排気システム用スナップ作動弁
筒状排気管路の内側に配置するための、排気圧作動受動弁アセンブリが、完全に閉鎖された位置と完全に開放された位置との間で回転するように、偏心心棒に枢設される。付勢要素が、弁フラップを完全に閉鎖された位置に向けさせる。弁フラップは、排気管路の内部表面を使用して、完全に閉鎖された位置および完全に開放された位置での停止を規定することができるような形状である。付勢要素配置と併せた弁フラップ形状は、フラップが、完全に開放された位置において管路の長手軸と実質的に平行になることを可能とし、これによって、管路における背圧を最小限にする。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車排気システム用弁配置に関する。より詳細には、本教示は、排気管路用受動フラッパ弁に関する。
【背景技術】
【0002】
多くの排気システムは、エンジン速度の増加によって排気圧が増加するにつれて管路を通る排気流の特性を変えるために、能動弁アセンブリおよび受動弁アセンブリの双方を使用しようと試みてきた。能動弁は、ソレノイドなどの特定の作動要素を必要とし費用が増大する。受動弁は、弁が関連する管路における排気流の圧力を利用している。
【0003】
従来から、より安価な受動弁ですら、弁が開いているときに不所望な背圧の問題を引起こす。当該技術において、全体として管路の内側で利用することが可能であって、比較的安価であり、不所望な背圧を最小限にする完全に開放された位置をとることができる受動弁配置が必要であると考えられている。
【発明の概要】
【0004】
それゆえ、筒状排気管路の内側に配置するための排気圧作動弁アセンブリは、排気管路の湾曲部分と実質的に一致する第1弓状端部および第2弓状端部と、第1弓状端部と第2弓状端部との間に延在し、弁フラップと管路の内部表面との間にクリアランスを提供する第1直線状端部および第2直線状端部と、を有する弁フラップを含む。長手軸周りに弁フラップを排気管路に枢結させるように構成されてなる心棒が、弁フラップの不均等な表面積が心棒の両側に位置するように、第1弓状端部と第2弓状端部との間で弁フラップに結合される。心棒はさらに、心棒の一端部に、排気管路の外部に位置付けられるように構成される突出部を有する。付勢要素が、排気管路と心棒突出部との間に結合するように構成されてなり、弁フラップを閉鎖位置に向けて付勢するように動作して、弁フラップの第1弓状端部および第2弓状端部は、排気管路の湾曲部分と接触する。排気圧が、管路内で弁フラップを完全に開放された位置に押しやるような、付勢要素の付勢力に打ち克つ大きさであると、弁フラップの第1直線状端部および第2直線状端部は、弁管路の内部表面と接触し、管路の長手軸と実質的に平行になる。
【0005】
開示される教示のさらなる態様において、内燃エンジン排気システム用マフラが、外殻ならびに該外殻の対向する端部を閉鎖する入力ヘッダおよび出力ヘッダを有する筐体と、筐体を第1チャンバおよび第2チャンバに分割する、筐体内部の隔壁とを有する。隔壁は、少なくとも1つの開口を有し、開口を通して、第1チャンバと第2チャンバとの間の流体連通をもたらす。貫通パイプが、入力ヘッダおよび出力ヘッダならびに隔壁を通って延在し、貫通パイプと第1チャンバとの間の流体連通を可能とする第1の複数の穿孔と、貫通パイプと第2チャンバとの間の流体連通を可能とする第2の複数の穿孔とを有する。弁フラップを有する弁アセンブリが、第1の複数の貫通パイプ穿孔と第2の複数の貫通パイプ穿孔との間の貫通パイプ内部に位置付けられる。弁フラップは、弁フラップの第1周囲部分が貫通パイプの内部表面と接触している完全に閉鎖された位置と、弁フラップの面が貫通パイプの長手軸と実質的に平行であり、弁フラップの第2周囲部分が貫通パイプの内部表面と接触している完全に開放された位置との間で、管と枢結する心棒周りに回転する。
【0006】
開示される教示のさらなる態様において、筒状管路の内側に配置するための流体流圧作動弁アセンブリが、弁フラップであって、該フラップが完全に閉鎖された位置にあるとき、管路の内部表面と接触するように構成される第1周囲部分と、完全に開放された位置において管路の内部表面と接触する第2周囲部分とを有する、弁フラップを含む。心棒が、心棒の長手軸周りに弁フラップを管路に枢結させるように構成されてなり、心棒は、弁フラップの表面積に対して非対称的に弁フラップに結合し、心棒は、管路の外側に位置付けられるように構成される突出部を有する。付勢要素が、管路と突出部との間に結合されるように構成されてなり、弁フラップを完全に閉鎖された位置に向けて付勢するように動作する。
【0007】
開示される教示の目的および特徴は、図面と併せて詳細な説明を読めば、明らかとなるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1A】管路を通る流体流を制御する弁であって、閉鎖位置にあり、開示される教示に従って配置される弁の側面図である。
【図1B】管路を通る流体流を制御する弁であって、閉鎖位置にあり、開示される教示に従って配置される弁の端面図である。
【図2A】15°の開放位置にある、図1Aおよび図1Bの弁の側面図である。
【図2B】15°の開放位置にある、図1Aおよび図1Bの弁の端面図である。
【図3A】30°の開放位置にある、図1Aおよび図1Bの弁の側面図である。
【図3B】30°の開放位置にある、図1Aおよび図1Bの弁の端面図である。
【図4A】完全に開放された位置にある、図1Aおよび図1Bの弁の側面図である。
【図4B】完全に開放された位置にある、図1Aおよび図1Bの弁の端面図である。
【図5A】本教示に従う第1弁心棒配置の側面図である。
【図5B】本教示に従う第1弁心棒配置の端面図である。
【図6A】本教示に従う第2弁心棒配置の側面図である。
【図6B】本教示に従う第2弁心棒配置の端面図である。
【図7】弁が完全に閉鎖された位置に置かれたときに、弁フラップと接触する管が、管の実質的に完全な閉塞を達成するように変えられている、図1Aおよび図1Bの弁の端面図である。
【図8】本教示に従う図1Aおよび図1Bの弁が配置された排気マフラの側断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1A〜図4Bを参照して、弁フラップが種々の動作位置にある弁アセンブリの側面図および端面図が、弁アセンブリが位置付けられる管路の側面図および端面図において示される。これらの図の間で同じ要素には、同じ最後の2つの指示数字が付されている。
【0010】
排気管路102は、ばねアンカ104と、弁ばね106と、外部レバーアーム108と、弁フラップ110と、弁支持シャフトすなわち心棒112と、心棒112から突出したバネ取付けアーム114とを有する、スナップ作動弁100を含む。
【0011】
弁フラップ110は、管路102の内部弓状表面と実質的に一致する、第1および第2弓状端部を有する。またフラッパ110は、フラップが図1Aおよび図1Bに示される閉鎖位置にあるとき、フラッパ110と管路102の内部表面との間にクリアランス120,122を提供する、直線状側端部116,118を有する。付勢要素すなわちばね106は、管路102上のアンカ点104と、外部レバーアーム108の取付け点114との間に延在する。ばね106は、図1Aに示される閉鎖位置に向けてフラップ110を付勢する。完全に閉鎖された位置にあるとき、フラップ110は、管路102の長手軸に垂直に延在する面に対して90°以外の角度で存在する。管路102の垂直断面に対するフラップの角度は、Aに指定される。
【0012】
動作中、排気圧は、図1A〜図4Bに見られるように、左からフラップ110上に及ぶ。排気圧がばね106の付勢力に打ち克つほど充分であるとき、フラップ110は心棒112周りを回転し始める。弁フラップ110のトルクは、ばねの軸と心棒112との間の距離dを乗じた付勢ばね力によって決定される。ばね力は、弁フラップが開放し、ばね106が延伸するにつれ、増加する。しかし、弁が開放するにつれて、dはより短くなり、結果として、ばねの長手軸が、「オーバセンタ」位置に近づくにつれて、すなわち、心棒112の長手軸との交点に近づくにつれて、トルクはゼロに近づくことになる。図4Aおよび図4Bにおいて参照符号410で示される、弁フラップがこのようにほぼオーバセンタに位置付けられることによって結果として、フラップは、完全に開放された位置にあるとき、実質的に水平な位置にあることになる。この位置付けは、弁が完全に開放された位置にあるとき、管路における背圧を最小限にする。加えて、管路それ自身は、完全に閉鎖された位置および完全に開放された位置の双方において、弁フラップに停止機構を与えることに留意すべきである。完全に閉鎖された位置において、フラップ114の弓状端部は、管路102の内部表面と接触して停止位置を規定する。反対に、完全に開放された位置にあるとき、図4Aおよび図4Bに示されるように、フラップ410はその側方直線状端部(図1Bの参照符号116,118)を利用して、管路402の内部表面と接触し、それによってフラップ410の完全に開放された位置のための停止位置を与える。
【0013】
ばねがオーバセンタ状態に近づくように弁フラップを回転させることは、完全に開放された位置での弁のより容易な維持ももたらすことになる。
【0014】
図5Aおよび図5Bは、ここに開示される弁アセンブリとの使用に適した第1の心棒配置を示す。弁フラップ510が、フラップ510の面について非対称的に置かれる心棒512周りに管路502内で回転する。付勢ばね506が、アンカ点504とレバーアーム508上の取付け点514との間に延在する。図5Bからわかるように、適切な開口を介して管路502に軸受支持される心棒512は、図5Bに示されるように、その最左端部にてある程度までしか延在しておらず、心棒512とばね506との間にクリアランスを提供する。このクリアランスによって、ばねは、ほぼオーバセンタまで進み、排気流圧が有意に低下するまで、その位置を保持する。その時点で、弁フラップは閉鎖位置にパチンと閉まる。レバーアーム508は、別個に取付け可能な要素として、または心棒512の一体化した突出部のいずれかとして、心棒512から突出する。
【0015】
図6Aおよび図6Bは、開示される弁アセンブリとの使用のための、代わりの心棒配置を示す。この配置において、心棒612は、ばね606が完全な伸張位置にあるとき、ばね606の最終位置と交差するのに充分な距離まで、管路の外方に延在する。ゆえに、この配置において、ばね606は、完全に開放された位置が達成されたとき、心棒612と接触し、心棒612を包み込む。この配置によって、ばね606は心棒612を包み込むので、排気流圧がばね力に打ち克つことができないレベルにまで低下するとすぐに、ばねはフラップ610を閉鎖位置にまで引っ張る。
【0016】
図7は、弁フラップが完全に閉鎖された位置に置かれたときの、開示される弁アセンブリによる排気管路のほぼ完全な閉鎖の達成への1つのアプローチを示す。図7からわかるように、図1Bの120,122などのクリアランス領域は、弁フラップ710の全体の周囲形状とほぼ一致するように管路700の側部を平坦にすることによって、実質的に除去される。部分724および部分726は、弁フラップ710の直線状第1および第2端部とほぼ平行となるような、管路700の平坦領域である。もちろん、回転時に弁フラップのジャミングを防止するために、弁フラップ710の直線状端部と管路壁724,726との間のクリアランスが存在しなければならないことは、当業者にとって明白であろう。
【0017】
開示される弁アセンブリの例となる用途は、図8に示されるような自動車排気システムマフラ用である。
【0018】
マフラ800は、入力ヘッダ810および出力ヘッダ812によって入力端部および出力端部にて閉鎖される、実質的に円筒形の外殻818から成る筺体を有する。隔壁814が、マフラチャンバ824,826を外殻818の両側に規定する位置にて、外殻818に付着される。隔壁814は加えて、マフラ800の内側でチャンバ824とチャンバ826との間の流体連通を可能にする、少なくとも1つの開口820,822を有する。任意で、吸音材料816が内部マフラチャンバの1つまたは双方に置かれてもよい。
【0019】
入力ヘッダ810、隔壁814および出力ヘッダ812を通過することによってマフラ800中に延在するのは、貫通パイプ802である。管802は、管802の入力部が、管802を囲繞するマフラチャンバ824と流体連通することを可能とする第1の複数の穿孔806を有する。管802は、管802を囲繞するチャンバ826から管802までの流体連通を可能とする第2の複数の穿孔808を、出力端部に有する。
【0020】
管802の第1セットの穿孔と第2セットの穿孔との間に、図1A〜図4Bと併せて以前に記載されるように配置される弁アセンブリ100が位置付けられる。ゆえに、弁アセンブリ100の閉鎖位置において、排気は、図8に見られるように管802の入力端部828にてマフラ800に入り、穿孔806を通って、チャンバ824において管を囲繞する吸音材料816内に流れる。排気はその後、第1チャンバ824から、隔壁814の開口820,822を介して、第2チャンバ826に流れる。最後に、排気は、図8からわかるように、第2チャンバ826から、穿孔808を通って貫通パイプ802に流れ、管802の出口端部830から流出する。
【0021】
排気圧が付勢ばね106の力に打ち克つほど充分に高いとき、弁フラップ110は管802内でほぼ水平の位置に開き、ほとんどの排ガスについて、第1および第2チャンバ、ならびにそれらと関連する吸音材料を本質的に回避させる。フラップ110は完全に開放された位置において図8で実質的に水平であるので、マフラ800における背圧を最小限にする。
【0022】
本発明は、例示のためだけに開示された実施形態の詳細な説明と併せて記載されている。本発明の範囲および精神は、添付の特許請求の範囲の適切な解釈から決定されるべきである。
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車排気システム用弁配置に関する。より詳細には、本教示は、排気管路用受動フラッパ弁に関する。
【背景技術】
【0002】
多くの排気システムは、エンジン速度の増加によって排気圧が増加するにつれて管路を通る排気流の特性を変えるために、能動弁アセンブリおよび受動弁アセンブリの双方を使用しようと試みてきた。能動弁は、ソレノイドなどの特定の作動要素を必要とし費用が増大する。受動弁は、弁が関連する管路における排気流の圧力を利用している。
【0003】
従来から、より安価な受動弁ですら、弁が開いているときに不所望な背圧の問題を引起こす。当該技術において、全体として管路の内側で利用することが可能であって、比較的安価であり、不所望な背圧を最小限にする完全に開放された位置をとることができる受動弁配置が必要であると考えられている。
【発明の概要】
【0004】
それゆえ、筒状排気管路の内側に配置するための排気圧作動弁アセンブリは、排気管路の湾曲部分と実質的に一致する第1弓状端部および第2弓状端部と、第1弓状端部と第2弓状端部との間に延在し、弁フラップと管路の内部表面との間にクリアランスを提供する第1直線状端部および第2直線状端部と、を有する弁フラップを含む。長手軸周りに弁フラップを排気管路に枢結させるように構成されてなる心棒が、弁フラップの不均等な表面積が心棒の両側に位置するように、第1弓状端部と第2弓状端部との間で弁フラップに結合される。心棒はさらに、心棒の一端部に、排気管路の外部に位置付けられるように構成される突出部を有する。付勢要素が、排気管路と心棒突出部との間に結合するように構成されてなり、弁フラップを閉鎖位置に向けて付勢するように動作して、弁フラップの第1弓状端部および第2弓状端部は、排気管路の湾曲部分と接触する。排気圧が、管路内で弁フラップを完全に開放された位置に押しやるような、付勢要素の付勢力に打ち克つ大きさであると、弁フラップの第1直線状端部および第2直線状端部は、弁管路の内部表面と接触し、管路の長手軸と実質的に平行になる。
【0005】
開示される教示のさらなる態様において、内燃エンジン排気システム用マフラが、外殻ならびに該外殻の対向する端部を閉鎖する入力ヘッダおよび出力ヘッダを有する筐体と、筐体を第1チャンバおよび第2チャンバに分割する、筐体内部の隔壁とを有する。隔壁は、少なくとも1つの開口を有し、開口を通して、第1チャンバと第2チャンバとの間の流体連通をもたらす。貫通パイプが、入力ヘッダおよび出力ヘッダならびに隔壁を通って延在し、貫通パイプと第1チャンバとの間の流体連通を可能とする第1の複数の穿孔と、貫通パイプと第2チャンバとの間の流体連通を可能とする第2の複数の穿孔とを有する。弁フラップを有する弁アセンブリが、第1の複数の貫通パイプ穿孔と第2の複数の貫通パイプ穿孔との間の貫通パイプ内部に位置付けられる。弁フラップは、弁フラップの第1周囲部分が貫通パイプの内部表面と接触している完全に閉鎖された位置と、弁フラップの面が貫通パイプの長手軸と実質的に平行であり、弁フラップの第2周囲部分が貫通パイプの内部表面と接触している完全に開放された位置との間で、管と枢結する心棒周りに回転する。
【0006】
開示される教示のさらなる態様において、筒状管路の内側に配置するための流体流圧作動弁アセンブリが、弁フラップであって、該フラップが完全に閉鎖された位置にあるとき、管路の内部表面と接触するように構成される第1周囲部分と、完全に開放された位置において管路の内部表面と接触する第2周囲部分とを有する、弁フラップを含む。心棒が、心棒の長手軸周りに弁フラップを管路に枢結させるように構成されてなり、心棒は、弁フラップの表面積に対して非対称的に弁フラップに結合し、心棒は、管路の外側に位置付けられるように構成される突出部を有する。付勢要素が、管路と突出部との間に結合されるように構成されてなり、弁フラップを完全に閉鎖された位置に向けて付勢するように動作する。
【0007】
開示される教示の目的および特徴は、図面と併せて詳細な説明を読めば、明らかとなるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1A】管路を通る流体流を制御する弁であって、閉鎖位置にあり、開示される教示に従って配置される弁の側面図である。
【図1B】管路を通る流体流を制御する弁であって、閉鎖位置にあり、開示される教示に従って配置される弁の端面図である。
【図2A】15°の開放位置にある、図1Aおよび図1Bの弁の側面図である。
【図2B】15°の開放位置にある、図1Aおよび図1Bの弁の端面図である。
【図3A】30°の開放位置にある、図1Aおよび図1Bの弁の側面図である。
【図3B】30°の開放位置にある、図1Aおよび図1Bの弁の端面図である。
【図4A】完全に開放された位置にある、図1Aおよび図1Bの弁の側面図である。
【図4B】完全に開放された位置にある、図1Aおよび図1Bの弁の端面図である。
【図5A】本教示に従う第1弁心棒配置の側面図である。
【図5B】本教示に従う第1弁心棒配置の端面図である。
【図6A】本教示に従う第2弁心棒配置の側面図である。
【図6B】本教示に従う第2弁心棒配置の端面図である。
【図7】弁が完全に閉鎖された位置に置かれたときに、弁フラップと接触する管が、管の実質的に完全な閉塞を達成するように変えられている、図1Aおよび図1Bの弁の端面図である。
【図8】本教示に従う図1Aおよび図1Bの弁が配置された排気マフラの側断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1A〜図4Bを参照して、弁フラップが種々の動作位置にある弁アセンブリの側面図および端面図が、弁アセンブリが位置付けられる管路の側面図および端面図において示される。これらの図の間で同じ要素には、同じ最後の2つの指示数字が付されている。
【0010】
排気管路102は、ばねアンカ104と、弁ばね106と、外部レバーアーム108と、弁フラップ110と、弁支持シャフトすなわち心棒112と、心棒112から突出したバネ取付けアーム114とを有する、スナップ作動弁100を含む。
【0011】
弁フラップ110は、管路102の内部弓状表面と実質的に一致する、第1および第2弓状端部を有する。またフラッパ110は、フラップが図1Aおよび図1Bに示される閉鎖位置にあるとき、フラッパ110と管路102の内部表面との間にクリアランス120,122を提供する、直線状側端部116,118を有する。付勢要素すなわちばね106は、管路102上のアンカ点104と、外部レバーアーム108の取付け点114との間に延在する。ばね106は、図1Aに示される閉鎖位置に向けてフラップ110を付勢する。完全に閉鎖された位置にあるとき、フラップ110は、管路102の長手軸に垂直に延在する面に対して90°以外の角度で存在する。管路102の垂直断面に対するフラップの角度は、Aに指定される。
【0012】
動作中、排気圧は、図1A〜図4Bに見られるように、左からフラップ110上に及ぶ。排気圧がばね106の付勢力に打ち克つほど充分であるとき、フラップ110は心棒112周りを回転し始める。弁フラップ110のトルクは、ばねの軸と心棒112との間の距離dを乗じた付勢ばね力によって決定される。ばね力は、弁フラップが開放し、ばね106が延伸するにつれ、増加する。しかし、弁が開放するにつれて、dはより短くなり、結果として、ばねの長手軸が、「オーバセンタ」位置に近づくにつれて、すなわち、心棒112の長手軸との交点に近づくにつれて、トルクはゼロに近づくことになる。図4Aおよび図4Bにおいて参照符号410で示される、弁フラップがこのようにほぼオーバセンタに位置付けられることによって結果として、フラップは、完全に開放された位置にあるとき、実質的に水平な位置にあることになる。この位置付けは、弁が完全に開放された位置にあるとき、管路における背圧を最小限にする。加えて、管路それ自身は、完全に閉鎖された位置および完全に開放された位置の双方において、弁フラップに停止機構を与えることに留意すべきである。完全に閉鎖された位置において、フラップ114の弓状端部は、管路102の内部表面と接触して停止位置を規定する。反対に、完全に開放された位置にあるとき、図4Aおよび図4Bに示されるように、フラップ410はその側方直線状端部(図1Bの参照符号116,118)を利用して、管路402の内部表面と接触し、それによってフラップ410の完全に開放された位置のための停止位置を与える。
【0013】
ばねがオーバセンタ状態に近づくように弁フラップを回転させることは、完全に開放された位置での弁のより容易な維持ももたらすことになる。
【0014】
図5Aおよび図5Bは、ここに開示される弁アセンブリとの使用に適した第1の心棒配置を示す。弁フラップ510が、フラップ510の面について非対称的に置かれる心棒512周りに管路502内で回転する。付勢ばね506が、アンカ点504とレバーアーム508上の取付け点514との間に延在する。図5Bからわかるように、適切な開口を介して管路502に軸受支持される心棒512は、図5Bに示されるように、その最左端部にてある程度までしか延在しておらず、心棒512とばね506との間にクリアランスを提供する。このクリアランスによって、ばねは、ほぼオーバセンタまで進み、排気流圧が有意に低下するまで、その位置を保持する。その時点で、弁フラップは閉鎖位置にパチンと閉まる。レバーアーム508は、別個に取付け可能な要素として、または心棒512の一体化した突出部のいずれかとして、心棒512から突出する。
【0015】
図6Aおよび図6Bは、開示される弁アセンブリとの使用のための、代わりの心棒配置を示す。この配置において、心棒612は、ばね606が完全な伸張位置にあるとき、ばね606の最終位置と交差するのに充分な距離まで、管路の外方に延在する。ゆえに、この配置において、ばね606は、完全に開放された位置が達成されたとき、心棒612と接触し、心棒612を包み込む。この配置によって、ばね606は心棒612を包み込むので、排気流圧がばね力に打ち克つことができないレベルにまで低下するとすぐに、ばねはフラップ610を閉鎖位置にまで引っ張る。
【0016】
図7は、弁フラップが完全に閉鎖された位置に置かれたときの、開示される弁アセンブリによる排気管路のほぼ完全な閉鎖の達成への1つのアプローチを示す。図7からわかるように、図1Bの120,122などのクリアランス領域は、弁フラップ710の全体の周囲形状とほぼ一致するように管路700の側部を平坦にすることによって、実質的に除去される。部分724および部分726は、弁フラップ710の直線状第1および第2端部とほぼ平行となるような、管路700の平坦領域である。もちろん、回転時に弁フラップのジャミングを防止するために、弁フラップ710の直線状端部と管路壁724,726との間のクリアランスが存在しなければならないことは、当業者にとって明白であろう。
【0017】
開示される弁アセンブリの例となる用途は、図8に示されるような自動車排気システムマフラ用である。
【0018】
マフラ800は、入力ヘッダ810および出力ヘッダ812によって入力端部および出力端部にて閉鎖される、実質的に円筒形の外殻818から成る筺体を有する。隔壁814が、マフラチャンバ824,826を外殻818の両側に規定する位置にて、外殻818に付着される。隔壁814は加えて、マフラ800の内側でチャンバ824とチャンバ826との間の流体連通を可能にする、少なくとも1つの開口820,822を有する。任意で、吸音材料816が内部マフラチャンバの1つまたは双方に置かれてもよい。
【0019】
入力ヘッダ810、隔壁814および出力ヘッダ812を通過することによってマフラ800中に延在するのは、貫通パイプ802である。管802は、管802の入力部が、管802を囲繞するマフラチャンバ824と流体連通することを可能とする第1の複数の穿孔806を有する。管802は、管802を囲繞するチャンバ826から管802までの流体連通を可能とする第2の複数の穿孔808を、出力端部に有する。
【0020】
管802の第1セットの穿孔と第2セットの穿孔との間に、図1A〜図4Bと併せて以前に記載されるように配置される弁アセンブリ100が位置付けられる。ゆえに、弁アセンブリ100の閉鎖位置において、排気は、図8に見られるように管802の入力端部828にてマフラ800に入り、穿孔806を通って、チャンバ824において管を囲繞する吸音材料816内に流れる。排気はその後、第1チャンバ824から、隔壁814の開口820,822を介して、第2チャンバ826に流れる。最後に、排気は、図8からわかるように、第2チャンバ826から、穿孔808を通って貫通パイプ802に流れ、管802の出口端部830から流出する。
【0021】
排気圧が付勢ばね106の力に打ち克つほど充分に高いとき、弁フラップ110は管802内でほぼ水平の位置に開き、ほとんどの排ガスについて、第1および第2チャンバ、ならびにそれらと関連する吸音材料を本質的に回避させる。フラップ110は完全に開放された位置において図8で実質的に水平であるので、マフラ800における背圧を最小限にする。
【0022】
本発明は、例示のためだけに開示された実施形態の詳細な説明と併せて記載されている。本発明の範囲および精神は、添付の特許請求の範囲の適切な解釈から決定されるべきである。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
筒状排気管路の内側に配置するための排気圧作動弁アセンブリにおいて、
排気管路の湾曲部分と実質的に一致する第1弓状端部および第2弓状端部と、第1弓状端部と第2弓状端部との間に延在し、弁フラップと管路の内部表面との間にクリアランスを提供する、第1直線状端部および第2直線状端部とを有する弁フラップと、
長手軸周りに弁フラップを排気管路に枢結させるように構成されてなる心棒であって、弁フラップの不均等な表面積が心棒の両側に位置するように、第1弓状端部と第2弓状端部との間で弁フラップに結合し、心棒の一端部に、排気管路の外部に位置付けられるように構成される突出部を有する、心棒と、
排気管路と心棒突出部との間に結合するように構成されてなる付勢要素であって、弁フラップを閉鎖位置に向けて付勢するように動作して、弁フラップの第1弓状端部および第2弓状端部が、排気管路の湾曲部分と接触する、付勢要素と、
を有し、
排気圧が、管路内で弁フラップを完全に開放された位置に押しやるような、付勢要素の付勢力に打ち克つ大きさであると、弁フラップの第1直線状端部および第2直線状端部は、弁管路の内部表面と接触し、管路の長手軸と実質的に平行になることを特徴とする弁アセンブリ。
【請求項2】
弁フラップの完全に開放された位置において、付勢要素が心棒の長手軸とほぼ交差することを特徴とする請求項1記載の弁アセンブリ。
【請求項3】
付勢要素がばねを含むことを特徴とする請求項1記載の弁アセンブリ。
【請求項4】
付勢要素がばねを含むことを特徴とする請求項2記載の弁アセンブリ。
【請求項5】
弁フラップが、排気管路の長手軸に対して垂直な直線と鋭角に交差することを特徴とする請求項1記載の弁アセンブリ。
【請求項6】
突出部が心棒と一体形成されることを特徴とする請求項1記載の弁アセンブリ。
【請求項7】
弁フラップが完全に開放された位置にあるとき、ばねが心棒と接触することを特徴とする請求項1記載の弁アセンブリ。
【請求項8】
弁フラップが完全に開放された位置にあるとき、ばねが心棒に触れずに心棒を過ぎることを特徴とする請求項1記載の弁アセンブリ。
【請求項9】
内燃エンジン排気システム用マフラにおいて、
外殻ならびに該外殻の対向する端部を閉鎖する入力ヘッダおよび出力ヘッダを有する筐体と、
筐体の内部を第1チャンバおよび第2チャンバに分割する、筐体内部の隔壁であって、少なくとも1つの開口を有し、開口を通して、第1チャンバと第2チャンバとの間の流体連通をもたらす隔壁と、
入力ヘッダおよび出力ヘッダならびに隔壁を通って延在する貫通パイプであって、貫通パイプと第1チャンバとの間の流体連通を可能とする第1の複数の穿孔と、貫通パイプと第2チャンバとの間の流体連通を可能とする第2の複数の穿孔とを有する貫通パイプと、
弁フラップを有する、第1の複数の貫通パイプ穿孔と第2の複数の貫通パイプ穿孔との間の貫通パイプ内部に位置付けられる弁アセンブリであって、弁フラップの第1周囲部分が貫通パイプの内部表面と接触している完全に閉鎖された位置と、弁フラップの面が貫通パイプの長手軸と実質的に平行であり、弁フラップの第2周囲部分が貫通パイプの内部表面と接触している完全に開放された位置との間で、管と枢結する心棒周りに回転する弁アセンブリと、
を有することを特徴とするマフラ。
【請求項10】
第1チャンバおよび第2チャンバに位置付けられる吸音材料をさらに有することを特徴とする請求項9記載のマフラ。
【請求項11】
完全に閉鎖された位置にある弁フラップが、貫通パイプの長手軸と鋭角に交差することを特徴とする請求項9記載のマフラ。
【請求項12】
弁フラップを完全に閉鎖された位置に向けさせる付勢要素であって、貫通パイプと心棒との間で貫通パイプの外部に備えられる付勢要素をさらに有することを特徴とする請求項9記載のマフラ。
【請求項13】
排気圧が付勢要素の力に打ち克つほど充分に高いときはいつでも、貫通パイプの排気圧が弁フラップを完全に開放された位置に向けさせることを特徴とする請求項12記載のマフラ。
【請求項14】
筒状管路の内側に配置するための流体流圧作動弁アセンブリにおいて、
弁フラップであって、該弁フラップが完全に閉鎖された位置にあるとき、管路の内部表面と接触するように構成される第1周囲部分と、完全に開放された位置において管路の内部表面と接触する第2周囲部分とを有する、弁フラップと、
長手軸周りに弁フラップを管路に枢結させるように構成されてなる心棒であって、弁フラップの表面に対して非対称的に弁フラップに結合し、管路の外側に位置付けられるように構成される突出部を有する、心棒と、
管路と突出部との間に結合するように構成されてなる付勢要素であって、弁フラップを完全に閉鎖された位置に向けて付勢するように動作する、付勢要素とを有することを特徴とする弁アセンブリ。
【請求項15】
第1周囲部分は、弁フラップが完全に閉鎖された位置にあるとき、管路の内部表面と実質的に一致し、管路の内部表面と接触する、第1弓状端部および第2弓状端部を有し、
第2周囲部分は、弁フラップが完全に閉鎖された位置にあるとき、第1弓状端部と第2弓状端部との間に延在し、かつ、弁フラップと管路の内部表面との間にクリアランスを提供する、第1直線状端部および第2直線状端部を有することを特徴とする請求項14記載の弁アセンブリ。
【請求項1】
筒状排気管路の内側に配置するための排気圧作動弁アセンブリにおいて、
排気管路の湾曲部分と実質的に一致する第1弓状端部および第2弓状端部と、第1弓状端部と第2弓状端部との間に延在し、弁フラップと管路の内部表面との間にクリアランスを提供する、第1直線状端部および第2直線状端部とを有する弁フラップと、
長手軸周りに弁フラップを排気管路に枢結させるように構成されてなる心棒であって、弁フラップの不均等な表面積が心棒の両側に位置するように、第1弓状端部と第2弓状端部との間で弁フラップに結合し、心棒の一端部に、排気管路の外部に位置付けられるように構成される突出部を有する、心棒と、
排気管路と心棒突出部との間に結合するように構成されてなる付勢要素であって、弁フラップを閉鎖位置に向けて付勢するように動作して、弁フラップの第1弓状端部および第2弓状端部が、排気管路の湾曲部分と接触する、付勢要素と、
を有し、
排気圧が、管路内で弁フラップを完全に開放された位置に押しやるような、付勢要素の付勢力に打ち克つ大きさであると、弁フラップの第1直線状端部および第2直線状端部は、弁管路の内部表面と接触し、管路の長手軸と実質的に平行になることを特徴とする弁アセンブリ。
【請求項2】
弁フラップの完全に開放された位置において、付勢要素が心棒の長手軸とほぼ交差することを特徴とする請求項1記載の弁アセンブリ。
【請求項3】
付勢要素がばねを含むことを特徴とする請求項1記載の弁アセンブリ。
【請求項4】
付勢要素がばねを含むことを特徴とする請求項2記載の弁アセンブリ。
【請求項5】
弁フラップが、排気管路の長手軸に対して垂直な直線と鋭角に交差することを特徴とする請求項1記載の弁アセンブリ。
【請求項6】
突出部が心棒と一体形成されることを特徴とする請求項1記載の弁アセンブリ。
【請求項7】
弁フラップが完全に開放された位置にあるとき、ばねが心棒と接触することを特徴とする請求項1記載の弁アセンブリ。
【請求項8】
弁フラップが完全に開放された位置にあるとき、ばねが心棒に触れずに心棒を過ぎることを特徴とする請求項1記載の弁アセンブリ。
【請求項9】
内燃エンジン排気システム用マフラにおいて、
外殻ならびに該外殻の対向する端部を閉鎖する入力ヘッダおよび出力ヘッダを有する筐体と、
筐体の内部を第1チャンバおよび第2チャンバに分割する、筐体内部の隔壁であって、少なくとも1つの開口を有し、開口を通して、第1チャンバと第2チャンバとの間の流体連通をもたらす隔壁と、
入力ヘッダおよび出力ヘッダならびに隔壁を通って延在する貫通パイプであって、貫通パイプと第1チャンバとの間の流体連通を可能とする第1の複数の穿孔と、貫通パイプと第2チャンバとの間の流体連通を可能とする第2の複数の穿孔とを有する貫通パイプと、
弁フラップを有する、第1の複数の貫通パイプ穿孔と第2の複数の貫通パイプ穿孔との間の貫通パイプ内部に位置付けられる弁アセンブリであって、弁フラップの第1周囲部分が貫通パイプの内部表面と接触している完全に閉鎖された位置と、弁フラップの面が貫通パイプの長手軸と実質的に平行であり、弁フラップの第2周囲部分が貫通パイプの内部表面と接触している完全に開放された位置との間で、管と枢結する心棒周りに回転する弁アセンブリと、
を有することを特徴とするマフラ。
【請求項10】
第1チャンバおよび第2チャンバに位置付けられる吸音材料をさらに有することを特徴とする請求項9記載のマフラ。
【請求項11】
完全に閉鎖された位置にある弁フラップが、貫通パイプの長手軸と鋭角に交差することを特徴とする請求項9記載のマフラ。
【請求項12】
弁フラップを完全に閉鎖された位置に向けさせる付勢要素であって、貫通パイプと心棒との間で貫通パイプの外部に備えられる付勢要素をさらに有することを特徴とする請求項9記載のマフラ。
【請求項13】
排気圧が付勢要素の力に打ち克つほど充分に高いときはいつでも、貫通パイプの排気圧が弁フラップを完全に開放された位置に向けさせることを特徴とする請求項12記載のマフラ。
【請求項14】
筒状管路の内側に配置するための流体流圧作動弁アセンブリにおいて、
弁フラップであって、該弁フラップが完全に閉鎖された位置にあるとき、管路の内部表面と接触するように構成される第1周囲部分と、完全に開放された位置において管路の内部表面と接触する第2周囲部分とを有する、弁フラップと、
長手軸周りに弁フラップを管路に枢結させるように構成されてなる心棒であって、弁フラップの表面に対して非対称的に弁フラップに結合し、管路の外側に位置付けられるように構成される突出部を有する、心棒と、
管路と突出部との間に結合するように構成されてなる付勢要素であって、弁フラップを完全に閉鎖された位置に向けて付勢するように動作する、付勢要素とを有することを特徴とする弁アセンブリ。
【請求項15】
第1周囲部分は、弁フラップが完全に閉鎖された位置にあるとき、管路の内部表面と実質的に一致し、管路の内部表面と接触する、第1弓状端部および第2弓状端部を有し、
第2周囲部分は、弁フラップが完全に閉鎖された位置にあるとき、第1弓状端部と第2弓状端部との間に延在し、かつ、弁フラップと管路の内部表面との間にクリアランスを提供する、第1直線状端部および第2直線状端部を有することを特徴とする請求項14記載の弁アセンブリ。
【図1A】
【図1B】
【図2A】
【図2B】
【図3A】
【図3B】
【図4A】
【図4B】
【図5A】
【図5B】
【図6A】
【図6B】
【図7】
【図8】
【図1B】
【図2A】
【図2B】
【図3A】
【図3B】
【図4A】
【図4B】
【図5A】
【図5B】
【図6A】
【図6B】
【図7】
【図8】
【公表番号】特表2010−521615(P2010−521615A)
【公表日】平成22年6月24日(2010.6.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−553559(P2009−553559)
【出願日】平成19年11月2日(2007.11.2)
【国際出願番号】PCT/US2007/023118
【国際公開番号】WO2008/115212
【国際公開日】平成20年9月25日(2008.9.25)
【出願人】(505318721)テネコ オートモティブ オペレーティング カンパニー インコーポレイテッド (62)
【氏名又は名称原語表記】Tenneco Automotive Operating Company Inc.
【住所又は居所原語表記】500 North Field Drive,Lake Forest,Illinois,The United States of America
【Fターム(参考)】
【公表日】平成22年6月24日(2010.6.24)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年11月2日(2007.11.2)
【国際出願番号】PCT/US2007/023118
【国際公開番号】WO2008/115212
【国際公開日】平成20年9月25日(2008.9.25)
【出願人】(505318721)テネコ オートモティブ オペレーティング カンパニー インコーポレイテッド (62)
【氏名又は名称原語表記】Tenneco Automotive Operating Company Inc.
【住所又は居所原語表記】500 North Field Drive,Lake Forest,Illinois,The United States of America
【Fターム(参考)】
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