説明

移動ルートと連係するローカル検索

種々の実施の形態は、特定の関心事を探しているユーザに対して有用な情報を提供することができる。少なくとも若干の実施の形態においては、第1検索及び第2検索が実行される。第1検索はローカル検索プロバイダを用いて、ユーザの現在地のような場所に対する1つ以上の所要場所を記述する結果を生成する。各所要地点は、ユーザが移動しようと思う目的地の場所と関連付けられる。第2検索はいわゆる移動ルート・プロバイダを用い、第1検索の結果を利用して現在地と1つ以上の各目的地の場所との間の移動ルートを作成する。

【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
関心のある特定の地点を或る地理的領域において見つけることに興味を持つとき、ラインにつないで検索を行うことが多い。例えば、ユーザがピザ・レストランやコーヒー・ショップに関心がある場合、単にインターネット・サービス・プロバイダにアクセスし、「ピザ店」や検索したいものに関係する場所の名称のような関連検索タームを入力する。典型的には、検索は結果のリストと恐らくは個々の検索結果に関連する住所を返送する。これは、訪れたい場所への道又はルートを見つけることをユーザに求める。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0002】
例えば、自分用の交通機関を持たない個人が未知の町にいると想定する。上記したような検索結果は、興味を持つ場所に到達する道又はルートを見つけ出す負担を個人に課すことになる。
【課題を解決するための手段】
【0003】
以下に記述する種々の実施の形態は、特定の関心事を探しているユーザに対して有用な情報を提供することができる。少なくとも若干の実施の形態においては、第1検索及び第2検索が実行される。第1検索はローカル検索プロバイダを用いて、ユーザの現在地のような場所に対する1つ以上の所要の場所を記述する結果を生成する。各所要地点は、ユーザが移動しようと思う目的地の場所と関連付けられる。第2検索はいわゆる移動ルート・プロバイダを用い、第1検索の結果を利用して現在地と1つ以上の各目的地の場所との間の移動ルートを作成する。
【0004】
少なくとも若干の実施の形態においては、移動ルート・プロバイダは、ユーザがその意図する目的地に到達するための特定の移動様式(及びルート)をユーザが選択するのを助けるのに有用な情報をユーザに提供する。例えば、移動ルートはバス停留所のリスト、ルート及び移動時間を含み得る。こうして、ユーザには、その意図する目的地に到達するための異なる移動選択肢が提示される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0005】
概観
以下に記述する種々の実施の形態は、関心のある特定の地点を探しているユーザに有用な情報を提供することができる。少なくとも若干の実施の形態においては、第1検索及び第2検索が行われる。第1検索はローカル検索プロバイダを使用し、場所、例えばユーザの現在の場所に対して1つ以上の所要地点を記述する結果を生成する。それぞれの地点はユーザが訪れたいと思う目的地の場所と関連付けられる。第2検索はいわゆる移動ルート・プロバイダを用い、第1検索の結果を利用して、現在地とそれぞれの目的地の場所のうちの1つ以上との間の移動ルートを作成する。
【0006】
少なくとも1つの実施の形態においては、移動ルートは、意図する目的地に到達するための特定の移動様式(及びルート)をユーザが選択するのを助けるのに有用な情報をユーザに提供する。例えば、移動ルートはバス停留所のリスト、ルート及び移動時間を含む。こうして、ユーザには、その意図する目的地に到達するための異なる移動選択肢が提供される。
【0007】
例示の実現形態
図1は、以下に記述する種々の実施の形態が1つの実施の形態にしたがって実現され得る例示のシステム100を示している。これらの種々の実施の形態は、意図する目的地へ到達するための特定の移動形態及びルートについて、情報を与えられた上での判断をユーザが行えるようにする適切な検索結果を生成する目的で、ローカル検索結果を交通データに連係させることができる。
【0008】
システム100は、この例では、1つ以上のコンピューティング装置102を備え、それぞれのコンピューティング装置は1つ以上のプロセッサ104と、1つ以上のコンピュータ読み取り可能媒体106と、コンピュータ読み取り可能媒体に常駐していてプロセッサによって実行される1つ以上のアプリケーション108とを備えている。
【0009】
コンピューティング装置102はデスクトップ・コンピュータの形態で図示されているけれども、理解されるように、特許請求される主題の精神及び範囲から逸脱することなく、他のコンピューティング装置を用いることができる。例えば、他のコンピューティング装置は、携帯型コンピュータ、パーソナル・デジタル・アシスタンス(PDA)のような手持ちコンピュータ、携帯電話等を含むが、これらに限定されない。実現形態によっては、特に、手持ちコンピューティング装置を用いる実現形態においては、モバイル・ユーザに、即座に行動することができる移動ルート情報を簡便に検索して取得する方法が提供される。例えば、未知の町においてピザ店で昼食を取りたいと思っているユーザは、直ちに検索を行い、地理的に近いピザ店を見出し、次いで、現在地に対して選択されたピザ店への移動ルートを知ることができる。この情報が与えられると、ユーザはバスや地下鉄のような特定の輸送手段を即座に見出し、その目的地へ向かうことができる。
【0010】
また、システム100は、ローカル検索プロバイダ112及び/又は移動ルート・プロバイダ116と通信するためにコンピューティング装置102によって使用される少なくとも1つのネットワーク110を備える。ネットワーク110の一部又は全部はインターネットを含むことができ、又はインターネットを利用することができる。ローカル検索プロバイダ及び移動ルート・プロバイダはコンピューティング装置102から遠隔にあるように図示されているけれども、理解されるように、これらのプロバイダのうちの1つ以上はコンピューティング装置自体に常駐することができる。ネットワークの実施の形態においては、任意の適宜のプロトコルを用いて、コンピューティング装置102とローカル検索プロバイダ112と移動ルート・プロバイダ116との間の通信を可能にすることができる。
【0011】
実際には、ローカル検索プロバイダ112は、ユーザから入力を受け取り、検索を実行し、ユーザによって入力された検索基準に合致する場所を見つけるよう構成される。ローカル検索プロバイダの例は、周知の技術を用いてインターネットを検索するインターネット検索プロバイダを含む。例えば、ユーザは、地理的に近いピザ店又はユーザによって提供される位置の近傍内のピサ店に関心を持つとする。ピザ店の位置を知るため又は位置を提供するために、ユーザは検索パラメータを入力する。すると、こうしたパラメータを用いて、提供された位置に地理的に近い場所を見出すことができる。ユーザの位置のような場所は、(通りや住所を入力すること等によって)ユーザにより入力され、又は、コンピューティング装置、携帯電話ノード、無線網ノード等へのGPS入力による等の他の手段を介して入力されることができる。現在地を決定する方法は複数存在し、そのうちのいずれもが使用可能である。
【0012】
こうして、ユーザが検索基準を入力すると、ローカル検索プロバイダはその検索基準を用いて検索を実行して1組の結果を返送する。当該結果の組は、ユーザによって提供された位置に関係する1つ以上の地点に関するものである。所要地点は、ユーザの現在地やユーザが提供した地点から移動したいと思う1つ以上のそれぞれの目的地の場所と関連付けられる。検索結果は、ユーザによって提供された位置に対する各目的地の地理的近傍を含むことができる。
【0013】
図1の例において、ユーザはその現在地の近くにあるピザ店に関心がある。ここでは、ローカル検索プロバイダは、ユーザの検索基準を使用して、2つの異なるピザ店(ジョーのピザ及びロミオのピザ)を、それらの住所及び情報と共に識別していることに留意されたい。
【0014】
実際、移動ルート・プロバイダは、ユーザによって提供された位置(ユーザの現在地又は他の位置)とローカル検索によって識別された1つ以上の目的地の場所との間の移動ルートを画定する移動ルート結果を作るために、ローカル検索の結果の特徴を利用するよう構成される。典型的には、移動ルート・プロバイダはルートの作成に利用することができる情報にアクセスする。例えば、多くのサイトは、地点Aから地点Bへの旅行計画に利用され得るオンラインのウェブ・アクセス可能なサイトを有する。この場合、移動ルート・プロバイダはユーザによって提供された位置と目的地の場所とを用いてデータベースにアクセスし、適宜の移動ルートを作成する。
【0015】
本明細書の文脈においては、移動ルート・プロバイダは、例えば、公共交通手段(バス、地下鉄等)、任意の他の計画された運搬システム又は輸送手段の提供者を含むが、これに限定されない。こうした輸送手段の1つの特徴は、典型的にはユーザの支配下になく、公衆一般にとって利用可能であることである。
【0016】
しばしば、移動ルート・プロバイダは、現在地と1つ以上の目的地の場所との間の可能な移動ルートを作成するために、個々のルートに関係する実時間情報を提供又は使用することができる。例えば、特定のルートにおいて事故が発生して交通が渋滞するならば、移動ルート・プロバイダは、ルートを作成するとき、これを考慮することができる。
【0017】
図1の例において、現在の位置とそれぞれの目的地との間の移動ルートを検索して識別するように、所要地点又はそれぞれの目的地(ジョーのピザ、ロミオのピザ等)を記述するローカル検索の結果が利用されている。具体的には、1つ以上の検索結果(ルート42及びルート67)に対して、2つの個々のルートが識別されたことに留意されたい。それぞれの識別されたルートは出発点、目標点及び見込みの移動時間を含む。ユーザはこの情報を用いて適切なルートを選択することができる。例えば、ユーザは大通りの近くにいて急いでいる場合、ルート42を選択する。一方、ユーザは特に急いでいる訳ではないならば、長い方のルート、つまりルート67を選択する。
【0018】
ローカル検索の結果及び移動ルートの結果
図2及び図3は、1つの実施の形態にしたがって、図1に関して上で検討したローカル検索の結果と移動ルートの結果とから入手可能な情報の形式を概略的又は図式的に表している。更に具体的的に述べると、図2はローカル検索結果を用いた検索結果の例を表し、図3は、ローカル検索プロバイダから提供されるローカル検索結果を利用した移動ルート・プロバイダを用いる検索結果の例を示している。
【0019】
図2は、図1の例においてローカル検索プロバイダから取得されるローカル検索の結果を表す図例200を示している。この例において、これらの結果は2つの分類検索ターム、即ち、「ピザ・レストラン」及び市の名称を入力することによって取得された。留意されるように、所要地点である種々のローカルのピザ・レストランが現在地に対して表示される。「ジョーのピザ」(1)と「ロミオのピザ」(2)は例示の目的でラベル付けされている。また留意されるように、それぞれの場所に対する住所情報がユーザのために表示又は提供される。
【0020】
しかしながら、この情報だけでは、ユーザはどのレストランが及び/又はそれへのどのルートが最も便利でアクセス可能かを決定できない。一方のレストランに行くためにバス、地下鉄、シャトルバス・サービス等の公共交通機関又は輸送システムに依存するユーザを考えることにする。こうしたシステムはユーザの制御下にはないので(例えば、ユーザは自分の車に乗って運転することが身体的にできないので)、どのレストランを選択し、どのルートを取るかを決定するのに、アクセス場所、出発時間、実際のルート、乗り換え回数等の追加の方法がユーザにとって重要である。しばしば、この移動ルート情報は上記のような移動システム提供者によって利用可能にされる。
【0021】
ここで、上記ローカル検索結果を用いて移動ルート・プロバイダを検索することから取得される移動ルート情報の図的表現300を示す図3を考察する。ここで、移動ルートは黒い線で示されている。
【0022】
表302は、それぞれの道程/ルート(移動ルートの結果)の1つ以上と連係する特定のローカルのピザ・レストラン(ローカル検索の結果)を示している。ここでは、現在地にいるユーザが利用可能な潜在的に多くのルートのうちの2つのルートと共に、「ジョーのピザ」と「ロミオのピザ」が示されている。この例において、検索「1」はジョーのピザに対応し、検索「2」はロミオのピザに対応する。
【0023】
上で述べたとおり、こうしたルートのそれぞれに関して移動ルート・プロバイダによって提供される情報は、どのレストラン及びどのルートが最も便利でアクセス可能かを決定する際に有用である。更に、プロバイダから入手可能な実時間ルート情報に基づいて、移動ルートをソートすることができる。こうして、ユーザは、そのときの実際の交通状態を勘案して、実際の移動時間にしたがってソートされた検索結果を得ることができる。
【0024】
例示の方法
図4は、1つの実施の形態にしたがう方法のステップを示すフロー図である。この方法は任意の適宜のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア及びそれらの組み合わせと共に実施され得る。1つの実施の形態において、この方法は、クライアント・コンピューティング装置上で実行されるアプリケーションを規定するとともにローカル検索プロバイダ及び移動ルート・プロバイダのために実行されるコンピュータ実行可能命令の形のソフトウェアで実施される。
【0025】
ステップ400は、ローカル検索プロバイダを用いて第1検索を実行する。上で述べたとおり、ローカル検索プロバイダはコンピューティング装置から遠隔にあり、コンピューティング装置は1つ以上のネットワークを用いてローカル検索プロバイダと通信することができる。更に又は代わりに、ローカル検索プロバイダはコンピューティング装置上に局所的に実現され得る。第1検索の例は上で与えられている。
【0026】
ステップ402は、移動ルート・プロバイダを用いて第2検索を実行する。この第2検索は、上記の第1ローカル検索の結果を利用して現在地と1つ以上の個々の所要地点(潜在的な目的地の場所)との間の移動ルートを作成することができる。上記のとおり、移動ルート・プロバイダはコンピューティング装置から遠隔にあり、コンピューティング装置はインターネット等の1つ以上のネットワークを用いて移動ルート・プロバイダと通信することができる。更に又は代わりに、移動ルート・プロバイダはコンピューティング装置上に局所的に実現され得る。第2検索の例は上で与えられている。
【0027】
オプションとして、ステップ404は、所定の基準にしたがって移動ルートをソートすることができる。このソーティングは移動ルート・プロバイダにとって利用可能な実時間情報(その例は上で与えられている)に基づくことができる。更に、所定の基準は移動距離、移動時間、必要な乗り換え回数等を含むことができるが、これらに限定されるものではない。或る街のピザ・レストランに関係する上記の例の文脈においては、現在地と(ジョーのピザ及びロミオのピザ等の)特定の各ピザ・レストランとの間の利用可能な移動ルートは、最も便利でアクセス可能なルートを選択する際にユーザにとって意味のある基準によってソートされ得る。
【0028】
理解されるように、ローカル検索プロバイダと移動ルート・プロバイダとは論理的に異なるエンティティとして図示されているが、必ずしもその必要はない。例えば、ローカル検索プロバイダと移動ルート・プロバイダとによって提供される機能は、特許請求される主題の精神及び範囲から逸脱することなく、サービスのような単一のエンティティによって提供されてもよい。
【0029】
結論
上記の種々の実施の形態は、特定の関心事を探しているユーザに有用な情報を提供する。目的地の場所やその場所に到達するために利用可能なルートのような情報を持つことによって、ユーザは最善の移動様式に関して適時の且つ情報に基づく決定をすることができる。
【0030】
本発明を、構造的特徴及び/又は方法的ステップに特有の用語で記述してきたが、理解されるように、添付の請求項において定義される発明は、説明した特定の特徴又はステップに限定される訳ではない。むしろ、特定の特徴及びステップは、特許請求された発明を実施するための好ましい形態として開示されている。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】1つの実施の形態にしたがう、発明原理を採用することができるシステムを示す図である。
【図2】1つの実施の形態にしたがう、ローカル検索プロバイダを用いての検索結果の例を示す図である。
【図3】1つの実施の形態にしたがう、ローカル検索結果を利用する移動ルート・プロバイダを用いての検索結果の概念的な例を示す図である。
【図4】1つの実施の形態にしたがう方法でのステップを記述するフロー図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ローカル検索プロバイダを用いて第1検索を実行するステップ(400)であって、該検索の結果が現在地に対する1つ以上の所要地点を記述しており、個々の前記所要地点がそれぞれの目的地の場所に関連付けられるステップと、
前記第1検索の結果を利用する移動ルート・プロバイダを用いて第2検索を実行して、前記現在地と1つ以上の前記目的地の場所との間の移動ルートを作成するステップ(402)と
を備える方法。
【請求項2】
前記ローカル検索プロバイダと前記移動ルート・プロバイダとのうちの少なくとも一方のプロバイダが、前記検索を実行するコンピューティング装置から遠隔にある、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ステップのうちの少なくとも1つが、少なくとも部分的にはインターネットを介して実行される、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第2検索を実行する前記ステップが、前記第1検索の結果を前記移動ルート・プロバイダにインターネットを介して提供することによって実行される、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
少なくとも1つの所定の基準にしたがって移動ルートをソートするステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
ソートする前記ステップが、移動ルートに関連し且つ受信される実時間情報に少なくとも部分的に基づいている、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
1つの基準が、移動ルートを用いての現在地から目的地の場所までの移動時間に関係する、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
1つの基準が、移動ルートを用いての現在地から目的地の場所までの距離に関係する、請求項6に記載の方法。
【請求項9】
コンピュータによって実行されたとき請求項1に記載の方法を実施するコンピュータ読み取り可能命令を有する1つ以上のコンピュータ読み取り可能媒体。
【請求項10】
請求項9のコンピュータ読み取り可能媒体を備えるコンピューティング装置。
【請求項11】
インターネットを介して第1検索を実行するステップ(400)であって、前記第1検索の結果が現在地に対する1つ以上の所要地点を記述するものであり、個々の前記所要地点がそれぞれの目的地の場所に関連するステップと、
前記第1検索の結果を利用して現在地と1つ以上のそれぞれの目的地の場所との間の移動ルートを作成する第2検索をインターネットを介して実行するステップ(402)であって、前記移動ルートが現在地にいるユーザの管理下にない交通様式を利用するステップと、
所定の基準にしたがって移動ルートをソートするステップと、
を備える方法。
【請求項12】
ソートする前記ステップが、前記移動ルートに関係し且つ受信される実時間情報に少なくとも部分的に基づいている、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
ソートする前記ステップが、現在地から移動ルートを用いての目的地の場所までの移動時間に関係する少なくとも1つの基準を用いる、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
ソートする前記ステップが、現在地から目的地の場所までの距離に関係する少なくとも1つの基準を用いる、請求項12に記載の方法。
【請求項15】
コンピュータによって実行されたとき請求項11の方法を実行するコンピュータ読み取り可能命令を有する1つ以上のコンピュータ読み取り可能媒体。
【請求項16】
請求項15のコンピュータ読み取り可能媒体を備えるコンピューティング装置。
【請求項17】
コンピューティング装置(102)によって実行されるとき、該コンピューティング装置に、
前記コンピューティング装置から遠隔にある第1検索プロバイダを用いて、インターネットを介して、第1検索を実行すること(400)、
前記コンピューティング装置から遠隔にある第2検索プロバイダを用いて、インターネットを介して、前記第1検索からの結果を用いて現在地と1つ以上のそれぞれの目的地の場所との間の移動ルートであって、現在地にあるユーザの制御下にない公共交通様式を利用する移動ルート作成する第2検索を実行すること(402)、及び
所定の基準にしたがって1つ以上の移動ルートをソートすること(404)
を行わせるコンピュータ読み取り可能命令を有する1つ以上のコンピュータ読み取り可能媒体(106)を備えるシステム。
【請求項18】
ソートすることが、前記移動ルートに関係し且つ受信される実時間情報に基づいている、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
1つの基準が、移動ルートを用いての現在地から目的地の場所までの移動時間に関係する、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
1つの基準が、移動ルートを用いての現在地から目的地の場所までの距離に関係する、請求項18に記載の方法。

【図1】
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【図4】
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【図2】
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【図3】
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【公表番号】特表2009−531708(P2009−531708A)
【公表日】平成21年9月3日(2009.9.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−502795(P2009−502795)
【出願日】平成19年2月23日(2007.2.23)
【国際出願番号】PCT/US2007/004800
【国際公開番号】WO2007/120397
【国際公開日】平成19年10月25日(2007.10.25)
【出願人】(500046438)マイクロソフト コーポレーション (3,165)
【Fターム(参考)】