説明

有機化合物

遊離または塩または溶媒和物形態の、式I


〔式中、R、R、R、R、R、R、R、R、R、R10およびR11は明細書において定義した意味を有する。〕
の化合物は、上皮性ナトリウムチャネルの遮断に応答する疾患の処置に有用である。本化合物を含む医薬組成物および本化合物の製造方法も記載する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I:
【化1】

〔式中、
はH、ハロゲン、C−C−アルキル、C−C−ハロアルキル、C−C−ハロアルコキシ、C−C15−炭素環式基、ニトロ、シアノ、C−C15員芳香族性炭素環式基、またはC−C15員芳香族性炭素環式基で置換されたC−C−アルキルであり;
、R、RおよびRは各々独立してHおよびC−Cアルキルから選択され;
、R、R、R、R10およびR11は各々独立してH;SO16;所望により1個以上のZ基で置換されていてよいアリール;所望により1個以上のZ基で置換されていてよいC−C10炭素環式基;所望により1個以上のZ基で置換されていてよいC−C14ヘテロ環式基;所望により1個以上のZ基で置換されていてよいアリール基、所望により1個以上のZ基で置換されていてよいC−C10炭素環式基または所望により1個以上のZ基で置換されていてよいC−C14ヘテロ環式基で所望により置換されていてよいC−Cアルキルから選択されるか;または式2:
−(C−Cアルキレン)−A−(C−Cアルキレン)−B−(X−R12)−R22
であり、ここで、アルキレン基は所望により1個以上のZ基で置換されていてよく;
またはRおよびRは、それらが結合している原子と一体となって3−10員ヘテロ環式基を形成し、該ヘテロ環式基はN、OおよびSから選択される1個以上のさらなるヘテロ原子を含み、そして、該ヘテロ環式基は所望により1個以上のZ基;SO16;所望により1個以上のZ基で置換されていてよいC−C15−芳香族性炭素環式基;C−C10炭素環式基;所望により1個以上のZ基で置換されていてよいC−C14ヘテロ環式基;または式2により表される基で置換されていてよく;
またはRおよびRは、それらが結合している炭素原子と一体となって3−10員炭素環式または3−10員ヘテロ環式基を形成し、該ヘテロ環式基はN、OおよびSから選択される1個以上のヘテロ原子を含み、そして該炭素環式およびヘテロ環式基は所望により1個以上のZ基;SO16;所望により1個以上のZ基で置換されていてよいC−C15−芳香族性炭素環式基;C−C10炭素環式基;所望により1個以上のZ基で置換されていてよいC−C14ヘテロ環式基;または式2により表される基で置換されていてよく;
またはRおよびR10は、それらが結合している炭素原子と一体となって3−10員炭素環式または3−10員ヘテロ環式基を形成し、該ヘテロ環式基はN、OおよびSから選択される1個以上のヘテロ原子を含み、そして該炭素環式およびヘテロ環式基は所望により1個以上のZ基;SO16;所望により1個以上のZ基で置換されていてよいC−C15−芳香族性炭素環式基;C−C10炭素環式基;所望により1個以上のZ基で置換されていてよいC−C14ヘテロ環式基;または式2により表される基で置換されていてよく;
またはRおよびRは、それらが結合している炭素原子と一体となって3−10員シクロアルキルまたは3−10員ヘテロ環式基を形成し、該ヘテロ環式基はN、OおよびSから選択される1個以上のヘテロ原子を含み、そして該炭素環式およびヘテロ環式基は所望により1個以上のZ基;SO16;所望により1個以上のZ基で置換されていてよいC−C15−芳香族性炭素環式基;C−C10炭素環式基;所望により1個以上のZ基で置換されていてよいC−C14ヘテロ環式基;または式2により表される基で置換されていてよく;
またはR10およびR11は、それらが結合している原子と一体となって3−10員ヘテロ環式基を形成し、該ヘテロ環式基はN、OおよびSから選択される1個以上のさらなるヘテロ原子を含み、そして、該ヘテロ環式基は所望により1個以上のZ基;SO16;所望により1個以上のZ基で置換されていてよいC−C15−芳香族性炭素環式基;C−C10炭素環式基;所望により1個以上のZ基で置換されていてよいC−C14ヘテロ環式基;または式2により表される基で置換されていてよく;
Aは結合、−NR13(SO)−、−(SO)NR13−、−(SO)−、−NR13C(O)−、−C(O)NR13−、−NR13C(O)NR14−、−NR13C(O)O−、−NR13−、C(O)O、OC(O)、C(O)、OおよびSから選択され;
Bは結合、−(C−Cアルケニル基)−、−(C−Cアルキニル基)−、−NH−、アリール、O−アリール、NH−アリール、C−C14炭素環式基および3−14員ヘテロ環式基から選択され、該ヘテロ環式基はN、OおよびSから選択される1個以上のヘテロ原子を含み、ここで、該アリール、炭素環式およびヘテロ環式基は各々所望により1個以上のZ基で置換されていてよく;
Xは結合、−NR15(SO)−、−(SO)NR15−、−(SO)−、−NR15C(O)−、−C(O)NR15−、−NR15C(O)NR17−、−NR15C(O)O−、−NR15−、C(O)O、OC(O)、C(O)、OおよびSから選択され;
12はC−Cアルキレン、C−Cアルケニレン、−C−Cシクロアルキル−、−C−Cアルキレン−C−Cシクロアルキル−、および−アリール−から選択され、ここで、該アルキレン、シクロアルキルおよびアリール基は所望により1個以上のZ基で置換されていてよく;
13、R14、R15およびR17は各々独立してHおよびC−Cアルキルから選択され;
16はC−Cアルキル、アリールおよび3−14員ヘテロ環式基から選択され、該ヘテロ環式基はN、OおよびSから選択される1個以上のヘテロ原子を含み;
Zは独立してOH、アリール、O−アリール、C−C14アラルキル、O−C−C14アラルキル、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、NR19(SO)R21、(SO)NR1921、(SO)R20、NR19C(O)R20、C(O)NR1920、NR19C(O)NR2018、NR19C(O)OR20、NR1921、C(O)OR19、C(O)R19、SR19、OR19、オキソ、CN、NO、およびハロゲンから選択され、ここで、該アルキル、アルコキシ、アラルキルおよびアリール基は、各々、所望によりOH、ハロゲン、C−CハロアルキルおよびC−Cアルコキシから選択される1個以上の置換基で置換されていてよく;
18およびR20は各々独立してHおよびC−Cアルキルから選択され;
19およびR21は各々独立してH;C−Cアルキル;C−Cシクロアルキル;C−Cアルコキシ−C−Cアルキル;所望によりC−Cアルキル、C−Cアルコキシおよびハロゲンから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてよい(C−Cアルキル)−アリール;(C−Cアルキル)−3−14員ヘテロ環式基(該ヘテロ環式基はN、OおよびSから選択される1個以上のヘテロ原子を含み、所望によりハロゲン、オキソ、C−CアルキルおよびC(O)C−Cアルキルから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてよい);所望によりC−Cアルキル、C−Cアルコキシおよびハロゲンから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてよい(C−Cアルキル)−O−アリール;および(C−Cアルキル)−O−3−14員ヘテロ環式基(該ヘテロ環式基はN、OおよびSから選択される1個以上のヘテロ原子を含み、所望によりハロゲン、C−CアルキルおよびC(O)C−Cアルキルから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてよい)から選択され;ここで、該アルキルおよびアルコキシ基は、所望により1個以上のハロゲン原子、C−Cアルコキシ、C(O)NH、C(O)NHC−CアルキルまたはC(O)N(C−Cアルキル)で置換されていてよく;または
19およびR20は、それらが結合している窒素原子と一体となって5−10員ヘテロ環式基を形成し、該ヘテロ環式基はN、OおよびSから選択される1個以上のさらなるヘテロ原子を含み、該ヘテロ環式基は、所望によりOH;ハロゲン;アリール;N、OおよびSから選択される1個以上のヘテロ原子を含む5−10員ヘテロ環式基;S(O)−アリール;S(O)−C−Cアルキル;所望により1個以上のハロゲン原子で置換されていてよいC−Cアルキル;所望により1個以上のOH基またはC−Cアルコキシで置換されていてよいC−Cアルコキシ;およびC(O)OC−Cアルキルから選択される1個以上の置換基で置換されていてよく、ここで、アリールおよびヘテロ環式置換基自体、所望によりC−Cアルキル、C−CハロアルキルまたはC−Cアルコキシで置換されていてよく;
22はH、ハロゲン、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、アリール、O−アリール、S(O)−アリール、S(O)−C−Cアルキル、S(O)NR2324、NHS(O)NR2324、C−C14炭素環式基、3−14員ヘテロ環式基(該ヘテロ環式基はN、OおよびSから選択される1個以上のヘテロ原子を含む)、およびO−(3−14員ヘテロ環式基(該ヘテロ環式基はN、OおよびSから選択される1個以上のヘテロ原子を含む)から選択され、ここで、該アルキル、アリール、炭素環式およびヘテロ環式基は、各々所望により1個以上のZ基で置換されていてよく;
23およびR24は各々独立してH、C−CアルキルおよびC−Cシクロアルキルから選択されるか;または
23およびR24は、それらが結合している窒素原子と一体となって所望によりN、OおよびSから選択される1個以上のさらなるヘテロ原子を含んでよい5−10員ヘテロ環式基を形成し、ここで、該ヘテロ環式基は所望により1個以上のZ基で置換されていてよく;
nは0、1または2であり;
oおよびpは各々独立して0〜6の整数であり;そして
qは0、1、2または3である;
ただし、nが0であるとき、R、R、R、R、R10およびR11の少なくとも1個はH以外である。〕
またはその溶媒和物、水和物または薬学的に許容される塩。
【請求項2】
式Ia
【化2】

〔式中、
、R、R、R、R10およびR11は各々独立してH;SO16;所望により1個以上のZ基で置換されていてよいアリール;所望により1個以上のZ基で置換されていてよいC−C10炭素環式基;所望により1個以上のZ基で置換されていてよいC−C14ヘテロ環式基;所望により1個以上のZ基で置換されていてよいアリール基、所望により1個以上のZ基で置換されていてよいC−C10炭素環式基または所望により1個以上のZ基で置換されていてよいC−C14ヘテロ環式基で所望により置換されていてよいC−Cアルキルから選択されるか;または式2a:
−(CH)−A−(CH)−B−(X−R12)−R22
の基であるか;
またはRおよびRは、それらが結合している炭素原子と一体となって3−7員炭素環式または3−7員ヘテロ環式基を形成し、該ヘテロ環式基はN、OおよびSから選択される1個以上のヘテロ原子を含み、そして該炭素環式およびヘテロ環式基は所望により1個以上のZ基;SO16;所望により1個以上のZ基で置換されていてよいC−C15−芳香族性炭素環式基;C−C10炭素環式基;所望により1個以上のZ基で置換されていてよいC−C14ヘテロ環式基;または式2aにより表される基で置換されていてよく;
またはRおよびR10は、それらが結合している炭素原子と一体となって3−7員炭素環式または3−7員ヘテロ環式基を形成し、該ヘテロ環式基はN、OおよびSから選択される1個以上のヘテロ原子を含み、そして該炭素環式およびヘテロ環式基は所望により1個以上のZ基;SO16;所望により1個以上のZ基で置換されていてよいC−C15−芳香族性炭素環式基;C−C10炭素環式基;所望により1個以上のZ基で置換されていてよいC−C14ヘテロ環式基;または式2aにより表される基で置換されていてよく;
またはRおよびRは、それらが結合している炭素原子と一体となって3−7員シクロアルキルまたは3−7員ヘテロ環式基を形成し、該ヘテロ環式基はN、OおよびSから選択される1個以上のヘテロ原子を含み、そして該炭素環式およびヘテロ環式基は所望により1個以上のZ基;SO16;所望により1個以上のZ基で置換されていてよいC−C15−芳香族性炭素環式基;C−C10炭素環式基;所望により1個以上のZ基で置換されていてよいC−C14ヘテロ環式基;または式2aにより表される基で置換されていてよく;
Aは結合、−NR13(SO)−、−(SO)NR13−、−(SO)−、−NR13C(O)−、−C(O)NR13−、−NR13C(O)NR14−、−NR13C(O)O−、−NR13−、C(O)O、OC(O)、C(O)、OおよびSから選択され;
Bは結合、アリール、C−C14炭素環式基およびC−C14ヘテロ環式基から選択され、ここで、該アリール、炭素環式およびヘテロ環式環は所望により1個以上のZ基で置換されていてよく;
Xは結合、−NR15(SO)−、−(SO)NR15−、−(SO)−、−NR15C(O)−、−C(O)NR15−、−NR15C(O)NR17−、−NR15C(O)O−、−NR15−、C(O)O、OC(O)、C(O)、OおよびSから選択され;
12はH、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、C−Cアルキル−C−Cシクロアルキル、C−Cアルキル−アリールおよびアリールから選択され、ここで、該アルキル、シクロアルキルおよびアリール基は所望により1個以上のZ基で置換されていてよく;
13、R14、R15およびR17は各々独立してHおよびC−Cアルキルから選択され;
16はC−Cアルキル、アリールおよび3−14員ヘテロ環式基から選択され;
Zは独立してOH、アリール、O−アリール、C−C14アラルキル、O−C−C14アラルキル、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、NR19(SO)R21、(SO)NR1921、(SO)R20、NR19C(O)R20、C(O)NR1920、NR19C(O)NR2018、NR19C(O)OR20、NR1921、C(O)OR19、C(O)R19、SR19、OR19、オキソ、CN、NO、およびハロゲンから選択され、ここで、該アルキル、アルコキシ、アラルキルおよびアリール基は、各々、所望によりOH、ハロゲン、C−CハロアルキルおよびC−Cアルコキシから選択される1個以上の置換基で置換されていてよく;
18、R19およびR20は各々独立してHおよびC−Cアルキルから選択され;
21はC−Cアルキル、アリールおよび3−14員ヘテロ環式基から選択され;
22はHおよびC−Cアルキルから選択され;
nは0、1または2であり;
oおよびpは、各々独立して0〜6の整数であり;そして
qは0、1、2または3である;
ただし、nが0であるとき、R、R、R、R、R10およびR11の少なくとも1個はH以外である。〕
を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
がH、C−Cアルキルおよび(CH)−フェニルから選択され、ここで、フェニル基が所望によりOR20により置換され;
20がHまたはC−Cアルキルであり;そして
dが1〜5の整数である、
請求項1または2に記載の化合物。
【請求項4】
がHまたはC−Cであり;そして
がH、C−Cアルキル;(CH)フェニルから選択され、ここで、フェニル基が所望によりハロおよびOR21;(CH)COOR22;(CH)OC−Cアルキルから成る群から選択される1個以上の置換基で置換されていてよく、ここで、アルキル基が所望によりOH、C−Cアルキルおよびフェニル;および(CH)NHCO(CH)フェニルから選択される1〜3個の基で置換されていてよく;
21がHまたはC−Cアルキルであり、ここで、アルキル基が所望によりOHおよびOC−Cアルキルから選択される1〜3個の基で置換されていてよく;
22がHまたはC−Cアルキルであり;
eが0、1、2、3、4または5であり;
f、gおよびhが各々独立して1〜4の整数であり;そして
iが1または2であるか;
またはRおよびRは、それらが結合している炭素原子と一体となって5または6員非芳香族性炭素環式環系または、N、OおよびSから選択される1個以上のヘテロ原子を含む5または6員非芳香族性ヘテロ環式環系を形成し、該環系が、所望により1個以上のZ基;SO16;所望により1個以上のZ基で置換されていてよいC−C15−芳香族性炭素環式基;C−C10炭素環式基;所望により1個以上のZ基で置換されていてよいC−C14ヘテロ環式基;または式2により表される基で置換されていてよい、
請求項1〜3のいずれかに記載の化合物。
【請求項5】
がH、C−Cアルキルまたはフェニルであり;
またはRおよびRが、それらが結合している炭素原子と一体となって5、6または7員非芳香族性炭素環式環系、またはN、OおよびSから選択される1個以上のヘテロ原子を含む5、6または7員非芳香族性ヘテロ環式環系を形成し、該環系が所望によりC−Cアルキル、ハロまたはベンジルで置換されていてよい、
請求項1〜4のいずれかに記載の化合物。
【請求項6】
式Ib
【化3】

または式Ic
【化4】

〔式中、
30は−A−(C−Cアルキレン)−B−(X−R12)−R22
であり、そしてA、B、X、R12、qおよびR22は請求項1で定義した通りである。〕
を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
式II
【化5】

〔式中、
[LINKER]はC−Cアルキレン、C−Cアルケニレン、C−Cアルキニレン、5−10員炭素環式基、アリール、およびN、OおよびSから選択される1個以上のヘテロ原子を含む5−10員ヘテロ環式基から選択され、該環系は所望により1個以上のZ基で置換されていてよく;そして
は独立してOH、アリール、O−アリール、ベンジル、O−ベンジル、所望により1個以上のOHで置換されていてよいC−Cアルキル、所望により1個以上のハロゲン原子で置換されていてよいC−Cアルキル、所望により1個以上のOH基またはC−Cアルコキシで置換されていてよいC−Cアルコキシ、NR19(SO)R21、(SO)NR1920、(SO)R20、NR19C(O)R20、C(O)NR1920、NR19C(O)NR2018、NR19C(O)OR20、NR1921、C(O)OR19、C(O)R19、SR19、OR19、オキソ、CN、NO、およびハロゲンから選択される。〕
の化合物。
【請求項8】
次のものから選択される、請求項1に記載の化合物:
【表1】

【表2】

【表3】

【表4】

【表5】

【表6】

【表7】

【表8】

【表9】

【表10】

【表11】

【表12】

【表13】

【表14】

【表15】

【表16】

【表17】

【表18】

【表19】

【表20】

【表21】

【表22】

【表23】

【表24】

【表25】

【表26】

【表27】

【表28】

【表29】

【表30】

【表31】

【表32】

【表33】

【表34】

【表35】

【表36】

【表37】

【表38】

【表39】

【表40】

【表41】

【表42】

【表43】

【表44】

【表45】

【表46】

【表47】

【表48】

【表49】

【表50】

【表51】

【請求項9】
医薬として使用するための、請求項1〜8のいずれかに記載の化合物。
【請求項10】
請求項1〜8のいずれかに記載の化合物を1種以上の医薬賦形剤と共に含む、医薬組成物。
【請求項11】
上皮性ナトリウムチャネルの遮断が仲介する疾患の処置用医薬の製造における、請求項1〜8のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項12】
炎症性またはアレルギー性状態、特に炎症性または閉塞性気道疾患の処置用医薬の製造における、請求項1〜8のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項13】
嚢胞性線維症、原発性線毛機能不全、慢性気管支炎、慢性閉塞性肺疾患、喘息、呼吸器感染、肺癌腫、口内乾燥、および乾性角結膜炎(keratoconjunctivitis sire)から選択される炎症性またはアレルギー性状態の処置用医薬の製造における、請求項1〜8のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項14】
請求項1〜8のいずれかに記載の化合物と抗炎症性、気管支拡張性、抗ヒスタミンまたは鎮咳薬物の組み合わせ剤。
【請求項15】
式(I)
【化6】

の化合物の製造方法であって:
式1:
【化7】

の化合物と式2:
【化8】

の化合物を塩基の存在下で反応させることを含む、方法(上記式中、R、R、R、R、R、RおよびR11は請求項1で定義した通りであり、YはCRであり;XはCR10であり;nは0であり;そしてR、R、RおよびR10は請求項1で定義した通りである)。

【公表番号】特表2011−506386(P2011−506386A)
【公表日】平成23年3月3日(2011.3.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−537419(P2010−537419)
【出願日】平成20年12月9日(2008.12.9)
【国際出願番号】PCT/EP2008/067110
【国際公開番号】WO2009/074575
【国際公開日】平成21年6月18日(2009.6.18)
【出願人】(504389991)ノバルティス アーゲー (806)
【Fターム(参考)】