説明

スープクッカー。

【課題】 単にスイッチを選択操作するのみで長時間の煮込み作用を要することなく自動的にバラエティに富む各種野菜スープ等をいつでもどこでも簡単に調理でき、ヒトに必要とされる所定量の野菜をスープという飲み易い状態にすることで日常の食事で簡単に摂取できるようにする。
【解決手段】 水、食材等を収納して上部開口する容器とこの容器に着脱自在に嵌合して容器を密閉するとともに容器内の食材等を所望の状態に調理加工する機能部とで構成されるスープクッカーであって、前記機能部は食材の破砕・撹拌手段、加熱保温手段、温度検知手段ならびに制御手段を具え所定の調理プログラムにしたがって前記破砕手段、加熱保温手段の動作を制御しスープ調理その他所定の調理をなすようにしたスープクッカーを提供して上記課題を解決する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は、手軽にスープを調理できるスープクッカーに関し、詳しくはプレカットした野菜に水等を加え選択スイッチに表示されるスープの種類を選択してスイッチオンするという簡単な操作だけで所望の野菜スープ等が自動的に調理できるスープクッカーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
食生活の欧風化に伴い、キッチンあるいは食卓で簡単に操作できる様々な調理器具が提供されている。これらの調理器具の最も一般的なものとしてトースター、コーヒーメーカー、ジューサー等が挙げられる。 一方、今日では毎日の生活において健康維持のために適量の野菜摂取の重要性が広く知られるようになっている。 野菜の摂取は和風の食事では煮物、鍋物、漬物等により、欧風の食事ではサラダ、野菜スープによることが一般的である。しかしながら、近時の栄養学説によれば一日あたり約350gの野菜摂取により人体の生理活動を活性化するに必要なビタミン、ミネラル、食物繊維やその他の生理活性物質が得られるとされている。 ところが、350gもの野菜をサラダ、漬物等の生野菜で毎日摂取することは事実上困難である。また、野菜は加熱することで減容されるから煮物、鍋物により必要量を摂取することは生野菜の場合より容易とは言えるが、毎回の食事に鍋物、煮物を供することも非現実的である。このような事情から、野菜を野菜スープのかたちに調理して摂取することが提案されている。
【0003】
野菜をスープにすると、相当量の野菜が手軽にしかも大事なことはおいしく摂取できる、栄養素が無駄なく効率よく摂取できる、消化がよく飲むことができるから他の食事内容を問わず抵抗なく摂取できる、等々の利点がある。しかしながら、野菜スープを調理するには野菜をカットして水と調味料を加えて長時間煮込む必要があり、サラダや漬物のように簡単に食卓に供することはできない。
このため、従来は卓上豆乳メーカーなどを一部改良してカット野菜を容器内に水、調味料とともに投入して加熱し、この後に野菜を破砕してスープ状になすといった試みもなされているが、野菜のカットがうまくできない、すなわちスープ量を少し多くしようとすると所定の粉砕ができない、出来上がったスープが直ぐに冷めてしまう、再加熱するには他の容器に移し替えて加熱しなければならない、出来上がるスープはつねにポタージュスープのようなゲル状のもので時宜に適したスープを得ることができない、等々の問題があった。
【0004】
なお、本願発明と直接関連する特許文献は見当たらないが豆乳メーカーに関しては次の文献において開示されている。
【特許文献1】特開2003−219829号公報
【特許文献2】実用新案登録第3075644号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本願発明の目的は以下の通りである。
a:食卓においてスイッチひとつで自動的にバラエティに富む各種野菜スープを調理できる調理器具を実現する。
b:上記調理器具において、野菜を投入する容器に野菜の色素が付着して色染みが発生することを防止する。
c:調理プログラムの記録媒体の交換により多種類の調理を可能にする。
d:容器内での破砕・撹拌手段と加熱保温手段との位置関係に工夫を凝らして野菜が加熱保温手段に付着するのを防止して最適の破砕および加熱保温動作が実行でき、常に美味なスープその他の調理品の提供を実現する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願発明は、水、食材等を収納して上部開口する容器とこの容器に着脱自在に嵌合して容器を密閉するとともに容器内の食材等を所望の状態に調理加工する機能部とで構成されるスープクッカーであって、前記機能部は食材の破砕・撹拌手段、加熱保温手段、温度検知手段ならびに制御手段を具え所定の調理プログラムにしたがって前記破砕・撹拌手段、加熱保温手段の動作を制御し、スープ調理その他所定の調理をなすようにしたスープクッカーを実現して上記課題を解決しようとするものである。
【0007】
また、上記のスープクッカーにおいて、前記制御部が予め保持する調理プログラムによる破砕・撹拌手段および加熱保温手段の動作制御は食材の加熱時間と食材の加熱終了後における破砕・撹拌手段の動作時間、回数、動作間隔および保温動作となすことがある。
【0008】
さらに、上記のスープクッカーにおいて、前記制御部の保持する前記調理プログラムは複数であり前記機能部の外部に設けられた選択スイッチにより所望の調理プログラムによるスープクッカーの調理動作を実行できるように構成することがある。
【0009】
またさらに、上記いずれか記載のスープクッカーにおいて、前記容器は高耐食性金属による二重構造筒体で構成し、前記容器の開口部の蓋体ともなる前記機能部は筒状をなし内部に前記制御手段、回路部、前記選択スイッチにより動作するスイッチ機構等を収納する外殻部とこの外殻部底面に形成されて容器内の水、食材等の飛散浸入を防止するとともに破砕・撹拌手段の回転駆動源を内蔵する覆い部とで構成し、この覆い部から前記容器内の所定位置に突出される加熱保温手段、破砕・撹拌手段、温度検知手段を設けるようにすることがある。
【0010】
また、上記のスープクッカーにおいて、電熱線とその外套体で構成される前記加熱保温手段は先端に円環部若しくは環状円弧部を形成してこれら円環部若しくは環状円弧部を前記容器内の底面に対向膚接させる一方、前記破砕・撹拌手段は前記回転駆動源に連結され前記覆い部から突出する回転軸とこの先端に固定される回転カッターで構成し、この回転カッターの回転面と前記円環部若しくは環状円弧部の加熱手段の下側面との距離を30ミリメートル以内に設定することがある。
【0011】
上記いずれか記載のスープクッカーにおいて、前記温度検知手段は、前記覆い部から突出形成した金属外套管とこれに収納される温度センサーと前記金属外套管と覆い部との間に介装される樹脂絶縁体により構成することがある。
【0012】
そして、上記いずれか記載のスープクッカーにおいて、制御手段に係る調理プログラムの記録媒体を交換して多数の調理動作を実行できるように構成することがある。
【発明の効果】
【0013】
本願発明は、上記の構成を具備することにより、食卓において単にスイッチを操作するのみで長時間の煮込み作用を要することなく自動的にバラエティに富む各種野菜スープをいつでもどこでも簡単に調理でき、ヒトに必要とされる所定量の野菜をスープという飲み易い状態にすることで日常の食事で簡単に摂取できる。また、本願に係るスープクッカーは、野菜を投入する容器に野菜の色素が付着して色染みが発生することを防止でき、常に清潔な状態にほじできる。また、調理プログラムの記録媒体の交換により多種類の調理を可能にする。さらに、内部での破砕・撹拌手段と加熱保温手段との位置関係に工夫を凝らして野菜が加熱保温手段に付着するのを防止して最適の破砕および加熱保温動作が実行でき、常に美味なスープその他の調理品の提供が実現される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
仕上がる野菜スープの調理状態はできれば多種類であることが摂取の上からは望ましいが、現実には都合よく多数化に対応できるほど異なる調理状態のスープは考えられないから、事実上は具材としての野菜がよく破砕・粉砕されているポタージュスープタイプと完全には破砕されていない状態の野菜が具となっているコンソメスープタイプの2種類に集約される。 したがって、本願発明に係るスープクッカーにはこのような2種類のレシピを具現する調理プログラムを保持させることになる。
また、外国特に欧州では米は野菜の一種として供されているが、野菜としての米を使うスープも考えられる。 しかし、米をスープ状に調理する点において、わが国には伝統的なおかゆがあるから、おかゆを野菜スープとしてとらえておかゆのレシピも調理プログラムに加えておけばわが国における食習慣の見地からも便利である。
【0015】
本願発明において、スープクッカーの所定容器に投入された野菜等は所定時間加熱された後、回転カッターにより所望程度に破砕・粉砕され所定のスープが調理されるが、これら調理作業は調理プログラムにしたがって制御手段が加熱保温手段、破砕・撹拌手段等の動作を制御することにより自動的に実行される。 すなわち、調理しようとするスープを決めてこれに対応する選択スイッチをオンすることにより調理は自動的に進行し調理完了により動作は停止しできあがったスープは保温状態に維持される。このように、調理の実行は調理プログラムによるが、このような調理プログラムは制御手段としてのマイクロコンピュータにファームウエアーの形式で保持させることになる。 この場合、調理レシピはファームウエアーに記録された範囲内に固定されることになるが、適宜記録媒体を介してプログラムを変換できるようにすればレシピに変化を得易いが、スープ自体のできあがり状態は、前述のように2種に大別限定されるから、スープ以外の調理実行に効果を有するであろう。
【0016】
スープクッカーは、大別して、電源部、回転駆動源、スイッチを含む回路部、制御手段を内装する機能部と水や野菜を収納し破砕・撹拌手段、加熱保温手段あるいは温度検知手段等が制御手段の制御信号にしたがってあるいは独自に動作する容器とで構成される。そして、機能部は容器の蓋としての機能をも有するから、容器中の調理物が駆動源、制御手段等に飛散・浸入しないように隔壁としの覆い部が必要である。そして、この覆い部や容器の内壁は調理物に直接接することから洗浄容易性、耐食性等を考慮してステンレス等の抗腐食性材で形成するのが好ましい。
【0017】
容器内の破砕・撹拌手段は一端を回転駆動源であるモータに連結し他端は覆い部から突出する回転軸とこの回転軸端に取り付けたカッターにより形成される。また、加熱保温手段は電源に連結される周知の電熱線により形成されるが、先端部分すなわち容器の底面に対向する部分は環状若しくは環状円弧に形成して容器底面に膚接させるようにして熱効率を高める。さらに、容器内におけるカッターの位置は底方向へ沈みがちな野菜を考慮して容器内の下方に設置することになるが、いたずらに下方に設置すればよいのではなく、カッターの回転面と電熱線の前記環状部又は環状円弧部との距離の設定が良好な調理プロセスを維持するためには重要である。実験によれば、回転カッターの回転面と前記円環部若しくは環状円弧部の加熱保温手段の下側面との距離を30ミリメートル以内に設定した場合、破砕・撹拌動作が適正になされる。距離が30ミリメートルより大きくなると野菜等の具材の破砕自体はほぼ適正に実行できるが、撹拌動作に問題が生じ容器内の具材全体の混じりあいがうまくいかず、したがって具材の破砕にもムラが生じてしまう。
【実施例】
【0018】
次に、図面に示す実施例により本願発明をさらに説明する。図1は本願発明に係るスープクッカーの一部断面図である。
スープクッカーSは、水、食材等を収納して上部が開口する容器1とこの容器1に着脱自在に嵌合して容器1を密閉するとともに容器1内の食材等を所望の状態に調理加工する機能部2とで構成されている。 前記機能部2は後述のように食材の破砕・撹拌手段、加熱保温手段、温度検知手段ならびに制御手段を具備して制御手段に係る所定の調理プログラムにしたがって前記破砕手段、加熱保温手段の動作を制御しスープ調理その他所定の調理をなすようになっている。
【0019】
前記制御部が予め保持する調理プログラムによる破砕・撹拌手段および加熱保温手段の動作制御は食材の加熱時間と食材の加熱終了後における破砕・撹拌手段の動作時間、回数、動作間隔および保温動作となっている。 そして、この実施例において前記制御部の保持する前記調理プログラムは、例えば野菜スープ、食べるスープ、おかゆの3種で構成され前記機能部の外部に設けられた選択スイッチに表示された「野菜スープ」、「耐えベルスープ」、「おかゆ」を選択することによりそれぞれの内容の調理プログラムにより調理が進行する。
【0020】
前記容器1は図1に示すように高耐食性金属による二重構造筒体1aで構成され間隙部には所定の断熱材が充填されている。 また、前記容器1の開口部の蓋体ともなる前記機能部2は筒状に形成されその内部に前記制御手段としてのマイクロコンピュータ3、回路部(不図示)、前記選択スイッチにより動作するスイッチ機構(不図示)等を収納する外殻部2aとこの外殻部2a底面に形成されて容器1内の水、食材等の飛散浸入を防止するとともに破砕・撹拌手段の回転駆動源としてのモータ4を内蔵する覆い部2bとで構成され、この覆い部2aから前記容器内の所定位置に突出される加熱保温手段5、破砕・撹拌手段6、温度検知手段7が設けられている。
【0021】
図2は、前記機能部2の外観斜視図であり、前述のように機能部2は、筒状に形成された外殻部2aと前記覆い部2bを具え、覆い部2bの中央突起部2b1内部にはモータ4が内蔵されている。 覆い部2bから突出する加熱保温手段5は電熱線とその外套体で構成され先端は環状円弧形状に形成され、機能部2を容器1に嵌合した際に前記容器1内の底面に対向膚接されるようになっている。 また、前記破砕・撹拌手段6は回転駆動源としての前記モータ4に連結され前記覆い部2bから突出する回転軸6aとこの先端に固定される回転カッター6bで構成し、この回転カッター6bの回転面と前記加熱保温手段6の環状円弧部の下側面との距離が30ミリメートル以内となるように設定されている。
30ミリメートル以内の設定により野菜等の具材の加熱とその後の破砕撹拌とのバランスが適正に実現できる。
【0022】
図3は前記温度検知手段の構成を示す説明図でありこの温度検知手段7は、前記覆い部2bから突出形成した金属外套管7aとこれに収納される温度センサー7bと前記金属外套管7aと覆い部2bとの間に介装される樹脂絶縁体7cにより構成され、この樹脂絶縁体7cにより金属外套管7aに係る電流導通の危険を防止できるようになっている。
【0023】
上記構成に基づいて当該実施例の作用を説明する。 前述のように機能部2の外殻部2aの上面には選択スイッチが形成されているが、スイッチはタッチ式で「野菜スープ」、「食べるスープ」、「おかゆ」の3種からなっている。 所定に野菜を適宜大きさにカットし適量の水とともに容器1に投入して機能部2を容器1の開口部に嵌合し、例えば野菜スープの表示のある選択スイッチをオンすると、電源が投入され加熱保温手段5による加熱が開始する。 プログラムにしたがって所定時間の加熱がなさ野菜の煮込みが終了すると、破砕撹拌手段6が動作して野菜が破砕撹拌され容器1内にはポタージュスープが完成する。
【0024】
破砕撹拌手段は10秒のインターバルをおいて2秒間の動作を5回繰り返す。これが終了したところで、加熱本手段5は保温モードに設定される。 以上の調理に要する時間はおよそ30分である。 また、選択スイッチにおいて「食べるスープ」を選択した場合は、野菜の加熱後、破砕撹拌手段6は2秒間動作することになる。なお、調理時間はおよそ30分である。 さらに、「おかゆ」を選択した場合は、米の加熱終了後、破砕撹拌手段6は5秒間動作するようになっている。 以上のように材料と水、調味料等を容器にいれて所望のスイッチをオンするのみでそのスイッチに対応する調理プログラムにしたがい自動的に調理が実行され簡単に好みの調理品を得ることが出来るが、制御手段としてのマイクロコンピュータに係る調理プログラムを種々の記録媒体に記録しこれを制御手段において交換連結するようにすれば、さらに多種の調理レシピに基づくものを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本願発明の1実施例に係るスープクッカーの一部断面図である。
【図2】同上実施例に係る機能部の斜視図である。
【図3】同上実施例に係る温度検知手段の取り付け状態説明図である。
【符号の説明】
【0026】
1......容器
2......機能部
2a......外殻部
2b.....覆い部
3......制御手段
4......駆動源(モータ)
5......加熱保温手段
6......破砕撹拌手段
7......温度検知手段


【特許請求の範囲】
【請求項1】
水、食材等を収納して上部開口する容器とこの容器に着脱自在に嵌合して容器を密閉するとともに容器内の食材等を所望の状態に調理加工する機能部とで構成されるスープクッカーであって、前記機能部は食材の破砕・撹拌手段、加熱保温手段、温度検知手段ならびに制御手段を具え所定の調理プログラムにしたがって前記破砕手段、加熱保温手段の動作を制御しスープ調理その他所定の調理をなすようにしたことを特徴とするスープクッカー。
【請求項2】
請求項1のスープクッカーにおいて、前記制御部が予め保持する調理プログラムによる破砕・撹拌手段および加熱保温手段の動作制御は食材の加熱時間と食材の加熱終了後における破砕・撹拌手段の動作時間、回数、動作間隔および保温動作であることを特徴とするスープクッカー。
【請求項3】
請求項2記載のスープクッカーにおいて、前記制御部の保持する前記調理プログラムは複数であり前記機能部の外部に設けられた選択スイッチにより所望の調理プログラムによるスープクッカーの調理動作を実行できるようにしたことを特徴とするスープクッカー。
【請求項4】
請求項1ないし3いずれか記載のスープクッカーにおいて、前記容器は高耐食性金属による二重構造筒体で構成し、前記容器の開口部の蓋体ともなる前記機能部は筒状をなし内部に前記制御手段、回路部、前記選択スイッチにより動作するスイッチ機構等を収納する外殻部とこの外殻部底面に形成されて容器内の水、食材等の飛散浸入を防止するとともに破砕・撹拌手段の回転駆動源を内蔵する覆い部とで構成し、この覆い部から前記容器内の所定位置に突出される加熱保温手段、撹拌手段、温度検知手段を設けたことを特徴とするスープクッカー。
【請求項5】
請求項4記載のスープクッカーにおいて、電熱線とその外套体で構成される前記加熱保温手段は先端に円環部若しくは環状円弧部を形成してこれら円環部若しくは環状円弧部を前記容器内の底面に対向膚接させる一方、前記破砕・撹拌手段は前記回転駆動源に連結され前記覆い部から突出する回転軸とこの先端に固定される回転カッターで構成し、この回転カッターの回転面と前記円環部若しくは環状円弧部の加熱手段の下側面との距離を30ミリメートル以内に設定したことを特徴とするスープクッカー。
【請求項6】
請求項4又は5いずれか記載のスープクッカーにおいて、前記温度検知手段は、前記覆い部から突出形成した金属外套管とこれに収納される温度センサーと前記金属外套管と覆い部との間に介装される樹脂絶縁体により構成したことを特徴とするスープクッカー。
【請求項7】
請求項1ないし6いずれか記載のスープクッカーにおいて、制御手段に係る調理プログラムの記録媒体を交換して多数の調理動作を実行できるようにしたことを特徴とするスープクッカー。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2006−149499(P2006−149499A)
【公開日】平成18年6月15日(2006.6.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−341521(P2004−341521)
【出願日】平成16年11月26日(2004.11.26)
【出願人】(595063260)株式会社ゼンケン (1)
【Fターム(参考)】