説明

化合物と使用法

一態様では、本発明は、変数X、X2a、X2b、X2c、R、B、L、E、A及び下付文字nがここで定義される、式(I)の化合物を提供する。別の態様では、本発明は、式(I)の化合物を含む薬学的組成物、並びに、例えば、抗アポトーシス性のBcl−xタンパク質のような、Bcl−2抗アポトーシス性のタンパク質の発現又は過剰発現によって特徴付けられる、疾患及び症状(例えば、癌、血小板血症等)の治療のための式(I)の化合物の使用法を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I

[上式中、
は独立して、C1−6アルキル、C1−6ヘテロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6ハロアルキル及びハロゲンからなる群から選択されるメンバーであり;下付文字nは0から2の整数であり、ここで、nが0の場合、Xは-CH-、-C(H)(R)-又は-C(R)であり;
は-CH-、-C(H)(R)-、-C(R)、-O-、-N(H)-、-N(R)-、-N(C(O)R)-、-N(C(O)OR)-、-N(S(O))-、-N(S(O)R)-、-S-、-S(O)-、-S(O)-からなる群から選択されるメンバーであり、ここで、Rは、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6ハロアルキル、C3−6シクロアルキル及びハロゲンからなる群から選択され;
2a、X2b及びX2cはそれぞれ独立してC(H)、C(R)及びNからなる群から選択され、ここで、X2a及びX2bの少なくとも1つはC(H)又はC(R)であり;ここで、R2は、独立して、-OR、-NR、-SR、-C(O)OR、-C(O)NR、-NRC(O)R、-S(O)、-S(O)R、-S(O)NR、-R、ハロゲン、-CN及び-NOからなる群から選択され、ここで、R及びRは、それぞれ独立して、水素、C1−4アルキル、C2−4アルケニル、C2−4アルキニル、C1−4ハロアルキルからなる群から選択され、又は、R及びRは、それぞれが結合している原子と一緒になって、N、O及びSからなる群から選択される1から2個のヘテロ原子を環の頂点として含む、3から7員環の複素環を組み合わさって形成してもよく;Rは、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル及びC1−6ハロアルキルからなる群から選択され;
Aは、

からなる群から選択されるメンバーであり、
ここで、R3は、独立して、-NR、-OR、-CN、-NO、ハロゲン、-C(O)OR、-C(O)NR、-NRC(O)R、-NRS(O)、-NRS(O)R、-S(O)、S(O)R及び-Rからなる群から選択され、ここで、各部位のR及びRはそれぞれ独立して、水素、C1−4アルキル、C2−4アルケニル、C2−4アルキニル、C1−4ハロアルキル及び-(CH)1−4フェニルからなる群から選択され、又は、R及びRは、又はR及びRはそれぞれが結合している原子と一緒になって、N、O及びSから選択される1から2個のヘテロ原子を環の頂点として含む、3から7員環の複素環を組み合わさって形成してもよく;Rは、C1−4アルキル、C2−4アルケニル、C2−4アルキニル及びC1−4ハロアルキルからなる群から選択され;
Bは、

からなる群から選択されるメンバーであり、
ここで、Yは、N、C(H)又はC(R4a);Xは-N(H)、-N(C1−3アルキル)、O又はSであり;R4aは、存在する場合は、独立して、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C2−4アルケニル、C2−4アルキニル、ハロゲン及び-CNから選択され;R4bは、それぞれの部位で、独立して、-C(O)OR、-C(O)NR、-C(O)R、-NRC(O)R、-NRC(O)NR、-OC(O)NR、-NRC(O)OR、-C(=NOR)NR、-NRC(=NCN)NR、-NRS(O)NR、 -S(O)、-S(O)NR、-N(R)S(O)、-NRC(=NR)NR、-C(=S)NR、-C(=NR)NR、ハロゲン、-NO、及び-CNからなる群から選択され、ここで、それぞれの部位のR及びRは、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−6シクロアルキル、C1−6ハロアルキル、フェニル及び-(CH)1−4-フェニルからなる群から選択されるか、又は、R及びR、又はR及びRは、それぞれが結合している原子と一緒になって、N、O及びSから選択される1から2個のヘテロ原子を環の頂点として含む、3から7員環の複素環を組み合わさって形成してもよく;Rは、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6ハロアルキル、C3−7シクロアルキル、フェニル及び-(CH)1−4フェニルからなる群から選択されるか;又はその代わりに、Rは、

からなる群から選択され、ここで、Rは、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−7シクロアルキル及びC1−6ハロアルキルから選択され;
Lは存在しないか又はC6−10アリーレン-C1−6ヘテロアルキレン、C5−9ヘテロアリーレン-C1−6ヘテロアルキレン、C1−6ヘテロアルキレン、C1−6アルキレン、C1−6ハロアルキレン、C2−6アルケニレン、C2−6アルキニレン、-NH-、-S-及びO-からなる群から選択されるメンバーであり、ここで、L基のアルキレン、アルケニレン、アルキニレン又はヘテロアルキレン部位は、ハロゲン、-R及び=Oからなる群から選択される0から4個のR5a置換基で置換され、L基の芳香部位は、ハロゲン、-OR、-NR、-R、-NO、及びCNからなる群から選択される0から4個のR5b置換基で置換され;ここで、Rは、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6ヘテロアルキル及びC1−6ハロアルキルからなる群から選択され、Lの同一又は異なる原子に結合している任意の2個のR5a置換基は、N、O及びSから選択される1から2個のヘテロ原子を環の頂点として含む、5から7員環の炭素環又は5から7員環の複素環を組み合わさって形成してもよく;ここで、R及びRは、それぞれの部位で、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6ハロアルキルからなる群から選択され、ここで、R及びRは、それぞれが結合している原子と一緒になって、N、O及びSから選択される1から2個のヘテロ原子を環の頂点として含む、3から7員環の複素環を組み合わさって形成してもよく;
Eは水素又はハロゲンであるか;又はその代わりに、Eはフェニル、C5−6ヘテロアリール、C3−7ヘテロシクロアルキル及びC3−7シクロアルキルからなる群から選択され、3から7員環の炭素環、3から7員環の複素環、ベンゼン環及び5から6員の複素芳香環からなる群から独立して選択される1又は2個の環がEに結合してもよく、ここで、E及びEに結合してもよいそれぞれの環は、それぞれ独立して、ハロゲン、-NR、-SR、-OR、-C(O)OR、-C(O)NR、-C(O)R、-NRC(O)R、-OC(O)R、-NRC(O)NR、-OC(O)NR、-NRC(O)OR、-C(=NOR)NR、-NRC(=N-CN)NR、-NRS(O)NR、-S(O)、-S(O)NR、-R、-R、-NO、-N、=O、-CN、-Z-NR、-Z-SR、-Z-OR、-Z-C(O)OR、-Z-C(O)NR、-Z-C(O)R、-Z-NRC(O)R、-Z-OC(O)R、-Z-NRC(O)NR、-Z-OC(O)NR、-Z-NRC(O)OR、-Z-C(=NOR)NR、-Z-NRC(=N-CN)NR、-Z-NRS(O)NR、-Z-S(O)、-Z-S(O)NR、-Z-NO、-Z-N、-Z-R及び-Z-CNからなる群から選択される0から5個のR置換基で置換され;ここで、Zは、C1−6アルキレン、C2−6アルケニレン C2−6アルキニレン、C1−6ヘテロアルキレン、C3−7シクロアルキレン及びC3−7ヘテロシクロアルキレンからなる群から選択され;R及びRはそれぞれ独立して水素、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−7シクロアルキル、C3−7ヘテロシクロアルキル、フェニル及び-(CH)1−4-フェニルからなる群から選択され;RはC1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−7シクロアルキル、C3−7ヘテロシクロアルキル、フェニル及び-(CH)1−4-フェニルからなる群から選択され;それぞれのR置換基中、R及びR又はR及びRは、それぞれが結合している原子と一緒になって、N、O及びSから選択される1から2個のヘテロ原子を環の頂点として含む、3から7員環の複素環を組み合わさって形成してもよく;Rはフェニル、C5−6ヘテロアリール、C3−7ヘテロシクロアルキル及びC3−7シクロアルキルからなる群から選択され、5から7員環の炭素環、5から7員環の複素環、ベンゼン環及び5から6員の複素芳香環からなる群から独立して選択される1又は2個の環がEに結合してもよく、ここで、R及びRに結合してもよいそれぞれの環は、それぞれ独立して、ハロゲン、-NR、-SR、-OR、-C(O)OR、-C(O)NR、-C(O)R、-NRC(O)R、-OC(O)R、-NRC(O)NR、-OC(O)NR、-NRC(O)OR、-C(=NOR)NR、-NRC(=N-CN)NR、-NRS(O)NR、-S(O)、-S(O)NR、-R、-NO、-N、=O、-CN、-Z-NR、-Z-SR、-Z-OR、-Z-C(O)OR、-Z-C(O)NR、-Z-C(O)R、-Z-NRC(O)R、-Z-OC(O)R、-Z-NRC(O)NR、-Z-OC(O)NR、-Z-NRC(O)OR、-Z-C(=NOR)NR、-Z-NRC(=N-CN)NR、-Z-NRS(O)NR、-Z-S(O)、-Z-S(O)NR、-Z-NO、-Z-N及び-Z-CNからなる群から選択される0から5個のR置換基で置換され;ここで、ZはC1−6アルキレン、C2−6アルケニレン、C2−6アルキニレン、C1−6ヘテロアルキレンからなる群から選択され、R及びRはそれぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル及び-(CH)1−4-フェニル、C3−7シクロアルキル及びC3−7ヘテロシクロアルキルから選択され;RはC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−7シクロアルキル、C3−7ヘテロシクロアルキル及び-(CH1−4-フェニルから選択され;それぞれのR置換基中、R及びR、又はR及びRは、それぞれが結合している原子と一緒になって、N、O及びSから選択される1から2個のヘテロ原子を環の頂点として有する、3から7員環の複素環を組み合わさって形成してもよい]
の化合物又はその製薬的に許容可能な塩。
【請求項2】
図1に記載の式I−a、式I−b、式I−c、式I−d、式I−e、式I−f、式I−g、式I−h、式I−i、式I−j、式I−k、式I−m、式I−n、式I−o及び式I−pからなる群から選択される式の化合物である、請求項1の化合物。
【請求項3】
化合物が式I−a

[上式中、
は、存在せず;
は、-CH-、-C(H)(R)-、-C(R)、-O-、-N(H)-、-N(R)-、-N(C(O)R)-、-N(C(O)OR)-、-N(S(O))-、-N(S(O)R)-、-S-、-S(O)-、-S(O)-からなる群から選択され;
Aは、

であり;
Bは、

からなる群から選択されるメンバーであり、
ここで、R4bは、

からなる群から選択される]
の化合物である、請求項2の化合物。
【請求項4】
は-CH-及び-O-である、請求項3の化合物。
【請求項5】
化合物が式I−a

[上式中、
は、存在せず;
は-CH-、-C(H)(R)-、-C(R)、-O-、-N(H)-、-N(R)-、-N(C(O)R)-、-N(C(O)OR)-、-N(S(O))-、-N(S(O)R)-、-S-、-S(O)-、-S(O)- であり;
Aは、

であり、
Bは、

からなる群から選択されるメンバーであり、
ここで、R4bは、-C(O)OR、-C(O)NR、-C(O)R、-NRC(O)R、-NRC(O)NR、-OC(O)NR、-NRC(O)OR、-C(=NOR)NR、-NRC(=NCN)NR、-NRS(O)NR、-S(O)、-S(O)NR、-N(R)S(O)、-NRC(=NR)NR、-C(=S)NR、-C(=NR)NR、ハロゲン、-NO、及び-CNからなる群から選択される]化合物である、
請求項2の化合物。
【請求項6】
は-CH-及び-O-である、請求項5の化合物。
【請求項7】
式Iにおいて、Bは、

であり、ここで、R4aは、存在する場合、ハロゲン及びC1−4アルキルからなる群から選択される、請求項1、2、3又は5の化合物。
【請求項8】
Bは、

である、請求項1、2、3又は5の化合物。
【請求項9】
Lは存在しないか又はC6−10アリーレン-C1−6ヘテロアルキレン、C5−9ヘテロアリーレン-C1−6ヘテロアルキレン、C1−6ヘテロアルキレン、C2−6ヘテロアルケニレン、C1−6アルキレン、C2−6アルケニレン、C2−6アルキニレン及び-O-からなる群から選択される置換基で置換されていてもよく;
Eは、フェニル、C5−6ヘテロアリール、C3−7ヘテロシクロアルキル、C3−7シクロアルキルからなる群から選択される環であり、ここで、5から7員環の複素環、ベンゼン環、又は5から6員の複素芳香環がEに結合してもよく、ここで、E及びEに結合してもよい前記環は、フッ素、塩素、臭素、-NR、-SR、-OR、-C(O)OR、-C(O)NR、-C(O)R、-NRC(O)R、-OC(O)R、-NRC(O)NR、-OC(O)NR、-NRC(O)OR、-S(O)、-S(O)NR、-R、-R、-NO、-N、-CN、-Z-NR、-Z-SR、-Z-OR、-Z-OC(O)NR、-Z-NRC(O)OR、-Z-S(O)、-Z-R and -Z-S(O)NRから選択される、0から5個のR置換基で置換されていてもよく;ここで、Zは、C1−6アルキレン、C2−6アルケニレン、C2−6アルキニレン及びC1−6ヘテロアルキレンからなる群から選択され;R及びRは、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−7シクロアルキル、C3−7ヘテロシクロアルキル、フェニル及び-(CH)1−4-フェニルから選択され;Rは、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−7シクロアルキル、C3−7ヘテロシクロアルキル及び-(CH)1−4-フェニルから選択され;それぞれのR置換基中、R及びR又はR及びRは、それぞれが結合している原子と一緒になって、N、O及びSから選択される1から2個のヘテロ原子を環の頂点として含む、3から7員環の複素環を組み合わさって形成してもよく、-Rは、フェニル、5から6員環の複素芳香環又は5から7員環の複素環であり、ここで、ベンゼン環、5から6員環の複素芳香環又は5から7員環の複素環が、Rに結合してもよく、ここで、R及びRに結合してもよい前記環は、ハロゲン、-NR、-SR、-OR、-OC(O)NR、-NRC(O)OR、-R、-Z-NR、-Z-OC(O)NR、-Z-NRC(O)OR及び-CNからなる群から選択される0から3個のR置換基で置換され;Zは、C1−6アルキレン、C2−6アルケニレン、C2−6アルキニレン及びC1−6ヘテロアルキレンからなる群から選択され、ここで、R及びRは、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−7シクロアルキル及びC3−7ヘテロシクロアルキルから選択され;Rは、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−7シクロアルキル、C3−7ヘテロシクロアルキル及び-(CH1−4-フェニルから選択され;それぞれのR置換基中、R及びR、又はR及びRは、それぞれが結合している原子と一緒になって、N、O及びSから選択される1から2個のヘテロ原子を環の頂点として有する、3から7員環の複素環を組み合わさって形成してもよい、請求項1、2、3、5、7又は8の化合物。
【請求項10】
Lは存在せず、Eはフェニル、ピリジルからなる群から選択され、ここで、ピリミジン-4-オン環、ピリミジン-2-オン環、ベンゼン環、ピリミジン環、ピロール環、ピラゾール環、イミダゾ−ル環、フラン環及びチオフェン環からなる群から選択される環が、Eに結合してもよく、E及びEに結合してもよい環がそれぞれ独立に置換されていてもよい、請求項7の化合物。
【請求項11】
Lは、C1−4アルキレン又はC1−4ヘテロアルキレンである、請求項1、2、3、5、7、8又は9の化合物。
【請求項12】
Lは、

から選択される、請求項1、2、3、5、7、8又は9の化合物。
【請求項13】
Lは存在し、Eは、フェニル、ピリジル、ピリミジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルフォリノ、ピロリジニル、ピロリジニル及びシクロブチルから選択され、ピリジン環、ベンゼン環、ピリミジン−4−オン環、ピリミジン−2−オン環又はジオキソラン環がEに結合してもよく、E及びEに結合してもよい前記環は、フッ素、塩素、-NR、-SR、-S(O)、-OR、-NRC(O)OR、-R、-Z-NR、-Z-NRC(O)OR及び-Rからなる群から選択される0から5個のR置換基で置換されてもよく、ここで、R及びRは、それぞれ独立に水素、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C2−6アルケニレン、C2−6アルキニレン及びC1−6ヘテロアルキレンから選択され;Rは、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−7シクロアルキル、C3−7ヘテロシクロアルキル及び-(CH1−4-フェニルから選択され;それぞれのR置換基中、R及びR、又はR及びRは、N、O及びSから選択される1から2個のヘテロ原子を環の頂点として有する、3から6員環の複素環を組み合わさって形成してもよい、請求項11又は12の化合物。
【請求項14】
Eはフェニルであり、

からなる群から選択される置換されていてもよいR基でメタ又はパラ置換されている、請求項1、2、3、5、7、8又は9の化合物。
【請求項15】
Eは、図2−A及び図2−Bに記載される群から選択される、請求項1、2、3、5、7、8又は9の化合物。
【請求項16】
Eは、図2−C、図2−D、図2−E及び図2−Fに記載される群から選択される、請求項1、2、3、5、7、8又は9の化合物。
【請求項17】
Lは存在せず、Eは水素又はハロゲンである、請求項1、2、3又は5の化合物。
【請求項18】
Lは、それぞれが独立に置換されてもよいC1−6ヘテロアルキレン、C1−6アルキレン、C2−6アルケニレン及びC2−6アルキニレンからなる群から選択され;Eは水素である、請求項1、2、3又は5の化合物。
【請求項19】
Lは、置換されていてもよいC1−4ヘテロアルキレンである、請求項18の化合物。
【請求項20】
前記化合物が表1に記載の群から選択される、請求項1の化合物。
【請求項21】
請求項1の化合物と少なくとも一の製薬的に許容可能な希釈剤、担体又は賦形剤を含む、薬学的組成物。
【請求項22】
中皮腫、膀胱癌、膵臓癌、皮膚癌、頭頸部癌、皮膚又は眼球内黒色腫、卵巣癌、乳癌、子宮癌、卵管癌、子宮内膜癌、子宮頸癌、膣癌、外陰癌、骨癌、卵巣癌、子宮頸癌、結腸癌、直腸癌、肛門部の癌、胃癌、消化管(胃、大腸、十二指腸)、慢性リンパ性白血病、食道癌、小腸癌、内分泌系癌、甲状腺癌、副甲状腺癌、副腎癌、軟部組織肉腫、子宮癌、陰茎癌、精巣癌、肝細胞癌(肝及び胆管)、原発性又は二次性中枢神経系癌、原発性又は二次性脳腫瘍、ホジキン病、慢性又は急性白血病、慢性骨髄白血病、リンパ球性リンパ腫、濾胞性リンパ腫、T細胞又はB細胞起源のリンパ系腫瘍、メラノーマ、多発性メラノーマ、口腔癌、卵巣癌、非小細胞肺癌、前立腺癌、小細胞肺癌、腎臓及び尿管の癌、腎細胞癌、腎盂癌、中枢神経系新生物、原発性中枢神経系白血病、非ホジキン白血病、脊髄軸腫瘍、下垂体腺腫、脳幹グリオーマ、副腎皮質癌、胆嚢癌、脾臓癌、胆管癌、線維肉腫、神経芽腫、網膜芽細胞腫、又はその組み合わせの治療方法において、前記方法が、患者への請求項1の化合物の治療的有効量の投与を含む方法。
【請求項23】
式Iの化合物、又はその薬学的組成物の投与を含む、患者の血小板の過剰、又は望まない活性化によるか、又は結果として起きる疾患又は症状の治療法。
【請求項24】
式Iの化合物、又はその薬学的組成物の治療的有効量の投与により、患者の循環している血小板数を減少させる方法。
【請求項25】
前記疾患又は症状が、本態性血小板血症、真性多血症、M7急性巨核芽球性白血病、再狭窄、心血管疾患、周術期抗血小板物質治療及び器材関連血栓からなる群から選択される、請求項23又は24の方法。
【請求項26】
疾患又は症状を治療するための請求項1の化合物の使用。
【請求項27】
前記疾患又は症状が、本態性血小板血症、真性多血症、M7急性巨核芽球性白血病、再狭窄、心血管疾患、周術期抗血小板物質治療及び器材関連血栓からなる群から選択される、請求項26の使用。
【請求項28】
前記疾患又は症状が、中皮腫、膀胱癌、膵臓癌、皮膚癌、頭頸部癌、皮膚又は眼球内黒色腫、卵巣癌、乳癌、子宮癌、卵管癌、子宮内膜癌、子宮頸癌、膣癌、外陰癌、骨癌、卵巣癌、子宮頸癌、結腸癌、直腸癌、肛門部の癌、胃癌、消化管(胃、大腸、十二指腸)、慢性リンパ性白血病、食道癌、小腸癌、内分泌系癌、甲状腺癌、副甲状腺癌、副腎癌、軟部組織肉腫、子宮癌、陰茎癌、精巣癌、肝細胞癌(肝及び胆管)、原発性又は二次性中枢神経系癌、原発性又は二次性脳腫瘍、ホジキン病、慢性又は急性白血病、慢性骨髄白血病、リンパ球性リンパ腫、濾胞性リンパ腫、T細胞又はB細胞起源のリンパ系腫瘍、メラノーマ、多発性メラノーマ、口腔癌、卵巣癌、非小細胞肺癌、前立腺癌、小細胞肺癌、腎臓及び尿管の癌、腎細胞癌、腎盂癌、中枢神経系新生物、原発性中枢神経系白血病、非ホジキン白血病、脊髄軸腫瘍、下垂体腺腫、脳幹グリオーマ、副腎皮質癌、胆嚢癌、脾臓癌、胆管癌、線維肉腫、神経芽腫、網膜芽細胞腫、又はその組み合わせからなる群から選択される、請求項26の使用。

【公表番号】特表2012−512887(P2012−512887A)
【公表日】平成24年6月7日(2012.6.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−542420(P2011−542420)
【出願日】平成21年12月17日(2009.12.17)
【国際出願番号】PCT/US2009/068400
【国際公開番号】WO2010/080478
【国際公開日】平成22年7月15日(2010.7.15)
【出願人】(509012625)ジェネンテック, インコーポレイテッド (357)
【出願人】(509136460)ザ ウォルター アンド イライザ ホール インスティチュート オブ メディカル リサーチ (3)
【出願人】(300039672)アボット・ラボラトリーズ (4)
【氏名又は名称原語表記】ABBOTT LABORATORIES
【Fターム(参考)】