説明

低ヒステリシスセンサー

【課題】磁束誘導軟磁性素子の材料ヒステリシスを改善する。
【解決手段】センサー1は磁場源3と少なくとも1つの空隙4及び前記空隙4に位置し,前記磁場源3の磁場の変化を測定する少なくとも1つの磁場センサー5を有する少なくとも1つの磁束誘導軟磁性素子2とを含む。前記磁束誘導軟磁性素子2は,35重量%≦Ni≦50重量%,0重量%≦Co≦2重量%,0重量%≦Mn≦1.0重量%,0重量%≦Si≦0.5重量%,0.5重量%≦Cr≦8重量%及び/又は0.5重量%≦Mo≦8重量%((Mo+Cr)≦8),残部鉄及び不可避不純物からなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は,電流や位置を開磁路の生成磁場の変化によって測定する電流センサーや位置センサーなどの低ヒステリシスセンサーに関する。
【背景技術】
【0002】
センサーは,測定対象の事象によって引き起こされる磁場の変化を測定することができる。生成磁場は,1つ以上の磁束誘導軟磁性素子を用いて,磁束誘導軟磁性素子の空隙に位置する磁束検出器に集中させられる。該空隙のため,磁気回路は開いている。
【0003】
磁場は,例えば,電流によって,又は,永久磁石の移動によって生成されうる。生成磁場の源に応じて,センサーは,電流センサー又は位置センサーである。独国特許出願公開第100 11 047 A1号明細書は,電流センサーを開示し,独国特許出願公開第198 25 433 A1号明細書は,位置センサーを開示している。両者は,この測定原理に基づいている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら,この種のセンサーは,測定精度が磁束誘導軟磁性素子の材料ヒステリシスによって制限されるという欠点がある。
【0005】
独国特許出願公開第42 29 948 A1号明細書は,測定精度を向上させるためにこのヒステリシスを回避する電流センサーを開示している。この電流センサーは,測定電流が流れる一次巻線と,磁心を介して該一次巻線に磁気的に結合される二次巻線と,を有する単一閉鎖軟磁心を含む。
【0006】
磁心は周期的に飽和点に再磁化され,二次アンペアに比例する電圧降下が検知される。電流及び電圧降下の前値から,付加的磁化電流の寄与が相殺された平均値が形成される。この磁心の飽和点への周期的再磁化の結果,測定対象の一次電流から独立して,磁気的状態は,検知過程の磁心のヒストリから独立している。従って,ヒステリシスは存在しない。
【0007】
しかしながら,このセンサーは,構造及び操作が複雑であるという欠点を有する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
従って,本発明は,単純な構造を有し,電流や永久磁石の移動などの磁場を生成する事象の正確な測定を可能にするセンサーを規定するという問題に基づく。
【0009】
この問題は,独立クレームの主題によって解決される。有利なさらなる進歩は,従属クレームの主題を形成する。
【0010】
本発明は,磁場源と,少なくとも1つの空隙及び少なくとも1つの磁場センサーを有する少なくとも一つの磁束誘導軟磁性素子と,を含むセンサーを規定する。磁場センサーは,空隙に位置し,磁場源の磁場の変化を測定する。磁束誘導軟磁性素子は,部分的又は全体的に,35重量%≦Ni≦50重量%,0重量%≦Co≦2重量%,0重量%≦Mn≦1.0重量%,0重量%Si≦0.5重量%,0.5重量%≦Cr≦8重量%及び/又は0.5重量%≦Mo≦8重量%((Mo+Cr)≦8),残部鉄及び不可避不純物,からなる合金からなる。
【0011】
磁場源の磁束の変化は,測定対象の事象によって引き起こされる。磁束誘導軟磁性素子により,生成磁場は空隙の磁場センサーに集中させられる。測定対象の事象は,電流センサーの場合流れる電流であり,位置センサーの場合永久磁石の移動でありうる。
【0012】
保磁力が低下するので,磁束誘導軟磁性素子の材料ヒステリシス,よって,センサーヒステリシスは,大幅に低減する。これは,センサーの直線性の向上をもたらす。センサーヒステリシスの低減及びセンサーの直線性の向上は,磁束誘導軟磁性素子に対して変位あるいは回転した永久磁石として又は電流フローとして生成される磁束のより正確な測定をもたらす。センサーの精度は,この合金を磁束誘導軟磁性素子に用いることにより向上する。
【0013】
軟磁性80%NiFeパーマロイの使用は,高Ni含有量による0.8T以下の非常に低い飽和及び高い材料費という欠点を伴う。本発明によるセンサーは,少なくとも一部,0.85T以上の材料の飽和を提供する。高動作温度における材料の飽和の低下を最小限にするためには,キュリー温度Tをあまり低くすべきではない。
【0014】
200℃以上の範囲の磁束誘導軟磁性素子のキュリー温度は,センサーが125℃で動作するのを可能にする。この温度は,自動車アプリケーション用センサーに通常必要とされる−40℃〜125℃の周囲温度範囲の上限に対応する。
【0015】
磁束誘導軟磁性素子の合金は,従って,位置センサー及び電流センサーなどのセンサーに特に適した特性の組み合わせを提供する。なぜなら,それらの材料ヒステリシスが低減し,センサーの精度が向上するためである。
【0016】
不純物は,O,N,C,S,Mg,Ca,又はこれら元素の2つ以上を含み,以下の制限下:Ca≦0.0025重量%,Mg≦0.0025重量%,S≦0.01重量%,O≦0.01重量%,N≦0.005重量%,及びC≦0.02重量%,にある。
【0017】
不純物レベルは,例えば,セリウム脱酸,VIM(真空誘導溶解),VAR(真空アーク溶解),ESR(エレクトロスラグ再溶解),その他の既知の処理で最小限に抑えうる。
【0018】
本発明によれば,クロム又はモリブデンの含有量の増加は,保磁力のさらなる低下をもたらしうる。しかしながら,この効果は,合金中のニッケル含有量に左右される。これが高すぎたり低すぎるとすると,保磁力の有意な低下はみられない。従って,本発明による合金は,鉄に加え,35〜45重量%のニッケル,及び0.5〜8重量%のクロム及び/又はモリブデンを含有する。
【0019】
2つの元素Mo及びCrの合計は,飽和を低下させすぎないように8重量%以下に保持される。
【0020】
さらなる実施形態において,ニッケルの含有量はより正確に定義され,38重量%≦Ni≦45%又は38重量%≦Ni≦42重量%である。
【0021】
さらなる実施形態において,1重量%≦Cr≦8重量%及び/又は1重量%≦(Cr+Mo)≦8重量%が使用される。
【0022】
さらなる実施形態において,合金は,35重量%≦Ni≦45重量%,0重量%≦Co≦2重量%,0重量%≦Mn≦1.0重量%,0重量%≦Si≦0.5重量%,0.5重量%≦Cr≦8重量%及び/又は0.5重量%≦Mo≦8重量%((Mo+Cr)≦8),残部鉄及び不可避不純物,からなる。
【0023】
合金はまた,Mn及び/又はSi(0重量%<Mn≦0.5重量%及び0重量%<Si≦0.2重量%)を含みうる。Mn及びSiは,脱酸,特に,高クロム含有量での脱酸に使用することができる。
【0024】
さらなる実施形態において,合金はまた,Co(0重量%<Co≦0.5重量%)を含む。Coは,飽和を増大させることができる。
【0025】
第1の実施形態において,磁場源は,導体を流れる際に磁場を生成する直流電流又は交流電流を含む。生成磁場の大きさは,流れる電流の大きさに比例する。センサーは,磁束誘導軟磁性素子に巻かれる少なくとも1つの巻線をさらに含みうる。測定対象の電流は,この巻線を流れる。
【0026】
第2の実施形態において,磁場源は,磁束誘導軟磁性素子に対して可動な永久磁石を含む。生成磁束の変化の大きさは,永久磁石の位置の変化の大きさに比例する。結果的に,永久磁石の位置は,磁束の変化から決定することができる。永久磁石は,その位置が測定対象である物体に接続することができる。これは,センサーによって検出される直線又は回転相対運動を伴いうる。
【0027】
永久磁石は,交互方向の磁化を有する複数の領域を有しうる。これらの領域は,ヨークに取り付けられる複数の磁石を備えうる。あるいは,永久磁石は,磁化が変化する単一ユニットでありうる。
【0028】
磁束誘導軟磁性素子は,さまざまに形成しうる。一実施形態において,Uの脚間の間隙が空隙である単一U型磁束誘導軟磁性素子が提供される。さらなる実施形態において,磁束誘導軟磁性素子は,間に空隙を有する複数の別個の部品を含む。磁束誘導軟磁性素子は,各々空隙を表わす1つ以上のスロットを有しうる。
【0029】
一実施形態において,生成磁束は,ホールプローブの形の磁場センサーを用いて接触なしに測定される。あるいは,磁場センサーは,ストリップ状の非晶質軟磁性材料を含みうる。適当な材料は,Vacuumschmelze GmbH & Co KGからVITROVACの商標名で市販されている。この材料製の磁場センサーは,欧州特許出願公開第0 294 590 A2号明細書に開示されている。
【0030】
一実施形態において,2つ又は3つの磁場センサーが提供される。
【0031】
以下,図面を参照して実施形態を詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】図1は,本発明による合金製の磁束誘導軟磁性素子を有するセンサーの第1の実施形態の図表示である。
【図2】図2は,本発明による合金製の磁束誘導軟磁性素子を有するセンサーの第2の実施形態の図表示である。
【図3】図3は,47又は37重量%のニッケル及びさまざまなクロム含有量の合金の測定保磁場を示す。
【図4】図4は,40重量%のニッケル及びさまざまなクロム又はモリブデン含有量の合金の測定保磁場を示す。
【図5】図5は,本発明によるさらなる合金の測定保磁場を示す。
【発明を実施するための形態】
【0033】
図1及び図2は,2つのセンサー1及び1’を示し,その各々は,100mA/cm未満の保磁力を有する軟磁性合金の磁束誘導軟磁性素子2を含む。
【0034】
図1は,第1の実施形態によるセンサー1を示し,これは電流センサーとして設計されている。図2は,第2の実施形態によるセンサーを示し,これは位置センサーとして設計されている。センサー1及び1’はともに後述の部品を含む。
【0035】
センサー1及び1’の各々は,磁場源3と,空隙4及び該空隙4に位置し,該磁場源3の磁束の変化を測定する磁場センサー5を有する磁束誘導軟磁性素子2と,を含む。該磁場センサー5は,例えば,ホールプローブである。2つのセンサー1及び1’は,磁場源が異なる。
【0036】
第1の実施形態のセンサー1において,磁場は,ワイヤーやケーブルに代表される導電回路を流れる電流6によって生成される。この磁場は,磁束誘導軟磁性素子2に導かれ,空隙4に位置する磁場センサー5に集中させられる。生成磁場は,アンペアによって決まり,アンペアは,測定対象の生成磁場から決定することができる。第1の実施形態のセンサーは,従って,電流センサーである。
【0037】
第2の実施形態によるセンサー1’において,磁場は,永久磁石7によって生成される。永久磁石7は,交互方向の磁化9を有する複数の領域8を含む。磁化9の方向は,北磁極(N)及び南磁極(S)を基準にして図2に示されている。
【0038】
第2の実施形態のセンサー1’において,永久磁石7は,不図示の物体によって移動させられる。従って,図2は,直線移動及び回転移動の両方を考慮に入れている。
【0039】
永久磁石7の移動は,磁束誘導軟磁性素子2によって空隙4の磁場センサー5に集中させられる磁場を変化させる。磁場の大きさは,永久磁石7の移動の程度によって決まる。永久磁石7に接続される物体の位置は,この測定対象の磁場から決定することができる。第2の実施形態によるセンサー1’は,従って,位置センサーである。
【0040】
電流センサー1及び位置センサー1’の磁束誘導軟磁性素子2は,以下の式によって表される組成を有する合金からなる:35重量%≦Ni≦45重量%,0重量%≦Co≦2重量%,0重量%≦Mn≦0.5重量%,0重量%Si≦0.2重量%,0.5重量%≦Cr≦8重量%及び/又は0.5重量%≦Mo≦8重量%((Mo+Cr)≦8),残部鉄及び不可避不純物。
【0041】
この合金は,クロム及び/又はモリブデンを含む鉄/ニッケルベースの合金である。純粋NiFe合金の保磁力は,クロム元素及びモリブデン元素の添加によって大幅に低下させることができ,一方,飽和は0.85T以上であり,よって,80%NiFeパーマロイよりも高い。この特性の組み合わせは,材料ヒステリシスの低減をもたらす。従って,材料ヒステリシスが低減され,センサーの直線性が向上したセンサー1又は1’を作製することが可能である。これは,センサー1又は1’それぞれの精度を向上させる。
【0042】
図3は,47及び37重量%のニッケル及び1〜6.65重量%のクロム含有量の合金の保磁力を示す。
【0043】
これらの合金の組成,測定保磁場,及びH=10A/cm(B10)における誘導は,表1及び表2の通りである。組成は重量%で示す。
【0044】
【表1】

【0045】
【表2】

【0046】
表1の比較実施形態において,合金は,約47重量%のニッケルを含む。このニッケル含有量では,クロム含有量と保磁場との間には相関関係がみられない。約37重量%の低いニッケル含有量では,クロム含有量が増加するにつれ,保磁場は70mA/cm以上から約40mA/cmに低減する。
【0047】
図4は,センサー1又は1’それぞれの磁束誘導軟磁性素子2の合金の2つの実施形態を示しており,各々40重量%のニッケルを含み,2〜4重量%のクロムが第1の実施形態に添加され,2〜4重量%のモリブデンが第2の実施形態に添加されている。両ケースともに,クロム及びモリブデンの含有量が増加するにつれ保磁力は低減する。
【0048】
表3は,センサー1又は1’の磁束誘導軟磁性素子2を作製することができるさらなる合金の組成並びにB10,H,及びT(キュリー温度)の値をまとめている。これらの合金の保磁力Hの値は,図5にグラフでも示す。
【0049】
【表3】

【0050】
磁束誘導軟磁性素子2の空隙4は,磁気回路のせん断をもたらす。すなわち,空隙4が広がるにつれ,磁束誘導軟磁性素子2において測定されるヒステリシスループは平坦になる。
【0051】
軟磁性材料の保磁力Hは,開磁路のループの残留磁気を決める。これはセンサー1又は1’それぞれのヒステリシス,よって,精度に直接影響を与える。本発明による低保磁力のFeNiCr材料を用いることにより,センサーヒステリシスを低減することができる。
【0052】
センサーアプリケーションにおいて,軟磁性材料は,例えば,磁束誘導軟磁性素子又は磁束コンセントレータとして用いられる。一般に,センサーは,できるだけ直線的に入力値をセンサー信号にマッピングする必要がある。軟磁性材料の場合,これは,低保磁力,よって,低ヒステリシスを意味する。
【0053】
飽和は,センサーアプリケーションの周囲温度,例えば,自動車用センサーの場合−40℃〜125℃,によって,室温と最大温度との間で30%以上低下するように引き起こされるべきではない。
【符号の説明】
【0054】
1 電流センサー
1’ 位置センサー
2 磁束誘導軟磁性素子
3 磁場源
4 空隙
5 磁場センサー
6 電流
7 永久磁石
8 永久磁石の領域
9 磁化の方向

【特許請求の範囲】
【請求項1】
磁場源(3)と,
少なくとも1つの空隙(4),及び前記空隙(4)に位置し,前記磁場源(3)の磁場の変化を測定する少なくとも1つの磁場センサー(5)を有する少なくとも1つの磁束誘導軟磁性素子(2)と,
を含むセンサー(1;1’)であって,
前記磁束誘導軟磁性素子(2)は,35重量%≦Ni≦50重量%,0重量%≦Co≦2重量%,0重量%≦Mn≦1.0重量%,0重量%≦Si≦0.5重量%,0.5重量%≦Cr≦8重量%及び/又は0.5重量%≦Mo≦8重量%((Mo+Cr)≦8),残部鉄及び不可避不純物からなる,ことを特徴とする,
センサー(1;1’)。
【請求項2】
前記磁場源(3)は,磁場を生成する直流電流(6)又は交流電流を含む,ことを特徴とする,
請求項1に記載のセンサー。
【請求項3】
前記センサーは,前記磁束誘導軟磁性素子(2)に巻きつく少なくとも1つの巻線(6)をさらに含む,ことを特徴とする,
請求項1又は2に記載のセンサー。
【請求項4】
前記センサー(1)は,電流センサーである,ことを特徴とする,
請求項1〜3のいずれかに記載のセンサー。
【請求項5】
前記磁場源(3)は,前記磁束誘導軟磁性素子(2)に対して可動な永久磁石(7)を含む,ことを特徴とする,
請求項1に記載のセンサー(1’)。
【請求項6】
前記永久磁石(7)は,ロッドに取り付けられる,ことを特徴とする,
請求項5に記載のセンサー(1’)。
【請求項7】
前記永久磁石(7)は,交互方向の磁化(9)を有する複数の領域(8)を含む,ことを特徴とする,
請求項5又は6に記載のセンサー(1’)。
【請求項8】
前記センサー(1’)は,位置センサーである,ことを特徴とする,
請求項1及び5〜7のいずれかに記載のセンサー(1’)。
【請求項9】
前記磁束誘導軟磁性素子(2)は,少なくとも1つの空隙を有する磁気回路を形成する,ことを特徴とする,
請求項1〜8のいずれかに記載のセンサー(1’)。
【請求項10】
前記磁束導体(2)は,1つ以上のスロットを有し,その各々は,空隙(4)を提供する,ことを特徴とする,
請求項1〜9のいずれかに記載のセンサー(1’)。
【請求項11】
38重量%≦Ni≦45重量%である,ことを特徴とする,
請求項1〜10のいずれかに記載のセンサー(1;1’)。
【請求項12】
1重量%≦(Cr+Mo)≦8重量%である,ことを特徴とする,
請求項1〜11のいずれかに記載のセンサー(1;1’)。
【請求項13】
0重量%≦Co≦0.5重量%である,ことを特徴とする,
請求項1〜12のいずれかに記載のセンサー(1;1’)。
【請求項14】
前記磁場センサーは,ストリップ状の非晶質軟磁性材料を含む,ことを特徴とする,
請求項1〜11のいずれかに記載のセンサー(1;1’)。
【請求項15】
前記磁場センサー(5)は,ホールプローブである,ことを特徴とする,
請求項1〜14のいずれかに記載のセンサー(1;1’)。
【請求項16】
2つ又は3つの磁場センサーが提供される,ことを特徴とする,
請求項1〜15のいずれかに記載のセンサー(1;1’)。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−230658(P2010−230658A)
【公開日】平成22年10月14日(2010.10.14)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2010−39409(P2010−39409)
【出願日】平成22年2月24日(2010.2.24)
【出願人】(504227958)ヴァキュームシュメルツェ ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲー (16)
【Fターム(参考)】