表わし;
Anは、アニオンを表わす。]で表される化合物から選択されるところの、請求項1に記載の混合物。
【請求項15】
ケラチン含有繊維を染色するための方法であって、該繊維を請求項1ないし14のいずれか1項に定義した混合物で処理することを含む方法。
【請求項16】
染色が還元剤の存在下で行われる請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記還元剤が、チオグリコール酸又はその塩、グリセリンモノチオグリコレート、システイン、2−メルカプトプロピオン酸、2−メルカプトエチルアミン、チオ乳酸、チオグリセリン、亜硫酸ナトリウム、ジチオニス(dithionithe)、亜硫酸アンモニウム、重亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸ナトリウム及びヒドロキノンから選択される請求項15又は16に記載の方法。
【請求項18】
前記ケラチン含有繊維を、
(a)所望により、還元剤、及び
(b)請求項1で定義した染料の混合物、及び
(c)所望により、酸化剤
で処理することを含む請求項15ないし17のいずれか1項に記載の方法。
【請求項19】
請求項1で定義した染料の混合物を含む組成物。
【請求項20】
シャンプー、コンディショナー、ジェル又はエマルジョンの形態の請求項19に記載の組成物。
【請求項21】
請求項1で定義した染料の混合物及び直接染料及び/又は反応染料を含む請求項19又は20に記載の組成物。


【公表番号】特表2009−511531(P2009−511531A)
【公表日】平成21年3月19日(2009.3.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−534960(P2008−534960)
【出願日】平成18年9月13日(2006.9.13)
【国際出願番号】PCT/EP2006/066325
【国際公開番号】WO2006/136617
【国際公開日】平成18年12月28日(2006.12.28)
【出願人】(396023948)チバ ホールディング インコーポレーテッド (530)
【氏名又は名称原語表記】Ciba Holding Inc.
【Fターム(参考)】