説明

携帯端末及びプログラム

【課題】スケジュールと異なる子供等の利用者の通過ログを検出した場合、家族に自動通知すること。
【解決手段】ある地点の通過情報を得る非接触カード制御部11と、非接触カード制御部11からある地点の通過情報を得て通過ログ情報を記録する通過ログ記録部12と、通過監視情報を無線で通知する通知手段19、20、21と、通過パターンを登録する通過パターン登録部15と、ある地点の通過を監視する通過監視部18とを備え、通過パターン登録部15は、一定期間の同一通過パターンの通過時刻の平均値に規定の遅延許容時間を足した値を通過点監視時刻として登録し、通過監視部18は、通過点監視時刻になった時に、現時点で記録されている前記通過ログ情報と前記通過パターンとを比較して、前記通過ログがなかった場合に、通知手段19、20、21でアラーム通知を行う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、非接触カード(ICカード)機能と通過検出機能を内蔵した携帯電話のような通信が可能で携帯が可能な情報処理装置である携帯端末に関する。
【0002】
通過検出機能を持つ携帯端末を保持している利用者(例えば、子供)が一人で電車を乗り継いでいる場合、家族は行動を把握して、異常な行動にでた場合は、速めに通知してほしいという要望があった。
【背景技術】
【0003】
従来の携帯電話では、ICカード(例えば、モバイルSuica(登録商標))機能を使うことにより、携帯端末で駅の改札を通ることを検出し、その通過検出時にメールを送信することが可能だった(特許文献1参照)。
【0004】
また、携帯端末で駅の自動改札の通過時に、経路検索を行って目的地への到着予定時刻をメールで送信するものがあった。(特許文献2参照)。
【特許文献1】特開2005−292940号公報
【特許文献2】特開2004−229210号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の携帯端末では、通過検出時にメールを送信していたのでは、メールの受信者は毎回メールをチェックする必要があり、さらには、異常な行動に出た場合の検出が遅れるという課題があった。
【0006】
本発明はこのような従来の課題を解決し、通過監視機能を実装することにより、利用者が一人で電車を乗り継いでいる場合、スケジュールと異なる通過ログを検出した場合にのみ、家族に自動通知できるようにすることを目的する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
図1は本発明の携帯端末の説明図である。図1中、11はIC(非接触)カード制御部、12は通過ログ記録部、13は通過監視情報生成部、14はスケジュール編集部、15は通過パターン登録部、16はキー入力部、17は表示操作、18は通過監視部、19は無線制御部、20はメール送受信部、21は通話制御部である。
【0008】
本発明は、上記従来の課題を解決するため、次のように構成した。
【0009】
(1)ある地点の通過情報を得る非接触カード制御部11と、前記非接触カード制御部11から前記ある地点の通過情報を得て通過ログ情報を記録する通過ログ記録部12と、通過監視情報を無線で通知する通知手段19、20、21と、通過パターンを登録する通過パターン登録部15と、ある地点の通過を監視する通過監視部18とを備え、前記通過パターン登録部15は、一定期間の同一通過パターンの通過時刻の平均値に規定の遅延許容時間を足した値を通過点監視時刻として登録し、前記通過監視部18は、通過点監視時刻になった時に、現時点で記録されている前記通過ログ情報と前記通過パターンとを比較して、前記通過ログがなかった場合に、前記通知手段19、20、21でアラーム通知を行う。このため、携帯端末の利用者(例えば、子ども)が一人で電車を乗り継いでいる場合、スケジュールと異なる通過ログを検出した場合、家族に自動通知することができる。
【0010】
(2):前記(1)の携帯端末において、ある地点の通過を監視する通過監視情報生成部13を備え、前記通過監視情報生成部13は、前記通過ログ記録部12で収集した一定期間の通過ログ情報をもとに、同一通過パターンの通過時刻の平均値を算出する。このため、同一通過パターン(例えば、ある駅の改札)の一定期間の通過時刻の平均値を自動で算出することができる。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば次のような効果がある。
【0012】
(1)通過パターン登録部で、一定期間の同一通過パターンの通過時刻の平均値に規定の遅延許容時間を足した値を通過点監視時刻として登録し、通過監視部で、通過点監視時刻になった時に、現時点で記録されている通過ログ情報と通過パターンとを比較して、前記通過ログがなかった場合に、通知手段でアラーム通知を行うため、携帯端末の利用者(例えば、子ども)が一人で電車を乗り継いでいる場合で、スケジュールと異なる通過ログを検出した場合、家族に自動通知することができる。
【0013】
(2):通過監視情報生成部で、通過ログ記録部で収集した一定期間の通過ログ情報をもとに、同一通過パターンの通過時刻の平均値を算出するため、同一通過パターン(例えば、ある駅の改札)の一定期間の通過時刻の平均値を自動で算出することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
(1):携帯端末(装置)の説明
図1は携帯端末の説明図である。図1において、携帯端末1には、ICカード制御部11、通過ログ記録部12、通過監視情報生成部13、スケジュール編集部14、通過パターン登録部15、キー入力部16、表示操作17、通過監視部18、無線制御部19、メール送受信部20、通話制御部21が設けてある。
【0015】
ICカード制御部11は、非接触型ICカード読み取り装置があるゲートの入退場あるいは改札通過時、携帯端末に内蔵された非接触型ICカードがかざされた(近づけた)時点で、非接触型ICカードと非接触型ICカード読み取り装置との間でゲートや改札の入退場や通過に必要なチケット情報や定期の区間情報の通信の制御を行うための非接触カード制御部(手段)である。
【0016】
通過ログ記録部12は、ICカード制御部11から得られる一定期間(例えば、1ヶ月)、ゲートや改札の通過ログを収集して、通過ログ情報(例えば、年月日、曜日、時刻、通過改札駅識別、方向)として記録する通過ログ記録手段である。
【0017】
通過監視情報生成部13は、一定期間、通過ログ情報が収集された時点で、通過ログ情報のパターン分析を自動的に行う通過監視情報生成手段(機能)である。これは収集要素(例えば、曜日)を元に、収集ログ情報のパターン分析を行うものである。例えば、火曜に、同じ通過改札駅識別で同じ方向の通過ログを検索して、その時刻範囲の差分を分析する。その時刻範囲が、一定の許容以内(例えば、30分)の場合、同一パターンとするものである。同一パターンが検出された場合、その時刻範囲の平均値を算出するとともに、パターン名称を付与する。パターン名称は、自動もしくは手動入力が可能となる。収集要素をいろいろと変化させて、通過ログを分析することにより、パターン情報を自動生成することが可能となる。
【0018】
スケジュール編集部14は、例えば、塾に行かない日を登録し非監視とする等のスケジュール編集手段である。
【0019】
通過パターン登録部15は、スケジュールの登録の後に、通過監視機能として、通過監視情報生成部で生成されたパターン情報の中から、スケジュールに最適なパターン名称を選択して、スケジュールにパターン名称として登録し、さらに、その時間以上遅延した場合に、アラーム通知(例えば、自動メール)する許容時間を、スケジュールに登録する通過パターン登録手段(機能)である。この登録により、通過監視機能が起動される。キー入力部16は、情報を入力する入力手段である。表示操作17は、情報の表示を行う表示手段である。
【0020】
通過監視部18は、スケジュールの参照を行い、スケジュールに登録されている通過監視パターンから通過監視時刻を求めタイマーに設定し、通過監視時刻になった時、通過ログ情報を参照し、同一パターンの通過ログの記録をチェックする。そして、もしも、通過ログの記録が無い場合、あらかじめ設定してある電話にアラーム通知、もしくは自動メール発信を行う通過監視手段(機構)である。無線制御部19は、電話やメール発信の無線制御を行う無線制御手段である。メール送受信部20は、メールで遅延許容時間以内に通過点を通過していないことを家族に自動通知するための送受信手段である。通話制御部21は、電話で遅延許容時間以内に通過点を通過していないことを家族に自動通知するための電話制御手段である。
【0021】
(2):通過監視情報生成機能の説明
通過監視情報生成部13では、一定期間収集した通過ログ情報をもとに、収集要素(例えば、曜日)を元に、収集ログ情報のパターン分析を行い、同一通過パターンの通過時刻範囲の平均値を算出するとともに、パターン名称を付与して、通過監視を行うためのパターン情報として蓄積することを可能とするものである。
【0022】
例えば、携帯電話に通過監視情報生成機能を追加し、最初は、1ヶ月、通過ログを収集して、例えば、年月日、曜日、時刻、通過改札駅識別、方向(通過ログ情報)として記録する。1ヶ月通過ログ情報が収集された時点で、通過ログ情報のパターン分析を自動的に行う。例えば、曜日等の収集要素を元に、収集ログ情報のパターン分析を行う。例えば、火曜に、同じ通過改札駅識別で同じ方向の通過ログを検索して、その時刻範囲の差分を分析する。その時刻範囲が、一定の許容以内(例えば、30分)の場合、同一パターンとする。同一パターンが検出された場合、その時刻範囲の平均値を算出するとともに、パターン名称を付与する。パターン名称は、自動もしくはキー入力部16から手動入力が可能となる。収集要素をいろいろと変化させて、通過ログを分析することにより、パターン情報を自動生成することも可能となる。
【0023】
図2は通過監視情報生成処理フローチャートである。以下、図2の処理S1〜S7に従って説明する。
【0024】
S1:通過ログ記録部12は、ICカード制御部11から得られる一定期間(例えば、1ヶ月)、改札の通過ログを収集して、通過ログ情報(例えば、年月日、曜日、時刻、通過改札駅識別、方向)として記録し、処理S2に移る。
【0025】
S2:通過ログ記録部12は、収集期間(例えば、1ヶ月)が経過したかどうか判断する。この判断で収集期間が経過していれば処理S3に移り、経過していなければ処理S1に戻る。
【0026】
S3:通過監視情報生成部13は、通過ログ情報のパターン分析を開始し、処理S4に移る。
【0027】
S4:通過監視情報生成部13は、収集要素(例えば、曜日)を元にパターンを分析し、処理S5に移る。例えば、通過ログ情報から火曜日の通過駅、通過方向、時間範囲、時刻差分(パターン情報)を集計する。
【0028】
S5:通過監視情報生成部13は、時刻差分が許容範囲以内(例えば、30分)どうか判断する。この判断で、時刻差分が許容範囲以内であれば処理S6に移り、許容範囲以内でなかった場合はこの処理を終了する。
【0029】
S6:通過監視情報生成部13は、時刻平均を算出し(この例では、15時05分)、処理S7に移る。
【0030】
S7:通過監視情報生成部13は、パターン名称(この例では、火曜塾登校)を付け、この処理を終了する。なお、パターン名称は、キー入力部16から手動入力をすることもできる。
【0031】
(3):通過監視パターン登録機能の説明
通過パターン登録部15では、通過監視情報生成部13で生成したパターンデータ(パターン情報)を、スケジュール帳に登録することにより、通過点監視を行うための比較パターン情報と、通過点監視時刻の設定を可能とするものである。
【0032】
携帯電話に通過パターン登録機能(通過パターン登録部15)を追加し、スケジュールの登録の後に、通過監視機能として、通過監視情報生成部13で生成されたパターン情報の中から、スケジュールに最適なパターン名称を選択して、スケジュールにパターン名称として登録する。さらに、その時間以上遅延した場合に、アラーム通知(例えば、自動メール)する許容時間を、スケジュールに登録(スケジュール帳の作成)する。この登録により、通過監視機能が起動される。
【0033】
図3は通過パターン登録処理フローチャートである。以下、図3の処理S11〜S16に従って説明する。
【0034】
S11:スケジュール編集部12は、キー入力部16からの手動入力を受けスケジュール(例えば、塾に行かない監視が不要な日等)の登録を行い、処理S12に移る。
【0035】
S12:通過パターン登録部15は、通過監視機能の登録かどうか判断する。この判断で、通過監視機能の登録の場合は処理S13に移り、通過監視機能の登録でない場合はこの処理を終了する。
【0036】
S13:通過パターン登録部15は、ユーザが指示したパターン情報を選択し、処理S14に移る。
【0037】
S14:通過パターン登録部15は、パターン名称を登録し、処理S15に移る。この登録は、パターン情報のパターン名称を使用できるが、別にキー入力部16からの手動入力を行うこともできる。
【0038】
S15:通過パターン登録部15は、遅延許容時間の登録を行い、処理S16に移る。この遅延許容時間(この例では30分)は、キー入力部16からの手動入力を行うものであるが、後で変更することも可能である。
【0039】
S16:通過パターン登録部15は、通過監視機能の起動を行い、この処理を終了する。
【0040】
(4):通過点監視機能の説明
通過監視部18が行う通過点監視機能として、スケジュール帳に登録されている通過平均時刻と遅延許容時間を足した値を使って、通過点監視時刻(通過ログ監視時刻)を求め、その通過点監視時刻になった時に、現時点で記録されている通過ログ情報と通過監視用のパターンを比較して、通過ログがなかった場合には、あらかじめ設定してある電話にアラーム通知、もしくは自動メール発信を行うことを可能とするものである。
【0041】
すなわち、携帯電話に設けた通過監視機能(通過監視部18)では、スケジュールの参照を行い、スケジュールに登録されている通過監視パターンから通過監視時刻を求めタイマーに設定する。そして、通過監視時刻になった時、通過ログ情報を参照し、同一パターンの通過ログの記録をチェックする。ここで、もしも、通過ログの記録が無い場合、あらかじめ設定してある電話にアラーム通知、もしくは自動メール発信を行う。これにより、遅延許容時間以内に通過点を通過していないことが、家族に自動通知されることになる。
【0042】
図4は通過点監視処理フローチャートである。以下、図4の処理S21〜S26に従って説明する。
【0043】
S21:通過監視部18は、スケジュール帳の参照を行い、処理S22に移る。
【0044】
S22:通過監視部18は、スケジュール帳に設定してあるパターン名称をもとに、通過ログ監視時刻(通過点監視時刻)を設定し、処理S23に移る。ここで通過ログ監視時刻は、スケジュール帳の通過平均時刻と遅延許容時間を足した値とする(この例では15時35分)。
【0045】
S23:通過監視部18は、通過点監視時刻(この例では15時35分)かどうかを判断する。この判断で、通過点監視時刻の場合は処理S24に移り、通過点監視時刻でない場合はその時刻まで待つ。
【0046】
S24:通過監視部18は、監視日の通過ログ情報を参照し、処理S25に移る。
【0047】
S25:通過監視部18は、同一パターンの通過ログがあるかどうか判断する。この判断で、同一パターンの通過ログがある場合は処理S21に戻り、ない場合は処理S26に移る。
【0048】
S26:通過監視部18は、予め設定してある電話番号にアラーム通知を自動発信(もしくは自動メール発信)を行い、この処理を終了する。
【0049】
このように、通過監視機能を実装することにより、利用者(たとえば子ども)が一人で電車を乗り継いでいる場合、スケジュールと異なる通過ログを検出した場合にのみ、家族に自動通知することが可能となる。
【0050】
(5):プログラムインストールの説明
ICカード制御部11、通過ログ記録部12、通過監視情報生成部13、スケジュール編集部14、通過パターン登録部15、表示操作17、通過監視部18、無線制御部19、メール送受信部20、通話制御部21等はプログラムで構成でき、主制御部(CPU)が実行するものであり、主記憶に格納されているものである。このプログラムは、携帯可能なコンピュータ(情報処理装置)で処理されるものである。このコンピュータは、主制御部、主記憶、ファイル装置、表示装置等の出力装置、入力装置などのハードウェアで構成されている。
【0051】
このコンピュータに、本発明のプログラムをインストールする。このインストールは、フロッピィ、光磁気ディスク等の可搬型の記録(記憶)媒体に、これらのプログラムを記憶させておき、コンピュータが備えている記録媒体に対して、アクセスするためのドライブ装置を介して、或いは、LAN等のネットワークを介して、コンピュータに設けられたファイル装置にインストールされる。
【図面の簡単な説明】
【0052】
【図1】本発明の携帯端末の説明図である。
【図2】本発明の通過監視情報生成処理フローチャートである。
【図3】本発明の通過パターン登録処理フローチャートである。
【図4】本発明の通過点監視処理フローチャートである。
【符号の説明】
【0053】
11 IC(非接触)カード制御部
12 通過ログ記録部
13 通過監視情報生成部
14 スケジュール編集部
15 通過パターン登録部
16 キー入力部
17 表示操作
18 通過監視部
19 無線制御部
20 メール送受信部
21 通話制御部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ある地点の通過情報を得る非接触カード制御部と、
前記非接触カード制御部から前記ある地点の通過情報を得て通過ログ情報を記録する通過ログ記録部と、
通過監視情報を無線で通知する通知手段と、
通過パターンを登録する通過パターン登録部と、
ある地点の通過を監視する通過監視部とを備え、
前記通過パターン登録部は、一定期間の同一通過パターンの通過時刻の平均値に規定の遅延許容時間を足した値を通過点監視時刻として登録し、
前記通過監視部は、通過点監視時刻になった時に、現時点で記録されている前記通過ログ情報と前記通過パターンとを比較して、前記通過ログがなかった場合に、前記通知手段でアラーム通知を行うことを特徴とした携帯端末。
【請求項2】
ある地点の通過を監視する通過監視情報生成部を備え、
前記通過監視情報生成部は、前記通過ログ記録部で収集した一定期間の通過ログ情報をもとに、同一通過パターンの通過時刻の平均値を算出することを特徴とした請求項1記載の携帯端末。
【請求項3】
ある地点の通過情報を得る非接触カード制御部と、
前記非接触カード制御部から前記ある地点の通過情報を得て通過ログ情報を記録する通過ログ記録部と、
通過監視情報を無線で通知する通知手段と、
一定期間の同一通過パターンの通過時刻の平均値に規定の遅延許容時間を足した値を通過点監視時刻として通過パターンを登録する通過パターン登録部と、
前記通過点監視時刻になった時に、現時点で記録されている前記通過ログ情報と前記通過パターンとを比較して、前記通過ログがなかった場合に、前記通知手段でアラーム通知を行う通過監視部として、携帯可能なコンピュータを機能させるためのプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2008−136082(P2008−136082A)
【公開日】平成20年6月12日(2008.6.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−321825(P2006−321825)
【出願日】平成18年11月29日(2006.11.29)
【出願人】(000005223)富士通株式会社 (25,993)
【Fターム(参考)】