不在着信呼び出し機能付き携帯電話機
【課題】 着信時に着信優先を検知し、スケジュールに着信制限されない空き時間を検知して、不在着信を通知する携帯電話機を提供する。
【解決手段】 携帯電話機の電話帳及びメールアドレス中の着信優先を登録する管理手段と、着信時呼出し制限する時間帯を登録するスケジュール管理手段と、着信優先を登録する管理手段に登録済みの着信を判別する着信判別手段と、携帯電話機に着信時、呼出し音等の鳴動と着信表示する着信表示手段と、着信表示手段の着信に対し不在確認を検出する不在着信検出手段と、着信優先を検知する手段と、スケジュールの空き時間を検知する手段と、着信優先と空き時間を検知した場合、不在時に着信があったことを不在着信表示とともに、アラーム音またはバイブレータ等の警報作動により通知する手段と、不在着信表示を確認して、不在着信表示を消去し、受信待機状態に戻る手段を有する。
【解決手段】 携帯電話機の電話帳及びメールアドレス中の着信優先を登録する管理手段と、着信時呼出し制限する時間帯を登録するスケジュール管理手段と、着信優先を登録する管理手段に登録済みの着信を判別する着信判別手段と、携帯電話機に着信時、呼出し音等の鳴動と着信表示する着信表示手段と、着信表示手段の着信に対し不在確認を検出する不在着信検出手段と、着信優先を検知する手段と、スケジュールの空き時間を検知する手段と、着信優先と空き時間を検知した場合、不在時に着信があったことを不在着信表示とともに、アラーム音またはバイブレータ等の警報作動により通知する手段と、不在着信表示を確認して、不在着信表示を消去し、受信待機状態に戻る手段を有する。
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話機の着信表示に関し、特に不在着信呼び出し機能付き携帯電話機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、電話またはメール着信表示は着信表示として表示部に残していたが、電話未応答またはメール未着信の場合は、表示部に不在着信表示及びメール着信表示のみであり。着信の確認を逃した場合には表示部を確認するまで、連絡があったことを確認できず重要な連絡を逃すことが発生していた。
【０００３】携帯電話機で電話またはメールが不在着信の場合、次のような問題があった。第一に携帯電話機を所持していながら着信があっても着信音量が小さいまたはマナーモードのままにし着信に気づかない場合があった。第二に電話またはメール着信があっても会議、作業中で着信時すぐに確認することができない場合、後で着信を確認することを忘れてしまうことがあった。第三に電話またはメール着信があり、電話応答またはメール着信確認の操作をしない場合は、表示部に不在着信マーク及びメール着信表示のみ残りその後の連絡がない場合は確認を忘れ重要な連絡を逃すことが発生していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】これら問題を解決する先行技術として特開平１１−１７８３９号公報と特開２００１−６１００１号公報が開示されている。
【０００５】特開平１１−１７８３９号公報の携帯情報端末は、会議中等不要な着信を制限したい状況においても、緊急または重要な相手先からの電話、電子メールに対しては応答する携帯情報端末であり、電話帳やスケジュール管理帳等に記憶されている個人情報を使用して電話の着信および電子メール検索結果を使用者に能動的に通知するか否かを判断する自動応答制御手段と、記憶されている各番号およびアドレス情報に対して応答に関する属性情報を付加する個人情報管理手段とを備えている。
【０００６】すなわち、携帯情報端末は、発信者の電話番号情報を受信すると、スケジュールが着信制限状態となっていることを確認し、電話帳を検索して発信者の個人情報の有無を調べる。個人情報が有れば、電話番号に付加されている緊急用件有りの属性情報に従って着信を能動的に通知するものである。
【０００７】また、特開２００１−６１００１号公報の着信制限方式は、電話帳機能を備える携帯電話装置に適する、暗証番号によらない着信制限方式を提供するもので、電話番号と名前と属性と優先ランクの組を複数登録するメモリと、着信時に交換機側から送られてくる電話番号と前記メモリ内の電話番号の一致不一致を検出し、一致する電話番号が検出される場合、当該電話番号の属性情報と優先ランク情報とに基づいて呼出しを拒否するかどうかを判断し、判断結果に基いた所定の処理を行う制御手段とを備えている。
【０００８】すなわち、携帯電話装置は、着呼を検出すると着信制限モードを確認し、電話番号の入力を要求し、入力された電話番号と電話帳とを照合し、条件を比較して優先ランクであればリンガを鳴動させ、優先ランクでなければ伝言メッセージを要求する。
【０００９】本発明の目的は、着信時に電話帳及びメールアドレス中の着信優先を検知し、スケジュールに着信制限の時間帯に登録されていない空き時間を検知して、不在着信を通知する不在着信呼び出し機能付き携帯電話機を提供することである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明の不在着信呼び出し機能付き携帯電話機は、携帯電話機の電話帳及びメールアドレス中の着信優先を登録する電話帳・メールアドレス管理手段と、着信時呼び出しを制限する時間帯を登録するスケジュール管理手段と、電話帳・メールアドレス管理手段に登録済みの電話番号またはメールアドレスからの着信を判別する着信判別手段と、携帯電話機に電話またはメール着信時、呼び出し音等の鳴動と着信表示する着信表示手段と、着信表示手段の電話またはメール着信に対し不在確認を検出する不在着信検出手段と、電話帳及びメールアドレス中の着信優先を検知する優先検知手段と、スケジュール管理手段の制限する時間帯に登録されていない空き時間を検知する空き時間検知手段と、着信優先と空き時間を検知した場合、不在時に着信があったことを不在着信表示とともに、アラーム音またはバイブレータ等の警報作動により通知する不在着信通報手段と、不在着信表示を確認した場合、不在着信表示を消去し、受信待機状態に戻る確認手段と、を有する。
【００１１】また、不在着信通報手段は、不在着信表示を確認しない場合、優先度と空き時間を検知し、不在着信表示の確認をするまでアラーム音またはバイブレータ等の警報作動を繰り返す。
【００１２】また、不在着信通報手段は、携帯電話機の着信に対し前記スケジュール管理手段の制限時間に登録していない空き時間を確認し不在着信を知らせることを特徴とする。
【００１３】また、電話帳・メールアドレス管理手段は、携帯電話機の電話帳とメールアドレス帳の特定電話番号と特定メールアドレスに対し優先着信を付与することを特徴とする。
【００１４】また、不在着信通報手段は、通常着信時の呼び出し音等の鳴動と異なり、アラーム音またはバイブレータ等の警報作動することを特徴とする。
【００１５】さらに、着信優先が検知されず、または空き時間が検知されない場合、不在時に着信があったことを不在着信表示により表示することを特徴とする。
【００１６】
【発明の実施の形態】本発明による携帯電話機は、あらかじめ携帯電話機の電話帳に登録済みの電話番号からの着信または携帯電話機のメールアドレス帳に登録済みの相手からメール着信があり、携帯電話機所有者が不在で携帯電話機の表示部に不在着信表示またはメール着信表示し、着信表示を操作部のボタン操作で不在着信の確認またはメール着信の確認する操作をしない場合の携帯電話機の動作を規定するものである。携帯電話機は、電話帳またはメールアドレスの重要登録を検知すると、スケジュール管理部で予定を登録していない空き時間を検知し、再度、音声の場合は不在時に着信があった旨の不在着信アラーム音またはバイブレータを鳴動し、メールの場合はメール未確認アラーム音またはバイブレータを鳴動さる。不在着信表示を操作部のボタン操作で確認した場合は不在着信表示及びメール着信表示を表示部から消去し待ち受けに戻る機能を搭載した携帯電話機である。
【００１７】次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図１は、本実施例における不在着信呼び出し機能を搭載した携帯電話機の構成を示す図、図２は本実施例の動作を説明するフローチャートである。
【００１８】本実施例による携帯電話機１は、アンテナ２と、アンテナ２から無線データを入出力する無線部３と、無線データを音声データ、パケットデータに変換し音声発着信またはメールの発着信を制御するする制御部４と、音声またはメールの発着信をボタン操作する操作部５と、操作部５で操作した表示、受信メール等を表示する表示部６と、重要な人物などの登録を可能とする電話帳・メールアドレス管理部７と、不在着信またはメール着信未確認時は携帯電話機に登録されているスケジュール管理をする為のスケジュール管理部８と、電話着信音、メール着信音、不在着信アラーム音、メール未確認アラーム音またはバイブレータなど呼び出しをコントロールする呼び出しコントロール部９と、各部に電力を供給する電池部１０から構成されている。
【００１９】次に、本実施例の動作について図１及び図２R>２を参照して説明する。
【００２０】携帯電話機１に対し音声着信またはメール着信があった場合（Ｓ１）に、音声着信及びメール着信に対し、音声着信の応答またはメール着信の確認（Ｓ２）を実施した場合は着信応答（Ｓ３）に移行し、着信未応答またはメール着信未確認の場合は音声着信時の相手切断等で着信音停止またはバイブレータを停止し、メール着信未確認時はメール着信音設定時間鳴動後停止（Ｓ４）する。音声未応答の場合は不在着信表示を点灯し、メール着信未確認時はメール着信表示（Ｓ５）をする。制御部３は電話帳メールアドレス管理部７から重要登録されているかを確認し（Ｓ６）、重要登録されていなければ、不在着信表示のみ継続し、重要登録されていれば、スケジュール管理部８からあらかじめ設定された作業時間スケジュール内のスケジュール空き時間かを確認し（Ｓ７）、空き時間がなければ不在着信表示のみ継続し、スケジュールに空き時間（Ｓ８）になったら、音声の場合は音声不在着信アラーム音の鳴動やバイブレータを動作させ、メールの場合はメール着信未確認アラーム音やバイブレータ動作をあらかじめ設定された指定時間内で鳴動または動作させる（Ｓ９）。不在着信アラーム音やバイブレータ動作またはメール着信未確認アラーム音やバイブレータの動作を確認しなかった場合は次のスケジュール空き時間を検知し、次の空き時間で前記アラーム音やバイブレータの動作を繰り返す。前記アラーム音またはバイブレータの動作を操作部５のボタン操作で停止または停止した後でも操作部５で不在着信表示またはメール着信表示を確認した場合は重要な人からの音声着信またはメール着信を確認した操作行為を実施したことになり前記アラーム音やバイブレータ動作及び不在着信表示、メール着信表示を表示部５から消去し（Ｓ１１）、待ち受け画面へ遷移する（Ｓ１２）。
【００２１】
【発明の効果】本発明によれば、着信時に電話帳及びメールアドレス中の着信優先を検知し、スケジュールに着信制限の時間帯に登録されていない空き時間を検知して、不在着信を通知する不在着信呼び出し機能付き携帯電話機を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】不在着信呼び出し機能付き携帯電話機の構成を示すブロック図である。
【図２】不在着信時の動作フロチャートである。
【符号の説明】
1 本実施例による携帯電話機
2 アンテナ
3 無線部
4 制御部
5 操作部
6 表示部
7 電話帳・メールアドレス管理部
8 スケジュール管理部
9 呼び出し制御部
10 電池部
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話機の着信表示に関し、特に不在着信呼び出し機能付き携帯電話機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、電話またはメール着信表示は着信表示として表示部に残していたが、電話未応答またはメール未着信の場合は、表示部に不在着信表示及びメール着信表示のみであり。着信の確認を逃した場合には表示部を確認するまで、連絡があったことを確認できず重要な連絡を逃すことが発生していた。
【０００３】携帯電話機で電話またはメールが不在着信の場合、次のような問題があった。第一に携帯電話機を所持していながら着信があっても着信音量が小さいまたはマナーモードのままにし着信に気づかない場合があった。第二に電話またはメール着信があっても会議、作業中で着信時すぐに確認することができない場合、後で着信を確認することを忘れてしまうことがあった。第三に電話またはメール着信があり、電話応答またはメール着信確認の操作をしない場合は、表示部に不在着信マーク及びメール着信表示のみ残りその後の連絡がない場合は確認を忘れ重要な連絡を逃すことが発生していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】これら問題を解決する先行技術として特開平１１−１７８３９号公報と特開２００１−６１００１号公報が開示されている。
【０００５】特開平１１−１７８３９号公報の携帯情報端末は、会議中等不要な着信を制限したい状況においても、緊急または重要な相手先からの電話、電子メールに対しては応答する携帯情報端末であり、電話帳やスケジュール管理帳等に記憶されている個人情報を使用して電話の着信および電子メール検索結果を使用者に能動的に通知するか否かを判断する自動応答制御手段と、記憶されている各番号およびアドレス情報に対して応答に関する属性情報を付加する個人情報管理手段とを備えている。
【０００６】すなわち、携帯情報端末は、発信者の電話番号情報を受信すると、スケジュールが着信制限状態となっていることを確認し、電話帳を検索して発信者の個人情報の有無を調べる。個人情報が有れば、電話番号に付加されている緊急用件有りの属性情報に従って着信を能動的に通知するものである。
【０００７】また、特開２００１−６１００１号公報の着信制限方式は、電話帳機能を備える携帯電話装置に適する、暗証番号によらない着信制限方式を提供するもので、電話番号と名前と属性と優先ランクの組を複数登録するメモリと、着信時に交換機側から送られてくる電話番号と前記メモリ内の電話番号の一致不一致を検出し、一致する電話番号が検出される場合、当該電話番号の属性情報と優先ランク情報とに基づいて呼出しを拒否するかどうかを判断し、判断結果に基いた所定の処理を行う制御手段とを備えている。
【０００８】すなわち、携帯電話装置は、着呼を検出すると着信制限モードを確認し、電話番号の入力を要求し、入力された電話番号と電話帳とを照合し、条件を比較して優先ランクであればリンガを鳴動させ、優先ランクでなければ伝言メッセージを要求する。
【０００９】本発明の目的は、着信時に電話帳及びメールアドレス中の着信優先を検知し、スケジュールに着信制限の時間帯に登録されていない空き時間を検知して、不在着信を通知する不在着信呼び出し機能付き携帯電話機を提供することである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明の不在着信呼び出し機能付き携帯電話機は、携帯電話機の電話帳及びメールアドレス中の着信優先を登録する電話帳・メールアドレス管理手段と、着信時呼び出しを制限する時間帯を登録するスケジュール管理手段と、電話帳・メールアドレス管理手段に登録済みの電話番号またはメールアドレスからの着信を判別する着信判別手段と、携帯電話機に電話またはメール着信時、呼び出し音等の鳴動と着信表示する着信表示手段と、着信表示手段の電話またはメール着信に対し不在確認を検出する不在着信検出手段と、電話帳及びメールアドレス中の着信優先を検知する優先検知手段と、スケジュール管理手段の制限する時間帯に登録されていない空き時間を検知する空き時間検知手段と、着信優先と空き時間を検知した場合、不在時に着信があったことを不在着信表示とともに、アラーム音またはバイブレータ等の警報作動により通知する不在着信通報手段と、不在着信表示を確認した場合、不在着信表示を消去し、受信待機状態に戻る確認手段と、を有する。
【００１１】また、不在着信通報手段は、不在着信表示を確認しない場合、優先度と空き時間を検知し、不在着信表示の確認をするまでアラーム音またはバイブレータ等の警報作動を繰り返す。
【００１２】また、不在着信通報手段は、携帯電話機の着信に対し前記スケジュール管理手段の制限時間に登録していない空き時間を確認し不在着信を知らせることを特徴とする。
【００１３】また、電話帳・メールアドレス管理手段は、携帯電話機の電話帳とメールアドレス帳の特定電話番号と特定メールアドレスに対し優先着信を付与することを特徴とする。
【００１４】また、不在着信通報手段は、通常着信時の呼び出し音等の鳴動と異なり、アラーム音またはバイブレータ等の警報作動することを特徴とする。
【００１５】さらに、着信優先が検知されず、または空き時間が検知されない場合、不在時に着信があったことを不在着信表示により表示することを特徴とする。
【００１６】
【発明の実施の形態】本発明による携帯電話機は、あらかじめ携帯電話機の電話帳に登録済みの電話番号からの着信または携帯電話機のメールアドレス帳に登録済みの相手からメール着信があり、携帯電話機所有者が不在で携帯電話機の表示部に不在着信表示またはメール着信表示し、着信表示を操作部のボタン操作で不在着信の確認またはメール着信の確認する操作をしない場合の携帯電話機の動作を規定するものである。携帯電話機は、電話帳またはメールアドレスの重要登録を検知すると、スケジュール管理部で予定を登録していない空き時間を検知し、再度、音声の場合は不在時に着信があった旨の不在着信アラーム音またはバイブレータを鳴動し、メールの場合はメール未確認アラーム音またはバイブレータを鳴動さる。不在着信表示を操作部のボタン操作で確認した場合は不在着信表示及びメール着信表示を表示部から消去し待ち受けに戻る機能を搭載した携帯電話機である。
【００１７】次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図１は、本実施例における不在着信呼び出し機能を搭載した携帯電話機の構成を示す図、図２は本実施例の動作を説明するフローチャートである。
【００１８】本実施例による携帯電話機１は、アンテナ２と、アンテナ２から無線データを入出力する無線部３と、無線データを音声データ、パケットデータに変換し音声発着信またはメールの発着信を制御するする制御部４と、音声またはメールの発着信をボタン操作する操作部５と、操作部５で操作した表示、受信メール等を表示する表示部６と、重要な人物などの登録を可能とする電話帳・メールアドレス管理部７と、不在着信またはメール着信未確認時は携帯電話機に登録されているスケジュール管理をする為のスケジュール管理部８と、電話着信音、メール着信音、不在着信アラーム音、メール未確認アラーム音またはバイブレータなど呼び出しをコントロールする呼び出しコントロール部９と、各部に電力を供給する電池部１０から構成されている。
【００１９】次に、本実施例の動作について図１及び図２R>２を参照して説明する。
【００２０】携帯電話機１に対し音声着信またはメール着信があった場合（Ｓ１）に、音声着信及びメール着信に対し、音声着信の応答またはメール着信の確認（Ｓ２）を実施した場合は着信応答（Ｓ３）に移行し、着信未応答またはメール着信未確認の場合は音声着信時の相手切断等で着信音停止またはバイブレータを停止し、メール着信未確認時はメール着信音設定時間鳴動後停止（Ｓ４）する。音声未応答の場合は不在着信表示を点灯し、メール着信未確認時はメール着信表示（Ｓ５）をする。制御部３は電話帳メールアドレス管理部７から重要登録されているかを確認し（Ｓ６）、重要登録されていなければ、不在着信表示のみ継続し、重要登録されていれば、スケジュール管理部８からあらかじめ設定された作業時間スケジュール内のスケジュール空き時間かを確認し（Ｓ７）、空き時間がなければ不在着信表示のみ継続し、スケジュールに空き時間（Ｓ８）になったら、音声の場合は音声不在着信アラーム音の鳴動やバイブレータを動作させ、メールの場合はメール着信未確認アラーム音やバイブレータ動作をあらかじめ設定された指定時間内で鳴動または動作させる（Ｓ９）。不在着信アラーム音やバイブレータ動作またはメール着信未確認アラーム音やバイブレータの動作を確認しなかった場合は次のスケジュール空き時間を検知し、次の空き時間で前記アラーム音やバイブレータの動作を繰り返す。前記アラーム音またはバイブレータの動作を操作部５のボタン操作で停止または停止した後でも操作部５で不在着信表示またはメール着信表示を確認した場合は重要な人からの音声着信またはメール着信を確認した操作行為を実施したことになり前記アラーム音やバイブレータ動作及び不在着信表示、メール着信表示を表示部５から消去し（Ｓ１１）、待ち受け画面へ遷移する（Ｓ１２）。
【００２１】
【発明の効果】本発明によれば、着信時に電話帳及びメールアドレス中の着信優先を検知し、スケジュールに着信制限の時間帯に登録されていない空き時間を検知して、不在着信を通知する不在着信呼び出し機能付き携帯電話機を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】不在着信呼び出し機能付き携帯電話機の構成を示すブロック図である。
【図２】不在着信時の動作フロチャートである。
【符号の説明】
1 本実施例による携帯電話機
2 アンテナ
3 無線部
4 制御部
5 操作部
6 表示部
7 電話帳・メールアドレス管理部
8 スケジュール管理部
9 呼び出し制御部
10 電池部
【特許請求の範囲】
【請求項１】 携帯電話機の電話帳及びメールアドレス中の着信優先を登録する電話帳・メールアドレス管理手段と、着信時呼び出しを制限する時間帯を登録するスケジュール管理手段と、前記電話帳・メールアドレス管理手段に登録済みの電話番号またはメールアドレスからの着信を判別する着信判別手段と、前記携帯電話機に電話またはメール着信時、呼び出し音等の鳴動と着信表示する着信表示手段と、前記着信表示手段の電話またはメール着信に対し不在確認を検出する不在着信検出手段と、前記電話帳及びメールアドレス中の着信優先を検知する優先検知手段と、前記スケジュール管理手段の制限する時間帯に登録されていない空き時間を検知する空き時間検知手段と、前記着信優先と空き時間を検知した場合、不在時に着信があったことを不在着信表示とともに、アラーム音またはバイブレータ等の警報作動により通知する不在着信通報手段と、不在着信表示を確認した場合、不在着信表示を消去し、受信待機状態に戻る確認手段と、を有する不在着信呼び出し機能付き携帯電話機。
【請求項２】 前記不在着信通報手段が、不在着信表示を確認しない場合、前記優先度と空き時間を検知し、不在着信表示の確認をするまでアラーム音またはバイブレータ等の警報作動を繰り返す請求項１記載の不在着信呼び出し機能付き携帯電話機。
【請求項３】 前記不在着信通報手段が、携帯電話機の着信に対し前記スケジュール管理手段の制限時間に登録していない空き時間を確認し不在着信を知らせることを特徴とする請求項１記載の不在着信呼び出し機能付き携帯電話機。
【請求項４】 前記電話帳・メールアドレス管理手段が、携帯電話機の電話帳とメールアドレス帳の特定電話番号と特定メールアドレスに対し優先着信を付与することを特徴とする請求項１記載の不在着信呼び出し機能付き携帯電話機。
【請求項５】 前記不在着信通報手段が、通常着信時の呼び出し音等の鳴動と異なり、アラーム音またはバイブレータ等の警報作動することを特徴とする請求項１記載の不在着信呼び出し機能付き携帯電話機。
【請求項６】 前記着信優先が検知されず、または空き時間が検知されない場合、不在時に着信があったことを不在着信表示により表示することを特徴とする請求項１記載の不在着信呼び出し機能付き携帯電話機。
【請求項１】 携帯電話機の電話帳及びメールアドレス中の着信優先を登録する電話帳・メールアドレス管理手段と、着信時呼び出しを制限する時間帯を登録するスケジュール管理手段と、前記電話帳・メールアドレス管理手段に登録済みの電話番号またはメールアドレスからの着信を判別する着信判別手段と、前記携帯電話機に電話またはメール着信時、呼び出し音等の鳴動と着信表示する着信表示手段と、前記着信表示手段の電話またはメール着信に対し不在確認を検出する不在着信検出手段と、前記電話帳及びメールアドレス中の着信優先を検知する優先検知手段と、前記スケジュール管理手段の制限する時間帯に登録されていない空き時間を検知する空き時間検知手段と、前記着信優先と空き時間を検知した場合、不在時に着信があったことを不在着信表示とともに、アラーム音またはバイブレータ等の警報作動により通知する不在着信通報手段と、不在着信表示を確認した場合、不在着信表示を消去し、受信待機状態に戻る確認手段と、を有する不在着信呼び出し機能付き携帯電話機。
【請求項２】 前記不在着信通報手段が、不在着信表示を確認しない場合、前記優先度と空き時間を検知し、不在着信表示の確認をするまでアラーム音またはバイブレータ等の警報作動を繰り返す請求項１記載の不在着信呼び出し機能付き携帯電話機。
【請求項３】 前記不在着信通報手段が、携帯電話機の着信に対し前記スケジュール管理手段の制限時間に登録していない空き時間を確認し不在着信を知らせることを特徴とする請求項１記載の不在着信呼び出し機能付き携帯電話機。
【請求項４】 前記電話帳・メールアドレス管理手段が、携帯電話機の電話帳とメールアドレス帳の特定電話番号と特定メールアドレスに対し優先着信を付与することを特徴とする請求項１記載の不在着信呼び出し機能付き携帯電話機。
【請求項５】 前記不在着信通報手段が、通常着信時の呼び出し音等の鳴動と異なり、アラーム音またはバイブレータ等の警報作動することを特徴とする請求項１記載の不在着信呼び出し機能付き携帯電話機。
【請求項６】 前記着信優先が検知されず、または空き時間が検知されない場合、不在時に着信があったことを不在着信表示により表示することを特徴とする請求項１記載の不在着信呼び出し機能付き携帯電話機。
【図１】
【図２】
【図２】
【公開番号】特開２００３−７８５８６（Ｐ２００３−７８５８６Ａ）
【公開日】平成１５年３月１４日（２００３．３．１４）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００１−２６７３１９（Ｐ２００１−２６７３１９）
【出願日】平成１３年９月４日（２００１．９．４）
【出願人】（０００００４２３７）日本電気株式会社 (19,353)
【出願人】（３９００００９７４）エヌイーシーモバイリング株式会社 (138)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成１５年３月１４日（２００３．３．１４）
【国際特許分類】
【出願日】平成１３年９月４日（２００１．９．４）
【出願人】（０００００４２３７）日本電気株式会社 (19,353)
【出願人】（３９００００９７４）エヌイーシーモバイリング株式会社 (138)
【Ｆターム（参考）】
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