説明

動力伝達装置及びベルト研磨機

【課題】入力軸と出力軸との少なくとも一方が移動する場合であっても、回転体に巻き掛けられたベルト等の伝動体に動力の伝達ロスのない適切な張力を付与することができるとともに、装置自体のコンパクト化を図ることが可能な動力伝達装置及びこれを用いたベルト研磨機を提供する。
【解決手段】動力伝達装置100を、出力軸102及びゴムロール(入力軸)30と平行に配置される回動シャフト111と、該回動シャフト111からその径方向に沿って延びる支持アーム112と、該支持アーム112の先端部に回動可能に取り付けられタイミングベルト105を巻き掛けるとともにそのループ内側に向かって押圧するテンションプーリ113と、回動シャフト111を回転させることで支持アーム112を旋回させるシリンダ(駆動機構)114とから構成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、出力軸(駆動軸)及び入力軸(従動軸)のそれぞれにプーリやスプロケット等の回転体が固定され、これら回転体にベルトやチェーン等の伝動体が巻き掛けられて出力軸の回転が入力軸に伝達される動力伝達装置、及びこの動力伝達装置を用いたベルト研磨機に関する。
【背景技術】
【0002】
上記のような巻き掛け伝動タイプの動力伝達装置にあっては、動力の伝達ロスを少なくするためベルトに常時所定の張力を付与しておくことが要求される。そのため、従来においては、出力軸及び入力軸の軸間距離(回転軸線の離隔距離)を調節可能とし、ベルトの巻き掛けに緩みが生じた場合には出力軸及び入力軸を離間させることで該ベルトに張力を付与することとしている。
【0003】
なお、上記のような動力伝達装置は、例えばベルト研磨機等の回転軸を備えた種々の機器に採用されている。
ベルト研磨機としては、無端状のベルトが例えばゴムロール等の押圧ロールとテンションロールとの間に巻きかけられるとともに、これらの押圧ロールとテンションロールとが、上記ベルトを研磨する研磨ロールに対して接近離間自在に設けられ、かつ上記テンションロールが上記押圧ロール対して水平方向かつ直線的に接近、離間自在に設けられたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
このベルト研磨機の押圧ロール、テンションロール及びこれらに巻き掛けられるベルトは、押圧ロールを入力軸、テンションロールを出力軸、ベルトを伝動体とした一種の動力伝達装置を構成している。
そして、テンションロールが押圧ロールに対して接近、離間することによりベルトの張力が調整され、精度を高くしてベルトを研磨することが可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平10−542号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記のような動力伝達装置においては、出力軸と入力軸とが接近、離間することで張力が調整されるため、これら出力軸と入力軸とを接近、離間させる機構が必要となる。さらに、入力軸と出力軸の離間する距離に応じてこれら出力軸と入力軸とが移動し得るスペースを確保する必要がある。よって、装置自体が大型になってしまうという欠点があった。
また、出力軸と入力軸との少なくとも一方が、これら出力軸と入力軸とを接近、離間させる方向と異なる方向に移動する場合には、ベルト等の伝動体の張力は出力軸と入力軸との位置関係に応じて逐次変更されてしまう。したがって、動力の伝達ロスを少なくするための張力を適切に付与することが困難であるという問題があった。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、入力軸と出力軸との少なくとも一方が移動する場合であっても、回転体に巻き掛けられたベルト等の伝動体に動力の伝達ロスのない適切な張力を付与することができるとともに、装置自体のコンパクト化を図ることが可能な動力伝達装置及びこれを用いたベルト研磨機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するため、この発明は以下の手段を提案している。
即ち、本発明に係る動力伝達装置は、互いに平行に配置されるとともに少なくとも一方が移動可能とされる出力軸と入力軸とにそれぞれ回転体を固定し、これら各軸の回転体にループ状の伝動体を巻き掛けて出力軸の回転を入力軸に伝達する動力伝達装置において、前記出力軸及び入力軸と平行に配置される回動シャフトと、該回動シャフトからその径方向に延びる支持アームと、該支持アームの先端部に回動可能に取り付けられ、前記伝動体を巻き掛けるとともに該伝動体をループ内側に向かって押圧する回転部材と、前記回動シャフトを回転させることで前記支持アームを旋回させる駆動機構とを備えたことを特徴とする。
【0008】
このような特徴の動力伝達装置によれば、駆動機構による回動シャフトの回転とともに支持アームが旋回することにより、伝動体をループ内側に向かって押圧する回転部材が変位し、該伝動体に付与される張力を適宜変更することが可能となる。これにより、出力軸及び入力軸の少なくとも一方が移動して伝動体の張力が変更された場合であっても該伝動体に適切な張力を付与することが可能となる。
また、出力軸と入力軸とが近接、離間するのではなく、回転部材が取り付けられた支持アームが旋回することによって伝動体に張力を付与する機構であるため、入力軸と出力軸とが離間するスペースを確保する必要がなく、装置自体をコンパクトな構成とすることが可能となる。
【0009】
また、本発明に係る動力伝達装置においては、前記駆動機構が前記回動シャフトにモーメントを与えるシリンダであることを特徴とする。
【0010】
このような特徴の動力伝達装置によれば、シリンダを動作させることによって回転部材の変位量を任意に定めることができ、伝動体に適切な張力を付与することが可能となる。
【0011】
本発明に係るベルト研磨機は、研磨ロールとこれに対向するゴムロールとを備え、表面を研磨すべき帯状のベルトを前記研磨ロールと前記ゴムロールとの間に送り込んで前記ベルトを研磨するベルト研磨機において、前記ゴムロールが前記研磨ロールに対して離接可能とされ、前記ゴムロールの回転軸を前記入力軸とした上記いずれかの動力伝達装置が設けられたことを特徴とする。
【0012】
このような特徴のベルト研磨機においては、上記動力伝達装置が設けられたことによって伝動体に適切な張力を付与することができるため、動力の伝達ロスを生じさせることなくゴムロールを高効率で回転させることが可能となる。また、動力伝達装置がコンパクトな構成であることからベルト研磨機自体の省スペース化を図ることができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明の動力伝達装置及びベルト研磨機によれば、伝動体を押圧する回転部材が変位することで、出力軸と入力軸との少なくとも一方が移動する場合であっても伝動体に適切な張力を付与することができ、さらに、回転部材が支持アームの旋回により変位する構成としたことから装置自体のコンパクト化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】実施形態に係るベルト研磨機の概略構成を示す側面図である。
【図2】ワークのパスラインを説明する模式図である。
【図3】実施形態に係るベルト研磨機のゴムロールを駆動する動力伝達装置の概略構成を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の動力伝達装置及びベルト研磨機の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、ここでは本発明の実施形態の動力伝達装置については、それを用いたベルト研磨機とともに説明する。
図1は実施形態に係るベルト研磨機の概略構成を示す側面図、図2はワークのパスラインを説明する模式図、図3は実施形態に係るベルト研磨機のゴムロールを駆動する動力伝達装置の概略構成を示す側面図である。なお、図3は図1を紙面裏側から見た図に相当する。
【0016】
本実施形態のベルト研磨機1は、タイミングベルト等の帯状のワークWの表面を一定の厚さに研磨する際に用いられる。
図1から図3に示すように、ベルト研磨機1は、研磨機本体10、研磨ロール20、ゴムロール30、移動機構40、入側ロール50、プレスロール60、ゴムロール用ブラシロール70、表面用ブラシロール80a、裏面用ブラシロール80b、出側ロール90及びゴムロール30の動力伝達装置100とから概略構成されている。
【0017】
研磨ロール20はワークWを研磨するものであって、その両端部で回転可能に研磨機本体10に支持されている。この研磨ロール20はその一端側に取り付けられたプーリ21がタイミングベルト22を介して電動機23のプーリ24と連結されており、この電動機23の動力によって研磨ロール20が回転されるように構成されている。
また、研磨ロール20の表面は、摩擦係数の大きなサンドペーパーや硬度が高く磨耗耐性に優れたダイヤモンド砥粒等で覆われており、これにワークWの表面が接することよって該ワークWが研磨されるようになっている。
【0018】
ゴムロール30は、ワークWを滑りを生じさせることなく巻き掛けてワークWをパスライン前方に送るとともに、該ワークWを研磨ロール20に押し当てるためのものである。このゴムロール30は移動機構40の上部において両端部が図示しない軸受に回動可能に支持されており、図3に示す動力伝達装置100によって回転される。
【0019】
移動機構40は、可動台41、ガイドレール42、送りねじ機構43、ハンドル44等を備えており、ハンドル44を回転させると、その回転が送りねじ機構43によって水平方向の直線運動に変換され、これにより可動台41がガイドレール42上を移動する。このようにして、可動台41上に配設されたゴムロール30を研磨ロール20に対して水平方向に沿って近接、離間移動させることができるようになっている。
【0020】
プレスロール60は、ゴムロール30に巻き掛けられたワークWを上方から押さえ付けるためのものであり、研磨ロール20の上部からゴムロール30との上部に向かって張り出すようにして設けられている。
【0021】
次にこのベルト研磨機1におけるワークWのパスラインについて図2を参照して説明する。ベルト研磨機1の上方から下方に向けて供給される帯状のワークWは、入側ロール50に巻き掛けられてその移動方向が水平方向に変換させられる。そして、ワークWはゴムロール30に巻き掛けられて下方斜め方向に向かって折り返される。また、プレスロール60が上方からワークWを押さえ付けることによって該ワークWがゴムロールに密着する。なお、ゴムロール30の表面はゴムであることからワークWとの摩擦力は大きなものとなり、ゴムロール30とワークWとの間に滑りが生じることはない。これによりゴムロール30が回転するに従ってワークWがパスライン前方に確実に送られることになる。
また、ゴムロール30の研磨ロール20と反対側の位置には、該ゴムロール30と接触回転するゴムロール用ブラシロール70が設けられている。このゴムロール用ブラシロール70は図1に示すようにゴムロール30と同じく移動機構40上に設けられおり、該ゴムロール用ブラシロール70によってゴムロール30の表面がブラッシングされる。
【0022】
そして、ゴムロール30が移動機構40によって研磨ロール20に接近状態とされているときは、ワークWは研磨ロール20とゴムロール30とによって挟み込まれ、ワークWの表面が研磨ロール20によって研磨される。このように研磨された後、斜め下方に向かって送られたワークWは、その表面が表面用ブラシロール80aによって、裏面が裏面用ブラシロール80bによってそれぞれブラッシングされた後、出側ロール90によって移動方向が下方に変換されてベルト研磨機1外部に送られていく。
【0023】
このようにして、ワークWはゴムロール30の駆動回転によってパスライン上を送られその裏面が研磨されていく。次に、このゴムロール30を回転させる動力伝達装置100について図3を用いて説明する。図3において、ゴムロール30は研磨ロール20に最も接近した接近位置Aに位置しており、ゴムロール30は上記移動機構40によって、該接近位置Aと最も離間した離間位置Bとの間を水平方向に沿って移動する。
【0024】
この動力伝達装置100は、電動機101の出力軸102に取り付けられたプーリ(回転体)103とゴムロール(入力軸)30に取り付けられたプーリ(回転体)104とにループ状のタイミングベルト(伝動体)105が巻き掛けられることで構成されている。
なお、本実施形態においては、電動機101の出力軸102と入力軸としてのゴムロール30とはその軸線が互いに並行となるように配置され、出力軸102がベルト研磨機1の下方に位置するとともにゴムロール(入力軸)30が出力軸102の上方に配置され、これによってタイミングベルト105は上下にわたって延びるように出力軸102、ゴムロール30間に巻き掛けられる。
このような構成とすることにより電動機101の出力軸102が回転した際には、その回転力がプーリ103、タイミングベルト105、プーリ104を介してゴムロール30に伝達される。
【0025】
さらに、動力伝達装置100は、タイミングベルト105の張力を調整する張力調整機構110を備えている。この張力調整機構110は、回動シャフト111と、支持アーム112と、テンションプーリ(回転部材)113と、上記回動シャフト111を回転させるシリンダ(駆動機構)114とから構成される。
【0026】
回動シャフト111は、その軸線が上記出力軸102及びゴムロール30と平行となるように、離間位置Bに位置するゴムロール30の直下かつ出力軸102とゴムロール30との中間位置よりも出力軸102寄りの位置に配置されている。
このような回動シャフト111にはその径方向に沿って延びる支持アーム112の基端が固定されており、回動シャフト111が回転することによって支持アーム112は鉛直面に沿って旋回する。なお、本実施形態においては、支持アーム112は回動シャフト111からその略上方に向かって延びている。
【0027】
そして、この支持アーム112の先端には、テンションプーリ113が回転可能に支持されている。なお、テンションプーリ113の回転軸は上記回動シャフト111と平行とされている。
このテンションプーリ113は、その外周面の一部がタイミングベルト105に接触するようにして、換言すれば、タイミングベルト105が該テンションプーリ113の外周面の一部に巻き掛けられるようにして、タイミングベルト105をそのループの内側に向かって押圧している。これによって、タイミングベルト105はその一部がくの字をなすように変形し、これによってタイミングベルト105に張力が付与される。
また、テンションプーリ113は上記支持アーム112の旋回によって、円弧状の軌跡に沿って変位可能とされている。
【0028】
シリンダ114は、タイミングベルト105から見て回動シャフト111とは反対側の位置において研磨機本体10に固定されており、そのロッド114aがタイミングベルト105を超えて回動シャフト側まで突出可能とされている。該ロッド114aの先端側は、回動シャフト111に固定されたブラケット111aに連結されている。これによってロッド114aが突出又は後退することにより回動シャフト111に回転モーメントが与えられ、該回動シャフト111がその軸線回りに回転する。
【0029】
なお、本実施形態においては、ロッド114aが突出した際には、回動シャフト111が図3における時計回りに回転し、これにより支持アーム112の先端に支持されるテンションプーリ113が図3の右側、即ちタイミングベルト105のループ内側に向かって変位する。これによりタイミングベルト105により大きな張力を付与することができる。
一方、ロッド114aが後退した際には、回動シャフト111が図3における反時計回りに回転し、これによりテンションプーリ113が図3の左側、即ち、タイミングベルト105のループ外側に向かって変位する。これによって、タイミングベルト105に付与する張力を小さくすることができる。
【0030】
このような動力伝達装置100によれば、シリンダ114のロッド114aの突出又は後退によって回動シャフト111が回転することで支持アームが旋回し、タイミングベルト105を押圧するテンションプーリ113が円弧状の軌跡を描くようにして変位する。これによって、テンションプーリ113が、タイミングベルト105のループ内側に変位する際には張力を大きくし、タイミングベルト105のループ外側に変位する際には張力を小さくすることができる。このようにして、本実施形態の動力伝達装置100においては、タイミングベルト105に付与する張力を適宜調整することができる。
【0031】
したがって、タイミングベルト105が巻き掛けられるゴムロールが接近位置Aと離間位置Bとの間で移動してタイミングベルト105の張力が変化する場合であっても、上記のようにテンションプーリ113を変位させることによってタイミングベルト105に適切な張力を付与することが可能となる。
【0032】
また、本実施形態の動力伝達装置100においては、入力軸となるゴムロール30と電動機101の出力軸102とが近接、離間することでタイミングベルト105の張力が調整されるのではなく、テンションプーリ113が取り付けられた支持アーム112が旋回することによって張力を調整する構成のため、張力調整機構110をコンパクトな構成とすることが可能となる。
【0033】
また、シリンダ114のロッド114aの突出量を調節することによってテンションプーリ113の変位量を任意に定めることができるため、タイミングベルト105に適切な張力を容易に付与することができる。
【0034】
さらに、本実施形態のベルト研磨機1はこのような動力伝達装置100を備えているため、タイミングベルト105に適切な張力を付与することができ動力の伝達ロスを生じさせることなくゴムロール30を高効率で回転させることができる。さらに、動力伝達装置100自体がコンパクトな機構であることから、ベルト研磨機1の省スペース化を図ることが可能となる。
【0035】
以上、本発明の実施形態であるベルト研磨機1及び動力伝達装置100について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、実施形態においては、回転体としてプーリ103、104が、伝動体としてタイミングベルト105が、回転部材としてテンションプーリ113が用いられているが、これらに代えて、回転体としてスプロケットを、伝動体としてチェーンを、回転部材としてテンションスプロケットを用いた構成であってもよい。これによっても実施形態のベルト研磨機1及び動力伝達装置100と同様の作用効果を得ることができる。
また、駆動機構としてはシリンダ114に限定されず、回動シャフト111を回転させるものであれば他の駆動源、例えば電動機等であってもよい。
【符号の説明】
【0036】
1 ベルト研磨機
10 研磨機本体
20 研磨ロール
30 ゴムロール
40 移動機構
100 動力伝達装置
101 電動機
102 出力軸
103 プーリ(回転体)
104 プーリ(回転体)
105 タイミングベルト(伝動体)
110 張力調整機構
111 回動シャフト
112 支持アーム
113 テンションプーリ(回転部材)
114 シリンダ(駆動機構)
114aロッド
W ワーク

【特許請求の範囲】
【請求項1】
互いに平行に配置されるとともに少なくとも一方が移動可能とされる出力軸と入力軸とにそれぞれ回転体を固定し、これら各軸の回転体にループ状の伝動体を巻き掛けて出力軸の回転を入力軸に伝達する動力伝達装置において、
前記出力軸及び入力軸と平行に配置される回動シャフトと、
該回動シャフトからその径方向に延びる支持アームと、
該支持アームの先端部に回転可能に取り付けられ、前記伝動体を巻き掛けるとともに該伝動体をループ内側に向かって押圧する回転部材と、
前記回動シャフトを回転させることで前記支持アームを旋回させる駆動機構とを備えたことを特徴とする動力伝達装置。
【請求項2】
前記駆動機構が前記回動シャフトに回転モーメントを与えるシリンダであることを特徴とする請求項1に記載の動力伝達装置。
【請求項3】
研磨ロールとこれに対向するゴムロールとを備え、表面を研磨すべき帯状のベルトを前記研磨ロールと前記ゴムロールとの間に送り込んで前記ベルトを研磨するベルト研磨機において、
前記ゴムロールが前記研磨ロールに対して離接可能とされ、
前記ゴムロールの回転軸を前記入力軸とした請求項1又は2に記載の動力伝達装置が設けられたことを特徴とするベルト研磨機。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate


【公開番号】特開2010−242938(P2010−242938A)
【公開日】平成22年10月28日(2010.10.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−95041(P2009−95041)
【出願日】平成21年4月9日(2009.4.9)
【出願人】(390004879)三菱マテリアルテクノ株式会社 (201)
【Fターム(参考)】