説明

半導体封止用エポキシ樹脂組成物及び半導体装置

【課題】従来よりも離型剤の添加量を低減して成形性を確保しつつ、難燃性も確保することができる半導体封止用エポキシ樹脂組成物を提供する。
【解決手段】エポキシ樹脂、硬化剤、無機充填材、難燃剤、離型剤を含有し、かつ、ハロゲン及びアンチモンを含有しない半導体封止用エポキシ樹脂組成物に関する。難燃剤として、吸油量が40ml/100g以下の水酸化マグネシウムの表面をカップリング剤で被覆したものを用いる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、各種半導体素子の封止に用いられる半導体封止用エポキシ樹脂組成物、また、この半導体封止用エポキシ樹脂組成物で各種半導体素子を封止して得られる半導体装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
半導体素子等の電子部品の封止用材料として、セラミックや熱硬化性樹脂が一般的に用いられている。このような封止用材料の中でもエポキシ樹脂を用いる封止方法が、経済性と性能のバランスの点で好ましいので、従来より広く行われている。
【0003】
ところで、エポキシ樹脂を用いて封止する場合には、難燃化を図るために、臭素等のハロゲンを含有するハロゲン含有化合物や、三酸化アンチモン等のアンチモン化合物を封止用材料に配合することが行われている。
【0004】
しかし、このような封止用材料が燃焼すると、ハロゲン含有化合物からダイオキシンが発生したり、アンチモン化合物が燃え残ったりして、これらの物質の発ガン性が懸念されている。
【0005】
そこで、最近では、このような有害物質の代わりに、リン化合物や金属水酸化物等が難燃剤として用いられている。そして、このような難燃剤の中でも特に水酸化マグネシウムを配合した封止用材料の開発が進められている(例えば、特許文献1−4参照。)。
【特許文献1】特開2005−171206号公報
【特許文献2】特開2002−30200号公報
【特許文献3】特開2004−307645号公報
【特許文献4】特開2002−265562号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、水酸化マグネシウムを配合した封止用材料であってもなお未解決の問題がある。すなわち、水酸化マグネシウムは耐酸性レベルが低いため、Mgイオンが溶出しやすいという問題がある。そして、このイオンの溶出は、封止された半導体装置の配線間でのマイグレーションの原因となり、このことは、加速試験において故障するまでの時間が短くなることにより実証されている。
【0007】
また、水酸化マグネシウムは、離型剤として用いられるワックスを吸収しやすいため、連続成形性が悪化するという問題がある。この問題は、離型剤の増量により解決できそうにみえるが、離型剤の増量は、難燃性の低下という新たな問題を生じる原因となる。
【0008】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、従来よりも離型剤の添加量を低減して成形性を確保しつつ、難燃性も確保することができる半導体封止用エポキシ樹脂組成物及び半導体装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の請求項1に係る半導体封止用エポキシ樹脂組成物は、エポキシ樹脂、硬化剤、無機充填材、難燃剤、離型剤を含有し、かつ、ハロゲン及びアンチモンを含有しない半導体封止用エポキシ樹脂組成物において、難燃剤として、吸油量が40ml/100g以下の水酸化マグネシウムの表面をカップリング剤で被覆したものを用いて成ることを特徴とするものである。
【0010】
請求項2に係る発明は、請求項1において、水酸化マグネシウムの比表面積が10m/g以下であることを特徴とするものである。
【0011】
請求項3に係る発明は、請求項1又は2において、カップリング剤で被覆した水酸化マグネシウムを硬化剤と溶融混合した後に、エポキシ樹脂、無機充填材、難燃剤、離型剤を配合して成ることを特徴とするものである。
【0012】
本発明の請求項4に係る半導体装置は、請求項1乃至3のいずれかに記載の半導体封止用エポキシ樹脂組成物で半導体素子を封止して成ることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0013】
本発明の請求項1に係る半導体封止用エポキシ樹脂組成物によれば、吸油量が40ml/100g以下の水酸化マグネシウムの表面をカップリング剤で被覆したものを難燃剤として用いることによって、従来よりも離型剤の添加量を低減して成形性を確保することができると共に、有害物質を用いることなく難燃性を確保することができるものである。
【0014】
請求項2に係る発明によれば、流動性を確保することができるものである。
【0015】
請求項3に係る発明によれば、全成分を一度に配合したものに比べて、流動性を高く得ることができるものである。
【0016】
本発明の請求項4に係る半導体装置によれば、製造時においては、吸油量が40ml/100g以下の水酸化マグネシウムの表面をカップリング剤で被覆したものを難燃剤として用いることによって、従来よりも離型剤の添加量を低減して成形性を確保することができると共に、製造後においては、有害物質を用いることなく難燃性を確保することができるものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
【0018】
本発明に係る半導体封止用エポキシ樹脂組成物は、エポキシ樹脂、硬化剤、無機充填材、難燃剤、離型剤を含有し、かつ、ハロゲン及びアンチモンを含有しないものである。
【0019】
本発明においてエポキシ樹脂としては、特に限定されるものではないが、例えば、オルソクレゾールノボラック型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、ジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂、ビスフェノール型エポキシ樹脂等を用いることができる。エポキシ樹脂の配合量は、特に限定されるものではないが、例えば、半導体封止用エポキシ樹脂組成物全量に対して、5〜35重量%に設定することができる。
【0020】
また、本発明において硬化剤としては、特に限定されるものではないが、例えば、フェノールノボラック樹脂、クレゾールノボラック樹脂、フェノールアラルキル樹脂、ナフトールアラルキル樹脂、各種多価フェノール化合物、ナフトール化合物等を用いることができる。エポキシ樹脂と硬化剤との当量比は、0.5〜1.5に設定することができるが、0.8〜1.2に設定するのが好ましい。
【0021】
また、本発明において無機充填材としては、特に限定されるものではないが、例えば、結晶シリカ、溶融シリカ、アルミナ、窒化珪素等を用いることができる。無機充填材の配合量は、特に限定されるものではないが、例えば、半導体封止用エポキシ樹脂組成物全量に対して、60〜92重量%に設定することができる。
【0022】
また、本発明において難燃剤としては、吸油量が40ml/100g以下の水酸化マグネシウムの表面をカップリング剤で被覆したものを用いる。ここで、吸油量が40ml/100g以下の水酸化マグネシウムは、水酸化マグネシウムの形状をコントロールすることによって得ることができるが、市販されているものを用いることができる。また、吸油量は、JIS・K5101に記載された方法によって測定することができる。また、カップリング剤としては、特に限定されるものではないが、例えば、シランカップリング剤等を用いることができ、具体的には、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン等のメルカプトシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン等のグリシドキシシラン、アミノシラン等を用いることができる。そして、吸油量が40ml/100g以下の水酸化マグネシウムの表面をカップリング剤で被覆するにあたっては、まずカップリング剤のエタノール溶液を調製し、次にこの溶液を用いて前記水酸化マグネシウムに湿式処理を施すことによって行うことができる。なお、カップリング剤のエタノール溶液の濃度は、特に限定されるものではないが、例えば、0.5〜10重量%に設定することができる。
【0023】
そして、上記のようにカップリング剤で被覆した水酸化マグネシウムを難燃剤として用いると、次のような効果を得ることができる。すなわち、水酸化マグネシウムの吸油量が40ml/100g以下であるので、離型剤を吸収しにくくなり、成形性を十分に確保することができるものである。また、従来は水酸化マグネシウムに吸収された分の離型剤を追加していたが、本発明では、離型剤は水酸化マグネシウムに吸収されにくいので、従来よりも離型剤の添加量を低減することができるものである。また、この離型剤の添加量の低減により、難燃性の低下を防止することができると共に、有害物質を用いることなく難燃性を確保することができるものである。さらに、水酸化マグネシウムの表面をカップリング剤で被覆しているので、耐酸性レベルを高く得ることができ、Mgイオンの溶出を防止することができるものである。しかし、吸油量が40ml/100gを超えると、上記のような効果を得ることはできないものである。なお、吸油量は30ml/100g以下であることが好ましく、また、吸油量の実質上の下限は20ml/100gである。
【0024】
また、本発明において水酸化マグネシウムの比表面積は10m/g以下(実質上の下限は2.5m/g)であることが好ましい。これにより、半導体封止用エポキシ樹脂組成物の流動性を確保することができるものである。しかし、比表面積が10m/gを超えると、流動性を十分に確保することができないおそれがあり、また、平均粒径が小さくなり、吸油量が多くなるおそれがある。また、水酸化マグネシウムの平均粒径は2μm以下であることが好ましい。最も好ましいのは、平均粒径が0.8〜2μm、比表面積が3〜10m/g、吸油量が20〜35ml/100gの水酸化マグネシウムである。なお、比表面積は、BET法によって測定することができる。
【0025】
また、本発明において離型剤としては、特に限定されるものではないが、例えば、カルナバワックス等を用いることができる。離型剤の添加量は、少量であることが好ましく、例えば、半導体封止用エポキシ樹脂組成物全量に対して、0.5〜5重量%に設定することができる。
【0026】
また、本発明においては、硬化促進剤を半導体封止用エポキシ樹脂組成物に配合することができる。硬化促進剤としては、特に限定されるものではないが、例えば、2−メチルイミダゾール、2−フェニルイミダゾール等のイミダゾール類、トリフェニルホスフィン(TPP)、トリブチルホスフィン、トリメチルホスフィン等の有機ホスフィン類、1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデセン−7(DBU)、トリエタノールアミン、ベンジルジメチルアミン等の第三級アミン等を用いることができる。
【0027】
また、本発明においては、カーボンブラック等の着色剤、エポキシ/ポリエーテル基含有ポリシロキサン等のシリコーン可撓剤等を半導体封止用エポキシ樹脂組成物に添加することができる。
【0028】
そして、本発明に係る半導体封止用エポキシ樹脂組成物は、次のようにして製造することができる。すなわち、上述したエポキシ樹脂、硬化剤、無機充填材、難燃剤、離型剤、その他の成分を配合し、これをミキサーやブレンダー等で均一に混合した後、この混合物をニーダーやロール等で加熱しながら混練する。次にこの混練物を冷却して固化した後、この固化物を粉砕することによって、粉粒状の半導体封止用エポキシ樹脂組成物を得ることができる。
【0029】
また、本発明に係る半導体封止用エポキシ樹脂組成物は、次のようにマスターバッチ化(MB化)して製造するのが好ましい。すなわち、カップリング剤で被覆した水酸化マグネシウムを、100〜120℃に加熱した硬化剤と溶融混合した後に、エポキシ樹脂、無機充填材、難燃剤、離型剤、その他の成分を配合する。次にこの配合物を冷却して固化した後、この固化物を粉砕することによって、粉粒状の半導体封止用エポキシ樹脂組成物を得ることができる。
【0030】
このように、カップリング剤で被覆した水酸化マグネシウムをあらかじめエポキシ樹脂及び硬化剤と溶融混合する場合には、全成分を一度に配合したものに比べて、水酸化マグネシウムをより均一に分散させることができ、封止成形時において流動性を高く得ることができるものである。
【0031】
本発明に係る半導体装置は、上記のようにして得られる半導体封止用エポキシ樹脂組成物で半導体素子を封止成形することによって製造することができる。例えば、IC等の半導体素子を多数搭載したリードフレームをトランスファー成形用金型にセットし、トランスファー成形を行うことによって、半導体素子を半導体封止用エポキシ樹脂組成物で封止した半導体装置を製造することができる。
【0032】
そして、上記のような半導体装置の製造時においては、吸油量が40ml/100g以下の水酸化マグネシウムの表面をカップリング剤で被覆したものを難燃剤として用いることによって、従来よりも離型剤の添加量を低減して成形性を確保することができると共に、製造後においては、有害物質を用いることなく難燃性を確保することができるものである。
【実施例】
【0033】
以下、本発明を実施例によって具体的に説明する。
【0034】
エポキシ樹脂として、オルソクレゾールノボラック型エポキシ樹脂(住友化学(株)製「ESCN 195XL」、エポキシ当量195)を用いた。
【0035】
また、硬化剤として、フェノールノボラック樹脂(荒川化学(株)製「タマノール752」、水酸基当量104)を用いた。
【0036】
また、無機充填材として、溶融シリカである電気化学工業(株)製「FB820」及び(株)アドマテックス製「SO−25R」の混合物(「FB820」:「SO−25R」=9:1(重量比))を用いた。
【0037】
また、難燃剤として、水酸化マグネシウムA(吸油量45ml/100g、比表面積20m/g)、水酸化マグネシウムB(吸油量40ml/100g、比表面積10m/g)、水酸化マグネシウムC(吸油量30ml/100g、比表面積5m/g)の表面をカップリング剤(γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン)で被覆したものを用いた。水酸化マグネシウムA〜Cの表面をカップリング剤で被覆するにあたっては、まずカップリング剤のエタノール溶液(5重量%)を調製し、次にこの溶液を用いて前記水酸化マグネシウムA〜Cに湿式処理を施すことによって行った。なお、下記[表1]中、「水マグA」、「水マグB」、「水マグC」はそれぞれ「水酸化マグネシウムA」、「水酸化マグネシウムB」、「水酸化マグネシウムC」を意味する。
【0038】
また、難燃剤として、ブロム化エポキシ樹脂(住友化学(株)製「ESB400T」、エポキシ当量400)、三酸化アンチモン(東湖産業(株)製「NT−3」)を用いた。
【0039】
また、離型剤として、金型離型用ワックスであるカルナバワックス(大日化学(株)製「F1−100」)を用いた。
【0040】
また、硬化促進剤として、トリフェニルホスフィン(北興化学工業(株)製「TPP」)を用いた。
【0041】
また、着色剤として、カーボンブラック(三菱化学(株)製「40B」)を用いると共に、シリコーン可撓剤として、エポキシ/ポリエーテル基含有ポリシロキサン(東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製「SF8421」)を用いた。
【0042】
そして、実施例1、2及び比較例1〜3の半導体封止用エポキシ樹脂組成物は、次のようにして製造した。すなわち、上述したエポキシ樹脂、硬化剤、無機充填材、難燃剤、離型剤、その他の成分を下記[表1]に示す配合量(重量%)で配合し、これをブレンダーで30分間混合して均一化した後、80℃に加熱したニーダーでこの混合物を加熱しながら混練した。次にこの混練物を冷却して固化した後、この固化物を粉砕機で所定粒度に粉砕することによって、粉粒状の半導体封止用エポキシ樹脂組成物を得た。
【0043】
一方、実施例3の半導体封止用エポキシ樹脂組成物は、次のようにして製造した。すなわち、カップリング剤で被覆した水酸化マグネシウムBを、100〜120℃に加熱した硬化剤と溶融混合した後に、エポキシ樹脂、無機充填材、難燃剤、離型剤、その他の成分を配合した(MB化)。次にこの配合物を冷却して固化した後、この固化物を粉砕することによって、粉粒状の半導体封止用エポキシ樹脂組成物を得た。
【0044】
そして、上記のようにして得た半導体封止用エポキシ樹脂組成物について、次のような試験を行った。
【0045】
(SF:スパイラルフロー)
スパイラルフロー測定用金型を用い、金型温度175℃、注入圧力6.86MPa(70kg/cm)、硬化時間100秒という条件で成形を行った。そして、流動長(cm)を測定することによって、流動性を評価した。
【0046】
(連続成形性)
ミニパッケージ用金型を用いて連続成形を行った。そして、成形を開始してから、型開き時にパッケージが金型に張り付くまでの成形回数(連続成形可能ショット数)を計測することによって、連続成形性を評価した。
【0047】
(難燃性)
UL−94垂直燃焼試験(試料厚1.6mm)に基づいて難燃性を評価した。
【0048】
【表1】

【0049】
上記[表1]にみられるように、実施例1〜3はいずれも成形性及び難燃性を確保することができることが確認される。
【0050】
また、実施例1と実施例2とを対比すると、水酸化マグネシウムの吸油量及び比表面積がより小さい実施例2の方が、離型剤の添加量を低減することができると共に、成形性をより高く得ることができることが確認される。
【0051】
また、実施例1と実施例3とを対比すると、MB化した実施例3の方が、成形性をより高く得ることができることが確認される。
【0052】
一方、比較例1は、成形性及び難燃性を確保することはできるものの、有害物質を用いているので、燃焼すると発ガン性が懸念される。
【0053】
また、比較例2は、水酸化マグネシウムの吸油量及び比表面積が大きいので、成形性を確保することができない上に、離型剤の添加量が多いので、難燃性も確保することができないことが確認される。
【0054】
また、比較例3は、比較例2において離型剤の添加量を低減したものであり、難燃性は確保することができるものの、成形性がさらに低下することが確認される。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
エポキシ樹脂、硬化剤、無機充填材、難燃剤、離型剤を含有し、かつ、ハロゲン及びアンチモンを含有しない半導体封止用エポキシ樹脂組成物において、難燃剤として、吸油量が40ml/100g以下の水酸化マグネシウムの表面をカップリング剤で被覆したものを用いて成ることを特徴とする半導体封止用エポキシ樹脂組成物。
【請求項2】
水酸化マグネシウムの比表面積が10m/g以下であることを特徴とする請求項1に記載の半導体封止用エポキシ樹脂組成物。
【請求項3】
カップリング剤で被覆した水酸化マグネシウムを硬化剤と溶融混合した後に、エポキシ樹脂、無機充填材、難燃剤、離型剤を配合して成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体封止用エポキシ樹脂組成物。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれかに記載の半導体封止用エポキシ樹脂組成物で半導体素子を封止して成ることを特徴とする半導体装置。

【公開番号】特開2007−145959(P2007−145959A)
【公開日】平成19年6月14日(2007.6.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−341234(P2005−341234)
【出願日】平成17年11月25日(2005.11.25)
【出願人】(000005832)松下電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】