説明

身体流体サンプルを分析する装置と方法

注入流体を患者内に注入する間に、患者の身体流体の予め決められたパラメーターをモニターする装置が提供される。該装置は該患者の血管内への挿入用に構成された注入ライン及びカテーテルと、注入流体のソースと該注入ライン及びカテーテルとの間に接続された可逆注入ポンプと、を有する。該装置は更に該注入ラインとの流体的連通を有するよう設置され、第1センサー及びサンプルセルを有する身体流体センサー組立体を備える。該第1センサーは該注入ライン内にある何等かの流体の予め決められたパラメーターを示す信号を提供する。該サンプルセルは波長λを有する光に実質的に透過性である。該装置は更に、該患者内への注入用に、該注入ライン及びカテーテルを通して該注入流体を汲み上げるために該注入ポンプを前進方向に運転するよう構成された制御器を有する。該制御器は、該カテーテル及び注入ラインを通して該患者から身体流体サンプルを抜き取るべく、該注入ポンプの前進方向のその運転を間歇的に中断し、該注入ポンプを後退方向に運転するよう構成される。該患者から抜き取られた該身体流体サンプルは、該身体流体サンプルの第1部分が該身体流体センサー組立体の該第1センサーと検出用接触をして、該身体流体サンプルの第2部分が該身体流体センサー組立体の該サンプルセル内に配置されるよう、配置される。該制御器は更に、該身体流体センサー組立体の該第1センサーにより提供される信号をモニターし、該第1センサーに於ける該身体流体サンプルの到着を示す信号の変化を検出するよう、構成される。該制御器は、該第1センサーに於ける該身体流体サンプルの到着の検出に応答して、該注入ポンプの後退方向のその運転を停止するよう構成される。該第1センサーにより作られる該信号は、該身体流体サンプルが該第1センサーと検出用接触をした時、該患者の身体流体の予め決められたパラメーターの指示を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
患者の身体流体の予め決められたパラメーターをモニターし、該患者に注入する装置に於いて、該装置が
該患者の血管と流体的に連通するよう構成された患者端末を有する注入ラインと、
注入流体のソースと、を具備しており、前記ソースは前記注入ラインと流体的に連通しており、該装置は又
該注入ラインと接続された可逆注入ポンプと、
該注入ラインと流体的に連通するよう設置され、第1センサーを備える身体流体センサー組立体と、を具備しており、前記第1センサーは前記第1センサーの近くの該注入ライン内にある流体の予め決められたパラメーターを示す信号を提供するよう構成された光学的センサーを有しており、そして該装置は更に、
該注入流体を該注入ラインを通して該患者端末の方へ汲むために、該注入ポンプを前進方向に運転するよう構成され、そして身体流体サンプルを該患者から該注入ラインの該患者端末を通して抜き取るために、該注入ポンプの該前進方向のその運転を間歇的に中断し、該注入ポンプを後退方向に運転するよう構成された、制御器を具備することを特徴とする該装置。
【請求項2】
前記光学的センサーが波長λを有する光に対し実質的に透過性のサンプルセルを有することを特徴とする請求項1の該装置。
【請求項3】
前記サンプルセルが波長λを有する光に対し実質的に透過性である1つ以上の窓を有することを特徴とする請求項2の該装置。
【請求項4】
更に、
該波長λを有する光を作るよう構成された光ソースと、
波長λを有する光に応答するよう構成された光検出器と、
該光ソースから該サンプルセルまで及び該サンプルセルから該光検出器まで規定された光路と、を具備しており
該光ソース、該光検出器、そして該サンプルセルは該光路に沿い光学的に連通するよう構成されることを特徴とする請求項2の該装置。
【請求項5】
該光路が1つ以上の光フアイバーを有することを特徴とする請求項4の該装置。
【請求項6】
該波長λが赤外線であることを特徴とする請求項2の該装置。
【請求項7】
該波長λが1μmから20μmの範囲にあることを特徴とする請求項2の該装置。
【請求項8】
該波長λが4μmから10μmの範囲にあることを特徴とする請求項2の該装置。
【請求項9】
該光検出器がスペクトロメーターであることを特徴とする請求項4の該装置。
【請求項10】
波長λを有する光が、該光が該サンプルセル内の該身体流体サンプルの部分と相互作用するよう、該光ソースから該サンプルセルまで該光路に沿って導かれ、該光の部分が該光路に沿って該光検出器へ導かれることを特徴とする請求項4の該装置。
【請求項11】
該光が該サンプルセル内の該身体流体サンプルの該部分を通るよう透過されることを特徴とする請求項10の該装置。
【請求項12】
該光が該サンプルセル内の該身体流体サンプルの該部分から反射されることを特徴とす
る請求項10の該装置。
【請求項13】
該制御器が該身体流体センサー組立体の該第1センサーにより提供された該信号をモニターし、該第1センサーに於ける該身体流体サンプルの到着を示す信号の変化を検出する、よう構成されることを特徴とする請求項1の該装置。
【請求項14】
該制御器が該第1センサーに於ける該身体流体サンプルの該到着の検出に応答して該注入ポンプの該後退方向のその運転を停止するよう構成されることを特徴とする請求項13の該装置。
【請求項15】
患者から身体流体を前記患者のポイントオブケアで抜き取り、分析する方法に於いて、該方法が
被検体検出システム、センサー組立体、及び前記患者内の身体流体の間に流体的連通を確立する過程を具備しており、前記センサー組立体は第1センサーを有しており、該方法は又
前記患者から前記身体流体の部分を抜き取る過程と、
前記被検体検出システムと前記センサー組立体が前記患者と流体的に連通して留まる間に、前記抜き取られた部分から前記身体流体の第1成分を分離する過程と、そして
前記被検体検出システムで、被検体の濃度を測定するため前記第1成分を分析する過程と、を具備することを特徴とする該方法。
【請求項16】
前記第1センサーが光学的センサーを有することを特徴とする請求項15の該方法。
【請求項17】
前記分離する過程が身体流体の前記抜き取られた部分から前記第1成分をフイルターする過程を備えることを特徴とする請求項15の該方法。
【請求項18】
前記分離する過程が身体流体の前記抜き取られた部分から前記第1成分を遠心分離する過程を備えることを特徴とする請求項15の該方法。
【請求項19】
前記方法が更に
該センサー組立体の前記第1センサーにより作られた信号をモニターする過程と、そして
前記第1センサーに於いて前記身体流体の到着を示す前記信号の変化を検出する過程を具備することを特徴とする請求項15の該方法。
【請求項20】
前記方法が更に、前記第1センサーに於ける前記身体流体の前記到着の検出に応答して前記患者からの前記身体流体の抜き取りを停止する過程を具備することを特徴とする請求項19の該方法。
【請求項21】
患者からの身体流体を、前記患者用のポイントオブケアで抽出し、分析する装置に於いて、該装置が
該患者の血管と流体的に連通するよう構成された患者端末を有する注入ラインと、
注入流体のソースと、を具備しており、前記ソースは前記注入ラインと流体的に連通しており、該装置は又
該注入ラインと接続された可逆注入ポンプと、
該注入ラインと流体的に連通するよう設置され、第1センサーを備える身体流体センサー組立体と、を具備しており、前記第1センサーは前記第1センサーの近くの該注入ライン内にある流体の予め決められたパラメーターを示す信号を提供するよう構成されており、そして該装置は更に、
該注入流体を該注入ラインを通して該患者端末の方へ汲むため、該注入ポンプを前進方
向に運転するよう構成され、そして身体流体サンプルを該患者から該注入ラインの該患者端末を通して抜き取るため、該注入ポンプの該前進方向のその運転を間歇的に中断し、該注入ポンプを後退方向に運転するよう構成された、制御器と、
前記注入ラインと流体的に連通して設置され、前記身体流体サンプルの第1成分を前記身体流体サンプルから分離するよう構成された流体成分セパレーターと、を具備することを特徴とする該装置。
【請求項22】
前記第1センサーが光学的センサーを有することを特徴とする請求項21の該装置。
【請求項23】
該流体成分セパレーターがフイルター又は膜を有することを特徴とする請求項21の該装置。
【請求項24】
該流体成分セパレーターが遠心分離機を有することを特徴とする請求項21の該装置。
【請求項25】
該身体流体サンプルの該第1成分が血漿であることを特徴とする請求項21の該装置。
【請求項26】
該身体流体のサンプルの該第1成分が該身体流体サンプルより少ない不純物を有することを特徴とする請求項21の該装置。
【請求項27】
該患者の身体流体の予め決められたパラメーターがブドウ糖濃度を有することを特徴とする請求項21の該装置。
【請求項28】
該制御器が該身体流体センサー組立体の該第1センサーにより提供される信号をモニターし、該第1センサーに於ける該身体流体サンプルの該第1成分の到着を示す信号の変化を検出するよう構成されることを特徴とする請求項21の該装置。
【請求項29】
該制御器が該第1センサーに於ける該身体流体サンプルの該第1成分の該到着の検出に応答して該注入ポンプの後退方向のその運転を停止するよう構成されることを特徴とする請求項28の該装置。
【請求項30】
患者の血液の予め決められたパラメーターを、該患者内への注入流体を注入する間に、モニターする装置に於いて、該装置が
該患者の血管内への挿入用に構成された患者端末を有する注入ラインと、
注入流体のソースと、を具備しており、前記ソースは前記注入ラインと流体的に連通しており、該装置は又
該注入ラインと接続された可逆注入ポンプと、
該注入ラインと流体的に連通するよう設置され、該注入ライン内にある流体の予め決められたパラメーターを示す信号を提供する第1センサーを備える血液化学センサー組立体と、
前記注入ラインの少なくとも1部分に1つ以上の抗凝血剤を提供するために該装置に動作可能なように結合されたデバイスと、
該注入流体を該患者内への注入用に該注入ラインの該患者端末を通して汲むため、該注入ポンプを前進方向に運転するよう構成され、そして血液サンプルを該患者から該注入ラインの該患者端末を通して、該血液化学センサー組立体の該第1センサーと検出用接触をするよう抜き取るため、該注入ポンプの該前進方向のその運転を間歇的に中断し、該注入ポンプを後退方向に運転するよう構成された制御器と、を具備することを特徴とする該装置。
【請求項31】
該第1センサーが光学的センサーを有することを特徴とする請求項30の該装置。
【請求項32】
前記1つ以上の抗凝血剤が洗浄剤を有し、前記デバイスが前記洗浄剤を前記注入ラインの少なくとも1部分内に提供することを特徴とする請求項30の該装置。
【請求項33】
前記洗浄剤がタンパク分解酵素を有することを特徴とすることを特徴とする請求項32の該装置。
【請求項34】
前記デバイスが前記注入ラインへ超音波を伝送するために位置付け可能な超音波変換器を有することを特徴とする請求項30の該装置。
【請求項35】
前記超音波が約15kHzから約60kHzまでの範囲内の周波数を有することを特徴とする請求項34の該装置。
【請求項36】
前記超音波変換器が約2Wから約200Wの範囲内の超音波電力を有する超音波を作ることを特徴とする請求項34の該装置。
【請求項37】
該制御器が該血液化学センサー組立体の該第1センサーにより提供される信号をモニターし、該第1センサーに於ける該血液サンプルの該到着を示す信号の変化を検出する、よう構成されることを特徴とする請求項30の該装置。
【請求項38】
該制御器が該第1センサーに於ける該血液サンプルの該到着の検出に応答して該注入ポンプの後退方向のその運転を停止するよう構成されることを特徴とする請求項37の該装置。
【請求項39】
患者持続状態モニタリングシステムに於いて、前記システムが
第1身体流体分析器と、
身体流体センサー組立体であるが、該身体流体センサー組立体内にある流体の予め決められたパラメーターを示す信号を提供する第1センサーを有する該身体流体センサー組立体と、
前記身体流体センサー組立体からの前記信号をモニターし、前記第1センサーに於いて該身体流体センサー組立体内で起こる前記流体の到着を示す前記信号の変化を検出する、よう構成された制御器と、
前記第1身体流体分析器と、前記身体流体センサー組立体と、そして患者内の身体流体との間の流体的連通を提供するよう構成された流体通路と、具備しており
前記第1身体流体分析器はデータネットワークと通信するよう構成されており、前記データネットワークは少なくとも1つのデータフアイルを有しており、そして
前記第1身体流体分析器は前記データネットワークを経由して前記少なくとも1つのデータフアイルにアクセスするよう構成されていることを特徴とする該システム。
【請求項40】
前記第1身体流体分析器は前記少なくとも1つのデータフアイルを更新するよう構成されることを特徴とする請求項39の該患者持続状態モニタリングシステム。
【請求項41】
前記第1センサーが光学的センサーを有することを特徴とする請求項39の該患者持続状態モニタリングシステム。
【請求項42】
前記少なくとも1つのデータフアイルが前記第1身体流体分析器又は前記身体流体センサー組立体を校正するための校正情報を有することを特徴とする請求項39の該患者持続状態モニタリングシステム。
【請求項43】
前記少なくとも1つのデータフアイルが前記身体流体センサー組立体から前記信号を校正する校正情報を有することを特徴とする請求項39の該患者持続状態モニタリングシス
テム。
【請求項44】
前記システムが更に、
前記第1身体流体分析器から離れ隔てられた別の身体流体分析器を具備しており、前記別の身体流体分析器は前記データネットワークと通信するよう構成されており、そして
前記少なくとも1つのデータフアイルは前記別の身体流体分析器により行われた測定に関する別の測定情報を有することを特徴とする請求項39の該患者持続状態モニタリングシステム。
【請求項45】
前記第1身体流体分析器は前記身体流体サンプルに関する第1測定を行い、前記第1測定値に関する情報を、前記別の身体流体分析器からの前記別の測定値情報と比較する、よう構成されることを特徴とする請求項44の該患者持続状態モニタリングシステム。
【請求項46】
前記第1身体流体分析器は、該第1身体流体分析器又は該別の身体流体分析器の適当な機能を検証するために前記比較された情報を使うよう構成されることを特徴とする請求項45の該患者持続状態モニタリングシステム。
【請求項47】
前記第1身体流体分析器又は前記別の身体流体分析器は、もし前記比較された情報が、前記第1身体流体分析器又は前記別の身体流体分析器の不適当な機能を示すなら、警報を発するよう構成されることを特徴とする請求項46の該患者持続状態モニタリングシステム。
【請求項48】
更に、
前記患者の血管内への挿入用に構成された患者端末を有する注入ラインと、
注入流体のソースと、を具備しており、前記ソースは前記注入ラインと流体的に連通しており、該システムは又
前記注入ラインと接続された可逆注入ポンプを具備しており、
前記制御器は、前記注入流体を前記患者内への注入用に前記注入ラインを通して汲むため、前記注入ポンプを前進方向に運転するよう構成され、そして身体流体サンプルを前記患者から前記注入ラインの前記患者端末を通して前記身体流体センサー組立体の前記第1センサーと検出用接触をするよう抜き取るため、前記注入ポンプの前記前進方向のその運転を間歇的に中断し、前記注入ポンプを後退方向に運転するよう構成されており、
前記第1センサーにより作られる前記信号は、前記身体流体サンプルが前記第1センサーと検出用接触をした時前記患者の身体流体の予め決められたパラメーターの指示を提供することを特徴とする請求項39の該患者持続状態モニタリングシステム。
【請求項49】
前記制御器が、前記第1センサーに於ける前記身体流体サンプルの前記到着の検出に応答して前記注入ポンプの前記後退方向のその運転を停止するよう構成されることを特徴とする請求項48の該患者持続状態モニタリングシステム。
【請求項50】
前記第1センサーが光学的センサーを有することを特徴とする請求項48の該患者持続状態モニタリングシステム。
【請求項51】
前記制御器が前記予め決められたパラメーターの前記指示を前記データネットワークへ通信するよう構成されることを特徴とする請求項48の該患者持続状態モニタリングシステム。
【請求項52】
前記制御器が前記予め決められたパラメーターの前記指示で前記データフアイルを更新するよう構成されることを特徴とする請求項51の該患者持続状態モニタリングシステム。
【請求項53】
被検体検出システムに於いて、該システムが
第1センサーを有する身体流体センサー組立体を具備しており、該第1センサーは該第1センサーと検出用接触をする身体流体サンプル内の少なくとも1つの被検体の測定値に関する情報を提供するよう構成されており、該システムは又
プロセサーと、そして
前記プロセサーにより、前記システムが
(a)前記測定値に基づき、該身体流体サンプル内の前記少なくとも1つの被検体の測定値への1つ以上の可能性のあるインターフェレントを識別し、
(b)前記1つ以上の可能性のあるインターフェレントに帰せられる誤差を減じる校正値を計算し、
(c)該校正値を該測定値に適用し、そして
(d)該校正された測定値に基づき、該身体流体サンプル内の前記少なくとも1つの被検体の濃度を推定するよう、
実行可能な記憶されたプログラムインストラクションと、を具備することを特徴とする該システム。
【請求項54】
前記少なくとも1つの被検体が第1被検体と第2被検体を有することを特徴とする請求項53の該被検体検出システム。
【請求項55】
前記第1センサーが電気化学的センサーを有することを特徴とする請求項53の該被検体検出システム。
【請求項56】
前記第1センサーが光学的センサーを有することを特徴とする請求項53の該被検体検出システム。
【請求項57】
前記システムが更に
患者の血管内への挿入用に構成された患者端末を有する注入ラインと、
注入流体のソースと、を具備しており、前記ソースは前記注入ラインと流体的に連通しており、該システムは又
該注入ラインと接続された可逆注入ポンプと、
該注入流体を該患者内への注入用に該注入ラインを通して汲むために、該注入ポンプを前進方向に運転するよう構成され、そして該身体流体サンプルを該患者から該注入ラインの該患者端末を通して身体流体センサー組立体の該第1センサーと検出用接触をするよう抜き取るために、該注入ポンプの該前進方向のその運転を間歇的に中断し、該注入ポンプを後退方向に運転するよう構成された制御器と、を具備しており、
該制御器は更に該身体流体センサー組立体の該第1センサーにより提供される信号をモニターし、該第1センサーに於いて該身体流体サンプルの到着を示す該信号の変化を検出する、よう構成されることを特徴とする請求項53の該被検体検出システム。
【請求項58】
該制御器が該第1センサーに於ける該身体流体サンプルの該到着の検出に応答して該注入ポンプの該後退方向のその運転を停止するよう構成されることを特徴とする請求項57の該被検体検出システム。
【請求項59】
該第1センサーが電気化学的センサーを有することを特徴とする請求項57の該被検体検出システム。
【請求項60】
該第1センサーが光学的センサーを有することを特徴とする請求項57の該被検体検出システム。
【請求項61】
更に、電磁放射のソースを具備しており、前記ソースが前記放射が前記光学的センサーへ導かれるよう構成されることを特徴とする請求項60の該被検体検出システム。
【請求項62】
更に、前記光学的センサーからの放射を検出するよう構成された検出器を具備することを特徴とする請求項61の該被検体検出システム。
【請求項63】
前記検出器がスペクトロスコープ型分析器を備えることを特徴とする請求項62の該被検体検出システム。
【請求項64】
前記スペクトロスコープ型分析器が赤外線スペクトロスコープを有することを特徴とする請求項63の該被検体検出システム。
【請求項65】
身体流体の組成を分析する装置に於いて、前記装置が
患者内の身体流体との流体的連通を提供するよう構成された患者端末を有する第1流体通路と、
前記第1流体通路に接続された少なくとも1つのポンプと、を具備しており、前記少なくとも1つのポンプは、前記ポンプが注入流体を前記患者端末を通して前記患者へ送るよう動作可能である注入モードと、前記ポンプが前記患者から前記患者端末を通して前記身体流体のサンプルを抜き取るよう動作可能なサンプル抜き取りモードと、を有するよう構成されており、該装置は又、
前記少なくとも1つのポンプを前記注入モードと前記サンプル抜き取りモードで運転するよう構成された制御器と、
スペクトロスコープ型被検体検出システムであるが、前記被検体検出システムが身体流体の前記抜き取られたサンプルの少なくとも1成分を受け、少なくとも1つの被検体の濃度を決定することが出来るよう、前記第1流体通路を経由してアクセス可能な該スペクトロスコープ型被検体検出システムと、を具備しており、前記被検体検出システムは前記第1流体通路の前記患者端末から隔てられており、該装置は更に、
前記患者端末に於いて又はその近くで該第1流体通路と流体的に連通するよう設置され、前記被検体検出システムから隔てられた、身体流体センサー組立体を具備しており、前記身体流体センサー組立体は第1センサー及び第2センサーを備えており、
該第1センサーは前記第1流体通路内の流体を示す第1特性を検出し、前記第1特性を示す第1信号を提供する、よう構成されており、
該第2センサーは前記第1流体通路内の流体を示す第2特性を検出し、前記第2特性を示す第2信号を提供する、よう構成されており、そして
該制御器は該第1センサーにより提供される該第1信号をモニターし、該第1センサーに於ける身体流体の該抜き取られたサンプルの到着を示す該第1信号の変化を検出する、よう構成されることを特徴とする該装置。
【請求項66】
該制御器が、該第1センサーに於ける身体流体の該抜き取られたサンプルの該到着を示す第1信号の該変化に応答して前記少なくとも1つのポンプが前記サンプル抜き取りモードを停止するべく合図するよう構成されることを特徴とする請求項65の該装置。
【請求項67】
前記第1センサーが測色センサー、ヘモグロビンセンサー、ヘマトクリットセンサー、圧力センサー、希釈度センサー、及びバブルセンサーから成るグループから選択されることを特徴とする請求項65の該装置。
【請求項68】
該第1特性が前記第1流体通路内の該流体のカラー又はカラーの変化の速度を含むことを特徴とする請求項65の該装置。
【請求項69】
該第2センサーが電気化学的センサーを有することを特徴とする請求項65の該装置。
【請求項70】
該第2センサーが光学的センサーを有することを特徴とする請求項65の該装置。
【請求項71】
流体ハンドリング及び分析システムに於いて、前記システムが、
少なくとも第1流体通路を備える流体輸送ネットワークを具備しており、前記流体輸送ネットワークは患者内の身体流体との流体的連通を保持するよう構成された患者端末を備えており、該システムは又
各々が前記流体輸送ネットワークによりアクセス可能な、サンプル分析室及びウエーストコンテナーと、
前記流体輸送ネットワークと流体的に連通し、前記第1流体通路内にある流体の予め決められたパラメーターを示す信号を提供する第1センサーを備える、身体流体センサー組立体と、
前記流体輸送ネットワークと動作可能なように契合するポンプユニットと、を具備しており、前記ポンプユニットは、前記ポンプユニットが注入流体を前記患者に前記患者端末を通して送る注入モードと、前記ポンプユニットが或る容積の前記身体流体を前記患者から前記患者端末を通して前記サンプル分析室の方へ抜き取るサンプル抜き取りモードと、を有するよう構成されており、
前記流体輸送ネットワーク及び前記ポンプユニットは、前記患者から或る容積の前記身体流体を抜き取り、前記容積から前記身体流体の1部分を分離し、前記部分を前記サンプル分析室へそして次いで前記ウエーストコンテナーへ送る、よう構成されることを特徴とする該システム。
【請求項72】
前記第1センサーが光学的センサーを有することを特徴とする請求項71の該システム。
【請求項73】
更に、前記サンプル分析室内の前記身体流体の前記部分を分析し、前記部分内の少なくとも1つの被検体の濃度を決定する、よう構成されたスペクトロスコープ型流体分析器を具備することを特徴とする請求項71の該システム。
【請求項74】
前記ポンプユニットが前記注入モードで動作する第1ポンプと前記サンプル抜き取りモードで動作する第2ポンプとを備えることを特徴とする請求項71の該システム。
【請求項75】
前記ポンプユニットが方向性を制御可能であることを特徴とする請求項71の該システム。
【請求項76】
前記ポンプユニットが更に身体流体の前記抜き取られた容積の残りを前記流体輸送ネットワーク経由で前記患者へ戻すよう構成されることを特徴とする請求項71の該システム。
【請求項77】
更に、前記患者から或る容積の前記身体流体を選択的に抜き取り、前記容積から前記身体流体の1部分を分離し、前記部分を前記サンプル分析室へそして次いで前記ウエーストコンテナーへ送り、そして身体流体の前記抜き取られた容積の残りを前記流体輸送ネットワーク経由で前記患者へ戻すために、該ポンプユニットを助けるよう構成された1つ以上のバルブを具備することを特徴とする請求項76の該システム。
【請求項78】
更に、該第1センサーにより提供された信号をモニターし、該第1センサーに於ける該抜き取られた身体流体の到着を示す信号の変化を検出する、よう構成された制御器を具備することを特徴とする請求項71の該システム。
【請求項79】
該制御器は前記ポンプユニットを前記注入モードと前記サンプル抜き取りモードで運転
するよう構成されることを特徴とする請求項78の該システム。
【請求項80】
該制御器が、該第1センサーに於ける前記抜き取られた身体流体の到着を示す前記信号の前記変化に応答して前記ポンプユニットが前記サンプル抜き取りモードを停止するべく合図するよう構成されることを特徴とする請求項79の該システム。
【請求項81】
患者の身体流体の予め決められたパラメーターを、注入流体を該患者に注入する間に、モニターする装置に於いて、該装置は
該患者の血管内への挿入用に構成された患者端末を有する注入ラインと、
注入流体のソースと、を具備しており、前記ソースは前記注入ラインと流体的に連通しており、該装置は又
該注入ラインと接続された可逆注入ポンプと、
該注入ラインと流体的に連通するよう設置された身体流体センサー組立体と、を具備しており、前記センサー組立体は該身体流体センサー組立体内にある流体に関する温度情報を提供する温度センサーと、該身体流体センサー組立体内にある流体のパラメーターを示す信号を提供する第1センサーと、を備えており、該装置は更に、
該注入流体を該患者内への注入用に該注入ラインを通して汲むため、該注入ポンプを前進方向に運転するよう構成され、そして身体流体サンプルを該患者から該注入ラインの該患者端末を通して該身体流体センサー組立体の該第1センサー及び該温度センサーと検出用接触をするよう抜き取るため、該注入ポンプの該前進方向のその運転を間歇的に中断し、該注入ポンプを後退方向に運転するよう構成された制御器を具備しており、
該制御器は更に該身体流体センサー組立体の該第1センサーにより提供される該信号をモニターし、該第1センサーに於いて該身体流体サンプルの到着を示す該第1信号の変化を検出する、よう構成されており、
該第1センサーにより作られる該信号は、該身体流体サンプルが該第1センサーと検出用接触をした時、該患者の身体流体の予め決められたパラメーターの指示を提供し、そして
該制御器は該温度情報を取得し、該患者の身体流体の前記予め決められたパラメーターを決定する時該温度情報を使う、よう構成されることを特徴とする該装置。
【請求項82】
該第1センサーが光学的センサーを有することを特徴とする請求項81の該装置。
【請求項83】
該温度センサーがサーミスターを有することを特徴とする請求項81の該装置。
【請求項84】
該制御器が該第1センサーに於ける該身体流体サンプルの該到着の検出に応答して該注入ポンプの該後退方向のその運転を停止するよう構成されることを特徴とする請求項81の該装置。
【請求項85】
該身体流体センサー組立体が更に該抜き取られた身体流体サンプルの温度を調整するよう構成された熱的デバイスを備えることを特徴とする請求項81の該装置。
【請求項86】
該熱的デバイスが熱電デバイスを有することを特徴とする請求項85の該装置。
【請求項87】
該熱電デバイスが抵抗器を有することを特徴とする請求項86の該装置。
【請求項88】
該熱電デバイスがペルチエデバイスを有することを特徴とする請求項86の該装置。
【請求項89】
該熱電デバイスが加熱モード及び冷却モードで運転可能であることを特徴とする請求項86の該装置。
【請求項90】
該熱的デバイスが該温度を該患者の体温に実質的に等しくなるよう調整するよう構成されることを特徴とする請求項85の該装置。
【請求項91】
該熱的デバイスが更に温度制御システムを有することを特徴とする請求項85の該装置。
【請求項92】
該温度制御システムが比例、積分、微分(ピーアイデー)制御システムを有することを特徴とする請求項91の該装置。

【図1】
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【図1A−1B】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6A】
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【図6B】
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【図7A−7B】
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【図7C−7D】
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【図7E−7F】
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【図7G−7H】
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【図7I−7J】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13A−13C】
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【図14A−14B】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22A】
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【図22B】
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【図22C】
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【図23A】
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【図23B】
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【図23C】
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【図23D】
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【図23E】
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【図24A】
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【図24B】
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【図25A】
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【図25B】
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【図25C】
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【図25D】
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【図25E】
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【図25F】
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【図26A】
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【図26B】
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【図27A】
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【図27B】
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【図27C】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33A】
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【図33B】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40A−40B】
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【図40C−40D】
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【図41】
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【図42A−42B】
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【図42C−42D】
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【図43A−43B】
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【図43C−43D】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図50A】
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【図51】
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【図52A】
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【図52B】
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【図52C】
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【図53A】
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【図53B】
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【図54A】
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【図54B】
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【図54C】
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【図54D】
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【公表番号】特表2008−529673(P2008−529673A)
【公表日】平成20年8月7日(2008.8.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−555295(P2007−555295)
【出願日】平成18年2月13日(2006.2.13)
【国際出願番号】PCT/US2006/004928
【国際公開番号】WO2006/088771
【国際公開日】平成18年8月24日(2006.8.24)
【出願人】(502062548)オプテイスカン・バイオメデイカル・コーポレーシヨン (16)
【Fターム(参考)】