自己免疫疾患の治療及び診断のためのTCR−Vベータ関連ペプチド
GPI連結エピトープに対する反応性を有する抗体に由来するペプチド及び機能的に等価なリガンドを提供する。これらのペプチドは、様々な疾患の療法及び診断において使用することができ、これら疾患はすべて、GPI連結エピトープと反応性である自己抗体の体内における不適切な存在により引き起こされると考えられる。生体を危険にさらして疾患を引き起こすこれらの自己抗体の作用機構並びに疾患の予防及び自己抗体の検出の方法をさらに記載する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
GPI連結エピトープに対する反応性を有する抗体に由来するペプチド又は機能的に等価なリガンド。
【請求項2】
前記抗体は、抗TCR Vβ抗体、ホスファチジルイノシトール、ホスファチジルセリン、又はカルジオリピン(ジアシルグリセロール)等のリン脂質、リン脂質グリカン、一本鎖DNA、及び二本鎖DNAから成る群から選択されるエピトープに対する反応性をさらに有する、請求項1に記載のペプチド又は機能的に等価なリガンド。
【請求項3】
前記抗体は、ヒト膵臓α細胞、甲状腺の瀘胞細胞、副腎髄質、胃及び腸管、唾液腺、卵巣、横紋筋、結合組織の細胞に対する反応性をさらに有する、請求項2に記載のペプチド又は機能的に等価なリガンド。
【請求項4】
Fab、F(ab’)2、Fv、又はscFvの断片である、請求項1〜3のいずれか一項に記載のペプチド又は機能的に等価なリガンド。
【請求項5】
前記抗体の超可変領域に由来する、請求項1〜4のいずれか一項に記載のペプチド又は機能的に等価なリガンド。
【請求項6】
次のものから選択されるアミノ酸配列を含む又はから成るペプチド
【化1】
(ただし、「x」は任意のアミノ酸残基を示し、「−」はペプチド結合を示し、ペプチドは、N末端からC末端の向きで示される)。
【請求項7】
次のものから選択されるアミノ酸配列を含む又はから成るペプチド
【化2】
(ただし、括弧中に示されるアミノ酸のうちの1つは各位置で関連する場合に選択され、ペプチドは、N末端からC末端の向きで示される)。
【請求項8】
次のものから選択されるアミノ酸配列を含む又はから成るペプチド
【化3】
(ただし、括弧中に示されるアミノ酸のうちの1つは各位置で関連する場合に選択され、ペプチドは、N末端からC末端の向きで示される)。
【請求項9】
配列番号6、8、10、12、14、16、22、24、26、28、30、32、38、40、42、44、46、48、54、56、58、60、62、64、70、72、74、76、78、80、86、88、90、92、94、又は96の任意の1つに記載されるアミノ酸配列を含み、好ましくは配列番号8、10、又は16の任意の1つに記載されるアミノ酸配列を含むペプチド。
【請求項10】
配列番号2、4、6、8、10、12、14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、60、62、64、66、68、70、72、74、76、78、80、82、84、86、88、90、92、94、若しくは96の任意の1つに記載されるアミノ酸配列又はその機能的等価物若しくは断片を含む又はから成る請求項9に記載のペプチド。
【請求項11】
連結された、請求項1〜10のいずれか一項に記載の2つ以上のペプチドを含むペプチド。
【請求項12】
連結された、配列番号8、配列番号10、又は配列番号16に記載されるアミノ酸配列を含む2つ以上のペプチドを含む、請求項11に記載のペプチド。
【請求項13】
単量体ペプチドのホモ二量体であり、単量体ペプチドは、配列番号159、配列番号160、又は配列番号161に記載されるアミノ酸配列から成る、請求項12に記載のペプチド。
【請求項14】
化学的に修飾された、生物学的物質若しくは合成物質に結合した、又は酵素、指標化合物、薬物、毒素、若しくは放射性標識に抱合された、請求項1〜13のいずれか一項に記載のペプチド又は機能的に等価なリガンド。
【請求項15】
請求項1〜14のいずれか一項に記載のペプチド又は機能的に等価なリガンドを含む抗体又は抗体断片。
【請求項16】
配列番号6、8、10、12、14、16、22、24、26、28、30、32、38、40、42、44、46、48、54、56、58、60、62、64、70、72、74、76、78、80、86、88、90、92、94、及び96に記載される1、2、3、4、5、又は6つの配列を含む、請求項15に記載の抗体又は抗体断片。
【請求項17】
請求項1〜14のいずれか一項に記載のペプチドに対する反応性を示す抗体又は機能的に等価なリガンド。
【請求項18】
請求項1〜14のいずれか一項に記載のペプチド、請求項15若しくは16に記載の抗体若しくは抗体断片、又は請求項17に記載の抗体若しくは機能的に等価なリガンド、をコードする核酸分子。
【請求項19】
請求項17に記載の核酸分子を取り込んだベクター。
【請求項20】
請求項17に記載の核酸分子又は請求項19に記載のベクターを取り込んだ宿主細胞。
【請求項21】
請求項1〜14のいずれか一項に記載のペプチド、請求項15又は16に記載の抗体又は抗体断片、請求項17に記載の抗体又は等価なリガンドを発現させる方法であって、請求項18に記載の核酸分子又は宿主細胞における請求項19に記載のベクターを発現させることを含む方法。
【請求項22】
患者における疾患を治療する方法であって、請求項1〜14のいずれか一項に記載のペプチド、請求項15若しくは16に記載の抗体若しくは抗体断片、又は請求項17に記載の抗体若しくは等価なリガンド、請求項18に記載の核酸分子、請求項19に記載のベクター、或いは請求項20に記載の宿主細胞を患者に投与することを含む方法。
【請求項23】
疾患の療法又は診断における使用のための、請求項1〜14のいずれか一項に記載のペプチド、請求項15若しくは16に記載の抗体若しくは抗体断片、請求項17に記載の抗体若しくは等価なリガンド、請求項18に記載の核酸分子、請求項19に記載のベクター、又は請求項20に記載の宿主細胞。
【請求項24】
前記疾患は、GPI連結エピトープに対する反応性を有する自己抗体の存在により特徴づけられ、抗TCR Vβ抗体、シグナリング能力を有する分子、ホスファチジルイノシトール、ホスファチジルセリン、及びカルジオリピン(ジアシルグリセロール)を含むリン脂質、リン脂質グリカン、インスリン作用のセカンドメッセンジャー、一本鎖DNA及び二本鎖DNA、並びにGPI連結の要素、におけるエピトープに対して反応性でもある、請求項22又は23に記載の方法又は使用。
【請求項25】
前記疾患は、IDDM、NIDDM、器官特異的若しくは非器官特異的自己免疫疾患、心血管疾患、癌性悪液質及び癌、又は抗リン脂質抗体及び/若しくは高インスリン血症及び/若しくは高グルカゴン血症及び/若しくはインスリン抵抗性及び/若しくはグルコース不耐性が存在する他の疾患から成る群から選択される、請求項22又は23に記載の方法又は使用。
【請求項26】
抗リン脂質抗体及び/又は高インスリン血症、インスリン抵抗性、並びにグルコース不耐性が存在する前記他の疾患は、乾癬、湿疹、白斑、黒色表皮腫、皮膚老化、円形脱毛症、アルツハイマー病、統合失調症、うつ病、パーキンソン病、片頭痛、多発性硬化症、重症筋無力症、筋萎縮性側索硬化症及び関連疾患、運動性ニューロン及び関連疾患、甲状腺疾患、クッシング症候群及びアジソン病、多嚢胞性卵巣症候群、性腺機能低下症及び男性における早発性禿頭症、肥満、X症候群、抗リン脂質抗体及びループス抗凝固因子抗体に関連する疾患、セリアック病、胃炎、炎症性腸疾患、関節炎及び関連疾患、喘息、嚢胞性線維症、骨粗鬆症及び骨減少症、扁平苔癬及び白板症、貧血、発作性夜間血色素尿症、睡眠時無呼吸、不眠、癌、HIV、感染、並びに免疫調節における機能不全から成る群から選択される、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記疾患は、グルコース不耐性に関連する疾患又は自己血糖調節の低下若しくは悪化に関連する疾患である、請求項22又は23に記載の方法又は使用。
【請求項28】
薬学的に許容し得る担体と共に、請求項1〜14のいずれか一項に記載のペプチド、請求項15若しくは16に記載の抗体若しくは抗体断片、請求項17に記載の抗体若しくは等価なリガンド、請求項18に記載の核酸分子、請求項19に記載のベクター、又は請求項20に記載の宿主細胞を含む医薬組成物。
【請求項29】
請求項1〜14のいずれか一項に記載のペプチドを含むワクチン組成物。
【請求項30】
アジュバントを含む請求項29に記載のワクチン組成物。
【請求項31】
疾患又は障害に対して個体にワクチン接種する方法であって、個体に請求項1〜14のいずれか一項に記載のペプチド又は請求項29若しくは30のいずれか一項に記載のワクチン組成物を個体に投与することを含む方法。
【請求項32】
ペプチドに対する抗体は個体中で形成される、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
自己免疫抗体の存在又はレベルについて個体を診断する方法であって、血液試料、血漿試料、若しくは血清試料、又は他の体液を、請求項1〜14のいずれか一項に記載のペプチドと、前記自己免疫抗体に対する標的の存在下で接触させること、及び特異的に標的に結合する前記自然発生の自己抗体の量を評価することを含む方法。
【請求項34】
前記標的は、T細胞受容体Vβ鎖上の少なくとも1つのエピトープを同定する抗TCR Vβポリクローナル免疫グロブリン分子若しくは抗TCR Vβモノクローナル免疫グロブリン分子又はその任意の一部である、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
前記ペプチド、抗体、及び/又は標的は標識される、請求項33又は34に記載の方法。
【請求項36】
少なくとも1つは請求項1〜14のいずれか一項に記載のペプチドであるペプチドのアレイ。
【請求項1】
GPI連結エピトープに対する反応性を有する抗体に由来するペプチド又は機能的に等価なリガンド。
【請求項2】
前記抗体は、抗TCR Vβ抗体、ホスファチジルイノシトール、ホスファチジルセリン、又はカルジオリピン(ジアシルグリセロール)等のリン脂質、リン脂質グリカン、一本鎖DNA、及び二本鎖DNAから成る群から選択されるエピトープに対する反応性をさらに有する、請求項1に記載のペプチド又は機能的に等価なリガンド。
【請求項3】
前記抗体は、ヒト膵臓α細胞、甲状腺の瀘胞細胞、副腎髄質、胃及び腸管、唾液腺、卵巣、横紋筋、結合組織の細胞に対する反応性をさらに有する、請求項2に記載のペプチド又は機能的に等価なリガンド。
【請求項4】
Fab、F(ab’)2、Fv、又はscFvの断片である、請求項1〜3のいずれか一項に記載のペプチド又は機能的に等価なリガンド。
【請求項5】
前記抗体の超可変領域に由来する、請求項1〜4のいずれか一項に記載のペプチド又は機能的に等価なリガンド。
【請求項6】
次のものから選択されるアミノ酸配列を含む又はから成るペプチド
【化1】
(ただし、「x」は任意のアミノ酸残基を示し、「−」はペプチド結合を示し、ペプチドは、N末端からC末端の向きで示される)。
【請求項7】
次のものから選択されるアミノ酸配列を含む又はから成るペプチド
【化2】
(ただし、括弧中に示されるアミノ酸のうちの1つは各位置で関連する場合に選択され、ペプチドは、N末端からC末端の向きで示される)。
【請求項8】
次のものから選択されるアミノ酸配列を含む又はから成るペプチド
【化3】
(ただし、括弧中に示されるアミノ酸のうちの1つは各位置で関連する場合に選択され、ペプチドは、N末端からC末端の向きで示される)。
【請求項9】
配列番号6、8、10、12、14、16、22、24、26、28、30、32、38、40、42、44、46、48、54、56、58、60、62、64、70、72、74、76、78、80、86、88、90、92、94、又は96の任意の1つに記載されるアミノ酸配列を含み、好ましくは配列番号8、10、又は16の任意の1つに記載されるアミノ酸配列を含むペプチド。
【請求項10】
配列番号2、4、6、8、10、12、14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、60、62、64、66、68、70、72、74、76、78、80、82、84、86、88、90、92、94、若しくは96の任意の1つに記載されるアミノ酸配列又はその機能的等価物若しくは断片を含む又はから成る請求項9に記載のペプチド。
【請求項11】
連結された、請求項1〜10のいずれか一項に記載の2つ以上のペプチドを含むペプチド。
【請求項12】
連結された、配列番号8、配列番号10、又は配列番号16に記載されるアミノ酸配列を含む2つ以上のペプチドを含む、請求項11に記載のペプチド。
【請求項13】
単量体ペプチドのホモ二量体であり、単量体ペプチドは、配列番号159、配列番号160、又は配列番号161に記載されるアミノ酸配列から成る、請求項12に記載のペプチド。
【請求項14】
化学的に修飾された、生物学的物質若しくは合成物質に結合した、又は酵素、指標化合物、薬物、毒素、若しくは放射性標識に抱合された、請求項1〜13のいずれか一項に記載のペプチド又は機能的に等価なリガンド。
【請求項15】
請求項1〜14のいずれか一項に記載のペプチド又は機能的に等価なリガンドを含む抗体又は抗体断片。
【請求項16】
配列番号6、8、10、12、14、16、22、24、26、28、30、32、38、40、42、44、46、48、54、56、58、60、62、64、70、72、74、76、78、80、86、88、90、92、94、及び96に記載される1、2、3、4、5、又は6つの配列を含む、請求項15に記載の抗体又は抗体断片。
【請求項17】
請求項1〜14のいずれか一項に記載のペプチドに対する反応性を示す抗体又は機能的に等価なリガンド。
【請求項18】
請求項1〜14のいずれか一項に記載のペプチド、請求項15若しくは16に記載の抗体若しくは抗体断片、又は請求項17に記載の抗体若しくは機能的に等価なリガンド、をコードする核酸分子。
【請求項19】
請求項17に記載の核酸分子を取り込んだベクター。
【請求項20】
請求項17に記載の核酸分子又は請求項19に記載のベクターを取り込んだ宿主細胞。
【請求項21】
請求項1〜14のいずれか一項に記載のペプチド、請求項15又は16に記載の抗体又は抗体断片、請求項17に記載の抗体又は等価なリガンドを発現させる方法であって、請求項18に記載の核酸分子又は宿主細胞における請求項19に記載のベクターを発現させることを含む方法。
【請求項22】
患者における疾患を治療する方法であって、請求項1〜14のいずれか一項に記載のペプチド、請求項15若しくは16に記載の抗体若しくは抗体断片、又は請求項17に記載の抗体若しくは等価なリガンド、請求項18に記載の核酸分子、請求項19に記載のベクター、或いは請求項20に記載の宿主細胞を患者に投与することを含む方法。
【請求項23】
疾患の療法又は診断における使用のための、請求項1〜14のいずれか一項に記載のペプチド、請求項15若しくは16に記載の抗体若しくは抗体断片、請求項17に記載の抗体若しくは等価なリガンド、請求項18に記載の核酸分子、請求項19に記載のベクター、又は請求項20に記載の宿主細胞。
【請求項24】
前記疾患は、GPI連結エピトープに対する反応性を有する自己抗体の存在により特徴づけられ、抗TCR Vβ抗体、シグナリング能力を有する分子、ホスファチジルイノシトール、ホスファチジルセリン、及びカルジオリピン(ジアシルグリセロール)を含むリン脂質、リン脂質グリカン、インスリン作用のセカンドメッセンジャー、一本鎖DNA及び二本鎖DNA、並びにGPI連結の要素、におけるエピトープに対して反応性でもある、請求項22又は23に記載の方法又は使用。
【請求項25】
前記疾患は、IDDM、NIDDM、器官特異的若しくは非器官特異的自己免疫疾患、心血管疾患、癌性悪液質及び癌、又は抗リン脂質抗体及び/若しくは高インスリン血症及び/若しくは高グルカゴン血症及び/若しくはインスリン抵抗性及び/若しくはグルコース不耐性が存在する他の疾患から成る群から選択される、請求項22又は23に記載の方法又は使用。
【請求項26】
抗リン脂質抗体及び/又は高インスリン血症、インスリン抵抗性、並びにグルコース不耐性が存在する前記他の疾患は、乾癬、湿疹、白斑、黒色表皮腫、皮膚老化、円形脱毛症、アルツハイマー病、統合失調症、うつ病、パーキンソン病、片頭痛、多発性硬化症、重症筋無力症、筋萎縮性側索硬化症及び関連疾患、運動性ニューロン及び関連疾患、甲状腺疾患、クッシング症候群及びアジソン病、多嚢胞性卵巣症候群、性腺機能低下症及び男性における早発性禿頭症、肥満、X症候群、抗リン脂質抗体及びループス抗凝固因子抗体に関連する疾患、セリアック病、胃炎、炎症性腸疾患、関節炎及び関連疾患、喘息、嚢胞性線維症、骨粗鬆症及び骨減少症、扁平苔癬及び白板症、貧血、発作性夜間血色素尿症、睡眠時無呼吸、不眠、癌、HIV、感染、並びに免疫調節における機能不全から成る群から選択される、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記疾患は、グルコース不耐性に関連する疾患又は自己血糖調節の低下若しくは悪化に関連する疾患である、請求項22又は23に記載の方法又は使用。
【請求項28】
薬学的に許容し得る担体と共に、請求項1〜14のいずれか一項に記載のペプチド、請求項15若しくは16に記載の抗体若しくは抗体断片、請求項17に記載の抗体若しくは等価なリガンド、請求項18に記載の核酸分子、請求項19に記載のベクター、又は請求項20に記載の宿主細胞を含む医薬組成物。
【請求項29】
請求項1〜14のいずれか一項に記載のペプチドを含むワクチン組成物。
【請求項30】
アジュバントを含む請求項29に記載のワクチン組成物。
【請求項31】
疾患又は障害に対して個体にワクチン接種する方法であって、個体に請求項1〜14のいずれか一項に記載のペプチド又は請求項29若しくは30のいずれか一項に記載のワクチン組成物を個体に投与することを含む方法。
【請求項32】
ペプチドに対する抗体は個体中で形成される、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
自己免疫抗体の存在又はレベルについて個体を診断する方法であって、血液試料、血漿試料、若しくは血清試料、又は他の体液を、請求項1〜14のいずれか一項に記載のペプチドと、前記自己免疫抗体に対する標的の存在下で接触させること、及び特異的に標的に結合する前記自然発生の自己抗体の量を評価することを含む方法。
【請求項34】
前記標的は、T細胞受容体Vβ鎖上の少なくとも1つのエピトープを同定する抗TCR Vβポリクローナル免疫グロブリン分子若しくは抗TCR Vβモノクローナル免疫グロブリン分子又はその任意の一部である、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
前記ペプチド、抗体、及び/又は標的は標識される、請求項33又は34に記載の方法。
【請求項36】
少なくとも1つは請求項1〜14のいずれか一項に記載のペプチドであるペプチドのアレイ。
【図1A】
【図1B】
【図2】
【図3a】
【図3b】
【図4A】
【図4B】
【図4C】
【図4D】
【図4E】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12A】
【図12B】
【図12C】
【図12D】
【図12E】
【図1B】
【図2】
【図3a】
【図3b】
【図4A】
【図4B】
【図4C】
【図4D】
【図4E】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12A】
【図12B】
【図12C】
【図12D】
【図12E】
【公表番号】特表2009−505640(P2009−505640A)
【公表日】平成21年2月12日(2009.2.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−525635(P2008−525635)
【出願日】平成18年8月9日(2006.8.9)
【国際出願番号】PCT/GB2006/002977
【国際公開番号】WO2007/017686
【国際公開日】平成19年2月15日(2007.2.15)
【出願人】(508043844)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成21年2月12日(2009.2.12)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年8月9日(2006.8.9)
【国際出願番号】PCT/GB2006/002977
【国際公開番号】WO2007/017686
【国際公開日】平成19年2月15日(2007.2.15)
【出願人】(508043844)
【Fターム(参考)】
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