説明

ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ装置および方法

ハイブリッドファイバ/銅線ケーブルにより支持される破損したファイバまたは銅線導体の修理をハイブリッドファイバ/銅線の全ケーブルまたは全コネクタを交換することなく可能にするハイブリッドファイバ/銅線コネクタアセンブリが開示される。このハイブリッドファイバ/銅線コネクタアセンブリはアセンブリの個々のハイブリッドファイバ/銅線コネクタを一方のジェンダから他方のジェンダに交換することを可能にする。このハイブリッドファイバ/銅線コネクタアセンブリはまたアセンブリの個々のハイブリッドファイバ/銅線コネクタをハイブリッドファイバ/銅線コネクタから単一のファイバコネクタまたは単一の銅線コネクタに変換可能にする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般に通信ケーブル用のコネクタに関し、特にハイブリッドファイバ/銅コネクタ装置および方法に関する。
関連出願の相互参照
本願はUS国内企業ADC電気通信社の名称で、USを除く全ての国を指定し、US市民Jarrod SCADDEN、M’hamed Anis KHEMAKHEM、チュニジア市民Jeffrey Louis PETERS 、US市民Kenneth Allen SKLUZACEK、およびUS市民Wayne M. KACHNARはUSのみを指定する出願人であり、2006年11月29日に出願されたUS実用新案出願番号11/606793および2007年4月13日に出願されたUS実用新案出願番号11/787,197を優先権主張し、PCT特許国際出願として2007年11月28日に出願されたものである。
【背景技術】
【0002】
携帯用カメラおよび他のデータまたは画像の収集装置であって電力を供給し装置との間でデータを送受信するケーブルを有する収集装置が知られている。これらの装置は画像またはデータの収集する容量が増加したのでデータを装置に送受信する帯域幅の要望が増大してきた。この増大した帯域幅を供給する一つの方法は装置との間でデータを送受信するため光ファイバを用いる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、光ファイバは装置に十分な電力を供給できない可能性がある。それゆえ装置へ伸びる銅または他の金属の電線を持つことがなお望まれる。単一ケーブル内に銅線と光ファイバの両方を含むハイブリッドケーブルがこれらの装置への電力およびデータ転送への要求に対し適合するように使用されてきた。銅および光ファイバを終端処理し接続する技術と装置は全く異なるのでこのようなハイブリッドケーブルを互いに接続する方法が開発されてきた。これらの公知のコネクタはケーブルと装置の相互接続を可能にするがケーブルまたはコネクタの要素が何れか一つが破損されたとき全てのコネクタが交換されなければならない。共通のハイブリッドケーブルは2つ以上の光ファイバおよび一対以上の銅線を有する。これらの電線または光ファイバの何れかまたはこれらの電線または光ファイバの終端が破損されたとき全てのコネクタは交換されねばならず、かつ電線と光ファイバの全てが再度終端処理をされねばならない。
ハイブリッドコネクタの改善が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は概してハイブリッドファイバ/銅線コネクタアセンブリに関する。本発明はまた全てのハイブリッドファイバ/銅線コネクタアセンブリの交換を要求することなく破損したファイバまたは銅の導体を修理することを可能にするハイブリッドファイバ/銅線コネクタアセンブリに関する。本発明はさらにハイブリッドファイバ/銅ケーブルに関する。本発明はまたハイブリッドファイバ/銅ケーブルおよびコネクタの修理方法に関する。
【0005】
本発明の他の形態はキット形式で供給されハイブリッドファイバ/銅線コネクタを一つのジェンダから他のジェンダへの変換を可能にするハイブリッドファイバ/銅線コネクタアセンブリに関する。
【0006】
本発明の他の形態はハイブリッドコネクタをファイバのみのコネクタまたは銅線のみのコネクタに変換可能とするハイブリッドファイバ/銅線コネクタアセンブリに関する。
【0007】
添付図面は明細書に組み込まれ明細書の一部を構成し、本発明の原理を説明するために有用な説明と共に本発明の数個の形態を示す。図面の簡単な説明を以下に記す。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明を十分組み立てられた構成で示すハイブリッドファイバ/銅線コネクタアセンブリの開示した原理にしたがって本発明の形態を例とした特徴を有するハイブリッドファイバ/銅線コネクタアセンブリの斜視図である。
【図2】図1のライン2−2に沿って取られた断面図である。
【図3】図1のハイブリッドファイバ/銅線コネクタアセンブリの分解斜視図である。
【図4】図1−3のハイブリッドファイバ/銅線コネクタアセンブリの第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの分解斜視図である。
【図5】図4の第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタにおける第1内部ハウジングの斜視図である。
【図6】図5の第1内部ハウジングの上面図である。
【図7】図5の第1内部ハウジングの底面図である。
【図8】図5の第1内部ハウジングの側面図である。
【図9】図5の第1内部ハウジングの背部端面図である。
【図10】図5の半分の第1内部ハウジング内に置かれた第1光アダプタであり図4の第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの斜視図である。
【図11】図4の第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの半分の第2内部ハウジングの斜視図である。
【図12】図11の半分の第1内部ハウジングの側面図である。
【図13】図11の半分の第2内部ハウジングの底面図である。
【図14】図11の半分の第2内部ハウジングの後部を示す図である。
【図15】図14のライン15−15に沿って取られた半分の第2内部ハウジングの断面図である。
【図16】図11の半分の第2内部ハウジング内に置かれるよう取り付けられた導体の斜視図である。
【図17】図16の導体取り付け部の正面図である。
【図18】除去された導電体と共に図16の導体取り付け部の側面図である。
【図19】図11の半分の第2内部ハウジング内置かれる構成された導体取り付け固定器具の斜視図である。
【図20】図19の導体取り付け固定器具の上面図である。
【図21】図19の導体取り付け固定器具の底面図である。
【図22】図19の導体取り付け固定器具の側面図である。
【図23】図19の導体取り付け固定器具の後部を示す図である。
【図24】図4の第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの強化部材クランプであり、図11の第2内部ハウジング内に置かれた強化部材クランプの斜視図である。
【図25】図24の強化部材クランプの上面図である。
【図26】図24の強化部材クランプの前部を示す図である。
【図27】図24の強化部材クランプの側面図である。
【図28】第1内部ハウジング部と第2ハウジング部の半分が図4の第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの内部コネクタアセンブリを形成すべく除去可能に取り付けられた図4の第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの半分の第1内部ハウジング部と同コネクタの半分の第2ハウジング部上面斜視図である。
【図29】部分的に組み立てられた図4の第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの半分の第1内部ハウジングと第2内部ハウジングの半分の底面斜視図である。
【図30】図28−29に示す半分の第1および第2内部ハウジングを収容する構成された図4の第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの外部ハウジングを示す図である。
【図31】十分組み立てられた構成で示される第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタである図4の第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの後部を示す図である。
【図32】図31のライン32−32に沿って取られた断面図である。
【図33】図1−3のハイブリッドファイバ/銅線コネクタアセンブリの第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの分解斜視図である。
【図34】図33の第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの半分の第1内部ハウジングの斜視図である。
【図35】図34の半分の第1内部ハウジングの上面図である。
【図36】図34の半分の第1内部ハウジングの底面図である。
【図37】図34の半分の第1内部ハウジングの側面図である。
【図38】図34の半分の第1内部ハウジングの後部を示す図である。
【図39】図34の半分の第1内部ハウジング内に置かれた光ファイバコネクタ固定器具であって、図33の第1および第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの斜視図である。
【図40】図39の光ファイバコネクタの固定器具の底面図である。
【図41】図19の光ファイバコネクタ固定器具の上面図である。
【図42】図19の光ファイバコネクタ固定器具の側面図である。
【図43】図33の第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの半分の第2内部ハウジングの斜視図である。
【図44】図43の第2内部ハウジングの半分の側面図である。
【図45】図43の第2内部ハウジングの半分の底面図である。
【図46】図43の第2内部ハウジングの半分の後部を示す図である。
【図47】図46のライン47−47に沿って取られた第2内部ハウジングの断面図である。
【図48】図43の第2内部ハウジング内に置かれた導体取り付け固定器具である図33の第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの導体取り付け固定器具の斜視図である。
【図49】図48の導体取り付け固定器具の上面図である。
【図50】図48の導体取り付け固定器具の側面図である。
【図51】図48の導体取り付け固定器具の後部を示す図である。
【図52】図33の第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの内部コネクタアセンブリを形成し除去可能に共に取り付けられる半分の第1内部ハウジングと第2内部ハウジング、部分的に組み込まれた構成における図33の第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの半分の第1内部ハウジングと第2内部ハウジングの上面斜視図である。
【図53】部分的に組み込まれた構成における図33の第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの半分の第1内部ハウジングと第2内部ハウジングの底面斜視図である。
【図54】図52−53の半分の第1内部ハウジングと第2内部ハウジングを収容する外部ハウジングであって図33の第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの外部ハウジングを示す図である。
【図55】図33の十分組み立てられた構成で示される第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの後部を示す図である。
【図56】図55のライン56−56に沿って取られた断面図である。
【図57】図5の半分の第1内部ハウジングの2つを共に取り付けて組み込まれた第1の4個で1個のファイバコネクタを示す図である。
【図58】図57の第1の4個で1個のファイバコネクタと接続するよう構成された第2の4個で1個のファイバコネクタであって、図34の半分の第1内部ハウジングの2つと共に取り付けることにより組み込まれた第2の4個で1個のファイバコネクタを示す図である。
【図59】図1−3のハイブリッドファイバ/銅線コネクタアセンブリに類似したアセンブリの一部として構成された第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの第2実施例の斜視図である。
【図60】図59の第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの第2実施例の側面図である。
【図61】図59の第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの第2実施例の分解斜視図である。
【図62】図1−3のハイブリッドファイバ/銅線コネクタアセンブリに類似したアセンブリを形成すべく図59−61の第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの第2実施例と一緒に構成される第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの第2実施例の斜視図である。
【図63】図62の第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの第2実施例の側面図である。
【図64】図62の第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの第2実施例の分解斜視図である。
【図65】本発明の開示の原理にしたがった発明の形態の例である特徴を有する隔壁メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタの前部斜視図である。
【図66】図65の隔壁メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ後部斜視図である。
【図67】図65の隔壁メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタの分解斜視図である。
【図68】図65の隔壁メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタの前面を示す図である。
【図69】図65の隔壁メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタの側面図である。
【図70】図65のライン70−70に沿って取られた断面図である。
【図71】本発明の開示の原理にしたがった発明の形態の例である特徴を有する隔壁メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタの前面斜視図である。
【図72】図71の隔壁メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタの後部斜視図である。
【図73】図71の隔壁メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタの分解斜視図である。
【図74】図71の隔壁メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタの後部を示す図である。
【図75】図70の隔壁メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタの側面図である。
【図76】図72におけるライン76−76に沿って取られた断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付の図面、より詳しくは図1〜3を参照すると、基板16上に組立てられた第1コンポーネント12と第2コンポーネント14を含む電気アセンブリ10が示されている。
【0010】
以下、添付の図面に示された本発明の例示用の態様を詳細に参照することとする。添付図面においては、可能な場合には常に、同一の参照符号を使用して同一又は類似の部分が示されている。
【0011】
本開示は、ハイブリッドファイバ/銅線コネクタアセンブリに関する。ハイブリッドファイバ/銅線コネクタアセンブリの態様は、2本のハイブリッドファイバ/銅線ケーブルを接続するためのファイバ及び銅線接続コンポーネントを具備するそれぞれのコネクタを含む。
【0012】
コネクタアセンブリの好適な一実施例によれば、コネクタアセンブリ又はケーブル全体の交換を必要とすることなしに、ハイブリッドファイバ/銅線ケーブルに含まれる損傷したファイバ又は銅導体を修理可能である。又、本開示の態様によれば、アセンブリのハイブリッドファイバ/銅線コネクタのジェンダ(gender)を異なるジェンダに変換可能である。本開示の更なる態様によれば、アセンブリのハイブリッドファイバ/銅線コネクタを、ハイブリッドコネクタから、ファイバのみコネクタ又は銅線のみコネクタに変換可能である。
【0013】
図1〜図3を参照すれば、本開示の原理による発明の態様の例である特徴を具備するハイブリッドファイバ/銅線コネクタアセンブリ10が示されている。ハイブリッドファイバ/銅線コネクタアセンブリは、第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12と、この第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタと嵌合するべく適合された第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14と、を含む。尚、第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12は、本明細書においては、メスジェンダハイブリッドファイバ/銅線コネクタとも呼ぶ場合があり、且つ、第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14は、本明細書においては、オスジェンダハイブリッドファイバ/銅線コネクタとも呼ぶ場合がある。
【0014】
第1及び第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12、14のそれぞれのものは、外部ハウジング内に受け入れられる内部コネクタアセンブリを含む。第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12の内部コネクタアセンブリ16は、光ファイバ及び銅ワイヤの両方を含むハイブリッドファイバ/銅線ケーブルのセグメントに終端される。同様に、第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14の内部コネクタアセンブリ18は、光ファイバ及び銅ワイヤの両方を含むハイブリッドファイバ/銅線ケーブルのセグメントに終端される。終端された後に、内部コネクタアセンブリ16、18は、ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12、14の外部ハウジング20、22内に配置される。
【0015】
第1及び第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12、14に終端される前に、それぞれのケーブルセグメントは、それぞれ、外部ハウジング20、22に螺合可能に取り付けられたエンド(終端)キャップ/ケーブルクランプ24、26を貫通して挿入される。エンドキャップ24、26は、ハイブリッドファイバ/銅線ケーブルセグメントをそれらのそれぞれのハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12、14にクランプすると共に、それぞれ、第1及び第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12、14のケーブル受け入れ端部28、30に風雨防止シールを提供するべく構成されている。エンドキャップ24、26が螺合され、且つ、ハイブリッドケーブルセグメントがそれぞれのハイブリッドコネクタ12、14に接続されたら、第1及び第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12、14を互いに嵌合し、2つのハイブリッドケーブルセグメントの間に光学的及び電気的な接続の両方を確立可能である。2つのコネクタ12、14の外部ハウジング20、22は、協働し、2つのコネクタ12、14内において、ファイバストランド及び銅導体の接続の周りに確実且つ略風雨を防ぐカバーを形成する。
【0016】
ハイブリッドファイバ/銅線ケーブルは、放送通信において使用可能であろう。例えば、このようなケーブルを使用し、カメラをスポーツイベントやその他のエンターテインメントの現場におけるものなどの制作設備に接続することができよう。放送ケーブルのセグメントを接続するための特定の既知の従来技術によるアセンブリは、アセンブリ内の単一コンポーネントに障害が発生した際に、新しいアセンブリの使用を必要とする可能性があろう。或いは、この代わりに、既知のアセンブリのいずれかのコネクタ内の接点の中のいずれかのものに障害が発生した際には、ケーブルセグメントの中の1つのものの再終端作業を必要とする可能性があろう。
【0017】
後程詳述するように、本開示のハイブリッドファイバ/銅線コネクタアセンブリ10は、アセンブリの損傷したコンポーネントの修理又は交換を許容するべく構成されている。又、本明細書においては、米国特許出願公開第2006/0056769A1号及び第2006/0233496A1号に開示された、新しいアセンブリの使用を必要とすることなしにアセンブリの損傷したコンポーネントの修理又は交換を円滑に実行するハイブリッドファイバ/銅線コネクタアセンブリの特定の例を参照しており、これらの特許出願公開の開示内容は、本引用により、そのすべてが本明細書に包含される。
【0018】
米国特許出願公開第2006/0056769A1号及び第2006/0233496A1号は、本開示のハイブリッドファイバ/銅線コネクタアセンブリ10と共に使用するのに好適なハイブリッドファイバ/銅線通信ケーブルの概略断面を示している。米国特許公開第2006/0056769A1号及び第2006/0233496A1号の図4に示されているハイブリッドケーブルは、線状に延長する強度部材に隣接して延長する一対のジャケットを有する光ファイバ及び4本のジャケットを有する銅ワイヤを含む。これは、本開示のハイブリッドコネクタアセンブリ10と共に使用するのに好適なハイブリッドケーブルの例示用の1つの構成である。又、本開示のハイブリッドファイバ/銅線コネクタアセンブリ10と共に使用可能である更に多くの又は更に少ない数の光ファイバ及び/又は銅ワイヤを有するハイブリッドケーブルのその他の構成も知られている。
【0019】
前述の放送カメラ環境において使用される際には、光ファイバの中の1本を使用し、ビデオ及び関係するオーディオ信号をカメラに伝送可能であり、且つ、第2の光ファイバを使用し、カメラによって捉えられたビデオ及びオーディオを制作設備又はなんらかのその他の場所に伝送可能である。一対の銅導体を使用し、電力を供給してカメラを動作させることが可能であり、その他の一対の銅導体を使用し、制作設備とカメラオペレータの間の通信を提供可能である。ハイブリッドケーブル内に延長するファイバストランド及び銅導体の数は、カメラの所望の使用法及び通信帯域幅をサポートするべく、必要に応じて変化可能である。
【0020】
本開示の別の態様によれば、本開示のハイブリッドファイバ/銅線コネクタアセンブリ10は、アセンブリ10の第1及び第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12、14のジェンダを異なるジェンダに変換することができるように構成されている。従って、例えば、ハイブリッドファイバ/銅線ケーブルセグメントの既存のセグメントが第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12(即ち、メスジェンダコネクタ)に終端され、且つ、ハイブリッドケーブルの利用可能な第2セグメントも、第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12(即ち、メスジェンダコネクタ)に終端されている場合には、ケーブルセグメントの再終端作業を伴うことなしに、第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12を分解して第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14(即ち、オスジェンダコネクタ)に変換可能である。次いで、変換されたオスジェンダハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14をメスジェンダハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12に嵌合可能である。
【0021】
更には、本開示の別の態様においては、本開示のハイブリッドファイバ/銅線コネクタアセンブリ10のモジュラー構成により、アセンブリ10の第1及び第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12、14の両方を、ハイブリッドコネクタから、(例えば、クワッドファイバコネクタなどの)ファイバのみのコネクタ又は(例えば、8本の銅導体を具備するものなどの)銅線のみのコネクタに変換可能である。
【0022】
次に図4を参照すれば、第1メスジェンダハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12の分解図が示されている。第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12は、第1内部ハウジング半体32と、第2内部ハウジング半体34と、を含む。第1及び第2内部ハウジング半体32、34は、着脱可能に1つに嵌合し、第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12の内部コネクタアセンブリ16を形成する。第1及び第2内部ハウジング半体32、34が、ハイブリッドケーブルに終端され、且つ、1つに結合されたら、これらは、第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12の外部ハウジング20内に挿入される。図1及び図2に示されているように、且つ、前述のように、ハイブリッドケーブルセグメントを第1及び第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12、14の内部コネクタアセンブリ16、18に終端する前に、ハイブリッドケーブルセグメントをエンドキャップ24、26を貫通して挿入する。次いで、エンドキャップ24、26を外部ハウジング20、22上に螺合し、ハイブリッドケーブルをクランプすると共に外部ハウジング20、22に対してこれをシーリングする。
【0023】
再度図4を参照すれば、第1内部ハウジング半体32は、コネクタ12のファイバコンポーネントを保持するべく構成されており、第2内部ハウジング半体34は、コネクタ12の電気/銅線コンポーネントを保持するべく構成されている。
【0024】
次に図5〜図9を参照すれば、第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12の第1内部ハウジング半体32が示されている。第1内部ハウジング半体32は、内部38を定義する細長い本体36を含む。本体36は、嵌合端部40と、ケーブル受け入れ端部42と、を含む。第1内部ハウジング半体32は、第2内部ハウジング半体34と協働して嵌合するための一対のアライメントピン44及び一対のピン開口部46を定義している(図11〜図15の第2内部ハウジング半体を参照されたい)。第1内部ハウジング半体32の嵌合端部40に隣接しているのは、光ファイバアダプタ50を収容するべく構成されたポケット48である。
【0025】
第1内部ハウジング32内に配置されるべく構成されたアダプタ50が図10に示されている。図示のように、第1光アダプタ50は、前端52及び後端54を含むデュープレックスアダプタである。光ファイバアダプタ50の前端52内に取り付けられた2つの光ファイバコネクタは、光ファイバアダプタ50の後端54内に取り付けられた2つの光ファイバコネクタと光学的に嵌合する。図28に示されているように、光ファイバアダプタ50内に受け入れられる光ファイバコネクタ56は、LX.5フォーマットコネクタである。図示のように、アダプタ50は、二対のLX.5コネクタ56を受け入れ、これらを光学的に接続するべく構成されている。LX.5コネクタ及び嵌合アダプタは、ADC Telecommunications, Inc.社から入手可能である。その他のコネクタ及びアダプタフォーマットを使用することも可能である。
【0026】
図31の端面図に示されているように、光ファイバアダプタ50は、開放位置と閉鎖位置の間において旋回する前端52及び後端54に隣接したシャッタ58を含む。シャッタ58は、閉鎖位置において、シャッタ58が開放前端52又は開放後端54を通じた直接的な視覚的検査を遮断するように、サイズ設定されている。この結果、光ファイバコネクタ56が光ファイバアダプタ50の一端に接続された場合に、反対側の端部の閉鎖されたシャッタ58は、技術者が光ファイバアダプタ50の反対側の端部の光を直接的に見ることを防止する。光ファイバアダプタ50及びアダプタ50内に挿入されるべく構成された光ファイバコネクタ56の更なる詳細については、米国特許第5,883,995号及び第6,142,676号に記述されており、これらの特許の開示内容は、本引用により、そのすべてが本明細書に包含される。
【0027】
光ファイバアダプタ50は、アダプタ50の側部上に一対のフランジ60を含む。フランジ60は、第1内部ハウジング半体32内に定義された凹部62内に受け入れられる。
【0028】
再度図5〜図9を参照すれば、第1内部ハウジング半体32の本体36の嵌合端部40は、本体36の第1側部66上に定義された窪んだ外部部分64を含む。窪んだ部分64は、後程更に詳述するように、第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14が第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12に嵌合される際にキーイング特徴部(keying feature)として機能するべく構成されている。この結果、2つのハイブリッドコネクタ12、14が嵌合される際に、第1及び第2コネクタ12、14の嵌合端部の正しい方向付けが得られる。
【0029】
図11〜図15は、第1メスジェンダハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12の第2内部ハウジング半体34を示す。第2内部ハウジング半体34は、第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12の銅線コンポーネントを収容するべく構成されている。図示のように、第2内部ハウジング半体34は、内部70を定義する細長い本体68を含む。本体68は、嵌合端部72と、ケーブル受け入れ端部74と、を含む。
【0030】
第2内部ハウジング半体34は、第1内部ハウジング半体32の対応するピン44及び開口部46と協働して嵌合するための一対のアライメントピン76及び一対のピン開口部78を含む。
【0031】
第2内部ハウジング半体34は、嵌合端部72に隣接して一体形成された導体ピン支持部80を含む。導体ピン支持部80は、4つのチャネル82を定義している。チャネル82は、その内部に4本の導電性ピン74を含む。導電性ピン84は、図14のライン15−15に沿って取得された図15の断面図に示されている。図示のように、4本の導電性ピン84のそれぞれのものは、2つのメス端部86を含む。導電性ピン84は、一般に、ピン支持部80内において永久的に取り付けられ、且つ、第2内部ハウジング半体34の一部を形成する。
【0032】
第1内部ハウジング半体32と同様に、第2内部ハウジング半体34は、ピン支持部80の第1側部90上に窪んだ外部部分88を定義している。凹部88は、2つのハウジング半体32、34が結合して大きな凹部を定義する際に、第1内部ハウジング半体32の凹部64とアライメント(整列)するべく構成されている。大きな凹部は、第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12が第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14に嵌合される際にキーイング特徴部として機能し、この結果、第1及び第2コネクタ12、14の嵌合端部の正しい方向付けが得られる。
【0033】
第2内部ハウジング半体34の本体68は、外部円周溝92を含む。又、本体68は、円周溝92のそれぞれの端部に配置された対向するスロット94をも定義している。円周溝92及びスロット94は、強度部材を収容するが、この強度部材は、ハイブリッドケーブルの一部であってよいであろう。
【0034】
第2内部ハウジング半体34の内部70は、導体マウント96を受け入れるべく構成されている。導体マウント96は、図16〜図18に示されている。導体マウント96は、第2内部ハウジング半体34の内部70の湾曲した形状に整合するべく構成された全般的に半球形である本体98を含む。図示のように、導体マウント96は、4本の前方に突出する導電性ピン100を含む。導電性ピン100の前端102は、第2内部ハウジング半体34の嵌合端部72にピン支持部80によって定義されたチャネル82内に挿入されるべく適合されている。図29に示されているように、導体マウント96は、本体68の内部70の凹部104内に着脱可能に挿入され、且つ、ピン支持部80に向かって前方に摺動される。導体マウント96は、導電性ピン100がピン支持部80のチャネル82内において導電性ピン84のメス後端86と物理的且つ電気的に嵌合する時点まで、摺動される。
【0035】
導電性ピン100の後端106は、導体マウント96上に定義された開口部108を通じて露出する。導電性ピン100の後端106は、ハイブリッドファイバ/銅線ケーブルの銅ワイヤに終端される。導体マウント96は、着脱可能な部分であるため、ハイブリッドコネクタ12、14のジェンダ変換の一部として、導体マウント96を第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12(即ち、メスジェンダコネクタ)の第2内部ハウジング半体34から除去し、第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14(即ち、オスジェンダコネクタ)の第2内部ハウジング内に再挿入可能である。
【0036】
導体マウント96は、第2内部ハウジング半体34内において、図19〜図23に示された導体マウント保持具110によって保持される。図示のように、導体マウント保持具110は、前部部分114、後部部分116、及び中間部分118を有する細長い本体112を含む。前部部分114は、一対の前方に延長する脚部122、123を有するU字形の本体120を定義している。それぞれの脚部122、123は、脚部122、123の側部上に一対のフランジ124を定義している。導体マウント保持具110が第2内部ハウジング半体34内に配置された際に、第2内部ハウジング半体34の内部70内に定義されたリブ126がフランジ124間に受け入れられる。リブ126及びフランジ124は、第2内部ハウジング半体34内において、導体マウント保持具110を摩擦嵌めによって保持するのに有用である。
【0037】
又、第1脚部122は、湾曲した部分126をも定義している。湾曲した部分126は、導体マウント保持具110が第2内部ハウジング半体34の本体68内に摺動可能に挿入された際に、第2内部ハウジング半体34内に定義されたアライメントピン開口部78を収容する。
【0038】
導体マウント保持具110の中間部分118は、強度部材クランプ132を受け入れるための凹部130を含む。強度部材クランプ132は、図24〜図27に示されている。導体マウント保持具110の中間部分118は、クランプ132を適切に方向付けるべく、強度部材クランプ132のタブ136を受け入れるためのスロット134を定義している。強度部材クランプ132は、その本体140を通じて横方向に延長するスルーホール138を定義している。強度部材クランプ132は、その間にポケット144を定義する一対の横方向に延長するアーム142を定義している。強度部材クランプ132は、導体マウント保持具110の中間部分118の凹部130内に挿入された状態において図29に示されている。
【0039】
再度図24〜図27を参照すれば、ケーブルの強度部材は、第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12のケーブル受け入れ端部28から受け入れられる。強度部材は、第2内部ハウジング半体34の本体68と導体マウント保持具110の後部部分116の間に生成された開口部146を通じて挿入される。次いで、強度部材は、強度部材クランプ132のアーム142の間を下方に、次いで、上方に、そして、円周溝92の周りに案内される。強度部材が円周溝92の周りに巻き付けられたら、強度部材は、アーム142の反対側において強度部材クランプ132のスルーホール138内に受け入れられる。次いで、強度部材は、アーム142の間においてスルーホール138から出てきて、この場所においてクリンプされる。強度部材のクリンプされた端部は、アーム142の間に定義されたポケット144内において保持される。一実施例によれば、本明細書に示されている強度部材クランプ132は、100lbs.の力を保持するべく定められている。
【0040】
図28〜図29には、第1及び第2内部ハウジング半体32、34が、ハウジング半体32、34内に挿入された内部コンポーネントと共に示されている。図示のように、第1内部ハウジング半体32内の光ファイバアダプタ50は、ハイブリッドファイバ/銅線ケーブルの光ファイバに終端可能である一対の光ファイバコネクタ56を受け入れる。第1内部ハウジング半体32の本体36の内部38は、光学余長溜め(optical slack storage)を収容可能である。ジェンダ変換の際に、これらの光ファイバコネクタ56は、第2内部ハウジング半体34の導体マウント96と同様に、ハイブリッドファイバ/銅線コネクタのジェンダを変換するべく、光ファイバアダプタ50及び第1内部ハウジング半体32から除去し、第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14(即ち、オスジェンダコネクタ)の第1ハウジング半体内に再取り付け可能である。2つのオス内部ハウジング半体を具備するこのようなオスジェンダコネクタ14が図33に示されている。本開示に示されている光ファイバコネクタ56及び光ファイバアダプタ50については、米国特許第5,883,995号に更に詳述されており、この特許の開示内容は、引用により、そのすべてが本明細書に包含されている。
【0041】
図30は、第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12の外部ハウジング20を示す。前述のように、第1及び第2ハウジング半体32、34が結合されたら、内部コネクタアセンブリ16をケーブル受け入れ端部28から外部ハウジング20内に摺動可能に挿入する。図31〜図32は、第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12の外部ハウジング20内に配置された第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12の第1及び第2内部ハウジング半体32、34を示す。
【0042】
外部ハウジング20の外部円周壁150は、把持特徴部152を含む。外部ハウジング20の嵌合端部154は、円周上に配列された複数のボールベアリング156を含む。嵌合端部154におけるボールベアリング156は、第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14の外部ハウジング22の中間円周壁160上に定義された円周凹部158に係合するべく構成されている。2つのハイブリッドコネクタ12、14の外部ハウジング20、22が結合された際に、第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14の外部ハウジング22の摺動リング162は、第1ハイブリッドコネクタ12の外部ハウジング20の嵌合端部154及びボールベアリング156上において摺動され、2つのハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12、14が嵌合構成において保持される。第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14の外部ハウジング22の摺動するロッキングリング162及びボールベアリング156を受け入れるための凹部158は、図1〜図3及び図54に示されている。図1及び図2において、摺動リング162は、第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12の外部ハウジング20のボールベアリング156上において摺動されたものとして示されている。摺動リング162は、第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14の外部ハウジング22の中間円周壁160上において凹部158に対してボールベアリング156を保持するべく、ロッキング位置に向かってスプリング付勢されている。
【0043】
前述のように、ハイブリッドケーブルセグメントが第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12の内部コネクタアセンブリ16に終端される前に、ハイブリッドケーブルセグメントは、エンドキャップケーブルクランプ24を通じて挿入される。エンドキャップ24は、第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12の外部ハウジング20のケーブル受け入れ端部28に螺合嵌合される。エンドキャップ24が螺合されるのに伴って、エンドキャップ24内のコレット164がテーパー化された後部シール部材166によって圧縮される。エンドキャップ24及びコレット164の断面図については、図2を参照されたい。コレット164が半径方向を内側に圧縮されるのに伴って、コレットは、ケーブルジャケットを第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12の外部ハウジング20に対してシーリングする。類似のケーブルクランプ及びその動作については、米国特許第6,575,786号及び第6,846,988号に更に詳述されており、これらの開示内容は、引用により、そのすべてが本明細書に包含されている。
【0044】
次に図33を参照すれば、第2オスジェンダハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14の分解図が示されている。第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14は、第1内部ハウジング半体170と、第2内部ハウジング半体172と、を含む。第1及び第2内部ハウジング半体170、172は、着脱自在に1つに嵌合し、第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14の内部コネクタアセンブリ18を形成する。第1及び第2内部ハウジング半体170、172が嵌合され、且つ、ハイブリッドケーブルに終端されたら、これらは、第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14の外部ハウジング22内に挿入される。
【0045】
第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12の場合と同様に、第1内部ハウジング半体170は、コネクタ14のファイバコンポーネントを保持するべく構成されており、第2内部ハウジング半体172は、コネクタ14の電気/銅線コンポーネントを保持するべく構成されている。
【0046】
次に図34〜図38を参照すれば、オスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14の第1内部ハウジング半体170が示されている。第1内部ハウジング半体170は、嵌合端部178及びケーブル受け入れ端部180を含む内部176を定義する細長い本体174を含む。第1内部ハウジング半体170は、第2内部ハウジング半体172と協働して嵌合するべく、一対のアライメントピン182及び一対のピン開口部183を定義している。
【0047】
第1内部ハウジング半体170の嵌合端部178に隣接しているのは、一対の光ファイバコネクタ56を保持するべく構成された一対の長手方向スロット184である。光ファイバコネクタ56は、並んで方向付けされた状態で挿入され、第1内部ハウジング半体170の嵌合端部178から前方に延長している。長手方向スロット184は、2つのハイブリッドコネクタ12、14が嵌合された際に、光ファイバコネクタ56を第1ハイブリッドコネクタ12の光ファイバアダプタ50とアライメントさせるべく構成されている。第1内部ハウジング半体170の本体174の内部176は、光学余長溜めを収容可能である。
【0048】
第1内部ハウジング半体170は、第1内部ハウジング半体170の嵌合端部178に前方に突出するタブ186を定義している。タブ186は、本体174の第1側部188上に配置されている。タブ186は、第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14が第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12に嵌合された際にキーイング特徴部として機能するべく、メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12の第1内部ハウジング半体32の本体36上に定義された凹部64と嵌合するように構成されている。この結果、2つのハイブリッドコネクタ12、14が嵌合された際に、第1及び第2コネクタ12、14の嵌合端部の正しい方向付けが得られる。後述するように、オスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14の第2内部ハウジング半体172は、第1内部ハウジング半体170のタブ186とアライメントする前方に延長するタブ190をも含む。2つのタブ186、190は、協働し、メスハイブリッドコネクタ12の組み合わせられた内部ハウジング32、34上に定義された大きな凹部に係合する大きなタブを形成する。又、2つのタブ186、190は、タブ186、190が光ファイバコネクタ56に沿って延長するのに伴って、光ファイバコネクタ56を保護するべく機能する。
【0049】
光ファイバコネクタ56上に配置されるべく構成されたコネクタ保持具192が図39〜図42に示されている。コネクタ保持具192は、第1内部ハウジング半体170の上部面と同一平面に位置するべく適合された全般的に平坦な本体194を含む。内部ハウジング半体32、34、170、172のコンポーネントは、いずれも、(第1又は第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタのいずれかのものの)2つの第1内部ハウジング半体32、170又は(第1又は第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタのいずれかのものの)2つの第2内部ハウジング半体34、172などの異なる内部ハウジング半体を嵌合して異なる種類のコネクタを形成することができるように、内部ハウジング半体32、34、170、172の上部面と同一平面上に位置するべく構成されていることに留意されたい。このような2つの例が図57及び図58に示されており、この場合には、メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12の2つの第1内部ハウジング半体32は、クワッド光ファイバコネクタ200のメス端部を形成するべく結合されており、且つ、オスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14の2つの第1内部ハウジング半体170は、メスクワッドファイバコネクタ200と嵌合されるクワッド光ファイバコネクタ202のオス端部を形成するべく嵌合されている。内部コンポーネントは、いずれも、内部ハウジング半体32、34、170、172の上部面と同一平面上に取り付けられるため、その他の組み合わせ構成も確実に可能である。
【0050】
更に図39〜図42を参照すれば、コネクタ保持具192は、図示のように、コネクタ保持具192を摩擦によって保持するべく第1内部ハウジング半体170上に形成された凹部198内に受け入れられる一対の下方に延長するタブ196を含む。コネクタ保持具192は、2つの光ファイバコネクタ56を分離するセパレータ壁191を収容するべく、前端に長手方向スロット193を含む。長手方向スロット193により、コネクタ保持具192は、内部ハウジング半体の上部面と同一平面上に位置可能である。
【0051】
コネクタ保持具192の下部の長手方向スロット193のそれぞれの側部には、一対の傾斜したタブ195が存在している。傾斜したタブ195は、オス及びメスハイブリッドコネクタ12及び14が嵌合された際に光ファイバコネクタ56が光ファイバアダプタ50内にロックしないように、光ファイバコネクタ56のカンチレバースナップ嵌め構造197を押し下げるべく構成されている。示されている光ファイバコネクタ56と、光ファイバコネクタ56及び光ファイバアダプタ50のインターロッキングメカニズムの更なる説明については、米国特許第5,883,995号を参照されたい。この特許の開示内容は、引用により、そのすべてが本明細書に包含されている。
【0052】
オスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14の第1内部ハウジング半体170内に直接挿入された又はメスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12の第1内部ハウジング半体32内において光ファイバアダプタ40に接続された光ファイバコネクタ56は、ハイブリッドファイバ/銅線ケーブルセグメントの光ファイバに終端される。特定の実施例においては、ケーブルセグメントの光ファイバは、当技術分野において知られているように、光ファイバコネクタ56のフェルールに終端可能である。
【0053】
その他の実施例においては、光ファイバコネクタ56は、現場で終端可能であってよい。従って、光ファイバコネクタ56には、コネクタ56からのファイバスタブとハイブリッドケーブルから到来する光ファイバをアライメントするべくV溝を使用して現場で熱接合可能な予め終端されたファイバスタブを提供可能である。特定のその他の実施例においては、V溝を含むインサートの一部として光ファイバコネクタ56を提供可能であり、この場合には、アライメント用のV溝を利用し、ハイブリッドケーブルから到来する光ファイバを現場でファイバスタブに接合可能である。例示用の現場における終端法については、米国特許第6,811,323号に更に詳述されており、この特許の開示内容は、本引用により、そのすべてが本明細書に包含される。加熱されたエポキシを使用可能であるが、光ファイバ端部を現場で接合するためのその他の既知の技法を利用することも可能である。
【0054】
図43〜図47は、第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14の第2内部ハウジング半体172を示す。第2内部ハウジング半体172は、第2オスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14の銅線コンポーネントを収容するべく構成されている。図示のように、第2内部ハウジング半体172は、内部206を定義する細長い本体204を含む。本体204は、嵌合端部207と、ケーブル受け入れ端部208と、を含む。第1内部ハウジング半体170と同様に、第2内部ハウジング半体172は、第1内部ハウジング半体170の対応するピン182及び開口部183と協働して嵌合するべく、一対のアライメントピン210及び一対のピン開口部212を含む。
【0055】
第2内部ハウジング半体172の嵌合端部207に隣接しているのは、一体形成された導体ピン支持部214である。導体ピン支持部214は、4本の導電性ピン218を収容するための4つのチャネル216を定義している。導電性ピン218は、図46のライン47−47に沿って取得された図47の断面図に示されている。図示のように、4本の導電性ピン218のそれぞれのものは、メス端部220と、前方に突出するオス端部222と、を含む。導電性ピン218は、一般に、ピン支持部214内において永久的に取り付けられ、且つ、第2内部ハウジング半体172の一部を形成する。
【0056】
第1内部ハウジング半体170と同様に、第2内部ハウジング半体172の嵌合端部206には、本体204の第1側部226に定義された前方に突出するタブ190が存在する。タブ190は、第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14が第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12と嵌合された際にキーイング特徴部として機能するべく、メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12の第2内部ハウジング半体34の本体68上に定義された凹部88と嵌合するべく構成されている。この結果、2つのハイブリッドコネクタ12、14が嵌合された際に、第1及び第2コネクタ12、14の嵌合端部の正しい方向付けが得られる。タブ190は、第1内部ハウジング半体170のタブ186とアライメントして大きなタブを形成する。大きなタブは、メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12の組み合わせられた内部ハウジング上に定義された大きな凹部に係合する。又、前述のように、2つのタブ186、190は、タブ186、190が光ファイバコネクタ56に沿って延長するのに伴って、光ファイバコネクタ56を保護するべく機能する。
【0057】
又、オスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14の2つの第1内部ハウジング半体170又は2つの第2内部ハウジング半体172が、例えば、クワッド光ファイバコネクタ202を形成するべく嵌合される場合には、タブ186は、互いに対角線上に配置されることになり、互いに垂直にアライメントされることにはならないことにも留意されたい。図58を参照されたい。これは、例えば、メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12の2つの第1内部ハウジング半体32又は2つの第2内部ハウジング半体34から形成されたコネクタと嵌合するためのキーイング特徴部を提供する。図57を参照されたい。又、メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12上の凹部64も、クワッドオスコネクタ202のタブ186が別の嵌合するクワッドメスコネクタ200の凹部64とのみ嵌合可能となるように、対角線上に配置されることになる。キーイング特徴部については、図57及び図58を参照されたい。
【0058】
更に図43〜図47を参照すれば、第2内部ハウジング半体172の本体204は、外部円周溝230を含む。又、本体204は、円周溝230のそれぞれの端部に配置された対向するスロット232をも定義している。円周溝230及びスロット232は、前述のように、強度部材を収容し、この強度部材は、オスハイブリッドコネクタ14に終端されたハイブリッドケーブルの一部であってよい。
【0059】
第2内部ハウジング半体172の内部206は、図16〜図18に示された導体マウント96と同一の導体マウントを受け入れるべく構成されている。導電性ピン100の前端102は、第2内部ハウジング半体172の嵌合端部207にピン支持部214によって定義されたチャネル216内に挿入されるべく適合されている。図49に示されているように、導体マウント96は、本体204の内部206の凹部内に挿入され、且つ、導電性ピン100が、ピン支持部214のチャネル216内の導電性ピン218のメス端部220と物理的且つ電気的に嵌合される時点まで、ピン支持部214に向かって前方に摺動される。導電性ピン218のオス端部222は、メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12の導電性ピン84のメス端部86と電気的に嵌合するべく突出している。
【0060】
メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12と同様に、導電性ピン100の後端106は、導体マウント96上に定義された開口部108を通じて露出する。導電性ピン100の後端106は、メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12と同様に、ハイブリッドファイバ/銅線ケーブルの銅ワイヤに終端される。そして、導体マウント96を第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14(即ち、オスジェンダコネクタ)の第2内部ハウジング半体172から除去し、第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12(即ち、メスジェンダコネクタ)の第2内部ハウジング半体34内に挿入可能であるため、ハイブリッドコネクタ14のジェンダを変更可能である。
【0061】
導体マウント96は、第2内部ハウジング半体172内において、図48〜図51に示されている導体マウント保持具240によって保持される。導体マウント保持具240は、図19〜図23の導体マウント保持具110に類似している。但し、導体マウント保持具240は、オスジェンダハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14内に挿入されるべく成形されている。図示のように、導体マウント保持具240は、前部部分244、後部部分246、及び中間部分248を有する細長い本体242を含む。前部部分244は、一対の前方に延長する脚部252、253を有するU字形状の本体250を定義している。第2脚部252は、脚部252の側部上に一対のフランジ254を定義している。フランジ252は、本体204内において摩擦嵌めによって導体マウント保持具240を保持するべく、第2内部ハウジング半体172の内部207にリブ256を受け入れるように構成されている。第2脚部253は、第2内部ハウジング半体172内に定義されたアライメントピン開口部212を収容するべく湾曲した部分258を定義している。
【0062】
導体マウント保持具240の中間部分248は、強度部材クランプを受け入れるための凹部260を含む。オスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14内において使用される強度部材クランプは、図24〜図27に示されている同一のクランプ132である。導体マウント保持具240の中間部分248は、クランプ132の適切な方向付けのために、強度部材クランプ132のタブ136を受け入れるためのスロット262を定義している。図53に示されているように、強度部材クランプ132は、第2内部ハウジング半体172の上部面と同一平面上に位置するべく、導体マウント保持具240の中間部分248の凹部260内に挿入される。
【0063】
図53に示されているように、導体マウント保持具240の後部部分のタブ264に沿って、強度部材クランプ132は、第2内部ハウジング半体172の本体204の内部207内に配置された第2リブ268を受け入れるための凹部266を定義している。
【0064】
メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12と同様に、強度部材は、第2内部ハウジング半体172の本体204と導体マウント保持具240の後部部分の間に生成された開口部270を通じて挿入される。次いで、強度部材は、強度部材クランプ132のアーム142の間を下方に、次いで、上方に、そして、円周溝の周りに案内される。強度部材が円周溝230の周りに巻き付けられたら、強度部材は、アーム142の反対側において強度部材クランプ132のスルーホール138内に受け入れられ、且つ、強度部材クランプ132のスルーホール138から出てくる。強度部材は、アーム142の間に定義されたポケット144内においてクリンプされる。
【0065】
図52及び53には、第1及び第2内部ハウジング半体170、172が、第1及び第2内部ハウジング半体170、172内に挿入された内部コンポーネントと共に示されている。図示のように、第1内部ハウジング半体170は、ハイブリッドファイバ/銅線ケーブルの光ファイバに終端可能な一対の光ファイバコネクタ56を受け入れる。これらの光ファイバコネクタ56は、コネクタ保持具192によって保持され、且つ、カンチレバースナップ嵌め構造197が、メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12の光ファイバアダプタ50内における光ファイバコネクタ56のロッキングを防止するべく、押し下げられる。これらの光ファイバコネクタ56は、第2内部ハウジング半体172の導体マウント96と同様に、ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14のジェンダを変換するべく、オスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14の第1内部ハウジング半体170から除去し、メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12の第1ハウジング半体32内において(その内部の光ファイバアダプタに)再取り付け可能である。このようなメスジェンダコネクタ12及び2つの内部ハウジング半体が図4に示されている。
【0066】
図54は、第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14の外部ハウジング22を示す。前述のように、第1及び第2ハウジング半体170、172が結合されたら、内部コネクタアセンブリ18は、ケーブル受け入れ端部30から外部ハウジング22内に摺動可能に挿入される。図55〜図56は、第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14の外部ハウジング22内に配置された第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14の第1及び第2内部ハウジング半体170、172を示す。
【0067】
2つのハイブリッドコネクタの外部ハウジング20、22が結合される際には、第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14の外部ハウジング22の摺動リング162が、第1ハイブリッドコネクタ12の外部ハウジング20の嵌合端部154及びボールベアリング156上において摺動され、2つのハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12、14が嵌合構成において保持される。第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14の外部ハウジング22の摺動ロッキングリング162及びボールベアリング156を受け入れるための凹部158は、図1〜図3及び図54に示されている。図1及び図2において、摺動リング162は、第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12の外部ハウジング20のボールベアリング156上において摺動されたものとして示されている。摺動リング162は、第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14の外部ハウジング22の中間円周壁160上の凹部158に対してボールベアリング156を保持するべく、ロッキング位置に向かってスプリング付勢されている。
【0068】
メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12について前述したように、ハイブリッドケーブルが第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14の内部コネクタアセンブリ18に終端される前に、ハイブリッドケーブルは、エンドキャップケーブルクランプ26を通じて挿入される。図示のように、ハイブリッドコネクタの外部ハウジング20、22のケーブルクランプ24、26及びケーブル受け入れ端部28、30は、ケーブルクランプ24、26の外部ハウジング20、22に対する組み付けを支援するべく、複数の対向するレンチフラット280を有するレンチフラット部分を含む。図2〜図3、図30、及び図54に示されているように、外部ハウジング20、22のケーブル受け入れ端部28、30は、ケーブルクランプ24、26を受け入れ、且つ、これらに係合するべく螺合可能である。
【0069】
ハイブリッドファイバ/銅線コネクタアセンブリの別の実施例においては、2つのケーブルセグメントを接続するべく提供する代わりに、第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12又は第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14を米国特許出願公開第2006/0056769A1号及び第2006/0233496A1号の図8〜図11に観察されるもののようなバルクヘッド構成の一部として提供可能であり、これらの特許出願公開の開示内容は、引用により、そのすべてが本明細書に包含されている。
【0070】
ハイブリッドファイバ/銅線コネクタアセンブリのバルクヘッドバージョンの一実施例においては、第1及び第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの外部ハウジングには、ハイブリッドファイバ/銅線コネクタをバルクヘッドに取り付けるべく、米国特許出願公開第2006/0056769A1号及び第2006/0233496A1号の図8〜図11に示されているもののような取り付けフランジを提供可能である。フランジを貫通して定義された開口部は、バルクヘッドの留め具開口部に係合するねじなどの着脱自在の留め具を受け入れる。
【0071】
バルクヘッドは、カメラ、エンクロージャ、キャビネット、パネルなどの任意の装置の一部を形成可能である。その一部をバルクヘッドが形成可能である、例えば、カメラや任意のその他の装置内からのケーブルは、ハイブリッドファイバ/銅線コネクタのケーブル受け入れ端部内に進入する。光ファイバコネクタ56及び導体マウント96に終端されることになるハイブリッドケーブルは、第1及び第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタについて前述したように、ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの内部ハウジング半体に結合される。バルクヘッドから外部に突出するコネクタは、コネクタ12などのメスハイブリッドファイバ/銅線コネクタであってよく、或いは、これは、コネクタ14などのオスハイブリッドファイバ/銅線コネクタであってもよいことに留意されたい。バルクヘッドメスハイブリッドファイバ/銅線コネクタの一実施例が図65〜図70に示されており、且つ、バルクへドオスハイブリッドファイバ/銅線コネクタの一実施例が図71〜図76に示されている。
【0072】
メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタをバルクヘッドと共に使用する際には、バルクヘッド装置内から到来するハイブリッドケーブルに終端された光ファイバコネクタは、第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの第1内部ハウジング半体内において光ファイバコネクタ50に接続可能である。バルクヘッド装置内から到来するハイブリッドケーブルに終端された導体マウント96は、メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタの第2内部ハウジング半体内に直接挿入し、ピン支持部80内においてピン84と嵌合可能である。
【0073】
バルクヘッドバージョンを組み立てる際には、メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12の非バルクヘッドバージョンについて記述したものと同一の段階を踏襲可能である。組立が完了したら、メスバルクヘッドハイブリッドファイバ/銅線コネクタは、本開示の図33に示されているものなどのオスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14と嵌合するための準備が完了することになる。
【0074】
オスハイブリッドファイバ/銅線コネクタをバルクヘッドと共に使用する場合には、バルクヘッド装置内から到来するハイブリッドケーブルに終端された光ファイバコネクタ56は、第2(即ち、オス)ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの第1内部ハウジング半体内に直接挿入される。バルクヘッド装置内から到来するハイブリッドケーブルに終端された導体マウント96は、メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタの第2内部ハウジング半体内に直接挿入され、ピン支持部214内においてピン218と嵌合する。
【0075】
バルクヘッドバージョンを組み立てる際には、オスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14の非バルクヘッドバージョンについて前述したものと同一の段階を踏襲可能である。組立が完了したら、オスバルクヘッドハイブリッドファイバ/銅線コネクタは、本開示の図4に示されているもののようなメスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12と嵌合するための準備が完了することになる。
【0076】
両方のハイブリッドコネクタ12、14が、除去可能な部分と共にモジュラー形態において構築されているため、損傷したコンポーネントの修理又は交換が実現される。ハイブリッドケーブル内の1つ又は複数の情報搬送要素又はこれらの要素を終端する(光ファイバコネクタ及びピン導体などの)コネクタが損傷し、ハイブリッドファイバ/銅線コネクタアセンブリの修理又は交換が必要となることが知られている。交換は可能であり、且つ、これが、損傷に対する一般的な対応方法であるが、このソリューションは、カメラオペレータが、すべてのスペアアセンブリを携行することを必要とする。或いは、この代わりに、損傷した終端を修理するべく、ケーブルセグメントのコネクタを除去し、そのケーブルセグメントを再終端することも可能であろう。しかしながら、再終端には、時間を所要し、且つ、損傷は、カメラの使用中に発生する可能性が高いことから、現場で実施するのは困難である。本発明のアセンブリは、ケーブルの個々の要素又はこれらの要素の終端を現場においてカメラオペレータが単純な工具によって交換できるようにするべく構成されており、この結果、カメラオペレータは、多数の交換部品を携行する必要がなくなる。
【0077】
例えば、ケーブルセグメント内のケーブルのファイバストランドの中の1つのものが損傷し、且つ、カメラオペレータが、損傷したストランドを識別可能である場合には、カメラオペレータは、ケーブルクランプを緩め、例えば、第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12の外部ハウジング20から第1及び第2内部ハウジング半体32、34を取り外すことができる。内部コネクタアセンブリ16の内部が露出した状態において、損傷したファイバを終端しているファイバコネクタ56を第1内部ハウジング半体32内においてアダプタ50から取り外し、一側に移動可能である。光ファイバコネクタ56によって終端された端部を含むパッチコードなどの交換ファイバセグメントを使用可能である。
【0078】
類似のプロセスを踏襲し、損傷した銅線ピン導体を交換可能である。
【0079】
次に図59〜図61を参照すれば、図1〜図3のハイブリッドファイバ/銅線コネクタアセンブリ10に類似したアセンブリの一部となるように構成された第1(即ち、メスジェンダ)ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの第2実施例312が示されている。メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタの第2実施例312は、後述するいくつかの相違点を除いて、図4に示された第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12の第1実施例に構成が類似している。
【0080】
前述のように、特定の実施例においては、異なるオス及びメスハイブリッドファイバ/銅線コネクタと共に使用される光ファイバコネクタ56は、現場で終端可能であってよい。図61を参照すれば、メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタの第2実施例312は、現場で終端可能な光ファイバコネクタアセンブリの一例305と共に示されている。図61に示された現場で終端可能な光ファイバアセンブリ305は、本明細書と同日付けで同時に出願された「FIELD TERMINABLE FIBER OPTIC CONNECTOR ASSEMBLY」という名称の代理人ドケット番号第02316.2503US01号を具備する特許出願に更に詳述されており、この特許出願の開示内容は、本引用により、そのすべてが本明細書に包含される。前述のように、現場で終端可能な光ファイバコネクタアセンブリは、メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタの第1実施例12と共に使用することも可能である。
【0081】
現場で終端可能な光ファイバコネクタアセンブリ305は、メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ312の第1内部ハウジング半体332内に挿入可能なインサートとして形成されている。具体的には、メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタの第2実施例312の第1内部ハウジング半体332は、図示の現場で終端可能な光ファイバコネクタアセンブリ305を受け入れるべく構成されている。現場で終端可能な光ファイバコネクタアセンブリ305の光ファイバコネクタ356は、第1内部ハウジング半体332内に配置された光ファイバアダプタ50と嵌合するべく構成されている。
【0082】
前述のように、現場で終端可能な光ファイバコネクタアセンブリによれば、損傷したファイバを熱接合を使用して現場で修理可能である。
【0083】
メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタの第2実施例312は、図61に示されている現場で終端可能な光ファイバコネクタ305との使用に限定されるものではなく、これは、図28に示されている光ファイバコネクタ56のような、そのフェルールが工場環境においてケーブルの光ファイバに予め終端されている光ファイバコネクタを収容することも可能であることに留意されたい。
【0084】
前述のように、メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタの第2実施例312は、第1実施例12と比べて、いくつかの相違点を含む。1つの相違点は、強度部材クランプの構成にある。メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタの第2実施例312の第2内部ハウジング半体334の本体368は、強度部材クランプバー432を受け入れるためのスロット394を含む。バー432は、ケーブルの強度部材を受け入れるべく構成されたスルーホール438を含む。ケーブルの強度部材がメスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ312のケーブル受け入れ端部328から受け入れられたら、強度部材は、バー432のホール438を貫通して挿入され、且つ、ホール438の反対側においてクリンプされる。強度部材がホール438を貫通して挿入されたら、強度部材は、バー432のホール438よりも大きな強度部材の端部に(例えば、一実施例においては、ステンレススチールから製造された)クリンプボールをクリンプする段階を含むいくつかの異なる方法により、バーに対してクリンプ可能である。これにより、強度部材がバー432から外れることを防止している。特定の実施例においては、バー432は、金属材料から製造可能であり、且つ、強度部材への接地経路を提供可能である。一実施例によれば、バー432は、ステンレススチールから製造されている。一実施例においては、本明細書に示された強度部材クランプバー432は、約5分間にわたって、225lbs.の力を保持するべく定められている。
【0085】
メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタの第2実施例312と第1実施例12の間の更なる相違点は、導体マウント396の構成にある。導体マウント396は、6本の前方に突出する導電性ピン400を含む。導電性ピンの下部レイヤ400bは、電源ピンであってよく、且つ、導電性ピンの上部レイヤ400aは、通信ピンであってよい。前述のように、放送カメラ環境において使用された際には、ハイブリッドコネクタの光ファイバの中の1本を使用し、ビデオ及び関係するオーディオ信号をカメラに伝送可能であり、且つ、第2の光ファイバを使用し、カメラによって捉えられたビデオ及びオーディオを制作設備又はなんらかのその他の場所に伝送可能である。銅導体の中の4本を使用し、電力を供給してカメラを動作させることが可能であり、銅導体の中のその他の2本を使用し、制作設備とカメラオペレータの間の通信を提供可能である。ハイブリッドケーブル内において延長するファイバストランド及び銅導体の数は、カメラの所望の使用法及び通信帯域幅をサポートするべく、必要に応じて、変化可能であり、且つ、本明細書に開示されたハイブリッドコネクタを相応して構成することも可能である。
【0086】
メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタの第2実施例312の第2内部ハウジング半体334は、導体マウント396と嵌合するべく構成された一体形成された導体ピン支持部380を含む。導体ピン支持部380は、チャネル382内に6本の導電性ピン384を含む6つのチャネル382を定義している。導体マウント396の導電性ピン400の前端は、ピン支持部380によって定義されたチャネル382内に挿入されるべく適合されている。導体マウント396は、メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタの第2実施例312の第2内部ハウジング半体334の本体368内に着脱可能に挿入され、且つ、電気接続が確立される時点まで、ピン支持部380に向かって前方に摺動される。メスファイバ/銅線コネクタの第1実施例12とは異なり、第2実施例312は、導体マウント保持具110を含んでいない。導体マウント396は、第2内部ハウジング半体334の本体368内において、摩擦によって保持されている。
【0087】
導電性ピンの後端は、導体マウント396上に定義された開口部408を通じて露出する。導電性ピン400の後端は、ハイブリッドファイバ/銅線ケーブルの銅ワイヤに終端される。導体マウント396は、着脱可能な部分であるため、ハイブリッドコネクタ312、314のジェンダ変換の一部として、導体マウント396を第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ312(即ち、メスジェンダコネクタ)の第2内部ハウジング半体334から取り外し、第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタ(即ち、オスジェンダコネクタ)の第2内部ハウジングに再挿入可能である。
【0088】
次に図62〜図64を参照すれば、図1〜図3のハイブリッドファイバ/銅線コネクタアセンブリ10に類似したアセンブリを形成するべく、図59〜図61のメスハイブリッドファイバ/銅線コネクタの第2実施例312と嵌合するように構成された第2(即ち、オスジェンダ)ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの第2実施例314が示されている。オスハイブリッドファイバ/銅線コネクタの第2実施例314は、いくつかの相違点を除いて、図33に示されているオスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14の第1実施例に構成が類似している。
【0089】
図64において、オスハイブリッドファイバ/銅線コネクタの第2実施例314は、本明細書と同日付けで同時に出願された「FIELD TERMINABLE FIBER OPTIC CONNECTOR ASSEMBLY」という名称の代理人ドケット番号第02316.2503US01号を具備する特許出願に更に詳述された現場で終端可能な光ファイバコネクタアセンブリ305と共に示されており、この特許出願の開示内容は、本引用により、そのすべてが本明細書に包含される。
【0090】
前述のように、現場で終端可能な光ファイバコネクタアセンブリは、オスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14の第1実施例と共に使用することも可能である。
【0091】
現場で終端可能な光ファイバコネクタアセンブリ305は、オスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ314の第1内部ハウジング半体470内に挿入可能なインサートとして形成されている。具体的には、オスハイブリッドファイバ/銅線コネクタの第2実施例314の第1内部ハウジング半体470は、図示の現場で終端可能な光ファイバコネクタアセンブリ305を受け入れるべく構成されている。図64に示されているように、現場で終端可能な光ファイバコネクタアセンブリ305が第1内部ハウジング半体470内に配置されたら、コネクタ保持具492が光ファイバコネクタ356上に配置される。オスハイブリッドファイバ/銅線コネクタの第2実施例314が、図59〜図61に示されているメスハイブリッドファイバ/銅線コネクタの第2実施例312に嵌合された際に、現場で終端可能な光ファイバコネクタアセンブリ305の光ファイバコネクタ356は、メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ312の第1内部ハウジング半体332内に配置された光ファイバアダプタ50と嵌合する。
【0092】
オスハイブリッドファイバ/銅線コネクタの第2実施例314は、図64に示されている現場で終端可能な光ファイバコネクタアセンブリ305との使用に限定されるものではなく、これは、そのフェルールが、図33に示されている光ファイバコネクタ56などの工場環境においてケーブルの光ファイバに予め終端された光ファイバコネクタを収容することも可能であることに留意されたい。
【0093】
図64に示されているように、光ファイバコネクタ356は、第1実施例14と比べて上下逆の向きにおいてオスハイブリッドファイバ/銅線コネクタの第2実施例314の第1内部ハウジング半体470内に取り付けられる。但し、第1実施例14と同様に、第2実施例314のコネクタ保持具492も、傾斜したタブ495をその下部に含む。傾斜したタブ495は、光ファイバコネクタ356の底面を押圧し、且つ、対向面のカンチレバースナップ嵌め構造497を第1内部ハウジング半体470の本体474に対して曲げる。この結果、現場で終端可能な光ファイバコネクタアセンブリ305の光ファイバコネクタ356が、(例えば、メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタの)光ファイバアダプタ50に結合された際に、光ファイバコネクタ356は、光ファイバアダプタ50内にロックしない。
【0094】
前述のように、オスハイブリッドファイバ/銅線コネクタの第2実施例314は、第1実施例14と比べて、いくつかの相違点を含む。
【0095】
図64を参照すれば、メスの対応物と同様に、1つの相違点は、強度部材の構成にある。ホール438を有するバー432の形態の強度部材クランプが使用されている。メスの対応物と同様に、ケーブルの強度部材が、オスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ314のケーブル受け入れ端部330から受け入れられたら、強度部材は、バー432のホール438を貫通して挿入され、且つ、(例えば、ステンレススチールから製造された)クリンプボールによってホール438の反対側においてクリンプされる。
【0096】
更に図64を参照すれば、オスハイブリッドファイバ/銅線コネクタの第2実施例314の第2内部ハウジング半体472は、図61に示されている導体マウント396と同一の導体マウントを受け入れるべく構成されている。従って、第2内部ハウジング半体472の嵌合端部507に隣接する一体形成されたピン支持部514は、導体マウント396の6本の導電性ピン400の前端402を受けれるべく構成されている。導体マウント396の6本の導電性ピン400は、導体ピン支持部514内において導電性ピン518と電気接続を確立する。導電性ピン518のそれぞれのものは、メス端部及び前方に突出するオス端部を含み、且つ、一般に、ピン支持部514内において永久的に取り付けられる。
【0097】
この場合にも、メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタの第2実施例312と同様に、オスハイブリッドファイバ/銅線コネクタの第2実施例314は、導体マウント保持具を含まない。導体マウント396は、第2内部ハウジング半体472の本体504内において、摩擦によって保持される。
【0098】
導体マウント396は、着脱自在の部分であるため、ハイブリッドコネクタ312、314のジェンダ変換の一部として、導体マウント396をオスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ314の第2内部ハウジング半体472から取り外し、メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ312の第2内部ハウジング334内に再挿入可能である。
【0099】
前述のように、2つのケーブルセグメントを接続するべく提供する代わりに、米国特許出願公開第2006/0056769A1号及び第2006/0233496A1号の図8〜図11に示されているもののようなバルクヘッド構成の一部としてメスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ又はオスハイブリッドファイバ/銅線コネクタを提供可能であり、これらの特許出願公開の開示内容は、引用により、そのすべてが本明細書に包含されている。
【0100】
バルクヘッドは、カメラ、エンクロージャ、キャビネット、パネルなどの任意の装置の一部を構成可能である。バルクヘッドがその一部を形成可能である、例えば、カメラ又は任意のその他の装置内からのケーブルは、ハイブリッドファイバ/銅線コネクタのケーブル受け入れ端部内に進入する。光ファイバコネクタ及び導体マウントに対して終端することになるハイブリッドケーブルは、第1及び第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタについて前述したハイブリッドファイバ/銅線コネクタの内部ハウジング半体に結合される。バルクヘッドから外に突出するコネクタは、メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタであってよく、或いは、これは、オスハイブリッドファイバ/銅線コネクタであってもよいことに留意されたい。
【0101】
図65〜図70を参照すれば、バルクヘッドメスハイブリッドファイバ/銅線コネクタの一実施例612が示されている。バルクヘッドメスハイブリッドコネクタ612は、バルクヘッド取り付けパネル609、外部ハウジング620、第1内部ハウジング半体632、及び第2内部ハウジング半体634を含む。第1内部ハウジング半体632は、バルクヘッドメスコネクタ612のファイバコンポーネントを保持するべく構成されており、第2内部ハウジング半体634は、バルクヘッドメスコネクタ612の電気/銅線コンポーネントを保持するべく構成されている。第1及び第2内部ハウジング半体632、634は、着脱自在に1つに嵌合し、且つ、バルクヘッドメスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ612の外部ハウジング620内に挿入される。挿入の後に、外部ハウジング602は、バルクヘッド取り付けパネル609に固定される。バルクヘッド取り付けパネル609は、バルクヘッドに取り付けるための留め具ホール607を含む。
【0102】
図67に示されているように、外部ハウジング620は、嵌合端部754と、ケーブル受け入れ端部628と、を含む。接地スプリング605が外部ハウジング620内に挿入される。接地スプリング605は、ハイブリッドアセンブリ全体を接地するべく、オスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14の外部ハウジング22と接触するように構成されている。図70の断面図に示されているように、接地スプリング605は、外部ハウジング620の内部の円周凹部604内において挿入される。接地スプリング605の内部表面は、2つの外部ハウジング620、22の間に接地経路を確立するべく、オスハイブリッドコネクタ14の外部ハウジング22の中間円周壁160の外部表面と接触する。
【0103】
第1及び第2内部ハウジング半体632、634がケーブル受け入れ端部628から外部ハウジング620内に挿入された後に、ケーブル受け入れ端部628は、パネル609内の開口部603を貫通して挿入され、且つ、ナット601によってパネル609に固定される。外部ハウジング620がパネル609に固定されるのに伴って、接地リング611がナット601とパネル609の間に捕捉される。外部ハウジング620は、水密シールを提供するべく、Oリング615をパネル609に対して捕捉するように構成された円周フランジ部分613を含む。Oリング615は、図70の断面図に示されている。
【0104】
図67に示されているように、外部ハウジング602のケーブル受け入れ端部628及びパネル609の開口部603は、キーイングのために、係合フラット(intermating flat)を包含可能である。
【0105】
外部ハウジング620の嵌合端部754は、好ましくは、図54に示されているオスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14の外部ハウジング22と嵌合するべく構成されている。従って、外部ハウジング620の嵌合端部754は、オスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14の外部ハウジング22の中間円周壁160上に定義された円周凹部158に係合するべく構成された複数の円周上に配列されたボールベアリング756を含む。バルクヘッドメスハイブリッドコネクタ612の外部ハウジング620がオスハイブリッドコネクタ14の外部ハウジング22に結合される際に、オスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14の外部ハウジング22の摺動リング162は、嵌合構成において2つのハイブリッドファイバ/銅線コネクタを保持するべく、バルクヘッドメスハイブリッドコネクタ612の外部ハウジング620の嵌合端部754及びボールベアリング756上において摺動される。オスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14の外部ハウジング22の摺動ロッキングリング162及びボールベアリング756を受け入れるための凹部158は、図1〜図3及び図54に示されている。摺動リング162は、オスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14の外部ハウジング22の中間円周壁160上の凹部158に対してボールベアリング756を保持するべく、ロッキング位置に向かってスプリング付勢されている。
【0106】
バルクヘッドメスハイブリッドコネクタ612のケーブル受け入れ端部628は、エンドキャップ624を螺合して受け入れるべく構成されている。後述するように、予め終端された光ファイバコネクタ及び銅導体を含むハイブリッドケーブルセグメントをエンドキャップ624を通じて挿入し、バルクヘッドメスハイブリッドコネクタ612のファイバ及び銅線コンポーネントと嵌合させることができる。
【0107】
図67を更に参照すれば、バルクヘッドメスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ612の第1内部ハウジング半体632は、着脱自在に取り付けられた光ファイバアダプタ50を有する本体636を含む。光ファイバアダプタ50は、図4〜図9のメスハイブリッドコネクタ12の第1内部ハウジング半体32と同様の方式によって本体636に取り付け可能である。第1ハウジング半体632に取り付けられた光ファイバアダプタ50は、図10に示されている。図示のように、光ファイバアダプタ50は、前端及び後端を含むデュープレックスアダプタである。光ファイバアダプタ50の前端内に取り付けられた2つの光ファイバコネクタは、光ファイバアダプタ50の後端内に取り付けられた2つの光ファイバコネクタと光学的に嵌合可能である。図示のように、アダプタ50は、二対のLX.5タイプコネクタを受け入れ、且つ、これらを光学的に接続するべく構成されている。その他のコネクタ及びアダプタフォーマットを使用することも可能である。
【0108】
更に図67を参照すれば、本体636は、嵌合端部640と、ケーブル受け入れ端部642と、を含む。第1内部ハウジング半体632は、バルクヘッドメスハイブリッドコネクタ612の第2内部ハウジング半体634と協働して嵌合するためのアライメント特徴部を定義している。第1内部ハウジング半体632の本体636の嵌合端部640は、本体636の第1側部666上に定義された窪んだ外部部分664を含む。窪んだ部分664は、オスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ14がバルクヘッドメスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ612に嵌合される際にキーイング特徴部として機能するべく構成されている。この結果、2つのハイブリッドコネクタが嵌合される際に、バルクヘッドメス及びオスハイブリッドコネクタ612、14の嵌合端部の正しい方向付けが得られる。
【0109】
第2内部ハウジング半体634は、バルクヘッドメスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ612の銅線コンポーネントを収容するべく構成されている。第2内部ハウジング半体634は、嵌合端部672及びケーブル受け入れ端部674を有する本体668を含む。第2内部ハウジング半体634は、第1内部ハウジング半体632の対応するピン及び開口部と協働して嵌合するべく、アライメントピン676及びピン開口部678を含む。
【0110】
第2内部ハウジング半体634は、嵌合端部672に隣接した状態において、一体形成された導体ピン支持部680を含む。導体ピン支持部680は、6つのチャネル682を定義する。チャネル682は、その内部に6本の導電性ピン684を含む。6本の導電性ピン684のそれぞれのものは、2つのメス端部を含む。導電性ピン684は、一般に、ピン支持部680内において永久的に取り付けられており、且つ、第2内部ハウジング半体634の一部を形成する。
【0111】
第1内部ハウジング半体632と同様に、第2内部ハウジング半体634は、ピン支持部680の第1側部690上に窪んだ外部部分688を定義している。凹部688は、2つのハウジング半体632、634が結合して大きな凹部を定義した際に、第1内部ハウジング半体632の凹部664とアライメントするべく構成されている。大きな凹部は、2つのハイブリッドコネクタの嵌合端部の正しい方向付けが得られるように、バルクヘッドメスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ612がオスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12に嵌合される際にキーイング特徴部として機能する。
【0112】
第2内部ハウジング半体634の本体674のケーブル受け入れ端部は、着脱自在の導体マウントを受け入れるべく構成されている。導体マウントは、図61及び図64に示されている導体マウント396と同一である。導体マウント396は、6本の前方に突出する導電性ピン400を含む。導電性ピン400の前端は、第2内部ハウジング半体634の嵌合端部672にピン支持部680によって定義されたチャネル682内において挿入されるべく適合されている。導体マウント396は、本体668の内部670の凹部704内に着脱自在に挿入され、且つ、ピン支持部680に向かって前方に摺動される。導体マウント396は、導電性ピン400がピン支持部680のチャネル682内において導電性ピン684の後部メス端部と物理的且つ電気的に嵌合する時点まで、摺動される。
【0113】
図66を参照すれば、導電性ピン400の後端406は、導体マウント396上に定義された開口部408を通じて露出する。導電性ピン400の後端406は、ハイブリッドファイバ/銅線ケーブルの銅ワイヤに終端可能である。導体マウント396は、着脱自在の部分であるため、後述するように、導体マウント396をバルクヘッドメスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ612の第2内部ハウジング半体634から取り外し、バルクヘッドオスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ614の第2内部ハウジング772内に再挿入可能である。この結果、バルクヘッドハイブリッドコネクタのジェンダを変更可能である。
【0114】
図65、図66、及び図68〜図70には、組立済みの構成において、バルクヘッドメスハイブリッドコネクタ612が示されている。第1内部ハウジング半体632内の光ファイバアダプタ50は、ハイブリッドファイバ/銅線ケーブルの光ファイバに終端可能である一対の光ファイバコネクタ56を受け入れるべく構成されている。ジェンダ変換の際には、第2内部ハウジング半体634の導体マウント396と同様に、バルクヘッドハイブリッドファイバ/銅線コネクタのジェンダを転換するべく、光ファイバコネクタ56を光ファイバアダプタ50及び第1内部ハウジング半体632から取り外し、バルクヘッドオスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ614の第1ハウジング半体内に再取り付け可能である。このような2つのオス内部ハウジング半体を具備するオスジェンダバルクヘッドコネクタ614の一例が、図71〜図76に示されている。
【0115】
図73には、分解された構成において、第2オスジェンダバルクヘッドハイブリッドファイバ/銅線コネクタ614が示されている。バルクヘッドオスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ614は、バルクヘッド取り付けパネル909、外部ハウジング622、第1内部ハウジング半体770、及び第2内部ハウジング半体772を含む。メスの対応物と同様に、第1内部ハウジング半体770は、バルクヘッドオスコネクタ614のファイバコンポーネントを保持するべく構成されており、第2内部ハウジング半体772は、バルクヘッドオスコネクタ614の電気/銅線コンポーネントを保持するべく構成されている。第1及び第2内部ハウジング半体770、772は、着脱自在に1つに嵌合し、且つ、バルクヘッドオスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ614の外部ハウジング622内に挿入される。挿入の後に、外部ハウジング622は、パネル909に固定される。
【0116】
図73に示されているように、外部ハウジング622は、嵌合端部900と、ケーブル受け入れ端部630と、を含む。ケーブル受け入れ端部630は、ねじ山901を含む。第1及び第2内部ハウジング半体770、772がケーブル受け入れ端部630から外部ハウジング622内に挿入された後に、ケーブル受け入れ端部630は、パネル909内の開口部902を貫通して挿入され、且つ、ナット903によってパネル909に固定される。外部ハウジング622がパネル909に固定されるのに伴って、接地リング904がナット903とパネル909の間に捕捉される。水密シールを提供するべく、Oリング905が、外部ハウジング622の円周フランジ部分906とパネル909の間に捕捉される。Oリング905は、図86の断面図に示されている。エンドキャップ626は、バルクヘッドオスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ614の外部ハウジング622のケーブル受け入れ端部630に螺合して嵌合される。
【0117】
図73に示されているように、外部ハウジング622のケーブル受け入れ端部630及びパネル909の開口部902は、キーイングのために、接合フラットを包含可能である。
【0118】
外部ハウジング622の嵌合端部900は、図30に示されているメスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12の外部ハウジングと嵌合するべく構成されている。図76を参照すれば、メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12の外部ハウジング20がバルクヘッドオスハイブリッドコネクタ614の外部ハウジング622に結合された際に、バルクヘッドオスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ614の外部ハウジング622の摺動リング762は、2つのハイブリッドファイバ/銅線コネクタを嵌合された構成において保持するべく、メスハイブリッドコネクタ12の外部ハウジング20の嵌合端部154及びボールベアリング156上において摺動される。摺動リング762は、バルクヘッドオスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ614の外部ハウジング622の中間円周壁760上の凹部758に対してボールベアリング156を保持するべく、ロッキング位置に向かってスプリング付勢されている。
【0119】
次に図73を参照すれば、バルクヘッドメスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ612と同様に、バルクヘッドオスハイブリッドコネクタ614の第1内部ハウジング半体770は、コネクタのファイバコンポーネントを保持するべく構成されており、第2内部ハウジング半体772は、コネクタの電気/銅線コンポーネントを保持するべく構成されている。第1内部ハウジング半体770は、嵌合端部778及びケーブル受け入れ端部780を含む内部776を定義する細長い本体774を含む。第1内部ハウジング半体770は、第2内部ハウジング半体772と協働して嵌合するべく、アライメントピン782及びピン開口部783を定義している。
【0120】
第1内部ハウジング半体770の嵌合端部778に隣接しているのは、一対の光ファイバコネクタ56を保持するべく構成された一対の長手方向スロット784である。光ファイバコネクタ56は図76に示されている。第1内部ハウジング半体770は、工場で予め終端された光ファイバコネクタを受け入れることも可能であり、或いは、図64に示されているように、現場で終端可能な光ファイバコネクタアセンブリの形態のインサートを受け入れるべく構成することも可能であることに留意されたい。図示の実施例においては、第1内部ハウジング半体770は、工場で予め終端された光ファイバコネクタ56を受け入れるべく構成されている。光ファイバコネクタ56は、並んだ方向付けにおいて挿入され、第1内部ハウジング半体770の嵌合端部778から前方に延長している。長手方向スロット784は、2つのハイブリッドコネクタが嵌合される際に、光ファイバコネクタ56をメスハイブリッドコネクタ12の光ファイバアダプタ50とアライメントさせるべく構成されている。
【0121】
更に図73を参照すれば、第1内部ハウジング半体770は、第1内部ハウジング半体770の嵌合端部778に前方に突出するタブ786を定義している。タブ786は、本体774の第1側部788上に配置されている。タブ786は、バルクヘッドオスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ614がメスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12に嵌合される際にキーイング特徴部として機能するべく、メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12の第1内部ハウジング半体32の本体36上に定義された凹部64と嵌合するように構成されている。この結果、2つのハイブリッドコネクタが嵌合される際に、嵌合端部の正しい方向付けが得られる。後述するように、バルクヘッドオスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ614の第2内部ハウジング半体772も、第1内部ハウジング半体770のタブ786とアライメントする前方に延長するタブ790を含む。2つのタブ786、790は、協働し、メスハイブリッドコネクタ12の組み合わせられた内部ハウジング32、34上に定義された大きな凹部に係合する大きなタブを形成する。又、2つのタブ786及び790は、タブ786、790が光ファイバコネクタ56に沿って延長するのに伴って、光ファイバコネクタ56を保護するべく機能する。
【0122】
光ファイバコネクタ56上に配置されるべく構成されたコネクタ保持具792が図73に示されている。コネクタ保持具792は、図33、図39〜図42、及び図64に示されているコネクタ保持具に構成が類似しており、且つ、同一の機能を実行する。
【0123】
前述のように、バルクヘッドオスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ614の第1内部ハウジング半体770内に直接挿入される又はバルクヘッドメスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ612の第1内部ハウジング半体632内において光ファイバアダプタ50に接続される光ファイバコネクタ56は、ハイブリッドファイバ/銅線ケーブルセグメントの光ファイバに終端される。特定の実施例においては、ケーブルセグメントの光ファイバは、当技術分野において知られているように、光ファイバコネクタのフルールに終端可能であり、且つ、その他の実施例においては、光ファイバコネクタは、現場で終端可能であってよい。
【0124】
図73を再度参照すれば、第2内部ハウジング半体772は、内部806を定義する細長い本体804を含む。本体804は、嵌合端部807と、ケーブル受け入れ端部808と、を含む。第1内部ハウジング半体770と同様に、第2内部ハウジング半体772は、第1内部ハウジング半体770の対応するピン782及び開口部783と協働して嵌合するべく、アライメントピン及びピン開口部を含む。
【0125】
第2内部ハウジング半体772の嵌合端部807に隣接しているのは、一体形成された導体ピン支持部814である。導体ピン支持部814は、6本の導電性ピンを収容するための6つのチャネルを定義している。6本の導電性ピンのそれぞれのものは、メス端部と、前方に突出するオス端部と、を含む。導電性ピンは、一般に、ピン支持部814内において永久的に取り付けられ、且つ、第2内部ハウジング半体772の一部を形成する。
【0126】
第1内部ハウジング半体770と同様に、第2内部ハウジング半体772の嵌合端部807には、本体804の第1側部826上に定義された前方に突出するタブ790が存在している。タブ790は、バルクヘッドオスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ614がメスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12と嵌合された際にキーイング特徴部として機能するべく、メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12の第2内部ハウジング半体34の本体68上に定義された凹部88と嵌合するべく構成されている。この結果、2つのハイブリッドコネクタが嵌合された際に、嵌合端部の正しい方向付けが得られる。タブ790は、第1内部ハウジング半体のタブ786とアライメントして大きなタブを形成する。大きなタブは、メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12の組み合わせられた内部ハウジング上に定義された大きな凹部に係合する。又、前述のように、2つのタブ786、790は、タブ786、790が光ファイバコネクタ6に沿って延長するのに伴って、光ファイバコネクタ56を保護するべく機能する。
【0127】
第2内部ハウジング半体772の内部806は、図61及び図64に示されている導体マウント396と同一の導体マウントを受け入れるべく構成されている。導電性ピン400の前端402は、第2内部ハウジング半体772の嵌合端部807にピン支持部814によって定義されたチャネル内において挿入されるべく適合されている。導体マウント396は、本体804の内部806の凹部内に挿入され、且つ、導電性ピン400が、ピン支持部814のチャネル内の導電性ピンのメス端部と物理的且つ電気的に嵌合する時点まで、ピン支持部814に向かって前方に摺動される。導電性ピンのオス端部は、メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12の導電性ピン84のメス端部86と電気的に嵌合するべく外部に突出している。
【0128】
バルクヘッドメスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ612と同様に、導電性ピン400の後端406は、導体マウント396上に定義された開口部408を通じて露出している。導電性ピン400の後端406は、バルクヘッドメスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ612と同様に、ハイブリッドファイバ/銅線ケーブルの銅ワイヤに終端される。そして、導体マウント396は、バルクヘッドオスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ614の第2内部ハウジング半体772から取り外し、バルクヘッドメスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ612の第1内部ハウジング半体634内に再挿入可能であるため、バルクヘッドハイブリッドコネクタのジェンダを変換可能である。
【0129】
第1内部ハウジング半体770は、ハイブリッドファイバ/銅線ケーブルの光ファイバに終端可能である一対の光ファイバコネクタ56を受け入れるべく構成されている。光ファイバコネクタ56は、コネクタ保持具792によって保持され、且つ、カンチレバースナップ嵌め構造が、メスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ12の光ファイバアダプタ50内における光ファイバコネクタ56のロッキングを防止するべく、第1内部ハウジング半体770の本体に対して押圧される。第2内部ハウジング半体772の導体マウント396と同様に、バルクヘッドハイブリッドファイバ/銅線コネクタのジェンダを変換するべく、光ファイバコネクタ(工場で終端された光ファイバコネクタであるのか又は現場で終端可能な光ファイバコネクタアセンブリの一部である光ファイバコネクタであるのかを問わない)をバルクヘッドオスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ614の第1内部ハウジング半体770から取り外し、バルクヘッドメスハイブリッドファイバ/銅線コネクタ612の第1ハウジング半体632内において(その内部の光ファイバアダプタに)再取り付け可能である。
【0130】
以上の仕様、例、及びデータは、本開示の発明の態様の製造及び使用の完全な説明を提供している。本開示の精神及び範囲を逸脱することなしに、これらの発明の態様の多数の実施例を実施可能であるため、発明の態様は、添付の請求項に記述されているとおりである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
嵌合端部およびケーブル挿入端部を有する第1外部ハウジングと該第1外部ハウジング内に取り外し可能に取り付けられた第1内部ハウジングとを含み、該第1内部ハウジングが共に取り外し可能に取り付けられた2つの内部ハウジング半体から形成される、第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタと、
前記第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの嵌合端部に嵌合して適合する嵌合端部およびケーブル挿入端部を有する第2外部ハウジングと該第2外部ハウジング内に取り外し可能に取り付けられた第2内部ハウジングとを含み、該第2内部ハウジングが共に取り外し可能に取り付けられた2つの内部ハウジング半体から形成される、第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタと、
を備え、
前記第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタは、前記嵌合端部に隣接する前記第1内部ハウジング半体の一方の内に取り外し可能に取り付けられた少なくとも1つの光ファイバアダプタと、前記嵌合端部に隣接する前記第1内部ハウジング半体の他方の内に取り外し可能に取り付けられた導体マウントにより支えられる少なくとも1つの電気ピンとを含み、該取り外し可能に取り付けられた導体マウントの電気ピンは前記第1内部ハウジング半体の一方の内に固定された電気ピンと電気的接触するように構成され、
前記第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタは、現場で修理可能な少なくとも1つの光ファイバコネクタとV溝チップとを有する取り外し可能な挿入部を含み、該V溝チップは該光ファイバコネクタに終端された第1光ファイバセグメントと前記ハイブリッドファイバ/銅線コネクタアセンブリの外部から来る第2光ファイバセグメントとを整列するV溝を含み、前記挿入部は前記嵌合端部に隣接する前記第2内部ハウジング半体の一方の内に取り付けられ、前記第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタはまた、前記嵌合端部に隣接する前記第2内部ハウジング半体の他方の内に取り外し可能に取り付けられた導体マウントにより支えられる少なくとも1つの電気ピン導体を含み、該取り外し可能に取り付けられた導体マウントの電気ピンは前記第2内部ハウジング半体の一方の内に固定された電気ピンと電気的接触するように構成され、
前記第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの光ファイバコネクタは、前記第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの光ファイバアダプタに嵌合するように構成され、前記第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの導体マウントに取り外し可能に取り付けられることにより支えられる前記電気ピン導体は、前記第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタにおける取り外し可能に取り付けられた導体マウントにより支えられる電気ピン導体に電気的に結合するように適合される、
ことを特徴とするハイブリッドファイバ/銅コネクタアセンブリ。
【請求項2】
第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの導体マウントに取り外し可能に取り付けられた導体マウントにより支えられた電気ピン導体が、第1および2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの固定された電気ピンを介して、第1ハイブリッドファイバ/銅線コネクタに取り外し可能に取り付けられた導体マウントにより支えられた電気ピン導体に電気的に結合する、
請求項1に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項3】
前記光ファイバコネクタはLX5形式コネクタである、
請求項1に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項4】
前記挿入部は、2つの光ファイバコネクタを有し、前記V溝チップは2つのV溝を有し、該V溝は各光ファイバコネクタに終端される光ファイバのセグメントを前記コネクタアセンブリの外側から来る光ファイバセグメントで整列する、
請求項1に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項5】
第1および第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの取り外し可能に取り付けられた導体マウントは、同一に構成される、
請求項1に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項6】
第1および2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの各々はケーブル強度部材クランプを含む、
請求項1に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項7】
第1および2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの各々は前記外部ハウジングのケーブル挿入端部に嵌合するように適合された終端キャップを含み、該終端キャップはケーブルを受け入れる貫通孔を有するケーブルクランプであって一度前記終端キャップの穴を介して受け入れられたとき該外部ハウジングへ該ケーブルを放射状にクランプするように構成されたケーブルクランプを含む、
請求項1に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項8】
前記光ファイバコネクタに終端する前記光ファイバの第1セグメントと前記ハイブリッドファイバ/銅線コネクタアセンブリの外側から来る前記光ファイバの第2セグメントとは熱接合される、
請求項1に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項9】
前記導体マウントは6つの電気ピンを支える、
請求項1に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項10】
前記第1セグメントおよび第2ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの各々の前記内部ハウジングの半体は上面を定義する、光ファイバアダプタ、光ファイバコネクタまたは取り外し可能に取り付けられた導体マウントが該内部ハウジングの半体に取り付けられ、光ファイバアダプタ、光ファイバコネクタまたは取り外し可能に取り付けられた導体マウントの何れもが該内部ハウジングの半体の上面を通過して突き出ない、
請求項1に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項11】
前記光ファイバアダプタは複式アダプタである、
請求項1に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項12】
嵌合端部とケーブル挿入端部とを有する第1外部ハウジングおよび該第1外部ハウジング内に取り外し可能に取り付けられる第1内部ハウジングであって第2内部ハウジング半体に取り外し可能に取り付けられた第1内部ハウジング半体から形成される第1内部ハウジングと、
前記嵌合端部に隣接する第1前記内部ハウジングの半体内に取り外し可能に取り付けられた少なくとも1つの光ファイバアダプタと、
前記嵌合端部に隣接する前記第1内部ハウジング内に取り外し可能に取り付けられた挿入部であって、少なくとも1つの光ファイバコネクタとV溝チップとを有し、該光ファイバコネクタは現場で修理可能な光ファイバコネクタであり該光ファイバアダプタに取り付けられ、該V溝チップは該光ファイバコネクタに終端される第1光ファイバセグメントと前記ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの外側から来る第2光ファイバセグメントとを整列するV溝を有する、挿入部と、
前記嵌合端部に隣接する前記第2内部ハウジング半体内に取り外し可能に取り付けられた導体マウントにより支えられる少なくとも1つの電気ピンであって、該取り外し可能な導体マウントの電気ピンは前記第2内部ハウジング半体内に固定された電気ピンに電気的に接触するように構成された電気ピンと、
を備えることを特徴とするハイブリッドファイバ/銅線コネクタ。
【請求項13】
前記挿入部は2つの光ファイバコネクタを有し、
前記V溝チップは第1光ファイバコネクタの各々に終端する光ファイバのセグメントを前記ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの外側から来る光ファイバセグメントに整列する2つのV溝を有する、
請求項12に記載のコネクタ。
【請求項14】
前記ハイブリッドファイバ/銅線コネクタは6つの電気的端末を受け入れるように構成される、
請求項12に記載のコネクタ。
【請求項15】
ケーブル強度部材クランプを有する、
請求項12に記載のコネクタ。
【請求項16】
前記光ファイバコネクタに終端される第1光ファイバセグメントと前記ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの外側から来る前記光ファイバコネクタに終端される第2光ファイバセグメントとは熱接合される、
請求項12に記載のコネクタ。
【請求項17】
嵌合端部とケーブル挿入端部とを有する第1外側ハウジングおよび該第1外部ハウジング内に取り外し可能に取り付けられた第1内部ハウジングであって第2内部ハウジング半体に取り外し可能に取り付けられた第1内部ハウジング半体から形成される第1内部ハウジングと、
前記嵌合端部に隣接する前記第1内部ハウジング内に取り外し可能に取り付けられた挿入部であって、少なくとも1つの光ファイバコネクタとV溝チップとを有し、該光ファイバコネクタは現場で修理可能な光ファイバコネクタであり、該V溝チップは該光ファイバコネクタに終端される第1光ファイバセグメントと前記ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの外側から来る第2光ファイバセグメントとを整列するV溝を有する、挿入部と、
前記嵌合端部に隣接する前記第1内部ハウジング内に取り外し可能に取り付けられた挿入部であって、少なくとも1つの光ファイバコネクタとV溝チップとを有し、該光ファイバコネクタは現場で修繕可能な光ファイバコネクタであり、該V溝チップはV溝を有し該光ファイバコネクタに終端される第1光ファイバセグメントとハイブリッドファイバ/銅線コネクタの外側から来る第2光ファイバセグメントとを整列する、挿入部と、
前記嵌合端部に隣接する前記第2内部ハウジング半体内に取り外し可能に取り付けられた導体マウントにより支えられる少なくとも1つの電気ピンであって、該取り外し可能な導体マウントの電気ピンは前記第2内部ハウジング半体内に固定された電気ピンに電気的に接触するように構成された電気ピンと、
を備えることを特徴とするハイブリッドファイバ/銅線コネクタ。
【請求項18】
前記光ファイバコネクタはLX5形式光ファイバコネクタである、
請求項17に記載のコネクタ。
【請求項19】
前記挿入部は2つの光ファイバコネクタを有し、
前記V溝チップは第1光ファイバコネクタの各々に終端する光ファイバのセグメントを前記ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの外側から来る光ファイバセグメントに整列する2つのV溝を有する、
請求項17に記載のコネクタ。
【請求項20】
前記ハイブリッドファイバ/銅線コネクタは6つの電気的端末を受け入れるように構成される、
請求項17に記載のコネクタ。
【請求項21】
ケーブル強度部材クランプをさらに含む、
請求項17に記載のコネクタ。
【請求項22】
前記光ファイバコネクタに終端される第1光ファイバセグメントと前記ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの外側から来る前記光ファイバコネクタに終端される第2光ファイバセグメントとは熱接合される、
請求項17に記載のコネクタ。
【請求項23】
嵌合端部とケーブル挿入端部を有する第1外部ハウジングと該第1外部ハウジング内に取り外し可能に取り付けられた第1内部ハウジングとを提供するステップと、
前記第1外部ハウジングから前記第1内部ハウジングを取り外すステップと、
前記第1内部ハウジング内から光ファイバアダプタを取り外すステップと、
挿入部に取り付けられた第1光ファイバコネクタを前記光ファイバアダプタから取り外すことにより前記第1内部ハウジングから該挿入部を取り外すステップであって、前記挿入部がV溝チップを有し該V溝チップが光ファイバコネクタに終端する第1光ファイバセグメントおよび前記ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの外側から来る第2光ファイバセグメントに整列するV溝を有する、該挿入部を取り外すステップと、
電気ピンを有する導体マウントを前記第1内部ハウジング内に固定された電気ピンとの電気的接触部から取り外すステップと、
嵌合端部とケーブル挿入端部を有する第2外部ハウジングおよび該第2外部ハウジング内に取り外し可能に取り付けられた第2内部ハウジングとを提供するステップと、
前記光ファイバコネクタと前記V溝チップとを有する前記挿入部を前記第2内部ハウジングに取り付けるステップと、
前記第2内部ハウジング内に固定された電気ピンと電気的に接触するため該第2内部ハウジング内に電気ピンを有する導体マウントを取り付けるステップと、
を備えることを特徴とするハイブリッドファイバ/銅線コネクタを組み立てる方法。
【請求項24】
嵌合端部とケーブル挿入端部を有する第1外部ハウジングと該第1外部ハウジング内に取り外し可能に取り付けられた第1内部ハウジングとを提供するステップと、
前記第1外部ハウジングから前記第1内部ハウジングを取り外すステップと、
前記第1内部ハウジングから挿入部を取り外すステップであって、前記挿入部が少なくとも1つの光ファイバコネクタとV溝チップとを有し該V溝チップが該光ファイバコネクタに終端する第1光ファイバセグメントおよび前記ハイブリッドファイバ/銅線コネクタの外側から来る第2光ファイバセグメントを整列するV溝を有する、該挿入部を取り外すステップと、
電気ピンを有する導体マウントを前記第1内部ハウジング内に固定された電気ピンとの電気的接触部から取り外すステップと、
嵌合端部とケーブル挿入端部を有する第2外部ハウジングおよび該第2外部ハウジング内に取り外し可能に取り付けられた第2内部ハウジングとを提供するステップと、
第1光ファイバアダプタを前記第2内部ハウジングに取り付けるステップと、
前記V溝チップを有する前記挿入部の少なくとも1つの光ファイバコネクタを前記第2内部ハウジング内の前記光ファイバアダプタに取り付けるステップと、
前記第2内部ハウジング内に固定された電気ピンと電気的に接触するため該第2内部ハウジング内に電気ピンを有する導体マウントを取り付けるステップと、
備えることを特徴とするハイブリッドファイバ/銅線コネクタを組み立てる方法。
【請求項25】
嵌合端部とケーブル挿入端部とを有する第1外部ハウジングおよび該第1外部ハウジング内に取り外し可能に取り付けられた第1内部ハウジングであって、該取り外し可能に取り付けられた第1外部ハウジングはパネル内の開口部に取り付けられ、該第1内部ハウジングは共に取り外し可能に取り付けられた2つの内部ハウジングから形成された第1内部ハウジングと、
前記嵌合端部に隣接する前記第1内部ハウジングの1方の内に取り外し可能に取り付けられた少なくとも1つの光ファイバアダプタと、
前記嵌合端部に隣接する前記第1内部ハウジング半体の他方内に取り外し可能に取り付けられた導体マウントにより支えられた少なくとも1つの電気ピンであって、該取り外し可能な導体マウントの電気ピンは前記第1内部ハウジング半体の1方の内に固定された電気ピンに電気的に接触するように構成された電気ピンと、
備えることを特徴とするハイブリッドファイバ/銅線コネクタ。
【請求項26】
前記第1外部ハウジングの前記ケーブル挿入端部はネジ山を有し、該第1外部ハウジングは第1外部ハウジングの該ケーブル挿入端部をパネルの開口部を介して挿入し該第1外部ハウジングの該ケーブル挿入端部にナットを螺合することによりパネルに取り付けられる、
請求項25に記載のコネクタ。
【請求項27】
前記第1外部ハウジングはOリングで前記パネルの開口部に対し密閉される、
請求項25に記載のコネクタ。
【請求項28】
前記少なくとも1つの光ファイバアダプタは複式アダプタである、
請求項25に記載のコネクタ。
【請求項29】
嵌合端部とケーブル挿入端部とを有する第1外部ハウジングおよび該第1外部ハウジング内に取り外し可能に取り付けられた第1内部ハウジングであって、該取り外し可能に取り付けられた第1外部ハウジングはパネル内の開口部に取り付けられ、該第1内部ハウジングは共に取り外し可能に取り付けられた2つの内部ハウジングから形成された第1内部ハウジングと、
前記嵌合端部に隣接する前記第1内部ハウジングの1方の内に取り外し可能に取り付けられた少なくとも1つの光ファイバアダプタと、
前記嵌合端部に隣接する前記第1内部ハウジング半体の他方内に取り外し可能に取り付けられた導体マウントにより支えられた少なくとも1つの電気ピンであって、該取り外し可能な導体マウントの電気ピンは前記第1内部ハウジング半体の1方の内に固定された電気ピンに電気的に接触するように構成された電気ピンと、
備えることを特徴とするハイブリッドファイバ/銅線コネクタ。
【請求項30】
前記第1外部ハウジングの前記ケーブル挿入端部はネジ山を有し、該第1外部ハウジングは第1外部ハウジングの該ケーブル挿入端部をパネルの開口部を介して挿入し該第1外部ハウジングの該ケーブル挿入端部にナットを螺合することによりパネルに取り付けられる、
請求項29に記載のコネクタ。
【請求項31】
前記第1外部ハウジングはOリングで前記パネルの開口部に対し密閉される、
請求項29に記載のコネクタ。
【請求項32】
2つの光ファイバコネクタは前記第1内部ハウジング半体の一方の内に取り外し可能に取り付けられる、
請求項29に記載のコネクタ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【図53】
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【図54】
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【図55】
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【図56】
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【図57】
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【図58】
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【図59】
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【図60】
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【図61】
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【図62】
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【図63】
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【図64】
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【図65】
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【図66】
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【図67】
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【図68】
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【図69】
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【図70】
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【図71】
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【図72】
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【図73】
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【図74】
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【図75】
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【図76】
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【公表番号】特表2010−511287(P2010−511287A)
【公表日】平成22年4月8日(2010.4.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−539448(P2009−539448)
【出願日】平成19年11月28日(2007.11.28)
【国際出願番号】PCT/US2007/085693
【国際公開番号】WO2008/067342
【国際公開日】平成20年6月5日(2008.6.5)
【出願人】(500208014)エーディーシー テレコミュニケーションズ,インコーポレイティド (34)
【Fターム(参考)】