説明

ディスプレイ装置

【課題】一枚の表示デバイスを利用して、直接像と反射像とを組み合わせてアイレンジに与えるタイプのディスプレイ装置を構成し、部品点数の削減、装置の小型化、低コスト化等を促進する。
【解決手段】板状の表示デバイス5は、メータ表示領域5aとHUD表示領域5bに区分されている。表示デバイス5は、表裏面のどちらからでもその表示像が視認可能であるが、メータ表示領域5aから表示出力される表示像は、直接像R1として、アイレンジERに与えられ、HUD表示領域5bから表示出力される表示像は、領域5aから表示出力される表示像とは逆方向に出力され、ミラー3及びウインドウシールド6の反射を経た後に、反射像R2として、アイレンジERに与えられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両等に搭載されるディスプレイ装置に関し、特に、直接像と反射像とを組み合わせてアイレンジに与えるタイプのディスプレイ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、車両等には、下記特許文献1にも示されているように、インストルメントパネル(単に、インパネともよぶ)に埋設された第2表示デバイスの表示像をウインドシールドに反射させて、この反射像をドライバに視認させるディスプレイ装置が搭載されることがある。このディスプレイ装置は、第2表示デバイスとは異なる第1表示デバイスによる車速や各種アラーム等を示す直接像をドライバに視認させるメータも含んでいる。すなわち、この種のディスプレイ装置は、直接像と反射像とを組み合わせて、ドライバのアイレンジに与えている。
【0003】
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
【特許文献1】特開2003−237411号公報
【特許文献2】特開2002−205571号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述のように、この種のディスプレイ装置は、直接像と反射像とを所定のアイレンジに与えるために、第1表示デバイス及び第2表示デバイスがそれぞれ必要となる。したがって、部品点数の増加、装置の大型化、コストアップ等の問題があった。
【0005】
一方、現在、普及している表示デバイスは、TFT液晶表示装置やVFD(蛍光表示管)等のように、表裏面のどちらからでも表示像が視認可能であることが知られている。ところが、現状では、表示デバイスの表面による表示像を利用しているのみである。
【0006】
よって本発明は、表示デバイスは表裏面のどちらからでも表示像が視認可能であることに着目し、一枚の表示デバイスを用いるだけでこの種のディスプレイ装置を構成して、部品点数の削減、装置の小型化、低コスト化等が促進することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するためになされた請求項1記載のディスプレイ装置は、表裏面のどちらからでも表示像が視認可能な一枚の板状の表示デバイスの第1領域から表示出力される第1表示像を、所定のアイレンジに対して直接的に与えると共に、前記第1領域とは異なる前記表示デバイスの第2領域から表示出力される第2表示像を、前記アイレンジに対して少なくとも一回の反射を経た後に与えるようにした、ことを特徴とする。
【0008】
請求項1記載の発明によれば、一枚の板状の表示デバイスの第1領域から表示出力される第1表示像は、所定のアイレンジに対して直接的に与えられる。また、この表示デバイスの第2領域から表示出力される第2表示像は、アイレンジに対して少なくとも一回の反射を経た後に与えられる。このように、一枚の表示デバイスを用いるだけで、直接像と反射像とを合成して与えるタイプのディスプレイ装置を構成可能になる。
【0009】
上記課題を解決するためになされた請求項2記載のディスプレイ装置は、請求項1記載のディスプレイ装置において、前記表示デバイスは、前記第1表示像の出力方向とは反対側に配置され、前記第2表示像を最終的に前記アイレンジに向かうように反射させる光学部材、を備えることを特徴とする。
【0010】
請求項2記載の発明によれば、第1表示像の出力方向とは反対側に配置され、第2表示像を最終的にアイレンジに向かうように反射させる光学部材を備えるので、表示デバイスの裏側のスペースを有効に利用しつつ、第2領域〜アイレンジ間距離と前方景色との差を縮めることができる。
【0011】
上記課題を解決するためになされた請求項3記載のディスプレイ装置は、請求項2記載のディスプレイ装置において、前記光学部材は、前記第2表示像が最終的に前記アイレンジに向かうように、一旦、車両のウインドシールドに向けて反射させる、ことを特徴とする。
【0012】
請求項3記載の発明によれば、第2表示像は光学部材及びウインドウシールドによる反射を経て、アイレンジに到達する。
【0013】
上記課題を解決するためになされた請求項4記載のディスプレイ装置は、請求項3記載のディスプレイ装置において、前記第2表示像が前記光学部材及び前記ウインドウシールドによる反射を経て、前記アイレンジに到達したときの歪みを相殺するように、この歪みに対する逆歪みを与えて前記第2表示像を生成する第2表示像生成手段、を備えることを特徴とする。
【0014】
請求項4記載の発明によれば、第2表示像が光学部材及びウインドウシールドによる反射を経て、アイレンジに到達したときの歪みを相殺するように、この歪みに対する逆歪みを与えて第2表示像が生成される。
【0015】
上記課題を解決するためになされた請求項5記載のディスプレイ装置は、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のディスプレイ装置において、前記第1表示像及び前記第2表示像のうちの一方は、所定の制御信号に基づいて生成された情報であり、前記第1表示像及び前記第2表示像のうちの他方は、車載カメラにより撮像された車両周辺における肉眼で視認困難な情報である、ことを特徴とする。
【0016】
請求項5記載の発明によれば、所定の制御信号に基づいて生成された情報及び車載カメラにより撮像された車両周辺における肉眼で視認困難な情報が、直接像又は反射像としてアイレンジに与えられる。これにより、車速、各種アラーム等の情報及び肉眼で視認困難な車両周辺の情報の両方を効率的に与えることができる。
【発明の効果】
【0017】
請求項1記載の発明によれば、一枚の板状の表示デバイスの第1領域から表示出力される第1表示像は、所定のアイレンジに対して直接的に与えられる。また、この表示デバイスの第2領域から表示出力される第2表示像は、アイレンジに対して少なくとも一回の反射を経た後に与えられる。このように、一枚の表示デバイスを用いるだけで、直接像と反射像とを合成して与えるタイプのディスプレイ装置を構成可能になる。したがって、この種のディスプレイ装置に対して、部品点数の削減、装置の小型化、低コスト化等が促進できる。なお、普及している表示デバイスは、特別な加工をしなくても、本来、表裏のどちらからでも表示像が視認可能であるので、既存の表示デバイスをそのまま流用できるという、コスト面での大きなメリットもある。
【0018】
請求項2記載の発明によれば、第1表示像の出力方向とは反対側に配置され、第2表示像を最終的にアイレンジに向かうように反射させる光学部材を備えるので、表示デバイスの裏側のスペースを有効に利用しつつ、第2領域〜アイレンジ間距離と前方景色との差を縮めることができる。したがって、視認性及びスペース効率の秀れたディスプレイ装置を構成できる。
【0019】
請求項3記載の発明によれば、第2表示像は光学部材及びウインドウシールドによる反射を経て、アイレンジに到達する。したがって、部品点数の削減、装置の小型化、低コスト化が促進された、ヘッドアップ型のディスプレイ装置を構成できる。
【0020】
請求項4記載の発明によれば、第2表示像が光学部材及びウインドウシールドによる反射を経て、アイレンジに到達したときの歪みを相殺するように、この歪みに対する逆歪みを与えて第2表示像を生成する第2表示像生成手段を備えるので、より視認性が秀れたディスプレイ装置を構成できる。
【0021】
請求項5記載の発明によれば、所定の制御信号に基づいて生成された情報及び車載カメラにより撮像された車両周辺における肉眼で視認困難な情報が、直接像又は反射像としてアイレンジに与えられる。これにより、車速、各種アラーム等の情報及び肉眼で視認困難な車両周辺の情報の両方を効率的に与えることができる。したがって、上記効果に加えて、より安全性、利便性に秀れたディスプレイ装置を構成できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態のディスプレイ装置の構成を概略的に示す斜視図である。図2は、本発明の一実施形態のディスプレイ装置の構成及び作用を説明するための図である。なお、図1及び図2は、本ディスプレイ装置の使用時の状態に対応する。また、図2は、側断面図に相当する。
【0023】
本ディスプレイ装置は、図2に示すように、一枚の板状のマルチ表示デバイス(単に、表示デバイスともよぶ)5による表示像を、直接像R1と反射像R2として組み合わせて、運転席に着座したドライバーのアイレンジに与える。表示デバイス5は、例えば、TFT液晶表示装置やVFD等のように、表裏面のどちらからでも表示像が視認可能であるタイプが用いられる。表示デバイス5は、自発光タイプでもよいし、バックライトを利用するタイプであってもよい。
【0024】
表示デバイス5は、図1及び図2に示すように、メータ表示領域5a(請求項中の第1領域に対応)とHUD(ヘッドアップディスプレイ)表示領域5b(請求項中の第2領域に対応)とに区分されている。表示デバイス5は、表裏面のどちらからでもその表示像が視認可能であるが、ここでは、メータ表示領域5aから表示出力される表示像は、上記直接像R1として、アイレンジERに与えられ、HUD表示領域5bから表示出力される表示像は、領域5aから表示出力される表示像とは逆方向に出力され、少なくとも一回の反射を経た後に、上記反射像R2として、アイレンジERに与えられる。すなわち、表示デバイス5の領域により、表裏面のいずれかから出力される表示像を利用するようにしている。
【0025】
普及している表示デバイスでは、特別な加工をしなくても、本来、表裏のどちらからでも表示像が視認可能なものもあり、既存の表示デバイスをそのまま流用できるという、コスト面での大きなメリットがある。
【0026】
メータ表示領域5aには、例えば、車速、エンジン回転数、各種アラーム等の情報が、表示される。これは、請求項中の第1表示像に対応する。また、HUD表示領域5bには、例えば、車載カメラにより撮像された車両周辺における肉眼で視認困難な情報(赤外線透視像等)が表示される。これは、請求項中の第2表示像に対応する。なお、第1表示像及び第2表示像とそれらの表示内容との関係は上例とは逆であってもよいが、上例のように、HUD表示領域5bに車両周辺における肉眼で視認困難な情報が表示されるようにすることが好ましい。
【0027】
このような表示デバイス5の使用を前提として、車両のフロント部のインストルメントパネル1には、図1及び図2に示すように、拡大ミラー3(請求項中の光学部材に対応する)等を収容するための収容部1aが埋設されている。収容部1aの内壁は、基本的に平面状の箱形に形成されており、上面はインストルメントパネル1が矩形状に刳り抜かれて開口部1a1が形成されている。
【0028】
拡大ミラー3は、表示デバイス5のHUD表示領域5bの表示像がドライバーから正視されるように、ウインドシールド6の形状や位置関係に依存して、非球面であり、使用時には、図に示すように、やや傾斜して配置される。表示デバイス5のHUD表示領域5bの表示像は、反射像R2として、拡大ミラー3及びウインドウシールド6による反射を経て、アイレンジERに到達する。
【0029】
また、インストルメントパネル1には、運転席に着座したドライバーに対向するように、車速計、回転計、各種アラーム等が一体化されたコンビネーションメータ(単に、メータともよぶ)2も配置されている。このメータ2において、表示デバイス5のメータ表示領域5aの表示像は、直接像R1として、アイレンジERに到達する。
【0030】
なお、収容部1aの開口部1a1には、インパネカバー4がスライド可能に覆設される。インパネカバー4は、インストルメントパネル1と同色であり、開口部1a1と同形状で平板状をしている。ミラー3は、使用時には、図1及び図2に示すように、開口部1a1からやや突出し、不使用時には、図示しないが、突出した部位が開口部1a1の下方に下がり、収容部1a内に完全に収まるように回転するようになっている。インパネカバー4は、このようなミラー3の回転運動と連動して、使用時には、図1及び図2に示すように、開口部1a1を全開し、不使用時には、図示しないが、インストルメントパネル1と面一になるように開口部1a1を覆う。
【0031】
また、インストルメントパネル1内のスペース7には、エアコン装置に連通するエアダクト、補強部材、ワイヤーハーネス等の多くの部材が配置される。
【0032】
続いて、図3を用いて、本ディスプレイ装置に係る電気的な構成について説明する。図3は、本発明の一実施形態のディスプレイ装置に係る電気的な構成を示すブロック図である。
【0033】
図3に示すように、車載カメラ(単に、カメラともよぶ)81により撮像された車両周辺における肉眼で視認困難な情報、例えば、赤外線透視像は、ビデオ信号として、ビデオデコーダ82に出力される。赤外線透視像により、夜間等において、肉眼で視認困難な車両周辺に存在する人等の情報が提供され、安全性を高めることができる。ビデオデコーダ82からの信号は、一旦、画像補正回路83に与えられた後、グラフィックLSI85に出力される。
【0034】
ところで、上記カメラ81により撮像された情報は、上記HUD表示領域5bの表示像に相当する。この表示像は、ミラー3及びウインドウシールド6による反射を経て、アイレンジERに到達する。ウインドウシールド6は、周知のように非球面であるため、ミラー3の形状や配置により、この非球面ぶんを補って、歪みの少ない表示像をアイレンジERに与えるようにしている。
【0035】
すなわち、画像補正回路83は、表示デバイス5のHUD表示領域5bの表示像が、ミラー3及びウインドウシールド6による反射を経て、アイレンジERに到達したときの歪みを相殺するように、この歪みに対する逆歪みを与えた表示像を出力するようにしている。逆歪みの与え方は、想定されるミラーやウインドウシールドの形状及び配置に依存する最適な複数のパラメータが、例えば、図示しないメモリに格納されており、このうちから選択的に適宜設定可能になっている。なお、逆歪みの与え方は、上記特許文献2に示されている周知の方法が利用可能である。
【0036】
一方、IG信号(イグニッション信号)、ヘッドライト信号、スピード信号、コンライト信号(周囲の明るさによりライトをオンオフする信号)等の各種制御信号は、CPU(中央処理装置)84に与えられる。CPU84は、上記各種制御信号に応じた表示像を、表示デバイス5のメータ表示領域5aから出力させるために、各種制御信号に対応する信号をグラフィックLSI85に与える。また、CPU84は、上記各種制御信号に応じて光源コントローラ86に指令を出し、バックライト用のLED光源87を点灯制御する。但し、表示デバイス5が、自発光タイプであるとには、光源コントローラ86及びLED光源87は必ずしも必要ではない。
【0037】
グラフィックLSI85は、CPU84から与えられたメータ表示領域5aに対応する信号、及び画像補正回路83から与えられたHUD表示領域5bに対応する信号を受けて、表示デバイス5のメータ表示領域5a及びHUD表示領域5bにおいて対応する表示像を出力させる。なお、表示像を出力方法は、上記特許文献2に示されている周知の方法が利用可能である。グラフィックLSI85は、請求項中の第2表示像生成手段に対応する。
【0038】
このような構成により、車速、各種アラーム等の情報を通常のメータと同様に直接像により与えつつ、ヘッドアップした姿勢のドライバに、反射像により肉眼で視認困難な車両周辺の情報も与えることができる。また、反射像は歪み補正されており、車種に応じた変更も容易である。したがって、構成の簡素が促進されつつ、非常に安全性、利便性に秀れたディスプレイ装置を構成できる。
【0039】
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、表示デバイスは表裏面のどちらからでも表示像が視認可能であることに着目し、一枚の表示デバイスを利用して、直接像と反射像とを組み合わせてアイレンジに与えるタイプのディスプレイ装置を構成することにより、この種のディスプレイ装置において、部品点数の削減、装置の小型化、低コスト化等を促進することができる。
【0040】
なお、上記実施形態では、表示デバイスの表示像をミラー及びウインドウシールドに反射させる2回反射タイプのディスプレイ装置を例示しているが、本発明は、このタイプに限定されず、ミラー又はウインドウシールドのいずれかに反射させる一回反射タイプのディスプレイ装置も含むものである。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明の一実施形態のディスプレイ装置の構成を概略的に示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態のディスプレイ装置の構成及び作用を説明するための図である。
【図3】本発明の一実施形態のディスプレイ装置に係る電気的な構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
【0042】
1 インストルメントパネル
2 メータ
3 拡大ミラー(光学部材)
4 インパネカバー
5 マルチ表示デバイス
5a メータ表示領域(第1領域)
5b HUD表示領域(第2領域)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
表裏面のどちらからでも表示像が視認可能な一枚の板状の表示デバイスの第1領域から表示出力される第1表示像を、所定のアイレンジに対して直接的に与えると共に、前記第1領域とは異なる前記表示デバイスの第2領域から表示出力される第2表示像を、前記アイレンジに対して少なくとも一回の反射を経た後に与えるようにした、
ことを特徴とするディスプレイ装置。
【請求項2】
請求項1記載のディスプレイ装置において、
前記表示デバイスは、
前記第1表示像の出力方向とは反対側に配置され、前記第2表示像を最終的に前記アイレンジに向かうように反射させる光学部材、
を備えることを特徴とするディスプレイ装置。
【請求項3】
請求項2記載のディスプレイ装置において、
前記光学部材は、
前記第2表示像が最終的に前記アイレンジに向かうように、一旦、車両のウインドシールドに向けて反射させる、
ことを特徴とするディスプレイ装置。
【請求項4】
請求項3記載のディスプレイ装置において、
前記第2表示像が前記光学部材及び前記ウインドウシールドによる反射を経て、前記アイレンジに到達したときの歪みを相殺するように、この歪みに対する逆歪みを与えて前記第2表示像を生成する第2表示像生成手段、
を備えることを特徴とするディスプレイ装置。
【請求項5】
請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のディスプレイ装置において、
前記第1表示像及び前記第2表示像のうちの一方は、
所定の制御信号に基づいて生成された情報であり、
前記第1表示像及び前記第2表示像のうちの他方は、
車載カメラにより撮像された車両周辺における肉眼で視認困難な情報である、
ことを特徴とするディスプレイ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2006−47546(P2006−47546A)
【公開日】平成18年2月16日(2006.2.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−226614(P2004−226614)
【出願日】平成16年8月3日(2004.8.3)
【出願人】(000006895)矢崎総業株式会社 (7,019)
【Fターム(参考)】