説明

多孔性セラミックス発熱体及びその製造方法

本発明の多孔性セラミックス発熱体は、99.00〜99.92wt%の、無機質材料と、粘結剤と、導電性材料と、硬化剤と、結合剤と、分散媒とを混合した混合物に、0.08〜1.00wt%の気泡剤が添加されて混合される。このような構成の多孔性セラミックス発熱体は、セラミックス発熱体に形成した多孔性気泡の結合力が強くなるため、全体として構造が硬化する効果がある。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は多孔性セラミックス発熱体及びその製造方法に関し、特に無機質材料として製鉄所から排出される製鋼スラグ及び高炉スラグをリサイクルして用い、多孔性を持たせるための気泡剤(foaming agent)としてメチルハイドロゲンポリシロキサン(methyl hydrogen polysiloxane)を添加した多孔性セラミックス発熱体、及びこのような原料により低温で多孔性セラミックス発熱体を製造する多孔性セラミックス発熱体の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、多孔性セラミックスは、セラミックスの内部に人工的に多数の気孔を形成したものであって、比重が小さく軽いことから特定の範囲内において軽量の建築材として用いられ、さらに各種のフィルタ、焼成用の具材、脱臭剤、断熱材、防音材、発熱材等の様々な用途で用いられている。
【0003】
このような多孔性セラミックス発熱体及びその製造方法として、従来では次のような多孔性セラミックス発熱体及びその製造方法が通常採用されていた。
【0004】
まず、従来の多孔性セラミックス発熱体は、アルミノケイ酸塩ヒドロゲルと、炭化物、窒化物又は酸化物等のセラミック粉末と、0.1〜0.2%程度のアルミニウム粒子と、界面活性剤である0.4〜0.8%程度のシリコングリコール及びゲル強化剤である1〜4%程度のシリカとを混合してなる混合物である。
【0005】
このような多孔性セラミックス発熱体の製造方法は、粉末状の金属とアルカリ溶液とを反応させた後、前記混合物をアルミン酸塩スラリーに入れ、所望の形状に成形する。
【0006】
すると、前記成形体においては、水素が発生しつつ多孔性セラミックス発熱体となり、後に水で洗浄してアルカリを除去し焼結すると、所望の多孔性セラミックス発熱体が得られる。
【0007】
ところが、このような従来の多孔性セラミックス発熱体は、内部に形成した多数の気孔の結合力が弱く、全体として多孔性セラミックス発熱体構造の機械的強度が弱く、熱を保存する機能が低下してしまうという問題点を有している。
【0008】
また、このような従来の多孔性セラミックス発熱体の製造方法は、多孔性を持たせるために有機物をセラミックススラリーと混合した後、焼成プロセスを経て多孔性を得たものである。
【0009】
ところが、このような多孔性セラミックス発熱体は、高温で加熱した時に、添加した有機性の気泡剤が炭化しながら有毒ガスを発生する。
【0010】
そして、1100℃以上の高い焼結温度の条件と工程の複雑性から、形状の制限と経済面で不利であるという問題点を有している。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明は前記問題点に鑑みなされたものであり、セラミックス発熱体に形成した気孔の結合力を増加させて、全体として機械的強度及び蓄熱性能が向上できる多孔性セラミックス発熱体を提供することを目的とする。
【0012】
また、本発明の他の目的は、低温で前記ような多孔性セラミックス発熱体が製造できる多孔性セラミックス発熱体の製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0013】
前記目的を達成するために、本発明の多孔性セラミックス発熱体は、99.00〜99.92wt%の、無機質材料と、粘結剤(バインダ)と、導電性材料と、硬化剤と、結合剤と、分散媒とを混合した混合物に、0.08〜1.00wt%の気泡剤が添加されて混合される。
【0014】
ここで、前記無機質材料は、製鋼スラグと、高炉スラグと、アルミナと、ムライトと、炭化ケイ素と、炭化チタンと、窒化ケイ素と、窒化アルミニウムと、長石と、ゼオライトと、カオリンと、絹雲母と、滑石と、雲母と、イライトと、パーライトと、蛭石と、海泡石と、珪藻土との少なくとも一つの成分を含んだものであり、前記混合物の40〜66wt%であることが好ましい。
【0015】
また、前記粘結剤はケイ酸ジルコニウムであり、前記混合物の2〜6wt%であることが好ましい。
【0016】
また、前記導電性材料は黒鉛であり、前記混合物の8〜12wt%であることが好ましい。
【0017】
また、前記硬化剤はホウ酸亜鉛と、ホウ酸マンガン及びホウ酸マグネシウムのいずれかであり、前記混合物の3〜33wt%であることが好ましい。
【0018】
また、前記結合剤はアルカリ金属ケイ酸塩であり、前記混合物の16〜37wt%であることが好ましい。
【0019】
また、前記分散媒は水であり、前記混合物の1〜8wt%であることが好ましい。
【0020】
また、前記気泡剤はメチルハイドロゲンポリシロキサンであることが好ましい。
【0021】
また、前記結合剤及び硬化剤は重縮合反応を行うことが好ましい。
【0022】
そして、前記多孔性セラミックス発熱体を製造する方法は、(1)無機質材料と、前記無機質材料に粘結性を持たせる粘結剤と、気泡を形成する気泡剤と、強度増加のための硬化剤とを1次混合する工程と、(2)前記1次混合した混合物が相互結合するようにする結合剤と、前記結合剤に流動性を持たせるための分散媒を添加して2次混合及び混練する工程と、(3)前記2次混合及び混練した混合物をモールドに装入する工程と、(4)前記モールドに装入した混合物を常温で定置して、前記混合物中に気孔を形成する工程と、(5)前記気孔が形成された混合物を1次乾燥する工程と、(6)前記1次乾燥した混合物を前記モールドから脱型させる工程と、及び(7)前記モールドから脱型した前記1次乾燥混合物を2次乾燥する工程と、を含む。
【0023】
ここで、前記1次乾燥温度は30℃〜120℃の範囲であることが好ましい。
【0024】
また、前記2次乾燥温度は80〜350℃の範囲であることが好ましい。
【発明の効果】
【0025】
本発明の多孔性セラミックス発熱体及びその製造方法によれば、次のような効果が得られる。
【0026】
第一に、製鉄所から排出される製鋼スラグと高炉スラグを無機質材料として用いることで、資源のリサイクル及び環境親和の利得が得られる。
【0027】
第二に、セラミックス発熱体中に形成した多孔性気泡の結合力が強くなり、全体の構造が硬化する多孔性セラミックス発熱体を提供することができる。
【0028】
第三に、気泡剤としてメチルハイドロゲンポリシロキサンを用いることで、気泡の生成を促進し、低温での焼成作業時に有害ガスの排出を抑制することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0029】
本発明の多孔性セラミックス発熱体は、99.00〜99.92wt%の、無機質材料と、粘結剤と、導電性材料と、硬化剤と、結合剤と、分散媒とを混合した混合物99.00〜99.92wt%に、0.08〜1.00wt%の気泡剤が添加されて混合されたものである。
【0030】
ここで、前記結合剤と硬化剤は重縮合反応により四面体の構造を有し、この四面体の構造は金属と架橋したり、金属を固定したりしてケイ酸ゲルを形成する。
【0031】
前記無機質材料は、前記混合物を100wt%とした時、この混合物100wt%中に40〜66wt%が含まれた不燃材であり、最終成形物の骨格のための充填物である。
【0032】
この無機質材料は、製鋼スラグ(steel slag)及び高炉スラグ(blast−furnace slag)等の産業副産物や;金属酸化物系のアルミナ(Al)、ムライト(mullite;3Al・2SiO);金属炭化物系の炭化ケイ素(SiC)、炭化チタン(TiC);金属窒化物系の窒化ケイ素(Si)、窒化アルミニウム(AlN);アルカリ土類金属系の長石(feldspar)、ゼオライト(zeolite)、カオリン(kaolin)、絹雲母(sericite)、滑石(talc)、雲母(mica)等と;軽量の材料であるイライト(illite)、パーライト(pearlite)、蛭石(vermiculite)、海泡石(sepiolite)、珪藻土(diatomaceous earth)等を単独又は2種以上混合して用いることができる。
【0033】
特に、本発明において用いられる製鋼スラグと高炉スラグとは、下表1のような成分を含む。この表1は光陽製鉄所(Kwangyang Iron Works of POSCO)から提供したものである。下表の成分中、CaOはアルカリと反応すれば硬化するような潜在水硬性の特性があり、SiO、Al、MnOは遠赤外線を放射する特性があるため、本発明の最終成形物の骨格をなすための原料として用いることが好ましい。
【0034】
【表1】

【0035】
そして、前記製鋼スラグ及び高炉スラグは、その粒度が様々に排出されるが、その中でも粒度が0.2mm以下の大きさを有するものを用いることが好ましい。もし粒度の大きさが0.2mmを超えると、粒子と粒子間の孔隙が大きく形成されて後述する気泡の結合断面積が小さく、外部の圧力に多少弱まる現象が現れ、さらに粒子の比重により気泡力が低下する。
【0036】
前記粘結剤は、前記混合物を100wt%とした時、この混合物100wt%中に2〜6wt%が含まれたケイ酸ジルコニウムであり、これらの粒子間に粘結性を持たせるためのものである。このケイ酸ジルコニウムは、アルカリ金属ケイ酸塩と混合して100℃以上の乾燥温度で気泡が早く成長することを防止する役割と、機械的、熱的強度及び耐化学性を増大させる目的で用いる。そして、ケイ酸ジルコニウムの平均粒度は、粘結性の良い1μm以下のものを用いることが好ましい。
【0037】
前記導電性材料は、前記混合物を100wt%とした時、この混合物100wt%の中に8〜12wt%含まれた黒鉛である。この黒鉛は投入量が増加するほど抵抗値が減少して低電圧でも電流の流れが良いが、摩擦係数が少ないことから、投入し過ぎると結合力が減少して機械的強度が低下するので、8〜12wt%含まれることが好ましい。
【0038】
前記硬化剤は、前記混合物を100wt%とした時、この混合物100wt%中に3〜33wt%が含まれたホウ酸亜鉛、ホウ酸マンガン、ホウ酸マグネシウムのいずれかの成分である。この硬化剤はアルカリ金属ケイ酸塩の硬化反応のためのものであり、平均粒度は0.01〜0.02mmであることが好ましい。
【0039】
前記結合剤は、前記混合物を100wt%とした時、この混合物100wt%中に16〜37wt%が含まれたアルカリケイ酸塩である。このアルカリケイ酸塩は無機質材料を結合するためのものであり、NaO・nSiO[n=2.2〜3.4]・HOのNa−ケイ酸塩、LiO・nSiO[n=2.5〜8.5]・HOのLi−ケイ酸塩、KO・nSiO[n=1.5〜5.1]・HOのK−ケイ酸塩を単独又は併用して用いることができる。ここで、nはモル比を示す。好ましくは、産業現場で汎用的に多用し、1.38(25℃)以上の比重と3.0〜3.4モル比の規格を有した安価のNa−ケイ酸塩である。
【0040】
前記分散媒は、前記混合物を100wt%とした時、この混合物100wt%中に1〜8wt%含まれた水である。
【0041】
前記気泡剤は、反応性のシリコンオイルの一種であるメチルハイドロゲンポリシロキサンであって、繊維撥水剤の原料油、消火器粉末や化粧品用粉体の撥水処理、金属、ガラス、陶磁器、カーボン抵抗器等の表面処理のために用い、加熱や、微量の酸又はアルカリ金属等により水素を発生しながら粘度が漸増してゲル化する特性を有する。従って、前記混合物に添加すると、水素が発生して常温で徐々に気泡が形成されつつ成長するが、全体の成形組成物の体積が5〜60%増加するようになる。そして、このメチルハイドロゲンポリシロキサンは、熱処理プロセスにおいて疏水性のメチル基が水を撥ねるため、最終成形物は撥水性をも有するようになる。
【0042】
このような成分を有した多孔性セラミックス発熱体の製造方法は、図1に示した通りである。
【0043】
図面を参照すれば、前記成分比を有した無機質材料と、粘結剤と、気泡剤と、硬化剤とを1次混合する(S10)。このように混合した混合物が相互結合するように結合剤を入れ、この結合剤に流動性を持たせるために分散媒を添加した後、2次混合する(S20)。そして、この混合物内に気孔が形成されるようにモールドに装入(S30)して常温で定置させる(S40)。このように混合物内に気孔を成長させた後、30〜120℃で1次乾燥する(S50)。そして、前記モールドから脱型(S60)させて80〜350℃で2次乾燥する(S70)。このように1,2次の乾燥プロセスを経れば、混合物内に形成した気孔が骨格を備えるようになる。その後、所望の方向に表面加工や色相をコートするようになる(S80)。
【0044】
このような本発明を実施形態により説明すると次の通りであるが、本発明は下記の実施形態により限定されるものではない。
【0045】
次の実施形態において、物性の項目中、圧縮強度試験はKSF4004、即ち、中空のコンクリートブロックの圧縮強度試験法に基づいた。
【実施例】
【0046】
【表2】

【0047】
前記実施形態のA、B、Cは、気泡剤であるメチルハイドロゲンポリシロキサンの成分だけを変化させたものである。
【0048】
前記実施形態において、A、B、Cの物性項目を参照すると、気泡剤の添加量が増加するほど過剰の気泡が発生して、即ち、平均気孔率が増加して、圧縮強度が低下することが判る。そして、面積抵抗値が急激に高まるが、このことは、気泡剤特有の撥水能力により気孔間の界面が緻密とならないためである。このように面積抵抗値が高い多孔性セラミックス発熱体を暖房発熱体として用いる場合、120ボルト以上の高い電圧値を要する。このため、1.00wt%未満の気泡剤を用いることが好ましい。
【0049】
前記実施形態のD、E、Fは、分散媒である水の成分だけを変化させたものである。
【0050】
前記実施形態のD、E、Fの物性項目を参照すると、水の添加量が増加するほど圧縮強度が低下することが判る。このことは、水の添加によりこれらの組成物の流動性が増加するためである。このため、分散媒としての水は、前記混合物を100%とした時、8wt%未満を添加することが好ましい。
【0051】
図2及び図3は前記実施形態のAについての走査電子顕微鏡写真を示したのである。
【0052】
写真を参照すると、前記実施形態のAの成分比による多孔性セラミックス発熱体は、相互連結した気孔を有し、平均気孔の大きさが20μmで気孔の大きさガが一様であることが確認できる。そして、平均気孔率は48%であるが、これは1−(多孔性セラミックス発熱体の密度/原料粒子の密度)により算出されたものである。
【0053】
このような多孔性セラミックス発熱体は、上述した構成成分で前記製造方法により製造すれば、従来の高温加熱時における有機性の気泡剤による有毒ガスの発生が無くなり、かつ低温の焼結温度及び工程の簡素化から、安価で様々な形状の多孔性セラミックス発熱体を製造することができる。
【産業上の利用可能性】
【0054】
上述したように、本発明の多孔性セラミックス発熱体及びその製造方法は、発熱材、断熱材、防音材等軽量の建築材を作製する分野等において有効に用いられる。
【図面の簡単な説明】
【0055】
【図1】本発明の一実施形態に係る多孔性セラミックス発熱体の製造方法を順次示したフローチャートである。
【図2】同多孔性セラミックス発熱体を走査電子顕微鏡により2000倍に拡大して撮影した写真である。
【図3】同多孔性セラミックス発熱体を走査電子顕微鏡により250倍に拡大して撮影した写真である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
99.00〜99.92wt%の、無機質材料と、粘結剤と、導電性材料と、硬化剤と、結合剤と、分散媒とを混合した混合物に、0.08〜1.00wt%の気泡剤が添加されて混合されたことを特徴とする多孔性セラミックス発熱体。
【請求項2】
前記無機質材料は、製鋼スラグと、高炉スラグと、アルミナと、ムライトと、炭化ケイ素と、炭化チタンと、窒化ケイ素と、窒化アルミニウムと、長石と、ゼオライトと、カオリンと、絹雲母と、滑石と、雲母と、イライトと、パーライトと、蛭石と、海泡石と、珪藻土との少なくとも一つの成分を含んだものであり、前記混合物の40〜66wt%であることを特徴とする請求項1記載の多孔性セラミックス発熱体。
【請求項3】
前記粘結剤はケイ酸ジルコニウムであり、前記混合物の2〜6wt%であることを特徴とする請求項1記載の多孔性セラミックス発熱体。
【請求項4】
前記導電性材料は黒鉛であり、前記混合物の8〜12wt%であることを特徴とする請求項1記載の多孔性セラミックス発熱体。
【請求項5】
前記硬化剤はホウ酸亜鉛と、ホウ酸マンガン及びホウ酸マグネシウムのいずれかであり、前記混合物の3〜33wt%であることを特徴とする請求項1記載の多孔性セラミックス発熱体。
【請求項6】
前記結合剤はアルカリ金属ケイ酸塩であり、前記混合物の16〜37wt%であることを特徴とする請求項1記載の多孔性セラミックス発熱体。
【請求項7】
前記分散媒は水であり、前記混合物の1〜8wt%であることを特徴とする請求項1記載の多孔性セラミックス発熱体。
【請求項8】
前記気泡剤はメチルハイドロゲンポリシロキサンであることを特徴とする請求項1記載の多孔性セラミックス発熱体。
【請求項9】
前記結合剤及び硬化剤は、重縮合反応を行うことを特徴とする請求項1記載の多孔性セラミックス発熱体。
【請求項10】
多孔性セラミックス発熱体の製造方法であって、
無機質材料と、前記無機質材料に粘結性を持たせる粘結剤と、気泡を形成する気泡剤と、強度増加のための硬化剤とを1次混合する工程と、
前記1次混合した混合物が相互結合するようにする結合剤と、前記結合剤に流動性を持たせるための分散媒を添加して2次混合及び混練する工程と、
前記2次混合及び混練した混合物をモールドに装入する工程と、
前記モールドに装入した混合物を常温で定置して、前記混合物中に気孔を形成する工程と、
前記気孔が形成された混合物を1次乾燥する工程と、
前記1次乾燥した混合物を前記モールドから脱型させる工程と、及び
前記モールドから脱型した前記1次乾燥した混合物を2次乾燥する工程と、
を含むことを特徴とする多孔性セラミックス発熱体の製造方法。
【請求項11】
前記1次乾燥温度は、30〜120℃の範囲であることを特徴とする請求項10記載の多孔性セラミックス発熱体の製造方法。
【請求項12】
前記2次乾燥温度は、80〜350℃の範囲であることを特徴とする請求項10記載の多孔性セラミックス発熱体の製造方法。

【公表番号】特表2007−528331(P2007−528331A)
【公表日】平成19年10月11日(2007.10.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−509249(P2005−509249)
【出願日】平成16年9月24日(2004.9.24)
【国際出願番号】PCT/KR2004/002502
【国際公開番号】WO2006/016730
【国際公開日】平成18年2月16日(2006.2.16)
【出願人】(505029610)ウィッシュ ウィン カンパニー リミテッド (1)
【出願人】(505029621)
【出願人】(505029632)
【Fターム(参考)】