説明

超音波加工方法およびその装置

【課題】加工開始時から高い加工速度で安定した加工を行うことができる超音波加工方法を提供する。
【解決手段】超音波振動が付与された工具を前進させて工具の先端部により被加工物の加工が開始され(T1)、工具の先端部が被加工物の表面から所定の微小深さD1にまで到達すると(T2)、工具が所定の後退量D2だけ後退して工具の先端部が被加工物の表面から離れ(T3)、次に、工具が所定の前進量D3だけ前進して被加工物の加工が進行し(T4)、以降、工具の先端部が被加工物の表面から予定していた加工深さに到達するまで、所定の後退量D2の後退と所定の前進量D3の前進が繰り返される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、超音波加工方法およびその装置に係り、特に被加工物の表面上に砥粒を供給しつつ超音波振動が与えられた工具の先端部を被加工物の表面に圧接することにより被加工物を加工する方法および装置に関する。
【背景技術】
【0002】
半導体製品の製造分野等においては、セラミックス、シリコン等の硬脆性材料を加工することが求められており、その手段として砥粒を用いた超音波加工が利用されている。このような超音波加工においては、例えば特許文献1に記載されているように、砥粒を液体に分散させた砥粒液を工具の周囲に供給しつつ、工具に超音波振動を与えて工具の先端部を所定の加工圧で被加工物の表面に押圧することで被加工物の加工が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−1121号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の超音波加工方法では、工具の先端部を被加工物の表面に当接させた状態から、砥粒液を供給すると共に工具に超音波振動を与えて加工を開始するため、工具の先端部と被加工物の表面との間に砥粒が均一に供給されにくく、所望の加工速度を実現することができず、また、加工方向が安定しないおそれがあった。
特に、針状の工具等、細い工具を用いて被加工物に微小径の孔を形成しようとする場合には、図6に示されるように、工具Nの先端部と被加工物Wの表面との間に砥粒Pが適切に供給されないおそれもあり、加工開始時における加工が不安定になりやすい、という問題を生じていた。
【0005】
この発明は、このような従来の問題点を解消するためになされたもので、加工開始時から高い加工速度で安定した加工を行うことができる超音波加工方法を提供することを目的とする。
また、この発明は、このような超音波加工方法を実施することができる超音波加工装置を提供することも目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明に係る超音波加工方法は、被加工物の表面上に砥粒を供給しつつ超音波振動が与えられた工具の先端部を前記被加工物の表面に圧接することにより前記被加工物を加工する超音波加工方法において、工具を被加工物に向けて前進させて工具の先端部による被加工物の加工を開始し、工具の先端部が被加工物の表面から所定の微小深さにまで到達したら、工具の先端部が被加工物の表面から離れるまで工具を被加工物に対して後退させ、その後、被加工物に対して所定量の前進/後退を繰り返しながら工具の先端部による被加工物の加工を進行させる方法である。
【0007】
好ましくは、被加工物の加工の進行は、所定の前進量の前進と、この所定の前進量より小さい所定の後退量の後退とを繰り返すことにより行われ、前記所定の微小深さは、前記所定の後退量より小さい値に設定される。
【0008】
この発明に係る超音波加工装置は、被加工物の表面上に砥粒を供給しつつ超音波振動が与えられた工具の先端部を被加工物の表面に圧接することにより被加工物を加工する超音波加工装置において、工具を被加工物に対して移動させる工具移動部と、工具を被加工物に向けて前進させて工具の先端部による被加工物の加工を開始し、工具の先端部が被加工物の表面から所定の微小深さにまで到達したら、工具の先端部が被加工物の表面から離れるまで工具を被加工物に対して後退させ、その後、被加工物に対して所定量の前進/後退を繰り返しながら工具の先端部による被加工物の加工を進行させるように、工具移動部による工具の移動を制御する制御部とを備えたものである。
【0009】
なお、被加工物に対する工具の相対位置を検知する工具位置検知部をさらに備え、制御部が、工具位置検知部により検知された工具の相対位置に基づいて工具移動部を制御するように構成することができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、工具の先端部が被加工物の表面から所定の微小深さにまで到達したところで、工具の先端部が被加工物の表面から離れるまで工具を被加工物に対して後退させた後、被加工物に対して所定量の前進/後退を繰り返しながら工具の先端部による被加工物の加工を進行させるので、工具の先端部と被加工物の表面との間に砥粒を均一に供給することができ、加工開始時から高い加工速度で安定した加工を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】この発明の一実施の形態に係る超音波加工装置を示す図である。
【図2】実施の形態で用いられた砥粒供給部の構成を模式的に示す図である。
【図3】実施の形態の動作を示すフローチャートである。
【図4】実施の形態における加工時刻と工具高さとの関係を示すグラフである。
【図5】(A)〜(C)は実施の形態における加工開始時の工具の先端部の様子を段階的に示す断面図である。
【図6】従来の超音波加工方法における加工開始時の工具の先端部の様子を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に、実施の形態に係る超音波加工装置の構成を示す。超音波加工装置は、直立した柱状の支持部1を有しており、この支持部1に振動ユニット2が鉛直方向に移動自在に取り付けられている。支持部1には、それぞれ鉛直方向に直線状に延びるネジ棒3とレール4が固定されている。一方、振動ユニット2には、ネジ棒3に螺合するナット5を内蔵し、ナット5を回転させることでネジ棒3に沿って自走する電動モータ6が固定されると共に、レール4に係合する車輪7が回転自在に取り付けられている。電動モータ6を駆動することにより、ナット5が回転し、車輪7がレール4上を転動しながら電動モータ6と共に振動ユニット2が鉛直方向に移動する。
【0013】
振動ユニット2の下部には、ホーン8が配置され、このホーン8の下面に、針形状を有する複数の工具Nが鉛直方向下方を向いて固定配置されている。
さらに、振動ユニット2の下方には、複数の工具Nに対向するように被加工物Wを保持するための被加工物保持台9が配置されている。
【0014】
また、振動ユニット2の上部に、上方へ向かって延びる高さ計測用ロッド10が固定されると共に、支持部1に、高さ計測用ロッド10が挿通される環状の高さ計測センサ11が支持されている。例えば、高さ計測センサ11を光電センサで構成し、高さ計測センサ11の内部を貫通する高さ計測用ロッド10の外周部に形成された目盛りを高さ計測センサ11で読み取ることで、支持部1に対する振動ユニット2の高さを計測する、すなわち、被加工物保持台9に保持された被加工物Wに対する工具Nの相対位置を検知することができる。
【0015】
さらに、振動ユニット2の下部に、鉛直方向に沿うように配置された平板状の作動部材12が固定され、支持部1には、この作動部材12に対応して第1の赤外センサ13と第2の赤外センサ14が互いに異なる高さ位置に支持されている。これら第1の赤外センサ13および第2の赤外センサ14は、それぞれ振動ユニット2の鉛直方向への移動に応じて作動部材12がわずかな間隙を介して対向することで作動部材12の存在を検知し、これにより、それぞれ振動ユニット2が対応する高さに至ったことを検知することができる。
このようにして、第1の赤外センサ13は、上方の待機位置に位置していた振動ユニット2が下降して工具Nが被加工物Wの表面に対して所定の距離まで近接したときに作動し、第2の赤外センサ14は、振動ユニット2が下限高さに到達したときに作動する。
【0016】
また、被加工物保持台9の近傍には、被加工物保持台9に保持された被加工物Wの表面上に砥粒を供給するための砥粒供給部15が配置されている。
そして、振動ユニット2、電動モータ6および砥粒供給部15に、これらを制御するための制御部16が接続され、制御部16に高さ計測センサ11、第1の赤外センサ13および第2の赤外センサ14が接続されている。
【0017】
なお、ネジ棒3、レール4、ナット5、電動モータ6および車輪7により、工具Nを被加工物Wに対して移動させるための工具移動部が構成され、高さ計測用ロッド10および高さ計測センサ11により、被加工物Wに対する工具Nの相対位置を検知するための工具位置検知部が構成されている。
【0018】
ここで、図2に、砥粒供給部15の構成を示す。砥粒供給部15は、水に砥粒Pを懸濁させた砥粒液Lを貯留する砥粒液タンク17を有すると共に、被加工物保持台9の斜め上方に被加工物保持台9の上部へ向けて配置された砥粒排出ノズル18を有しており、これら砥粒液タンク17と砥粒排出ノズル18とが砥粒供給管19を介して連通されている。砥粒供給管19には、砥粒液Lを圧送するためのポンプ20と、砥粒液Lの供給量を調整するためのバルブ21が接続されている。また、被加工物保持台9の周辺には、砥粒排出ノズル18から供給された砥粒液Lを回収して砥粒液タンク17へ戻すための砥粒回収部材22が配置されている。
【0019】
このような構成により、砥粒液Lを砥粒液タンク17から砥粒排出ノズル18、被加工物保持台9に保持された被加工物Wの表面および砥粒回収部材22を介して砥粒液タンク17へと循環させる循環経路が形成される。
【0020】
次に、この実施の形態に係る超音波加工装置の動作について図3のフローチャートを参照して説明する。
まず、被加工物保持台9に被加工物Wを保持する。ここで、制御部16は、電動モータ6を駆動して工具Nの先端部が被加工物Wの表面に当接するまで振動ユニット2を下降させ、このときの高さ計測センサ11の計測値に基づいて被加工物Wの表面高さH0を予め把握した後、振動ユニット2を所定の待機位置まで上昇させる。
【0021】
制御部16は、ステップS1で、振動ユニット2に内蔵されている超音波振動子を駆動することにより、ホーン8を介して工具Nへの超音波振動の付与を開始すると共に、砥粒供給部15のポンプ20を駆動して被加工物Wの表面上への砥粒の供給を開始し、さらに、ステップS2で、電動モータ6を駆動して振動ユニット2を待機位置から被加工物Wへ向けて前進、すなわち下降させる。
このとき、振動ユニット2の下部に固定された作動部材12により第1の赤外センサ13が作動するまでは、工具Nが被加工物Wの表面に対してまだ所定の距離まで近接していないので、比較的高速で振動ユニット2が下降し、第1の赤外センサ13が作動した後は、低速で振動ユニット2が下降するように構成すれば、加工処理全体の時間短縮を図ることができる。
【0022】
振動ユニット2の下降に伴い、図4に示されるように、時刻T1に、工具Nの先端部の高さを表す工具高さHがH0に到達して、工具Nの先端部が被加工物Wの表面に当接すると、工具Nに付与された超音波振動が砥粒Pを介して被加工物Wに伝えられることで被加工物Wの表面が破砕されて加工が開始される。これにより、図5(A)に示されるように、工具Nの先端部が次第に被加工物Wの表面より下方へと前進して被加工物Wの表面に凹部Rを形成することとなる。
【0023】
続くステップS3で、制御部16は、高さ計測センサ11の計測値に基づき、工具Nの先端部が被加工物Wの表面から所定の微小深さD1にまで到達して工具高さHがH1=H0−D1以下になったか否かを判定する。工具高さHがH1=H0−D1以下になったと判定されるまで、ステップS2およびS3が繰り返され、工具Nの下降が続けられる。
【0024】
時刻T2に、工具Nの先端部が被加工物Wの表面から所定の微小深さD1にまで到達して、ステップS3で、工具高さHがH1=H0−D1以下になったと判定されると、制御部16は、振動ユニット2の下降を停止し、今度は電動モータ6を逆方向へ駆動して、ステップS4で、振動ユニット2を所定の後退量D2だけ後退、すなわち上昇させる。
この所定の後退量D2は、予め上記の微小深さD1よりも大きい値に設定されており、図5(B)に示されるように、工具Nは、その先端部が被加工物Wの表面から離れて被加工物Wの表面よりも上方に位置するまで上昇し、砥粒供給部15によって被加工物Wの表面上に供給されている砥粒Pが凹部R内に充填されやすくなる。
【0025】
振動ユニット2が所定の後退量D2だけ上昇して、時刻T3に、工具高さHがH2=H1+D2になると、制御部16は、振動ユニット2の上昇を停止し、電動モータ6を再び逆方向へ駆動して、ステップS5で、振動ユニット2を所定の前進量D3だけ前進、すなわち下降させる。
この所定の前進量D3は、予め上記の後退量D2よりも大きい値に設定されており、これにより、図5(C)に示されるように、凹部R内に充填された砥粒Pを介して工具Nの先端部から被加工物Wに超音波振動が伝えられ、被加工物Wの加工が進行して凹部Rの深さが次第に増大していく。
【0026】
振動ユニット2が所定の前進量D3だけ下降して、時刻T4に、工具高さHがH3=H2−D3になると、制御部16は、振動ユニット2の下降を停止し、ステップS6で、工具Nの先端部が被加工物Wの表面から予定していた加工深さDsにまで到達して工具高さHがH3=H0−Ds以下になったか否かを判定する。工具高さHがH3=H0−Ds以下になったと判定されるまで、ステップS4〜S6が繰り返される。すなわち、所定の後退量D2の後退と所定の前進量D3の前進を繰り返しつつ、被加工物Wの加工が進行される。
【0027】
そして、工具Nの先端部が被加工物Wの表面から予定していた加工深さDsにまで到達して、ステップS6で、工具高さHがH3=H0−Ds以下になったと判定されると、制御部16は、振動ユニット2の移動を停止し、さらに、ステップS7で、工具Nへの超音波振動の付与を終了すると共に被加工物Wの表面上への砥粒の供給を終了して、被加工物Wに対する一連の加工処理を完了する。
予定する加工深さDsとして被加工物Wの厚さよりわずかに大きい値を設定すれば、複数の工具Nを用いて被加工物Wに複数の貫通孔が形成されることとなる。
【0028】
なお、第2の赤外センサ14が作動したときには、制御部16は、振動ユニット2がそれ以上下降させることのできない下限高さに到達したと判断して、強制的に振動ユニット2を上昇させる、あるいは、超音波加工装置全体の作動を停止させる。
【0029】
以上説明したように、この実施の形態によれば、工具Nの先端部が被加工物Wの表面から所定の微小深さD1にまで到達したところで、工具Nを所定の後退量D2だけ後退させて、工具Nの先端部を一旦被加工物Wの表面から離し、その後、所定の前進量D3の前進と所定の後退量D2の後退とを繰り返しながら被加工物Wの加工を進行させるので、工具Nの先端部と被加工物Wの表面との間に砥粒Pを均一に供給することができる。このため、針状の細い工具Nを用いても、加工開始時から高い加工速度で安定した加工を行うことが可能となる。その結果、所望の加工速度を得ることができない、加工方向が所望の方向からずれる、等の不具合による歩留まりの低下が防止される。
【0030】
特に、加工開始時から安定した加工が可能となるので、加工方向に対して垂直ではなく、所定の角度で傾斜した表面を有する被加工物Wに対しても、正確な加工を施すことができる。また、被加工物Wの表面の平坦度が低い場合であっても、針状の複数の工具Nを用いて複数の貫通孔をそれぞれ正確に形成することができる。
【0031】
なお、上記の実施の形態では、針形状を有する複数の工具Nを用いて被加工物Wに複数の小径の孔を形成したが、これに限るものではなく、同様にして、工具の形状に応じた各種の加工を被加工物に施すことが可能である。
また、所定の微小深さD1、所定の後退量D2および所定の前進量D3は、被加工物Wの材質、工具Nの形状、超音波振動の振動数および振幅等に応じて、適宜適切な値に設定することができる。
【符号の説明】
【0032】
1 支持部、2 振動ユニット、3 ネジ棒、4 レール、5 ナット、6 電動モータ、7 車輪、8 ホーン、9 被加工物保持台、10 高さ計測用ロッド、11 高さ計測センサ、12 作動部材、13 第1の赤外センサ、14 第2の赤外センサ、15 砥粒供給部、16 制御部、17 砥粒液タンク、18 砥粒排出ノズル、19 砥粒供給管、20 ポンプ、21 バルブ、22 砥粒回収部材、W 被加工物、N 工具、L 砥粒液、D1 所定の微小深さ、D2 所定の後退量、D3 所定の前進量、P 砥粒、R 凹部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被加工物の表面上に砥粒を供給しつつ超音波振動が与えられた工具の先端部を前記被加工物の表面に圧接することにより前記被加工物を加工する超音波加工方法において、
前記工具を前記被加工物に向けて前進させて前記工具の先端部による前記被加工物の加工を開始し、
前記工具の先端部が前記被加工物の表面から所定の微小深さにまで到達したら、前記工具の先端部が前記被加工物の表面から離れるまで前記工具を前記被加工物に対して後退させ、
その後、前記被加工物に対して所定量の前進/後退を繰り返しながら前記工具の先端部による前記被加工物の加工を進行させる
ことを特徴とする超音波加工方法。
【請求項2】
前記被加工物の加工の進行は、所定の前進量の前進と、前記所定の前進量より小さい所定の後退量の後退とを繰り返すことにより行われ、
前記所定の微小深さは、前記所定の後退量より小さい値に設定される
請求項1に記載の超音波加工方法。
【請求項3】
被加工物の表面上に砥粒を供給しつつ超音波振動が与えられた工具の先端部を前記被加工物の表面に圧接することにより前記被加工物を加工する超音波加工装置において、
前記工具を前記被加工物に対して移動させる工具移動部と、
前記工具を前記被加工物に向けて前進させて前記工具の先端部による前記被加工物の加工を開始し、前記工具の先端部が前記被加工物の表面から所定の微小深さにまで到達したら、前記工具の先端部が前記被加工物の表面から離れるまで前記工具を前記被加工物に対して後退させ、その後、前記被加工物に対して所定量の前進/後退を繰り返しながら前記工具の先端部による前記被加工物の加工を進行させるように、前記工具移動部による前記工具の移動を制御する制御部と
を備えたことを特徴とする超音波加工装置。
【請求項4】
前記被加工物に対する前記工具の相対位置を検知する工具位置検知部をさらに備え、
前記制御部は、前記工具位置検知部により検知された前記工具の相対位置に基づいて前記工具移動部を制御する請求項3に記載の超音波加工装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−35374(P2012−35374A)
【公開日】平成24年2月23日(2012.2.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−178626(P2010−178626)
【出願日】平成22年8月9日(2010.8.9)
【出願人】(000005902)三井造船株式会社 (1,723)
【出願人】(596122696)株式会社アドマップ (13)
【Fターム(参考)】