説明

携帯電話用キーボード

【課題】持ち運びの煩わしさが無く、携帯電話に一体化でき、両手で操作できる携帯電話用キーボードを提供する。
【解決手段】一面に主として右手により操作される右キーボード20を配列し、携帯電話22の一方の面を覆う外形を有する右半部12と、一面に主として左手により操作される左キーボード24を配列し、携帯電話22の他方の面を覆う外形を有する左半部14と、携帯電話22の側面に配置され、右半部12に一端26を接続し、左半部14に他端28を接続した屈曲性帯状部30を有する連結部16と、右キーボード20と左キーボード24の操作信号を携帯電話22に転送する機能を有する接続器18とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯電話に接続をして文字を入力するために使用される携帯電話用キーボードに関する。
【背景技術】
【0002】
携帯電話のキーボードは小さいので、指一本で文字を入力することができるように工夫されている。一方、携帯電話に大サイズのキーボードを接続する技術も紹介されている(特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2005−202837号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
既知の従来の技術には、次のような解決すべき課題があった。即ち、携帯電話に文字を入力するのに両手で操作するキーボードを接続すると操作性が格段に上がる。しかしながら、携帯電話とは別に、比較的サイズの大きなキーボードを常に持ち運ぶのは煩わしい。この課題を解決するために、本発明は、持ち運びの煩わしさが無く、携帯電話に一体化できて両手で操作できる携帯電話用キーボードを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
以下の構成は上記の課題を解決するための手段である。
〈構成1〉 一面に右キーボードを配列し、携帯電話の一方の面を覆う外形を有する右半部と、一面に左キーボードを配列し、上記携帯電話の他方の面を覆う外形を有する左半部と、上記携帯電話の側面に配置され、上記右半部に一端を接続し、上記左半部に他端を接続した屈曲性帯状部を有する連結部と、上記右キーボードと上記左キーボードの操作信号を上記携帯電話に転送する機能を有する接続器とを備えたことを特徴とする携帯電話用キーボード。
【0005】
右半部と左半部と連結部が携帯電話を覆うので、落下の際などに携帯電話の保護カバーとして機能する。また、携帯電話から取り外せば、両手を用いて文字データ等を入力できるキーボードとして機能する。携帯電話と一体化されるので、文字入力用のキーボードを別途持ち運ぶ必要が無い。
【0006】
〈構成2〉 構成1に記載の携帯電話用キーボードにおいて、上記右半部の、携帯電話の一方の面と接する部分には、当該一方の面に吸着する吸着構造部が設けられ、上記左半部の、携帯電話の他方の面と接する部分には、当該他方の面に吸着する吸着構造部が設けられていることを特徴とする携帯電話用キーボード。
【0007】
この吸着構造部により、右半部は携帯電話の一方の面に密着し、左半部は携帯電話の他方の面に密着する。
【0008】
〈構成3〉 構成1に記載の携帯電話用キーボードにおいて、上記右半部の周縁部と上記左半部の周縁部とは、相互に縫合部材により連結されていることを特徴とする携帯電話用キーボード。
【0009】
右半部の周縁部と左半部の周縁部とを相互に縫合部材により連結すると、携帯電話用キーボードが携帯電話全体を包む袋構造となり、防水等の保護機能が高まる。
【0010】
〈構成4〉 構成1乃至3のいずれかに記載の携帯電話用キーボードにおいて、上記連結部は、連結した右半部と左半部との間隔を伸縮できる伸縮構造部を有することを特徴とする携帯電話用キーボード。
【0011】
連結部が屈曲できるだけでなく伸長できると、右キーボードと左キーボードの間隔を左右の手が衝突しない距離に選定でき、操作性が向上する。
【0012】
〈構成5〉 構成1乃至4のいずれかに記載の携帯電話用キーボードにおいて、上記右半部の、携帯電話の一方の面と接する部分に、上記右キーボードが配列され、上記左半部の、携帯電話の他方の面と接する部分に、上記左キーボードが配列されていることを特徴とする携帯電話用キーボード。
【0013】
携帯電話の面と接する部分に各キーボードが配列されていると、両キーボードも外傷から保護される。
【0014】
〈構成6〉 構成5に記載の携帯電話用キーボードにおいて、上記右半部の上記右キーボードが配列された面の裏面と、上記左半部の上記左キーボードが配列された面の裏面に、装飾シートが積層されていることを特徴とする携帯電話用キーボード。
【0015】
クッション性があると、携帯電話の保護とキーボードの操作性の向上に効果がある。
【0016】
〈構成7〉 構成1乃至5のいずれかに記載の携帯電話用キーボードにおいて、上記接続器は、上記右キーボードと上記左キーボードの操作信号を上記携帯電話に転送する接続用ケーブルとコネクタとからなり、上記コネクタを携帯電話に接続したとき、携帯電話を自動的に文字入力モードに切り換えるモード選択信号を送出する機能を有することを特徴とする携帯電話用キーボード。
【0017】
携帯電話にキーボードを接続したとき自動的に文字入力モードになるので、すぐにメール作成等の作業ができ、操作性が向上する。
【0018】
〈構成8〉 構成1乃至5のいずれかに記載の携帯電話用キーボードにおいて、上記接続器は、携帯電話と無線通信をして、上記右キーボードと上記左キーボードの操作信号を上記携帯電話に転送する無線通信機であって、上記携帯電話の電源出力端子に接続して、上記接続器を充電する接続端子を備えたことを特徴とする携帯電話用キーボード。
【0019】
携帯電話用キーボードを電力で駆動できるコードレス方式にして、操作性を著しく向上させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、本発明の実施の形態を実施例ごとに詳細に説明する。
【実施例1】
【0021】
図1は実施例1の携帯電話用キーボードの使用方法を示す斜視図である。
図1(a)は、携帯電話22に携帯電話用キーボード10を装着する直前の状態を示している。図のように、携帯電話用キーボード10は、右半部12と左半部14と連結部16と接続器18とを備えている。右半部12は、一面に主として右手により操作される右キーボード20を配列し、携帯電話22の一方の面を覆う外形を有するものである。左半部14は、一面に主として左手により操作される左キーボード24を配列し、携帯電話22の他方の面を覆う外形を有するものである。連結部16は、携帯電話22の後端側面に配置され、携帯電話用キーボードの右半部12と左半部14を分離しないように接続する機能を持つ。
【0022】
パーソナルコンピュータ等のキーボードは、主として右手により操作される部分と、主として左手により操作される部分とがある。この携帯電話用キーボード10は右半部12と左半部14の二分割構造になっている。右半部12の一面に、主として右手により操作される右キーボード20を配列し、左半部14の一面に、主として左手により操作される左キーボード24を配置した。右半部12の一面とは、右半部12の表面あるいは裏面のいずれか一方のことである。同じく、左半部14の一面とは、右半部12の表面あるいは裏面のいずれか一方のことである。キーボードを配置した一面の裏側の面がそれぞれ携帯電話22に密着する。携帯電話22を持ち運ぶときは、図2(b)に示すように、携帯電話22の全面を保護する。右半部12と左半部14と連結部16が携帯電話22を覆うので、落下の際などに携帯電話22の保護カバーとして機能する。
【0023】
図2は携帯電話に携帯電話用キーボードを接続する直前の状態を示す斜視図である。
図の接続器18は、図1では連結部16の裏側に密着していて隠れて見えなかった。この接続器18は、図2に示すように、例えば、先端にコネクタ34を取り付けた接続用ケーブル32からなる。コネクタ34を携帯電話22に接続することにより、右キーボード20と左キーボード24の操作信号を携帯電話22に転送する機能を有する。なお、携帯電話用キーボード10と携帯電話22とを無線で接続しても構わない。このときは、無線通信機能を持つ接続器18が連結部16の内部に埋め込まれる。
【0024】
図3は携帯電話用キーボードを開いた状態での連結部近傍の側面図である。
連結部16は、携帯電話用キーボード10の右半部12に一端26を接続し、左半部14に他端28を接続した屈曲性帯状部30を有するものである。屈曲性帯状部30は、蝶番のような、右半部12と左半部14とを折り畳む機能を持つ。屈曲性帯状部30は既知の蝶番構造であってもよいし、屈曲の容易な柔軟な板状物であってもよい。実施例では、プラスチックにより、右半部12と左半部14と連結部16を一体成型した。
【0025】
図4は、携帯電話用キーボードを開いた状態での連結部の平面図である。
この実施例では、携帯電話用キーボード10と携帯電話22とを、専用のコネクタ34と接続用ケーブル32で電気接続している。なお、接続器18は、接続用ケーブル32を用いないでコネクタ34のみであってもよい。連結部16には、右キーボード20と左キーボード24との間を接続する信号線36が埋め込まれる。この信号線とともに無線通信機を接続するとコードレスになる。右キーボード20と左キーボード24にそれぞれ独立に無線通信機を設けると、信号線36も不要になる。
【0026】
図5は、携帯電話用キーボードの使用状態を示す斜視図である。
この携帯電話用キーボード10は、図のように、両手を用いて文字データ等を入力できるキーボードとして機能する。携帯電話用キーボード10の接続用ケーブル32を伸ばしてコネクタ34を携帯電話22に接続する。これにより携帯電話22のディスプレイを見ながら両手でメール文などの入力作業ができる。図1に示したようにして携帯電話22と一体化されるので、文字入力用のキーボードを別途持ち運ぶ必要が無い。
【実施例2】
【0027】
図6は実施例2の携帯電話用キーボードを示す側面図である。
右半部12の、携帯電話22の一方の面と接する部分には、吸着構造部38が設けられている。左半部14の、携帯電話22の他方の面と接する部分にも、吸着構造部38が設けられている。吸着構造部38は、例えば、合成ゴムの吸盤等により構成することができる。また、あるいは、マグネット等により構成することもできる。この吸着構造部38により、右半部12は携帯電話22の一方の面に密着し、左半部14は携帯電話22の他方の面に密着する。従って、携帯電話用キーボードを携帯電話に簡単に確実に装着できる。
【実施例3】
【0028】
図7は実施例3の携帯電話用キーボードの一部を示す説明図である。
携帯電話用キーボード10の、右半部12の周縁部と左半部14の周縁部とは、相互に縫合部材40により連結されている。縫合部材40には、洋服等で多用されているファスナーが利用できる。また、ポリ袋等の密封に多用されている凹凸溝の噛み合わせによるものも利用できる。さらに、多数の微細なプラスチックの突起を噛み合わせて接続する面ファスナー等も利用できる。右半部12の周縁部と左半部14の周縁部とを相互に縫合部材40により連結すると、携帯電話用キーボード10が携帯電話22全体を包む袋構造となり、保護機能が高まる。
【0029】
この実施例では、よく知られたファスナーからなる縫合部材40と装飾シート41を用いて、左半部14や右半部12を包囲している。左半部14と右半部12は、いずれも装飾シート41の内側に接着などの方法により一体に固定されている。装飾シート41は、例えば、装飾を施した織布などにより構成される。また、左キーボード24や右キーボード20は、携帯電話22に接する側の面に設けられている。即ち、右半部12の、携帯電話22の一方の面と接する部分に、右キーボード20が配列されている。また、左半部14の、携帯電話22の他方の面と接する部分に、左キーボード24が配列されている。
【0030】
携帯電話22と接する面に各キーボードが配列されていると、右半部12と左半部14を携帯電話22を覆うように密着させたとき、両キーボードが隠れる。従って、両キーボードも外傷から保護される。また、上記のように、右半部12の右キーボード20が配列された面の裏面と、左半部14の左キーボード24が配列された面の裏面に、装飾シート41を積層することができる。右半部12と左半部14のキーボードの裏面は、携帯電話22全面を覆って、外側に見える面だから、装飾シートを積層して、商品価値を高められる。装飾シートはプラスチック製でも布製でもよい。縫合部材40を開放して開くと、図5を用いて説明した通りの状態になる。このとき装飾シート41は、キーボードの下側になり、クッションの役割を果たす。従って、装飾シートは携帯電話22の保護とキーボードの操作性の向上に効果がある。
【実施例4】
【0031】
図8は実施例4の携帯電話用キーボードの連結部を示す側面図である。
連結部16は、連結した右半部12と左半部14との間隔を伸縮できる伸縮構造部42を有する。伸縮構造部42は、例えば、蛇腹や網目により構成することができる。連結部16が屈曲できるだけでなく伸長できると、右キーボード20と左キーボード24の間隔を左右の手が衝突しない距離に選定でき、操作性が向上する。図5に示した状態では、右手と左手が接近しすぎることもある。伸縮構造部42は、充分に伸縮性がある。従って、右半部12と左半部14の距離を任意に調整することができる。
【実施例5】
【0032】
図9は携帯電話用キーボードのモードの選択動作を示す説明図である。
図2や図4を用いて説明したように、携帯電話用キーボードの接続器18は、右キーボード20と左キーボード24の操作信号を携帯電話22に転送する。この接続器18は、接続用ケーブル32とコネクタ34とからなる。この実施例では、コネクタ34を携帯電話22に接続したときに、携帯電話22を自動的に文字入力モードに切り換えるモード選択信号を送出する。
【0033】
例えば、コネクタ34を携帯電話22のコネクタ46に接続したときに、携帯電話22側の端子44のレベル変化をトリガにして、携帯電話22のモードを自動的に切り換える。即ち、図9(a)に示すように、携帯電話用キーボードのコネクタ34に接続された接続用ケーブル32の信号ピン48を接地ピン47に接続しておく。この信号ピン48は、キー操作信号の転送には使用されていない空きピンである。一方、携帯電話22側の端子44はTTLハイレベルの状態にしておく。また、端子44は検出器49の入力側に接続しておく。
【0034】
検出器49は、端子44がハイレベルからロウレベルに切り替わったときに、モード選択コマンド50を出力する回路である。従って、コネクタ34を携帯電話22のコネクタ46に接続したときに、端子44がハイレベルからロウレベルに切り替わり、モード選択コマンド50が出力される。こうして携帯電話の内部で、自動的にモードの切り換え動作が実行される。なお、図9(b)に示すように、これまで待ち受け画面61を表示していた携帯電話は、この動作に伴って文書入力画面62を表示する状態に切り替わる。
【0035】
例えば、メールしか使用しないようなユーザは、この入力画面がメール用文書入力画面になる。また、携帯電話を用いてメモを作成するユーザの場合には、メモ入力用の画面になるよう設定するとよい。以上の実施例で、コネクタ34の信号ピン48の出力信号がモード選択信号である。モード選択信号は、携帯電話22のモードを直接切り換えるコマンドでもよいし、携帯電話22の内部でモードを直接切り換えるコマンドを発生させるようなトリガ信号であってもよい。携帯電話用キーボード10を接続したとき自動的に文字入力モードになるので、すぐにメール作成等の作業ができ、操作性が向上する。
【実施例6】
【0036】
図10は実施例6の携帯電話用キーボードの主要部側面図である。
この実施例では、右キーボード20と左キーボード24の操作信号を、内蔵する無線通信機65で、携帯電話22に転送する。この無線通信機65が、携帯電話用キーボードと携帯電話とを接続する接続器である。無線通信機65の駆動には電力を必要とする。無線通信機65を駆動するための電池も内蔵するが、これを、携帯電話22で充電する。即ち、携帯電話22の電源出力端子に接続した接続端子66を通じて、無線通信機が充電される。キーボードの使用時には、接続端子66を携帯電話22から切り離す。これにより、コードレスのキーボード操作が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】実施例1の携帯電話用キーボードの使用方法を示す斜視図。
【図2】携帯電話に接続する直前の状態を示す斜視図。
【図3】携帯電話用キーボードを開いた状態での連結部近傍の側面図。
【図4】携帯電話用キーボードを開いた状態での連結部の平面図。
【図5】携帯電話用キーボードの使用状態を示す斜視図。
【図6】実施例2の携帯電話用キーボードを示す側面図。
【図7】実施例3の携帯電話用キーボードの一部を示す説明図。
【図8】実施例4の携帯電話用キーボードの連結部を示す側面図。
【図9】携帯電話用キーボードのモードの選択動作を示す説明図。
【図10】実施例6の携帯電話用キーボードの主要部側面図。
【符号の説明】
【0038】
10 携帯電話用キーボード、12 右半部、14 左半部、16 連結部、18 接続器、20 右キーボード、22 携帯電話、24 左キーボード、26 一端、28 他端、30 屈曲性帯状部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一面に右キーボードを配列し、携帯電話の一方の面を覆う外形を有する右半部と、
一面に左キーボードを配列し、前記携帯電話の他方の面を覆う外形を有する左半部と、
前記携帯電話の側面に配置され、前記右半部に一端を接続し、前記左半部に他端を接続した屈曲性帯状部を有する連結部と、
前記右キーボードと前記左キーボードの操作信号を前記携帯電話に転送する機能を有する接続器とを備えたことを特徴とする携帯電話用キーボード。
【請求項2】
請求項1に記載の携帯電話用キーボードにおいて、
前記右半部の、携帯電話の一方の面と接する部分には、当該一方の面に吸着する吸着構造部が設けられ、前記左半部の、携帯電話の他方の面と接する部分には、当該他方の面に吸着する吸着構造部が設けられていることを特徴とする携帯電話用キーボード。
【請求項3】
請求項1に記載の携帯電話用キーボードにおいて、
前記右半部の周縁部と前記左半部の周縁部とは、相互に縫合部材により連結されていることを特徴とする携帯電話用キーボード。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれかに記載の携帯電話用キーボードにおいて、
前記連結部は、連結した右半部と左半部との間隔を伸縮できる伸縮構造部を有することを特徴とする携帯電話用キーボード。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれかに記載の携帯電話用キーボードにおいて、
前記右半部の、携帯電話の一方の面と接する部分に、前記右キーボードが配列され、前記左半部の、携帯電話の他方の面と接する部分に、前記左キーボードが配列されていることを特徴とする携帯電話用キーボード。
【請求項6】
請求項5に記載の携帯電話用キーボードにおいて、
前記右半部の前記右キーボードが配列された面の裏面と、前記左半部の前記左キーボードが配列された面の裏面に、装飾シートが積層されていることを特徴とする携帯電話用キーボード。
【請求項7】
請求項1乃至5のいずれかに記載の携帯電話用キーボードにおいて、
前記接続器は、前記右キーボードと前記左キーボードの操作信号を前記携帯電話に転送する接続用ケーブルとコネクタとからなり、前記コネクタを携帯電話に接続したとき、携帯電話を自動的に文字入力モードに切り換えるモード選択信号を送出する機能を有することを特徴とする携帯電話用キーボード。
【請求項8】
請求項1乃至5のいずれかに記載の携帯電話用キーボードにおいて、
前記接続器は、携帯電話と無線通信をして、前記右キーボードと前記左キーボードの操作信号を前記携帯電話に転送する無線通信機であって、前記携帯電話の電源出力端子に接続して、前記接続器を充電する接続端子を備えたことを特徴とする携帯電話用キーボード。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2008−22191(P2008−22191A)
【公開日】平成20年1月31日(2008.1.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−191083(P2006−191083)
【出願日】平成18年7月12日(2006.7.12)
【出願人】(000002369)セイコーエプソン株式会社 (51,324)
【Fターム(参考)】